ぷにぷにパイレーツ

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「ぷちぷちパイレーツ"STOP!温暖化"」のコンセプト

 

皆さんは、ご記憶でしょうか?2010年の夏は暑い日が続き、各地で最高気温の記録が更新され、多くの人が熱中症で亡くなりました。年々、冬は寒い日が減り、春には桜の開花が早まり、秋の紅葉は遅くなっています。日本の平均気温は、この100年間で約1℃上昇しました(これは世界の平均値である0.74度を大きく上回っています)。

海水面の平均水位は、20世紀の間に17㎝も高くなりました。サンゴ礁の島国、ツバルでは、海岸浸食のほかに、畑に海水が入り込み、作物に被害が出始めています。自給自足の生活をしているツバル人は、島が沈むことは勿論、食べ物がなくなってしまうことも心配しています。

近年、アメリカは超大型のハリケーンに見舞われ、ヨーロッパでは広い範囲で熱波・洪水に襲われました。多くの氷河は後退し、万年雪や北極の氷もどんどん溶けています。

こうした地球温暖化は、温室効果ガス、特にCO2が増えすぎて、大気中に熱がこもってしまうのが主な原因と言われています。

私たち一人ひとりがCO2排出量を減らす努力をしなければ、着実に温室効果ガスは増え続け、世界の気温は上昇し、人類は滅亡への道を歩んでいくのです。

世界は今、“地球温暖化”に対して、立ち向かおうとしています。2005年2月16日には「京都議定書」が発効し、日本は2012年までに、温室効果ガス排出量を、1990年に比べて6%削減することを義務付けられました。また、昨年9月、鳩山総理大臣がニューヨークの国連気候変動サミットにおいて、我が国の目標として、温室効果ガス排出量を2020年までに1990年比で25%削減することを表明しました。

 

このような現状を受けて、私ども“劇団ぷにぷにパイレーツ”は、地球温暖化を止めるための新たなチャレンジをスタートさせました。その嚆矢とも言えるのが、本公演です。

ささやかな照明・音響の利用にとどめ、電力消費を極力抑えた、ECOなエンタテインメント・スタイル!小道具を一切使わず、徹底的に無駄を排したECOアクション!新たに衣装を購入・作成しないで、すでに持っている洋服をリサイクル活用!滅多に稽古をしないことで、移動によるCO2マイレージを大幅に削減!動きの激しい演技を減らし、俳優の呼吸量を可能な限りカット!勿論、公演パンフレットも再生紙を使用しています。

上演作品の内容も、オフィスやご家庭で実践できるCO2削減に向けた具体的な行動を「4つのチャレンジ(作品)」として提案し、その行動の実践を、広くお客様に呼び掛けるものとなっています。

地球と日本の環境を守り、未来の子供たちに引き継いでいくために、“劇団ぷにぷにパイレーツ”は、演劇活動を通して、地球温暖化防止に全力で取り組んで参ります。

「ぷちぷちパイレーツ"STOP!温暖化"」終了しました!

 

昨日、無事、「ぷちぷちパイレーツ”STOP!温暖化”」が終了しました。

沢山のお客様にご来場頂き、劇場は熱気ムンムン!

素晴らしい雰囲気の中、全作品を滞りなく上演することが出来ました。

コントでは場内が爆笑に包まれ、しっとりした作品ではすすり泣く音が客席のあちこちから聞こえてきました。

出演者一同、皆様への感謝の気持ちでいっぱいです。

改めて、「この公演を企画・実現して良かった!」と実感しているところです。

公演の詳細については、明日以降、ご紹介させて頂きますね!

本日「ぷちぷちパイレーツ"STOP!温暖化"」開催

 

いよいよ本日、「ぷちぷちパイレーツ”STOP!温暖化”」の本番を迎えます。

晴天に恵まれて良かった、良かった!

 

昨日、最後の稽古を行いましたが、各作品とも面白く出来上がりました。

とりわけ、「きになるひと」に出演する池戸美香さん!

あの面白さは、一体何なんでしょう?

