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半袖を着るつもりだったのに...

 

大体セリフが頭に入ったので、今、色々動いて試しているところです。

実際に動いてみると、構想通りにはいかないことが、沢山出てきます。

 

今回の場合、例えば、こんなことがあります。

・半袖を着るつもりだったが、上着が必要になった!

・床に胡坐をかく予定だったが、椅子に座ることにした!

・演奏が終わってから明転する筈だったが、演奏中から姿を晒すことにした!

・主人公のキャラクターを、より一層、邪悪にする必要性が生じた! 

この他、上・下を入れ替えたり、演技スペースを舞台ツラから奥に移したり、相当変わっています。

その影響で、セリフも変えなくてはならない部分も、多々生じています。

地味ですけど、作品を仕上げるには、様々な作業が必要なんですよ。

ICレコーダーの極秘計画

 

今日から、大型連休!

皆さんは、どう過ごされますか?

 

さて、次回公演は、全作品、Sachikoさんのキーボードとの共演です。

使用する音楽は、すべて彼女の生演奏です。

Sachikoさんには、僕の芝居に合わせて演奏をして頂きます。

一部、原曲をアレンジして貰う場合もあります。

ですから、普段の稽古の際、市販のCDは使えません。

あまりにも、本番用の演奏と違いすぎるからです。

 

この程、ICレコーダーを購入しました。

それでSachikoさんの演奏を録音させて頂き、僕の自宅稽古の時に使わせて頂く計画なのです。

ダンスのように、曲に合わせて動くシーンがたっぷりありますので、ステレオICレコーダーが大活躍すると思うのですが…。

ステレオICレコーダー

 

商品の詳細

ステレオICレコーダーを買いました。

8000円程度ですが、価格からは考えられないぐらい優秀な機械ですね。

片手に隠れる大きさなのに、マイクもスピーカーも内蔵されており、超長時間録音も可能です。

キャップレスで直接パソコンと直結できるスライド式USB端子を搭載しているので、パソコンとダイレクトに接続すれば、ケーブルなしで音声や音楽ファイルなどのデータを転送できます。

また、音程は自然なままで、再生スピードを可変できる、「デジタルピッチコントロール」!

音声を感知して、自動的に録音を開始する「デジタルV・O・R」!

録音時に、エアコンやプロジェクターのファンノイズなどを低減する「ローカットフィルター」!

この他にも、数多くの便利な機能が満載です。

ちょっと前まで、MDレコーダーが便利に感じられていたのが嘘みたいです。

(僕が十数年前に買った、録音出来るMDウォークマンは、5万円以上しましたよ)

色んなモノが、どんどん便利に、どんどん安くなっていくんですね。

 

このステレオICレコーダーを何に使うかは、また明日!

2時間40分超え

 

稽古を重ねるにつれ、次回公演の脚本が、どんどん長くなっていきます。

特に、ラストで上演する予定の作品が、長い!

ふと気が付けば、原稿用紙で65枚以上の超大作になっていました。

一体、上演時間は、何分ぐらいになるのでしょう?

 

僕は、いつも、原稿用紙1枚を30秒で見積もります。

単純計算でいけば、35分程度になる筈です。

しかし、この作品は、間をたっぷり取りながら上演する必要があります。

また、無言のシーンも、存分に用意してあるんですよね。

下手をすると、45分を超える可能性も!

このままでは、第2回公演以来となる、”公演時間2時間40分超え”もあるかも!

なんとか短めにまとめたいとは思うのですが、果たして、上手くいきますかどうか…。

動きの稽古は楽しい!

 

動きの稽古は、楽しいですね。

セリフを覚える苦しい作業と違って、実に気分が良いです。

動きを通してキャラクターに命が吹き込まれていくところが、たまりません。

体の部位をちょっと変えるだけで、別人のように見えたりしますから、面白くてしょうがないのです。

「腕の位置をこうした方が、もっと不気味に見えるかな?」

「股関節をもっと開いた方が、迫力が出るなあ!」

などなど、やり始めると、止まらなくなってしまいます。

この過程を満喫する為に、演劇活動に勤しんでいると言っても過言ではありません。

 

ただ、大変なのは、数々の可能性の中からベストをチョイスすることです。

「この動きで間違いない!」と判断するのは、本当に難しいことですし、勇気も必要です。

今はとにかく、表現力を豊かにすべく色々動いてみて、「これなら確実に面白い」と思えるものを模索しているところです。

とにかくパワー

 

いざ動いてみると、次回公演の作品は、実に難しい!

意識して、演技力が必要とされる脚本を書いてみたのですが、想像以上に大変です。

「さりげない芝居こそ難しい」とは良く聞きます。

実際には、”スケール感やダイナミズムのある演技”も相当です。

お客さん全員を圧倒する程の迫力をどうやって身につけていくかが、今後の課題になりそうです。

とにかくパワー!

地の底から沸々と湧き上がってくるようなエネルギーを表現できるように、頑張ります!

