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稽古大好き!

 

日曜日、月曜日と、2日続けて稽古を行いましたが、人に演出を施すのは本当に難しいですね。

イメージを正確に伝え、理解させ、それを実演して貰うのは至難の業です。

 

僕は、出来るだけ、役者さんが自分で考えて、自分で演技プランを決定する形に持っていきたいと思っています。

そのために、場面の状況や、登場人物の心理、観客の目線などなど、注意のポイントを話していく訳です。

しかし、内容が深まっていくと、どんどん抽象的な指摘に変質していきます。

なるべく分かりやすく話しているつもりですが、ある地点まで行くと、難解な世界に突入してしまうのです。

「お客さんを、惹き付けて、惹き付けて、惹き付けて、解き放つ!」

「見て!見て!見て!見て!見て見て見て見て見てーーーーー!というリズムで動いて!」

「時間の進み方を、自由にコントロールして!遅くなるーー、ここで速くなる!」

「その瞬間、ボールが鉛製に変わる!」

などなど、自分で口にしていながら、「きっと混乱してるんだろうな」と思うことがしばしばです。

でも、演劇的世界は実世界とは違うわけで、現実には起こりえないことをやった方がリアルに見えたりするものなのです。

その辺の感覚を理解して貰うには、ある程度の経験が必要なのだと思います。

 

結局、言葉の説明だけでは納得して貰えないので、僕が実演して見せることになってしまいます。

それだと僕のコピーになってしまうのでなるべく避けたいのですが、限られた時間での稽古なので仕方ありません。

(実際、何人かの方から、「”ファイト・ザ・パワー”の二人の演技が、僕のコピーに見えた」というご意見を賜りました)

実演と言葉を上手く組み合わせながら、役者の皆さんにイメージを掴んで貰いたいと思っています。

1回の稽古で飛躍的に良くなっていくので、稽古を行う度に僕は感動を覚えます。

稽古大好き!

 

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