ぷにぷにパイレーツ

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2011年、本当にありがとうございました!

 

大晦日です。

今日は、ぷにぷにパイレーツにとっての、2011年を簡単に振り返ってみます。

 

まずは、残念だったことから!

未曾有の大災害の影響で、3月に予定されていた公演が、本番1週間前に中止。

計画停電の余波もあり、夏休みの特別公演を計画することが出来ませんでした。

春の段階では、電力の使用量が増える夏は、より一層の停電が行われる可能性があるとのことだったんです。

(でも、実際には、そんなの嘘でしたけどね。休んでいた火力発電所を使えば、問題なかったんです。ただし、原子力発電より火力発電の方が費用が掛かるそうなので、東京電力は、来年、電気料金を値上げする方針を打ち出しました...。こりゃあ、また、コントを作らなきゃ!)

そんな訳で、心積もりをしていた2つの公演が出来なくなってしまいました。

 

また、今年、ぷにぷにパイレーツは、動員数を大幅に減らしてしまいました。

これは、震災の影響とは断言できませんが、どこの劇団も観客数が減少しているようなので、多少なりとも地震と関係があるのではないでしょうか?

実際、プロ野球やJリーグ、そして映画も、観客動員数が大幅に縮小したそうです。

その他、これまで"不況に強い"と呼ばれていた分野のエンタテインメント産業も、ことごとく惨敗してしまいました。

震災直後の自粛ムードが、そのまま1年間続いてしまったように思います。

景気悪化や老後の不安などから庶民の財布の紐が固くなってしまったのも、その一因と言われています。

特に、夜に遊びに行く人が首都圏では少なくなってしまい、ソワレの動員が激減いたしまいました。

最近、お芝居は、昼の公演より、午前中開演の朝の部が人気らしいですよ。

子ども向けやお年寄り向けの公演なら朝の開演も可能でしょうが、いわゆる大人向けの公演はそうはいきませんよね。

したがって、どこの劇団も(特に新劇系や小劇場)、動員面で壊滅的なダメージを受けているようです。

そのせいもあって、今年は活動を休止したり、解散する劇団が相次ぎました。

正確な数を把握することは出来ませんが、演劇公演の数も、相当減ったように思います。

閉鎖される劇場も、急激に増えています。

僕の予想では、演劇が縮小する傾向は、来年さらに拍車がかかることになりそうです。

あっと驚く大劇団の解散や、大劇場の閉鎖が相次ぐものと思われます(僕は、極秘裏に、そんな情報をゲットしております)。

今後の演劇界の見通しは、非常に厳しいものであることは間違いありません。

来年は、ぷにぷにパイレーツとしても、動員を増やす為に、何らかの措置を施さなくてはなりません。

このままでは、他の劇団同様、存続の危機に瀕してしまいます。

これから、具体的な策を考えていきますね。

 

一方、今年は、良いこともありましたよ。

2011年、ぷにぷにパイレーツは、2回、東京本公演を行いました。

お陰様で、どちらも大好評でしたね。

7月に開催した「ぷにぷに!赤いカーニバル」は、かなりマニアックな内容にもかかわらず、相当お楽しみ頂けたようです。

確かに、斬新な演出の『ずっと一緒に』に戸惑ったお客様もいらっしゃいました。

でも、若い方や芝居好きの方からは、高い評価を頂戴しました。

『魔術師』では、観客席で、爆笑と号泣が巻き起こっていました。

演劇評論をされている方からも、高評を頂きました。

Sachikoさんのピアノ生演奏の力もあって、芸術性と娯楽性を兼ね備えた充実した公演になったと自負しています。

また、今月の「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」は、爆笑に次ぐ爆笑!

