ぷにぷにパイレーツ

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良くやってる!

 

昨日は、Sachikoさん、じゅん君と、「ぷにぷに印象派祭り」の稽古を行いました。

13時から17時過ぎまで、緊張感たっぷりで内容の濃い稽古が出来ました。

 

まずは、キーボードと芝居の絡む部分だけの、抜き稽古です。

Sachikoさんの演奏もかなり仕上がっていて、良い感じになっていました。

ですから、相当細かい部分まで、注文を出させて貰いました。

また、芝居の演出意図を理解して頂くために、僕が実際に動きながら、その場面で音楽で表現して欲しいことを細かく説明していきました。

その為には、楽譜に指定してあることを無視したりしなくてはならない場合もあったりします。

僕の一存で、超一流の作曲家の名曲をいじってしまうのは、おこがましい気はしますけど、今回の公演においては、絶対にその方が良い筈です。

色々修正を加えていくとどんどん改善されていき、演奏と演技が有機的に絡み合うようになっていきました。

 

思いの外、仕上がりが良いので、稽古後半に、90分の公演を丸々通してみることが出来ました。

段取り的に滞る所もなく、実にスムーズに流れを作れました。

特に大きな問題はなく、来週本番でも大丈夫なぐらいの出来だったと思います。

勿論、細かい部分で、もっともっとこだわっていきたい所があるので、その要望を出して、昨日の稽古を終えました。

 

制作のじゅん君には、本番時に、舞台監督も担当して貰うことになりました。

ですから、昨日は、照明や音響のタイミング等を把握するためのイメージ・トレーニングをして貰いました。

芝居を生かすも殺すも、舞台監督のセンスです。

作品の空気をしっかり掴んで頂けたように思います。

また、じゅん君は、演出についての意見も色々言ってくれました。

非常に参考になるモノもあったので、早速採用することにしました。

じゅん君は、制作として、「実に、良くやってる!」と思います。

さすが、元・有名劇団の制作として活躍した経歴の持ち主ですね。

 

素晴らしい仲間の助力を得て、稽古の度ごとに、確実にレベル・アップしています。

本番まで、あと3週間弱。

各自、しっかり稽古をして、もっともっと良いモノにしていきたいと思っています。

努力あるのみ!

 

それから、動画も撮影しましたので、近日、アップしますね。

「ぷにぷに印象派祭り」まで3週間!

 

今日は、ピアニストのSachikoさん、制作のじゅん君との稽古を行います。

2週間振りの音楽稽古です。

この2週間で、お互いにどれだけ成長出来ているのか確かめられる、非常に楽しみな半面、怖い場でもあるんですよね。

Sachikoさんばかり上達していたら、どうしましょう!

 

気が付けば、「ぷにぷに印象派祭り」まで3週間!

今後、皆で稽古出来るのは、せいぜい2回でしょう。

本当に貴重なチャンスなんですよね。

しっかり息を合わせていきたいと思っています。

 

余裕があったら、また、じゅん君に、面白い動画を撮影して貰います!

苦い真実

 

今日は、僕の好きなセリフをご紹介します。

テネシー・ウィリアムズ作「ガラスの動物園」の冒頭の、トムのセリフです。

 

そう、ぼくは種も仕掛けもちゃんと用意してあります。

だが手品師とはまるで正反対。

手品師は真実と見せかけた幻想を作り出しますが、僕は楽しい幻想に装われた真実をお見せします。

 

これは、僕の劇作の指針となっている言葉なんです。

「ぷにぷに印象派祭り」で上演する作品は、まさに、上記のセリフを意識したものです。

僕が作ってきた中で、かつてないほど幻想的な舞台になっていると思います。

ただし、”楽しい幻想に装われた苦い真実”になってしまいますが…。

是非、ご覧頂きたいと思っています。

扇風機稽古

 

関東地方南部は、相変わらず不安定な天候が続いています。

連日、気温が乱高下し、体調管理も大変です。

ただし、湿度だけは確実に上昇しているので、少々涼しくても、稽古をしていると汗だくになってしまいます。

特に、「穴」という作品は体勢的にも大変なので、滴るほど、汗が出ます。

ですから、最近は、扇風機を回しながら、稽古をしています。

そういえば、去年も、「号泣祭り」の稽古を、扇風機の風を浴びながら、半裸でやっていましたっけ。

変な所から、公演本番が近づいてきている事を実感しています。

 

今、稽古で大切にしていること

 

今、稽古で大切にしていること。

舞台に”立つ”のではなく、”ある”!