ジョー・ヘンダーソン

 

商品の詳細

無駄を省くと、本質がはっきり見えてきます。

贅肉を削ぐと、筋肉が浮き上がってくるのと同じですね。

 

先日、CDを大量に処分しました。

すると、これまで棚の下の方に埋もれていて、全く見向きもしなかった名盤の存在に気付くようになりました。

ですから、この1週間程は、最近ほとんど聞いていなかったアルバムを引っ張り出してきて、楽しんでいます。

 

その中でも、収穫は、「The Milestone Years」と題された、ジョー・ヘンダーソンの8枚組CDボックス・セットです。

ジョー・ヘンダーソンは、1937年、オハイオ州リマ生まれのテナーサックス奏者です。

ミシガン州南東部デトロイトで学び、軍隊での任務を終えた後、1962年にニューヨークへ移住しました。

ケニー・ドーハム:『ウナ・マサ』、リー・モーガン:『ザ・サイドワインダー』、アンドリュー・ヒル:『ブラック・ファイヤー』など、ブルーノート・レーベルへのレコーディングで名を挙げました。

70年代には、ブラッド,スウェット&ティアーズとも短期間共演するなど、コラボレイト作品は数多いプレーヤーです。

70年代初めから、自身のバンドでリーダーとしても活躍し、マイルストーン・レーベルから、12枚の作品を発表しました。

「The Milestone Years」は、その時残された音源を、未発表のものも含めて、集大成したものです。

 

現在の日本では、ジョー・ヘンダーソンと言えば、ブルーノート時代か、最晩年の枯れた演奏ばかり注目されています。

確かに、それらは作品としてまとまっていて、BGMとしても、とても聴きやすいんですね。

ジャズの初心者に薦めるなら、やはり、そういった作品群になるのは仕方ありません。

しかし、少しでも本気でジャズを聞こうと思っているのなら、是非とも、マイルストーンのアルバムに挑戦して頂きたい!

これぞ、”ジョー・ヘン”という演奏は、マイルストーンにあり!

 

ジョー・ヘンダ-ソンは、主にジョン・コルトレーンやソニー・ロリンズに大きな影響を受けていますが、後に精巧なメロディと説得力のある音色が絡みあうモダンなスタイルを確立しました。

その醍醐味が最も凝縮されているのが、マイルストーン時代だと思います。

とにかく、音が熱い!

エネルギーが迸っていて、スピーカーから汗や唾が飛び散ってきそうです。

エレピを多用するなど時代を感じてしまう部分もありますが、これだけ迷いなく一心不乱にテナーを吹き続けられるのも、やはり時代のなせる業なんでしょう。

何かを信じ、ひたすら自分の道を邁進するなんてことは、今のジャズ・ミュージシャンには望めないことです。

このボックス・セットを聞いていると、「迷ってなんかいないで、ひたすら創造を続けるべし!」と、叱咤激励を受けているような気になります。

元気や自信を失ってしまったクリエーターの皆さんには、ピッタリの音楽だと思いますよ。

 

ただ、今は、このボックス・セットは入手困難です。

その代わり、マイルストーン・レーベルから発表された単品のアルバムなら、簡単に入手できます。

「テトラゴン」「イン・ジャパン」「アット・ザ・ライトハウス」などの作品は、通販サイトを通して、手軽に買うことが出来ます。

こんな時代だからこそ、何となく忘れられがちなジャズの巨人、ジョー・ヘンダーソンに、一度触れてみて頂きたいと思います。

世界の同時代リーディングシアター

 

広島カープの連勝が6で止まったので、そろそろ真面目に演劇の話題をお届けしましょう。

 

劇団黒テントの「世界の同時代リーディングシアター」という公演を拝見してきました。

これは、昨年度から始まったもので、世界各国のここ数年にかかれた戯曲、上演された戯曲をリーディングシアターとして紹介するものです。

今回は、2作品同時上演でした。

内容を簡単にご紹介いたしましょう。

 

①『台所のメディア』 山元清多作、服部吉次演出、桐谷夏子出演

 どこにでもある団地のDKでいい。ひとりの女が、ゆっくりと喋りはじめる。

 「人でなし、人でなし。」

 「いま、外で・・・世界のどこかで、何が起こっているのか・・・」

 

②『ディレクター』ナン シー・ハスティー作(アメリカ)、太田麻希子翻訳、木野本啓演出、

山下順子、久保恒雄、工藤牧、本木幸世、植田愛 子、冨田訓広出演

真実を探求し この瞬間を生きる

真実を味わえば 演技術なんてクソ喰らえ

演劇の、終わりのない挑戦は続く…

 

”リーディングシアター”は、今、あちこちの劇団で盛んになっている興行形態です。

いわば”朗読劇”で、役者は台本を持ち、それを読む形で上演します。

ですから、動きの演技は大概省略され、ラジオドラマのような雰囲気で進行していきます。

大道具・小道具・セット等は基本的に用いず、衣装やメイク等の役作りもほとんど行われません。

正式な演劇公演に比べると、セリフを覚える必要がなく、稽古期間も短くて済みます。

また、経費も相当安く抑えることが出来ます。

(その分、入場料も安めに設定されていることが多いですね)

比較的手軽に公演が行えることから、”リーディングシアター”が人気を集めているものと思われます。

 

ところで、皆さんは、朗読を聞くのってお好きですか?

眠くなったり、退屈したりしませんか?

