ぷにぷにパイレーツ

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2010年を振り返って

 

いよいよ今日で2010年も終わります。

慌ただしいばかりで、大したことも出来なかったような気もしますが、振り返ってみると色々なことをやっているんですよね。

舞台の公演だけ列挙しても、かなりの数に上ります。

 

①「噛みつき電撃大作戦 episode.8」

 2月11日(日) 亀戸ハードコア

 上演作品:「風船男」

 

②「むかーしむかし~シタールにのせて楽しむ昔話」

 3月20日(土) 荏原文化センター

 上演作品:「大江山」「花さかじじい」

 

③「ぷにぷに印象派祭り」

 6月20日(日) アトリエ無現

 上演作品:「穴」「蝶」「幸せ箱」

 

④「噛みつき電撃大作戦 episode.10」

 8月29日(日) 亀戸ハードコア

 上演作品:「まぼろし」

 

⑤「オーガニックマイムな夕べ」

 9月5日(日) アトリエ無現

 上演作品:「蝶々」「明け方に沈む太陽」

 

⑥「ぷちぷちパイレーツ”STOP!温暖化”」

 11月28日(日) アトリエ無現

 上演作品:「ノーモア納豆」「きになるひと」「ボクサー」「雪だるま」「ヴァレンタイン・チョコ」

 

⑦「みんなのコンサート VOL.4」

 12月23日(木) 吉野町市民プラザ

 上演作品:「雪だるま」

 

全部で7回の公演を行っていたんですね。

2カ月に1回以上ですから、まずまずのペースです。

内容も、多岐に渡っています。

子どもを対象にした朗読会もあれば、お子様の入場をお断りしたどす黒い作品群もありました。

小さなライブハウスから、小劇場、そして大きなホールと、上演環境においても、様々体験させて頂きました。

 

なかでも、最も印象深いのは、やはり「ぷにぷに印象派祭り」です。

ピアニストのsachikoさんの生演奏に乗せての演劇作品上演は、20年来の夢でした。

スタッフも、劇団時代の同期のメンバーに恵まれ、安心して上演に集中出来ました。

(普段の公演では、僕はスタッフ・ワークに追われてばかりいますので…)

また、この公演では、お客様に受けることより、自分のやりたいことを優先させて作品作りを行いました。

にもかかわらず、過去最高の高評価を頂戴したように思っています。

お陰様で、今後進むべき方向性をしっかり見据えることが出来ました。

「ぷにぷに印象派祭り」は、ぷにぷにパイレーツにとって、エポックメイキングな公演となることは間違いありません。

 

それ以外の6公演もすべて全力投球しましたから、どれを思い返しても感慨深いものがあります。

今年は、若い新メンバーも加わり、劇団としてより一層パワーアップした感があります。

毎年思いますけど、公演に協力してくれる仲間がいるからこそ、これだけの公演が実現出来るんですよね。

僕の厳しい指導にひるまず付いてきてくれるみんなに、感謝、感謝です!

 

毎回、公演の度に本当に色々なことを学びますし、自分もゆっくりとレベルが上がっている実感を掴んでいます。

とりわけ、今年は、大胆な挑戦もあったせいか、相当スケール・アップ出来たように思っています。

これもひとえに、真剣に公演に向き合って下さるお客様あってのことなんですよね。

ご来場頂いた皆様、誠にありがとうございました。

そして、実際に劇場にはお越し頂けなかったけど、応援下さった皆様にも、御礼申し上げます。

 

さあ、明日からは、新しい年、2011年となります。

今年以上にアグレッシブに、より大胆な演劇活動を行っていきたいと思っています。

是非、ご期待頂きたいと思っています。

 

今年1年、”劇団ぷにぷにパイレーツ”をご支援頂き、本当にありがとうございました。

それでは皆様、良いお年を!

年末年始

 

年末年始は、さすがに本業が忙しいです。

なかなか演劇活動に専念出来ません。

来年の1月10日ぐらいまでは、こんな感じが続きそうです。

先生

 

僕が最も尊敬し、最も影響を受け、最もお世話になり、最も大好きな先生が、今月25日に亡くなられました。

(事情により、年明けまで、お名前を公表する訳にはいきません)

本日、ごくごく身内だけの密葬に参列させて頂きます。

 

先生には、僕が18歳で東京に出てきて以来、四半世紀に渡って、師事してきました。

芸道についてだけでなく、日常の立ち居振る舞いに至るまで、先生に厳しく指導されてきました。

今、僕が演劇活動が出来ているのは、すべて先生のお陰です。

 