”する”のではなく、”感じる”!

こんなことを考えながら、地道にやっています。

カープファン倶楽部

 

今更ながら、球団公認カープファン倶楽部に入会してしまいました。

カープは相変わらずの成績ですが、一所懸命頑張ってる姿を見ていると、辛抱できませんでした。

迷った挙句、結局、入会金3500円也を振り込んでしまいました。

 

カープファン倶楽部に入会すると、以下のような特典があります。

出身地(または在住地)都道府県名をプリントできるファン倶楽部会員特製のオリジナルメッシュジャージ!

寒い日の観戦に大活躍するオリジナルブランケット!

カープイヤーブック!

マツダスタジアム・ビジター球場来場者を対象にしたオリジナルグッズのプレゼントやイベントの開催!

などなど、広島県内・県外会員とも楽しめるファン倶楽部となっています。

 

今は、早くメッシュ・ジャージやイヤーブックが届かないか、首を長くして待っているところです。

ここで入手したグッズを、演劇作品に活用しようという計略があるのです。

ふふふふふ…。

何一つ...

 

ううう…。

ここ2~3週間、ハッピー・エンドのラヴ・ストーリーを考えていますが、何一つ思い付きません。

僕には、向いていないのかも…。

「ぷにぷに印象派祭り」の演奏曲目

 

「ぷにぷに印象派祭り」で、Sachikoさんに演奏して頂く曲を、一部、ご紹介いたします。

 

ドビュッシー作曲「子供の領分」から『グラドゥス・アド・パルナッスム博士』

 

●ラヴェル作曲「マ・メール・ロワ」から『眠りの森の美女のパヴァーヌ』

 

●ドビュッシー作曲『ロマンチックなワルツ』 

 

●シベリウス作曲「抒情小曲集」から『ちょうちょう』

 

●ドビュッシー作曲『2つのアラベスク~第1曲』

 

ドビュッシー作曲『夢』

 

ラヴェル作曲『亡き王女のためのパヴァーヌ』

 

僕がリクエストした曲がほとんどですが、Sachikoさんからの要望で演奏される曲もあります。

いずれも、”印象主義音楽”を代表する名曲ばかりです。

 超速弾きの曲もあれば、間をたっぷり取ったスローの曲もあります。

演奏を聴くだけでも、価値のある公演だと思います。

是非、聞きにいらして下さいね。

4割

 

このところ、順調に「ぷにぷに印象派祭り」のご予約を頂いています。

本番1ヶ月前の現在、約4割、客席が埋まっています。

かつてない盛況ぶりです。

本当にありがたいことです。

 

予約されたお客様にお話を伺うと、今回はやはり、キーボード演奏に対する期待が高いようですね。

演劇で使う音楽がすべて生演奏という公演は、滅多にありません。

その辺りに興味を持って下さっているのかもしれません。

恐らく、皆さんが想像されている以上に、たっぷり演奏をお楽しみ頂きます。

単なる伴奏ではなく、キーボードが主役の公演なのです。

 

具体的な演奏曲目は、明日、ご紹介しましょう。

過ぎたるは及ばざるがごとし

 

セリフも覚え、演出もほぼ決定している現在、「ぷにぷに印象派祭り」の稽古は、感情表現が軸になってきています。

これまでは、練習のために、常に最大・最強の感情を出すようにしてきました。

そろそろ、場面に応じた、適正な感情の量や強さに落としていかなくてはなりません。

「徐々に切なさが強くなっていく」とか、「ゆっくりと愛しさが悲しさに変っていく」といった、難度が非常に高いことに挑戦していく時期に入ってきました。

その判断や表現を誤ると、観客の感情を揺さぶることなく、演者一人で勝手に盛り上がっている”お寒い”状況になってしまいます。

特に、僕は顔の作りが大きいので、ちょっと油断すると、凄くオーバーに見えてしまうんですよね。

過ぎたるは及ばざるがごとし!

