また没か...
先日思い付いたアイディアを、プロットに起こしてみました。
文字上は、なかなかに面白い劇に仕上がりそうです。
キャラクターが魅力的ですし、ストーリーも意外性があって、お客様に喜んで貰える筈です。
プロットを脚本にする時には、具体的な演出を考えます。
演劇として効果的な作品になるように、セリフやト書きを決めていきます。
ところが、今回のプロットは、劇にするのがかなり難しいです。
周囲の状況の変化を的確に伝えていかなくてはいけません。
セットや大がかりな照明を入れないと、面白さが伝わりにくいと感じました。
そんな理由で、この作品は没!
全てをセリフで説明するのも、野暮ですしね。
話が面白いだけでは、ぷにぷにパイレーツの舞台に掛ける訳にはいかないのです。
また、新たなアイディアを考えなくては…。
この記事の更新日:2010年7月31日 07:06 | コメント(0) | トラックバック(0)
「Aldo Ciccolini: The Emi Recording 1950-1991」
凄いモノを買ってしまいました。
「Aldo Ciccolini: The Emi Recording 1950-1991」というCDセットです。
僕が最も好きなクラシックのピアニスト、アルド・チッコリーニの、EMIでの40年以上にも渡る録音を集大成したものです。
なんと、CDにして56枚組!
毎日1枚づつ聞いても、2カ月近く掛ります。
定評のあるドビュッシーやサティの他にも、バッハ、モーツァルト、ベートーベン、ブラームス、リスト、ショパン、シューベルト、シューマン、サン=サーンス、マスネ、ストラヴィンスキー、etc、etc…の名曲が、網羅されています。
サティの代表曲などは、繰り返し繰り返し収録されていて、年代ごとの演奏を比較して楽しむことが出来ます。
それでいて、価格は、9400円也!
1枚当たり、200円以下です。
日本人アーティストのアルバムは、1枚3000円程度しますから、その3枚分に過ぎません。
実にお買い得!
また、このセットでしか聞くことが出来ない録音もありますので、チッコリーニ・ファンにとっては垂涎のボックスです。
56枚をじっくり聞きこんで、今後、ぷにぷにパイレーツに公演で使用する曲を選んでいきたいと思っています。
曲数が多いことも魅力ですが、それ以上に、演奏が素晴らしい! 本当に良いです。 他の演奏家で聞いたことがある曲も、チッコリーニで聞き直すと、驚くことが沢山あります。 「ぷにぷに印象派祭り」でお送りした、グリーグの「ちょうちょう」は、驚異的な速弾きでした。 逆にドビュッシーの「ロマンチックなワルツ」は、他のアーティストの1.5倍ぐらいゆっくり時間を掛けて演奏されていました。 固定概念を覆されるような、画期的な演奏揃いです。 非常に演劇的なパフォーマンスだと思いました。 一聴の価値はありますよ。
ただ、一つ、大きな問題がありました。
ほぼ録音順に収録されていますので、1枚のCDに、いろんな作曲家の作品が散りばめられる形になっています。
56枚もあると、どのCDに何が収録されているか、見つけるのが一苦労です。
しかも、解説書(本)は、フランス語で書かれています。
ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」を探すのに、えらく時間が掛ってしまいました。
ましてや、知らない曲を認識するのは、大変だと思います。
他の資料にも当たりながら、じっくり聞いていきますね。
この記事の更新日:2010年7月30日 07:18 | コメント(0) | トラックバック(0)
「JIDAI オーガニックマイムな夕べ」
以前からお伝えしていた、9月5日(日)のパントマイム公演の詳細が決まりました。
パントマイム・アーティスト、JIDAIさんの一門会です。
色々なタイプのパントマイムが楽しめます。
僕は、ソロ作品とアンサンブル作品で参加します。
(勿論、セリフは言いません)
なんと、JIDAIさんのソロ作品も、満喫出来ます。
是非、ご来場下さい!
ご予約は、このHPの”公演予約”のところからお願いします。
以下、公演概要です。
●パントマイム公演「JIDAI オーガニックマイムな夕べ」
・日時:2010年9月5日(日)17:30開演(17:00開場)
・会場:アトリエ無現(田園都市線・駒沢大学駅より徒歩7分)
世田谷区野沢2-26-22川又ビルB1
・料金:1500円(全席自由)
・出演:JIDAI/旭紀子/芦田達也/阿部邦子/荻野百合子/角谷将視/小松星矢/鈴木ひろゆき/隅田栄子/永重法子/中島きく江/平賀達也
この記事の更新日:2010年7月29日 07:28 | コメント(0) | トラックバック(0)
パントマイムのやり過ぎ
昨日は、JIDAIさんのレッスンでした。
始まる前に、9月5日のパントマイム・イベントで僕が上演するソロ作品を見て頂きました。
それに対し、JIDAIさんから、色々貴重なアドバイスを頂戴しました。
どうやら僕は、パントマイムをやり過ぎていたようです。
何でもかんでも必要以上にベタベタ触り、うるさいぐらいモノの存在を強調していました。
感情表現も、分かりやすいように、かなりオーバーにやっていました。
しかし、今回上演するのは、とても繊細な作品です。
もっと主人公の内面に目を向けなくてはいけません。
体内では最大限パントマイムをやりながら、それが表に出ないようにする…。
そんな高い次元の演技が求められてしまいました。
ううん、奥が深い…。
JIDAIさんが見本を見せて下さいましたが、実に素晴らしい!
