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ノー・ストレス


「右手のための小品集」は、かつてないほど無駄なストレスや疲れを感じることのない公演でした。
その要因として、2点が挙げられます。

一つは、"あかいくつ劇場"での上演だったことです。
以前の公演では、小屋入りしたら、まず大掃除!
続いて客席を設営し、照明・音響の故障を直すなどしているうちに、場当たり前からクタクタになっていたものでした。
一方、"あかいくつ劇場"は環境がすべて整っていて、準備にほとんど手間がかからないんです。
せいぜい、受付のテーブルの位置を動かす程度です。
劇場入り後、すぐにリハーサルを行えます。
セット・大道具・小道具をまったく使わないからではありますが、本番までゆとりをもって過ごすことができました。

もう一つの要因は、劇団員の脇坂浩司君が手伝ってくれたことです。
脇坂君は、一流大学の出身で、非常に頭が良いのです。
演劇に明るいわけではありませんが、状況を見ながら真摯に取り組んでくれました。
みなまで言わなくてもすぐに概要を把握してくれるので、本当に楽でした。
何のメリットもないのに、せっかくの休日をつぶして朝から手伝いに来てくれる心意気が嬉しいですよね。

そんなわけで、今回の公演では全精力を上演に注ぐことができ、好評を博すこととなりました。
演劇は、沢山の人の支えがあって、初めて成立する芸術です。
そうした方々への感謝の気持ちを忘れてはいけませんね。

2回見るべきだった...


「2回見るべきだった...」
"右手のための小品集"のソワレをご覧下さった何人かのお客様が、こう呟いていらっしゃいました。
「再演はしないのですか?」
「後で、映像で見ることはできますか?」
そんな声もありました。
もう一度見たいと思って頂けるのは、何より嬉しいことです。
(ちなみに、映像は撮っていません)

公演を手伝ってくれた2人の劇団員は、試演を含め、3回作品を見ています。
そのうち、3回目が一番面白く感じたそうです。
今後も、見るたびに発見のある作品作りを心がけていきたいと思っています。

決断、というか覚悟


第38回公演「右手のための小品集」は、その芸術性で高い評価を頂戴しました。
その一方で「難しくて良く分からなかった」という声もありました。
劇団創設当初のような分かりやすいコントを希望されていたようです。
実際、どなたにでも楽しんで頂ける作品作りをやめてから、動員数が目に見えて落ちています。
しかし、それは仕方のないことです。
主催者の決断、というか覚悟ですよね。
僕は常に自分のできる最大限を求めていきたいので、過去のスタイル戻ることはできないんです。
たとえお客さんが少なくても、先進的な取り組みを続けていきたいと思っています。

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