ぷにぷにパイレーツ

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蒲田天然黒湯温泉

浴槽.jpg

セリフ暗記の疲れを癒しに、昨日、蒲田天然黒湯温泉に行ってきました。

蒲田駅から徒歩30秒の、”ホテル末広”の中にあります。

看板は何度も目にしていたので、以前から一度入ってみたいと思っていました。

 

ホテルのフロントで入浴料1050円を払うと、大小のタオルと歯ブラシを渡してくれました。

フロントの隣が、男湯です。

中に入ると、意外に小奇麗な浴場でした。

大きな浴槽の中は、その名の通り、真っ黒なお湯で満たされています。

写真では分かりにくいかもしれませんが、本当に黒いんです。

色の濃さは、コーラやアイスコーヒーぐらいです。

入浴すると、体は全く見えなくなります。

お湯そのものは、もう最高です。

匂いはほとんどありません。

非常に軟かいお湯で、いくらでも長湯出来ます。

大田区、目黒区、世田谷区には、黒湯系の温泉がいくつかありますが、大概お湯が鋭くて、長く入っていられないんですよね。

ここは、お湯の質が良いのでしょう。

温泉分析表.jpg

ちゃんと”温泉分析書”が掲示してありましたから、信頼できる温泉です。

サウナとミストサウナも併設され、色々楽しむことが可能です。

 

東京在住の温泉好きの皆さん!

是非一度、蒲田の黒湯を試して見て下さい。

詳しくは、下記のサイトでご確認を!

http://www.suehiro.co.jp/

 

浴場の入り口に、マナー喚起のポスターが貼ってありました。

無理矢理な構図を、皆さんにもお楽しみ頂きます。

着ぐるみ入浴.jpg

最短記録

 

いよいよ、4本目のセリフの暗記に入りました。

僕は、この秋から冬にかけて、「ぷにぷに冬のパン祭り」で3本、「さくパンフェス」で1本、合計4本の作品を上演する予定です。

その最後の作品に突入した訳です。

 

暗記するに当たり、もう一度脚本を見直しました。

これもパントマイムをベースにした作品です。

ですから、動きで理解出来る(筈の)部分のセリフを、思い切ってカットしてみました。

そうしたら、ビックリするほど短縮化でき、原稿用紙10枚以内に収まってしまいました。

我ながら、これは快挙ですよ。

シリアスな作品としては、最短記録です。

 

これまでも、アンコールのコントでは、もっと短い作品を書いてきました。

「第1回ぷにぷに祭り」のアンコール作品は、原稿用紙2枚半程度でした。

しかし、今回は、とても悲しいヒューマン・ドラマを描いたつもりです。

セリフを可能な限り減らして、動きと間で人情の機微を表現してみたいと思ったのです。

とても難しいことですが、日々是挑戦です。

頑張って練習していきたいと考えています。

その前に、早くセリフを覚えないと‥。

光るウチワ

光るウチワ.jpg

昨日、東京ドームに、巨人対広島の22回戦を観戦に行ってきました。

結果はご存知のように、巨人が連勝を10に伸ばしました。

四回、阿部選手の中前適時打で先制し、五回は小笠原選手の31号2ラン、八回は亀井選手の25号ソロで加点しました。

高橋(尚)投手は、球を低めに集めて、7回1失点で9勝目を挙げました。

広島は、好機で決定打を欠き、5連敗となりました。

 

CS進出の可能性がほとんどなくなっているのもかかわらず、レフトスタンドはまさに真っ赤です。

広島ファンが大挙詰めかけ、必死の応援を最後まで繰り広げていました。

盛り上がる場面は小窪選手のタイムリーの時だけでしたが、チャンスでなくても、皆、声を涸らして必死の応援を続けていました。

ファンって、本当に有り難いですね。

 