「僕に代わって、舞台で上演して頂いた方が良いのではないか」と考えてしまいました。
それはつまり、上手に演じれば深みの出てくる作品ということです。
やりがいのある作品なのですから、頑張って練習したいと思います。
この記事の更新日:2010年7月28日 06:50 | コメント(0) | トラックバック(0)
カート・ヴォネガット創作講座初級篇
カート・ヴォネガットの文章を読んでいたら、創作講座初級篇として、以下の8つの項目を挙げていました。
脚本を書く上で、大変参考になると思いますので、ご紹介させて頂きますね。
1 赤の他人に時間を使わせた上で、その時間はむだでなかったと思わせること。
2 男女いずれの読者も応援できるキャラクターを、すくなくともひとりは登場させること。
3 たとえコップ一杯の水でもいいから、どのキャラクターにもなにかをほしがらせること。
4 どのセンテンスにも、ふたつの役目のどちらかをさせること-登場人物を説明するか、アクションを前に進めるか。
5 なるべく、結末近くから話をはじめること。
6 サディストになること。どれほど自作の主人公が善良な好人物であっても、その身の上におそろしい出来事をふりかからせる-自分がなにからできているかを、読者にさとらせるために。
7 ただひとりの読者を喜ばせるように書くこと。つまり、窓をあけはなって世界を愛したりすれば、あなたの物語は肺炎に罹ってしまう。
8 なるべく早く、なるべく多くの情報を読者に与えること。サスペンスなどくそくらえ。なにが起きているか、なぜ、どこで起きているかについて、読者が完全な理解を持つ必要がある。たとえゴキブリに最後の何ページかをかじられてしまっても、自分でその物語をしめくくれるように。
ヴォネガット自身も指摘しているように、ポイントは第7条のようです。
「ひとりの人間のために書かれた物語は、読者を喜ばせる。その物語が読者をアクションの一部にするからだ。読者がたとえ自分ではそう気づかなくても、たとえばレストランで、隣のテーブルにすわったふたりの客のおもしろいやりとりを盗み聞きしているような気分にさせるからだ。」
「たったひとりの人間を念頭において書かれた物語を好むのは、その読者が、やはりそれとは気づかずに、その物語に競技場のような境界があることを感じとるからだ。物語はどこかへ勝手に飛びだすことができない。そのために、読者は自分もサイドラインを越えて、作者といっしょにゲームに参加したい気分になる。物語はつぎにどうなるのか?どうなるべきか?ずるいぞ!お先まっくら!タッチダウン!」
僕は、これまで、ただひとりのお客様のために作品を作ったことはありません。
なるべく沢山の方が楽しんで頂けるよう、最大公約数的な書き方をしていました。
ヴォネガット氏の指摘は、実に素晴らしいですね。
今後の僕の創作にとって、大切な指針になりそうです。
これで、僕の作風が変わるかも?
ただ、そのひとりを誰に設定するかが、難しいですね…。
この記事の更新日:2010年7月27日 07:47 | コメント(0) | トラックバック(0)
「ぷちぷちパイレーツ」骨子
今年秋に開催を予定している「ぷちぷちパイレーツ」の骨子をご紹介します。
基本的なコンセプトは、ぷにぷにパイレーツの若手版です。
舞台経験は豊富だけど、いわゆるセリフ劇の経験が少ない4人が出演します。
可能であれば、僕は出演しません。
今のところ、4本の作品を上演する予定です。
そのうち、3本が社会風刺コントで、1本がラヴ・ストーリーです。
作品のタイトルは、「ノーモア納豆」「きになるひと」「豪快先生」「ボクサー」にするつもりです。
いずれも、非常に分かりやすい、短めの作品です。
4本合わせても、時間が短過ぎる場合は、もう1本追加するかもしれません。
稽古は、9月中旬からスタートします。
どんな作品になっていくのか、楽しみです。
この記事の更新日:2010年7月26日 06:33 | コメント(0) | トラックバック(0)
2つのアイディア
昨日、仕事に向かう電車の中で、劇のアイディアを一つ思い付きました。
演技の面白さを見せる、陰気な、どす黒い作品になりそうです。
また、仕事の帰りの電車でも、別のモチーフが浮かんできました。
これは、今の空気を描いた不条理なコントに出来ると思います。
どちらも良さそうなので、少し寝かせて、いずれ脚本に仕上げるつもりです。
思い付く時はポンポンアイディアが出てくるし、ダメな時はいくら考えてもダメなんですよね。
作品は、作るモノではなく、授かるモノという気がします。
この記事の更新日:2010年7月25日 06:57 | コメント(0) | トラックバック(0)
モーリス・ルヴェル
皆さんは、モーリス・ルヴェルという作家をご存知ですか?
