ぷにぷにパイレーツ

ブログ

2009年 ぷにぷに十大ニュース

 

今日は、大晦日!

2009年も残すところ、あと1日となりました。

そこで、劇団ぷにぷにパイレーツの今年の十大ニュースを発表いたします。

 

第10位:ホームページをリニューアル

3月から、HPを新しくしました。

綺麗で可愛い上に、使い勝手が良くて、助かっています。

でも、まだまだ使い切れていません。

来年は、もっともっと写真や動画等を有効活用していきたいと思っています。

その為に、まずは、動画編集の方法をマスターしなくては‥。

 

第9位:劇団の知名度が向上

色々な場面で、知らない方から、「ぷにぷにパイレーツの石崎さんですよね」と話し掛けられるようになりました。

劇団名を知っている方の数も、間違いなく増加しています。

演劇イベントへの出演や、ラジオ・雑誌等への取材の依頼も、少なくありませんでした。

ただ、それが、実際の動員数に結びついていないのは、どうしてなんでしょうか?

やはり、二枚目俳優がいないせいなのか?

はたまた、僕の脚本が馬鹿馬鹿し過ぎるせいなのか?

 

第8位:ミラン・スラデクさんと対面

東京演劇集団風の計らいで、世界的なアーティストにお会いするチャンスを頂きました。

チェコスロバキア出身で、現在ドイツを拠点に活動しているマイム・アーティスト、ミラン・スラデクさんです。

ミランさんは、スロバキアで文化勲章を、ドイツで十字勲章を受けた、ヨーロッパを代表する舞台芸術家です。

偉大なミランさんから、演技や演出等についての貴重なお話を、直接お聞きすることが出来ました。

お話を伺って以降、僕の演技・演出の指針が大きく変わったことは間違いありません。

中でも印象に残ったのは、次の言葉です。

「セリフはスープに浮かぶ油のようなものだ!」

この言葉の真意に知りたい方は、こちらの文章を参考にして下さい。

http://www.announcehouse.co.jp/essay/090701.html#bn090701_03

 

第7位:新機軸始動

来年の本公演に向けて、新しいユニットでの取り組みが早くも始まっています。

かつての劇団仲間が集まって、これまでとは全く違うテイストの作品に挑戦するつもりです。

日本では、どの劇団もやっていない画期的な公演になることは間違いありません。

僕が、本来、やりたいと思ってきたことが、ついに実現出来そうです。

そのための脚本も書き溜めてありますが、もっともっと書いていきたいと思っています。

今から、ワクワクしています。

 

第6位:「さくっとパントマイムフェスティバル2009」出演

先月、沢山のパントマイム・アーティストに混じって、「さくパン・フェス」に出演させて頂きました。

ぷにぷにパイレーツとは違った環境で上演するのは、とても勉強になりました。

また、普段交流することのないアーティストの皆さんから、刺激も沢山頂きました。

来年も機会があれば、こういった他流試合を、色々経験していきたいと思っています。

 

第5位:品川区立図書館主催の朗読会に出演

3月21日、品川区立図書館・春の図書館フェア「親子で楽しむ動物のものがたり」に出演させて頂きました。

ご存知、Takasitarさんのシタール演奏に乗せて「注文の多い料理店」を朗読しました。

まだ小学校にも行っていない小さなお子さんばかりの会場でしたが、皆、固唾を飲んで聞き入っていました。

僕は、それまで朗読という表現形態に疑問を持っていました。

しかし、このイベントをきっかけに、朗読の可能性を再認識出来ました。

来年も3月20日に、品川区立図書館主催の朗読会が、より一層スケールアップして開催されます。

また、ぷにぷにパイレーツの独自企画としても、朗読会を考えてみようかと思っています。

 

第4位:「初笑い!ぷにぷにコント祭り」開催

今年、劇団ぷにぷにパイレーツは、全部で5回公演を行っています。

その中で、自主企画公演は4回となります。

いずれも真剣に取り組んだもので、甲乙はつけにくいのです。

ただ、1月11日開催であるため最も遠い記憶であること、また僕の出演場面が少なかったことから、「コント祭り」が第4位となりました。

「コント祭り」は、総出演者が7名で、過去最大規模です。

観客動員数でも史上最大となっています。

悪意に満ちた黒いコントばかり上演しました。

ぷにぷにパイレーツが最も得意なのは、やはりブラック・ユーモアなので、この路線は今後も伸ばしていくつもりです。

 

第3位:「ぷにぷに号泣祭り」開催

やはり、時系列の関係で、これが3位になりました。

僕自身は、最も印象深い公演となっていますね。

僕の大好きなアーティスト、ロウミンさんにご出演頂いたのも嬉しかったです。

今後の方向性を決めるきっかけになった、転機の公演となりそうです。

 

第2位:「ぷにぷに冬のパン祭り」開催

まだ、半月しか経過していないので、印象が強烈に残っています。

分かりやすい内容の作品を、見やすいサイズにまとめて、テンポ良くお送りしました。

お客様本位の公演を目指したわけです。

実際に、ご来場頂いた皆さんに、喜んで頂けたようです。

公演を重ねる毎に、色んなことが分かってきます。

演劇を向上させるためには、とにかく量が大切です。

今年、2ヶ月に1回公演を行うペースでしたが、それも無駄ではなかったように思います。

来年も、いっぱい公演をやりますよ!

 

第1位:「ぷにぷに!泣いてつかあさい」開催

今年も、海の日に、広島公演が実現出来ました。

やはり、ふるさとに遠征しての公演は、格別ですね。

小学校や中学・高校時代からの旧友に手伝ってもらって、公演を実現するなんて最高です。

また、地元の演劇人との交流も、有意義なものでした。

仲間の協力を得て、ロウミンさんを講師に、パントマイム・ワークショップが実現できたのも嬉しかったですね。

確かに大変ではありますが、来年も是非、広島公演を実現させたいと考えています。

 

以上、簡単に、劇団ぷにぷにパイレーツの2009年を振り返ってみました。

ご来場頂いた皆様、今年も本当にお世話になりました。

また、出演者やスタッフとして協力してくれた皆さん、誠にありがとうございます。

お陰様で、充実した1年を送ることが出来ました。

ひとえに、感謝、感謝です!

2010年もスピードを落とすことなく、今年以上に頑張っていくつもりです。

今年以上のご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 

あらためまして、皆様、本当にありがとうございました!

それでは、良いお年を!

「ぷにぷに冬のパン祭り」公演写真をアップしました!

R0010561.JPG代表.jpg 

「ぷにぷに冬のパン祭り」の公演写真を、大量にアップしました。

このHPの”公演案内”から、”ぷにぷに冬のパン祭り”の所を選んで頂ければ、ご覧になれます。

各作品、結構な枚数を掲載していますので、公演をご覧頂いた方なら、ストーリーを追うことも出来ると思います。

ご来場頂けなかった方も、写真から、公演の雰囲気を味わえるはずです。

是非、ご覧下さい。

 

写真で見ると、どれも素晴らしい作品のように思えますね。

大道具等を使わない一人芝居の地味さを、まったく感じません。

それどころか、どのシーンも、とてもカッコよく見えるんです。

今回、掲載していない写真が、まだ600枚以上あるんですけど、それらも皆素晴らしいんですよ。

特に、「フラメンコ店長」は、写真を見ているだけで笑ってしまいますね。

写真を見ながら、稽古や公演の様子も思い出して、ニンマリしているところです。

 

企画会議②

 

一昨日の企画会議には、ある特技を持ったアーティストも参加しました。

(詳しいことを、まだご紹介出来ないのが、もどかしいですね)

そのアーティストは、早くもイメージを膨らませつつあるようです。

初期の段階の脚本を2本、事前にお渡ししておきました。

その作品に自分の特技をどう生かすか、一昨日の時点で、具体的なプランを幾つか用意してありました。

そして、実際にそのパフォーマンスを行ってくれました。

いやー、良かったですねえ。

実に、素晴らしい!