実は、僕自身、朗読を聞いて面白いと思ったことはあまりありませんでした。

しかし、”黒テント”のような一流劇団の”リーディングシアター”はさすがでしたね。

やはり、本を黙読するのとは違い、「上演して貰って良かった!」と思える、立派なモノでした。

作品の本質が、きちんと伝わってきたように感じました。

ここまでイメージが広がってくると、逆に、「このシーンは、ちゃんとした芝居で見たい!」という欲求を覚える所も多々ありました。

それだけ、僕は楽しんでいたということなんでしょう。

 

終演後、『ディレクター』に出演された山下順子さんや、演出を担当された木野本啓さんと、お話をさせて頂きました。

「なぜ、リーディングシアターなのか?」という僕の問いに対し、「劇団・俳優ならではの朗読を聞かせたい!」「知られざる優れた脚本を沢山紹介したい!」という、2つの答えが返ってきました。

実際、『ディレクター』は、オフブロードウェイでヒットした作品だそうですが、良かったですよ!

演劇としての見せ場が満載された、素晴らしい脚本だと思いました。

今後も、こういったレベルの高い作品に出会える機会を、どんどん作っていって欲しいと思いました。

 

黒テントの「世界の同時代リーディングシアター」は、明日まで開催されています。

開演は、23日(土)、24日(日)ともに、15時です。

劇場は、神楽坂の”シアターイワト”3階です。

入場料は、なんと1000円!

お時間のある方は、是非、お出掛け下さいね。

詳しくは、下記のサイトをご参照下さい。

世界の同時代リーディングシアター

B級プロボクサー

 

今週は、カープのことだけ書き続けてしまいました。

これは、劇団座長のブログですから、野球の記事ばかりではいけません。

だから、「広島が14安打11点の猛攻で、1分けを挟んで連勝を2年ぶりの6に伸ばし、単独首位を守った」なんて情報を、お伝えする訳にはいきません。

「一回は広瀬の犠飛で先制、四回に丸が同点ソロ、丸は六回にも勝ち越し二塁打するなど、4安打3打点の活躍だった」といった嬉しいニュースは、僕の胸の内に、そっとしまっておきますね。

「これで、14日の阪神戦(甲子園)のバリントンの白星から、引き分けを挟んで6連勝!ドラフト1位投手の連勝も継続中」であることを、皆さんがお知りになる必要はないのですから…。

 

さて、昨夜は北澤ボクシング・ジムで、マスボクシングをやらせて頂きました。

(マスボクシングとは、分かりやすく言えば、寸止めボクシングのようなものです)

相手は、何と、B級(6回戦)のプロボクサー!

どう考えても、僕には強すぎます!

 

案の定、構えてみると、その迫力に圧倒されてしまいました。

とにかく、隙が一切ありません。

ガードがしっかりしているので、当てる所がないのです。

そこから、切れの良いパンチが、ノーモーションで次々に繰り出されていきます。

しかも、コンビネーションを使った連打ですから、僕は、防戦一方!

相手のパンチを避けるだけで、精一杯です。

特に、上下に打ち分けられると、何も出来なくなります。

ボディは打たれ放題という状況でした。

何とか反撃を試みようと、相手の打ち終わりを待ってみました。

しかし、無尽蔵のスタミナを誇るプロは、いくら待っても、打ち終わりません。

3分間、コンスタントに、強くて早いパンチを出し続けました。

2ラウンド目に入ると、僕の消耗が激しくなり、ますます、ディフェンス一辺倒!

まったく何も出来ませんでした。

残念…。

 

確かに、不甲斐ない思いはしましたが、実に素晴らしい経験をさせて頂いたように思います。

練習は、自分より強い、あるいは上手い人とやらないと、あまり効果がないと言いますけど、まさにそうですね。

自分の足りない部分、もっと強化しなくてはならない部分を、痛感出来ました。

(全ての面において足りないことが良く分かりました…)

 

こんな経験、普通じゃ、まず出来ません。

やはり、プロのいるボクシング・ジムに長年通っている者の特権ですね。

実に密度の濃い、幸せかつ苦しい6分間でした。

お陰で、今日の僕の脚は…。

6年振りの単独首位

 

もう、止まりません。

広島カープが、1分けを挟んで5連勝!

阪神が敗れたため、6年ぶりの単独首位に立ちました!!!

 

昨日、広島先発の篠田投手は、五回以降はランナーを許さず、被安打2で、2年ぶりの完封を飾りました。

広島打線は、三回に2失策で1点。

六回は、トレーシーの二塁打で加点しました。

広島が単独首位になったのは、2005年4月3日以来のことです。

(ちなみに、この時は、5日に3チームが1位に並び、6日に3位に後退しました)

どうやら今年のカープの強さは、本物のようです。

何と言っても、投手力が大幅にレベルアップしています。

特に、新戦力のピッチャーに、二桁勝利が期待できるメンバーが揃っているんですね。

リリーフ陣も、安定感が出てきました。

低反発球の導入が、カープには追い風になっているのかもしれません。

僕の予想では、今年のカープは、最低でもAクラス。

上手くいけば、優勝もあるかもしれませんよ!

カープファンの皆様、大いに期待して、応援していきましょう!