僕は、これまで、全く知りませんでした。
このほど、ルヴェルの作品集を、たまたま手にしました。
読んでみたら、これは素晴らしい!
まず、シンプルにストーリーが面白いです。
また、文章の組み立て方が実に見事です。
そして何より、ラストの余韻の作り方は、圧倒的なものが感じられます。
是非とも、作風を真似したい作家ですね。
なぜ、日本で知名度が低いのか、不思議なぐらいです。
ルヴェルは、「フランスのエドガー・アラン・ポー」と呼ばれているそうです。
確かに、表面的には、ポーのような不気味な面も感じ取れます。
しかし、その奥には、モーパッサンやO.ヘンリーの作品に見られるようなヒューマニズムが、しっかりと感じられます。
探偵小説の脈で語られることが多いようですが、純文学として評価した方が相応しいように思います。
孤独、寂寥、人生の虚無等を、原稿用紙20枚程度の短い文章の中に、描き切っています。
僕も、かくありたい!
皆さんにも、ルヴェルの作品を、是非、お薦めします。
ただ、20世紀初頭の田中早苗さんの翻訳しか手に入らないので、少し読みにくいのが難点ですが…。
暑い夏を涼しくする、グロテスクなコントも沢山ありますよ!
この記事の更新日:2010年7月24日 06:50 | コメント(0) | トラックバック(0)
夏のボクシング
昨日は、岐阜県多治見市で最高気温が39度4分に達したのをはじめ、名古屋市で38度ちょうど、東京の都心で36度1分などと各地で35度以上の猛暑日となりました。
「熱中症予防のため、こまめに水分を摂り、激しい運動は避けて下さい」と、自分の担当番組でも、再三呼び掛けています。
にもかかわらず、昨夜、北澤ボクシング・ジムにトレーニングに行ってきました。
いつもと同じコースで練習しても、汗の量が全然違います。
サンドバッグを撃っていると、足元に水溜りが出来てしまいます。
着替えを4枚持っていきましたが、足りませんでしたね。
練習終了後、3リットルほど、一気に水を飲んでしまいました。
夏のボクシングは、ダイエット効果抜群です。
練習中は、本当に辛いです。
でも、終わった後の爽快感は格別です。
一度、あの大量の汗をかいてしまうと、普段あまり暑さを感じなくて済むのです。
肩こりや腰痛なども、なくなりますよ。
演劇活動にも、肉体面、精神面ともに、大変役にたっています。
夏こそ運動不足になりがちです。
演劇人であれば、暑い時ほど、体を動かさなくてはいけません。
でも、くれぐれも、無理のない程度にね!
この記事の更新日:2010年7月23日 06:18 | コメント(0) | トラックバック(0)
38度9分
今年は、夏らしい夏ですね。
東日本を中心に、昨日も厳しい暑さが続き、群馬県館林市では、最高気温が38度9分と、猛烈な暑さとなりました。
東京の都心でも36度3分を記録し、おととし8月以来、2年ぶりの猛暑日となりました。
気象庁によりますと、この猛暑は今週末にかけて続き、東日本と西日本の内陸を中心に、連日35度前後まで気温が上がる見込みです。
この暑さの中で、動きの稽古をするのは大変です。
ですから、まだ涼しい、朝早い時間に、練習するようにしています。
しかし、昨日の東京地方は、午前7時前に気温が30度を突破してしまったそうです。
おかげで、出勤前に、汗だくになっています。
でも、暑さなんかに負けるか!
今朝も、しっかり稽古します。
この記事の更新日:2010年7月22日 06:28 | コメント(0) | トラックバック(0)
第12回公演のコンセプト
今年秋に開催する予定の「ぷちぷちパイレーツ」公演の脚本は、すべて完成しています。
あとは、稽古を重ねていく中で、修正を加えていくだけです。
こうなると、また新たな脚本を書きたくて、うずうずしてきます。
とは言っても、無闇に書けば良いというものでもありません。
上演出来ない脚本が、溜まっていく一方だからです。
今後は、「ぷちぷちパイレーツ」の次の公演(第12回公演になります)のコンセプトを決めて、それに沿った脚本を考えていく必要があります。
ただ、僕には、やりたいことが沢山あるんです。
SF作品は、すでに、手元に、2公演分ほどあるんです。
恐怖や怪奇といったホラー公演も、一度やってみたいですね。
僕が得意としているコントも、外す訳にはいきません。
お客様の多くは、爽やかなハッピーエンドの恋愛ドラマがお好みのようです。
勿論、感動的な悲しいお話も、僕は大好きです。
本音を言うと、もっと前衛的な手法を試してみたいという気持ちも強いのです。
ううん、一体、どんな公演にしたら良いのでしょう?
公演コンセプトを迷っている時間こそ、最も辛く、最も楽しいんですけどね。
皆さんは、どんな公演を希望されますか?
