ぷにぷにパイレーツ

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「穴」、我ながら良いですねえ‥

 

セリフを覚えるにつれて、どんどん、「穴」という作品が好きになっていきます。

実に演劇らしい脚本だと、自画自賛しています。

演出や演技によって、印象がまったく変わってしまう作品です。

今のところ、僕は、コントとして演出するつもりです。

でも、見る人によっては(と言うより、ほとんどの方は)、悲劇だと思うでしょう。

女性のお客様は、ホラーだと思われるかもしれません。

万華鏡のような「穴」が、どんな評価を受けるのか、本番が今から楽しみです。

ただ、演劇を見慣れてない方には、ちょっと毒が強すぎる恐れがありますけど‥。

「穴」暗記中

 

今、一所懸命、「穴」という作品のセリフを覚えています。

「蝶」の3倍以上ボリュームがあるので大変です。

でも、我武者羅に覚えていくうちに、何となく雰囲気と流れが掴めてきました。

ここからは、意外に早いと思います。

 

大量のセリフを覚えるコツを良く質問されます。

僕は、いつも、そのポイントについて、こう答えています。

「言葉を覚えようとせず、心理の流れを体験しようとすること!」

「頭で覚えようとせず、心に沁み込ませること!」

要は、文字を追うのではなく、「なぜこの人物はこんなことを言うのだろう?」と徹底的に考えていけば良いのです。

セリフ中の単語すべてに、きちんとモチベーションを求めていけば良いのです。

僕自身は、それを実践することで、毎回、原稿用紙100枚以上の脚本を覚えています。

暗記も、それほど辛く感じませんよ。

お芝居をやっている方には、是非、お薦めしたいと思います。

こんな時期なのに‥

 

昨日、またまた新作脚本を書いてしまいました。

いけませんねえ。

本当は、「ぷにぷに印象派祭り」のセリフを覚えなければいけない時期なのに‥。

でも、アイディアが固まってくると、脚本を書くのを我慢出来なくなるんですよね。

本を書くのが、一番楽しいのです。

堪らず、一気に大作を書き上げてしまいました。

 

今回の作品は、かつてないほどの社会風刺コントです。

本当に下らないナンセンス・ギャグでカモフラージュされていますが、かなりブラックです。

僕は面白くて仕方ないのですが、引いてしまうお客様も多いことでしょう。

二人芝居ですけど、出来れば年内に上演する機会を作りたいと思います。

キャラクター的に、出演者は僕以外が望ましいですね。

脳の切り替え

 

今週は、コントのアイディアが、次々に浮かんできます。

先週までは、シリアスな作品ばかり思い付いていました。

しかし、「今年後半の公演に向けて、コントを作らないと!」と、自ら頭を切り替えました。

すると、続々、笑いのモチーフが湧いてくるようになりました。

自分で、「悲劇脳」と「コント脳」を使い分けられるようになったのでしょうか?

 

ただ、今週思い付いたコントは、いずれもマニアックなものなんですよね。

僕自身は可笑しくて仕方がないのですが、一般の方にとって面白いのかどうか分かりません。

ブラックすぎたり、知識が必要だったり、演劇を見慣れてないと分かりにくかったりするんですね。

僕の嗜好がそういう笑いなので、自然とそうなってしまうのでしょう。

今度は、「誰が見ても笑えるコント脳」に切り替えないといけませんね。

「ぷにぷにアンコール祭り」ご覧になりたいですか?

 

「アンコール祭りをやってくれませんか?」

近頃、ぷにぷにのお客様から、こんなことを良く言われます。

最近の公演からぷにぷにパイレーツを見始めた方は、当然、初期の作品をご存知ない訳です。

ですから、噂に聞く「難波のクリスマス・キャロル」や「ひまわり」「ブログの天使」「執行人」などの作品を、一度見てみたいとのことなんですね。

僕自身も、過去に上演して評判の良かったモノを、このまま眠らせておくのも惜しいような気がします。

ですから、近い将来、「ぷにぷにアンコール祭り」を開催するつもりです。

初演とは役者を変えて上演してみると、また新たな魅力が生まれるかもしれません。

出演者の個性に合わせて、演出も大胆に変えてみたいですね。

勿論、脚本もかなり直します。

前回とは全然違った作品に仕立て上げたいですね。

いつになるかは分かりませんが、挑戦してみたいと思います。

ところで、皆さんは、「ぷにぷにアンコール祭り」をご覧になりたいですか?

