アングラ劇場
劇団ぷにぷにパイレーツは、これまで7回の公演を行って参りました。
その中で、楽しさで言えば「ぷにぷに!泣いてつかあさい」が、ダントツのナンバーワンですね。
作品を上演する点については、他の公演と変わりはありません。
上演に向けての準備や運営、後片付けなど、沢山のボランティアの方々との交流が、その要因だと思います。
僕の高校時代の同級生を中心にした「広島公演実施本部」メンバーが7名。
アングラ劇場を支える「アングラ劇場実行委員会」メンバーが5名。
それに、東京から3名が加わり、なんと総勢15名もの大所帯で、心を一つにして公演を行いました。
だからこそ、何も無いただのロビー(広めの廊下と言った方が近いかもしれません)を、僅か2時間で劇場に変身させ、終演後1時間で現状復帰させることが出来たのです。
社会的地位も年齢も関係なく、全員が遮二無二演劇公演のために尽力する…。
なんて素晴らしいことでしょう。
みんなが大粒の汗を流しながら、必死で重い物を運んでいる姿を見て、僕は大いなる感動を覚えました。
演劇で本当に大切な事は、これなんですよ!
準備や片付けの時間まで、至福の時を過ごすことが出来ました。
ここで、改めて「アングラ劇場」についてご紹介します。
「演劇に興味がある」「芝居のやり方が分からない」「公演をやりたいがお金がない」「少人数で舞台を作りたい」などなど、演劇をやる気はあるけど、場所や資金、知識がない人たちのために、広島市青少年センターからは場所と機材を、実行委員会スタッフからは知識と経験を提供するというコンセプトの劇場です。
まさに、ぷにぷにパイレーツにピッタリですね。
実行委員会メンバーはボランティアでの参加という形になるのですが、まるで自分の所属劇団の公演であるかのように、必死で頑張ってくれます。
少しでも良いものにしようと、時間の許す限り、ギリギリまで努力を止めようとしません。
ある意味、僕以上に真剣に取り組んでくれました。
僕がぼうっとしていたら、メンバーに何度か怒られてしまいました。
彼らのリーダーシップのお陰で、手早く準備が整い2時間以上場当たりやリハーサルが出来ましたし、片付けもあっという間に終えて楽しい打ち上げに突入出来ました。
アングラ劇場実行委員会の芸術に対する貢献度は、最上級のものだと思います。
広島の演劇の可能性を飛躍的に拡大する原動力になるのは間違いありません。
様々な集団の支援活動を通して、実行委員会のメンバーは多くのことを学んでいるようです。
今回手伝ってくれた若い女優さん達は、「ぷにぷにの公演を通して、大きな刺激を受けました」と喜んでくれていました。
僕の脚本だけではなく、演技法についても深い関心を持ってくれて、色々質問を受けました。
彼らは、客席側からでは見ることの出来ない演劇作品の本質を、裏側から学び取ろうという意欲を持っているのです。
実に素晴らしいですね。
僕も見習わなければなりません。
実は、17時開演の夜の部をお客さんとして見に来てくれた僕の高校の同級生やそのご家族に、後片付けを無理やり手伝わせてしまいました。
でも、くたくたになるまで手伝ってくれた後、「次回は朝から手伝いたい」とまで言ってくれたんです。
演劇のマジックにはまってしまったようですね。
どんな形であれ、演劇を通して人の輪が広がっていくのは、無常の喜びです。
皆さんも是非、お気軽に、ぷにぷにの輪に加わって下さいね!
きっと楽しいと思いますよ。
2009年7月23日 08:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | カテゴリ:演劇
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