そのパフォーマンスだけのためにご来場頂いても、十分価値があるものです。

僕は感動のあまり、目頭がジーンと熱くなってしまいました。

このパフォーマンスに負けないぐらいの、立派な脚本を仕上げなくてはなりませんね。

コラボレーションした際、お互いを上手く生かせる作品を考えていきたいと思っています。

次回公演は、劇団史上最高のレベルになることを確信しています。

ちょっとアートなムードの公演になりそうですよ。

次回本公演企画会議

 

昨日、次回東京本公演に向けての初会合が行われました。

メンバーは、かつて僕が所属していた劇団の同期4人です。

昔懐かしい仲間が集まって、それぞれの特技を持ち寄り、公演を実現させようというものです。

 

昨日は、まさにブレインストーミングを行いました。

みんなが自由に意見をぶつけ合い、議論伯仲でした。

全員、真剣にアイディアを出し合い、かなり話が前に進みました。

 

昨日の時点で、公演コンセプト、公演タイトル(サブ・タイトルも含む)は確定しました。

具体的に、すでに僕が初稿を書き終えている2つの作品の上演も決定しました。

今後の作業スケジュールも、見えてきました。

かなり、気分が盛り上がってきましたよ。

今から稽古が楽しみでなりません。

 

その前に、脚本をきっちり仕上げなくては!

新作脚本3本

 

「ぷにぷに冬のパン祭り」から、今日で丁度2週間!

まだまだ余韻覚めやらぬ状況ですが、既に僕は、次の公演に向けて動き出しています。

 

この1週間で、新作脚本を3本書きました。

どれもボリュームたっぷりの中篇です。

いずれも、原稿用紙50枚程度で、上演時間にすると30分ぐらいでしょうか。

内容的にも、軽いコントなどではなく、人間存在の本質を問うような重たいものにしたつもりです。

この3作を全て上演出来るわけではありません。

ただ、書きたくて堪らないので、ついつい書いてしまったという感じです。

「ぷにぷに冬のパン祭り」が、上演時間10分以下の軽いナンセンス・コント中心の公演でした。

その反動が出ているのかもしれませんね。

 

一つの公演を、同じ趣向、同じ重さの作品で構成するわけにはいきません。

様々なバリエーションを設けなくてはなりません。

今は、ミディアムな重さの作品の構想を練っているところです。

公演の企画を考えている時は、まだ無限の選択の可能性があるのです。

どんな公演にしていくべきなのか、今日もじっくり考えていきたいと思っています。

実は、今日、企画会議を行うんですよ。

動画に、「ぷにぷに冬のパン祭り」感謝編が加わりました!

 

「次の公演はいつなんですか?」

「ぷにぷに冬のパン祭り」にご来場頂いた沢山の皆さんから、こんな質問をされます。

まだ、何も決っていないので、「来年の前半には!」とお答えしています。

すると、何人かのお客様は、「3月ぐらいにはやってよ。次、早く見たいんだよね!」とおっしゃって下さいます。

僕が、「3月に朗読会があるので、4月以降になります」と答えると、「そんなに待てないよ!」と言って下さる常連の方もいらっしゃいました。

中には、「毎月やって欲しいんだよね」という方も!

それだけ楽しみにして貰えるのは、本当に有り難いことです。

その期待を裏切らないように、頑張っていきたいと思っています。

今、一所懸命、次回公演のプランを練っていますよ。

 

さて、このHPの”公演動画”に、新作動画が加わりました。

「ぷにぷに冬のパン祭り」感謝編と題されたものです。

お馴染み、梅木松太郎さんから、「パン祭り」にご来場頂いた皆様向けのお礼の言葉が届きました。

お時間のある時に、是非、ご覧下さい。

長編作品?

 

「ぷにぷに冬のパン祭り」から、もうすぐ2週間。

少し時間をおくと、終演直後とは一味違った感想をお聞きすることが出来るんですよね。

昨日も、何人かのお客様にお話をお伺いしました。

 

今回は、かつてないほど評判が良いみたいです。

どなたにでも分かりやすい内容に絞り、難解な要素は一切排除したこと。

作品の尺を短めにし、テンポを上げたこと。

出演者の数を増やし、変化をつけたこと。

この辺りが、評判の良い理由でしょうか。

 

その一方で、こんな声も届いてきました。

「一度、長編作品を見てみたい!」

「大勢が同時に出演する作品をやって欲しい!」

そのお気持ち、実に有り難いです。

 

しかし、そのご要望を実現するのは、本当に難しいですね。

出演希望者がなかなか現れませんので、劇団員の数が一向に増えません。

ですから、大勢物の作品は、物理的に上演出来ないんです。

また、現在の出演者は本業が忙しく、全員揃って稽古する機会を設けるのが、非常に困難です。

これでは、たとえ人数が揃っても、作品のクオリティが保証出来ません。

それに、僕が長い一人芝居をやってもいいんですけど、きっと退屈だと思うんですよね。

ですから、新しい劇団員が増えない限り、当分、今のスタイルを続けていくつもりです。

 

勿論、次回公演に向けて、既に新機軸を考えていますよ。

シタール、ベリーダンス、パントマイム、フラメンコに続き、また新たなコラボレーションを模索している最中です。

実は、今週末に、早くも、そのための会合を持つことにしています。

これまでと全く違った”ぷにぷにパイレーツ”をお見せしようと思っています。

ご期待下さい!

「ぷにぷに冬のパン祭り」公演コンセプト

 

メリー・クリスマス!

これは、今日言うべき言葉なのでしょうか?

それとも、明日?

遅ればせながら、クリスマス・イヴの今日は、「ぷにぷに冬のパン祭り」の公演コンセプトを改めてご紹介します。

 

*公演コンセプト

日本最大のお祭りと言えば、それは間違いなく「春のパン祭り」です。

毎年春になると、全国の奥様方が、白い皿欲しさに、こぞって特定メーカーのパンを購入し、パッケージに貼付されたシールを集めることに血道をあげ始めます。

中には、恥も外聞もかなぐり捨てて、他人が捨てた菓子パンの袋まで物色して、シールの確保に努める人まで出現する始末です。

こんな壮絶なお祭りが他にあるでしょうか?

参加者の熱狂振りに加え、総参加人数、参加地域の広がり、経済効果、どれを取って見ても「春のパン祭り」こそ、“祭りの王様”と呼ばざるをえません。

これまで様々な祭りを開催してきた劇団ぷにぷにパイレーツも、そんな日本一のお祭り「パン祭り」にあやかるべく、今回の公演タイトルを「ぷにぷに冬のパン祭り」とし、二大特典をお付けしました。

特典①

2007年にスタートした「劇団ぷにぷにパイレーツ」は、今年で3年目を迎えました。

これまでに様々なタイプのプレゼントを実施してきましたが、昨年の「コーヒー・メーカー・セット」などは大変ご好評をいただき、一昨年を大幅に上回るお客様にご来場を頂きました。

また、アンケート調査の結果、「ぷにぷにパイレーツの芝居を見ると、白いお皿が欲しくなる」、「一人芝居は、なぜか小皿を連想させる」「小皿なら何枚あってもよい」「小皿をくれないなら、来場したくない」等、貴重なご意見を多数いただいたことから、今回は「白いおしゃれ小皿」を採用しました。

この「白いおしゃれ小皿」は、サラダやフルーツ&ヨーグルトなどいろいろ使えて便利なうえに、重ねてコンパクトに収納することができます。

「第1回ぷにぷに祭り」「ぷにぷに夏の男祭り」「初笑い!ぷにぷにコント祭り」「ぷにぷに号泣祭り」「ぷにぷに冬のパン祭り」の5回の東京本公演にすべてご来場いただいたお客様に、日頃のご愛顧に感謝を込めまして、白いおしゃれ小皿を1枚プレゼントいたしました。

特典②

「ぷにぷに冬のパン祭り」では、お手軽なナンセンス・コント脚本を配布しました。

「奇跡の人」と題されたこのリーフレットには、ぷにぷにお馴染みのアンコール用に書かれた、ブラックなナンセンス・コントの脚本を掲載しています。

カツラギャクなどを取り入れ、創意工夫を凝らして自由に演出して、お楽しみ頂ければ幸いです。

「菓子パン万歳」作品解説

 

●「菓子パン万歳」

アンコールで上演した3人コントです。

いつものように、お客様にアンケートのご記入をお願いする内容になっています。

 

公演タイトルが「ぷにぷに冬のパン祭り」ですから、せめてアンコールぐらい、パンを扱った作品を書こうと思いました。

今回の男性の出演者が勢揃いする、賑やかなコントを目指しました。

 

忙しいメンバーばかりなので、事前に、3人揃って稽古する機会はありません。

ですから、セリフを言う順番を間違えないように、古田→らく太→石崎の順で固定しておきました。

また、セリフの量も、完全に等分してあります。

複雑な動きも一切ありません。

そんな工夫もあってか、ぶっつけ本番でも、無事上演することが出来ました。

 

当然のことながら、完成度は求められないのですが、非常に良く受けましたね。

(それにしても、○○君、セリフ忘れすぎ!××君、セリフ間違えすぎ!)