この記事の更新日:2010年7月21日 07:34 | コメント(0) | トラックバック(0)
4分21秒
9月5日のパントマイム公演で上演するソロ作品の構成が、ほぼ固まりました。
すでに、上演時間が、秒単位で決まっているんですよ。
その尺、4分21秒!
爽やかな印象の作品だと思います。
パントマイム作品では、ほとんどの場合、不思議なことが起こります。
カバンが急に動かなくなったり、ボールが勝手に動き出したり、空間に突然透明な壁が出現して頭をぶつけたりします。
その方がお客さんも見やすい上に楽しめるし、パントマイムの芸の特長を発揮しやすいのだと思います。
しかーし、リアリズム演劇を標榜する僕としては、いくらパントマイム作品といえども、そんなありえない現象を発生させる訳にはいきません。
日常で実際に起こりうる事象だけで、勝負したいと考えました。
これが、本当に難しい!
どうしても、セリフで補足したくなります。
人間の心理の流れは、動きだけでは表現しきれないのです。
でも、ここはじっと我慢です。
色々試行錯誤を重ねた結果、一切のセリフを排し、かつ、人の心の機微を描いた作品が出来上がったように思います。
パントマイムでは、どうしても、動きそのものが主役になりがちです。
しかし、僕は、動きを通して見える人間像に興味があります。
心理が動くから、体も動く…。
そんなパントマイム作品をやりたいのです。
果たして、今回の作品が上手くいっているかどうかは分かりません。
ただ、僕としては、今後もこの路線を追求していきたいと思っています。
この記事の更新日:2010年7月20日 06:46 | コメント(0) | トラックバック(0)
超大作ナンセンス・コント
今日は、海の日です。
「ぷにぷに!泣いてつかあさい」から、もう1年が経過したんですね。
あの土砂降りの中での公演が、つい昨日のことのように思われます。
今、思い返しても、素晴らしい経験でしたね。
協力して下さった皆さんに、改めて感謝です。
さてさて、昨日は時間があったので、脚本を1本書きました。
男性3人によるコメディです。
それも、社会風刺の要素すら一切含まない、完全なナンセンス・コントです。
ああ、それなのにそれなのに、原稿用紙50枚を超える大作になってしまいました。
現状のまま上演したら、45分以上掛る可能性があります。
大幅にカットしなくては、いけません。
しかも、暑い暑い真夏の日中に書いたので、思いっ切り、暑い夏の設定になっています。
上演時期も選んでしまいますね。
果たして、この超大作ナンセンス・コントを、上演出来る日は来るのでしょうか?
この記事の更新日:2010年7月19日 07:35 | コメント(0) | トラックバック(0)
「まぼろし」のセリフは...
「まぼろし」のセリフが、大体、頭に入りました。
まだ、つっかえながら、一所懸命思い出しつつ、ゆっくりセリフが出てくる状態です。
しかし、稽古を重ねるにつれて、日に日にスムーズになってきています。
今月中には、きっと、スラスラ言えるようになっていることでしょう。
「まぼろし」の僕のセリフの量は、微々たるものです。
せいぜい原稿用紙10枚程度です。
「幸せ箱」の6分の1以下に過ぎません。
しかし、思いの外、記憶に時間が掛ってしまいました。
どうやら、セリフには、覚えやすいものと、そうでないものがあるようです。
一概には言えませんが、僕の場合、能動的なセリフはすぐに入り、受動的なセリフを受け付けないようです。
また、個性の強いキャラクターの場合覚えやすく、語り部のように客観的に話すセリフは全然入ってきません。
そして何より、動きと連動するようなセリフは、本当に簡単に言えるようになります。
人間の記憶って、面白いものですね。
実は、「まぼろし」の僕の役は、受動的かつ客観的で、動きもほとんどないんです。
これは、覚えにくい訳です!
この記事の更新日:2010年7月18日 07:20 | コメント(0) | トラックバック(0)
「ぷにぷに印象派祭り」の写真をアップしました
遅ればせながら、「ぷにぷに印象派祭り」の舞台写真を、HPにアップしました。
「穴」は薄暗い照明だったので、肌が露出した部分がぼんやりと浮かび上がる独特な写真になっています。
それが逆に、アートな雰囲気を醸し出しているように思います。
また、「穴」で帽子を被って、大汗をかいたせいで、「蝶」も「幸せ箱」も髪の毛がモサモサになっています。
その辺も含めて、お楽しみ頂ければ幸いです。
下記をクリックして、ご覧下さいね。
http://www.punipuni.org/2010/03/post-19.html
この記事の更新日:2010年7月17日 07:47 | コメント(0) | トラックバック(0)
モニク・アース
昨日、自由が丘の山野楽器に行きました。
今後の作品の発想の源となる、ピアノ曲のCDを探すためです。
このお店なら、置いてあるCDのほとんどが試聴出来ます。
ですから、ここに来れば、未知の曲と出会えるのです。
昨日も、ゆっくり時間を掛けて色々試聴しました.