最近は、先生から直接指導を受ける機会は減っていました。

でも、いつでも、「先生なら、どうするかな?」と思いながら、舞台作りを考えていました。

僕の作品の規範は、すべて先生から賜ったものです。

先生に恩返しするためにも、今後ますます、演劇活動に邁進していきたいと思っています。

 

ショックのあまり、今は、言葉もありません。

先生のご冥福をお祈りするばかりです。

「みんなのコンサート VOL.4」舞台写真

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「みんなのコンサート VOL.4」で上演した「雪だるま」の舞台写真をご紹介します。

アトリエ無現に比べると、かなり照明が明るいですね。

演技スペース自体は、それほど大きい訳ではありません。

しかし、客席が相当広いので、無意識のうちに、声や演技が大きくなったようです。

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静かでストイックな作品です。

動きのあるシーンも、それほど多くはありません。

ですから、スチールで見てもあまり面白くはありませんが、雰囲気は味わって頂けましたか?

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「ぷちぷちパイレーツ」個人写真

 

「ぷちぷちパイレーツ」舞台写真の中から、ソロで写っているモノをピックアップしてみました。

まずは、内田諭君。

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続いて、塩沼千雅さん。

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着物姿の立川らく太君。

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エプロンを付けた池戸美香さん。

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みんな、生き生き躍動していますね。

素晴らしい!

 

最後は、動画から無理やり切り出した僕の写真!

ですから、画質が悪いです。

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「ボクサー」&「ヴァレンタイン・チョコ」動画公開

 

「ボクサー」と「ヴァレンタイン・チョコ」の動画も、ユーチューブにアップしておきました。

2つとも、冒頭から数分経過して、2人が言葉を交わす所からご覧頂けるようになっています。

映像では、なかなか空気感をお伝え出来ないのですが、大体の雰囲気がお分かり頂けると思います。

お時間のある時に、下記をクリックして、ご覧下さいね。

 

■動画:「ボクサー」

■動画:「ヴァレンタイン・チョコ」

 

「ノーモア納豆」&「きになるひと」動画公開

 

「みんなのコンサート VOL.4」が終わって2日経ちました。

今頃になって、しみじみ「参加させて頂いて、良かったなあ…」と感じています。

「雪だるま」の写真も、用意が整い次第、ご紹介しますね。

 

その前に、「ノーモア納豆」と「きになるひと」の動画をweb上にアップしました。

どちらも、劇の冒頭から数分間ご覧いただけます。

カメラはフィックスしてあったので、「ノーモア納豆」の内田君の動きが見えないところが沢山あります。

その辺りは、皆さんの想像力で補って下さいね。

動画は、下記をクリックして頂くとご覧になれます。

 

■動画:「ノーモア納豆」

■動画:「きになるひと」

 

「みんなのコンサート VOL.4」終了しました!

 

昨日、無事、「みんなのコンサート VOL.4」を終えることが出来ました。

僕は、Sachikoさんのピアノ生演奏との共演で、「雪だるま」という一人芝居を上演させて頂きました。

お陰様で、大好評だったようです。

上演中、客席のあちこちから鼻を啜る音が聞こえてきたり、目尻の涙を拭うハンカチの動きが目に入ってきたりしました。

特に、ご年配の方々が、泣いていらっしゃいましたね。

小さなお子様も大勢いたのですが、一人も騒ぐことなく、熱心に観劇してくれていました。

終演後には、わざわざ、僕に話しかけて下さる方もいらっしゃいました。

「感動しました!「美しいお話をありがとうございました!」などなど、お楽しみ頂けた旨を伝えて下さったのです。

ある女性は、「”ぷにぷに印象派”も拝見しました。とても面白かったので、来年の公演も必ず伺います!」とまで、おっしゃって下さいました。

昨日の客席には、普段演劇にあまり馴染みのない方が多かったように思います。

そういった方々にも、「雪だるま」をお楽しみ頂けたなんて、嬉しいですね。

これだけお楽しみ頂けたのも、ひとえに、Sachikoさんのピアノ演奏が素晴らしいからです。

改めて、こんな機会を与えてくれたSachikoさんに感謝したいと思います。

 

コンサート自体も素晴らしいモノでした。

各演奏者のレベルが物凄く高く、僕も集中して聴かせて頂きました。

みんな、教わったことをこなすだけでなく、自分なりの表現を求めているのが良く分かりました。

美しい音楽に包まれて、とても素敵な時間を過ごすことが出来ました。

実は、僕は、演奏を聴いた感動で、何度も目頭が熱くなっていたのですよ!

うーん、やっぱり音楽は素晴らしい!

