4分21秒
9月5日のパントマイム公演で上演するソロ作品の構成が、ほぼ固まりました。
すでに、上演時間が、秒単位で決まっているんですよ。
その尺、4分21秒!
爽やかな印象の作品だと思います。
パントマイム作品では、ほとんどの場合、不思議なことが起こります。
カバンが急に動かなくなったり、ボールが勝手に動き出したり、空間に突然透明な壁が出現して頭をぶつけたりします。
その方がお客さんも見やすい上に楽しめるし、パントマイムの芸の特長を発揮しやすいのだと思います。
しかーし、リアリズム演劇を標榜する僕としては、いくらパントマイム作品といえども、そんなありえない現象を発生させる訳にはいきません。
日常で実際に起こりうる事象だけで、勝負したいと考えました。
これが、本当に難しい!
どうしても、セリフで補足したくなります。
人間の心理の流れは、動きだけでは表現しきれないのです。
でも、ここはじっと我慢です。
色々試行錯誤を重ねた結果、一切のセリフを排し、かつ、人の心の機微を描いた作品が出来上がったように思います。
パントマイムでは、どうしても、動きそのものが主役になりがちです。
しかし、僕は、動きを通して見える人間像に興味があります。
心理が動くから、体も動く…。
そんなパントマイム作品をやりたいのです。
果たして、今回の作品が上手くいっているかどうかは分かりません。
ただ、僕としては、今後もこの路線を追求していきたいと思っています。
2010年7月20日 06:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | カテゴリ:パントマイム, 演劇
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