ぷにぷにパイレーツ

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「三文オペラ」の影響

 昨日、またやってしまいました。

ちょっと時間があると、その衝動が止められません。

「号泣祭り」の稽古もしないで、ついつい、新作脚本を書いてしまったのです。

 

先日、ぷにぷにパイレーツの秋の公演に出演を希望している女性が現れました。

その女性を主役にした作品です。

内容はコントです。

短めで、下らないコントを目指して書き始めました。

しかし、書き始めると止まりません。

みるみる長くなっていき、何とか頑張って、20分強の尺で食い止めました。

放っておいたら、軽く30分を超えてしまったことでしょう。

ナンセンスコントにする筈が、気が付いたら、やっぱりブラックな社会風刺劇になっていました。

しかも、ラストの辺りの文体が、ベルトルト・ブレヒトの作品に何だか似ているのです。

先週金曜日に拝見した、東京演劇集団風の「三文オペラ」の影響がもろに出ているのです。

あまりに素晴らしい上演だったので、様々なシーンやセリフが心に残ってしまったのでしょう。

ラストのセリフを歌にしたら、たちまちブレヒト風作品になってしまいそうです。

厳密には、「三文オペラ」より「マハゴニー市の興亡」に雰囲気は近いかもしれませんが‥。

 

こんなに簡単に影響を被ってしまうのも、如何なものかといます。

しかし、何を見ても影響を受けるわけではありません。

やっぱり僕は、ブレヒト作品が大好きなんですね。

感性が合うのだと思います。

先日の「三文オペラ」を見ていても、素晴らしいセリフの連続に痺れっぱなしですもんね。

自分でも、ブレヒトのような作品を書きたいと、はっきり意識するようになりました。

 

とは言っても、ブレヒトのような壮大な叙事詩劇を書くことは出来ません。

ぷにぷにの規模では、上演不可能ですから。

ブレヒト作品のエッセンスを取り入れた、誰にでも見やすく楽しめる気軽な作品を作っていきたいと思っています。

それこそが、他の劇団には出せない「ぷにぷにパイレーツ」の味だと考えています。

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