「蝶」を覚えました!

 

「ぷにぷに印象派祭り」で上演する「蝶」のセリフが、大体、頭に入りました。

まだ、「うーん」と考えなければ出てきませんが、まずは覚えたと言って良いでしょう。

目出度い、目出度い!

 

しかし、覚えながら大幅な修正を加えていったので、初稿とはかなり違った脚本になってしまいました。

特に、セリフを大量に削ったので、凄くスッキリした印象があります。

同時に、抽象的になったかもしれません。

でも、「蝶」という作品が目指す世界観には、はっきり分からない所が沢山あった方が相応しいと思っています。

皆さんに気に入って頂けたら嬉しいのですが‥。

 

さあ、これからは、動きや演出を考えていかないといけません。

選曲も、今週中に決めないと‥。

「広報しながわ2月21日号」

 

品川区の広報誌「広報しながわ2月21日号」の6ページ目に、3月20日(土)の朗読会の紹介記事が掲載されています。

Takasitarさんの写真も載っていますよ。

下記のサイトを覗いてみて下さい。

http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/ct/other000016100/kouhou20100221.pdf

 

ここで、あらためて、朗読会についてご紹介いたします。

 

●第9回公演「むかーしむかし~シタールにのせて楽しむ昔話」

 品川区立図書館 春の図書館フェア(朗読会)

 親子、友人、皆さんで朗読を楽しみませんか?

 ・主催:品川図書館

・出演:朗読:黒澤明子、石崎一気

    シタール演奏:Takasitar

・演目:「ねずみのよめ入り」「金太郎」「大江山」を予定

・日時:2010年3月20日(土)午後2時~午後3時

    (午後1時30分開場)

・会場:荏原文化センターレクリエーションホール

     【東急池上線 荏原中延駅 徒歩5分】
    

・定員:135名(先着順)

     朗読を楽しみたいお子さんと保護者の皆さん、大歓迎!

・入場無料

・申し込み方法

電話、葉書(1枚で5人まで)、Eメールに、住所、氏名、電話番号、お子さんの年齢、ならびに「朗読会申込」と記載して、品川図書館までご応募下さい。

〒140-0001品川区北品川2-32-3 品川図書館

℡ 03-3471-4667

Eメール tshina@city.shinagawa.tokyo.jp

 

先着順なので、お早めにお申し込み下さい。

昨年は、予約開始すぐに、満席になってしまいました。

なお、お子さんの年齢は一切問いません。

(去年、首の座ってない赤ちゃんも沢山いらっしゃいました。朗読の意味が分かるのかな?)

本当に気軽な朗読会です。

僕は、「大江山」という、少しだけ怖いお話を読み、演じます。

皆さんのご来場をお待ちしています。

第2回「ぷにぷに演劇ワークショップ」開催決定!

 

皆さんからの熱いリクエストにお応えして、「第2回ぷにぷに演劇ワークショップ」を開催いたします。

日時は、4月11日(日)18:00~21:00。

会場は、前回同様、大山街道ふるさと館(東急・田園都市線:溝の口駅から徒歩5分)。

参加費として、実費(2000円以内)のみ頂戴します。

内容は、前回大変好評だった、”舞台上でのフォーカス法”を中心にするつもりです。

どなたでも参加可能です。

舞台経験の有無等、一切問いません。

 

前回、過去に芝居をやったことない方も参加されました。

何の問題もなく楽しんでいらっしゃいましたよ。

先日、その方とお話しさせて頂く機会がありました。

「ワークショップに参加して以来、日常生活の立ち居振る舞いまで変わった」とおっしゃっていました。

そして、第2回の開催を切望していらっしゃいました。

演劇は、人生をポジティヴに変える力があるのです。

ですから、皆さん!

是非、ご参加下さいね。

ファミリア

岩丸綾子2.JPG 

昨夜、”フラメンコ店長”こと、岩丸綾子さんのダンスを見に行きました。

会場は、高田馬場のファミリアというスペイン料理店です。

 

僕は、仕事の都合で大幅に遅れていきました。

お店に着くと、客席は超満員!

