ぷにぷにパイレーツ

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ラジオは最高!

 

昨日、”FMたちかわ”のお昼の生放送番組”立川・多摩地域情報局 in AREAREA”に、出演させて頂きました。

サイマルラジオを通して、全国で沢山の方々にお聞き頂けたようですね。

また、番組宛てに、応援メッセージも頂戴しました。

皆さま、本当にありがとうございました。

 

ぷにぷにパイレーツのような弱小劇団をマス・メディアに取り上げて頂けるなんて、光栄なことです。

普通では、まずあり得ません。

DJの伊東かおりさんが、”ぷにぷに”を応援して下さっているから実現したことなんですよね。

貴重な機会を頂戴し、かおりんには、本当に感謝しています。

 

番組には、30分ほど出演させて頂きました。

ほぼ打ち合わせ等はなく、フリーに会話を進めていきましたが、楽しくて楽しくて、あっという間に時間が過ぎていきました。

自分の好きなことについて語る訳ですから、いくらでも喋れます。

入門の入門みたいなところで、タイム・アップになってしまった感じでした。

ラジオって、テレビと違って楽しいですね。

ただ、勝手なことを喋りまくってしまったので、リスナーの皆さんに、ちゃんと伝わったかどうか、ちょっと心配です。

自分では、「ぷにぷに!赤いカーニバル」のPRだけでなく、今の日本の演劇事情や問題点などをお伝えする機会になったのではないかと思っています。

昨日のラジオを聞いて、日曜日に、アトリエ無現に足を運んで下さる方がいらっしゃれば良いのですが…。

 

7月3日の「ぷにぷに!赤いカーニバル」まで、あと3日!

今頃になって、作品の中に様々な発見をしてしまいます。

直前に演出をいじるのは怖いんですけど、より良いアイディアを思い付いてしまったら実践するしかありません。

ここ数日で、かなり演技が濃密かつ、エネルギーの強いものになったと思います。

演者にとっては、肉体的にきつく、また汗が出やすくなってしまうんですが、それはもう仕方ありません。

舞台上で、全身を濡れ雑巾のように絞り切ってきたいと思っています。

恐らく、1公演終えると、少なくとも1キロは体重が減っている筈です。

頑張るぞ!

おおーーーー!

スーパークールビズ演劇

 

「もう梅雨明けしたのではないか」と思うぐらい、暑い日が続いています。

今朝も、強烈な日差しが降り注いでいますね。

早起きして、早朝に稽古をしていますが、容赦なく汗が出てきます。

7月3日もこの暑さだとすると、舞台は水浸しになってしまうかもしれません。

それ以前に、確実に集中力が落ちてしまいます。

原稿用紙120枚分のセリフを動き回りながら言うのですから、僕としては、なるべく良いコンディションで上演したいんですよね。

 

そこで、当初考えていた衣装を見直すことにしました。

できるだけ涼しく、風通しの良い服装に、急遽変更することになりました。

ご覧頂くお客様にとっても、暑苦しい服装は見たくないでしょうからね。

 

そんな訳で、昨日、衣装を3点ほど買ってきましたよ。

すべてが、1000円以下!

素材はメッシュだったり、ドライ生地だったり、まさに夏向き!

これぞ、”スーパークールビズ演劇”です。

しかも、昨日購入したのは、公演終了後、普段着として十分活用できるものばかりです。

衣装を一切無駄にすることなく、CO2をほとんど出しません。

なんて地球にやさしい劇団なんでしょう!

 

さて、今日は、FMたちかわに行ってきます。

お昼の生放送番組”立川・多摩地域情報局 in AREAREA”に、ゲスト出演させて頂きます。

劇団主宰者の立場から、「ぷにぷに!赤いカーニバル」について、たっぷり喋ってきます。

僕の出演は12:18~12:54になるそうです。

FMたちかわの周波数は、84.4MHzです。

また、サイマルラジオという形で、パソコンを通して、世界中どこでも”FMたちかわ”の放送を聞くことが出来ます。

下記のサイトを開いて、FMたちかわの「放送を聞く」をクリックして下さい。

http://www.simulradio.jp/#kantou

よろしくお願いします!

わざわざ遠方から

 

7月3日の「ぷにぷに!赤いカーニバル」まで、あと5日!

さすがにこの時期になりますと、ご予約を頂戴するようになりますね。

まだまだ人数は少ないですが、その多くは熱心なお客様です。

これまで、すべての東京本公演(計7回)にご来場頂いている皆さんは、今回も全員、劇場に足を運んで下さいます。

また、遠い地方から、わざわざ「ぷにぷに!赤いカーニバル」を見るために、上京する方もいらっしゃいます。

(なかには、山口県から来場される方も!)

本当にありがたいことですね。

 

毎公演そうなんですけど、今回はとりわけ、女性のお客様の比率が高いようです。

今のところ、男性からのご予約は、あまり入っていません。

回を重ねる度に、この傾向が強まっていくようです。

公演の内容は、かなり男性的な感覚に満ちていると思うのですが、不思議ですね…。

ひょっとしたら、僕の優しさと悲しみに満ちた作風は、女性の感覚の方がしっくりくるのかもしれませんね。

ちなみに、僕の書く戯曲の内容は、普段の僕の雰囲気とはまったく違います。

ですから、ご覧になった方は、そのギャップに必ず驚かれます。

そのあたりも、楽しみにして下されば幸いです。

 

実は、「ぷにぷに!赤いカーニバル」では、男性が好みそうなグロテスクな作品「ずっと一緒に」を上演します。

是非是非、男性の皆様にご覧頂きたいですね。

男性のお客様からのご予約を、心よりお待ちしています!

FMたちかわ"立川・多摩地域情報局 in AREAREA"

 

今週の水曜日(6月29日)、”FMたちかわ”のお昼の生放送番組”立川・多摩地域情報局 in AREAREA”にゲスト出演することが決まりました。

DJの伊東かおりさんが、日ごろから”劇団ぷにぷにパイレーツ”を応援して下さっていて、「番組で、公演の話をして欲しい」とのオファーを頂戴したのです。

ですから、今回は、劇団主宰者の立場から、「ぷにぷに!赤いカーニバル」について、たっぷりご紹介させて頂くことになります。

 

番組の放送時間は11:00~13:00ですが、僕の出演は12:18~12:54になるそうです。

立川駅前の”AREAREA”ビル3階の”ラーメンスクエア”の一角にあるサテライト・スタジオからお送りします。

生放送の様子をご覧頂くことも可能です。

ラーメンスクエアには全国のラーメンの名店が集まっています。ラーメンの為にご来場頂いても、十分お楽しみ頂けると思います)

 

FMたちかわの周波数は、84.4MHzです。

立川・多摩地域にいらっしゃる方は、是非、ラジオでお聞きになって下さい。

また、サイマルラジオという形で、パソコンを通して、全国どこでも”FMたちかわ”の放送を聞くことが出来ます。

下記のサイトを開いて、FMたちかわの「放送を聞く」をクリックして下さい。

http://www.simulradio.jp/#kantou

 

よろしければ、番組あてにメッセージをお寄せ下さいね。

FMたちかわHPの”メッセージ・リクエスト”の所からお送り頂けます。

http://www.fm844.co.jp/

 

では、あさって水曜日、ラジオでお会いしましょう!