本日「みんなのコンサート VOL.4」開催

 

本日、いよいよ、僕の今年最後の演劇公演となる「みんなのコンサート VOL.4」本番です。

「ぷちぷちパイレーツ”STOP!温暖化”」で上演し、沢山の方の涙を誘った一人芝居「雪だるま」を再演します。

今回は、Sachikoさんのグランド・ピアノ生演奏とのコラボレーションなので、より一層心に響く筈です。

入場無料ですので、是非、横浜・吉野町市民プラザホールに遊びにいらして下さい。

(200席近くある、立派なホールですよ!)

じゅん君の加わったリコーダー・アンサンブルも楽しみです。

開演は午前9時45分です。

僕が登場するのは、多分、11時以降だと思います。

開場の地図も掲載しておきますね。

では、ホールでお会いしましょう!

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「ヴァレンタイン・チョコ」舞台写真

 

アンコールで上演した「ヴァレンタイン・チョコ」の舞台写真です。

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2人とも、制服(風)姿が、まだまだ初々しく見えますね。

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さて、いよいよ、明日は、「みんなのコンサート VOL.4」本番です!

頑張ります。 

「雪だるま」舞台写真

 

なんと、「雪だるま」のスチール写真は、たった1枚しか撮影されていませんでした!

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これでは、何だか分からーん!

 

「雪だるま」最終稽古

 

「ぷちぷちパイレーツ”STOP!温暖化”」の舞台写真の紹介は、今日はちょっとお休み!

明日以降、ご期待下さい。

 

さて、昨日、「雪だるま」の最終稽古を、Sachikoさんと行いました。

ピアノと芝居が重なる部分を中心に、繰り返し、繰り返し練習しました。

回数を重ねる度に、お互いを良く聞けるようになり、リズムを感じ取れるようになっていきました。

最後には、演技と演奏が一体となって、主人公の心理を描けるようになったと思います。

我ながら、感動的なラスト・シーンが出来上がったと感じています。

 

Sachikoさんのご主人で、僕の二十数年来の友人にも、作品を見て貰いました。

なかなか鋭い指摘をしてくれたので、早速、演技に反映させてみました。

すると、僕の中でも感情が上手く廻るようになりましたし、より作品の本質が見えやすくなったように思います。

やはり、人に見て貰うのは大事なことですね。

 

さあ、後は本番を迎えるのみ!

今から、木曜日が楽しみです。

「ボクサー」舞台写真

 

「ボクサー」の舞台写真です。

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”ぷにぷにパイレーツ”の舞台とは思えない、ロマンチックな展開ですね。

やっぱり、若い女優さんが参加してくれると、世界が広がります。

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どうです!素敵でしょ?

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「きになるひと」舞台写真

 

今日は、「きになるひと」の舞台写真をご紹介します。

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やはり、ベテラン2人の舞台は、絵になりますね。

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写真を見ているだけで、面白そうに感じます。

客席が爆笑に包まれたのも当然ですね。

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「ノーモア納豆」舞台写真

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「ぷちぷちパイレーツ”STOP!温暖化”」の舞台写真を、各作品につき数枚づつご紹介していきます。

まず今回は、「ノーモア納豆」です。

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動きのある、迫力満点の写真ですね。

内田君、塩沼さんの熱演ぶりが、伝ってきます。

沢山稽古をしたのが、良く分かりますね。

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 ここまでしっかり体を使えているコントは、珍しいと思いますよ。

僅か3ヶ月の稽古で、この水準までレベルアップできたなんて、立派ですね!

役作りのコツ

 

先日、どなたもご存じのあの大女優、YKさんのお話を伺う機会がありました。

(数々の舞台や映画で主演をなさっている方です。この女優さんの兄妹は、2人とも芥川賞作家です)

 

せっかくなので、YKさんに、「役作りをする際、まず何から着手するか」聞いてみました。

すると、「とにかく、セリフを覚えること」という、意外な答えが返ってきました。

もっと詳しく尋ねてみると、「稽古初日までに、完璧にセリフを頭に入れておく」のが、役作りのスタート!

事前に役作りをするのは、あまり良いことではないんですって。

確かに、稽古が始まる前に自分で勝手に役作りをしても、それが正解かどうかは分かりません。

演出家の考えもありますし、共演者とのバランスも考えなくてはなりません。

結局、役作りは稽古場でみんなで行うもので、役者が自由に出来るものではないそうなんです。

ううん、さすがは大女優!

言葉に重みがありましたね。

 

実は、僕も、YKさんと同じ考えなんです。

ですから、ぷにぷにパイレーツの公演に参加する役者さんには、稽古初日までに、必ずセリフを暗記して貰っています。

台本を持って状態で稽古しても、全然、役が俳優さんの中に入っていかないように思うからです。

特に僕は、動きを通して役作りをして貰うことが多いので、セリフを覚えているのが稽古の絶対条件になっています。

 

皆さん!これって、当たり前のように思われるでしょ?