笑いの量だけなら、今公演で一番かもしれません。

毎回、「アンコールが一番面白かった!」というご意見を、多くの方から承ります。

 

「菓子パン万歳」を上演した成果もあってか、ほぼ全員のお客様に、アンケートにお答え頂きました。

ご協力、誠にありがとうございます。

今後の公演活動の参考にさせて頂きます。

 

アンコールでは、この他、岩丸綾子さんのフラメンコ・ダンスも披露されました。

衣装もオレンジに変えて、明るい曲調に乗せて、華麗な舞踊を見せてくれました。

素敵でしたね。

今回初めて、生でフラメンコをご覧になった方も、沢山いらっしゃったようです。

フラメンコの魅力を、ご堪能頂けたのではないでしょうか。

 

また、アンコール中、記念品の贈呈式も行いました。

「冬のパン祭り」ですから、白いお皿を差し上げない訳にはいきません。

東京で開催した5回の”ぷにぷにパイレーツ”の本公演すべてにご来場頂いた3名様に、進呈いたしました。

全公演にお越し頂いているなんて、本当に有り難いお客様です。

劇団員一同の感謝感動の涙を模った、涙型のお皿です。

食卓で使って頂ければ幸いです。

皆さん!根気強く”ぷにぷにパイレーツ”の公演に通っていると、ひょっとすると、いいことがあるかもしれませんよ!

「風船」作品解説

 

●「風船」

「風船男」と同じく、”風船”のパントマイムを中心に構成した一人芝居です。

公演本編の最後に上演しました。

 

「風船男」は、悪の世界を舞台に、風船の膨らむ性質を軸に作った作品です。

それと重ならないように、「風船」では、人間の優しさと悲しさを、風船の飛ぶ性質に象徴させて見せるというものにしてみました。

本来、1つの公演の中に、2つも同じマイム・テクニックの作品を並べるのは、無謀なことなんです。

でも、そういうタブーに挑戦していくのが、僕は大好きなんですよね。

幸いなことに、「風船ばかりやって、しつこい」と思われたお客様は、いらっしゃらなかったようです。

 

毎週末、遊園地にやってきて、子どもたちに無料で風船を配るおじさん。

彼が、風船に託した悲しい思いとは‥?

約10分の、シンプルな小品です。

 

この作品は、本当に難しかったですね。

僕がこれまで経験してきた中で、ずば抜けて難しいと思いました。

ちゃんと風船を見せなくてはいけませんし、かと言ってマイムをやりすぎると、風船おじさんの心情が消えていってしまいます。

風船の膨らまし方、持ち方、足の運び、飛ばし方、視線‥、その他、全ての動きに細心の注意が必要でした。

あまりに繊細な感覚なので、動くのが怖くなったほどです。

 

でも、丁寧に稽古を重ねていくうちに、僕は様々な表現を手に入れたような気がしています。

まだまだ、上手く出来たとは思えません。

ただ、今回の経験で、上手くなるためのスタート地点に立てたような実感を得ることが出来ました。

本当に良い経験になりました。

 

本番中、沢山のお客様が、涙を流していらっしゃいました。

泣かないまでも、皆さん、集中してご覧頂けたようです。

「パントマイムが素敵でした」とか、「パントマイムに興味を持ちました」といった、身に余るお褒めの言葉も頂戴しました。

ありがたいことです。

今後、ますます、パントマイムの稽古に精進しなくてはなりませんね。

 

「風船」は、何の事件も起こらない、僕ならではの地味な作品です。

マイムと演劇を融合させた、こういったスタイルの演劇は、日本中で僕ぐらいしかやっていない筈です。

(喋るマイムは少なくありませんが‥)

一般受けは難しいかもしれません。

でも、心温まる優しいマイム演劇を、僕は、より一層追求していきたいと思っています。

「疾走」作品解説

 

●「疾走」

落語家、立川らく太君の主演作品です。

 

「ぷにぷに冬のパン祭り」は、出演者の希望に沿った作品を上演して貰うことにしていました。

そこで、らく太君にリクエストを聞くと、「野球選手、それも代打の切り札の役をやらせて下さい」との返事が返ってきました。

最初は、草野球チームのダメダメな代打のおじさんを主人公に、コントを書こうと思っていました。

しかし、らく太君が、「どうせならカッコいい作品をお願いします」と強く要望したのです。

そこで、プロットを練り直し、シリアスでストイックな「疾走」という作品を書き上げました。

 

結果が欲しいあまり、本来の自分を見失っていた、引退間際のベテラン打者。

過去を振り返るうちに、男のプライドを取り戻し、再び疾走を始める‥。

こんな物語です。

 

内省的なセリフと、外に向って言うセリフが入りまじります。

また、野球場全体を、自分の肉体だけで表現していかなくてはなりません。

劇の進行に合わせて、主人公の変化をしっかり見せていく必要もあります。

しかも、見た目がカッコよくないと、台無しになってしまいます。

役者にとって、とても難しい作品です。

でも、その分、やりがいは十分あるものだと思っています。

 

さすがに、らく太君は苦労していました。

どうしても、落語のように、軽いタッチになりがちです。

特に、動きについては、四苦八苦しているようでした。

でも、相当真剣に取り組んでくれたのでしょう。

本番には、彼なりに、何とか纏め上げてくれました。

 

僕は、この脚本をとても気に入っています。

主人公が、自分の分身のように思えます。

決して、僕は、1997安打を放っている大打者ではありません。

でも、「疾走しなくては、俺じゃない」という僕の気持ちは、作品そのままなんです。

動きも多いし、ラストの見せ場も十分なので、いつか自分でも上演してみたいと思っています。

「風船男」作品解説

 

●パントマイム演劇「風船男」(石崎一気)

「さくっとパントマイム・フェスティバル2009」で上演したものの再演です。

”風船”の演技は勿論、随所に、パントマイムのテクニックを応用しています。

セリフをなくし、マイムだけを見て頂くシーンを、何箇所か盛り込んでいます。

 

パントマイム作品に、風船の演技は良く出てきます。

大概は、ファンタジックな場面か、コミカルなシーンになっています。

そこで、僕は、あえてその逆を行きたいと思いました。

「悪の世界観で、風船のマイムを用いたら、画期的だろうな」と考えた訳です。

オチも、シニカルでシュールなものを希求しました。

とにかく、一般的なパントマイムのイメージからなるべく遠ざかった作品にしたかったのです。

 

サーカスの人気者”風船男”が、団長の女だったリサを賭けて、勝負を行う。

果たして、風船男は、団長が差し出した風船を、3個連続で膨らますことが出来るのか?

それとも、失敗して、命を失うことになるのか?

しかし、その風船には、団長の仕掛けたあくどい罠が仕掛けられていた‥。

「風船男」は、こんな物語です。

 

脚本はすぐに書けましたが、やはり動きが難しく、演出もなかなか決りません。

素直に、JIDAIさんやロウミンさんに、教えを乞いました。

色々、ご指導やご意見を賜りながら、自分なりに整理していき、あのような形にまとまったのです。

 

この作品は、パントマイムや演劇に精通している方ほど、高い評価をして下さいました。

広い意味で言えば、これはコントなのですが、笑いが起こるものではありません。

ご覧になった方が、「へっ、面白いじゃねえか‥」と思いながら、鼻でフンと笑うような作品です。

見る人を選ぶ作品かもしれません。

 

ただ、動きに興味のある方は、楽しんで下さったようですね。

特に、3つ目の風船の動きについては、終演後、沢山質問を受けました。

”3種風船吹き分け”という趣向に感心して下さった方も、少なくありません。

ナンセンスなのに、妙に緊張感のあるラスト・シーンも、好評でした。

僕でなければ出来ない作品に仕上がったと、自負しています。

 

まだまだマイムは未熟な僕ですが、作品の中で上手に取り込むと、お客様に十分楽しんで頂けるということが分かりました。

「風船男」のような形で、マイムと演劇を融合させているアーティストは、日本にはいないそうです。

このスタイルをより一層発展させて、僕ならではの演劇を、今後確立していきたいと思っています。

「フラメンコ店長」作品解説

 

●「フラメンコ店長」

フラメンコ・ダンサーとして活躍中の岩丸綾子さんの主演作品です。

 

岩丸さんは、以前から、ぷにぷにパイレーツを応援し続けてくれていました。

第2回公演以外は、全てご覧頂いています。

そんな岩丸さんから、ある日、「私も、ぷにぷにに出演してみたい」との申し出がありました。

しかし、僕はフラメンコに詳しくないので、しばらくは、作品のイメージが湧きませんでした。

セリフを喋らないダンサーと芝居を作るのは、なかなかに難しいものなのです。

アイディアのないまま、時間ばかりが過ぎていきました。

 