内側には感情を湛えながら、それを表に出さないようなトレーニングにシフトしていきたいと思っています。

「ガラスの動物園」上演のためのノートより

 

「”印象派演劇”って、どんなものなんですか?」

こんな質問を受けても、言葉で説明するのは極めて困難です。

非常に感覚的なモノなので、実際にご覧頂くしかないというのが実状です。

でも、そんな、木で鼻をくくったような対応ではいけませんよね。

僕が大きく影響を受け、僕のやりたいことを端的に示唆した素晴らしい文章がありますので、ここでご紹介させて頂きます。

以下、テネシー・ウィリアムズが書いた、『ガラスの動物園』の上演のためのノートからの抜粋です。

 

演劇において、従来の慣習にとらわれないあらゆる舞台技法は、ただ一つだけ正当な目的をもっている。

つまり、より一層、真実に近づくことである。

それは、より鋭く、より生き生きと、事物をあるがままに表現しようとするものであるし、また、そうでなければならないのである。

舞台上に本物の冷蔵庫を置いて本物の氷を取り出したり、登場人物に観客が日常喋るのとまったく同じ喋り方をさせたりするような、純然たる写実劇は、教科書的な風景画と同じく、写真のように本物そっくりという取り柄しかない。

芸術においては写真のような正確さは重要視されないし、真実・人生・現実といったものは有機体であって、本質的には詩的想像力が変容、つまり単なる外観上の姿とは別の形に変えることによってのみ、表現ないし暗示しうるものなのである。

もし演劇が、我々の文化の一部として生命力を取り戻そうとするならば、そのような新しい演劇が、写実的な約束ごとに縛られて使い古された演劇に取って変わらねばなるまい。

 

かえって分かりにくかったでしょうか(いかにも翻訳した文体ですね)?

でも、僕が言いたいのは、こういうことなんですよ。

「ぷにぷに印象派祭り」の作品が、その理想を実現出来ているとも思えません。

でも、少なくとも、その方向に向かっているのは間違いありません。

公演をご覧頂いた後、上記の文章を読んで頂ければ、きっと理解してもらえると思うんですけど…。

「ぷにぷに印象派祭り」まで1ヶ月!

 

「ぷにぷに印象派祭り」まで、1ヶ月となりました。

これまで以上に本腰を入れて稽古に励まなくてはなりませんね。

 

ところで、自分で言うのも変ですが、「ぷにぷに印象派祭り」は、相当良いですよ。

かなり面白いです。

ぷにぷにパイレーツ史上、最高傑作であると断言いたします。

脚本も、演出も、演技も、どの点を挙げてみても、かつてないほど濃密なモノになっています。

何人かのスタッフに稽古を見てもらいましたが、大変好評です。

「呼吸が出来なくなる」「内臓をかき回されるような気がした」といった感想を頂きました。

(これらは、ぼくにとっては褒め言葉なんです。そうしたいと思って、やっていますので…)

正直言って、取っ付きやすい甘口の公演ではありません。

見た瞬間に理解、共感できて、気分がスッキリするような作品は、1本しかやりません。

むしろ、1年後にふと思い出した時に、しみじみ、「ああ、そういえば、あの公演は良かったなあ…」と思えるような公演を目指しています。

何といっても、「印象派祭り」ですから、”印象”が肝心なんです。

例に挙げて恐縮ですけど、後期印象派を代表する画家・ゴッホの絵を見て、その瞬間に、「ああ、これは面白い!」とは思わないですよね?

しかし、いくら時間が経っても、その残像は消えません。

これが、”印象派”なのです!