でも、稽古初日にセリフが役者の頭に入っているなんて、日本の演劇界では非常に稀らしいんですよ。

公演初日直前に脚本が上がることも、珍しくないそうですから…。

他の劇団の皆さんは、僅か数日で、どうやって長いセリフを覚えているんでしょうね?

ディヌ・リパッティ

 

商品の詳細

12月23日の「雪だるま」の上演は、Sachikoさんのピアノとの共演になります。

彼女には、劇のオープニングに、バッハの「主よ人の望みの喜びよ」を演奏して頂きます。

皆さんご存じの、実に美しい名曲です。

 

Sachikoさんは、この曲に関しては、ディヌ・リパッティの演奏を理想としているそうです。

彼女の言葉によれば、「リパッティの演奏は、高貴で崇高で厳かで、まるで天から聞こえて来る神の声のように感じられる」とのことです。

そんな凄い演奏ならば、聞いてみるしかありませんね。

早速、リパッティのCDを取り寄せ、購入いたしました。

 

僕が入手したのは、リパッティの主要な録音がほぼ網羅された7枚組です。

でも、ビックリするほどお安いんですよ。

大体、日本人アーティストのCD1枚分程度の価格です。

相当古い録音ばかりですが、リマスターされて、雑音等はほとんど聞こえません。

収録曲は、バッハだけでなく、モーツァルト、リスト、ショパン、グリーグ、バルトークなど、多岐に渡っています。

 

このところ、この7枚を繰り返し聞いていますが、何というピアニストなんでしょう!

ピュアというか、穢れがないというか、とにかく純粋なんです。

もはや演奏家すら存在せず、「音楽のミューズが奏でたらこうなった」といった風情の演奏です。

「心が洗われる」とは、こういうレベルの音楽のことを指すんですね。

いたく感動いたしました!

 

僕の「雪だるま」という作品も、“心洗われる”美しい物語りのつもりなんです。

でも、リパッティとはレベルが違いますね。

一歩でも、リパッティに近付けるよう、日々の過ごし方から改めていきたいと思っています。

30枚のショート・コント

 

一昨日思い付いたショートコントを、昨日、実際に脚本にしてみました。

軽い作品の筈だったのに、気がつけば、原稿用紙30枚を超える大作になっていました。

いかん、いかん。

ギャグの数を徹底的に減らして、シンプルかつコンパクトなコントに仕上げなくてはなりません。

 

しかし、こんな社会風刺コントを書いたところで、一体、いつ上演出来るのでしょうか?

今のところ、そんな公演の予定はありません。

コントなんかに逃げていないで、もっと骨太な、芸術的脚本に取り掛からなくては…。

むむむ、プレッシャーがきつい!

でも、少なくとも、年内に1本は、脱稿するぞ!

シャドーボクシング

 

「ぷちぷちパイレーツ”STOP!温暖化”」夜の部では、楽しいハプニングがありました。

 

僕は、普段から、体力維持のため、北澤ボクシングジムに通っています。

そのジムのスタッフやプロ選手の皆さんが、ぷにぷにパイレーツの公演の度に、大勢遊びに来て下さいます。

今回も、マネージャー、トレーナー、プロ選手、そして練習生の方々が、大挙して劇場に足を運んで下さいました。

 

この公演では、「ボクサー」という作品を上演しました。

ラストは、主人公がシャドーボクシングをしているところで暗転するという演出になっています。

しかし、所詮は、役者のシャドーボクシングです。

本物のボクサーのようには、上手く出来ません。

せっかくプロボクサーが客席にいらっしゃるのですから、急遽、正しいシャドーボクシングを見せて頂くことにしました。

突然の指名にもかかわらず、Mプロは快く舞台に登場して下さり、シャドーボクシングのやり方を簡単にレクチャーしてくれました。

また、相手選手をイメージしながらの本格的なシャドーボクシングも見せて頂きました。

その圧倒的なスピード感と迫力に、たちまちのうちに、劇場全体が飲み込まれてしまいました。

まるで後楽園ホールにいるかのような錯覚さえ覚えるほどでした。

やっぱり本物は凄い!

お客様全員が感動に包まれているのが、良く分かりました。

 

Mプロ、そして北澤ボクシングジムの皆さん、ご協力誠にありがとうございました。

今後とも、よろしくお願いします!