本当に良く笑って頂けました。

すべての作品が、バカ受けでした。

相当過激なギャグばかりでしたが、問題ありませんでした。

むしろ、「もっともっとグロテスクにして欲しい!」とか、「もっとはっきり社会批判をしろ!」という声があったほどです。

立川らく太君の成長もありましたが、新たに参加した矢島未季さんの熱演が、公演の評価を高めてくれました。

この公演にも沢山の演劇人の方に足を運んで頂きましたが、どなたも心から褒めて下さいました。

特に、どなたにも、脚本の完成度を絶賛して頂きました。

とにかく時間だけはたっぷりかけて作り上げた脚本だっただけに、その評価は嬉しかったですね。

両公演ともに、ご来場下さった皆様にお楽しみ頂けたようで、ほっとしています。

少なくとも、この1年で、演劇の質を高めることは出来たのではないでしょうか?

 

前述したように、今、演劇界は逆風に晒されています。

社会の大きなうねりに逆らうことは、難しいかもしれません。

動員を一気に増やすことも、現実的には、不可能です。

しかし、作品の質を向上させることだけは、自分たちの努力で出来るんです。

現在、劇団にとって最も大切なことは、身の丈に合った公演規模を保ち、コンスタントに質の高い芝居を提供し続けることだと思います。

厳しい年の瀬ではありますが、改めて、覚悟を固めた次第であります。

来年は、演劇界にとって、ぷにぷにパイレーツにとって、良い年でありますように!

 

ぷにぷにパイレーツを観劇して下さった皆様!

演劇を応援して下さった皆様!

ここに掲載している文章を頻繁に読んで下さった皆様!

僕に関わってくれたすべての皆様!

今年1年、本当にありがとうございました。

 

では、良いお年を!

 

 

「安定供給のために」作品解説

 

今年も、残すところ、あと2日となってしまいました。

「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」の作品解説は、年内に終えることは出来ないことが判明しました。

(もっと前に気付けーーー!)

そんな訳で、作品紹介は、年をまたいで気長に続けていきますね。

 

・「安定供給のために」

 

立川らく太、矢島未季出演の2人芝居です。

経済効率や科学技術を偏重する今の日本を風刺したコントとなっています。

 

舞台は、行列の出来る焼き肉店。

高級食材を、質・量・価格ともに安定供給するのが、人気の理由のようです。

ウェイトレスも、マニュアル化されたワンパターンの対応を繰り返すものの、安定したサービスを供給してくれます。

しかし、この安定供給の裏側には、重大な秘密が隠されていたのです...。

 

この脚本は、初稿を執筆してから、1年以上寝かせてあったものです。

矢島未季という、この作品のウェイトレス役に相応しい女優が参加してくれたおかげで、上演が実現いたしました。

2011年は特別な年だっただけに、その世相に合わせて、初稿のギャグを大幅に入れ替えての上演となりました。

 

この作品は、僕が得意とする"どんでん返し"を楽しんで頂くモノです。

しかも、その"どんでん返し"が1回ではなく、2度3度と繰り返し、どんでん返っていきます。

ご覧になっている方が、「まさか...」と思うような衝撃的なラストが自慢の作品です。

しかも、どんでん返るたびに、どんどん社会風刺が強まっていきます。

エンディングは、ゾッとするような恐怖を感じて下さった方も、少なくなかったようです。

 

また、作品中、見世物の要素が多いのも、今回の演出の特長です。

特に、牛タンやテール・スープのシーンは、大好評でした。

「牛タンが見えた!」「本当に気持ち悪くなった!」「もう牛タンは食べたくない!」

そんな、矢島さんの演技を絶賛する声が沢山届いてきました。

また、「序盤の、同じセリフを繰り返す場面が、印象に残っている」という感想を漏らす方も、大勢いらっしゃいました。

矢島未季の熱演があればこそ、好評を得ることが出来たのだと思います。

立川らく太君の成長ぶりも著しかったですね。

難しいツッコミ役を、見事演じ切ってくれました。

この作品の稽古の中で、何かを掴んでくれたように思います。

今後、ますます良い役者になっていってくれるのではないでしょうか?