「ぷにぷに印象派祭り」は、そんな公演をイメージして頂ければ幸いです。

本番1ヶ月前ということで、自画自賛してしまいました。

 

それから、Sachikoさんの演奏にもご期待下さい。

やっぱり生演奏は良いです。

いくら役者がお客様の呼吸を感じて演技していても。音楽が録音されたモノであっては意味がなくなります。

観客、役者、音楽家が、一つの鼓動、一つの呼吸になってこそ、作品の世界に没入出来るのだと思います。

また、劇間のキーボードの生演奏にも、ご注目下さい。

これまでクラシック音楽に縁がなかった方も、きっと気に入って頂けると思いますよ。

誰もがご存じの有名曲に加え、知られざる名曲も聞くことが出来ます。

公演からお帰りの途中、CDショップに寄って、ドビュッシーやラヴェルの作品集をお求めになる方も、きっといらっしゃることでしょう。

 

さてさて、現在の予約状況をお伝えします。

マチネ・ソワレともに、定員に対し、3~4割程度埋まっている感じです。

ご予約下さった皆様、本当にありがとうございます。

まだまだ、十分お席はございます。

皆様のご予約を、心よりお待ちしています。

チェンジ・オブ・ペース

 

昨日、また新作脚本を書きました。

今回は、男性用の一人芝居です。

内容は、サスペンス・アクション喜劇といったところしょうか?

出来るだけセリフを減らし、体の動きで表現するモノを目指しています。

イメージとしては、「風船男」をグッとストイックにしたような感じです。

公演のトリを飾るような作品ではありませんが、チェンジ・オブ・ペースには持って来いです。

ただ、相当な演技力が必要とされます。

この作品が自分で上演できるよう、日々、精進していきたいと思っています。

ノリやすいタイプ

 

昔から、僕は、音楽に乗りやすいタイプです。

仕事でナレーションやDJをやる時も、BGMによって、テンポも、声質も、喋る内容まで変わってしまう方です。

ですから、素読みで時間を計っても全く意味がなく、本番ではその2倍近く時間が掛ってしまうこともしばしばです。

 

原稿読みですらそんな状態ですから、演劇では、もっと音楽の影響を受けてしまいます。

僕の作品は、無言で動きだけを見せるシーンが多いのですが、その間の長さや動きのスピードは音楽が決めてしまいます。

つまり、僕の作品の質を決めるのは、音楽なのです。

 

それだけに、「ぷにぷに印象派祭り」における音楽稽古は、非常に重要になってきます。

キーボードが歌い上げてしまうと、僕の感情表現もオーバーになってしまいます。

キーボードが走ってしまうと、僕は動きやセリフを急がざるをえません。

キーボードに的確な演奏をして貰うことが、絶対に必要なのです。

 

ですから、一昨日の稽古では、作品の意図や、そのシーンで表現したいこと、主人公の心理の流れ等を、Sachikoさんに丁寧に説明させて頂きました。

また、僕の動きの特長を、実際に見てもらって、そのリズムを掴んで頂きました。

Sachikoさんにとっては、一般的なクラシック音楽の演奏とは手法が違うので、戸惑うことが多かったと思います。

しかし、稽古を重ねた結果、分かりやすく言えば、演奏がうねり、揺れるようになっていきました。

たちまち、演技がやりやすくなり、心理表現もたっぷり出来るようになったのです。

 

Sachikoさんとは、今回が初めての共演になります。

演劇の醍醐味は、共演者と心が通じ、一緒に一つの世界を築き上げていくことです。

お互いを感じ合い、感覚を共有出来るように、もっともっと稽古を重ねていきたいと思います。

稽古は嘘を付かない!