「ぷちぷちパイレーツ"STOP!温暖化"」人気作品ベスト3

 

「ぷちぷちパイレーツ”STOP!温暖化”」にご来場頂いた皆様に、終演後、アンケートにご協力頂きました。

ほぼ全員のお客様に、ご記入頂きました。

本当に貴重なご意見を、沢山頂戴することが出来ました。

この場をお借りして、御礼申し上げます。

 

さて、本日は、毎公演恒例となっている”人気作品ベスト3”の発表を行います。

アンケートには、気に入った作品に丸を付けて頂く設問があります。

その数を集計してみたところ、意外な結果がまとまりました。

以下、ご紹介していきます。

 

●昼の部ベスト3

・第3位:「ボクサー」「雪だるま」(同数回答)

・第2位:「ヴァレンタイン・チョコ」

・第1位:「きになるひと」

やはり、「きになるひと」が、他を大きく引き離して断トツトップの人気でした。

それ以外は僅差で、3位に2つの作品が並ぶほどの接戦でした。

 

●夜の部ベスト3

・第2位:「ノーモア納豆」「ヴァレンタイン・チョコ」(同数回答)

・第1位:「きになるひと」

夜の部も、「きになるひと」の圧勝でした。

実際、ソワレでは爆笑に次ぐ爆笑でした。

お楽しみ頂けたのなら幸いです。

2位には、同数で2つの作品が並んでいます。

 

●総合ベスト3

・第3位:「雪だるま」

・第2位:「ヴァレンタイン・チョコ」

・第1位:「きになるひと」

トータルで見てみますと、「きになるひと」が大人気だった以外は、ほとんど横一線に並んでいる状態です。

得票が大きく落ち込んでいる作品もありませんので、バランス良く楽しんで頂けたということだと思います。

 

あくまで、これは、終演直後の感想です。

時間が経ってくると、イメージはどんどん変化していきます。

(それが、ぷにぷにパイレーツの特長なんですよ)

半年後、1年後、その評価はどう変わっていくのでしょうか?

今回上演した作品が、末長く、皆様の心に残りますように…。

作品解説⑤「ヴァレンタイン・チョコ」

 

●「ヴァレンタイン・チョコ」

劇団ぷにぷにパイレーツ名物、アンコール作品です。

内田諭と塩沼千雅による、2人コントです。

 

基本は、お客様にアンケートにお答え頂けるよう、お願いする内容です。

それを、ヴァレンタイン・チョコを待つ男の子と、照れながら渡す女の子の甘酸っぱい想いでコーティングしてみました。

 

実は、この脚本は、2010年初頭に開催した「ぷにぷに演劇ワークショップ」で使ったテキストを改稿したモノなんです。

(ワークショップ用に書き下ろした脚本が、こんな形で役に立つとは!)

 

このコントも、良く受けましたね!

笑いの連鎖反応が起こっていましたよ。

2人の可愛いキャラクターがピッタリだったのが勝因かもしれません。

僕も、楽屋で、爆笑していました。

 

お陰様で、ほぼ全員のお客様に、アンケートにご協力頂きました。

この場をお借りして、御礼申し上げます。

今後の作品作りの参考にさせて頂きますね。

作品解説④「雪だるま」

 

●「雪だるま」

公演のラストとして、石崎一気による一人芝居を上演しました。

 

父の仕事が忙しすぎて、息子との関係がぎくしゃくしている親子。

クリスマスイブも、結局、大喧嘩をしてしまった…。

果たして、父と子の心が通じ合うことはあるのだろうか…。

(12月23日に、横浜・吉野町市民プラザで上演する予定なので、これ以上詳しいことはお伝え出来ません)

 

パントマイム演技を軸にした、静かでストイックな作品です。

しかし、本当に多くのお客様が泣いて下さいましたね。

アンケートに、「涙がとめどなく流れました」「涙腺が崩壊してしまいました」といった感想をお書きになった方が、大勢いらっしゃいました。

また、「綺麗な舞台でしたね!」とのお褒めの言葉、も沢山頂戴しました。

僕の得意とする小さな小さな世界ですが、ご覧になった方には、その向こうに無限の世界が広がって見えたのかもしれません。

ご自分の体験とオーバーラップさせて、熱い感動にひたっていらした方が、多かったのではないでしょうか?