そんな中、2009年3月に、岩丸さんは、大規模なソロ・リサイタルを開催しました。

僕は、それを、拝見させて頂きました。

様々なタイプのダンスを見ていると、フラメンコを生かす方向性が、はっきりと見えてきました。

そして、たちまちのうちに、作品のイメージが湧いてきたのです。

ダンスのレベルも、非常に高いものでした。

「このフラメンコを、是非とも、ぷにぷにのお客様に、ご覧頂きたい」と思いました。

リサイタルの終演後すぐ、岩丸さんに、ぷにぷにへの出演を依頼しました。

その日のうちに、フラメンコの資料を集め、あっという間に、「フラメンコ店長」の脚本を書き上げてしまったのです。

イメージさえあれば、脚本を書くのは難しいことではありません。

スペインから来日したフラメンコ・ダンサーが家電量販店の店長になるというお話です。

現在の日本の経済状況を織り込んだ、社会風刺の要素も多分に入っています。

消費者の底知れぬ欲望に、フラメンコ店長も踊らされるというわけです。

 

12月の本番まで9ヶ月もあったわけですが、とりあえず、出来立ての脚本を岩丸さんに渡しました。

岩丸さんは、やる気満々です。

「早く稽古したい」と、何度も催促されました。

何と、第1回目の稽古は7月10日だったんです。

まだ、広島公演「ぷにぷに!泣いてつかあさい」も終ってない時期ですよ!

渋谷のフラメンコ・スタジオで、実際に動きながら、作品イメージと具体的な演出プランを伝えました。

振り付けは、岩丸さん自身に考えて貰うので、その方向性も明確にしておきました。

 

10月から、「ぷにぷに冬のパン祭り」の本格的な稽古に入りました。

その出席率の高さ、所要時間、密度、熱意など、全てにおいて岩丸さんはずば抜けていました。

稽古の度に飛躍的な成長を遂げていきます。

また、普段の稽古も十分です。

劇的に女優として向上していくので、僕も岩丸さんとの稽古が楽しみになった程です。

岩丸さんは、とにかく真摯に取り組みます。

舞台に出演する意味や責任の重さを知る人だからでしょう。

一切、妥協はありません。

気になることはどんどん質問してくるし、出来ないことは納得いくまで繰り返し練習するガッツもあります。

5歩歩くだけのシーンを、90分以上稽古したこともあるんですよ。

その情熱には、僕も脱帽するしかありませんでした。

本当に素晴らしいアーティストです。

 

「フラメンコ店長」の本番、皆さん、いかがでしたか?

面白かったでしょう?

ダンスも、ドラマチックで美しかったですね。

我ながら、良い出来だったと思います。

場内は爆笑に包まれましたし、お客様が華麗なダンスに魅了されているのもはっきりと分かりました。

構想から上演まで9ヶ月掛けた甲斐があったというものです。

 

「フラメンコ店長」を通して、岩丸さんは、様々なことを学んだようです。

「ここで掴んだことを、今後はフラメンコに活かしていきたい」と言っていました。

フラメンコは演劇的要素が強い舞踊ですから、この経験は絶対に無駄にならないと思います。

今後、岩丸さんがダンサーとしてどう成長していくのか、要注目ですね!

「ニュース寿司」作品解説

 

●「ニュース寿司」

「Fight The Power」で大人気となった古田秀幸君による一人コントです。

あの面白さは、他の誰にも出せないものです。

コント中心の「ぷにぷに冬のパン祭り」には欠かせないと思い、出演をお願いしました。

すると、「仕事が忙しいので、短い作品なら‥」という返事が返ってきました。

ごくごく短い作品となると、知的コントの方が有利です。

そこで、時事風刺コントを執筆することにしました。

 

ニュースのネタを、寿司に握って食わせる”ニュース寿司”の板前さんが主人公です。

次々に、最新ニュースを笑いに変えていきます。

毒のあるブラックなギャグ連発で、笑いながらも空恐ろしさを感じるような作品になったと思います。

僕自身、気に入っているギャグが沢山入っていて、大好きなコントです。

 

この作品は、本当に良く受けましたね。

爆笑が次の爆笑を呼び、ほぼノン・ストップで笑いが続くという状態でした。

仕掛けたギャグ全てで、笑いが巻き起こりました。

 

確かに、古ちゃんのキャラクターが面白いのが、その最大の要因でしょう。

しかし、彼の必死の努力の賜物であることも忘れてはいけません。

古ちゃんの仕事の都合で、結局、本番まで2回しか稽古出来ませんでした。

その少ないチャンスで僕が伝えたことを、きちんとやり遂げてくれたのです。

忙しい仕事の合間を縫って、一所懸命、独自に稽古してくれたのでしょう。

セリフの抑揚、間、体の使い方など、丁寧に演じてくれました。

古ちゃんは、今回で3度目のぷにぷにパイレーツ出演です。

役者として、確実に成長していますね。

 

今回、大好評だった「ニュース寿司」は、シリーズ化も可能です。

その時々のニュースを題材に、新しいギャグを考えていくのは、それほど難しい作業ではありません。

皆さんのご要望があれば、第2弾を上演するかも‥。

「史上最強の日本代表」作品解説

 

今日から、シリーズで、「ぷにぷに冬のパン祭り」で上演した作品を解説していきます。

1回目の今日は、公演の冒頭で上演した、この作品です。

 

●「史上最強の日本代表」

W杯南ア大会開幕まで、丁度、半年。

組み合わせ抽選会の1週間後というタイミングでの公演でした。

ですから、「さぞかし、サッカーの話題で、日本中が盛り上がっていることだろう」と予測し、サッカー日本代表を題材に、コントを作ることを考えました。

 

まずは、代表チームのパロディをベースに、構想を練りました。

しかし、以前ほど、代表選手の一般への知名度が高くありません。

また、岡田ジャパンには、トルシエ監督のフラット3のような、特徴的な戦術もありません。

ですから、普通にパロディにしても、元ネタをご存知の方が少なく、マニアックなものに止まってしまう恐れがありました。

 

したがって、発想を大胆に転換することにしました。

「代表選手が○○だったら‥」という、まさにコントの王道とも言える方法で、作品を仕上げることにしたのです。

”○○”は何でも良かったのですが、「日本代表なら、やはり都道府県が良かろう」という、安易な発想です。

都道府県については、お客様の認知度も高く、お持ちの情報量も多い筈です。

他愛もないコントとは言え、「自分の出身県が登場すると、それだけで、案外喜んで貰えるんじゃないか」とも考えました。

 

また、今回初めてぷにぷにパイレーツをご覧になる方が多くご来場されることが、予想されました。

演劇を見慣れてない方に、いきなり一人芝居をお見せしても、なかなか馴染めないものです。

そこで、演劇ではなく、漫談形式の作品を冒頭に置くことで、会場の雰囲気を整えていくことにしたのです。

 

結果は、僕の予想を遥かに超える好評でした。

実に良いムードに包まれたのです。

僕の登場と同時に、客席から、熱い手拍子が巻き起こりました。

役名を名乗っただけで、すぐに笑いが起きました。

その後も順調に、仕掛けたギャグすべてで、会場が爆笑に包まれました。

ギャグの伏線の段階で、クスクス笑いをするお客様が多かったのも驚きでした。

ネタとネタを繋ぐ間の部分でも、お客様全員がニコニコされているのが、舞台からはっきり分かりました。

「次は、どんなギャグを繰り出すんだ?今度は、どこの県が登場だ?そのポジションを、どうオチに結びつけるんだ?」という皆さんの期待が、舞台上の僕にもビンビン伝わってきましたよ。

ほぼ僕の狙い通り、いや、それ以上の反応を頂いたように思います。

これもすべて、感度の良い、知性のあるお客様に恵まれたお陰です。

大いに盛り上げて頂き、感謝しています。

 

「史上最強の日本代表」のような、罪のない、知的ゲームのような作品も、案外良いものですね。

執筆した直後や稽古中は、「軽すぎて物足りないんじゃないかな」と心配しましたが、まったくの杞憂でした。

むしろ、非常に高い評価を頂いたようです。

「こういった作品を、公演の中のアクセントとして、上手く使っていくのも悪くない」と思いました。

これもある種の実験だった訳ですが、”トライ&エラー”を重ねていくことで、今後もお客様から色々学ばせて頂くつもりです。

 

この作品で、劇団史上初めて、小道具を使いました。

(第8回公演で初めて小道具を使うなんて、珍しい劇団ですね)

サッカーのフォーメーションを示すボードと、名札です。

本当にささやかな小道具ですけど、作るのも、持ち運ぶのも大変なんですね。

普通の劇団の皆さんがご苦労されているということが、良く分かりました。

この作品用に衣装(サッカー日本代表レプリカ・ユニフォーム。しかも正規品です)も購入しましたので、経費も一番掛かっています。

しめて4000円弱!