 

さて、昨日の試合のヒーローは、当然のことながら、篠田投手です。

しかし、広瀬選手の活躍も見逃してはなりません。

6回2アウト(無走者)から、高崎投手の速球をセンター前にはじき返すと、続くトレーシーの右翼線二塁打で一気にスピードを上げて、本塁を陥れました。

広瀬選手のバットと脚が、貴重な追加点をもたらしたんです。

こういった全力プレーが、現在のカープの好調の源となっているように思います。

やはり、何事も、気迫です。

僕も、今のカープを見習って、気持ちを前面に出して頑張っていきたいと思っています。

 

あっ、いけない!

また、カープの話題を書いてしまった。

でも、ご安心下さい。

昨日も、早朝と夜に、合わせて4時間程、次回公演に向けてお稽古しましたから…。

首位をがっちりキープ

 

昨日、横浜スタジアムに、行ってきましたよ。

横浜対広島の今季1回戦!

僕にとっては、半年振りとなる、野球生観戦です。

いやー、良かったですねえ。

平日のデーゲームも、悪くないものです。

さすがに、客席はガラガラでしたが、レフト側の外野自由席は立ち見も出る盛況ぶりでした。

ライトスタンドの2倍以上、お客さんがいたと思います。

(ちなみに、昨日の総動員数は、9599人でした)

その多くは、ネクタイ姿の上にユニフォームを羽織るスタイルでした。

お仕事を抜け出して、応援に来られたんでしょうね。

えらい!

カープ・ファンは、本当に熱いですね。

それもその筈。

カープが、依然、セリーグ首位を、がっちりキープしているのですから!

 

とにかく、昨日の試合を振り返りましょう。

広島の前田健太投手が、やや制球に甘さがあったものの、7回を3失点でしのぎ、今季初勝利を挙げました。

打線は、四回に、丸の3ランなどで5点を奪い逆転。

カープは、引き分けを挟んで4連勝とし、一昨年6月以来の貯金2としました。

 

とにかく、4回の広島の攻撃は見事でした。

栗原の2点二塁打であっさり逆転し、なおも無死一、三塁の好機に、4年目の丸佳浩外野手(22)が右翼席上段にプロ初本塁打となる1号3ランを叩き込んで、横浜を突き放しました。

丸選手の完璧にとらえた打球は、強い追い風に乗り、右翼席上段まで飛びました。

推定飛距離は120メートル。

初めての感触を味わいながらベースを一周すると、ベンチには野村監督を先頭に、笑顔の列ができており、売り出し中の丸も、それに満面の笑みで応えていました。

ヒーローインタビューは、勿論、丸選手。

「初めまして、顔のでかい丸です」とあいさつし、ファンの爆笑を誘っていました。

丸選手は、3月24日の合同練習・阪神戦(マツダ)で、守護神・藤川から本塁打を放ち、自身初の開幕1軍を決定づけました。

赤松選手が左肋骨(ろっこつ)を疲労骨折し、出場選手登録を抹消されたため、17日の巨人戦(マツダ)でスタメンが巡ってきたんですね。

「今までは大事なところでケガとかしていたので、チャンスは逃さないようにしたい」との言葉通り、2試合連続の先発は、豪快な一発で期待に応えました。

野村監督も、「丸はこっちもビックリする当たりだった。あくまでも競争だけど、試合でいい結果を出していることは大きい」と目を細めています。

新戦力が台頭するチームは強いと言います。

1軍野手最年少の22歳、丸選手が活躍してくれれば、今年のカープは、間違いなくAクラス…、いや、優勝してくれると思います。

頑張れ、丸!

頑張れ、カープ!

 

いけません、いけません。

ここ数日、カープのことばかり書いていました。

次回公演に向けて、毎日、ちゃんと朝晩、稽古をしていることを申し添えておきますね。

ペロ~ン

 

広島カープの話題ばかりで、恐縮です。

 

昨日、サイドスローに転向した左腕、青木高広投手(29歳)について、コメントさせて頂きました。

今シーズンは、青木投手に注目して下さい。

開幕してから今日で丁度1週間ですが、ここまでフル回転の大活躍です。

一昨日も、2点リードの8回に2番手で登板すると、脇谷を空振り三振、小笠原を遊飛、ラミレスを三ゴロに仕留めました。

ここまで5試合に登板し、防御率0・00と勝利に貢献しているんですね。

実は、青木投手は、一昨日の朝、祖母・山田和子さんの死去を、母からのメールで知ったんだそうです。

悲しみを胸に、プロ精神を貫き、見事なピッチングを披露しました。

「小さい頃からおばあちゃん子でした。今日はどうしても勝ちたかった」と気丈に話していました。

 

青木投手にとって、プロ選手として、今が本当に大事な時。

また、カープは、去年、試合終盤に打ち込まれるケースが目立ちました。

Aクラス進出には、ペローンの活躍が不可欠です。

おばあちゃんの為にも、是非、頑張って、カープの勝利に貢献して頂きたいと思っています。

 

さて、今日のカープの予想先発は、前田健太投手!

僕は、日中、時間があるので、横浜スタジアムにでも…。

セリーグ首位

 

やったー!やりました!