こんなことは、演劇ではありえませんから。

「見所がないつまらない芝居をやっても、お客さんが必死で笑って盛り上げてくれる」なんてことは、まずありません(一部のアイドル芝居などでは見受けられますが‥)。

会場が爆笑に包まれても、「登場人物の内面の掘り下げ方が甘い」などと批判されたりします。

それと比べても意味がないかもしれませんが、プロ野球選手の皆さんは、ファンが最後まで見放すことなく応援してくれる有り難さを感じて、もっともっと覇気を出して欲しいなと思いました。

負けるのは、仕方ないんです。

勝負ですから、どちらかが負けるのは当然です。

でも、少なくとも、”諦めない”という気持ちを、ファンに分かる形でアピールしてもらいたいですね。

「打率3割が掛かっている」とか、「レギュラーポジションを確保したい」といった個人的なモチベーションがある選手にしか、輝きが見られなかったように思いました。

試合終了後、ちょっと寂しい気持ちになりましたね。

 

昨日の試合は、「ふるさと大信州市」がスポンサーでした。

来場者抽選も行われたんですが、何と、僕は見事当選!

当選確率1000分の6だったのにですよ。

賞品は、「光るウチワ」でした。

ウチワが光る必要性を、感じたことがないんですけど。

「コンサートやライブなどで使えます」と書いてありますが、そんな感じのライブには行きませんからね。

Takasitarさんのライブで、「光るウチワ」を使ってたら、変でしょ?

ウチワの柄の部分に、単4電池3本入れなくてはならないので、重くて扇ぐことが出来ません。

一応、長野県佐久市で作られているようですが、もっと信州をアピールできるものの方が有難かったですね。

本当は、「光るウチワ」より、カープの勝利をプレゼントしてもらった方が遥かに嬉しかったんです。

選手よりウチワの方が輝いているなんて、実に残念です‥。

 

 

ML

 

「さくっとパントマイムフェスティバル」出演者の、MLの招待状が届きました。

招待状と言っても、オンライン上のものです。

”ML”って何の事かと思えば、メーリング・リストなんですって!

そこにメールを送ると、メンバー全員に届くんだそうです。

ITに詳しくない僕としては、MLが何だか、どう対処すれば良いのか、チンプンカンプンです。

詳しい人に聞きながら、とりあえず登録だけしておきました。

すでに、ML上に、ご自分の写真を掲載したり、コメントを記入されている方もいらっしゃいます。

僕も、その辺を、頑張ってやっていかなくてはなりません。

本番が、11月26日、27日ですから、ゆっくりとね‥。

新しい環境に身を置くと、学ぶことが沢山ありますね。

軽いコント

 

「ぷにぷに冬のパン祭り」では、アンコールも含めて、全部で6本の演劇作品を上演する予定です。

気が付けば、そのうちの4本がコントになってしまいました。

「ぷにぷに号泣祭り」の反動かもしれませんね。

 

「初笑い!ぷにぷにコント祭り」でもコントを沢山上演しましたが、その際は禍々しい笑い中心でした。

それに比べると、今回は、もっともっと軽いコントばかりです。

まず、各作品の尺が短い!

各作品、文量が「コント祭り」の作品の約半分という超短編です。

内容も、サラッとした感触の社会風刺を軸にしてみました。

”知的なゲーム”のようなコントに仕上がっていると思います。

ですから、肩の力を抜いて気楽にお楽しみ頂ける筈です。

稽古していると、「我ながら、馬鹿馬鹿しくて可笑しい」と感じ、吹き出してしまうことも、しばしばです。

勿論、社会風刺ネタなので、全てのお客様に全てのギャグを笑って頂けるとは思っていません。

でも、絶対にテレビではご覧になれない、黒い笑いをご堪能頂ければ幸いです。

ファイルが薄い!