ぷにぷにパイレーツとしては、異例の投資額です。

減価償却するために、これらを使いまわせる作品を、目下、画策中です。

「ぷにぷに冬のパン祭り」作品人気投票

 

「ぷにぷに冬のパン祭り」終演後、お客様にアンケートにご協力頂きました。

ぷにぷにパイレーツは、毎公演、アンケートの回答率が非常に高いのです。

今回も9割を遥かに超える方々が、ご記入下さいました。

ご協力、誠にありがとうございます。

今後の公演の参考にさせて頂きます。

 

アンケートには、気に入った作品はどれか、ご記入頂く欄があります。

昨日、その集計を行いました。

ほぼ、僕の予想通りの結果になりました。

それでは、「ぷにぷに冬のパン祭り」の人気作品ベスト3を発表していきます。

 

まず、昼の部です。

第3位 「史上最強の日本代表」

第2位 「ニュース寿司」

第1位 「フラメンコ店長」

1位と2位は、僅か1票差という大接戦でした。

4位も「菓子パン万歳!」でしたから、笑える作品が人気を集めたようです。

 

続いて、夜の部です。

第3位 「ニュース寿司」

第2位 「菓子パン万歳!」

第1位 「フラメンコ店長」

やっぱり、コントが好評ですね。

しかし、夜の部では、「史上最強の日本代表」が最下位になっていますから、不思議です。

 

最後に、昼・夜合わせた、総合ベスト3です。

第3位 「菓子パン万歳!」

第2位 「ニュース寿司」

第1位 「フラメンコ店長」

 

「フラメンコ店長」強し!

完全制覇ですね。

店長役の岩丸綾子さんの熱演とダンスが、非常に高い評価を集めました。

これは、ひとえに、稽古の成せる業です。

岩丸さんの情熱が、何よりも勝っていたと言わざるを得ません。

岩丸さん、おめでとうございます!

 

ただ、これは、終演直後の印象です。

僕の作品は、時間が経つにつれて、皆さんの心の中で変化していくことが多いようです。

半年後に感想をお聞きすると、まったく違う反応が返ってきたりするんですよ。

(最近、2年前に上演した「バック・ステップ」の評価が急上昇しています。上演時には、実に不評だったのに‥。理解されるのに、2年も掛かる作品なんて!)

「ぷにぷに冬のパン祭り」で上演した作品は、今後、どう変質していくのでしょうか?

時間を置いて、また皆様に、お伺いしてみたいものです。

「ぷにぷに冬のパン祭り」本番日の流れ③

maru 091213[2].JPG

夜の部は17:30に開場です。

こちらも順調にお客様が集まり、定刻通り18:00に開演しました。

やはり昼の部を経験しているだけあって、全てがスムーズに進行していきます。

1回お客さんの反応を見ておくと、演技も変わってきます。

僕の事前のイメージと、実際のお客様の反応は微妙に違っているものです。

その誤差を修正するために、夜の部では間の取り方や抑揚の付け方を変更しています。

特に、今回は、セリフそのものや動きを大きく変えたシーンもあるんですよ。

その甲斐あって、夜の部は完成度がより増したように思います。

昼の部のお客様には、誠に申し訳ありません。

でも、芝居は、初日から楽日に向けて、どんどん成長していくものなのです。

どんな劇でも、初日と楽日では、全然違う筈ですよ。

今回、昼・夜通して2回ご覧になったお客様が何人かいらっしゃいましたが、「夜の方が良かった」と口を揃えておっしゃっていました。

ちなみに、この”見比べる”という作業は意外と面白いものなのです。

また、ストーリーを知ってから見る2回目の方が、演出の工夫などが分かって、より一層楽しめるんですよ。

”さくパンフェス”と合わせて、全部で3回「風船男」をご覧になった方もいらっしゃいましたが、「見るたびに面白さが増していく。あと5回は見られる」とおっしゃっていました。

結局、夜の部も大変な熱気の中、無事終演しました。

 

実は、夜の部の客席には、どなたもご存知の超大物芸能人がいらっしゃったんですよ。

お気付きでしたか?

紅白歌合戦に何度も出場されている、有名な歌手の方です。

その女性シンガーの方も、とても楽しんで下さったみたいです。

「ミックス・ジャムのギャグにはやられました!」などなど、具体的に気に入ったところを挙げながら、感想を熱く熱く語って下さいました。

光栄なことです。

 

後片付けを早々に終らせて、駒沢大学駅そばの居酒屋にて打ち上げを行いました。

お客様も参加して下さり、終電近くまで大いに盛り上がりました。

 

本当に素晴らしい1日でした。

「今日、この瞬間が永遠に続けば良いのに‥」と思ったぐらいです。

これもすべて、ご来場頂いた皆様、出演者、スタッフのお陰です。

あらためて、ありがとうございました。

 

岩丸綾子さんに、「フラメンコ店長」の写真を送ってもらいました。

上に掲載してあります。

実は、今回、600枚以上の舞台写真があるんです。

来週あたり、このHPでご紹介していきたいと思っています。

「ぷにぷに冬のパン祭り」本番日の流れ②

 

昼の部の開場直前になると、出演者の中に緊張が高まってきます。

らく太君は舞台上で走る動きの練習を繰り返し、古ちゃんは「体を温めたい」と言ってすぐ隣で腿上げをやっています。

実に不思議な絵柄でした。

13:30に開場。

昼の部は、予約の段階で満員になっていたので、続々お客様がご来場されます。

お一人様を除いて、皆様時間までに着席されたので、予定通り14:00丁度に、開演しました。

 

今回、前説を古ちゃんにお願いしました。

目茶目茶面白かったですね。

「前半はコントを、後半はしっくりした作品を上演します」とか(正しくは”しっとりした”ですね)、「上演中、携帯電話とペースメーカーの電源をお切り下さい‥、あっ、いや、ペースメーカーは切らなくていいです!」、「上演中にカメラのフラッシュが焚かれると、胸がキュンとなってしまいます」などなど、訳の分からないことばかり言っていました。

古ちゃん、緊張し過ぎです!

前説が終った後、古ちゃんは楽屋でぶっ倒れて肩で息をして、過呼吸になりそうな感じでした。

しかし、この前説のおかげで、一気に場内に一体感が生まれ、大いに盛り上がっていきました。

 

作品の上演自体は、思いの外スムーズに進んでいきました。

コントは、ほぼ全てのギャグが受けましたね。

「ひょっとしたら、ここは受けないかな?」なんて思っていた所も、全くの杞憂でした。

爆笑に次ぐ爆笑が巻き起こり続けたのです。

本当に暖かいお客様でした。

後半のしっくり、いや、しっとりした作品も集中してご覧に頂いているのが良く分かりました。

最後の「風船」では、涙を流していらっしゃる方が沢山いらっしゃいましたね。

アンコールも含めて1時間45分、あっという間に過ぎていきました。

 

大学を卒業してすぐ僕は某劇団に入団したのですが、当時の仲間が3人、昼の部に遊びに来てくれました。

終演後、彼らとしばしお喋りを楽しみました。

こういった機会でもないと、なかなかお会いすることもありません。

皆さんにとっても、そんな貴重なチャンスになると良いのですが‥。

かつての同期のメンバーと話していて、また新たな公演のアイディアが湧いてきましたよ。

素敵なひと時を過ごすことが出来ました。

 

続きは、また明日!

 

それから、「ぷにぷに号泣祭り」に出演して下さったロウミンさんのブログに、今回の感想が書かれています。

是非、ご覧頂きたいと思います。

http://yaplog.jp/kome-tsubu/

 

「ぷにぷに冬のパン祭り」本番日の流れ①

 

「ぷにぷに冬のパン祭り」本番日の流れを、ご紹介しましょう。

 

関係者は、アトリエ無現に午前10時集合でした。

まず劇場の清掃を行い、早速照明合わせに入りました。

今回は、作品やシーンによって、微妙に照明を変えてみました。

コントとシリアスな作品で、光量が相当違った筈です。

作品によっては、4倍ぐらいの差があったんですけど、お気付きになりましたか?