天才というのは、あんな人のことを言うのでしょうね。

ダメ出しをしなくてはならない僕が、何度吹き出したことか!

爆笑必至です。

凄い!凄すぎる!

共演者の立川らく太君も、笑わないようにするのに苦労しているようです。

是非是非ご覧頂きたいですね。

 

さて、すでにお知らせしているように、14:00開演のマチネは満席となっています。

劇場にお越し頂いても、お座り頂く席がございません。

観劇ご希望の方は、18:00開演のソワレをご利用下さい。

夜の部でしたら、若干、お席に余裕がございます。

17:30~18:00に、直接、アトリエ無現にいらして下さい。

 

なお、本日は、メールでご連絡頂いても、受信することが出来ません。

(制作スタッフも機材も足りないのです)

予め、ご了承下さい。

 

では、劇場でお会いしましょう!

「ぷちぷちパイレーツ」最後の稽古

 

「ぷちぷちパイレーツ”STOP!温暖化”」の本番が、明日に迫ってきました。

いよいよですね。

上々の仕上がりを見せる作品が多いので、今から上演が楽しみです。

きっとお客様に喜んで頂けるものと、確信しています。

 

昨日、制作担当として、荷造りを行いました。

今回は荷物が少なめで済みそうです。

また、音響担当者と脚本を見ながら打ち合わせし、実際音を出しながらイメージを掴んで貰いました。

着々と準備は進んでいますよ。

 

今日は、最後の稽古を行います。

出演者から、前日稽古を希望する声が挙がったので、急遽追加で開催することとなりました。

直前に、演出上の大きな変更を加えるのは難しいので、今の形の完成度を上げられるようアドバイスしてみたいと思っています。

役者さんたちは、自主稽古で、どこまで仕上げてくれているのでしょうか?

アンコールを見逃すべからず!

 

これまで、劇団ぷにぷにパイレーツのほとんどの公演で、アンコール作品を上演してきました。

毎回、最も評判が良いのが、アンコール・コントだったりします。

「なまはげ様」や「赤毛のアン」、「菓子パン万歳!」など、アンコール作品の再演を希望される方が、大勢いらっしゃいます。

皆さん、軽~いコントがお好きなんですよね。

 

当然、「ぷちぷちパイレーツ”STOP!温暖化”」でも、アンコール作品をご用意していますよ。

これがまた、良いんですよ!

これまでのようなナンセンス・コントではありません。

コントはコントなんですけど、独特の甘酸っぱい世界観を堪能出来るかもしれません。

とても素敵な作品なので、やっぱり僕が出演すれば良かった…。

 

詳しい内容は勿論、作品タイトルも、当日まで秘密です。

誰が演じるかも、お教え出来ません。

ご覧になりたい方は、終演後、大きな手拍子をお願いします。

(いつ手拍子をすれば良いかは、客席にいらっしゃれば分かります)

アンコールを見逃してはなりませんぞ!

「ノーモア納豆」は物凄い!

 

「ぷちぷちパイレーツ」の冒頭に、「ノーモア納豆」という作品を上演します。

出演は、内田諭、塩沼千雅です。

この仕上がりが、物凄いことになっているんですよ!

 

「ノーモア納豆」は、今回の公演で最大のボリュームを持つ作品です。

上演時間が長いのもそうですが、それ以上に演技のボルテージの高さは断トツでトップです。

とにかく、全身をくまなく酷使する、厳しい演出なんです。

普段の生活ではまず使わない部位まで、フル稼働させなくてはなりません。

とりわけ動きのきつい内田君は、最近、筋肉痛に苦しんでいるようですよ。

 

セリフなしで動きだけを見せるシーンが結構長くあるんですが、そこはもう大変!

稽古の時はそこばかり繰り返しやっていましたが、2人とも汗だくで、息を切らせています。

事情を知らない人が稽古風景をご覧になったら、運動部のシゴキに見えたかもしれませんね。

 

しかし、その甲斐あって、素晴らしい出来栄えになってきました。

動きの面白さに加え、内包するエモーションの強さ、迫力ある感情表現など、圧倒的な作品になってきました。

見学していた立川らく太君が、思わず、「すっ、凄い…!」と息を飲んでしまったぐらいです。

 

観劇を予定されている皆さん!