僕自身が思っているより、相当パワーを持った作品なんですね。

作品の実力は、実際に上演してみないと分からないものです。

僕は、毎回、色々なことをお客様に教えて頂いているんですよ。

作品解説③「ボクサー」

 

●「ボクサー」

公演の後半は、しっとりした作品が続きます。

「ボクサー」は、内田諭、塩沼千雅による2人芝居です。

 

僕は、週に数回、運動不足解消のため、北澤ボクシングジムに通っています。

ジムのスタッフの皆さんは、常々ぷにぷにパイレーツを応援して下さっていて、毎回見に来て下さいます。

(その手厳しい批評が、案外参考になるものなんですよ)

そんな北澤ボクシングジムのマネージャーが、「ボクシングの芝居をやってよ!」とリクエストを出して下さいました。

ご期待に沿うべく書いた作品が、「ボクサー」なのです。

 

とは言っても、舞台上でボクシングの試合を再現しても、陳腐なものになってしまいます。

ですから、試合に敗れ、引退を決意したボクサーを主人公に設定してみました。

体も心も傷付いたボクサーと、彼を支えようと必死に励ます彼女の心の触れ合いをテーマにした作品となっています。

 

「ノーモア納豆」と違い、抑えた演技を要求される作品ですので、出演者2人は、これまた相当苦労した筈です。

でも、キャラクターそのものは等身大だと思いますので、感情面では入りやすかったのではないでしょうか?

気持ちのこもった芝居を見せてくれました。

 

「ボクサー」は、お客様にも大好評でした。

かなり大勢の方が、客席で泣いていらっしゃいました。

相当深いレベルで、登場人物に感情移入されていたみたいですね。

ありがたいことです。

 

僕は、勝者には興味がありませんし、ハッピーエンドというものを信じていません。

戦いに敗れ傷付きながらも、さらに立ちあがっていく人間の生き様を描くのが、自分の使命だと思っています。

そういった意味で、「ボクサー」は、極めて僕らしい作品ですね。

役者によってまた味わいが変わってくると思いますし、古びてしまう作品でもないので、機会があれば再演してみても面白いかもしれません。

作品解説②「きになるひと」

 

●「きになるひと」

公演タイトルでもある”STOP!温暖化”の精神を、最も体現している社会風刺コントです。

出演は、立川らく太、池戸美香です。

 

らく太君は落語家、池戸さんはフリーアナウンサーとして活躍中です。

ですから、舞台経験は豊富で、貫禄さえ感じさせます。

余裕の演技を見せてくれました。

 

「きになるひと」は、シュールでナンセンスなお話です。

かなりブラックな内容のため、ストーリーをここで紹介することは、はばかられます。

簡単に言えば、「ダメ亭主は木に変えてしまって、CO2を吸収してもらい、少しは世の中の役に立って頂こう!」というモノです。

我ながら、恐ろしい作品です。

 

「きになるひと」は、本当に良く受けましたね。

客席は、爆笑に次ぐ爆笑に包まれました。

実は、この作品には、どなたにでも楽しんで頂ける分かりやすいギャグを、大量に盛り込んでおきました。

それが全てスベることなく、見事にはまっていました。

また、この作品は、滑稽な動きが見どころなんですよ。

2人の役者さんともに、それを上手くこなして、明るい雰囲気を作ってくれました。

やっぱり、コントは、役者の力がモノを言います。

素晴らしい上演でした。

 

僕自身は、この作品のラストの物悲しい感じが大好きです。

笑いながらも、男の悲哀を痛感出来る、稀有な作品だと思います。

滑稽な姿で溶暗していくらく太君の姿は、まさに絶品でした。

作品解説①「ノーモア納豆」

 

今日から、数日掛けて、「ぷちぷちパイレーツ”STOP!温暖化”」で上演した作品の解説を行っていきます。

まず第一弾は、「ノーモア納豆」です。

 

●「ノーモア納豆」

内田諭、塩沼千雅出演の社会風刺コントです。

公演の幕開けを飾る作品として、上演しました。

 

最近、環境保護団体を名乗るグループが、その主旨のもと、日本の漁船等に対し暴力行為に及ぶニュースが頻繁に届いてきます。

そのパロディとして、某海外のNGO団体が、日本人に納豆を食べさせないよう、武力行使してくるという物語です。

なぜ納豆を食べてはいけないかといえば、それは、納豆は知能が高いからなのです…。

 

僕自身は、上手く世相を切り取った、痛烈な社会風刺作品に仕上がったと思っています。

特に、弱腰の日本外交に対する批判を、面白可笑しく落ちに盛り込めたのではないかと自負しています。

実際、最近のニュースに詳しいであろうお客様は、随所に散りばめてある細かい部分にも、クスクス笑いで反応されていましたね。

恐らく、1回ご覧になっただけでは、すべてのギャグを把握することは出来ないと思います。

いつも稽古を見学していた立川らく太君も、「見る度に、面白さが増していく作品ですね!」と言って、必ずクスクス笑っていました。

 

逆に、社会情勢に詳しくない方でもお楽しみ頂けるよう、ダイナミックな演出を施しておきました。

体力的にも、技術的にも、相当難しい演技を要求する物になっています。

事実上、本格的なセリフ劇に初めて挑戦する2人には、荷が重すぎる演出だったかもしれません。

しかし、大きい演技を練習することが、役者としてのポテンシャルを上げる近道だと、僕は思っています。

ですから、無理を承知で、頑張って貰うことにしたのです。

 

2人とも、稽古期間中、相当苦しんでいましたね。

「舞台上を歩くのが、こんなに難しいのか!」と痛感したように、本当にすべてのことを一から学んでいく日々が続いていきました。

稽古後は、全身筋肉痛!