 

この作品は、脚本の構成がしっかりしているので、細かく脚本を直していけば何度でも再演できるものだと思います。

いつか、また違ったキャストで、上演してみたいですね。

 

「史上最強の日本代表イレブン」作品解説

 

やりましたー!

ぷにぷにパイレーツが上演してきたオリジナル作品が、「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」をもちまして、丁度50本に達しました!

数が多ければ良いというものではありませんが、それだけのアイディアをちゃんと形にしてきたのは、我ながら大したものだと思います。

その中で、すべった作品は「Can You Celebrate?」1本だけという、確かな安定感です。

自分で自分を褒めてあげたい!

今後も、ますます頑張りますね。

 

さて、今日の作品解説は、「史上最強の日本代表イレブン」です。

 

・「史上最強の日本代表イレブン」

 

W杯ブラジル大会が、2年半後に迫ってきました。

そこで、日本が勝ち抜くためには、現状のメンバーでは物足りません。

もっともっと優秀な人材を発掘しなくては!

そこで、サッカー解説でお馴染みの梅木松太郎さんは、日本に住む妖怪に着目しました。

身体能力に優れ、怪我や病気を知らず、無欲に戦ってくれる妖怪を日本人に帰化させて、代表選手に選出すれば、W杯優勝も夢ではありません。

果たして、梅木さんは、どんな妖怪をどのポジションで起用すべきだと考えたのでしょうか...?

 

劇団スタッフのCさんに妖怪の絵を描いてもらい、それをボードに貼りつける形で上演いたしました。

他愛もない漫談ではありますが、演劇に慣れていない方々からは、評判が良かったですね。

他の作品のテーマが重かっただけに、軽い内容、軽い演出、軽い演技のこの作品が見やすかったという声が聞かれました。

2011年を振り返った時、明るい話題はサッカーだけだったような気がしますので、心理的なバランスを取る為にも、ラインナップに入れておいて良かったと思います。

 

「落語リークス」とどちらを先に上演すべきか迷いましたが、着物との着替えの都合を考えて、この作品を後にしました。

ぷにぷにパイレーツとしては珍しい、小道具をたっぷり使う作品でした。

 

僕自身は、"ろくろっ首"や"塗り壁"、そして妖怪のくだりが気に入っています。

でも、今回上演した以外の妖怪の組み合わせが、いくらでも考えられると思います。

良かったら、皆さんも知恵を絞ってみて、良いアイディアがあれば教えて下さいね。

 

 

「落語リークス」ハイライト動画

 

ぷにぷにパイレーツは、実に太っ腹な劇団です。

惜しげもなく、公演動画を、無料で全世界に公開しております。

地方や外国に在住の方や、本番当日都合が悪くてご来場頂けなかった皆様に、せめてものサービスと考えております。

 

今回の「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」は非常に主張の強い公演でしたので、動画を公表できる部分が限られております。

なかには、1秒たりともお見せする訳にはいかない作品もあります。

(『平成の大仏』や『殺して』は、1フレームたりとも、アップ出来ません)

ご了承下さい。

 

今日は、第一弾として、新作落語『落語リークス』の公演映像のごく一部を公開いたします。

全編かなり過激な内容の落語ですが、この場面ぐらいなら、皆様にご覧頂いても問題ないかと思います。

この動画を見れば、公演全体の雰囲気を垣間見ることが出来るのではないでしょうか?