「ぷにぷに!赤いカーニバル」まで1週間

 

今日で、「ぷにぷに!赤いカーニバル」の本番まで、1週間となりました。

いよいよ、追い込みの時期に入りましたね。

しかし、今さらジタバタしても仕方ありません。

これまで通り、地道に稽古を続けていくつもりです。

 

準備は、ほぼ整っています。

あとは、パンフレットを印刷すること(版下は出来ています)、衣装等をカバンに詰めること、そして動員を頑張ることぐらいです。

(動員に関しては、真面目に取り組まないと、大変なことに…!)

 

さてさて、昨日は、Sachikoさん、じゅん君と一緒に、稽古を行いました。

午後1時過ぎに集合して、約3時間半、充実した練習が出来ました。

 

まずは、音楽と芝居が複雑に絡み合うシーンの抜き稽古です。

実際に合わせてみて、幾つか修正して欲しい部分を指摘させて貰いました。

例えば、シェーンベルクの「3つのピアノ曲」に関しては、動きのアタックに合わせてビートを刻むよう、注文を出しました。

プーランクについては、主人公の心情をより明確に描く演奏にするよう、リクエストしました。

そうすることで、飛躍的に演技がやりやすくなり、作品にもリズムが生まれたように思います。

 

続いて、本番さながらに、すべての作品と演奏を通してみました。

本番当日、舞台監督を務めて貰うじゅん君には、照明のプランをしっかりイメージして頂きました。

通し稽古をしてみると、演出プランの曖昧な部分がはっきりしてきます。

それらを、3人で話し合いながら解決していきました。

 

時間を計ってみると、上演と演奏のトータル・タイムが、82分でした。

本番時には、当然ロスタイムが入りますし、前説と終演後のスピーチもありますので、公演時間は丁度90分になるものと思われます。

理想的な尺に仕上がりました。

 

じゅん君だけでなく、Sachikoさんの息子さん(小学2年生)も稽古を見学していました。

僕は「子どもには、少し難しいかな?」なんて思っていましたが、杞憂でしたね。

相当真剣に見てくれていました。

稽古後、「すごく面白かった!」と言ってくれましたよ。

おかげで、どなたでも確実に楽しんで頂けるという、自信が付きました。

Sachikoさんとじゅん君は、「魔術師」という作品が大好きなようで、稽古終了後、いつもこの作品のメッセージ性について熱く語ってくれます。

特に、Sachikoさんは、「人生の壁にぶち当たったり、悩んでいる人に、是非お見せたい」と言っていました。

稽古の雰囲気を見る限り、「今回の作品の出来は、かなり良いのではないか!」と思っています。

恐らく、ぷにぷにパイレーツ史上、最高のクオリティに仕上がっている筈です。

(出ました!自画自賛)

 

3人で集まって稽古するのも、あと1回のみとなりました。

次回は、本番前日の7月2日(土)を予定しています。

一緒に練習すると、改めて気付くことが沢山あります。

とりわけ、観客の存在は、演者に色々なことを教えてくれます。

昨日も、僕の中に映像がしっかりと浮かび上がり、イメージしたモノの存在感を確かに感じとることが出来ました。

貴重な合同稽古の機会を無駄にすることなく、公演のレベルアップを図っていきたいと思っています。

あと1週間、精一杯頑張るぞ!

 

そんな訳で、面白く、可笑しく、また感動的に仕上がった「ぷにぷに!赤いカーニバル」に、皆様、是非ご来場下さいね。

お席は。まだまだまだまだまだまだまだまだ、十分ご用意出来ますので…(涙)。

よろしくお願いします!

詳しい公演の情報は、下記をクリックしてご覧下さい。

「ぷにぷに!赤いカーニバル」

夏の小劇場を快適に楽しむ方法

 

今日も朝から暑いですね。

まだ6月だというのに、本格的な夏が到来したような猛暑です。

昨日は、本州の南海上から高気圧が張り出して南から暖かい空気が流れ込み、関東から西の各地では強い日ざしも照りつけて気温がぐんぐん上昇しました。

埼玉県熊谷市では、気温が39度8分まで上がり、平成3年6月27日に静岡市で観測された38度3分を上回って、6月としては国内で最も高い気温の記録を20年ぶりに更新したそうです。

このペースで気温が上がっていくと、8月には50度ぐらいになっているのではないかと心配してしまいます。

(そんな訳ないやろ!)

今年は、“節電熱中症”なんて言葉が流行しそうな社会情勢です。

くれぐれも、ご自愛ください。

そこで、今日は暑さの話題を!

 

ぷにぷにパイレーツでは、毎回、お客様にアンケートをお願いしています。

公演の感想として最も多いお答えトップ3は、いつも同じなんですよ。

第3位:お尻が痛い!

第2位:空調が暑い!

第1位:空調が寒い!

公演の内容なんて、二の次なんですよね。

これは、ぷにぷにパイレーツに限らず、ほとんどの小劇場演劇に共通して見られる傾向のようです。

特に、空調の部分は、暑がりの人と寒がりの人で感じ方が違うので、立派な設備の大劇場でも苦情が多いんですって!

ましてや、小劇場の空調はコントロールが難しいんです。

吹き出し口の数が少ないので、座る位置によって風の当たり方が、全然違います。

「ぷにぷに!印象派祭り」夜の部のアンケートを見ると、半数の人が「暑い!」、半数の人が「寒い!」とお書きになっていました。

一体、どうすれば、皆さんに快適にご覧頂けるのでしょうか?

 

僕は、小劇場に芝居を見に行く時は、必ず、重ね着をするよう心掛けています。

例えば、夏の場合、大概、Tシャツ1枚で劇場に足を運びますが、カバンには長袖シャツとトレーナーを入れていきます。

劇場に入った瞬間は快適なんですが、体が冷えていくにつれて段々寒くなっていき、トイレにも行きたくなり、まったく芝居に集中できなくなる…。

僕は、そんな経験を何度もしているので、無駄になることを覚悟した上で、最低2枚は衣類を持っていきます。

芝居好きの女性の中には、ブランケットを持参される方もいらっしゃるようです。

一度着席すると、90分程度動けなくなってしまうので、予めご準備なさった方が賢明だと思います。

 

また、「お尻が痛い!」とおっしゃる方の多くは、体にピッタリした細いズボンをお履きになっていらっしゃいます。

ずっと座っていると、血流が悪くなってしまうんでしょうね。

小劇場は、オペラや商業演劇とは違って、着飾って見るようなものではありません。

元々は、「アングラ演劇」と言われていたものです。

昔は、汚れるのを覚悟で見に行っていたものです。

(僕は、前から5列目で見ていたのに、全身に赤いペンキを被ったこともありますよ。今は、そんな演劇はなくなりましたね)

ですから、なるべくカジュアルな、リラックスできる服装をお薦めいたします。

暑さ・寒さの点も考慮すると、感覚としては、野外コンサートやスポーツ観戦をイメージされると良いかもしれませんね。

 

我々も、出来る限り、皆様に快適に観劇して頂けるよう頑張ります。

そしてなにより、暑さ・寒さを感じさせないぐらい集中してご覧頂けるよう、内容の濃い公演を心掛けていきますね。

さあ、今日も稽古だ!汗だくだ!

予告編が大好評です!

 

早朝の稽古ですら、辛い時期がやってきました。

1回通したら、もう汗だくです。

本当に滴る程汗が出ます。

本番まで、あと8日!