 

「ぷにぷに冬のパン祭り」と「さくパンフェス」で僕が上演する作品の脚本を、1つのファイルにまとめています。

全部で4作品あるのですが、そのファイルがとても薄い印象があります。

「ぷにぷに号泣祭り」のファイルの半分程度しかありません。

各作品がいずれも、凄く短いんですよね。

平均すると、原稿用紙15枚強でしょうか。

短いと、覚えるのは楽でいいんです。

でも、こんなに短くてお客様に喜んで頂ける内容に仕上がっているのかどうか、心配になります。

実は、「ぷにぷに冬のパン祭り」には、短い作品に挑戦するというコンセプトもあるんです。

作劇する際、長い作品を書くのはそれほど難しいことではありません。

短い作品は、本当に難しいのです。

一つのセリフ、一つの単語、一つの動きの重要性がとても高い訳です。

ですから、何度も何度も、脚本を書き直しているのです。

作り直し

 

「ぷにぷに冬のパン祭り」の最後に上演する予定の作品の演出を、昨日考えました。

これも、「風船男」同様、動きを中心にした作品です。

実際に動きながら演出を確認していくと、構想とは随分イメージが違ってくるものです。

動きを考えていくと、セリフを変える必要が出てきます。

そこで、脚本に手を入れ始めると、すぐに真っ赤になってしまいました。

一からの作り直しに近い状況です。

極端な話、上手に移動するのか、下手に移動するのかで、セリフを変えなくてはならないように思います。

例えば、右利きの人が上手に移動する時には、強いモチベーションを持たせたくなるのです。

一応、昨夜、第2稿を仕上げました。

しかし、今後動きを付けていくに連れて、またまた直しを入れていかなくてはならないでしょうね。

それが、演劇作品を作る楽しみでもあるんですけど‥。

「風船男」を40%カット

 

昨日、「風船男」の脚本を、思い切ってカットしました。

第2稿は、初稿を半分にしたものです。

今回、その第2稿から約40%カットしました。

ほとんど原型を留めていませんね。

 

さすがに、劇としての味わいや、人間関係の深みは失われました。

その代わり、動きの要素を強調することが出来たように思います。

「さくっとパントマイム・フェスティバル」で上演する作品です。

ドラマよりも、動きの方が大切ですよね。

上演時間も、間違いなく10分以下になりました。

 

ここからは、より動きのことを考えていかなくてはなりません。

出来ることなら、もっとセリフを減らして、動きで伝えていきたいと思っています。

何と言っても、パントマイムのイベントですから、本当は喋るのは邪道なんですよね。

 

「風船男」短縮中

 

「さくパン・フェス」で上演する予定の「風船男」は、スリラーです。

パントマイム作品と呼べるかどうか分からないぐらい、沢山セリフを使います。

一つの作品の中に、セリフを喋るパートと、動きを見せるパートがある感じです。

丁度、広島で上演した「ええじゃあないか」のような感じです。

自分でも、ストーリーは面白いと思っています。

動きも面白く、かつ美しく出来るかどうかが、この作品の成否を決定する筈です。

 

「風船男」の初稿は、上演時間が約30分の大作でした。

改稿するごとに短縮されていき、現在10分強にまで縮まってきました。

しかし、「さくパン・フェス」の出演時間は、10分と決められています。

JIDAIさんに脚本をお見せしたところ、「もっと動きを強調した方がより短縮出来、しかもパントマイムらしい」とのご指摘を頂きました。

そのアドバイスに沿って、今日は、また脚本を直していきたいと思っています。

「さくっとパントマイム・フェスティバル」

 

かねてよりお伝えして参りましたマイム・フェスの概要を、改めてご紹介します。

 

●「さくっとパントマイム・フェスティバル」 Aプロ

日時:2009年11月26日(木)&27日(金) 19:00開演

会場:MAKOTOシアター銀座

    (東京都中央区京橋3-3-2 富士ビル1F)

    http://www.makototheater.com/map.html

出演:石崎一気、シルヴプレ、高橋素子、平川知秀、月出裕司

    (ミニレクチャー シスターひろみ)

料金:前売り 2000円  当日2500円

*ご予約は、このHPの”公演予約”の所からお願いします。

 こちらから、直接ご予約頂いた方には、ビッグな特典をお付けします。

*石崎は公演のトップバッターとして登場し、スリラー作品「風船男」を上演します。

 この作品は、「さくパンフェス」のみの上演を予定しています。

 