広島カープのドラフト1位ルーキー、福井投手が、先発で初登板、初勝利を挙げました。

毎回走者を背負いましたが、緩急と低めへの丁寧な投球で粘り、7回2失点にまとめました。

広島打線は、5回に暴投で同点、梵の2ランで勝ち越しました。

カープは、引き分けを挟んで3連勝を飾りました。

広島は、開幕から6試合を戦って、3勝2敗1引き分け。

なんと、貯金1!

勝率6割!

堂々のセリーグ首位であります!

阪神、横浜も同率で首位ですが、この際、そんなことはどうでも良いです。

とにかく、カープがトップに立ったのです。

これは、昨年の開幕戦(対中日戦)で勝利して以来のことです。

素晴らしい!

最高です!

 

今年も、カープは前評判が大層悪く、評論家の順位予想も、成績の良い子の通信簿みたいに”オール5”となっていました。

(要するに、5位予想が多かったんですね)

しかし、一昨日の今村投手、昨日の福井投手、そしてバリントン投手と、投手陣に救世主が次々に現れています。

また、セットアッパーとして、青木投手が再生したのも、本当に大きいと思います。

より一層ペローンとしたピッチングが冴え渡り、テンポよく、抑えのサファテに繋いでいます。

岩見投手も、十分、中継ぎとして活躍してくれそうですから、間もなく、カープに”勝利の方程式”が完成すると思います。

後は、前田健太投手、篠田投手に勝ち星が付けば、一気に乗ってくるかもしれません。

我慢の時代は終わりました。

”STRIKIN BACK 逆襲!”が、遂にスタートしたのです。

頑張れ、カープ!

動き始める

 

次回公演に向けて、いよいよ今週から、動きの稽古に入ります。

セリフは、大体、頭に入りました…、いや、入ったことにしてあります。

まだ、スラスラとは出てきませんし、結構間違えます。

でも、それで良いのです。

動き始めると、またセリフを直す必要が出て来るのですから…。

 

ここからが、演劇活動の面白いところ!

実際に色々動いてみて、面白い演出を検討していきますね。

底力

 

「地震が起きたとき、僕らは兵庫県で試合をしていました。

家がある仙台には、もう一ヶ月も帰れず、横浜、名古屋、神戸、博多、そしてこの札幌など、全国各地を転々としています。

先日、私たちが神戸で募金活動をしたときに、『前は私たちが助けられたから、今度は私たちが助ける』と声を掛けて下さった方がいました。

(中略)

見せましょう、野球の底力を!

見せましょう、野球選手の底力を!

見せましょう、野球ファンの底力を!」

 

上記は、今月初旬に行われた”12球団チャリティマッチ”での、東北楽天の嶋基宏選手の感動的なスピーチの一部です。

このスピーチ中の”野球”という言葉を、"演劇”に置き換えてみたらどうでしょう?

それだけの底力が、今の日本の演劇界にあるのでしょうか?

演劇関係者の底力は、どれほどのものなのでしょうか?

そもそも、”演劇ファン”なんて層が、存在するのでしょうか?

ふと、そんなことを考えてしまいました。

 

僕には、演劇ファンを大幅に増やすことは出来ません。

その代わりに、作品・公演の質の向上に、徹底的にこだわっていくつもりです。

演劇の底力とは、観客を感動させることなのですから…。

必殺!仕分け人

 

この春、思い切った大粛清を行います。

20年以上掛けて集めてきたCDを、大胆に処分するんです。

この改革に、聖域はありません。

どんな有名アーティストのモノであっても、情け容赦なし!

血も涙もなく、切って、切って、切りまくります。

 

判断基準は、以下の3つ。

①ここ数年間で聞いた覚えがあるか。

②今後、聞く可能性があるのか。

③演劇創造の際、参考になるか。

 

とは言え、いざ選別を始めると、なかなか捨てられないものですね。

何かと理由を付けて、手元に残そうとしてしまいます。

とにかく、心を鬼にして、妄執を切り捨てていきました。

その結果、今回処分することになったCDが、約500枚!

まだまだ物足りませんが、一定の効果を挙げることが出来たのではないでしょうか?

 

勿論、この500枚のCDを捨てる訳ではありませんよ。

中古CDショップに売却します。

果たして、いくらになるのか、楽しみです。

(CD離れが進む今、過大な期待は禁物ですが…)

ただ、ショップに発送するのは大変そうですね…。

しりとり

 

電車の中で、小学校低学年(多分1年生)と思しき女の子5人がしりとりをしていました。

その様子を、脚本風にご紹介します。

 

A 「タコ」

B 「小屋」

C 「ヤギ」

D 「ぎ?ぎ、ぎ、ぎ…。そうだ、銀!」

A 「ダメだよ、”ん”が付くから!」

D 「そうか…。ぎ、ぎ、ぎ…。あった!偽造パスポート!」

ABCD「(口々に)おーーー!ある、ある!」

D「ねえ、次、”と”だよ」

E「と?と、と、と…、とんかち!」

ABCD「(口々に)おーーーー!」

 

”偽装パスポート”から”とんかち”って、落差が激しすぎません?