気合を入れて、乗り切っていきたいと思っています。

 

さて、「ぷにぷに!赤いカーニバル」の予告編動画の評判が、大変良いようです。

「面白い!」「笑った!」「受けた!」といった感想が、多数寄せられています。

時には、「本公演の内容も、動画CMのようにすれば良いのに…」なんて無茶なリクエストを頂戴することさえあります。

(勿論、本公演では、骨太な作品をお届けしますよ)

何であれ、好評を得るのは大変良いことです。

これらの動画をご覧になった方々が、沢山劇場に足を運んで下されば良いのですけどね。

まだCMを見ていない皆さん!

下記をクリックして、ご覧下さいね。

 ■動画:「ぷにぷに!赤いカーニバル」予告編①飲酒編

■動画:「ぷにぷに!赤いカーニバル」予告編②蚊編

■動画:「ぷにぷに!赤いカーニバル」予告編③蟹編

■動画:「ぷにぷに!赤いカーニバル」予告編④サッカー審判編

■動画:「ぷにぷに!赤いカーニバル」予告編⑤カップうどん編

 

「魔術師」見どころ

 

「ぷにぷに!赤いカーニバル」の見どころをご紹介するシリーズの最終回です。

今日は、「魔術師」について!

 

「ぷにぷに!赤いカーニバル」では、不気味で禍々しい”奇妙な味”の作品を2本続けて上演します。

せめて最後ぐらいは、明るく前向きになれる作品にしようと思い、「魔術師」を書き上げました。

この作品は、大きく3部構成になっていて、それぞれの雰囲気がまったく違っています。

 

その中でのハイライトと言えば、やはり真ん中の手品のシーンでしょう。

実は、僕がこの作品を着想したのは、隠し芸の一つである”手品”を、皆様にお目に掛けたいと思ったからなんです。

それも、笑いの要素をたっぷり含んだ、本当に下らない手品の数々です。

何も考えることなく、大いに笑って頂ければと思っています。

これまで稽古を見学した人は、例外なく、笑って下さっています。

間違いなく、受けるシーンだと確信しています。

 

ラスト・シーンは、雰囲気をガラリと変えて、メッセージ性を強く打ち出しました。

人生を肯定的に捉え、ご覧になれば必ずや明るく前向きになれる内容になっています。

未来に希望を見出しにくくなっている今だからこそ、是非とも、ご覧頂きたい作品です。

きっと、皆さんが劇場を出た時、外の世界が違って見える筈です。

ぷにぷにパイレーツは、これまで12回の公演で50本ほどの作品を上演してきましたが、「魔術師」は、その中の最高傑作ではないかと、自負しています。

「地下室」見どころ

 

「ぷにぷに!赤いカーニバル」の見どころ紹介の2回目です。

今日は、「地下室」についてご紹介させて頂きます。

 

パントマイムと言えば、皆さん、まず“壁”を連想されますよね?

確かに、最初に習うテクニックではあるのですが、実際に、作品の中で使うのは難しいんです。

僕も、コミカルなシーンでは何度も見たことはありますが、演劇的な緊張感の下で“壁”を活用しているケースはほとんど記憶にありません。

「だからこそ、”壁”を生かしたサスペンス劇を作ってみたい!」

そんな思いから生まれたのが、「地下室」という作品です。

 

様々なパントマイムの大技を繰り出していきますが、メインはやっぱり“壁”です。

それも、かなり多彩な手法で、色々な壁を表現していきます。

また、”壁”を通して、主人公の揺れ動く心理を、丁寧に描写していきます。

実際には、ご覧になっているお客様は、“壁”を意識することはほとんどないかもしれません。

でも、僕は、”壁”のオンパレードを、13分間に渡って演じ続けます。

皆さんは、何種類の“壁”があったか、お分かりになられるでしょうか?

 

また、この作品も、結末が独特なんですよね。

こんなラストシーンの演劇、僕は見たことがありません。

日本の劇団で、こんなことをやっている所は、一つもないと断言しても良いのではないでしょうか?

自分では相当面白いし、カッコいいと思っています。

お客様の反応を見るのが、楽しみです。

「ずっと一緒に」見どころ

 

今日から、「ぷにぷに!赤いカーニバル」で上演する3作品の見どころを、ご紹介していきます。

頭の片隅に置いて公演をご覧頂くと、面白さが倍増するかも知れませんよ。

 

第1回目の今日は、公演の冒頭で上演する、「ずっと一緒に」です。

この作品では、とにかく音楽に注目して下さい。

シェーンベルク作曲の「3つのピアノ曲」を、ピアニストのSachikoさんに生演奏して頂きます。

これは、現代音楽を代表する名曲中の名曲です。

僕自身は、印象的なメロディと美しいメロディの魅力に長年惹かれ続けていて、「いつか、自分の演劇作品の中で使ってみたい!」と思ってきました。

ただ、相当な難曲らしく、レコーディングしているのは、グレン・グールド、マウリツィオ・ポリーニ、内田光子さんほか、超一流のピアニストだけなんです。

ですから、今の日本でこの曲を生で聞く機会は、ほとんどない筈です。

(僕も、ライヴで聞いたことは一度もありません)

それどころか、CDで聞いたことのある方でさえ、ごく少人数に限られてしまうのではないでしょうか?

「こんな人類の財産とも呼べる大名曲を、人の耳に触れさせずに眠らせてしまうのは、あまりに惜しい!」

「是非、聞きやすい形にして、皆さんにお届けしたい!」

そんな思いから、シェーンベルクの音楽にぴったりの作品を書きあげてみました。

それが、今回上演する「ずっと一緒に」なんです。

 

生演奏を担当するSachikoさんに、「シェーンベルクを演奏して欲しい」とお願いしたところ、最初は実に渋い顔をされてしまいました。

演奏が、本当に難しいらしいんですね。

確かに、素人の僕が譜面を眺めても、見たこともない複雑なモノでした。

しかし、僕が、「そこを何とか!」とお願いして、一所懸命練習して頂きました。

すると、Sachikoさんも、徐々にシェーンベルクの魅力に取りつかれていったらしく、今ではお気に入りの曲になったようです。

実際、Sachikoさんの演奏は、素晴らしい!

音の響きだけでなく、人間の内面のうねるような動きを描き切っているように思います。

シェーンベルクの曲は、彼女に向いているのではないでしょうか?

お薦めして良かったと、今、しみじみと感じています。

出来るだけ沢山の方に、Sachikoさんのシェーンベルクをお聞かせしたいものです。

 

それから、自画自賛で恐縮ですけど、「ずっと一緒に」ほど、シェーンベルクのピアノ曲を巧みに使った演劇作品は、他に見当たらないと思っています。

(シェーンベルクを知っている演出家自体、少ないでしょうからね)

稽古を見学した人は、誰しも、「この劇の為に作曲された曲だ!」と、勘違いされます。

音楽と演劇が、絶妙に噛み合っているのは、間違いありません。

かなり前衛的な曲ではあるのですが、劇中でお聞きになると、難解さは一切お感じにはならない筈です。

この曲を違和感なくお楽しみ頂ければ、「ずっと一緒に」は大成功と言って良いでしょう。

 

勿論、ストーリーも演出も演技も、面白く仕上がっていると思います。

でも、意外な展開が売りの作品なので、それについてはここではご紹介いたしません。

生の舞台で、ぷにぷにパイレーツならではの”奇妙な味”を満喫して頂ければ、幸いです。

サッカー審判編

 

ふと気が付けば、昨日で、「ぷにぷに!赤いカーニバル」本番まで、丁度2週間だったんですね。

ますます気合を入れて、稽古に励まなくては!