皆様からのご予約を、心よりお待ちしています。

30秒のシーン

 

昨日は、長時間に渡って、JIDAIさんのレッスンを受けました。

 

僕は、11月のマイム・フェスで、「風船男」という作品を上演します。

その中の、あるシーンを重点的に教えて頂きました。

それは、僕自身がそれほど重要視していなかったシーンです。

しかし、これほど面白みがあり、かつ難しい場面とは思いませんでした。

些細な動きでも、ちょっとだけ体の使い方を変えると、印象が全く変化するんですね。

一歩歩くだけでも無限の歩き方があり、またその一歩だけで観客の心理を大きく動かすことが出来るのです。

うーむ、奥深い!

しかも、JIDAIさんは、僕が必要とする情報に加えて、動きとして魅力的なものを付け加えて下さったのです。

あのシーンがこんなにやりがいのある場面だったとは、作者の僕も気付きませんでした。

やはり、一流の専門家に付いて、きちんと学ばないとダメですね。

物凄い勉強になりました。

 

昨日練習したのは、わずか30秒程度のシーンです。

それであんなに大変なのですから、10分のマイム作品を仕上げるには相当な覚悟が必要です。

頑張らなくては!

「さくっとパントマイム vol.20」

 

昨夜は、「さくっとパントマイム vol.20」を拝見してきました。

早いもので、このイベントも第20回目を迎えたんですね。

スタッフの皆さんの努力に感謝、感謝です。

 

昨日も3組のアーティストのパントマイムを楽しむことが出来ました。

トップバッターは、ウクレレを弾いたり、歌を歌ったりしながらパントマイムをする、バロンなかざわさん。

2番手は、老人を主役にした語りをベースにパントマイムを行った、たかくわみえさん。

トリは、男女2人の正統派パントマイム・ユニット、no shoes。

いずれも全く違うスタイルでした。

 

僕も、マイム・フェスに出演する際には、セリフを多用するつもりです。

さすがに、今の僕の技術では、純粋なマイムでお客様にご満足頂くのは、難しいと思います。

でも、そんなスタイルでも大丈夫なんですね。

ちょっと安心しました。

 

マイム・フェスで上演する予定の作品のセリフは、何とか頭に入りました。

今度は、演出や動きを考えていかなくてはなりません。

素晴らしい出演者の皆さんの末席を汚すわけですから、頑張って稽古しなくてはなりません。

3本目の暗記に着手

 

この秋、僕は4本の作品のセリフを覚えなくてはなりません。

「ぷにぷに冬のコント祭り」で3本、マイム・フェスで1本上演します。

昨日、そのうちの3本目のセリフ暗記に入りました。

自分が予想していたよりも、随分良いペースです。

既に覚えた2本も、まだスラスラとは出てきませんが、ちょっと間を置けば思い出せる状態になってきました。

かなり快調ですね。

 

今年の夏は、アンコールを含めて、全部で5本の作品のセリフを覚えました。

特に、「ぷにぷに号泣祭り」で上演した3本は、文量も多く、内容もシリアスな重量級でした。

覚えるのに、結構苦労した覚えがあります。

それに比べると、今回は、内容も軽いですし、文量も少ないんですよね。

ですから、暗記が順調に進んでいる印象があるのかもしれません。

 

この冬、僕が上演する作品の多くは、動きを重視したものです。

ですから、早めにセリフを入れてしまって、じっくり動きの稽古に取り組みたいと思っています。

暗記自体は、本当に地味で辛い作業ですが、ここを乗り越えると楽しい演劇の世界が待っているんですよ。

驚異的な短さ

 

またまた新作を書いてしまいました。

アイディアを思いつくと、早く形にしたくて堪らなくなるんですよね。

しかも、パントマイム・フェスで上演する予定の作品と、同じテーマの作品にしてみました。

作品の中核を成すのが、同じ動きなのです。

出来れば、タイトルも同じにしたいぐらいです(実際には、混乱を生むので、変えると思いますが)。

ただし、内容は全く違って、前に書いたのはサスペンス系のお話で、昨日書いたのは悲しいヒューマン・ドラマです。

両方とも、とても短くまとめることが出来ました。

昨日書いた作品なんて、原稿用紙15枚程度なんですよ。

ついつい長くなってしまう僕としては、驚異的な短さです。

 