立錐の余地もありません。

僕は予約を入れていなかったので、店員さんに追い返されそうになりました。

岩丸さんの計らいで、特別に入店させて頂きましたが、恐るべき人気ですね。

驚きました。

 

ステージは、ベテラン・ギタリスト住田政男さんの演奏と森薫里さんの歌に乗せて、5人のダンサーが踊るというものでした。

迫力満点で素晴らしかったですよ。

お客さんの大半が、フラメンコ・ダンスを練習している人たちだったみたいで、手拍子や掛け声で大いにステージを盛り上げていました。

 

終演後、ギタリストや歌手の方ともお話をさせて頂きました。

フラメンコの成り立ちや特長などを、色々伺うことが出来ました。

収穫の多い一夜となりました。

 

ストイックな作風と言われている僕に、フラメンコの雰囲気はピッタリ合うような気がします。

いつか、フラメンコ・ギターと演劇の共演をやってみたいですね。

「もう少し、フラメンコの勉強をしてみようかな」と思いました。

 

(上の写真は、昨年のソロ・リサイタルの時のものです)

「夢で会えたら」のラストは?

 

先週木曜日の「噛みつき大作戦」の打ち上げで、面白いことがありました。

「ぷにぷに号泣祭り」で上演した「夢で会えたら」のラスト・シーンについて、議論が持ち上がったのです。

 

「あのラストは、とんでもない悲劇だ!」

「いや、あれ程のハッピー・エンドはない!」

この二派に分かれて、喧々囂々の言い合いになっていました。

それも、作品を作った僕の意見を聞こうともしないで‥。

 

結論から言えば、ご覧になった方が、各自、自由に感じて頂ければ結構です。

皆さんが思ったことが、正解です。

どちらが正しいということもありません。

 

しかし、8ヶ月も前に上演した作品について、あんなに熱く語って貰えるなんて、作者冥利に尽きますね。

ありがたいことです。

僕自身は、見ている時よりも、後でふと思い出した時の方が面白いと感じられる作品作りを目指しています。

そういう意味では、「夢で会えたら」は、上手くいった作品なのかもしれませんね。

「大江山」稽古開始

 

「大江山」の朗読の練習を開始しました。

素読みで、大体20分の作品です。

楠山正雄さんの文章は平易で、とても読みやすいですね。

その代わり、朗読には淡々としすぎていて、盛り上がりに欠ける感じがします。

ハイライト・シーンも、物凄いことが起こっている割には、サラッと書かれています。

(切り落とされた鬼の首が、火を吹きながら襲ってくるんですよ!)

この作品を面白く聞かせるには、かなり工夫が必要でしょうね。

そのための演出を考えながら、毎朝、早起きして稽古をしています。

寒い時期こそ‥

 

寒い日が続きますね。

この時期、僕は、無性にサーフ・ミュージックが聞きたくなります。

毎年、寒い時期に、夏の公演用の脚本を書いています。

だから、条件反射のように、夏の音楽をイメージしてしまうんでしょうね。

 

今週の東京地方は、時折、白いものが舞っています。

でも、僕の頭の中は、海に沈む夕陽の紅色に染まっているのです。

「蝶」暗記開始

 

「ぷにぷに印象派祭り」では、これまでと全く違うタイプの作品を上演します。

そのうちの1本、「蝶」のセリフの暗記を、最近始めました。

この作品は、僕の特長とも言える論理的なセリフではないので、実に覚えにくいんです。

一向に頭に入りません。

しかも、暗記しようとする度に、大幅に脚本に直しを入れてしまいます。

したがって、せっかく覚えた部分を、また覚え直さなくてはいけません。

結局、まだほとんど覚えていません。

うーん、この作品は、意外に手強いぞ!

コントに挫折

 

昨日、コントの脚本を書こうと思い、パソコンに向いました。

以前から暖めていたアイディアなので、すぐに書き上がるだろうと考えていました。

しかし、いざ書き始めてみると、一向に筆が進みません。

展開は決っているのに、どうしてもセリフが躍動してこないのです。

あまりに酷いので、結局、挫折!

