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2つのラストシーン

 

昨日は、最高に楽しい一日でした。

長時間、JIDAIさんのレッスンを受けたのです。

かなりハードな内容で、何度も足の裏が攣ってしまいました。

しかし、有意義なことを沢山学べたので、大満足です。

パントマイムですけど、普通の演技にも役立つことばかりです。

教わった動きから、劇の発想を得ることも少なくありません。

 

特に、昨日は、「風船男」の演出や演技の相談もさせて頂きました。

クラスの皆とも話をしながら、細かい動きを決めていきました。

ラストシーンでどう動くかを考えていると、2通りのアイディアが出てきて、どちらにするか議論になりました。

僕は、ダークなハードボイルド作品をイメージして書いたので、ストイックでシリアスな結末を想定していました。

しかし、JIDAIさんをはじめ、若きパントマイマーたちは、もっとアートでファンタジックでシュールなラストの方がいいと主張されるのです。

僕はどちらにするか迷いましたが、パントマイムのフェスティバルでの上演ということから、後者を選択することにしました。

まさに、パントマイムならではの感覚だからです。

僕の、いわゆる写実的な演劇の発想法の中にはありえない演技だったので、一度挑戦してみたいと思いました。

 

試しに、早速その演出をやってみましたが、見ていた人みんなが大喜びしてくれました。

お陰様で、お褒めの言葉も沢山頂きました。

まさに、衝撃の結末で、物凄いインパクトを残すのは間違いありません。

neiroさんは、「海外でも通用する内容だ」と絶賛して下さいました。

JIDAIさんまで、「いいなあ、いいなあ」と連発されていました。

やっぱり、自分一人で考えているより、色んな人の意見を聞いた方がいいですね。

様々な選択肢の中から選ぶ方が、絶対に面白くなりますからね。

ご相談して、本当に良かったと思います。

 

実は、この2つのラストシーンのプランですが、セリフは全く同じなんです。

最後のセリフを言った後の動きが異なるだけなんですよ。

なのに、ストーリーそのものが全然変わってしまうんです。

作品の性質、目的など、全てが変質してしまうのです。

(具体的なことは、2つを比べてご覧頂かないと理解出来ないと思います)

パントマイムって凄いですね。

 

ただ、僕の当初の演出プランも捨てがたいんですよね。

「さくパンフェス」とは別の機会に、そちらも上演してみたいと思います。

 

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