 

さて、昨日は早起きをして、等々力競技場に行ってきました。

新たなる、動画CMを作成するためです。

「Windows Live ムービーメイカー」という無料編集ソフトが使いこなせそうな予感がしたので、凝った映像を作りたくなったんですね。

簡単な絵コンテを書いて、公演に三脚を立てて、一人寂しく画面に映ってきました。

すぐに撮影は終了し、早速自宅に帰って編集してみました。

そこで、初めて、色々なことに気付くんですね。

もっと緻密に計画を立てて撮影しないと、奇妙なモノになってしまうということに…。

でも、何事も経験ですよ。

色々試してみて、ようやく問題点がはっきりするのです。

本当に勉強になりました。

 

せっかく作った動画ですから、皆様にもご覧頂きたいと思います。

お見苦しい点も多々ございますが、そんな事情なので、ご容赦下さいね。

下記をクリックして、ご覧下さい!

「ぷにぷに!赤いカーニバル」予告編動画~サッカー審判編

「ぷにぷに!赤いカーニバル」予告編映像

 

「ぷにぷに!赤いカーニバル」の予告編映像を、ユーチューブにアップしました。

全部で、3バージョンあります。

出演は、制作担当のじゅん君と僕の2人。

撮影は、Sachikoさんです。

一部、映像が揺れている所があります。

それは、Sachikoさんが、あまりに下らなさに笑ってしまって、手が震えているからです。

いずれも1分以内の短いモノなので、気楽にご覧下さい。

なお。予告編の内容は、公演の雰囲気とはまったく違います。

お間違えのないように!

 

「ぷにぷに!赤いカーニバル」のCM映像は、下記をクリックして頂くと、ご覧になれます。

①飲酒編

②蚊編

③蟹編

 

サンフレッチェ観戦

昨夜、等々力競技場に、サッカーJ1”川崎フロンターレvsサンフレッチェ広島”を見に行きました。

試合の方は 川崎が広島に完勝し、2連勝を飾りました。

前半35分、DF小宮山の左クロスを矢島が右足アウトサイドで巧みに合わせ、ゴールに流し込みました。

後半13分にはDF菊地が自陣でパスカットした後、左サイドの矢島にパスを出すと、50メートル以上を駆け上がり、矢島の左からのクロスを頭で合わせて追加点を奪いました。

広島は、後半はミキッチ、ムジリ、高萩と攻撃的な選手を起用しましたが、決定機をほとんどつくれず、完敗しました。

これで、広島は4位転落です。

 

僕は、アウエイ側2階自由席で観戦しましたが、立ち見が出る程の大盛況でした。

大雨にもかかわらず、紫のユニフォームを着たおじさん達が、大挙押し寄せてきていましたよ。

その期待に応えて欲しかったですね。

運動量の差が、しっかり結果に現れたゲームでした。

川崎に比べて、明らかに一歩目が遅いように感じました。

みんな、コンディションが悪かったのでしょうか?

このところ、スケジュールが過密ですから、疲れが残っているのかもしれませんね。

残念です。

ここは気持ちを切り替えて、次こそは頑張って頂きましょう!

じゅん君のブログ

 

先週の土曜日の稽古の様子を、じゅん君がブログに克明に描写してくれました。

「ぷにぷに!赤いカーニバル」がどのような公演になるのか、垣間見ることが出来ると思います。

僕は、「昨年の”印象派祭り”は、今年の”赤いカーニバル”のための布石だったようにも思う」という文章が、印象に残りましたね。

是非、下記をクリックして、お読み下さい。

http://blog.livedoor.jp/kazutagu/archives/51318279.html

http://blog.livedoor.jp/kazutagu/archives/51318577.html

さくっとパントマイムフェスティバル2011

 

「さくっとパントマイムフェスティバル2011」が、現在、MOKOTOシアター銀座で開催されています。

これは、「劇場でパントマイムを観よう」というコンセプトのもので、総勢36組のアーティストが、13日間に渡って公演を繰り広げます。

今回、僕は出演しませんが、親しくさせて頂いているメンバーが多数出演しますので、ご紹介いたしますね!

 

まず、「ぷにぷに号泣祭り」と「ぷにぷに!泣いてつかあさい」に出演して下さったロウミンさんが、今日の18時と明日15時開演のDプログラムに登場!このプログラムには、伝説のパントマイマー・ヨネヤマママコさんと、山田とうしさんも出演されます。

また、6月25日(土)のGプロに、去年「オーガニックマイムな夕べ」で共演させて頂いた、KADOYAさんが出演。(開演時間は、15時&19時です)

そして、イベントのトリを飾るのが、僕のマイムの先生、JIDAIさんです。6月26日(日)14時&18時開演のHプロに参加されます。

入場料が、Dプロ以外は2000円と格安ですので、お気軽にパントマイムをお楽しみ頂けます。

この機会に、是非、マイムを鑑賞なさって下さいね!

詳しくは、下記のサイトでご確認下さい。

”さくっとパントマイムフェスティバル2011”

(本当は、他人の公演情報を掲載している場合ではないのですが…)

前田健太投手三冠投法封印

 

いやー、苦しい戦いが続いていますね。

広島カープが、昨夜、ようやく連敗を3で止めました。

そして、昨シーズンから続いていた楽天戦の連敗も、7でストップさせました。

 

昨日の立役者は、やはり、エース・前田健太投手でしょう。

楽天打線を、7回2失点に抑え、4月26日阪神戦以来となる今季3勝目をマークしました。

雨でマウンドがぬかるみ、2回には制球を乱しました。

1死満塁で投手の塩見に押し出し四球を与えましたが、後続を断ち、何とか踏ん張りました。

122球を投げる熱投でお立ち台に上がり、「勝ちがついたので、少し楽です。チームを上位に押し上げられるよう頑張ります」と語っていました。

 

前田健太投手が復調のきっかけを掴んだのは、投手3冠を獲得した昨季のスタイルを封印したことによるものです。

前田投手は、昨季、投手3冠に沢村賞など総なめした投球フォームを、今年も継続してシーズンに入りました。

開幕直後こそ2勝しましたが、4月26日の阪神戦以来、勝ち星に恵まれませんでした。

ストレートがシュート回転して痛打を浴びるなど、持ち味の制球力が乱れていたからです。

前田投手は、「昨季のイメージを追いかけていたんですが、なかなかうまくいかない。5月下旬に、それを追うのを止めてみようと思ったんです。昨季は上げた左足を下ろすとき、打者の方へ倒れ込んでいく感覚だった。それを、いったん止めるようなゆったりしたイメージに変えた。すると、直球をリリースするタイミングが合い始めた」と語っています。

また、「これまでのフォームが理想ですが、今はこれで行きます。昨季は気持ちだけで投げていたけど、調子が悪くなったときに修正できるポイントが見つかった。ゼロにも抑えて、試合中に迷うこともなくなったので、結果を求めていきます」とも、述べていました。

 

超一流と呼ばれる選手は、シーズンごとに、どんどん進化していきます。

特に、好結果を残した後ほど、フォームを変えたり、新しい球種を覚えたりして、自己変革を求めるものです。

良い成績を残すと、ついつい油断してしまう部分もあるでしょうし、対戦相手だって徹底的に研究してくる筈です。

過去の自分のイメージを求め過ぎてしまうと、停滞するどころか、退化する可能性が高いんでしょうね。

 

これは、スポーツ選手だけでなく、芸術の世界でも言えることだと思います。

ある作品が好評を得ると、ついつい、それを自己模倣しがちになってしまいます。

その結果、マンネリズムに陥ってしまったり、質の低下に繋がったりすることが多いようです。

ヒット作品は、低迷の予兆なのです。

 

それらと比較するのは僭越なのですが、昨年6月の「ぷにぷに印象派祭り」は、劇団史上最高の評価を頂戴しました。

自分たちでも、しっかりした手ごたえを感じました。

だからこそ、今年の「ぷにぷに!赤いカーニバル」では、まったくタイプの違う作品を並べることにしたのです。

とにかく、創作においては、新しい挑戦を続けること!