 

音響・照明のチェックが終ると、場当たりに入ります。

立ち位置やきっかけを確認していきます。

稽古場とは色々違いがありますし、音響や照明が入ると感覚が狂ってくるものです。

その辺りを、実際に舞台に立って、お互いにすり合わせていきました。

 

そして、アンコールの練習です。

当日、初めてメンバーが揃ったんですよ!

凄い劇団ですね。

細かい練習は出来ないので、大まかな段取りを伝えて、後は自由にやって貰う形になりました。

ぷにぷにパイレーツでは、アンコールで上演する作品だけ、アドリブOKにしています。

全体の流れとポイントとなるセリフだけはきちんと押さえた上で、お客様のノリに合わせて楽しく演じていきます。

2回ほど「菓子パ万歳!」を通して、アンコールの稽古を終えました。

 

そうこうするうちに、あっという間に12時を過ぎました。

昼食休憩(シュウマイ弁当)を取ってから、会場作りです。

客席を設け、パンフレットを置いていたら、すぐに開場時間の13:30になってしまいました。

(明日に続く)

「ぷにぷに冬のパン祭り」終了しました!

 

昨日、「ぷにぷに冬のパン祭り」が、無事終了しました。

予約の段階で満員になったマチネだけでなく、ソワレにも沢山の皆様に劇場に足をお運び頂きました。

皆様のお力で、素晴らしい雰囲気の中、公演を行うことが出来ました。

前半のコントでは、笑いが絶えることなく巻き起こり、大いに盛り上げて頂きました。

後半のシリアスな作品も、皆様に集中してご覧頂いたように感じました。

ラストの「風船」では、声を上げて号泣されたお客様もいらっしゃったほどです。

公演時間は約100分と、決して短い時間ではなかったのですが、僕にはあっという間でした。

充実した時間を過ごせたのだと思います。

これもすべて、ご来場頂いたお客様、出演者の皆さん、協力頂いたスタッフ、演技指導を頂いた諸先生方のお力です。

本当にありがとうございました。

 

昨日の公演について、明日以降、詳しくお伝えしていきたいと思っています。

本日「ぷにぷに冬のパン祭り」開催

 

いよいよ本日、「ぷにぷに冬のパン祭り」を開催いたします。

いやー、楽しみですね。

早く、皆さんに作品をお見せしたくて仕方ありません。

きっと、こういう時は、出来が良いんでしょうね。

出演人数が4人もいて、賑やかなのも楽しみです。

昨日から、ワクワク感が止まりません。

きっと楽しい一日になりますよ。

 

さて、今回、本当に沢山のご予約を頂戴しました。

特に、昼の部は満員になってしまいました。

皆様、誠にありがとうございます。

夜の部は、まだまだ十分お席がご用意出来ます。

観劇ご希望の方は、夜の部をご利用下さい。

夜の部でしたら、事前にご連絡頂かなくてもお座り頂けます。

直接、劇場にお越し下さい。

夜の部へのご来場を、心よりお待ちしています。

 

では、アトリエ無現でお会いしましょう!

「ぷにぷに冬のパン祭り」明日開催

 

いよいよ、明日、「ぷにぷに冬のパン祭り」の本番を迎えます。

さすがに、第8回公演ともなると、慣れたものですね。

本番前日も、普段と全く変わりありません。

今の僕の心境は、「明鏡止水」といったところです。

 

昨夜、アトリエ無現に行って、音響・照明のチェックや、簡単な打ち合わせをさせて頂きました。

この劇場をお借りするのも、今年3回目です。

ですから、「いつもの感じで‥」と言えば話しが通じて、とても助かります。

こちらの要望を可能な限り叶えて下さるので、本当に有り難い劇場なんですよ。

お陰様で、本番当日の作業効率が、格段良くなります。

こんなアトリエ、なかなか他にはないんですよ。

貴重品や壊れ物以外の荷物の搬入も、昨日、済ませておきました。

 

「ぷにぷに冬のパン祭り」の特長を、少しだけ、ご紹介しましょう。

前半3本は、お気軽なショートコントを並べてみました。

 

冒頭の「史上最強の日本代表」は、サッカー・ファンなら爆笑間違いなし!

サッカーに詳しくなくても、一般常識さえあればそれなりに楽しめる、下らない作品に仕上がっています。

 

続く「ニュース寿司」は、時事風刺コントです。

でも、ひとえに古田秀幸君の味わいを楽しむ作品と言って良いでしょう。

僕自身、早く見たくて堪りません。

皆さん、必ずや、古ちゃんファンになりますよ。

僕は、とっくに大ファンです。

ちなみに、古ちゃんファンの女性は、既に大勢いらっしゃいます。

「もっと古ちゃんが見たい」という声が、劇団宛てに沢山届いています。

 

コントの最後は、「フラメンコ店長」です。

これは、お笑いというよりも、岩丸綾子さんの素晴らしいフラメンコに魅了されちゃって下さい!

凄い迫力に、笑うのを忘れてしまうかもしれません。

でも、出来たら笑って下さいね。

 

後半は、シリアス系の作品3連発です。

まずは、”さくパンフェス2009”で上演した「風船男」を再演いたします。

パントマイムの一流アーティストの皆さんから、沢山お褒めを頂戴した作品です。

これは、僕の脚本の中では珍しい、シュールで不条理な作風です。

非常に斬新なオチがつく、極めて知的な作品だと思っています。

風船の3種吹き分けなど、ユニークな動きにも注目して頂ければ幸いです。

(本来、パントマイムの動きのためだけに作った作品なので‥)

 

「疾走」は、野球ドラマです。

今回の中で最も長い、唯一の大作です。

落語家の立川らく太君が、シリアスな作品に初挑戦します。

かなり演技が難しいので、半年前に脚本を渡しておきました。

どこまで内容が深化しているか、らく太君の魂の演技にご注目下さい。

 

最後は、「風船」という小品です。

これも、パントマイムをベースにしています。

「風船男」と同じく風船をモチーフにした作品なんですが、描く世界観、演技の質等、まったく違ったものになっています。

「同じ風船でも、正反対の表現が出来るんだ‥」と思って頂けたら幸いです。

 

アンコールでは、岩丸綾子さんのフラメンコをたっぷりお楽しみ頂きます。

衣装も大胆にチェンジされるそうなので、ご期待下さい。

その後、「菓子パン万歳」というアンコール・コントをやるつもりです。

古ちゃん、らくちゃんがセリフを覚えてくれていたら、上演します。

二人とも、自分のメインの作品で手一杯で、なかなか稽古に応じてくれないので、現状が掴めないのです。

明日午前中に稽古します。

出来なかったら、ごめんなさい。

それから、「パン祭り」にちなんだプレゼントが貰える方が若干名いらっしゃいます。

その贈呈式も行いますよ。

 

とにかく、盛り沢山な内容の「ぷにぷに冬のパン祭り」!

ほとんどが10分以下の超短編です。

飽きる前に、あっという間に各作品が終ってしまいます。

めくるめくテンポでお送りしたいと思っています。

 

なお、昼の部は、本当に混み合ってしまいます。

お席によっては、窮屈に感じる場合があるかもしれません。

なるべく早めにご来場されて、椅子席を確保されることをお薦めいたします。

開演直前にお越しの方や、当日券でご入場される方は、桟敷席になってしまいます。

ご了承下さいね。

 

また、是非とも、楽な服装でお越し下さい。

以前、異常にスリムなズボンをお履きの女性のお客様が、「脚が痛くて辛い」と、怒って帰っていかれたことがあります。

小劇場演劇を見るのに、お洒落をされてもねえ‥。

(その方は、帝劇や日生劇場をイメージされたようです。だったら、入場料は10倍ぐらいする筈ですけど)

とにかく、肩肘張らずに、”ぷにぷに”した気分でお楽しみ頂きたいと思っています。

 

では、劇場でお待ちしています!

動かない勇気

 

アナウンス・ハウスHPのトップ・ページに現在掲載中のエッセイを、ここでもご紹介したいと思います。

「風船」という作品についてのお話です。

タイトルは、”動かない勇気”です。

 

「本当に大切なシーンは、動かない方が良いと思います」

 ズキューン!ロウミンさんのその一言で、僕の心は見事に撃ち抜かれました。「これまで培ってきた演技のノウハウは、一体何だったんだ!」と思う程、 強烈な衝撃を受けてしまいました。舞台上での究極の動きとは、動かないことだったのです!