2人の無尽蔵のパワーが、舞台から客席に猛烈な勢いで押し寄せてきます。

気を抜くと、吹き飛ばされてしまうかもしれません。

気合を入れてご覧頂きたいと思っています。

「きになるひと」が面白い!

 

立川らく太君主演の「きになるひと」が、面白く仕上がってきましたよ。

らく太君はプロの落語家さんですから、その佇まいからして、なんだか可笑しいんです。

きっと、笑いのツボを心得ているんでしょうね。

しかも、ぷにぷにパイレーツへの出演も4回目となりますから、着実に力を付けてきています。

このところの稽古で、より一層、上手くなってきたように思います。

特に、メンタル・コントロールの部分が急成長してきたのが、はっきり演技に出るようになってきました。

やはり稽古は嘘をつかないですね。

加えて、日曜日の最終稽古で、笑いが起こりやすい間の取り方を、徹底的に練習して貰いました。

これで、面白さが倍増!

実際、稽古を見学した人全員が、吹き出していました。

作・演出の僕ですら、思わず、笑ってしまうほどの滑稽さです。

とにかく笑いたい人には、うってつけの作品だと思います。

 

自分で言うのも変ですが、この脚本は、実に出来が良い!

設定そのものが奇抜で独創的ですし、展開もスムーズかつダイナミック。

ラストの物悲しいところも、気に入っています。

演技が上手く回れば、一瞬たりとも退屈することはない筈です。

見る人の視点によって、喜劇にも悲劇にもなる、多面的なコントです。

是非是非、沢山の方にご覧頂きたいですね。

「ぷちぷちパイレーツ」に座長緊急参戦!

 

「ぷちぷちパイレーツ”STOP!温暖化”」に、急遽、私も出演することになりました。

本番1週間前にしての大英断です。

何をやるかは、当日、蓋を開けてのお楽しみ!

ご期待下さい!

「ぷちぷちパイレーツ」10&11回目の稽古

 

一昨日、昨日と、2日続けて、「ぷちぷちパイレーツ」の稽古を行いました。

本番まで残り1週間!

まさに、後がない状況での稽古です。

自然と、熱が入ったものになりました。

 

稽古を始めて、約3カ月。

やはり、時間を掛けて作り上げてきただけのことはありますね。

みんな、著しい成長を遂げました。

僕の厳しい(時には恐ろしい)稽古に怯むことなく、貪欲に色んなことを吸収してくれたようです。

 

特に、内田君と塩沼さん!

見違える程、良くなりましたね。

昨日、「ボクサー」をやってもらいましたが、作者の僕が心打たれるシーンが幾つもありました。

非常に難しい演技(動き)を要求される「ノーモア納豆」のオープニングも、面白く、かつ美しくなってきました。

予想以上の出来栄えになってきたように思います。

与えられた演技をこなすのではなく、体の中からパッションが湧きあがってくるように見えます。

実に、素晴らしい!

ひとえに、2人の努力によるものだと思います。

是非、皆さんに、内田・塩沼組のお芝居をご覧頂きたいですね!

「ぷちぷちパイレーツ」マチネ完売

 

昨日、沢山の皆様から、誕生日のお祝いのメールを頂戴しました。

なかには、海外からお送り下さった方もいらっしゃいました。

本当にありがとうございます。

皆様のご期待に沿えるよう、これからの1年間、全力で頑張って参ります。

 

さて、昨日をもちまして、「ぷちぷちパイレーツ”STOP!温暖化”」昼の部のチケットは完売いたしました。

(劇団ぷにぷにパイレーツの公演チケットが完売するのは、2008年6月に開催した「ぷにぷに夏の男祭り」以来のことです!)