(実際には、こんな甘っちょろいシーンは、他にはほとんどありませんでした)

下記をクリックして、ご覧になってみて下さい。

ただし、この映像があなたの気分を害したとしても、当方は一切関知いたしません。

 

「落語リークス」作品解説

 

今日は、「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」で上演した作品を解説するシリーズの2回目をお送りします。

 

・「落語リークス」

 

劇団"ぷにぷにパイレーツ"史上、初となる新作落語です。

国家の重要機密を、"落語リークス"のメンバー、柳家アサンジがリークしていくというモノです。

作・演出の石崎一気が、ちゃんと着物を着て、座布団の上で演じました。

 

この作品を上演するかどうか、最後まで悩みました。

他の作品の上演時間が、どれも、思いの外長くなってしまったので、作品を1本カットした方が良いと思ったんです。

そうなると、動きが少なく、内容もちょっと難しい「落語リークス」が、最初のカット候補に挙がってしまうんですよね。

社会の悪に対して突っ込んだ所が多い作品なので、ニュースを知らない人には何のことだか分からない可能性があったんです。

上演したのは良いけど、客席がポカンとしてしまって、寒い空気に包まれる...。

そんな悪いイメージが湧いてきてしまいました。

本番1週間前には、本気で上演を中止するつもりだったんです。

 

ところが、ある時、ちょっとしたアイディアが僕の中に宿りました。

少しだけ芸風(喋り方)をいじれば、結構、面白くなるような気がしてきたんです。

そこで、僅か数日間の間に、アサンジのキャラクターを大幅に変更してみました。

そうすると、僕自身にもしっくりくる、楽しい作品に変貌していったんです。

 

本番では、驚くほど反応が良かったですね。

ギャグや落ちの部分が受けるのは勿論のこと、それに至るフリの部分から、お客様全員がニコニコしながら聞いて下さっていました。

劇場全体の集中力が非常に高まっているのを、舞台上で実感できたぐらいです。

まさか、こんなに盛り上がるとは思いませんでした。

ラストの落ちでは、劇場全体が大爆笑に包まれて、良い雰囲気になっていました。

上演を中止しなくて、本当に良かったと思います。

 

なぜ、あんなに楽しんで貰えたのか、終演後、何人かのお客様にお話を伺いました。

どうやら、今の社会情勢を、落語形式で分かりやすく説明したのが、大変評判が良かったようなんです。

ですから、一部のお客様は、「もっともっと日本の現状について教えて欲しかった!」とおっしゃっていました。

演劇公演の主旨からはずれてしまいますが、そういった需要もあるんですね。

社会風刺劇の存在意義を、改めて、痛感いたしました。

 

「落語リークス」は、比較的簡単に、続編を用意出来ます。

ニーズがあれば、機会を設けて、新作を上演してみたいと思っています。

リークすべき不正は、次々に行われているようなので...。

 

ゴジラ・放射能・ヒカシュー、猛烈なクリスマス伝説

 

 

代官山UNIT.jpg

 

昨夜、「ゴジラ・放射能・ヒカシュー、猛烈なクリスマス伝説」と題されたライブを聞きに、代官山UNITに行ってきました。

出演は、4つのユニットです。

・ヒカシュー(巻上公一、三田超人、坂出雅海、清水一登、佐藤正治)

・ゴジラ伝説(井上誠、ヒカシュー、不破大輔、芳垣安洋、辰巳光英、吉田隆一、チャラン・ポ・ランタン)

・芳垣安洋(Vincent Atmicus/Orquesta Nudge! Nudge!/ROVO)&不破大輔(渋さ知らズ)&向井秀徳(ZAZENBOYS)&タブゾンビ(SOIL&"PIMP"SESSIONS)
・チャラン・ポ・ランタン

 

いやー、3連休の最終日の夜の公演というのに、お客さんが良く入っていましたね。

開演後、どんどんお客さんが増えていって、最後には立錐の余地もない状況でした。

アングラで前衛的な要素でいっぱいのライブなのに、こんなにお客さんが詰め掛けるとは!

日本の芸術界も、まだまだ捨てたものではありませんね。

 

それにしても、日本のミュージシャンのレベルは本当に高いです。

世界のどこに出しても恥ずかしくない、強烈なパワーとテクニックを持っている人たちが沢山いるんですね。

このイベント用の臨時編成のバンドもありましたが、これがまた素晴らしい!