 

昨日、Sachikoさんと、「ぷにぷに印象派祭り」の稽古を行いました。

13:00から17:00まで、途中休憩を挟みながらも、かなり密度の濃い稽古が出来ました。

 

昨日の段階では、まだ全体を通す形ではなく、キーボード演奏と演技がコラボレーションする部分だけを繰り返す、抜き稽古です。

僕は、クラシック音楽の専門家ではありませんが、色々、注文を出させて頂きました。

キーボードの音色を様々試しましたし、譜面も一部カットしてもらいました。

そして、何より、演奏そのものに厳しい要求を行いました。

リズム、スピード、アタック等、細々リクエストを出しました。

と言うのも、今回のキーボード演奏は、単なるBGMや伴奏ではないからです。

音楽が、ある時は背景になり、ある時は大道具や小道具になり、ある時は心情描写になり、またある時は過去や未来を暗示したりと、主役以上の働きをすることになるからです(実際にご覧頂けると、その意味が良くご理解頂ける筈です)。

ですから、キーボードには、僕以上に演技力を持って貰う必要があるのです。

昨日の稽古では、まるで俳優さんに演出しているかのようなダメ出しを、Sachikoさんにさせて頂きました。

しかし、その甲斐あって、稽古終盤ではキーボードがキラキラ輝き出し、まさに演劇的な演奏になっていました。

お陰さまで、僕も、芝居が随分やりやすくなりました。

やっぱり、稽古はやらなきゃいけませんね。

稽古は、嘘を付きません。

 

とりあえず、お互いに課題を持ちかえる形で稽古を終えました。

次回の稽古までに、それぞれが自分をブラッシュ・アップさせなくてはいけません。

2人のリズムが有機的に融け合い、呼吸が揃うぐらい、気持ちを合わせられたらいいですね。

生演奏との共演だからこそ実現出来る、”印象派”ならではの作品を作り上げていくつもりです。

左手首の角度を...

 

もうすぐ、「ぷにぷに印象派祭り」本番まで1カ月となります。

普通、この時期になると、劇団ブログは、稽古の進捗状況を詳細に報告していくものです。

しかし、「ぷにぷに印象派祭り」で演技するのは、僕一人。

演出も自分自身ということで、稽古がドラマチックに進展していくことはありません。

有り体に言えば、ブログに書くような面白い出来事は起きないのです。

勿論、毎日欠かさず稽古をしていますが、非常に地味なものです。

「左手首の角度を10度程反らしてみよう」とか、「吸った空気を、お腹側から背中側に、ゆっくり移していこう」など、傍から見ると、何をやっているのか分からない程細かい部分を意識して練習しています。

多分、お客様は、本番をご覧になっても、そんな工夫に全く気付かれないと思います。

でも、作品全体を通して見ると、印象に大きな違いが生じるはずです。

とにかく、実際に試してみないと分からないので、無闇に色々動いているところです。

 

「印象派祭り」の稽古で、ドラマチックな変化が生じるとすれば、Sachikoさんのキーボードと合わせる時でしょうか。

実は、今日が、その稽古日に当たっています。

一緒に練習出来る機会は限られているので、丁寧に合わせていきたいと思っています。

没!

 

昨日、お客様からリクエストの多い、ラヴ・ストーリーの脚本を書いてみました。

しかも、ラストがハッピーエンドのモノです。

書いているうちに気分が乗ってきて、スイスイ書き上げてしまいました。

文量は、原稿用紙40枚弱です。

 

書き終えて、読み直してみると、これが酷い!

ハッピー・エンドに向かおうとするあまり、主人公がにやけた感じになっていて、実に気持ち悪いんです。

また、短い中で登場人物を幸せに向かわせるために展開が余りに強引になっていて、リアリティが希薄過ぎます。

大失敗に終わりました。

勿論、この作品は、没!

 

どうやら僕は、ハッピーエンドが苦手なようです。

演劇フェスへの出演依頼相次ぐ!

 

このところ、劇団ぷにぷにパイレーツへ、様々な演劇フェスティバルへの出演依頼が相次いでいます。

うちの劇団も、少しづつですが、日本演劇界で知られる存在になってきたということでしょうか?