来場されたお客様に快適にご覧頂くために、追加席や補助席、立見席等は、一切お出ししないつもりです。

申し訳ありませんが、観劇をご希望の方は、18:00開演の夜の部をご利用下さい。

「ぷちぷちパイレーツ」のタイトル通り、上演時間は75分ぐらいだと思います。

遅くても19:30には、帰路についたり、居酒屋で乾杯したり出来る筈です。

是非是非、ソワレをご用命下さいね。

 

では、今日も稽古に行ってきます!

誕生日だー!

 

わーい!

今日は、僕の誕生日でーす!

しか~し、この年齢になると、「だから、なんじゃーい!」って気分になってしまいますね。

 

とにかく、ここまで年月を重ねてきたのは事実です。

その経験を、上手く作品に活かせるかどうかが重要です。

今、日本の演劇界を見渡すと、若者向けの小劇場演劇か、高齢者向けの商業演劇ばかり目立つと言っても過言ではありません。

僕らの世代が満足出来る大人向けの演劇を作り出せるよう、これからの1年間、努力していきたいと思っています。

 

今日、明日と2日連続で稽古を行います。

本番まで残り1週間!

頑張ってきます。

久々に...

 

いやー、いかん!

久々にやってしまいました。

「ぷちぷちパイレーツ」本番まで残り10日を切ったというのに、また悪い癖が…。

 

そうです。

新作脚本を書いてしまったのです。

ちょっとまとまった時間が出来ると、ダメですね。

どうしても書きたくて我慢できなくなってしまうのです。

 

実際に執筆している最中は、辛くて辛くて堪りません。

自分の能力のなさに愕然とし、七転八倒せんばかりです。

書き終えた初稿を読み直すと、欠点しか目に付かず、その出来の悪さに気絶しそうになります。

それでも書かずにいられないというのは、何がモチベーションになっているのでしょうか?

 

今度の新作は、かつて書いたことのないタイプの作品です。

喜劇と悲劇を織り交ぜた、ダイナミックな作風になっていると思います。

登場人物のスケールも大きいので、セリフ作りに工夫が必要です。

かなり苦労して、なんとか結末までたどり着いた感じです。

しかし、読み返してみると、ガッカリ…。

オープニングもラストも冴えないし、ギャグの切れもいまいちです。

伏線の引き方も甘く、見せ場もぬるい…。

残念です。

でも、所詮は初稿に過ぎません。

時間を置いてから、じっくりと改稿を重ねていきたいと思っています。 

祝✿アジア大会銀メダル!

 

やりましたーーー!

僕が、公私ともに大変お世話になっているビリヤード・スリークッションの甲斐譲二プロが、快挙を成し遂げました。

(甲斐プロは、ぷにぷにパイレーツの公演にお越し頂いたこともありますよ)

 

現在、中国・広州で、アジア大会が開催されています。

1998年から、ビリヤードはアジア大会の種目に採用されているんです。

昨日、アジア大会・ビリヤード・男子3クッション・シングルスの決勝が行われ、鈴木剛(ビリヤードカフェルーツ)が甲斐譲二(ビリヤードニュー文化)との日本勢対決を40-37で制し、この種目で日本勢2大会連続の金メダルを獲得した。

日本人選手の金銀メダル独占です!

素晴らしいとしか言いようがありません!

近々、ビリヤードニュー文化に行って、お話を伺いたいと思います。

まずは、ご報告まで!

吉野町市民プラザ

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昨日、吉野町市民プラザの見学に行ってきました。

ここは、12月23日に、僕が出演させて頂く、Sachikoさん主宰のコンサートの会場です。

地域の人々や地元のアーティストとの協働による、大岡川とその周辺地域の街の魅力を再発見する試み「大岡川アートプロジェクト」の中心的施設として、知られています。

僕は、初めて訪れましたが、なかなか立派な施設でしたね。

最上階のホールの他、ギャラリー、会議室、大小3つのスタジオがあります。

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僕が「雪だるま」を上演するのは、200席を擁するホールです。

上の写真でもお分かり頂けるように、素敵な会場でしょ?