様々な作曲家の曲を沢山聞きましたが、どれもピンときません。
例えば、リストもラフマニノフは、セリフ劇には馴染まないように感じました。
ましてや、バッハやモーツァルトは、僕には、コントにしか使えそうもありません。
ついつい、大好きなドビュッシーのCDを試聴し始めたら、これはしっくりきましたね。
実に演劇的で、やはり舞台には最適です。
結局、ドビュッシーのCDを試聴しまくってしまいました。
ドビュッシーのピアノ曲を、何人かのピアニストで聞き比べてみましたけど、実に面白いです。
同じ曲とは思えない程、テンポも音色もアタックの付け方も違います。
なかでも、モニク・アースというピアニストの演奏は魅力的でしたね。
アースの演奏は、強烈に個性的なのです。
こんな解釈で演奏しているピアニストは、他にいないのではないでしょうか?
特に、あの「ロマンチックなワルツ」!
どうやったら、こんな発想が浮かぶんでしょう?
「これは凄い!」と感動した僕は、すぐに、アースの「ドビュッシー・ピアノ作品全集」を持って、レジに向かっていました。
それぐらいインパクトのある演奏だったのです。
モニク・アースは、生粋のパリジェンヌです。
ドビュッシー以降の近代フランス音楽の演奏で名声を得ています。
現代的な要素を打ち出した、情緒に溺れない解釈が特長とされています。
実は、「ぷにぷに印象派祭り」を一人で稽古する際、ラヴェルの曲はアースのCDを使っていました。
「マ・メール・ロワ」や「亡き王女のためのパヴァーヌ」などがそうです。
なんだか、僕の生理に合うといいますか、演技しやすいように感じたんですよね。
凄く演劇的な演奏だと思います。
皆さん、ドビュッシーやラヴェルの曲がお好きでしたら、是非、モニク・アースの演奏で聞いてみて下さい。
好き嫌いは分かれるかもしれませんが、絶対に強烈な印象を受ける筈です。
これで、我が家に、ドビュッシーのピアノ曲全集が3つ揃いました。
ううん、ドビュッシーばっかり…。
どなたか、ぷにぷにパイレーツの芝居に使えそうなピアノ曲があれば、教えて頂けませんか?
この記事の更新日:2010年7月16日 07:55 | コメント(0) | トラックバック(0)
J1再開
サッカーのJ1は、ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会のため中断していましたが、約2カ月ぶりに再開されました。
昨日行われたのは、アジア・チャンピオンズリーグにより第11節で未消化の、広島―C大阪、鹿島―湘南、川崎―大宮、G大阪―京都戦の4試合でした。
ちなみに、僕が応援している広島は、0対5と、屈辱的な大敗を喫しました。
広島は、立ち上がりから攻め立てチャンスを作りました。
しかし、前半ロスタイムに、MF高萩が2枚目の警告を受けて退場し、流れが変わりました。
後半9分に先制された後も攻め立てるチームスタイルが裏目に出て、5失点。
攻撃陣も不発で、パスをつないでゴール前へと迫りましたが、シュートの精度を欠きました。
W杯での盛り上がりを受けての、J1再開の大事なゲーム。
最悪のリスタートとなってしまいました。
ブランクの後って、何事も難しいんですよね。
しかし、岡田ジャパンも最悪の状態を経験したおかげで、逆にベスト16まで進むことが出来たのです。
広島も、この負けをきっかけに、上位目指して、飛躍して貰いたいと思います。
さて、昨夜は、JIDAIさんのレッスンでした。
参加者みんなが、9月5日のパントマイムの公演で上演するソロ作品を、JIDAIさんに見せました。
不思議なことに、全員がシリアスな作品を作っていました。
人の一生とか孤独などをテーマにしたものばかりです。
僕の作品の主題も、”取り戻した希望”です。
大勢で上演するアンサンブル作品は、もっともっと禍々しい作風です。
(これは一見に値しますよ。他では、まず見られないユニークな作品です)
一般的にパントマイムといえば、ピエロのようなコミカルな演技を想像する人が多いと思います。
シリアスな作風が、JIDAI一門の特長なのでしょうか?
コミカルであれ、シリアスであれ、大切なのは演技の質です。
これからは、細かい部分にもっとこだわって、稽古していくつもりです。
この記事の更新日:2010年7月15日 08:21 | コメント(0) | トラックバック(0)
今夏もカマキリが...