それ自体は、実に喜ばしいですね。

 

ただ、演劇フェスティバルに出演したくても、ハードルが非常に高いんですよ。

まず、設定されているチケット料金が、とても高額なんです。

また、各劇団に対するチケット・ノルマも厳しく、小規模劇団には赤字必至のものとなっています。

また、出演時間も、各劇団30分程度と、微妙な感じなんですよね。

これだったら、自主公演を充実させた方が、遥かに価値があるように感じます。

確かに、一流の劇場に出演できることや、他の劇団のファンの皆さんに見てもらえるのは、大変な魅力ではあります。

しかし、本公演より値段が遥かに高く、上演時間も限られているとあっては、ぷにぷにパイレーツのお客様に負担を強いることになってしまいます。

ですから、今のところ、演劇フェスティバルへの出演のオファーは全てお断りしています。

 

勿論、条件さえ合えば、イベントに参加することはやぶさかではありません。

クリエイティブな内容なら、赤字覚悟でも出演する意欲はありますよ!

「ぷにぷに印象派祭り」の予約状況

 

「ぷにぷに印象派祭り」のご予約が、本当に好調です。

かつてないペースで、沢山ご予約を頂いています。

本番まで、まだ1カ月以上あるのに、こんなにご予約を賜ったことはありません。

しかも、今回は、ソワレ(18:00開演の夜の部)の方が、人気があるのです。

いつもは、マチネにお客様が集中しているのに、どうしてなんでしょう?

いずれにせよ、有り難いことです。

 

現在、客席が2割程度埋まっている状況です。

まだまだ十分、お席はございます。

他では決して見ることの出来ない、画期的な印象派演劇をお目に掛けたいと思っています。

従来のぷにぷにパイレーツの作品とも、全然違います。

沢山の方々に、とりわけ演劇をあまり見たことのない方にこそ、ご覧頂きたいですね。

皆様のご予約を、心よりお待ちしています。

マルセル・マルソー

 

”パントマイムの神様”と呼ばれている、故・マルセル・マルソーさん!

その動画を、ユーチューブ内で発見しました。

僕が学んでいるポーリッシュマイムとは、まったく違うマイムですね。

マルソーさんの動きは舞踊に近く、内容も寄席芸のように万人受けするモノでした。

今、日本で上演されているのは、ほとんどマルソーさん流のパントマイムです。

良かったら、下記をクリックしてご覧になってみて下さい。

http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=_lF0XMCssG0

http://www.youtube.com/watch?v=BDEhi8H_hZY&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=3L63-SoPjbk&feature=related

ヴァレンタイン・チョコ

 

一昨日のワークショップで使うテキストとして、ごく短い脚本を書きました。

「ヴァレンタイン・チョコ」というタイトルで、高校生の男女が登場する淡い恋の物語です。

あくまで演技の練習用に作ったものですが、実際に若い男女に演じて貰うと実に良かったですね。

色々演技指導を施していくうちにどんどん雰囲気が出てきました。

最後には、作者の僕ですら、女性のラストのセリフで胸がキュンとなる程でした。

やっぱり、演技って大切ですね。

ちょっとした体の使い方で、作品の印象がまったく変わってしまいます。

そのコツを少しでもお伝え出来たのなら、嬉しいです。

 

「ヴァレンタイン・チョコ」は、思いの外、魅力的なものだったので、いつか舞台にも掛けてみたいと思っています。

「第3回ぷにぷに演劇ワークショップ」終了しました!

 

昨日、無事、「第3回ぷにぷに演劇ワークショップ」を終了しました。

沢山の皆さんにご参加頂き、大いに盛り上がりました。

昼・夜通して6時間の長丁場でしたが、参加者は口を揃えて「あっという間だった」とおっしゃっていました。

楽しんで頂けたようで、良かったです。

演劇の楽しさと難しさを、きちんと理解して貰えたようです。

珍しくエチュードもやってみましたが、参加者のレベルが高くて面白いモノになりました。

昨日のメンバーで公演を行ったら、きっと良い作品をお見せ出来ると思います。

 

これで、一連のワークショップは一旦終了!