可動式の舞台機構と客席を持った多機能ホールです。

ステージは可動で、ひな壇を作ることができます。

ホール全体を平土間にしてオーケストラやコーラス、ダンスの練習などに活用できるそうです。

しかも、技術スタッフが常駐しています。

小劇場劇団では、なかなか使うことが出来ない規模の劇場ですね。

 

Sachikoさんとは、午前11時30分に現地集合しました。

すぐに、会場運用職員とホール利用の詳細な打ち合わせを行いました。

続いて、技術スタッフに、音響・照明等の演出について、細かいリクエストをすることも出来ました。

Sachikoさんは、実に要領よく、テキパキと、物事を決定していきます。

コンサート全体のイメージがしっかり出来ているんでしょうね。

このイベントにかける熱い情熱がほとばしっていましたよ。

 

Sachikoさんから全体のプログラムを頂戴しましたが、バラエティに富んだ楽しいコンサートになりそうですよ。

詳細は、近日、このHPでご紹介していきますね。

ご期待下さい!

マチネ残り3席!

 

な、な、な、なんとーーー!

「ぷちぷちパイレーツ”STOP!温暖化”」の昼の部が、残り僅か3席となってしまいました!

11月28日の本番まで、まだ12日もあるのにというのに、驚異的なペースです。

かつて、本番1週間前にして、夜の部に予約がまったく入ってないこともありました。

(その時は、結局、直前に駆け込みの予約が殺到して、ほぼ満員となりましたが…)

それと比べたら、まさに夢のようです。

ですから、14時開演の昼の部観劇をご希望の方は、ご予約をお急ぎ下さいね。

昼の部に関しては、今のところ、当日券はお出ししないつもりでいます。

必ず、事前にご連絡をお願いします。

 

一方、18時開演の夜の部は、まだまだ十分余裕がございます。

是非是非、ソワレをご用命下さい。

「ぷちぷちパイレーツ」9回目の稽古

 

昨日、「ぷちぷちパイレーツ”STOP!温暖化”」の9回目の稽古を行いました。

参加者は、内田諭君と立川らく太君の2名でした。

残念ながら本来のペアで合わせることが出来ないので、個人の演技を徹底的にチェックしていきました。

本番まで丁度2週間と迫ってきましたから、特に笑いの量を増やすための方策に絞って、練習をして貰いました。

 

内田君には、お客さんを笑わせるための正確な間を取れるように指導していきました。

(”笑いで最も重要な要素は、間だ!”と、一般的にも良く言われてますよね)

演技中に止まるのは、本当に難しいのです。

ちょっと気を抜くと、“止まる”ではなく、”休む”になってしまいます。

もっと酷いのは、“死んだ間”になることです。

適正な間とはどのようなものなのか、内田君に約2時間に渡って、繰り返し体感して貰いました。

昨日の稽古で、かなり笑いやすい演技になってきたように思います。

凄く稽古熱心、と言うより、稽古好きな内田君のことです。

(僕の厳しい稽古にも、怯むことなく立ち向かってくれているのも、頼もしいですね)

きっと2週間後には、相当笑える芝居に仕上げてくれると思います。

実際、見る度に役者さんらしく成長しているのが分かりますし、動きが綺麗になってきました。

進化のスピードが、明らかに加速しています。

絶対に、稽古は役者を裏切りません。

稽古なくして向上なし!(当たり前のことですが…)

細部にまで神経を張り巡らせて、丁寧に練習していって頂きたいものです。

 

らく太君は、落語家だけあって、笑いを取るセンスのようなものは、予め備わっています。

ですから、昨日は、もっと笑いの量が増えるよう、新しい演出を加えていきました。

とりわけ、玄人好みの緻密なギャグを、沢山追加しておきました。

また、コントや喜劇においては、演技の”切れ”が実に重要です。

エッジの鋭い、「これぞコントの芝居」というものを、らく太君に味わって貰いました。

その甲斐あって、昨日の稽古の中で、作品の魅力と面白さが、グーンとアップしたように思います。

稽古を手伝ってくれた内田君も、随所で笑っていましたね。

「きになるひと」も「豪快先生」もシュールな設定ではあるのですが、客席に爆笑が巻き起こるのは間違いありません。

期待して頂いて結構です。

 

次の劇団としての稽古は、本番1週間前となります。

最早、新しい要素を付け加えることは難しい時期に入ってきました。

ペアとしての完成度を磨き上げる稽古になろうかと思います。

それまでの1週間をどう過ごすかで、本番の評価が決まる!