今年も、うちのベランダに、カマキリが遊びに来てくれました。
洗濯物にとまって、我が物顔で闊歩していました。
カマキリは環境が良くないと生息できない、繊細な昆虫だそうです。
うちの周りは自然が豊富なので、カマキリにとっても暮らしやすいのかもしれませんね。
さて、僕は、パントマイムのソロ作品を作るのに、四苦八苦しています。
こんなに難しいとは思いませんでした。
セリフ劇とは、発想を全く変えなくてはならないようです。
パントマイムでは、複雑なことは表現出来ません。
ですから、ストーリーの面白さで勝負してはいけないのです。
例えば、「100年前の火星では、結婚が禁止されていた」という内容をパントマイムで伝えることは不可能です。
試行錯誤してみて、パントマイムの特長が、何となく分かってきました。
マイムで見せなくてはならないのは、筋ではなく、動きそのものなのです。
この記事の更新日:2010年7月14日 08:19 | コメント(0) | トラックバック(0)
フランツ・カフカ
「カフカの作品を思い出しました!」
「カフカの“変身”を読み直してみたくなりました!」
”ぷにぷに印象派祭り”のアンケートに、こんなことが書いてありました。
複数の方がそうおっしゃるのですから、きっと、そんな雰囲気があったに違いありません。
しかし、僕がカフカの作品を読んだのは、もう30年近く前のことです。
今更、急に、その影響が出てくるとも思えません。
そこで、昨日、カフカの「変身」を買ってきました。
本当に久々に読み直している所です。
30年振りとはいえ、結構覚えているものですね。
かなり細かい部分まで、詳細に記憶していました。
(勿論、大半は忘れていますが…)
なんだか懐かしいような気分で、ワクワクしながら読み進めています。
それにしても、”ぷにぷに印象派祭り”のどこが、”カフカ風”なのでしょうか?
作者の僕には、全然分からないのですが…。
この記事の更新日:2010年7月13日 07:15 | コメント(0) | トラックバック(0)
W杯閉幕
サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会は、最終日の11日、ヨハネスブルクのサッカーシティー競技場で決勝があり、スペイン(世界ランク2位)がオランダ(同4位)を延長戦の末1−0で降し、初優勝を果たしました。
延長後半11分、スペインのイニエスタが均衡を破るゴールを挙げ、これが決勝点となりました。
初戦に敗れたチームの優勝は、W杯史上、初めてです。
僕も早起きして観戦しましたが、物凄い試合でしたね。
スペインが押していたのは間違いありませんが、勝負はまさに紙一重でした。
自分が応援していないチームの試合を見るのは退屈なものですが、あっという間の120分だったと思います。
それだけ内容が濃く、充実した試合内容でしたね。
どちらも天晴れです!
6月11日に開幕し、丁度1ヶ月に渡って熱戦が繰り広げられたW杯が、ついに幕を閉じてしまいました。
”祭りの後”といった、寂しさがありますね。
スケールは違いますが、ぷにぷにの公演の後の、穴が開いたような感覚に少し似ています。
次回ブラジル大会まで、4年も待たなくてはいけないんですね。
それまでは、昨日5位に転落した広島カープを、熱心に応援することにいたしましょう。
さて、昨日、パントマイム作品のアイディアがぼんやりと浮かんできました。
今日は、それが実現可能かどうか、実際に動いて確かめてみようと思っています。
「まぼろし」のセリフも、覚えなきゃ!
W杯が終わって、良かったかも…。
この記事の更新日:2010年7月12日 09:32 | コメント(0) | トラックバック(0)
ソロ・マイム作品
実は、8月29日(日)に続いて、9月5日(日)にも、舞台に出演させて頂きます。
詳細はまだご紹介出来ませんが、こちらはパントマイム・オンリーの公演です。
アンサンブルのみの出演だと思っていたのですが、先日確認したところ、ソロ作品も上演することになりそうです。
今は、慌ててアイディアを練っているところです。
セリフなしのパントマイムは本当に難しく、なかなか良い考えが浮かびません。
とりあえず、色々動いて試している状況です。
この記事の更新日:2010年7月11日 09:36 | コメント(0) | トラックバック(0)
今日から暗記
7月も3分の1が過ぎてしまいました。
気が付けば、次の公演まで、約1ヶ月半と迫ってきました。
そろそろ、本格的な稽古に入らなくてはなりません。
そこで、今日から、セリフの暗記に入ります。
文量は、原稿用紙10枚程度です。
それほど多くはありません。
でも、作品の質を高める為に、早め早めに取り組んでいきたいと思っています。
ここで、改めて、次回の出演についてご紹介させて頂きます。
●「立川らく太 噛みつき電撃大作戦.10」
日時:2010年8月29日(日)15:00開演(開場14:30)
会場:亀戸ハードコア(JR総武線・亀戸駅より徒歩3分)
料金:前売り1200円 当日1500円
出演:立川らく太、石崎一気
内容:落語家・立川らく太の独演会へのゲスト出演です。
落語3席に加えて、2人芝居「まぼろし」を上演いたします。
「まぼろし」は、夏の終わりにピッタリのホラー作品です。
勿論、これが初演になります。
ラストには、意外などんでん返しが待ち受けています。
晩夏の日曜日の午後のひと時、笑いと恐怖で涼しくお過ごし下さい。
皆様、是非、遊びにいらして下さいね!