今後は、「ぷにぷに印象派祭り」の稽古に邁進していきます。 

本日「第3回ぷにぷに演劇ワークショップ」

 

本日、「第3回ぷにぷに演劇ワークショップ」を開催します。

今回は、何と、2部制です。

第1部は14時からで、基礎編です。

どんなスタイルの演劇にも共通する、発声やセリフの読み方などを、実践して頂きます。

第2部は、18時から、応用編です。

劇団や公演のオーディションを想定し、より実践的な対策を考えていきます。

昼・夜通しで参加すると、約6時間も演劇体験をして頂くことになります。

その分、材料もたっぷり用意しました。

参加者も、前回より増えて、一層賑やかになりました。

きっと楽しい一日になりますよ。

 

まだ、枠は若干空いています。

演劇に興味のある方は、14時までに大山街道ふるさと館・和室に集合して下さい。

「印象派祭り」パンフレット作りました!

 

「ぷにぷに印象派祭り」にご来場頂いた皆様にお配りするパンフレットを作成しました。

後は、本番前に、細かいデータを差し替えれば大丈夫!

僕は、早め早めに作業を済ましておきたい性格なんです。

直前になって慌てるのが嫌なので!

 

沢山の方が、このパンフレットを読んで下さいますように!

体幹に筋力を!

 

今週から、急に暖かくなりましたね。

昨日は、まるで夏のような一日でした。

「穴」という作品は、肉体的にきついので、稽古していても汗だくになってしまいます。

一見、激しい動きはないのですが、骨格や内臓を強制的に動かすので、意外にパワーが必要なんですよ。

設定的に、主人公が汗を垂らしていても違和感はありません。

でも、必死でやっている感じをお客様に見せてしまうのは、良くありません。

楽に上演出来るように、体幹に筋力を付けていきたいと思います。

「穴」の衣装

 

「穴」という作品で使う衣装を、昨日、購入しました。

990円でした。

なるべく経費を掛けないことをモットーにしているぷにぷにパイレーツとしては、異例の出費です。

こんなに高額な投資をしたのですから、作品の出来をもっともっと向上させなくてはなりませんね。

また、この衣装は、古びた感じにしたいんです。

ですから、今後、頻繁に着用し、ガンガン洗濯して、汚しを掛けていきたいと思っています。

オーディション対策

 

「第3回ぷにぷに演劇ワークショップ」が、今度の日曜日に迫ってきました。

そろそろ内容を確定していかなくてはなりません。

今日は、カリキュラムを作りますよ。

 

今回は、14時からと18時からの2部制になっています。

たっぷり材料を用意しておく必要があります。

やりたいことは幾らでもあるんですが、短い時間に効果的に学んで頂く為には、事前のプラン作りが大切です。

 

この日は、オーディション対策のようなこともやってみたいと思っています。

一応、僕も、オーディションを行う側の心境は理解できますので…。

様々な視点から、演劇を楽しめる一日にしていくつもりです。

横浜スタジアム

 

せっかくの連休ですから、昨夜は遊びに行ってきました。

行先は、勿論、横浜スタジアムです。

横浜ベイスターズ対広島カープ7回戦を観戦してきたのです。

 

最高でしたね!

カープが、3対1で投手戦を制しました。

広島の前田健は7回7安打1失点でしのぎ、リーグトップに並ぶ5勝目を挙げました。

打線は一回、梵の4号ソロで先制。

二回に赤松のスクイズで追加点。

九回に小窪の適時打でダメ押し。

理想的な展開となりました。

これで、カープは、4位浮上です!

 

それにしても、レフトスタンドと三塁側の盛り上がりは凄いです。

どちらのホーム・ゲームだか分からなくなるぐらいです。

この熱気を、上手くコントで表現出来ないか、現在検討中です。

もし、今年も広島公演が出来るならば、昨日見たシーンをコントに取り入れてみたいと思っています。

「印象派祭り」のご予約を頂戴しました!