役者の皆さん、各自、頑張って練習して下さいね。

デコレーション

 

「ぷちぷちパイレーツ”STOP!温暖化”」の本番まで、今日で丁度2週間となりました。

いよいよ仕上げの時期に入ってきました。

これまでは、基本にこだわって、繰り返し丁寧に練習してきました。

いわば、ケーキのスポンジ部分を作ってきたようなものです。

今日からは、デコレーションを行います。

具体的には、お客様に喜んで頂けるように、表面を飾っていくことになります。

個人的なセンスを問われる要素なのでどこまで向上できるか分かりませんが、精一杯磨いていきたいと思います。

笑いに厳しいボクシング・ジム

 

昨日、一昨日と2夜連続で北澤ボクシングジムでトレーニングしてきました。

おかげで、今朝は、足が痛い痛い!

でも、しっかり下半身を使ってパンチを打てている証拠ですから、気分は悪くありません。

もっともっと強くて速いパンチが打てるように、練習していかなくては!

 

北澤ボクシングジムの皆さんは、毎回、ぷにぷにパイレーツの公演に、大勢でご来場下さいます。

なかには、すべての東京本公演をご覧頂いているトレーナーの方もいらっしゃいます。

もちろん、2週間後に迫った「ぷちぷちパイレーツ”STOP!温暖化”」にも、団体でお越し下さるようです。

大変有り難いですね。

 

ただ、北澤ボクシングジムの皆さんは、笑いに厳しいんですよ。

笑いの量や、ギャグの切れに、かなりのこだわりを見せます。

「ぷちぷちパイレーツ」は、どす黒いブラック・ユーモア中心です。

人によっては、「不謹慎だ!」と思われるかもしれません。

また、時事風刺コントですから、今の日本のダメさ加減を分かりやすく紹介しています。

それにお気付きになって、「笑っている場合ではない…」と感じる方もいらっしゃるでしょう。

果たして、北澤ボクシングジムの皆さんにご満足頂けるかどうか、本番が楽しみです。

「ぷちぷちパイレーツ」演出確定

 

「ぷちぷちパイレーツ”STOP!温暖化」の脚本に、細かい演出のト書きを加えました。

特に、照明や音響の指示を緻密に書き込みました。

どのきっかけで暗転するのか、どのセリフで音を出すのかを、きっちり決めていきました。

 

照明に関しては、本番当日に劇場入りするまで、実際に試してみる訳にはいきません。

僕が頭の中でイメージすることしか出来ないのです。

なかなかに難しい作業ですが、反面楽しくもあるのです。

演出家の特権ですね。

「ぷちぷちパイレーツ」アンケート作成

 

「ぷちぷちパイレーツ」にご来場頂いたお客様にご協力をお願いする、アンケートの原稿を書き上げました。

今回は、いつもの”おふざけ”は抑えめにしておきました。

どんなお客様がお越しになるのか、全然イメージ出来ないので…。

役者にとって、アンケートを読むのは至上の喜びです。

是非、皆様、ご協力下さいね。

SCOTT JOPLIN PIANO RAGS

 

ジ・エンターテイナー~ジョプリン / ピアノ・ラグ集

ジョシュア・リフキンの演奏する、スコット・ジョプリン名曲集のCDを購入しました。

スコット・ジョプリンは、ラグタイム最大の作曲家で、「ラグタイム王」とも呼ばれています。

ラグタイムは、19世紀末から20世紀初頭にかけて、アメリカで流行した音楽です。

19世紀、ミズーリ地方の黒人ミュージシャンが、ブルースを基調に、独自の演奏法を編み出しました。

これが従来のクラシック音楽のリズムとは違う”遅い”リズムと思われたことから、「ragged-time」、略して「ragtime」と呼ばれるようになりました。

ジョプリンの代表曲として、映画『スティング』のテーマ曲でお馴染みの「ジ・エンターテイナー」が挙げられます。

 

実は、近い将来、ラグタイム音楽を使った作品を上演してみたいと思っています。

作品のプラン、アイディア、プロットは、既に出来上がっています。

あとは音楽を決め、具体的な演出を確定させれば、脚本を書けます。

その為には、ラグタイムを聞き込まなくては!

