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花模様が怖い

 昨日、僕のお気に入りの大型書店に、本のまとめ買いに行きました。

僕は、お酒も飲まないし、ギャンブルも一切やりません。

ほとんど道楽らしいことはしないんですけど、本と芝居にだけはお金を惜しみません。

昨日も、僕の会計の際に後ろに行列が出来るぐらい、沢山買ってしまいました。

本は、見つけた時に買っておかないと、後で探すのは至難の業です。

気になるものは無理しても買うようにしています。

 

昨日の最大の収穫をご紹介しましょう。

ハヤカワ文庫の棚を見ていたら、平積みになっている中に「花模様が怖い」という本を発見しました。

それには「片岡義男コレクションⅠ -謎と銃弾の短編ー」という副題が付いています。

そうです!

僕がずっと探していた、片岡義男さんのハードボイルド作品の短編が再編集されて、文庫本として発行されたのです!

これは実に嬉しい驚きです。

片岡さんの恋愛小説は、今でも比較的入手は簡単です。

しかし、超暴力的で過激なハードボイルド&ヴァイオレンス作品は、近年いくら探しても見つけることが出来ませんでした。

 

僕が中学生の頃、片岡さんの短編集は角川文庫で沢山読むことが出来ました。

勿論僕は、それらを取り付かれたように読みまくり、確か全巻制覇した記憶があります。

そのスタイリッシュでクールな文体に憧れ、普段文章を書くときも、片岡さんの小説を真似したものでした。

今の僕の脚本の文体も、多分に片岡さんの文章の影響が見られると思います。

というより、積極的に影響を受けようと思って頑張っているところです。

 

そんな矢先に「花模様が怖い」を見つけられたのは、ラッキーでしたね。

昨夜、あっという間に300ページ以上読んでしまいました。

本当に素晴らしい短編集です。

池上冬樹さんが選んだ作品集ということで、池上さんの個性も十分反映されていて、かなりユニークなチョイスになっていると思います。

ストーリーの好き嫌いがはっきり出る作品群です。

でも、文章を味わうだけでも価値があると思います。

興味のある方は、この機会に是非お読み下さい。

 

「片岡義男コレクションⅠ」と銘打たれているということは、ⅡやⅢも続々発行されるのでしょうか?

今からすごく楽しみです。

 

 

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