またの機会にすることにしました。

 

いつもは割とスイスイ書けるのに、なぜ昨日に限って書けなかったのか、分析してみました。

すると、簡単に、その理由が分かりました。

それは、キャストが決っていない状態で書き始めたからです。

シリアスな劇は、誰が上演するかは、あまり問題ではありません。

脚本に合うように、演技をして貰うだけです。

しかし、コントの場合、役者さんの個性を最大限に生かした方が、絶対にお得です。

コントは、誰が演じるかが決らないと、イメージが出来ないんですね。

またまた、新たな発見をしてしまいました。

 

このコントは、上演するとしても、今年の後半(多分、年末)になります。

当然、キャストは、まだまだ決りません。

出演希望者が出揃った頃、再度、チャレンジしたいと思います。

(その代わりに、シリアスなストーリーを一つ思い付きましたよ)

1週間で2本

 

結局、この1週間で、脚本を2本書きました。

1本は爽やかな、恋愛もの。

もう1本は、不気味なテイストの、どんでん返し系二人芝居です。

一旦弾みがついてしまったので、もっともっと書きたくて仕方ありません。

昨日数えてみたら、アイディアがある程度まとまっていて、脚本化していないストーリーが10個以上ありました。

まだぼんやりとはしているものの、脚本になりそうなイメージも沢山持っています。

そういったものを、早く形にしたくて堪らないのです。

やっぱり僕は、演劇活動の中で、脚本を書く作業が一番好きなんですね。

でも、そろそろ、「ぷにぷに印象派祭り」のお稽古を本格化させなくてはいけない時期なんですけど‥。

「風船男」の映像

 

一昨日の「噛みつき電撃大作戦」で、「風船男」の映像を撮りました。

客席最前列から、簡素な素材で撮影したので、絵や音は荒れています。

その中で、比較的見やすい部分のみを抜粋してみました。

下記のサイトから、ご覧頂けます。

良かったら、見てみて下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=sIXRkTNRPwk

 

最近、ユーチューブの使い方が、何となく分かってきました。

今後も、舞台映像をHPで見られるように努力していきたいと思っています。

そのためには、まず、動画専用のカメラを買わないと‥。

(あと、撮影のためのスタッフも確保しなくてはいけませんね)

 

今回、自分の舞台映像を見て、様々な課題が発見されました。

まだまだ、動きが甘いですね。

JIDAIさんやロウミンさんに注意された意味が、良く分かりました。

しっかり反省して、今後に生かしたいと思います。

「噛みつき電撃大作戦」無事終了しました!

ハードコア看板100211_1522~01.jpg

昨日、亀戸ハードコアの「噛みつき電撃大作戦」に出演させて頂きました。

僕は、おなじみの「風船男」を上演させて貰いました。

悪天候の中、ご来場頂いた皆さん、本当にありがとうございました。

お陰様で、充実した上演が出来ました。

 

昨日、僕は、本番の90分前に当たる14時に会場入りしました。

ライブハウスのスタッフの皆さんが、すでに会場の準備をすませていらっしゃいました。

しかも、音響・照明ともに会場専属のプロの方だったので、ごく簡単な打ち合わせだけすれば十分といった感じでした。

照明機材が沢山揃っていたので、普段はなかなか出来ないタイプの灯りを選ぶことも出来ました。

舞台面は、アトリエ無現などと比べると確かに狭いです。

でも、一人芝居やパントマイムなら対応可能な大きさでした。

演劇上演に関しても、なかなか面白い空間だと思いましたね。

ただ一つ、想定していなかった問題が生じました。

出演者の登退場の動線が、客席の中央を突っ切るしかないんです。

したがって、板付き暗転等の演出はほぼ不可能となります。

そこで、僕は、一計を案じました。

作品のラストを、風船を空中に放り投げながら出口に向って進み、そのまま会場から退場する形に急遽変更したのです。

練習したことのない動きですが、これも経験と思い、大胆に挑戦することにしました。

 

 ハードコア舞台100211_1424~01[1].jpg

本番は、15:30にスタートしました。

公演の前半は、立川らく太君の落語2席です。

演目は、「道潅」「短命」でした。

およそ1時間、ぶっ続けで落語があった後、中入りです。

そこで、噂のアイスクリームが、お客さん全員にプレゼントされました。

粘りのある、とても美味なアイスでしたよ。

 