この2作品のうち、どちらかをフェスで、もう一編を「ぷにぷに冬のパン祭り」で上演するつもりです。

さあ、果たして、どちらがどちらに相応しいのか、悩む所です。

2本目の暗記

 

「ぷにぷに冬のコント祭り」で上演する作品のうち、1本は大体セリフを覚えました。

まだ、すらすら出て来る訳ではありませんが、引っ掛かった所も一拍置けば思い出せるようになりました。

そこで、昨日から、次の作品の暗記を始めました。

1本目とは、文体も口調も全く違う作品です。

その変化が面白いので、ワクワクしながら覚えています。

早く覚え切って、動きの練習に移りたいものです。

断腸の思い

 

「ぷにぷに冬のパン祭り」まで、3ヶ月を切りました。

いよいよ準備が本格化しています。

 

昨日、ある脚本を大幅に直しました。

初稿のおよそ半分にカットしたのです。

20分強の作品を、約10分に縮めた訳です。

この作品は、パントマイム・フェスティバルにも出品します。

その際に制限時間があるため、已む無く縮めることになったのです。

微妙な味わいは失われますが、逆にストーリーが猛スピードで進んでいきますので、演劇を見慣れてない方にはより見やすくなったかもしれません。

 

「ぷにぷに!泣いてつかあさい」で上演した「ええじゃあないか」も、初稿を半分ほどカットして上演しました。

終盤の感動的なパートをほぼ削除して、コントの要素を生かす形にしたのです。

すっかり演出が変わってしまいましたが、結果的にはスピード感が出て良かったように思います。

 

上演する場や、お客様のタイプ等に合わせて、作品を変質させていく作業は、とても重要なのです。

ただ、せっかく書いた脚本をカットするのは、断腸の思いがしますが‥。

「疾走」について

 

「疾走」という作品の演劇的な魅力は、ダイナミックな心理変化だと思っています。

プロ野球の試合の1イニング分の出来事を綴った物語です。

その短い時間における、あるベテラン選手の心理の流れを追った内容です。

今、現実に起こっている事象と、そこから広がっていくイメージが交錯していきます。

その出し入れが、演技上の最大の魅力であり、難しさでもあるのです。

意識が外に向いている時と、内に向いている時を、明確に描き分けなくてはなりません。

しかも、お客様に、まるで野球場にいるような錯覚を起こさせなくては、成功とは言えません。

演技上の課題の多い作品ですが、凄く勉強になると思いますし、上手く決ったら滅茶苦茶格好いい筈です。

本当は僕自身が上演したいぐらいの作品です。

らく太君には、相当頑張って練習して貰いたいと思っています。

「疾走」初稽古

 

昨日、らく太君の出演する「疾走」の初稽古を行いました。

いわゆる"本読み”です。

脚本を声を出して読みながら、セリフの意味や演出意図を伝えていく重要な作業です。

実際に声に出してみると、セリフが躍動して人物が立ち上がってきます。

感情も波打っていきますし、設定した情景も匂いたってくるのです。

やっぱり稽古って良いですね。

2時間なんて、一瞬です。

本当は、稽古が一番楽しいのです。

稽古がしたいから、仕方なく本番をやるぐらいですから。

作品は稽古の場で出来上がる訳ですし、ここでしか人は成長できません。

実際、昨日の稽古だけで、らく太君は飛躍的に良くなりましたよ。

昨日伝えたことを意識してもらえれば、もっともっと良くなる筈です。

かなりドラマチックで感動的な物語(自分ではそう思っています)なので、演技は相当難しい作品です。

是非、らく太君には頑張ってもらいたいですね。

「道化師のコンサート」

 