 近日、僕は、自分の主宰する劇団の公演で、パントマイム作品「風船」を上演します。風船を通して親子の情愛を描いた、繊細な演技を求められる小品です。

 僕は、数年に渡ってパントマイムを練習しています。派手で大きな動きは、精一杯体を動かせば、それなりに表現出来るようになってきました。 しかし、細やかな心理の動きを緻密に表現する演技は実に難しく、なかなか上手く出来ません。そこで、僕は、日本を代表する女性パントマイマー、ロウミンさんに 稽古場までお越し願って、その動きを教えて頂くことにしました。

 まず、僕が、持てるテクニックを総動員して、可能な限りドラマチックな表現で、作品をお見せしました。しかし、ロウミンさんの感想は、たった一言。「動き過ぎです!」

 詳しく伺ってみると、「それだけ動くと、主人公の肉体の動きしか見えません。主人公の心の動きに光を当てて下さい」とのことでした。パントマイムですから、 心理描写をするためには、体を動かさなくてはなりません。でも、観客に体の動きを意識させては、心理描写が陰に隠れてしまいます。最大の表現を行いたい時には、 逆に、動きを最小限に抑えることが必要です。つまり、“動かない勇気”を持たない限り、本当に深い表現は出来ないのです。

 ロウミンさんに、お手本を見せて頂きました。なるほど、微かな動きでした。しかし、そこには、人間の悲しさ、優しさ、愚かさ、愛しさ‥、その他、様々な大切なものが 表現されていました。あまり動かないことで、激しく動き回る何十倍もの思いが表現出来るんですね。

 この“動かない勇気”は、アナウンサーにも必要です。実況中継やリポートなどの際、ついつい「五感で感じたことを、すべて喋ってやろう」と考えがちです。 しかしそれでは、アナウンサーの個性ばかりが悪目立ちしてしまい、本当に伝えたい事の印象が薄れてしまうのです。選び抜かれた珠玉の一言を、最大限の配慮をした上で 初めて口にしていく。場合によっては、黙る‥。そんな“喋らない勇気”を持つ必要があるのかもしれません。

 現在、僕は、本番に向けて動かない練習をしていますが、本当に大変です。激しく動くより、何倍も精神力と体力を消耗します。確かに体は動かさないのですが、 内的情動は最大限動かしている感じです。お客様の心を動かすためには、演者はそれだけのパワーを持って自分の心を動かさなくてはならないのです。 演技って、なんて奥深いものなんでしょう!

「風船」演出変更

 

「ぷにぷに冬のパン祭り」の最後に、「風船」という作品を上演します。

時間にして、10分弱の小品です。

しかし、これが難しい!

本当に難しい作品なんです。

「難波のクリスマス・キャロル」「ひまわり」「夢で会えたら」など、難しいと感じた作品は幾つもありますが、その比ではありません。

気絶する程の難しさです。

1回稽古したら、しばらく横になって休まないといられないぐらい、集中力を要求されます。

それだけ繊細な作品なんです。

大切な所はセリフをなくし、動きと肉体で表現しようという試みは自分でも立派だと思うんですけど、実践はやはり大変でした。

しかし、それが上手く決ると、とても素敵な作品になる筈なんですよね。

とにかく、妥協せずに頑張って稽古するしかありません。

 

しかも、昨日、「風船」の演出を大きく変更しました。

難しさがより一層増した感じです。

でも、僕自身の気持ちの流れがスムーズになったので、絶対、新演出の方が優れています。

それを体に沁み込ませるために、今日も時間の許す限り、反復練習です。

「ぷにぷに冬のパン祭り」残席情報

 

「ぷにぷに冬のパン祭り」が、いよいよ今度の日曜日(12月13日)に迫って参りました。

12月10日現在の残席状況をお伝えします。

 

14時開演の昼の部(マチネ)が大人気で、残り僅か5席となっています。

アトリエ無現は、追加のお席をお出しすることが難しいので、定数に達した時点でご予約を終了させて頂きます。

「どうしても昼の部が良い」という方は、お早めにご予約下さい。

 

一方、18時開演の夜の部(ソワレ)は、まだまだ十分、たっぷりたっぷり余裕がございます。

残席数は、数え切れない程です(これは、あくまで冗談ですよ)。

「ギュウギュウ詰めになるのは嫌だ」とか、「人に気付かれないように、一人でこっそり泣きたい」という方は、夜の部をご利用下さい。

また、「昼・夜どちらでも大丈夫」という方は、是非是非、夜の部でお願いします。

 

本番まであと3日。

ご予約頂いた沢山の皆様のご期待の沿えるよう、残された時間を有意義に使っていきたいと思っています。

FMたちかわ

091209_1148~01[1].jpg091209_1256~01[1].jpg

昨日、FMたちかわの番組に出演させて頂きました。

「立川・多摩地域情報局inアレアレア」というお昼の情報番組です。

およそ30分に渡って、「ぷにぷに冬のパン祭り」を大いにPRさせて頂きましたよ。

お話の内容も、かなり深い演劇論にまで及び、充実したものになったと思います。

聞いて下さった方から、「非常に面白かった」との反響を頂きました。

僕自身も、とても楽しむことが出来ました。

なかなか劇団にこういうチャンスは巡ってこないものなので、本当に有り難いことです。

 

上の写真の右側に写っているのが、番組DJの伊東かおりさんです。

とても素敵な方でしょ?

声もおしゃべりも爽やかで、お昼の番組にまさにピッタリで、聞いていてとても快適です。

立川や多摩地域の情報も満載です。

その地域にお住まいの方には、是非聞いて頂きたいですね。

立川駅前のアレアレア2というビルの中にあるラーメンスクエア内のスタジオからの公開放送です。

生放送の様子を、間近に見ることも出来ますよ。

 

伊東さんの昨日の感想が、番組ブログに掲載されています。

良かったらご覧になって下さいね。

 http://fm844.co.jp/blog/arearea.php

 

PRの効果もあってか、昨日は、沢山ご予約のメールを頂戴しました。

お陰様で、14時開演の昼の部は、残席が僅かになってきました。

ご希望の方は、お早めにご予約下さいね。

「立川 ・多摩地域情報局inアレアレア」出演のお知らせ

 

12月9日(水)に、FMたちかわ(84.4MHz)にゲスト出演させて頂きます。

午前11時から12時55分までの生放送番組「立川 ・多摩地域情報局inアレアレア」です。

番組DJの方から、直接、「ぷにぷにパイレーツの座長に、是非とも出演して貰いたい」とのご依頼を頂戴しました。

劇団の紹介や、「ぷにぷに冬のパン祭り」の告知など、たっぷりお話し出来そうです。

途中、僕のリクエスト曲も掛かるそうですよ。

勿論、ぷにぷにパイレーツのファンの方ならお馴染みの、あの曲をオンエアさせて頂くつもりです。

聴取エリアは限定されていますが、ご都合の付く方は、お聞きくださいね。

僕の出演時間は、12時15分頃からだそうですよ。

 

 

2日連続の「疾走」稽古

 

昨夜、「疾走」の稽古を行いました。

人は1日で変わるものですね。

らく太君は、一昨日とは別人のように、落ち着いて演技していました。

ですから、動きの質を高める練習をみっちりやることが出来ました。

体の軸の作り方、動きのスピードの変化、動きによる心理描写等を中心に、3時間かけて、徹底的に練習しました。

とにかく、「疾走」はカッコいい作品です。

主人公のキャラクターも、シチュエーションも、セリフも、どれもカッコよさだけにこだわって書き上げました。

絶対に演技もカッコよくやって貰いたいのです。

らく太君には、昨日僕が伝えたことを、繰り返し練習して頂きましょう。

 

「疾走」は、引退間際の野球選手(野手)が、試合中にあるきっかけで、男のプライドと本来の自分を取り戻すお話です。

ついつい自分に対して言い訳してしまったり、現実の直面するのを忌避してしまう僕自身を投射した主人公です。

「自分はかくありたい」という思いが詰まったラスト・シーンになっています。

夢を見失いそうになっている方なら、きっと、涙して下さるに違いありません。

本当は、僕が上演したかった作品なんです。

らく太君が「是非やらせて下さい」と強く要望したので、お譲りすることにしました。

昨日計測したら、上演時間25分。

「ぷにぷに冬のパン祭り」唯一の大作です。

らく太君には、絶対に頑張って貰いたいと思っています。

5歩

 

昨日は、「ぷにぷに冬のパン祭り」の稽古を行いました。

丁度、本番1週間前ですから、非常に厳しい稽古となりました。

 

まず14時から、「フラメンコ店長」です。

すでに、相当レベルの高い作品に仕上がっています。

しかし、より一層高い完成度を求めて、昨日は細かい所に徹底的にこだわっていきました。

例えば、最初の登場シーンで、店長は5歩ほど歩きます。

その5歩の歩き方を改善するだけで、1時間以上掛かりました。

自分でも「細かすぎるかな?」と思うぐらい、口煩くダメだしを続けました。

しかし、効果覿面、1時間後には動きが見違えるように美しくなったのです。

体に軸や芯が出来、「これぞ主役!」という印象的な登場シーンになりました。

強いエネルギーやパッションが客席まで襲い掛かる、素晴らしいキャラクターに生まれ変わりました。

厳しい稽古をやった甲斐があったというものです。

主演の岩丸綾子さんも、自分に厳しい人なので、僕の細かい指摘に貪欲についてきてくれます。

良いものをどんどん吸収して、「フラメンコ店長」を経験することで、アーティストとして大きくなっているように思います。

ご本人も、そう感じているそうで、「フラメンコ・ダンスの本質を見つめ直す良い機会になっている」んだそうです。

仲間のダンサーに僕との稽古の話をすると、皆さん、とても感動されるんですって!