中入り明けが、僕の出番です。

本当に楽しく上演させて頂きました。

多分、お芝居やパントマイムをほとんどご覧になったことのないお客様ばかりだったと思います。

でも、かなり真剣にご覧頂いていただけたようです。

「風船の演技が凄かった」という感想も頂戴しました。

結構シュールなお話なので、戸惑われた方もいらっしゃったようですが、途中からは雰囲気に馴染んで頂いたようでした。

新演出のラスト・シーンも、「カッコよかった!」との評価を頂戴しました。

中には、「退場する時、怖すぎて直視できなかった!」とのご意見もありましたが‥。

 

最後は、らく太君の「大工調べ」です。

結構な大ネタで難しいと思うのですが、らく太君には良く合っている噺だと思いました。

良く受けていましたよ。

 

およそ2時間で、公演は終了。

遊びに来てくれた”ぷにぷに”メンバー達を交えて、亀戸名物ホルモン焼きとホルモン鍋を食べに、街へ繰り出しました。

噂通り、安くて美味しいものでした。

ぷにぷにメンバーは、ちょっとビールを飲みすぎですが‥。 

 

いやあ、本当に充実したとても楽しい一日でしたよ。

素晴らしい機会を下さった皆さんに、感謝、感謝です。

やっぱり舞台っていいですね。

今後も、益々頑張らなくてはいけませんね!

本日、「噛みつき電撃大作戦」本番です!

 

祝日の今日の東京地方は、お天気が今ひとつのようです。

こんな日は遠出せずに、午前中ゆっくりして、夕方からの落語会に遊びに行くのはいかがでしょう?

以前お知らせしたように、今日午後3時半から、亀戸ハードコアで開催される「立川らく太 噛みつき電撃大作戦」にゲスト出演させて頂きます。

僕は、「風船男」を再演します。

落語会のお客さん、それも下町・亀戸のお客さんが、パントマイムを使ったシュールな内容のブラック・コントにどんな反応を見せるのか、大いに楽しみです。

(僕は「史上最強の日本代表」の方が良いのではと主張したのですが、らく太君のリクエストで「風船男」になりました)

17:30頃には終演しますので、早く家に帰るも良し、話題の亀戸B級グルメを味わうも良し、有意義に一日が使えますよ。

僕自身、亀戸餃子にするか、亀戸ホルモンにするか、迷っているところです。

皆さん、是非、遊びに来て下さいね。

詳しい情報は、このHPのトップページから!

不思議なテイスト

 

昨日は夜の仕事だったので、日中、新作脚本のプロットを書きました。

今、僕の脳は脚本家モードに突入しているのか、次々にアイディアが湧いてきます。

実は、まだ脚本にしていないストーリーが、僕の頭の中に幾つかあるんですよ。

「ぷにぷに印象派祭り」の本格的な稽古に入る前に、出来るだけ書き貯めておこうと思っています。

稽古を始めると、演出家脳、役者脳になってしまい、まったくストーリーが浮かばなくなってしまいますので‥。

 

ただ、同じ時期に書く作品は、ジャンルも同じになってしまうんですよね。

今は、オチにどんでん返しのある、ホラー、サスペンス、SFなどが融合された、不思議なテイストのものが多いですね。

感動系ではなく、趣向の面白さで見せるタイプの作品です。

ストーリーや展開でお客さんに楽しんで貰おうというものなので、演技力はそれほど要求されません。

舞台経験の少ない皆さん!

一度、僕の作品に挑戦してみませんか?

あさって2月11日は「噛みつき電撃大作戦」

亀戸落語100208_1101~01[1].jpg

劇団ぷにぷにパイレーツの今年初の公式な舞台が、いよいよ明後日に迫って参りました。

すでにこのHPでご紹介している通り、立川らく太君主催の落語会です。

建国記念の日でお休みの方も多いことでしょうから、是非遊びにいらして下さい。

当日、ご予約なしで、突然ご来場頂いても、十分お席はございます。

僕は、ゲストとして出演し、「風船男」を再演します。

らく太君は、「道潅」「短命」「大工調べ」の3席を予定しているとのことでした。

 

亀戸は、梅や藤で有名な亀戸天神がある他、亀戸餃子亀戸ホルモンなど、B級グルメの街としても人気集めています。

格安(映画より安い!)の落語会で笑って、終演後は格安の美味しい料理に舌鼓を打って下さい。

ちなみに、今回の落語会の休憩時間には、美味しいアイスクリームの試食も出来るそうです。

詳細は、下記に記しておきます。

 