今日も、この秋お薦めの公演をご紹介します。

汎マイム工房の第67回公演「道化師のコンサート」が9月29日~10月4日まで、氷川台のスタジオP・A・Cで開催されます。

劇団 汎マイム工房は、1979年にあらい汎さんによって設立されたパントマイム、クラウン芸の専門劇団です。

黙劇と呼ばれる独自のパントマイム劇の創作を核に、全国学校、公共施設で上演を重ねています。

まさにパントマイムの名門で、現在ソロで活躍されているアーティストの多くが、この劇団出身です。

 

実は、6月の「ぷにぷに号泣祭り」に、汎マイム工房の石川紫織さんと五十嵐佑介さんが遊びに来て下さいました。

石川紫織さんは、とても可愛らしい小柄な女性です。

一度作品を拝見させて頂きましたが、とても綺麗な世界観を表現されていました。

五十嵐佑介さんの作品を拝見したことは残念ながらありませんが、まさにクラウンにピッタリな雰囲気をお持ちの方だと思いました。

お二人とも、「ぷにぷに号泣祭り」をお楽しみ頂けたようで、終演後、様々な感想を聞かせて頂きました。

そんなご縁もあるので、僕も、是非、足を運ぶつもりです。

 

今回の「道化師のコンサート」は、毎公演出演者が変わる上、劇団外から日替わりゲストも加わります。

10月4日(日)19:00の回には、JIDAIさんも出演され、ソロ・マイムの新作を披露されるようです。

これは必見ですね!

詳しくは、下記のサイトでご確認下さい。

http://www.hanmime.com/index_hanmime.html

http://www.hanmime.com/09doukesiconcertura.html

芸術の秋

 

秋は、演劇公演の盛んな季節です。

知り合いの方から、続々、公演の案内が届きます。

拝見したい舞台がいっぱいです。

その中から、お薦めの公演をご紹介していきましょう。

まずは、この作品です。

 

●黒テント 第68回公演『ショパロヴィッチ巡業劇団』

こうにされた
より貴重なこの悲惨
二時間あまりの一世紀
三坪ほどの無限大

「寄ってらっしゃい、見てらっしゃい」処はウジツェの大広場。ショパロヴィッチの旅一座が今夜の芝居の客寄せしてる。だけど町人、総スカン。だって時世は第二次世界大戦中のセルビアだもの。連行処刑は常日頃、ウジツェの町じゅう黒い旗。「殺人なんて、芝居じゃなくても毎日見てらぁ」これじゃあ、おマンマ食いあげだ。どうする?どうなる?ショパロヴィッチ巡業劇団!

リュボミル・シモビッチ作、プロスペール・ディス演出のこの作品は、10月8日~18日まで、theatre IWATOで上演されます。

石崎家が大変お世話になっている役者さん達が出演されます。

本邦初上演となる、セルビア発の、戦火の下の旅一座の物語、是非ご覧下さい。

詳細は、こちらのサイトでご確認下さい。

http://www.ne.jp/asahi/kurotent/tokyo/09shopalovic/

11月26日、27日

 

先日お知らせした、パントマイム・イベントへの出演日が決りました。

11月26日(木)、27日(金)の夜です。

劇場は銀座になります。

詳細は、諸々決り次第、改めて発表させて頂きます。

僕にとっては、他流試合になりますから、頑張って準備しなくては!

時間は、2ヶ月半しか残されていませんから‥。

社会風刺過ぎる!

 

昨日、セリフの稽古をしていた時のことです。

劇団のMさんが、そのセリフを聞いて、こう言いました。

「社会風刺過ぎる!」

 

どういうことなのか、Mさんに良く聞いてみました。

「劇の枠組みはナンセンス・コントなのに、オチに向って風刺の要素が強まっていき、最終的に風刺のことしか印象に残らない」と言うのです。

確かに、その通り!