朝、足が攣って目が覚めるような状態だったようです。

当然、精神的にも、かなりきつかったのではないでしょうか。

しかし、内田君も塩沼さんも強靭な意志の持ち主です。

怯むことなく、僕の稽古に立ち向かっていきました。

また、2人で頻繁に自主稽古を行っていたようです。

その甲斐あって、本番当日には、立派に仕上げてきましたね。

素晴らしいエネルギーとエモーションだったように思います。

僅か3ヶ月の稽古で、あそこまで演技が出来るようになるなんて、普通では考えられません。

本当に立派だと思います。

今後、この2人がどのように成長していくのか、僕も楽しみです。

「雪だるま」ピアノ稽古

 

昨日、Sachikoさんと「雪だるま」の稽古を行いました。

彼女に、実際にピアノ演奏をして頂いて、僕の芝居と合わせてみました。

1回目から、いきなり息がバッチリ合って、ほぼ問題ありません。

念のためもう1回やってみましたが、特に直すところがないぐらいに仕上がっていました。

一応、19日にもう一度合わせることにしましたが、僕は今日本番を迎えても構いません。

それ程、良い出来になっていますよ。

やっぱり生ピアノは素晴らしい!

感動の度合いが違います。

「ぷちぷちパイレーツ」でご覧になった方にも、改めて見て頂きたいと思っています。

是非、ご期待下さい。

エジプト・アラブ共和国

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昨日、久々に、JICA地球ひろばに行ってきました。

ここに来れば、社会風刺コントの為の勉強が出来るのです。

今日まで、展示の国別特集は、エジプト・アラブ共和国です。

併設のカフェ・フォロンティアでエジプト料理を堪能した後、エジプトの民族衣装を着用してみました。

いかがでしょう?

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次回のぷにぷにパイレーツの公演では、少し変わった衣装を着てみたいと思っています。

(つまりは、変わったキャラクターを演じてみたいということです)

どんな服が似合うかな?

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「ぷちぷちパイレーツ"STOP!温暖化"」舞台写真

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「ぷちぷちパイレーツ”STOP!温暖化”」の本番中、音響担当スタッフのCさんが、舞台写真を沢山撮ってくれました。

当然、音が出る場面の写真はありませんが、それでもなかなか見応えのある写真が揃いました。

そんな大量の写真の中から、各上演作品につき、5枚づつチョイスしてみました。

本番の迫力を彷彿とさせる、エネルギーに満ちた写真ばかりです。

近日(来週末以降になりそうですが)、HPの”公演情報”のところにアップするつもりです。

楽しみにしていて下さいね。

今年最後の演劇上演予定

 

「ぷちぷちパイレーツ”STOP!温暖化”」の公演も終わり、ホッと一安心…。

というわけには、参りません。

今月23日(天皇誕生日)に、今年最後の演劇作品の上演を予定しています。

先日上演した「雪だるま」の再演ではありますが、かなり演出を変えるつもりです。

また、Sachikoさんのピアノ生演奏とのコラボになりますので、その稽古も行わなくてはなりません。

新作を手掛けるつもりで、一から稽古し直していきます。

クリスマス直前の祝日、是非、皆様、足をお運び下さいね!

以下、詳細をご紹介します。

 

●「みんなのコンサート VOL.4」

 

日時:2010年12月23日(天皇誕生日)午前9時45分開演予定

 

会場:横浜市・吉野町市民プラザホール(京浜急行線・南太田駅・徒歩5分)

   

    〒232-0014 神奈川県横浜市南区吉野町5丁目26

 

料金:入場無料!

 

上演作品:「雪だるま」

 

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*Sachikoさんが主宰するピアノ教室の発表会に、石崎一気がゲスト出演させて頂きます。バッハの名曲のピアノ生演奏に乗せて、一人芝居「雪だるま」を上演します。天皇誕生日の朝を、クリスマス・ムードいっぱいのハートウォーミングな作品でお楽しみ下さい。

 

*「ぷにぷに印象派祭り」で制作を担当してくれた”じゅん”君が、お得意のリコーダー演奏を披露してくれます。哀愁に満ちた”じゅん”ワールドを、ご堪能頂ける筈です。

 

 

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「ぷちぷちパイレーツ"STOP!温暖化"」リポート②

 

