「疾走」について
「疾走」という作品の演劇的な魅力は、ダイナミックな心理変化だと思っています。
プロ野球の試合の1イニング分の出来事を綴った物語です。
その短い時間における、あるベテラン選手の心理の流れを追った内容です。
今、現実に起こっている事象と、そこから広がっていくイメージが交錯していきます。
その出し入れが、演技上の最大の魅力であり、難しさでもあるのです。
意識が外に向いている時と、内に向いている時を、明確に描き分けなくてはなりません。
しかも、お客様に、まるで野球場にいるような錯覚を起こさせなくては、成功とは言えません。
演技上の課題の多い作品ですが、凄く勉強になると思いますし、上手く決ったら滅茶苦茶格好いい筈です。
本当は僕自身が上演したいぐらいの作品です。
らく太君には、相当頑張って練習して貰いたいと思っています。
2009年9月14日 08:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | カテゴリ:演劇
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