自分でも、ブレヒト作品の影響を受けすぎだと思っているぐらいです。

でも、実際に上演するときにはダンスが付きますから、もっとナンセンスが強調される筈です。

ナンセンスと風刺のバランスが上手く取れるように、頑張ります。

稽古が日常

 

セリフを覚え始めてから、もうすぐ1週間。

すこぶる精神状態が良いですね。

暗記すること自体はとても大変です。

なかなか覚えられなくて、辛い思いをすることもしばしばです。

しかし、前に向って進んでいく感じが、実に素晴らしいのです。

稽古をするのが僕の日常で、稽古をしていないと何か忘れ物をしているような気がします。

記憶力UP

 

先週の水曜日から覚え始めた脚本を、あらかた覚えることが出来ました。

原稿用紙30枚強もあるのですが、意外にもスイスイ頭に入っていきました。

まだ、思い出すのにちょっと考えないといけませんが、極めて順調なペースだと思います。

 

年齢と共に、記憶力は減退すると良く言いますよね。

しかし、僕の場合、年々セリフ覚えが良くなっているように思います。

暗記のコツを掴んできているんでしょうね。

自分でもビックリするぐらいです。

何でも継続していると、能力は向上するんですね。

 

「ぷにぷに冬のパン祭り」で、僕は3本の作品に出演する予定です。

あと2本も、早く覚えてしまいたいと思っています。

衣装購入

 

「ぷにぷに冬のパン祭り」で使用する衣装を、昨日、買ってきました。

どんな衣装かは、公演時のお楽しみを奪ってしまうので、ここでは公表いたしません。

恐らく、公演後、2度と着ることのないものです。

ですから、持っている人がいたら、お借りしようと思っていました。

何人かの知人に聞いてみましたが、生憎、誰も所持していませんでした。

そこで、昨日、渋谷の某専門ショップに見にいきました。

そうしたら、思っていたより安く入手することが出来ました。

頻繁にモデルチェンジするものなので、去年のバージョンなどは捨て値になってしまうんですね。

安さに惹かれて、ついつい買ってしまいました。

 

いくら安いとはいえ、ぷにぷにパイレーツの公演用に衣装を買うなんて珍しいことです。

基本的に、市井のごく普通の人を主人公にすることが多い劇団ですから、特別に衣装を用意することはあまりないんですよね。

しかし、「ぷにぷに冬のパン祭り」では、出演者全員が、何かしら特殊な衣装を用意しなくてはなりません。

それもすべて、コント中心の公演にしたからですね。

コントは、意外にお金が掛かるのです。

とは言っても、数千円のレベルだと思いますが‥。

「コント祭り」の時も、幽霊の格好や、HIP-HOP風の服装などを準備してもらいました。

 

さあ、先行投資した以上、絶対に笑いを取らなくてはなりません。

頑張って稽古しなくては!

僕の代わりに‥

 

もう十数本脚本のストックがあるのに、まだまだ新作のアイディアばかり考えています。

そろそろ次回公演に向けて本格始動しなくてはならないのに、いつ上演出来るか分からない作品のことだけを意識しています。

今は、書くことが面白くてしょうがないという状況です。

もし出演を希望する俳優さんが沢山いるならば、僕は脚本と演出に専念したいのです。

出演するより、作品を作り上げていく方が、僕にとっては遥かに面白いんですよね。

出演するとなると、セリフや動きを覚えたり、その稽古をするのに時間を割かれ、執筆の時間が取れなくなってしまいます。

どなたか、僕の代わりに上演して下さると、有り難いのですが‥。

 

とにかく、今は脚本を書く脳が活性化されていて、ストーリーを紡ぐことばかりに気持ちが向っています。

そろそろ意識を変えて、役者脳にならなくてはいけません。

本番まで、あと3ヶ月少々しかないのですから!