15:30にマチネを終え、ソワレの開場まで約2時間、空き時間となりました。

1公演終わった安心感でリラックスする人もいれば、上手く出来なかった部分を繰り返し練習する人、脚本に立ち返り再度セリフをチェックする人と、その時間の過ごし方は様々でした。

差し入れで頂戴した蜂蜜漬けレモンや巨大どら焼きで、お腹を満たす人もいましたね。

 

17:00から、再び、ソワレ用の客席作りを行いました。

今度は、普段のぷにぷにパイレーツの公演と同じぐらいのお客様の数です。

劇場規模からするとこちらの方が適正数でしょうから、ゆったりとしたレイアウトとなった筈です。

 

17:30に開場しました。

いつもソワレは開演直前に駆け込んでいらっしゃる方が多いのです。

ですから、定刻より5分押して、18:05に開演しました。

夜の部は、昼の部に増してアットホームな雰囲気に包まれ、前説の段階から笑いが巻き起こっていました。

ですから、「ノーモア納豆」や「きになるひと」で爆笑の連鎖反応が起こり、大いに盛り上がっている感じになりました。

2回目の上演なので、役者達の緊張が少し緩み、笑いやすい雰囲気になったのも事実です。

良い雰囲気のまま、19:30に「ヴァレンタイン・チョコ」の上演を終えることが出来ました。

 

すべてのお客様がお帰りになられると、すぐに撤収作業に掛かりました。

劇場に関しては、椅子と座布団を片付けるだけですから、あっという間に作業は終了します。

記念撮影などを行った後、20:30には、アトリエ無現を退出しました。

 

そして、みんなが楽しみにしていた打ち上げに突入です。

熱い想いを持ったメンバーが興奮状態にありますから、まあ喋る喋る!

(感激のあまり、またまた涙をこぼすキャストも…)

あっという間に、終電の時間を迎えたのでありました。

 

関係者一同にとって、決して忘れられない一日となったことと思います。

願わくば、お客様にとっても、そうでありますように…。

「ぷちぷちパイレーツ"STOP!温暖化"」リポート①

 

11月28日(日)の本番当日は、出演者・スタッフともに、午前10時に劇場集合ということになっていました。

ところが、1人の出演者を除いて、みんな9時30分には劇場に入っていました(その1人とは、一体誰でしょう?)。

少しでも多く、本番用の舞台で、場当たりや稽古をやりたいという気持ちだったようですね。

 

いつものように、まずは、灯り作りから始めます。

今回は、長身の内田君がいるので、天井に吊ってある照明機材の調整も楽々出来ました。

 

続いて、照明・音響担当スタッフと、きっかけ部分の確認です。

劇団ぷにぷにパイレーツは、照明や音響になるべく頼らないことをモットーにしています。

ですから、作品のオープニングとエンディングに、幕の代わりのような形で使うだけに留めています。

照明・音響スタッフは、2人ともぷにぷにの公演に慣れていますので、これもすぐに終了しました。

 

今回は珍しく時間にゆとりがあったので、本番同様に全作品を通すゲネプロが出来ました。

舞台上での演技は勿論、出はけや、衣装替え、スタッフ・ワークの部分まで、各自でチエックしていきます。

これまで1回も通し稽古をやったことがないというのに、いきなりのゲネプロで、ほぼ問題なく通すことが出来ました。

みんな、全体を俯瞰したイメージを、きちんと持てていたということなんでしょうね。

通した時間も約80分で、理想的な尺となっていました。

 

昼食休憩を取ると、13時を回っていました。

慌てて、客席作りに取り掛かりました。

マチネはお客様をお断りする程、予約が殺到していました。

ですから、立ち見が出ないように、工夫を凝らしてスペースを作らざるをえませんでした。

みんなで知恵を出し合って、なんとか予約人数分の座席を確保することが出来ました。

 

開場時間の13:30に劇場の外に出たところ、扉の前に、お客様の行列が出来ていました。

こんなことは、劇団創設以来、初めてです。

順調にお客様にご入場頂き、定刻通り、14:00にマチネを開演いたしました。

満員のお客様の暖かい応援に支えられ、滞りなく、90分で全作品の上演を終えることが出来ました。

マチネのお客様は、感受性豊かな方が多かったのかもしれません。

コントより、しっとりした作品の方が、リアクションが大きかったように思いました。

「ボクサー」や「雪だるま」を上演している時、本当に沢山の方が、美しい涙を流されていたようです。

場内のあちらこちらから、鼻を啜る音が絶え間なく聞こえてきました。

決して泣いて頂こうと思って書いた作品ではないのですが、きっと何かを感じて下さったんでしょうね。

光栄なことです。

(続く)