そして、お客様の期待を、良い意味で裏切り続けること!

その精神を失ってしまっては、すぐに低迷が始まってしまうのです。

 

そんな訳で、「ぷにぷに!赤いカーニバル」では、皆さんがかつて見たことのない、斬新な演劇手法をお目に掛けます。

好き嫌いは別として、お客様が驚かれるような画期的な演出であることは間違いありません。

必ずや、あなたの演劇に対する先入観を破壊すると思います。

是非、ご期待頂きたいですね。

「ぷにぷに!赤いカーニバル」上演時間

 

「ぷにぷに!赤いカーニバル」で上演する作品の時間を計ってみました。

サスペンス・ホラーの「ずっと一緒に」が、約28分。

SFパントマイム「地下室」は、13分。

ファンタジック・コメディ「魔術師」は、27分。

多少のロスタイムもありますので、劇そのものの上演時間を合計すると、大体、70分程度です。

(僕の場合、本番は、稽古時より少し長くなる傾向があります)

 

劇と劇の間には、Sachikoさんのピアノ・ソロが入ります。

これはまだ、正式には計測していませんが、15分ぐらいだと思っています。

これに、前説と後説を加えて、公演時間は、丁度90分になる筈です。

 

お客様の集中力と、お尻の痛さを我慢出来る限界が、90分ぐらいです。

適当なサイズにまとまったのではないでしょうか?

また、18時開演のソワレの終演時間が19時30分です。

一杯やって帰るには、絶妙な時間帯ですね。

 

今回は、全作品30分以内にまとめることができました。

テンポよく展開出来ますので、どなたにでも飽きることなくお楽しみ頂けると思います。

また、動きの要素が非常に多いので、小学生以上の方なら、十分面白く見られると思っています。

(これでもか!というぐらい、パントマイムをやりまくります)

是非是非、沢山の方にご覧頂きたいですね!

つい出来心で...

 

また、悪い癖が出てしまいました。

昨日、つい出来心で、新作の脚本を書いてしまったのです。

「ぷにぷに!赤いカーニバル」の本番まで半月ほどしかないというのに、時間を惜しんで稽古をしなくてはならないというのに、どうしても我慢出来ませんでした。

面白いアイディアを思い付くと、早く形にしたくなってしまうんですよね。

時間を忘れて、最後まで書き終えてしまいました。

 

昨日書いた新作は、今年冬の公演での上演を前提としたものです。

基本的には、社会風刺コントです。

構想の段階では軽い内容にするつもりでしたが、書いているうちにどんどんディープになっていきました。

気が付けば、不気味な程にどす黒い作品に仕上がっていました。

あまりに辛辣な皮肉に、お客様のうち何割かの方は、ドン引きされるかもしれません。

自分でも、かすかに恐怖を覚えるようなテーマなのです。

放送では絶対にオンエア出来ませんし、他の劇団もこんな内容の作品を上演することはないでしょう。

(つかこうへいさんは、生前、取り組んでいらっしゃったようですが…)

しかし、ブレヒトを尊敬する僕としては、逃げる訳にはいきません。

なんとか、上演にこぎつけたいと思っています。

 

問題なのは、内容より分量です。

コントにしては、長すぎるんですよね。

今のままだと、30分程度掛かってしまいます。

何とか無駄を削って、笑える所だけを残さないといけません。

でも、その作業は、「ぷにぷに!赤いカーニバル」が終わってからにします…。

やっとご予約が!

 

「”ぷにぷに!赤いカーニバル”の昼の部に、予約が1名様しか入っていない!」なんて、騒いでいましたけど、昨日、まとまって注文が入りました。

そのすべてがマチネで、しかも、ほとんどが女性でした。

これで、何となく、公演が出来るような気がしてきました。

良かった、良かった!

 

毎公演、本番の1週間前にならないと、全然予約が入りません。

公演日の3日前頃から、にわかに問い合わせが殺到し始めます。

蓋を開けてみると、昼の部は、毎回、お客様をお断りしなくてはならないぐらい混み合います。

激動する現代社会、皆さん、なかなか先の予定が立たないんでしょうね。

 

まだまだ、マチネ・ソワレともに、お席には十分余裕があります。

是非是非、沢山の方々にご覧頂きたいと思っています。

皆様のご予約、お待ちしています!

 

「ぷにぷに!赤いカーニバル」第1回音楽稽古

 

土曜日のお稽古の話題の続きです。

 

14:30頃、稽古場に、じゅん君が来てくれました。

じゅん君には、本公演でも、制作と舞台監督をお願いしています。

また、演出に関してのアドバイザーの役割も担って貰っています。

 

まずは、じゅん君に、演出の相談をさせて頂きました。

動きのプランが2種類あって、どちらがそのシーンに相応しいか迷っている箇所が幾つかあったんです。

それを、実際にじゅん君に見て貰い、演出を決めて頂きました。

こういう時のじゅん君って、頼りになるんですよね。

彼の判断に、まず間違いはありませんから…。

 

演出が固まったところで、3作品をすべて通して上演し、じゅん君に見て貰うとこにしました。

初めての通し稽古でしたが、Sachikoさんと僕の息はピッタリ合っていて、まったく問題を感じませんでした。

全作品、実にスムーズに通すことが出来ました。

それぞれ、まだまだ改善すべき点は沢山残ってはいますが、明日本番を迎えても大丈夫なレベルに仕上がっていると思います。

じゅん君も満足げな表情を浮かべていました。

稽古ではありますが、3つの作品ともに、楽しんでくれたようです。

特に、最後に上演する「魔術師」を気に入ったようで、「いい話だね!」と褒めていました。

この作品は、Sachikoさんも大のお気に入りのようで、稽古の後、大絶賛してくれました。

エンタテインメント性の強い作品ではありますが、しっかりしたメッセージも入っていますので、「”魔術師”を見せたい人が大勢いる」と熱く語っていましたよ。

ちなみに、これまで「魔術師」の稽古を見た人は、全員が必ず笑顔になっています。

また、ラスト・シーンでは、作品の世界観に引き込まれているようにも感じられます。

僕の実感が正しければ、どなたにでもご満足頂ける作品だと思います。

小学生ぐらいのお子さんからご年配の方まで、幅広くお楽しみ頂けるのではないでしょうか?

