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悪癖

 

僕が最も影響を受けた(と思っている)アメリカの脚本家、小説家のR.Mさんの新刊本を読みました。

本当に素晴らしい内容で、感動に次ぐ感動に心が打ち震えました。

しかし、翻訳者による巻尾の解説を読んで、ビックリ!

「そんなこと言わなくても‥」と思うような、凄いことが書いてあったんです。

 

「作者はきっちりした性格の人のようで、最後につじつま合わせや説明をするため、たまにそれまでの緊迫感や不条理感が台無しになることもあるのです」

 

ううん、耳が痛い!

僕にも、そんな傾向があるからです。

いや、僕の場合、”たまに”ではなく、”常に”かもしれません。

どうしても、細かい矛盾が気になり、帳尻を合わせたくなってしまうんですよね。

昨日も、「穴」という作品の、どうでもいいような歪みを修正するために、セリフを足してしまいました。

確かに、少しぐらいほころびがあった方が、展開もダイナミックだし、ミステリアスな感じがして、お客様をグルーヴさせることが出来るのです。

でも、そこは、僕の性格なんでしょうね。

矛盾を放置できないんです。

分かってはいるけど、どうしても直せない、僕の悪癖です。

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