今、我が家は、無声映画の世界のようです…。 

「ぷちぷち」マチネが残り10席に!

 

「ぷちぷちパイレーツ”STOP!温暖化”」の昼の部(14:00開演)の予約が好調です。

なんと、マチネは残り10席のみとなってしまいました。

ご予約を頂戴したお客様に快適にご覧頂くためにも、補助席は一切お出ししないつもりです。

昼の部をご希望の方は、ご予約をお急ぎ下さい。

 

一方、夜の部(18:00開演)は、いい感じに余裕があります。

(なぜ、こんなに昼の部に人気が集中するのでしょう…?)

上演時間は90分以内です。

19:30には、劇場近くの居酒屋さんに入れますよ。

ゆったりとご覧になりたい方は、是非是非、ソワレをご利用下さい。

「ぷちぷちパイレーツ」8回目の稽古

 

昨日、「ぷちぷちパイレーツ」の8回目の稽古を行いました。

参加者は、内田君と塩沼さんです。

稽古は2週間振りでしたが、その間に、2人とも良く練習していたんでしょうね。

かなりレベル・アップしていました。

特に、内田君の異常者役、塩沼さんの恋人役は、良い感じに仕上がっています。

キャラクターに、生命が宿ってきたような印象を持ちました。

役者としてのポテンシャルやキャパシティが増加しているのは間違いありません。

11月28日の本番まで、3週間あります。

昨日の稽古を受けて、2人がどこまで課題を克服し、どこまで面白く出来るのか?

僕も楽しみにしています。

「ぷちぷちパイレーツ"STOP!温暖化"」パンフレット作成

 

「ぷちぷちパイレーツ”STOP!温暖化”」にご来場頂いた皆さんには、特製パンフレットをお配りします。

昨日、その原稿を書き終えました。

今回は、社会風刺コント集なので、その元ネタともなっているニュースを詳しく解説したものとなっています。

このパンフレットを読んで、コントを見れば、現在の世界の問題点が良くお分かり頂けると思います。

同時に、劇団ぷにぷにパイレーツの今後の在り方、進む道についても、明記しておきました。

是非、劇場にお越しの上、このパンフレットを読んで頂きたいですね。

 

それから、「ぷちぷちパイレーツ”STOP!温暖化”」14:00開演のマチネ公演は、残席が僅か15となりました。

昼の部をご希望の方は、ご予約をお急ぎ下さい。

Sachiko & JUN 公式ブログ

 

僕が出演させて頂く12月23日のコンサートについて、主催者のSachikoさんが、ご自分のブログに詳しいことを書いておられます。

僕が説明するより、公演の内容が良く分かると思います。

(Sachikoさんは文章が上手いのです)

是非、お読み頂きたいと思っています。

”Sachiko”公式ブログ

 

また、その打ち合わせの模様について、ハイパー・リコーダー・アーティストのじゅん君も、細かく記載しています。

(じゅん君の文章も、誠実で読みやすいですよ)

こちらもチェックしてみて下さい。

”じゅん”オフィシャル・ブログ

ドイツからのメール

 

昨日、「このHPをドイツで見ている人が多い」という報告をさせて頂きました。

また、ドイツからの連絡を期待する旨も書きました。

すると、昨日のうちに、ドイツからメールが届きました。

その結果、衝撃の事実が発覚したのです。

 