●「立川らく太 噛みつき電撃大作戦」

 亀戸激情落語シリーズ episode.08~

・出演:立川らく太

・ゲスト:石崎一気

・演目:「大工調べ」「道潅」「短命」「風船男」を予定

・日時:2010年2月11日(建国記念の日)

    開演15:30(開場14:30)

・会場:亀戸ハードコア(JR総武線 『亀戸駅』より徒歩3分)

    〒136-0071東京都江東区亀戸1-39-6 アオキビル3F

    TEL:03-5836-7515 FAX:03-5836-7516

・料金:予約1200円  当日1500円

・プレイガイド:Lawson ticket  L-CODE 33532

*東京堂乳業食品株式会社より、ICE CREAM 「AURINO」をプレゼント

Aldo Ciccolini

 

「ぷにぷに印象派祭り」では、”印象主義”と呼ばれる作曲家の音楽を使って、演劇作品を上演するつもりです。

具体的には、ドビュッシーやラヴェルらの曲になります。

僕が準備した脚本にどんな曲が合うのか、色々聞いて勉強しているところです。

 

それにしても、同じ譜面なのに、演奏家が変わると、何と印象が変わることでしょう!

同じ曲と思えないぐらい違って聞こえます。

演奏のテンポも、演奏家によって、速くなったり、遅くなったりするんですね。

誰の演奏を聞くかによって、曲のイメージはまるっきり変わってしまいます。

ですから、一人のアーティストだけ聞いて分かったような気になるのは、大変危険だと思いました。

 

最近、僕は、ドビュッシーのピアノ曲を集めたアルバムを、何種類か集めています。

クラシックのCDって、ビックリするほど安いんですよ。

日本のポップスのCDは1枚3000円程度だと思うのですが、クラシックの場合6枚組で3000円以下だったりするんです。

(アイドル歌手のCD1枚より、ドビュッシーのピアノ曲全曲の方が安いのは、どうなんでしょうね)

 

昨日、Aldo Ciccoliniの演奏した、ドビュッシー・ピアノ曲全集5枚組を購入しました。

僕は、数多いるピアニストの中で、Ciccoliniの演奏が、自分の好みに最も合致するような気がします。

非常に演劇的な演奏だと思うんですね。

僕の描きたい世界観との共通点を、強く感じるのです。

(Ciccolini先生、生意気言ってすみません!)

これからCDを聞き込んで、脚本にピッタリ合う曲を選んでいきますね。

年齢とともに

 

結局、昨日は、新作の脚本を1本書いてしまいました。

アイディアが浮かんでしまうと、書かずにいられなくなりますね。

 

今回書いたのは、ごく短い小品です。

とは言っても、原稿用紙20枚分ぐらいありますが‥。

これから、どんどん削っていきます。

 

内容は面白いと思うのですが、僕の実年齢とかけ離れた主人公になってしまいました。

爽やかな、ほんのりとした恋の物語だからです。

年とともに、段々、出来ない役が増えてきましたね。

寂しいことです。

そうは言っても、僕しか、この作品を出来る役者がいませんから、やってしまいますけど‥。

「大江山」

 

3月20日に開催される品川区立図書館主催の朗読会の演目が決りました。

「ねずみの嫁入り」、「金太郎」、そして「大江山」です。

すべて、楠山正雄さんの作品で統一します。

 

このうち、僕は、「大江山」を担当します。

「大江山」は、皆さんご存知の”酒呑童子”の物語です。

主人公は、源頼光ですが、その家来に坂田公時(さかたのきんとき)という強い武士がいます。

公時とは、成長した”金太郎”のことなのです。

ですから、「金太郎」のお話の後、「大江山」を聞けば、金太郎の幼少時代と大人になってからの様子を知ることが出来る訳です。

なかなか面白い趣向でしょ!

