栴檀は双葉より芳し!
この1週間で、2度パントマイムの公演を見に行きました。
どちらも、JIDAIさんの下で、一緒にポーリッシュ・マイムを学んでいる仲間が出演するものでした。
一つ目は、銀座・MAKOTOシアターで開催中の一大イベント、「マイム・モード」のAプログラムです。
ここで、期待の大型新人、ネイロさんが初舞台を踏みました。
”栴檀は双葉より芳し”という言葉がありますが、まさにその通りです。
物凄い迫力とスケール感を感じる舞台でした。
「十戒」「猟心」という2作品を上演されましたが、どちらもパワー漲る圧倒的な演技を見せてくれました。
「十戒」(勿論、モーゼの十戒です)は、僕の発案なので、実現して貰ってとても嬉しかったです。
実際、海が割れて見えましたよ!
ネイロさんは、普段の稽古のときから、棚に荷物を持ち上げる演技を稽古しているのに、まるで巨人が山を築き上げているように見えるぐらいです。
これはもうネイロさんならではの個性と言って良いでしょう。
新人でこれだけの作品が上演出来るんですから、今後が楽しみです。
しばらくは、その肉体と演技の大きさを生かして、神話や聖書の世界を突き進んでいってもらいたいと思います。
二つ目は、先週の木曜日、銀座小劇場に「KADOYA PANTOMIME」を見に行きました。
角谷将視さんが、約2時間に渡って12の作品を一人だけで上演し続けるという物凄いものでした(2時間のソロ・ダンス公演なんて、まずありえないでしょ?)。
コントあり、悲劇あり、ストーリーを見せるものあり、動きを見せるものあり、実にバラエティに富んでいました。
とにかく、圧倒的な量に驚かされます。
2時間動き続けるのも大変ですし、その動きを覚え正確に再現するだけでも驚異的です。
しかも、美しい動きを意識しながら、感情表現も行っていかなくてはなりません。
セリフ劇の2時間とは訳が違います。
練習の行き届いた完成度の高い舞台に、僕は感嘆しました。
2人の舞台を拝見して、僕は大変刺激を受けました。
こんな素晴らしい若者が台頭しているパントマイム界は、今後益々面白くなっていくことでしょう。
特に、JIDAI門下は優秀なアーティストが続々育っていますよ。
僕も、若くはありませんが、彼らに負けないように努力していきたいと思っています。
2009年6月28日 08:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | カテゴリ:パントマイム
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