とりわけ、多感な思春期を迎えている若者にお薦めしたい作品です。

いつも皮肉で斜に構えた作品ばかり作っている僕ですけど、その気になれば、こんな脚本だって書けるんです。

えっへん!

 

そんなわけで、1回目の音楽稽古は、大成功に終わりました。

次回は、2週間後を予定しています。

それまで、各自しっかり稽古をして、レベルアップしたものを持ち寄りたいと思っています。

多分、「ぷにぷに!赤いカーニバル」は、素晴らしい公演になると思いますよ。

「ぷにぷに!赤いカーニバル」まで3週間

 

今日で、「ぷにぷに!赤いカーニバル」まで3週間となりました。

しかし、相変わらずご予約数は一向に伸びず、昼の部は依然1名様のみです。

お客様が少ないのが持ち味の劇団ですから、「いっそのこと、ここで予約を止めてしまおうか」なんて冗談を言ったりしています。

 

”温泉旅館のように、受付に「歓迎○○様」と張り紙を掲示。

スタッフ全員がその方の名前をお呼びし、靴や傘や荷物を手分けしてお預かりします。

客席に椅子は1脚だけ設置。

上演中、手の空いたスタッフは、肩や足裏をマッサージ。

至れり尽くせりのサービスをご提供します…。”

 

なんて、ふざけている場合ではありません。

真剣に、動員に取り組まなくてはいけませんね。

 

さてさて、昨日、ピアニストのSachikoと、本公演については初となる、合同稽古を行いました。

11:30から17:30まで、途中昼食休憩をはさんだだけで、ほぼ休みなく集中して稽古に取り組みました。

(Sachikoさんに、お洒落で美味しいご飯を作って頂きました。ご馳走さまでした!)

 

まずは、ピアノと共演とするパートだけの抜き稽古です。

最初のうちは、お互いのリズムが掴めず、なかなか気持ちが合いません。

しかし、何度か繰り返していくうちに、相手の音がはっきり聞こえるようになってきました。

そして、ほぼ完璧なタイミングで上演出来るようになりました。

一旦噛み合ってしまえば、もう問題はありません。

何度繰り返しても、ずれるようなことはなくなりました。

 

やはり、共演も2回目となると、気持ちを摺り合せるのが簡単になりますね。

Takasitarさんともそうでしたけど、一度心が通じ合えば、あとは本当に早い!

しかも、その深さも、1回目の共演とはレベルが違ってきます。

とても心地よく、演じることが出来ました。

 

2時間程稽古したところで、制作担当のじゅん君が合流しました。

この後のことは、また明日、お伝えします。

音楽稽古スタート!

 

7月3日の「ぷにぷに!赤いカーニバル」に向けて、現在、着々と準備を進めています。

原稿用紙約120枚分のセリフは、既に、頭に入っています。

余程のことが無い限り、もうセリフを修正することはないでしょう。

3本の作品を通して稽古しても、せいぜい1~2ヶ所、言い回しを間違える程度です。

セリフに対する不安感はありません。

 

演出もほぼ確定し、細かい部分をチェックする段階に来ています。

特に、小さな感情の動きを的確に表現できるように、細心の注意を傾けているところです。

この辺の作業は、とにかく地道に、繰り返し繰り返し練習するしかありません。

時間を掛けて、丁寧にやっていきます。

 

今後、主に取り組んでいかなくてはならないのは、やはり音楽とのコラボレーションです。

僕の演出は、まるでダンスのように、既存の曲に、セリフや動きを、ピタピタと割り付けていきます。

「このフレーズの時に、このセリフ!」「この旋律の間に、こう動く!」というように、完全に音楽に乗せて上演していくのです。

そういった意味では、歌のないミュージカルみたいなものかもしれません。

ですから、ピアニストのSachikoさんとの連携が、本当に大切です。

お互いに相手を信頼し、気持ちを共有出来るところまで持っていかないと、お客様を飲み込んでいく圧倒的な迫力は出せないと考えています。

 

さあ、今日から、本格的な音楽稽古をスタートします。

限られた時間ではありますが、集中して、実りある練習を行っていくつもりです。

誰も見たことのない、禍々しい不気味な世界を作り上げられるよう、頑張ります。

是非、皆様、ご期待下さい。

ストーリー重視

 

「ぷにぷに!赤いカーニバル」で上演する作品のあらすじを、このHPに掲載しました。

それを読んで下さった常連のお客様が、こんな感想を漏らされました。

「今回も、面白そうですねえ。特に、1本目が!」

 

そうなんです!

我ながら、今回は、物語が相当面白いと思います。

(今日は、自画自賛させて頂きます)

こんなにシンプルで力強い筋を持った脚本は、最近の演劇界では、珍しいですよ。

出てくるキャラクターが、皆、強烈な個性を持っていて、グイグイとストーリーを引っ張っていきます。

起承転結もメリハリが効いていて、ダイナミックに展開していきます。

ラストには意表を突くどんでん返しが仕組んであるので、見終わった後、心地よい余韻がしっかり残る筈です。

とにかく、「ぷにぷに!赤いカーニバル」は、ストーリー重視で脚本を仕上げてあります。

どなたにでも満足して頂ける物語が揃ったと、自負しています。

 

ストーリー重視だけに、ネタバレは禁物です。

特に、落ちが読まれてしまっては、面白さが半減してしまいます。

そこが、宣伝する際にネックになるんですよね。

詳細な筋をお伝えする訳にはいきませんから…。

結果的には、僕を信じて見に来て貰うしかありませんね。

 

「ぷにぷに!赤いカーニバル」の作品群は、本当に上演が難しいです。

演者に、相当な集中力と体力が必要です。

稽古期間も、しっかり取らなくてはなりません。

ですから、再演の可能性は非常に低いと思います。

是非とも、この機会にご覧頂きたいですね。

自信を持って、お薦めいたします。

KARSH KALE

 

2011年の音楽CDベスト1が、決定いたしました!

今年はまだ半年以上残っていますが、これ以上のアルバムは、まず期待できないでしょう。

そのCDとは、KARSH KALE(カーシュ・カーレイ)の5年振りの新作「CINEMA」です!

 

カーシュ・カーレイは、タブラ・ビート・サイエンスや、アヌーシュカ・シャンカールとの作品でも知られる、アメリカ生まれのインド系エレクトリック・タブラ奏者です。

「シネマ」というタイトルではありますが、映画のための曲を集めたわけではなく、近年の映画音楽制作がきっかけとなって作られた曲が中心となっています。

宣伝文句によりますと、「インドの伝統歌唱、タブラ、シタール、バンスリなど古典音楽の響きと、プログラミングが複雑に絡み合い、トランシーに展開していく悦楽的音世界。スリリングなエスノ・トランス、妖艶なアンビエント・バラッド、そしてサイケデリックなシタール・インストまで…新しいエイジアン・マッシヴ~エレクトロニカの世界を切り開く傑作」なんだそうですが、まさにその通り!

音楽を言葉で表現するのは難しいのですが、とにかくカッコいいです!

しかも、クール!