さらっていってよピーターパン

 

またまた、本の話題です。

 

先月、『さらっていってよピーターパン』という本が、出版されました。

(版元の論創社は、戯曲集をはじめ、数多くの演劇書を出版している会社です)

この本は、別役実先生が、子どもたちのために書いた児童演劇戯曲集で、3本の作品が収められています。

内容を簡単に紹介します。

大人になって、すっかり落ち着いたピーターパン。子供たちにせがまれて連れてきたネバーランドの冒険とは…!?(『さらっていってよピーターパン』)。

目的すらも忘れてしまうお師匠さまと、やる気のないご一行が、天竺を目指して旅する『飛んで孫悟空』。

荒涼とした砂漠を行き交う人たち。王子さまをはじめ、それぞれのささやかな愛の形に描く『夜と星と風の物語』。

いずれも、子どもたちが親しんでいる有名な物語をベースにしています(内容は随分違いますが…)。

活字で読むとそこまで感じないかもしれませんが、実際に上演したら、相当笑いの多い公演になる筈です。

また、一見、子供向けに見える戯曲ですが、良く読むとかなり哲学的で、大人でも十分鑑賞できる…、と言うより、大人の方が感動が大きいのではと思ってしまいます。

規模の大きい作品ばかりなので、今のご時世、実際の上演を見るのはなかなか難しいかもしれません。

まずは、戯曲で味わってみて下さいね。

保冷剤

 

救援活動に出掛けていた塩沼千雅さんが、東北から帰ってきました。

僕が提供した物資は、津波で家を流された方たちに、無事届けられたそうです。

被災者の皆さんに喜んで頂けたようで、本当に嬉しいです。

 

塩沼さんが訪れた避難所は比較的食糧が入ってきていたそうです。

しかし、炊き出しを行う人たちの好みが料理に反映されてしまうので、高齢者や体の弱っている人が受け付けないケースもあるようです。

そこで、塩沼さんたちも炊き出しやろうと思いましたが、避難所などでは許可がないと出来ないんですって!

 

被害の酷かった女川では、「保冷剤があると助かる」という要望があったそうです。

塩沼さんは、今、保冷剤を集めていて、まとまったところで、現地に送る予定です。

 

僕も、何か協力できないか、考えていきたいと思っています。

アウルクリーク橋の出来事

 

アンブローズ・ビアスの短編集『アウルクリーク橋の出来事/豹の眼』が、光文社古典新約文庫から発売されました。

皮肉に満ちた『悪魔の辞典』で知られるビアスですが、実は短編小説の名手でもあるんです。

芥川龍之介が、「短編小説を組み立てさせれば、彼ほど鋭い技巧家は少ない」と評したほどです。

芥川の代表作『藪の中』は、ビアスの『月明かりの道』の影響を強く受けています(ほとんど、そっくりですよ)。

岡本綺堂も、「ポーの二代目ともいふべきビヤース」と記しているように、欧米では、エドガー・アラン・ポーと並び評されるほどの作家です。

 

ビアス(1842‐1914?)は、アメリカのジャーナリスト、作家です。

オハイオ州の貧農の末っ子に生まれ、16歳から新聞植字工など、職を転々としました。

南北戦争(1861~65年)で北軍に志願し、激戦を経験。

除隊後、サンフランシスコの新聞・雑誌に投稿しはじめ、すぐに時評欄を任されました。

政治家・大実業家などに筆で挑み、その鋭さで「ビター・ビアス(辛辣なピアス)」と呼ばれるようになったそうです。

1880年代末には、妻との別居、長男の決闘による死と家庭の不幸が続きますが、創作面では「アウルクリーク橋の出来事」など代表的短篇を生み出しました。

 

僕は、中学生の頃、岩波文庫から出版されていた『ビアス短編集』を購入し、何度も繰り返し読んでは感銘を受けていた思い出があります。

しかし、それ以降、ビアスの作品集は、日本の書店から長らく姿を消していました。

ですから、ビアスの短編の素晴らしさをご存じの日本人は、ほとんどいないのではないでしょうか?

それだけに、皆さんには、是非、今回の新訳をお読み頂きたいですね。

 

ビアスの作品は、ほとんどが、”死”をテーマにしています。

ある男が、橋の上で絞首刑になろうとしていた。足元の板が外され、川に落ちた彼が、敵の銃弾を逃れてたどり着いたのは…。

森に住む女が、恋人からの求婚を頑なに拒んだ理由とは…。

ねっ、面白そうでしょ?

文体が古くて読みにくいかもしれませんが、頑張って読むと、素晴らしいラストが待っています。

ぷにぷにパイレーツのルーツとも呼べる作家です。

ご一読を!

ドイツでも...

 

塩沼千雅さんから、昨日、連絡がありました。

無事、宮城県に入り、頑張って救援活動に勤しんでいるそうです。

僕が託した物資も、ちゃんと持っていってくれたみたいです。

被災者の皆さんに、少しでも役立つと良いのですが…。

余震が続いていますので、塩沼さんには、十分気を付けて活動して貰いたいと思っています。

 

一方、ドイツ在住のいとこからも、昨日、連絡がありました。

ドイツでも、東日本大震災に対する関心が非常に高いようです。

先月下旬、いとこと、オルデンブルグに住む日本人を中心とする30数名で、街頭募金を呼びかけました。

すると、4時間で60万円を超える義援金が集まり、ベルリンの大使館を通して日本赤十字に送金したそうです。

何という意識の高さでしょう!