サッカー・コント

 

ううう‥。

結局、昨日もまた、新作脚本を1本書いてしまいました。

セリフを暗記しようとすると、沸々と面白いことが頭に浮かんできてしまい、どうしても我慢できなくなったのです。

 

昨日書いたのは、純然たるコントです。

何のメッセージ性も主義主張もありません。

社会風刺ですらないのです(ちょっとだけ、その気配は漂っていますが)。

ですから、とても短くまとめることが出来ました。

上演時間5分ぐらいだと思います。

「さらば!市民球場」や「ええじゃあないか」よりも、更に短い作品です。

これだけ短い作品が書けたのは、自分としては、まさに快挙です。

いつも、ついつい長くなってしまいがちなので‥。

 

内容は、サッカー・コントです。

サッカーに詳しい方なら、より一層楽しめる筈です。

逆に詳しくない方のために、ぷにぷにパイレーツとしては珍しく、小道具を必要とします。

本当に軽い内容なので、公演の最初にやると、お客様もリラックス出来て、良さそうですね。

多分、次回公演で上演することになると思います。

 

これで、「ぷにぷに冬のパン祭り」で上演するコントが3本になりました。

アンコールも含めると、6本中4本がコントです。

「ぷにぷに号泣祭り」と違って、本当に気軽な公演になりそうです。

今年1月の「初笑い!ぷにぷにコント祭り」よりも、もっともっと笑い中心の公演になるかもしれません。

皆様、是非是非、お気軽にご来場下さいね。

暗記開始

 

9月に入り、「ぷにぷに冬のパン祭り」で上演する作品のセリフを覚え始めました。

暗記の初期の段階は、全然頭に入らないので、自分が嫌いになります。

覚えられないから、つい現実逃避して、他のことがやりたくなります。

昨日も、暗記を止めて、他のストーリーを考え始めてしまい、新たな作品の概要が出来上がってしまいました。

こんなことでは、いけないのですが‥。

暗記に取り組んでいる時期が、最も新作を思い付く時なのかもしれません。

今日こそ、逃避せずに、覚えるぞ!

40分の小品

 

11月のイベント用の脚本を、昨日、書いてみました。

出演時間が10分程度と聞いているので、筋立ての単純な、ごく短い小品を考えました。

プロットを作り、初稿を書いてみると、上演時間約40分の大作になってしまいました。

そこで、必要ないシーンをすべて削り、必要なシーンも少しカットしてみたところ、約20分の中篇になりました。

イベントで上演するには、その半分にしなければなりません。

しかし、これ以上削除すると、この作品の面白さや味わいが失われてしまいます。

残念ながら、この作品は、11月のイベントでは上演出来ない可能性が高そうです。

かなりストーリーは面白いと思うし、オチも効いているので、別の機会に上演します。

サスペンス作品は、どうしても尺が長くなってしまいますね。

感動系の作品も、それほど短くは出来ません。

小品となると、やはりコントやコメディが作りやすいですね。

しかし、イベントの他の参加者の多くもコントを用意してくるでしょうから、今回、笑いは避けたいと思っています。

また新たなストーリーを考えます。

短い作品は、本当に難しいです。

無観客公演

厚生労働省は、新型の豚インフルエンザの今後の患者数の推計を初めて公表しました。

国民の2割が発症すると想定し、その場合、約38万人が入院し、約3万8千人が重症になり、ピーク時には1日に約76万人が発症する見込みです。

現在は流行が拡大し始める初期段階にあるとみられています。

海外の流行状況などを踏まえ、季節性インフルの2倍程度に当たる国民の2割(約2500万人)が発症するものとしています。

ピークの時期は具体的に示していませんが、国立感染症研究所の推計にあてはめると、9月下旬から10月にかけてピークを迎えるとみられます。

 

昨日、「ぷにぷに冬のコント祭り」出演者全員の確認が取れ、公演日が確定いたしました。

まだ正式には公表出来ませんが、12月中旬の日曜日の2回公演です。

その頃、新型インフルエンザが大流行していたら困りますね。

先週、すでに、新型インフルエンザ対策として、国内のある合唱コンクールが無観客で開催されたそうです。

「ぷにぷに冬のパン祭り」を無観客でやると、ただのゲネプロになってしまいます。

そんな事態にならないことを、切に祈ります。

広島公演実施本部にも医療従事者がいますが、是非とも頑張ってもらいたいですね。