 

昨日は、「ぷにぷに印象派祭り」のご予約を沢山頂戴しました。

皆様、本当にありがとうございます。

わざわざ遠方から見に来て下さる方もいらっしゃいます。

ご期待に沿えるよう、頑張らなくてはいけません。

 

僕は、現在、毎日地道に稽古を重ねております。

あまりに地道過ぎて、進捗状況をご紹介することすらできません。

大まかな演出は、大体決まりました。

手首の角度や振り返る速度、息を吸う量等、本当に細かい部分を色々試しながら、正解を探している所です。

動けば動いただけ発見があり、成長があります。

時間の許す限り、とにかく動いています。

 

実は、「幸せ箱」のラスト・シーンだけ、まだ演出が決まっていません。

プランが、3つあるのです。

それぞれ、暗転する時の絵が、全然違います。

どれもが魅力的なのですが、作品の意味がまるっきり変わってくるのも事実です。

Sachikoさんやじゅん君に実際に見てもらって判断を仰ぎましたが、意見が綺麗に分かれて、結論が出ませんでした。

ここだけは、まだ、迷っているんですよね。

ひょっとすると、マチネとソワレで、ラスト・シーンを変えるかもしれませんよ。

「闇の光明」見てきました!

 

昨日は、このHPに不具合が生じ、皆様にご心配とご不便をお掛けしてしまいました。

大変失礼いたしました。

 

さて、先日ご紹介した、東京演劇集団風の公演「闇の光明」を、昨日、拝見してきました。

ストーリーを、改めてご紹介しますね。

 

舞台は、ある売春窟。

いかがわしい興行者が、性病に関する展覧会を始めたところ、連夜満員札止めの大盛況。

女郎屋の女将は、商売あがったり……。

そこで、二人による駆け引きが、繰り広げられる。

 

なんと、ブレヒトが若干21歳の時に書いた民衆劇なんだそうです!

優れた人は、若い時から輝いているものなんですね。

実に素晴らしい作品でした。

さすがに、”肝っ玉おっ母”や”匕首メッキース”ほど魅力的な人物造形は、まだ出来ていません。

しかし、劇構造やセリフ回しに関しては、すでに高い完成度を持っているように思いました。

「闇の光明」は、日本は勿論、ドイツでもほとんど上演されないそうです。

こういった隠れた名品に光を当てて頂けるのは、本当に有り難いですね。

ブレヒトに傾倒している僕としては、もっともっとブレヒト作品の上演が見たいのです。

東京演劇集団風は、7月21日~25日に、ブレヒトの最高傑作「肝っ玉おっ母とその子供たち」を上演します。

前にも拝見したことがありますが、是非、また見て勉強したいと思っています。

 

昨日の上演では、5人の俳優さんが、それぞれ複数の役を演じ分けていました。

具体的な装置はなく、高くて、面積の大きな演台のような所に乗ったり降りたりして芝居が進行していきます。

基本的に登退場はなく、シーンに関係ない役者は、演台を囲むように座って芝居を見ていたりする、ユニークな演出でした。

とてもテンポ良く進行し、生意気な言い方をすれば、稽古が十分足りている感じがしました。

当然、俳優さんたちの演技もお見事でした。

 

またまた、ブレヒト作品から、凄い刺激を頂きました。

少しでもブレヒトに近付けるように、僕も努力しないと!

カメラマンじゅん

 

ありがたいことに、「ぷにぷに印象派祭り」の予告編動画が好評のようです。

ご覧になった方から、「面白かった!」「笑った!」など、様々な声が寄せられています。

楽しんで頂けたのなら、何よりです。

 

何と言っても、じゅん君のカメラワークが良いですね。

多分、初めての動画撮影だと思いますが、立派に務めてくれています。

また、役者としてのじゅん君の魅力も、素晴しいものがあります。

好評の理由は、じゅんにあり!

 

あまりに評判が良いので、稽古の際には、予告編の新作を撮影していきたいと思っています。

いつになるか分かりませんが、楽しみに待っていて下さいね。