この記事の更新日:2010年7月10日 08:56 | コメント(0) | トラックバック(0)
「穴」公演動画
「ぷにぷに印象派祭り」のソワレで撮影した動画を、ユーチューブにアップしました。
「穴」という作品の一部を、ご覧頂けます。
簡素なカメラで撮影しましたから音はスカスカですし、ユーチューブにアップする際にコマ落ちもしています。
でも、ご来場頂いた方には、劇場の空気を思い出して頂ける筈です。
また、公演をご覧になっていない方でも、雰囲気だけは味わって頂けると思います。
(こんな不気味な動きを、30分もやっていたんですよ)
よろしければ、下記をクリックして下さいね。
この記事の更新日:2010年7月 9日 07:04 | コメント(0) | トラックバック(0)
アンサンブル
今年の晩夏、僕は2つの公演に出演させて頂きます。
一つは、僕の作・演出による二人芝居。
もう一つは、アンサンブルによるパントマイム作品です。
すでにアンサンブルの稽古は始っています。
まだ、きっちり振付が決まっている訳ではありませんが、実際に大勢で動いています。
大勢で演じるのも、人の演出を受けるのも、久々のことです。
これもまた、楽しいモノですね。
普段、ぷにぷにパイレーツでは出来ない体験を満喫していきたいと思っています。
この記事の更新日:2010年7月 8日 08:15 | コメント(0) | トラックバック(0)
「ドビュッシー:管弦楽曲集」
買いました!
「ドビュッシー:管弦楽曲集」のCD3枚組を購入しました。
指揮者、エルネスト・アンセルメの残したドビュッシーの管弦楽作品のステレオ録音が全て網羅されたものです。
代表曲の交響詩”海”は、1957年と1964年の二つの録音が収録されています。
”印象主義音楽”という観点からすると、ピアノ曲以上に管弦楽曲の方が、その特長が良く表れているように思います。
誰にでも親しみやすい音楽ではありませんが、まさに心の奥底に深い印象を残す音です。
”海”という曲に聞かれる独特の響きなど、ドビュッシーはどうやってイメージしたのでしょうか?
予め、あんな音が頭の中で鳴っていたとしたら、真の天才としか言いようがありませんね。
ちなみに、”海”の第1曲『海の夜明けから真昼まで』について、エリック・サティが面白いことを言っています。
「この曲が気に入っているが、特に11時15分前の場面が好きだ!」
是非、皆さん、”海”という曲をお聞きになって見て下さい。
「ぷにぷに印象派祭り」のイメージに近いと思うんですけど…。
この記事の更新日:2010年7月 7日 07:22 | コメント(0) | トラックバック(0)
写真処理に手間取り...
HPへの「ぷにぷに印象派祭り」の写真掲載、もう少々、お待ち下さい。
カメラもパソコンも買い換えたばかりなのですが、さすがに様々な面で便利になっていますね。
画像を圧縮したりする手間は、格段に少なくなりました。
ただ、カメラが驚異の連写機能を持っているので、とんでもなく大量の写真が撮れてしまっているのです。
写真を見て確認するだけでも、凄く時間が掛ります。
全てを掲載する訳にはいきません。
良い写真を選ぶのは、結構な手間なんですよ。
HPに掲載出来るのは、まだまだ先になりそうです。
ですから、皆様、もう少しお待ち下さい。
この記事の更新日:2010年7月 6日 06:50 | コメント(0) | トラックバック(0)
時間のある時は、脚本執筆を!
ここしばらく、日曜日は毎週のように、「ぷにぷに印象派祭り」の音楽稽古を行ってきました。
その必要がなくなった今、日曜日の過ごし方に困っています。
堪らず、昨日は、新作脚本を1本書いてしまいました。
休日の過ごし方として、脚本を書くのは最高ですよ。
お金は、ほとんど掛りません。
せいぜいPCの電気代ぐらいです。
また、セリフを考えていると、時間は驚くほど速く過ぎていきます。
その間の充実感は、何ものにも代えられません。
自分の頭の中で、時間や距離を超越した旅行を楽しんでいる感じです。
勿論、ストーリーに矛盾が生じたり、キャラクターが人格分裂したりして、辛い時もあります。
でも、作品が出来上がった時の満足感からすれば、そんな生みの苦しみなんて、微々たるものに過ぎません。
脚本を書き終えた後って、「今日一日、生きていて良かった!」と思えるんですよね。
だから、時間があると、ついつい脚本を書いてしまうんです。
皆さん、お暇な時間があれば、是非、脚本を書くことをお薦めします。
自分流で構いませんので、試しに、2~3分程度の短いシーンをお書きになってみて下さい。
きっと、その魅力に気付かれると思いますよ。
この記事の更新日:2010年7月 5日 07:45 | コメント(0) | トラックバック(0)
晩秋に
劇団ぷにぷにパイレーツの次回の東京公演は、「ぷちぷちパイレーツ」と題した若手公演です。
公演の時期は、今年の晩秋を考えています。
出演者も大勢で、賑やかになりそうですよ。
舞台経験は豊富だけれど、セリフ劇の経験は少ないメンバーばかりです。
彼らの良さを生かすために、社会風刺コントを中心に据える予定です。
今回は、2人芝居を軸に、構成してみようと思っています。
男女のバランスも良く、かつてない公演になりそうです。
まだまだ詳細は明かせませんが、皆さん、楽しみにしていて下さいね。
この記事の更新日:2010年7月 4日 06:55 | コメント(0) | トラックバック(0)
浸ってはいられない...