そう思って頂ければ、僕は本望です。

細かい所を徹底的に洗い直しながら、結局、4時間近く「フラメンコ店長」の稽古をやっていました。

岩丸さんは、その模様をICレコーダーでずっと録音していました。

後で復習するんですって!

この心掛け、実に素晴らしい!

だから、見るたびに飛躍的に良くなっているんですね。

まさにアーティストです。

そんな訳で、「フラメンコ店長」は、物凄い完成度になっています。

皆さんに早くお見せしたくて、堪りません。

笑って頂けるかどうかはお客様次第ですけど、必ずやご満足頂けると保証いたします。

「ぷにぷに冬のパン祭り」のハイライトとも言える作品になりました。

 

続いて、夕方から「疾走」の稽古を行いました。

こちらは、より一層の努力が必要かもしれません。

雰囲気は、とてもいい感じに仕上がっています。

しかし、動きのダイナミズムがまだまだなんですね。

また、シーンによって、出来にムラがあるんです。

残り1週間、相当気合いを入れて、完成度を高めて貰いたいですね。

ですから、今夜も稽古をやりますよ。

今日も徹底的に、しごき抜きます。

らく太君には、覚悟してもらいましょう!

「ぷにぷに冬のパン祭り」まで1週間

091205_1528~01[1].jpg091205_1528~02[1].jpg

昨日、万酔会に顔を出してきました。

野村万之介先生の一門会です。

一昨年は、僕も出演させて頂いた会です。

やっぱり生の舞台は良いですね。

大先輩が上演された大曲「見物左衛門」には、本当に感動しました。

実に素晴らしい!

改めて、自分のルーツは狂言にあることを再確認しました。

 

さてさて、さすがに週末を迎えると、ご予約を沢山頂戴いたしますね。

「ぷにぷに冬のパン祭り」本番まで、ちょうど1週間と迫ってきました。

ますます気合いを入れて稽古しなくてはいけません。

 

「ぷにぷに冬のパン祭り」の特長は、各作品が非常に短いという点です。

上演する作品7本のうち5本が、10分以内の超短編です。

コントだけでなく、シリアスな作品も短くまとめてみました。

短い作品は、本当に難しいです。

感情移入する時間も少なく、伏線を張る余裕もあまりないんです。

基本的に、一つのアイディアだけで一本の作品を仕上げる形になっています。

その分、かなり見やすくなっていますよ。

演劇に馴染みのない方にこそ、お薦めしたいです。

まだまだ、昼・夜ともに、お席に余裕がございます。

皆様のご予約をお待ちしています。

「ぷにぷに冬のパン祭り」予約状況

 

「ぷにぷに冬のパン祭り」まで、あと8日。

現在の予約状況をお知らせします。

 

「ぷにぷに号泣祭り」に比べると、かなり早いペースでご予約を頂いています。

今回は、特に、14時開演の昼の部が人気です。

マチネをご希望の方は、ご予約をお急ぎになった方が良いかもしれません。

 

18時開演の夜の部は、まだまだ十分お席に余裕がございます。

ゆったりご覧になりたい方は、ソワレをお薦めいたします。

 

今回、昼・夜を通して2回ご覧になりたいという方が複数いらっしゃいます。

実際に、昼・夜通してご覧になった方にお話をお聞きすると、「2回目の方が遥かに面白い」んだそうです。

「1回目はストーリーを追うのに必死だけど、2回目は作劇術や演出・演技などを楽しめる」とのことでした。

立川らく太君も、「2回見て、初めて作品の本当の意味が分かるんですね!」と言っていました。

お時間のある方は、是非、2回ご覧頂きたいと思っています。

2回目にご覧になる時には、作品冒頭から爆笑出来る筈ですよ。

 

ご予約は、このHPの”公演予約”のところからお願いします。

沢山のご予約をお待ちしています。

時間を見つけて

 

今週は仕事が忙しくて、なかなか稽古が出来ません!

「ぷにぷに冬のパン祭り」で僕は5本の作品に出演しますが、毎日1回通すのが精一杯です。

所要時間は50分程度です。

なかなか2回は出来ないですね。

 

本番まで、あと10日。

明日から、気合いを入れて稽古しなくては!

お土産

 

「ぷにぷに冬のパン祭り」にご来場頂いた皆さんには、ささやかなお土産を差し上げます。

僕の書いたコントの脚本をお持ち帰り頂こうと思っています。

超短編のナンセンス・ブラック時事風刺コントです。

「パン祭り」のアンコールで上演しようと考えて書いたものなんです。

しかし、内容が黒すぎることと、意外に演技が難しいことから、上演を断念しました。

僕自身は、この作品をかなり気に入っているので、このまま埋もれさせるのも惜しいと思い、皆様に脚本をお配りすることにしたのです。

文字で読むと面白さは伝わりにくいかもしれませんが、舞台をイメージしながらお楽しみ頂きたいと考えています。

もしご希望があれば、自由に上演して頂いても構いません。

楽しみにしていて下さいね。

コント用小道具

 

「ぷにぷに冬のパン祭り」では、本当に久し振りに小道具を使います。

実に、一昨年年末の「第1回ぷにぷに祭り」以来のことです。

今回が第8回公演ですから、ここまでほとんど小道具を使ってこなかったんですね。

世にも珍しい劇団です。

 

どんな小道具を使ったかは、本番まで秘密です。

先日、劇団スタッフのCさんが作ってくれました。

いかにもコント用といった風情の小道具です。

「史上最強の日本代表」という作品で使用します。

この小道具なしでも上演出来なくはありません。

しかし、やはり小道具があった方が、ギャグが効きますね。

その小道具を見ていると、僕自身、可笑しくて、吹き出しそうになります。

結構、面白いと思うんですけど、さて、皆さんはどう感じられるのでしょうか?

「ニュース寿司」依存症

091129_2027~01[1].jpg

日曜日、「フラメンコ店長」に続いて、「ニュース寿司」を稽古しました。

動きを中心に見ていきました。

寿司屋の板前役ですから、寿司を握ったり、魚を捌いたりする、具体的な所作が必要です。

ぷにぷにパイレーツでは基本的に小道具を使わないので、パントマイムで表現しなくてはなりません。

「ニュース寿司」では、そこまで緻密にマイムをやる必要ありません。

でも、何をやっているのかは明確に伝えられるレベルにまでは達してないといけません。

古田秀幸君は、このマイム・テクニックに苦労していましたね。

セリフに夢中になるあまり、モノを持っている感触や、そこにモノがある実感を失いがちなんです。

この辺は、ひたすら稽古を重ねてもらうしかありません。

余裕を持って演技出来るようになるには、稽古以外ないのです。

 

しかし、それ以外は良いですね。

面白い!実に面白い!

稽古中、僕はダメ出しも忘れるほど、笑い転げていました。

始まってから終るまで、笑いっ放しです。

ギャグの所は勿論可笑しいのですが、そうじゃないところも笑いどころ満載です。

古ちゃんは、コントの天才ですね。

皆さんも、絶対、笑わずにいられないと思いますよ。

「ニュース寿司」を見逃すのは、あまりにも勿体無いです。

僕は、早くも、また「ニュース寿司」が見たくて堪らなくなってきました。

「ニュース寿司」依存症ですね。

お薦めです。

「ニュース寿司」は「ぷにぷに冬のパン祭り」でしか見られません。

是非、ご来場下さい。