 

「大江山」は、文量もたっぷりあり、登場人物も多彩ですから、朗読するのも大変です。

シタールとも合わせていかなくてはなりません。

今日から、本格的に練習を始めます。

「ヴォイスの挑戦」

 

ヒカシューの巻上公一さんから、ユニークなフェスティバル「ヴォイスの挑戦」のご案内がメールで届きました。

来月29日~31日、青山円形劇場にて開催される、声の可能性にスポットを当てたライヴです。

国内外から、様々なアーティストが集結し、3日間に渡ってパフォーマンスを繰り広げるそうです。

以前、取材させて頂いたことのあるアルタイのボロット・バイルシェフさんも、驚愕のホーメイを聞かせてくれます。

(ボロットは本当に凄い!聞いたら、10メートルぐらい吹っ飛びますよ)

演劇を志す者としては、聞き逃せません。

僕自身も、声の可能性を追求したいですからね。

是非、皆さんも、足を運んで下さい。

詳細は、下記のサイトで確認して下さい。

http://www.makigami.com/neo-voice.html

ブロントサウルス

 

買ったばかりの三脚に、カメラを付けてみました。

普通のデジカメなので、バランス悪いー!

頭が異様に小さい感じなんです。

まるでスーパー・モデル、いや、ブロントサウルスのようです。

やはり、三脚に見合ったカメラも買わないといけませんね。

それも、動画専用のちゃんとしたカメラを。

動画編集用にPCも買い換えた方が良いかもしれません。

HPをグレード・アップさせるには、お金が掛かって仕方ありませんね。

三脚

 

三脚を買いました。

何と3980円!

かなり立派なものが、4分の1ぐらいの価格に値下げされていました。

うーん、デフレ・スパイラル!

商品についていたアンケートの第1問目が「あなたのご職業は?」なんですが、その最初の選択肢が「プロ・カメラマン」になっているぐらいですから、相当本格的です。

機能が沢山付いていて、とても使いこなせそうにありません。

 

でも、これで動画の撮影が簡単になります。

これまで、HPの「公演動画」の所が有効活用出来ていませんでした。

今後は、上演作品の一部をご覧頂けるようになるかもしれません。

そのためには、動画を撮影するスタッフを一人確保しなくては!

役者不足の上に、スタッフ不足‥。

ステファンのレッスン風景

 

僕は、普段、”ポーリッシュ・マイム”と呼ばれる、ポーランドのパントマイムを練習しています。

これは、皆さんがイメージされる一般的なパントマイムとは、まったく違ったものだと思います。

言葉では説明しにくいのですが、「存在しないものをあたかも存在するかのように見せるイリュージョン・テクニック」にとどまりらず、もっと演技の根本部分を明確に理論化、体系化したものです。

肉体だけで、最大限の演劇的効果をもたらそうというものではないでしょうか。

”ポーリッシュ・マイムの神”と言われているステファンさんのレッスン風景の映像が、ポーランドのテレビ局のサイト上で見られます。

(非常にエキセントリックなので、生徒さんは大変そうですが‥)

良かったら、ご覧下さいね。

http://www.tvnwarszawa.pl/8614,program.html

 

脚本「蝶」の評価

 

「ぷにぷに印象派祭り」で、「蝶」という作品を上演する予定です。

これは、僕がかつて書いたことのない、新しいタイプの作品です。

多分、日本のどこの劇団もやっていないスタイルだと思います。

ストーリーは一切なく、心象風景をさらっと表現しただけの、情景を見せることを主眼にしたものです。

主人公のキャラも薄く、どんでん返しなどの展開もなく、面白おかしい要素は一切ありません。

いわゆるエンタテインメント的なものは、出来る限り排除したつもりです。

僕は、自分の作風を、徐々にこういったスタイルにシフトしていきたいと考えています。

演劇でなければ表現出来ない世界観をお見せしたいのです。

舞台をあまりご覧になったことのない方は、難解だと思われるかもしれません。

(10分程度の作品なので、少々我慢していただければすぐに終りますので、ご安心を!)

しかし、僕だけが実現出来るスタイルの確立を目指し、たとえ一般受けしなくても、こういった作品を追求していくつもりです。

 

「蝶」の脚本を、何人かのアーティストの方々にお見せしました。

お陰様で、とても評判が良いです。

「内容に共感出来る」「美しい世界が展開されている」「自分も、こういった作品をやってみたい」などの評価を頂戴しています。

中には、「分かりやす過ぎるのでは」とおっしゃる方もいらっしゃいます。

僕も、そう感じる部分があるので、もっともっとストイックに修正していきたいと思っています。

さて、あなたは、この作品を、どうお感じになるのでしょうか?