このブログで、「ぷにぷに印象派祭り」について振り返ってきました。
しかし、僕は、その余韻にずっと浸っていた訳ではありません。
すでに、次の公演に向かって、始動しているんですよ。
次回の東京公演は、「ぷちぷちパイレーツ」と題した若手公演です。
この2週間で、「ぷちぷちパイレーツ」の企画を詰めました。
それに合わせて、脚本も整備しました。
前半の稽古スケジュールも立てました。
地味ながら、着々と前に進んでいるんですよ。
今後は、このブログで、「ぷちぷちパイレーツ」の進捗状況をお伝えしていきますね。
この記事の更新日:2010年7月 3日 07:03 | コメント(0) | トラックバック(0)
ブレーキが...
高速道路を下りて一般道に入った時って、スピードの感覚がおかしくなりますよね。
高速走行のイメージが抜けずに、ついついスピードを出し過ぎてしまうものです。
今の僕の日常が、丁度、そんな感じです。
「ぷにぷに印象派祭り」に向けて、数ヶ月間、気合を入れて準備を続けてきました。
早起きや夜更かししたりして、時間を捻出し、稽古を重ねてきました。
公演が終わって10日ほど経っても、その感覚が未だに抜けません。
少しゆっくりして、「ぷにぷに印象派祭り」を俯瞰で総括したりすれば良いのでしょうが、もう止まれません。
次回公演に向けて、早く動き出したくて、堪らないのです。
ブレーキが利かない…。
この記事の更新日:2010年7月 2日 06:57 | コメント(0) | トラックバック(0)
「ぷにぷに印象派祭り」お叱りベスト3
「ぷにぷに印象派祭り」は、概ね好評でした。
こういう時こそ、反省点を総括しておかなくてはなりません。
アンケート等を通して頂戴した、皆様からの”お叱りベスト3”を公表したいと思います。
*第3位「結末が良く分からない!」
申し訳ございません…。
「話の途中で、作品が終わってしまった!」
「あの後、主人公がどうなるのか知りたい!」
「結局、あの二人はどうなるんだ?」
「あの話の続きは、いつ上演するんだ?」
今回も、こんなご意見を、沢山頂戴しました。
これは「ぷにぷに印象派祭り」に限った話ではなく、劇団ぷにぷにパイレーツの作品全てに共通した特徴だと思います。
僕は、作品の中で結論を出すのを極力避けています。
また、お見せしたいシーンが終わってしまえば、即、作品自体を終わらせることにしています。
冷たい言い方かもしれませんが、暗転した後、主人公がどうなるかは、僕の預かり知る所ではありません。
ご覧になった方が、ご自分で、自由に決めて頂いて結構です。
僕の作品は、いずれも、ある人物の長い人生の中の、僅か数分間を切り取ったモノです。
ですから、常に、途中から始まって、途中で終わる印象があると思います。
これは意図的にやっていることです。
僕自身の美学でもあります。
悪しからず、ご了承下さい。
出来ましたら、ラストがはっきりしない魅力を味わって頂ければと思います。
第2位「お尻が痛い!」
申し訳ございません…。
小劇場の客席は、大抵、仮設レベルなんです。
実際、板の上に、座布団を敷いただけの劇場がほとんどです。
長時間座っていると、どうしても、お尻が痛くなってしまいますね。
僕は、公演時間を90分程度にするように心掛けていますが、それでもダメみたいですね。
ここで、皆さんにアドバイスを一つ!
昨年の広島公演は、仮設劇場で開催しました。
そこで、公演の折り返しのタイミングで、お客様全員に一度立って貰ったり、ストレッチをやって頂いたりしました。
そうすると、お尻の痛みが、随分、和らぐようです。
ですから、皆様も、暗転した時などに前屈をしたり、股関節をほぐすストレッチなどをすると良いですよ。
一度、お試し下さい。
我々も、今後は、もっと座布団を厚いモノにしていくつもりです。
コント中心の公演の時には、お尻の血行を良くする体操も取り入れていきたいと思っています。
この点は、出来る限り、改善していきます。
第1位「寒い!」
申し訳ありません…。
エアコンが効き過ぎていたようです。
特に、夜の部の後半は、寒かったそうです。
空調の調整は、本当に難しいものです。
ご来場頂いた瞬間には快適でも、長時間じっとしていると寒く感じられてしまうんです。
出演者やスタッフは、忙しく動いていますので、みんな汗だくです。
お客様の体感温度が、どうしても、分からないんです。
この辺りも、もっと注意していかなくてはいけませんね。
そんな訳で、今回も、いつもと同じお叱りが、ベスト3を占めてしまいました。
お尻の痛みや空調の問題は、余程の高級劇場で公演を行わない限り解決しませんけど、可能な限り配慮していきたいと思っています。
このほか、お気付きの点がございましたら、何でもお気軽にお申し付け下さい。
よろしくお願いします!
この記事の更新日:2010年7月 1日 07:29 | コメント(0) | トラックバック(0)