また、各曲とも、悲しみに満ちたメロディで、実に美しいです。

曲が粒ぞろいという点では、カーシュ・カーレイのアルバムの中で、最高傑作と断言しても間違いないでしょう。

エスニック・ミュージックやダンス音楽に興味のある方、また演劇制作に携わっている方には、是非、お薦めしたいと思います。

 

僕は、CDショップで試聴して、一発で気に入って、迷わず購入しました。

急いで家に帰って聞いてみましたら、思った程ではなかったんです。

「なぜかなあ…?」と考えたら、すぐに答えが出ました。

普通のオーディオではこのCDの音を再生し切れないし、家庭で聞く音量ではその実力を発揮出来ないんです。

(それほど、音が、繊細かつ、分厚いんです)

出来れば、ヘッドフォンを使って、爆音でお楽しみ下さい。

 

「シネマ」は、国内盤も出ていますので、簡単に入手できます。

詳しくは、下記のサイトでご確認下さい。

http://www.m-camp.net/#cinema

「シネマ」の音源も、試聴出来ますよ。

http://www.youtube.com/watch?v=huXxHl4iSTE&feature=player_embedded#at=63

また、カーシュ・カーレイについては、本人のHPをご覧ください。

http://karshkale.com/

 

広島学

 

商品の詳細

面白い本を見つけました。

新潮文庫から今月刊行された「広島学」です。

なぜ、広島人は独りよがりなのか?

なぜ、楽観的で、未来志向なのか?

なぜ、暴れん坊揃いなのか?

なぜ、起業家や発明家が多いのか?

などなど、広島県人特有の気質が、歴史的背景を踏まえて、論理的に説明してあります。

あの“ラテン系”のノリには、ちゃんとした理由があったんですね。

僕も、典型的な広島人ですが、思い当るところが沢山ありました。

また、僕の出身高校のことなども、事細かに書いてあります。

広島県出身者は勿論、広島県人の独特のノリに弱っている人にも、是非読んで頂きたいと思います。

税別で、552円とお手軽なのも、魅力です。

ちなみに、著者の岩中祥史さんは、「博多学」「札幌学」「出身県でわかる人の性格」という本も、お出しになっていますよ。

スカイプ

 

ITテクノロジーの進歩は、ハッキングなど怖い部分もある反面、やっぱり便利ですね。

最近、僕は、スカイプにお世話になっています。

「ぷにぷに!赤いカーニバル」で共演するSachikoさんとは、そんなに頻繁にお稽古する訳にはいきませんよね。

そこで、ピアノ演奏を録音したファイルをスカイプを通して送って貰い、それを聞いて僕が要望を出すといった形を取っています。

これは手軽で良いですよ。

稽古場に集まる時間の節約になりますし、録音を聞けるのでじっくり演奏を吟味することも出来ます。

スカイプだと気軽にTV電話も出来るそうなので、いずれは僕の動きを見せながらSachikoさんに演奏をして貰うといった”IT稽古”をやるようになるかもしれません。

コストや時間の節約になるIT技術は、弱小劇団には強力な援軍となりそうです。

時代の流れに遅れず、しっかり付いていかなくてはなりませんね。

インサイド・ジョブ~世界不況の知られざる真実

 

「インサイド・ジョブ~世界不況の知られざる真実」というドキュメンタリー映画を見てきました。

これは、なぜ巨大な金融危機が訪れたのか、米の金融界にメスを入れたアカデミー賞長編ドキュメンタリー部門受賞作品です。

 

2008年に起きたリーマン・ブラザーズ社破綻。

なぜそれがきっかけで、世界同時不況が起きたのでしょうか?

アメリカでは、長い間、1930年代の大恐慌を教訓に金融業界に規制がかけられていました。

しかし1980年代のレーガン政権時代以降、規制は次々に撤廃され、投資や利益の追求に歯止めが利かなくなっていきました。

企業の役員や顧問が政治家を動かし、法律を改正。

ハイリスク、ハイリターンが求められ、とうとう国家規模のネズミ講に進展していき、ついに住宅バブルが崩壊したというわけです。

 

アメリカの住宅ローンの破綻が、なぜ世界同時不況につながるのか、日本にいると分かりづらいところがありますよね。

この作品は、そんな疑問にテンポのいい編集と明快な解説で答えてくれます。

この金融危機に関わった多くの人々へのインタビューから浮かび上がってくるのは、金融界、政界、経済学界がグルになって、大っぴらに行った犯罪は、誰も罪に問われないというアメリカの現実なんですね。

一般庶民たちは家も仕事も失うが、金持ちには税金が投入され、彼らの懐は一切痛みません。

それどころか、破たんした会社の首脳陣は、大儲けしてしまっているのです。

それも100億円単位で!

しかも、インタビューに応じた“戦犯”たちの多くは、まったく悪びれず、いまだに高給を取り続けています。

今のアメリカは、1%の悪党どもが巨額の富を手にするために、99%もの国民が貧困に苦しむ図式となっているのです。

 

多少、米経済の知識がないと、あの猛烈なテンポに付いていくのは難しいかもしれません。

実際、僕にも、分からない部分が何箇所かありました。

でも、そんなことを気にする必要は、一切ありません。

是非ともご覧になって、義憤を感じて頂きたい!

権力者や資本家がグルになると、庶民にはどうしようもない現実を直視して頂きたい!

政権が変わっても、本質は何一つ変わらないということを知って頂きたい!

 

我が国も、今、未曾有の危機に瀕していますが、その元凶を作ったのも、アメリカと同じ構造です。

利益の為なら危険を承知で推進していき(危険だからこそ、利権は大きいのです)、国民には間違った情報を与え続け、いざという時には、国民の血税を投入して対処を図る…。

責任の所在は、政府にあるのか、企業にあるのか、学者にあるのかは、明らかにされないままです。

結局、不利益を被るのは、国民という図式です。

私たちに、今何が出来るかは定かではありませんが、少なくとも、こういった映画を見て、現実の一端に触れてみる必要があるように思いました。

 

残念ながら、この作品、まもなく上映を終了する映画館が多いようです。

興味のある方は、お急ぎ下さい。

演技で一番難しいこと

 

皆さんは、演技をする上で最も難しいのは、何だと思いますか?

僕は、”舞台を歩く”ことだと思っています。

僕だけでなく、数多くの俳優さん達も、同じ意見をお持ちのようです。

実際、「舞台を歩けるようになれば、役者も一人前!」なんて言葉を、良く聞きます。

ですから、経験の浅い俳優さんは、大抵、舞台で走るように演出されます。

また、若手の劇団は、みんな舞台上を走りまわっていますよね。

TVドラマの「太陽にほえろ」でも、新米刑事は、走ってばかりいた筈です。

とにかく、芝居で歩くのは、ビックリするほど難しいんです。

 

それに輪をかけて難しいのは、キャラクターや状況に応じて、歩き方を使い分けることです。

人は本来、その時の精神状態によって、歩き方が変わります。

それを、役者は、あくまで自然に、違和感なく、演技していることが分からないように、上手にこなしていかなくてはなりません。

舞台を歩けるようになれば、その役のすべてを掴んだ証拠です。

普通に舞台を歩ける役者は、セリフ回しに悩むことは、まずないでしょう。

極論すれば、「役者がただ舞台を歩いているのを見ただけで、観客は何を表現しようとしているか理解できる。しかも、そこはかとなく面白い…」、そんなレベルまで持っていかなくては、お客様に見せてはいけないように思います。

 

実は、「ぷにぷに!赤いカーニバル」で、僕は、何通りもの歩き分けをしなくてはなりません。

その”歩き”だけでも、相当の稽古量です。

今回は、「歩きをお目にかける公演」と言っても、言い過ぎではありません。

多分、皆さんがかつてご覧になったことのない歩き方も、披露いたします。

でも、僕のプランが正しければ、それが奇妙には見えないと思います。

ここまで歩きにこだわった演劇は、ちょっと他には見当たらないのではないでしょうか?