もし、日本とドイツの立場が逆だったなら、果たして、これほどのお金が集まるのでしょうか?

文化の違いを感じずにいられません。

いとこは、今日(日曜日)と来月、チャリティ・コンサートを予定しているそうですが、その他の音楽仲間も、復興支援の為に動き回っているんですって!

セリエAやリーガ・エスパニョーラにおける日本支援の動きも素晴らしいものがありますよね。

日本人は、ドイツ、そしてヨーロッパの人たちから学ぶべきことが、沢山あるように思います。

覚えていくと...

 

セリフを覚えていくと、脚本の欠点に気付きます。

それを直していくと、徐々にセリフが増えていきます。

ですから、今覚えている作品の脚本は、直しで真っ赤になっています。

初稿の1.5倍ぐらいに膨らんでいるのではないでしょうか。

しかし、一旦セリフを覚え終わると、逆に、脚本のうるささが目立つようになっていくものです。

(セリフを増やすと、分かりやすくはなるのですが、美しさが失われてしまいます)

今度は、大幅にセリフを削っていかなくてはなりません。

凄く無駄なことをしているような感じがしますが、これは遠回りではありません。

こういった作業を通して、登場人物の性格を統一すると同時に、僕と主人公のキャラクターの摺り合わせが出来るのです。

今日も、仕事の合間を縫って、暗記に励みますね。

演劇活動で一番辛いところ

 

セリフを覚えている時期は、活動がストップしているような錯覚を覚えます。

ちょっとづつ前進してはいるのでしょうが、その実感がほとんどありません。

覚えた所より、覚えてない所に、より意識が向かうせいでしょうね。

また、暗記にはクリエイティヴな感じがありませんから、面白さを味わう部分がほとんどないんですよね。

演劇活動で、一番辛いところです。

しかし、あと一歩で、セリフが頭に入りそうです。

(残るは、原稿用紙20枚ちょっと!)

今日も、地道に頑張るぞ!

甘いかな...

 

今覚えている3本目の作品の主人公は、最も僕のキャラクターに近いように思います。

だから、文量が多い割には、早く覚えられるかも。

甘いかな…。

救援物資

 

「ぷちぷちパイレーツ”STOP!温暖化」に出演してくれた塩沼千雅さんから、久し振りに連絡が来ました。

仲間たちとマイクロバスを借りて、救援物資を届けに、石巻や相馬に向かうのだそうです。

(塩沼さんは、福島県相馬市の出身です)

出発は、あさって(8日)の夜と聞いています。

立派なことですね。

誰にでもそういう気持ちはあるのでしょうが、実際に行動を起こすのは大変です。

僕も、ささやかながら、物資の面で、協力させて頂こうと思っています。

3本目の暗記開始

 

次回公演へ向けて、今週から、3本目の作品のセリフ暗記に入りました。

前の2本も、まだまだ、すらすら出てくる状態ではないのですが、そんなことお構いなし!

とにかく、何も気にせず、ぐいぐい覚えていきます。

 

この3本目の作品は、公演のラストに上演することにしています。

ボリュームは、過去最大級。

演技の難しさも、これまでの作品とは比べ物にならないモノです。

心して臨まないといけません。

わたしを離さないで

 

計画停電は、関東地方の映画館にも、大きな影響を与えています。

夕方5時以降の上映を取り止める映画館も多いですし、中には、シネコンまるごと休業してしまったところもあります。

確かに、上映中に停電してしまったら、大変なことになりますからね。

 

昨日は、停電がないということだったので、久し振りに映画館に足を運んでみました。

そして、『わたしを離さないで』という作品を見てきました。

これは、素晴らしかった!

深い感動を覚えました。

今の時点で、「2011年公開作品の最高傑作」と断言して間違いないでしょう。

(ちなみに、昨年の最高傑作は『マチェーテ』でした)

 

『わたしを離さないで』は、カズオ・イシグロの書いた大ベストセラー小説の映画化作品です。

粗筋は以下の通りです。

 

キャシー、ルース、トミーの3人は、小さい頃から一緒だった。

田園地帯に佇む寄宿学校ヘールシャムで絵や詩の創作に励んだ日々。

しかし外界から完全に隔絶されたこの施設には幾つもの謎があり、キャシーたちは普通の人たちとは違う〈特別な存在〉としてこの世に生を受けたのだった。

18歳の時にヘールシャムを出た3人は、農場のコテージで共同生活を始める。

恋人同士となったルースとトミーを、複雑な思いで見つめるキャシー。

コテージを巣立って離ればなれになった彼女たちは、それぞれに定められた過酷な運命をまっとうしようと懸命に生きていく。

やがて訪れた再会の時、かけがえのない絆を確かめ合った3人に残された時間は、あまりにも短かった…。

 

決して、面白可笑しい作品ではありません。

グロテスクで生々しいシーンも幾つかあります。

結末も、ハッピーエンドではありません(超アンハッピーエンドです)。

娯楽を求めて、デートやレジャーで見に行ってはいけません。

(周りには、デートで見に来ていて、終映後、気まずい雰囲気になっているカップルが大勢見受けられました。また、ポップコーンを大量に買い込んで入場したのに、ほとんど手付かずのまま外に持ち出していく人もいましたよ。確かに、この映画を見ながら、ポップコーンは食べられない!)