実は、ドイツ在住の僕の従兄が、まめにチエックしてくれていたのです。

まさか、血縁者とは思いませんでしたね。

その従兄は、現在、ドイツのオーケストラのヴァイオリン奏者として活躍しています。

1979年にドイツに渡ったということなので、実際に会ったのは、かなり前のことになります。

瀬戸内の島の小さな集落に似つかわしくない立派な楽器があるのを、子供心に不思議に思ったのを覚えています。

それ以降、特に連絡を取ることはありませんでした。

それが、こんな形で再会(実際に会ってはいませんが…)出来るとは、思いませんでした。

メールを貰って、本当に嬉しかったですね。

 

何年も会っていないのに、また外国にすんでいるのに、手軽に近況を知ることが出来るんです。

改めてインターネットって、有り難いものですね。

こんな手作りのHPですが、他にも、世界のどこかで楽しみにしてくれている人がいるのかもしれません。

毎日、丁寧に、更新していきたいですね。

ドイツの皆さん

 

毎週、googleから、「マイ・リポート」と題された、詳細なデータが届きます。

それを見れば、ぷにぷにパイレーツ公式HPを、何人の人が、延べ何回閲覧し、平均何分ぐらい滞在しているのか、分かるのです。

また、どの検索エンジンから到着したのか、どんな検索ワードから探し当てたのかも、報告されます。

 

なかでも面白いのが、どの地域の人がこのHPを見ているのかも、実数で教えてくれることです。

実は、意外なことに、海外の方々が沢山見て下さっているんですよ。

とりわけ閲覧者が多い国は、どこだと思います?

何と、Germany!

毎週、安定して、20人以上の方が、ご覧になっているようです。

 

しかし、なんでドイツなんでしょう?

時々、ベルトルト・ブレヒトの話題は書いたりしますけど、それが理由とも思えません。

一体、何に興味を持って下さっているのでしょうか?

 

ドイツの皆さん!ご連絡をお待ちしています。

満身創痍

 

昨日、急に腰に痛みを覚えました。

そして、今朝寝ている時に、右足ふくらはぎが攣ってしまいました。

うーん、まさに満身創痍…。

年甲斐もなく、マイムのトレーニングを、やり過ぎたのかもしれません。

無理は禁物!

今日のパントマイムの稽古は、軽めにしよう!

梨のリコーダー

 

僕が出演させて頂く12月23日のコンサートに、大物ゲストが参加することが決まりました。

そのゲストとは、皆さんご存じの、あの”じゅん”君です!

じゅん君は「ぷにぷに印象派祭り」で制作を担当していましたから、裏方の人だと思っていた方が多いかもしれませんね。

ところがどっこい、じゅん君は、素晴らしいミュージシャンでもあるのです。

 

一昨日の打ち合わせの際、じゅん君は愛用の楽器を持参しました。

その楽器とは、誰もが小学校の時に手にする、ソプラノ・リコーダーです。

ただし、じゅん君のリコーダーは、プラスチック製の安物ではありません。

非常にまろやかな音のする、梨の木で作られた外国製(多分ドイツ製)の高級品です。

じゅん君が選んだ楽器ですから、きっと名器に違いありません!

音色も聞かせて貰いましたが、実に美しい!

音楽の力だけで、まるでケルトの森に、アンデスの山に、サルガッソーの海に迷い込んでしまったような錯覚を覚えました。

僕は、そのリコーダー演奏に乗せて、演劇作品を上演したい誘惑に駆られました。

 

本番で、じゅん君は、何人かのリコーダー・アンサンブルを披露してくれるようです。

僕は、今から、とても楽しみにしています。

詳細がはっきりしましたら、このHPでも、紹介させて頂きますね。

バッハ

 

昨日、Sachikoさん、じゅん君と打ち合わせを行いました。

実際にSachikoさんにピアノ演奏をして頂きながら、「雪だるま」で使う曲を決めていきました。

色々聴き比べた結果、バッハを2曲演奏して貰うことに決定しました。

良いですよ、バッハのピアノ生演奏は!

心に沁みていきます。

「雪だるま」という作品と、ピッタリ合っていると思います。

バッハの名曲に負けないように、僕も稽古に打ち込まないといけませんね。