 

是非、皆様に、そんな”歩き”を味わいに来て頂きたいと思っています。

”歩き”を通して、ご覧になった方全員がクタクタに疲れる緊張感を、お届けするつもりです。

電子ピアノ

 

「ぷにぷに!赤いカーニバル」」で共演するSachikoさんが、新兵器を手にされました。

音楽に詳しい方ならどなたもご存知の、”YAMAHA CP50”を入手されたそうです。

いわゆる電子ピアノですね。

これは、公演の際に、強力な武器となりそうですよ。

「ぷにぷに!印象派祭り」で使ったキーボードとは、レベルが違うようなんです。

ピアノと同じ、88鍵!

鍵盤を押すタッチ感も、ピアノそのものなんだそうです。

持ち運びも、簡単です。

また、ピアノそっくりの弾き心地に加えて、電子ピアノならではの特性もあるんです。

音源システム「SCM」テクノロジーを採用しているので、12種類のエレクトリックピアノ、アコースティックピアノの他、ストリングス、ギター、ベースなどの様々な音色を215種類搭載しています。

ディレイなどの多彩なエフェクトも装備し、バリエーション豊かなサウンドで、ステージを演出することが出来ます。

また、演奏を MIDI データとして本体に録音することや、オーディオデータとして外部USB 記憶装置に録音することもできます。

しかも、外部USB 記憶装置から Wave ファイルを呼び出して、鍵盤演奏のバッキングソングとして再生することも可能なのです。

予め準備しておけば、一人連弾はおろか、一人ピアノ協奏曲も演奏出来るのです。

これは、使えそうですね。

僕は、まだ、実際の音を聞いていないのですが、一体どんなサウンドなのか、今から楽しみにしています。

どんな使い方が出来るのかも、模索していかなくては…。

 

CP50のデモ演奏は、下記のサイトで試聴出来ます。

http://www.youtube.com/watch?v=veyFgglo1E0

http://www.youtube.com/watch?v=O4Z4tI6FJVo

「ぷにぷに!赤いカーニバル」まで1ヶ月

 

7月3日に開催する「ぷにぷに!赤いカーニバル」まで、今日で丁度1ヶ月となりました。

これまで以上に気合を入れて、稽古に取り組んでいかなくてはなりませんね。

もうすでに、上演する3作品とも、ほぼ形は出来ています。

これからは、より緻密に細かい部分にこだわって仕上げていきます。

セリフも絶対に間違えないように、もっともっとやりこんでいかなくては!

また、Sachikoさんのピアノとも合わせていく必要もありますね。

やるべきことは沢山あります。

限られた時間を有意義に使って、面白い作品を仕上げていきたいと思っています。

 

ところで、本番まで1ヶ月というのに、ご予約の数がほとんど伸びていません。

情報を公開した直後はまとめてご予約を頂戴したのですが、それ以降は完全にストップしてしまいました。

特に、14:00開演のマチネが、酷い有り様です。

(今回は、珍しく、ソワレの方が人気なんです)

今のところ、昼の部をご予約頂いた方が1名様のみ!

このままでは、お客様より演者の方が、数が多くなってしまいます。

僕自身は客席がガラガラでも全然平気ですけど、ご来場頂いたお客様の方が居た堪れないお気持ちになられるでしょうからね。

我々を安心させる為にも、観劇を予定されている皆様、早めにご連絡下さい。

よろしくお願いします!

44イニング連続無得点

 

うーん、また不名誉な記録が…。

昨日のプロ野球・楽天対広島戦で、カープは球団ワーストとなる44イニング連続無得点をマーク。

しかも、連敗は、今季最長の「6」に延びてしまいました。

3回には、楽天先発・田中に4安打を浴びせるなど、2死満塁のチャンスをつくりましたが、井生が遊ゴロに倒れて得点できません。

終始、ちぐはぐな攻撃が続き、重苦しい展開となりました。

6回が無得点に終わり、昨年記録した球団記録の40イニング連続無得点を上回る41イニング目に突入。

結局、最後まで得点できず、完敗してしまいました。

 

一時は、貯金もたっぷりあって、首位争いを繰り広げていた広島カープ。

しかし、交流戦に突入するやいなや、たちまち失速してしまいました。

あっという間に例年通りの借金生活。

結局、今年も、Bクラスに安住してしまうのでしょうか?

いいえ、そうはさせません!

これからが正念場です。

我々、ファンは、決して諦めることなく、最後まで応援していきましょう!

 

何の世界でもそうですけど、貯金は難しく、借金は簡単です。

落ちていくのは、本当にあっという間なんですよね。

演劇界も、そうなんですよ。

このところ、数年前までチケットを取るのも大変だった人気劇団の解散や休団が相次いでいます。

活動は続けているものの、公演規模を大幅に縮小するところも、増えています。

意欲的なチャレンジをする劇団が、今の日本では、あまり見当たりません。

元気なのは、アイドルや声優さんの芝居と、税金が投入されているような公演だけと言ったら、言い過ぎでしょうか?

(あと、ある種のイデオロギーが支援する公演は、活気があるようですね)

正確なデータはありませんが、今の東京の演劇界は、5年前の規模の半分近くにまで落ち込んでいると、僕は見ています。

空き家同然となっている劇場も、多々見受けられます。

不景気の影響もあるとは思いますが、演劇は、元々、金儲けとは無縁の活動です。

むしろ、若者たちが、芸術に夢を見られなくなっている風潮の影響が大きいのかもしれません。

演劇に、かつての勢いを取り戻すのは至難の業で、実際にはほとんど不可能ではないかと思っています。

(本当は、演劇がパワーを失っていることをどなたもご存じないことが、最大の問題なのかもしれませんが…)

僕には大したことは出来ませんが、少なくともチャレンジ精神だけは発揮していきたいと思っています。

同じことばかり繰り返していると、貯金が出来ないばかりか、それをあっという間に吐き出して、借金生活に突入してしまいますので。

「なんで、わざわざ大変なことをやるんだろう…?」と思われ続けるように、頑張っていきますね。

「ぷにぷに!赤いカーニバル」パンフレット原稿

 

「ぷにぷに!赤いカーニバル」にご来場頂いた皆様にお配りするパンフレットの原稿を書き上げました。

今回は、難しかった!

「ぷにぷに印象派祭り」のような公演全体を通すテーマを、特に設けていないからでしょうね。

各作品について語ることはあっても、公演全体を俯瞰するようなお話が見当たらないんです。

そこで、なぜ、公演タイトルを「ぷにぷに!赤いカーニバル」にしたかを、とても丁寧に説明しておきました。

それだけで、紙幅が尽きてしまった程です。

 

今度の公演は、とにかく、”赤”にこだわっています。

上演作品すべてのクライマックスシーンは、”赤”に彩られます。

「舞台が赤いイメージに覆われたら、その作品はもうすぐ終わり」という趣向です。

 

では、なぜ今回、”赤”をテーマにしたのか…?

それは、まだまだ、お教えする訳には参りませんぞ!