芸術作品を鑑賞するスタンスでご覧頂きたいと思います。

”生”について、静かに考えることが出来る作品だと思います。

 

演出的にも、実に、僕好みです。

ファースト・シーンが、ラスト・シーンと同じ!

静かに静かに進行していき、大声を張り上げるシーンは(確か)1ヶ所だけです。

随所にメタファーを含んでいて、寓話的であると同時に、私たちの人生をも象徴しています。

特に、ラストのナレーションの余韻は何なんでしょう?

見事としか言いようがありません。

 

ぷにぷにパイレーツをご覧になったことのある方が、この映画を見たら、きっとこう思われることでしょう。

「石崎は、いつも、こういう作品を作ろうとして、失敗しているんだな…」って。

もしあなたが野球選手だったら...

 

例えば、あなたが、野球選手だったとしましょう。

ある日、腕を怪我して、試合に出られなくなったとしたら、どうしますか?

当然、腕の治療に、最善を尽くすべきですね。

では、それ以外の部位は、どうすべきでしょう?

腕が治るまで、何もしないで、じっとしていた方が良いのでしょうか?

いえいえ。

そんなことをしたら、腕が回復した時には、全身がなまってしまっている筈です。

リハビリに、より一層の時間を要し、選手として復帰するのは、ますます困難になるでしょう。

 

僕なら、腕が快癒した時の為に、下半身強化に取り組みます。

腕は、治った後も、当分、本来の力を発揮できません。

だからこそ、それ以外の筋肉を強化して、バックアップ出来るようにしておかないといけません。

腕の怪我が悪化するようなトレーニングは禁物ですけど、下半身を動かすことが、体全体の血の巡りを良くして、結果的に腕の回復も早まるように思います。

また、「腕が回復した時、どんな選手になっていたいのか」という設計図を描いておくことも重要ですね。

 

とにかく、動きを止めずに、出来ることは精一杯やる。

実際、大きな怪我をきっかけに、一回りもニ回りも成長した野球選手は、大勢いますから…。

エイプリル・フール

 

昨日書いた、「4月1日の決意」は、勿論、すべて冗談です。

せっかくのエイプリル・フールなので、嘘を付いてみました。

 

でも、日本の多くの小劇場劇団にとって、昨日の記事は冗談ではありません。

とにかく、公演規模を拡大することが目標という劇団が、目に付くんですよね。

(専用劇場建設や上演時間5時間半はオーバーですが…)

どうやら、商業演劇をお手本にしている小劇場劇団が多いようなんです。

せっかくの小劇場演劇なのですから、もっと作家性を生かしたアートな作風を目指した方が賢いのではないでしょうか?

大資本公演と規模で勝負しても勝ち目はなく、アイドルの動員力にも太刀打ちできないのですから…。

 

劇団ぷにぷにパイレーツは、今年度、これまで以上に、ストイックな公演を心掛けていきますよ。

もっともっと、細かく緻密な作品作りを、目指していきます。

出来れば、公演規模を、どんどん小さくしていきたいぐらいです。

最終的には、小さな部屋に、一人づつお客さんに入って貰って、マンツーマンで上演していきたいですね。

(これも、冗談ですよ)

4月1日の決意

 

今日ふと思いつき、急遽、次回公演の内容を変更することにしました。

 

今度は、ヘビメタ・バンドの生演奏に乗せた、長編のロック・オペラをお送りします。

タイトルは、「ロック・明治維新~ぷにぷにせにゃ、いかんぜよ」!

総出演者数は、125人を予定!

勿論、僕は、主役の坂本竜馬を演じます。

衣装替えは、僅か7回に抑えました。

見せ場は、全員で舞台狭しと繰り広げる殺陣とジャズ・ダンス!

上演時間は、5時間30分以内に収めるつもりです。

劇場は、ベイエリアに専用劇場を建設いたします。

また、セットや衣装にお金を掛けますので、入場料は9000円になってしまいました。

ご了承下さい。

 

次回公演を機に、劇団ぷにぷにパイレーツは生まれ変わります。

出演者に、若き美男美女を揃えましたので、アイドル的人気で、観客動員は大幅アップすることでしょう。

チケット発売と同時に売り切れ必至!

ご予約は、お早めにお願いします。

 

詳細は、明日、このブログで発表します。

ご期待下さい!

サスペンス60%

 

今日から新年度です。

気持ちを新たに、次の公演に向けて頑張っていきますね。

 

「次の公演は、どんな内容になるのですか?」

ぷにぷにパイレーツを応援して下さっている方々から、最近、こんな質問をされるようになってきました。

今日は、ちょっとだけ明かしますね。

 

次の公演の構成要素をパーセンテージで表現しますと、こうなります。

サスペンス60%。

笑い20%。

感動20%。

 

本当は、芸術性100%にしたかったのです。

でも、常連のお客様のご要望を無視できなくて、ついつい、笑いと感動とサスペンスの要素たっぷりになってしまいました。

意志の弱い私…。