僕は、完全に圧倒されてしまいました。

一般的には知られてないけど堅実に良い音楽を作り続けているミュージシャンを、まとめて聞くことができたんです。

皆さん!TVに出ているようなミュージシャンしか追いかけないとしたら、実に勿体ないと思いますよ。

 

なかでも、インパクトがあったのが、"ゴジラ伝説"です。

ゴジラにまつわる曲を演奏するんですが、その迫力たるや、本物のゴジラに匹敵するものがありました(本物のゴジラを見たことはありませんが...)。

クレズマー風にアレンジされ、猛スピードで駆け抜けていく圧力は、ライブでなくては体験出来ません。

音響も良く、3管編成の大音量ながら、各楽器の音を明確に聞き分けられました。

実に質の高い演奏だったと思います。

「あのゴジラが最後の一匹だとは思えない...」

映画『ゴジラ』のラストに、山根博士が言った言葉が現実になってしまった今、"ゴジラ伝説"の演奏はとんでもない説得力をもって、私たちに訴えかけてきたように思います。

 

オールスタンディングなので、4時間以上立ちっぱなしでしたが、充実した時間を過ごすことが出来ました。

皆さんも、メジャーなモノばかり見ていないで、たまには骨太なアングラ文化に触れてみてはいかがですか?

はずれることもありますが、当たった時の収穫は本当に大きいですよ!

(因みに、ぷにぷにパイレーツも、立派なアングラ劇団です)

 

最後に、昨日のライブのコピーをご紹介します。

 

"突然変異の生誕
祝いと呪いと音楽の
聖なる泉
破壊を創造に変換する
ブリリアントな夕べ
それがヒカシューのクリスマス
お待ちかね.
巷の甘いムードとは趣きを異にする超越の世界が展開する。
今年は、井上誠の「ゴジラ伝説」が満を持して登場。
放射能の危機と真に向かい合い、「いのち」を歌い上げる。
演奏にヒカシューと渋さ知らズが加わり、
チャラン・ポ・ランタンが歌に参加。
まさに多彩なゲスト陣。
可愛いチャラン・ポ・ランタンから向井秀徳まで、
不破大輔はじめ芳垣安洋、ダブゾンビも加わって
常識はずれの夜が更ける"

 

大変評判が良いので!

公演は終わってしまいましたが、大変評判が良いので、改めて予告編動画をご紹介します!

『ハムレット to be or not to be』

 

 

昨日、東京演劇集団風の公演『ハムレット to be or not to be』を観劇してきました。

この作品は、イヨネスコ劇場(モルドバ共和国)の芸術監督ペトル・ブトカレウに、「経済優先主義の風潮の中で喘いでいる若者たちにとって、よりアクチュアリティのある『ハムレット』を!」と提案し、ペトルの脚本・演出の下、レパートリーシアターKAZEで2004年に初演を迎えたモノです。

今回は、今年10月~12月に西日本地域・九州全県の計60ヶ所以上を巡演してきた、拠点劇場での凱旋公演となっています。

 

偉大な国王だった父の死、直後に母と叔父が結婚。

大人たちの争いや不正義、権力への迎合を目の当たりにしたハムレットは、自分自身に、そして社会に対して問いかける。
To be or not to be-このままでいいのか、いけないのか。

本当のことを言うと、僕はシェイクスピアの作品が苦手です。

筋立てが複雑すぎるし、セリフも大仰なばかりで心に響いてきません。

とりわけ『ハムレット』は決断力のない愚かな男にしか見えず、フラストレーションがたまるだけの作品にしか感じられませんでした。

シェイクスピアは何のためにこの作品を書き、なぜみんなが褒めそやすのか、その理由が皆目分からなかったんです。

 

しかし、風の公演を拝見して、その端緒が掴めたように思います。

非常に前衛的な演出が施されており、一見、不条理劇やブレヒト劇のように見える上演でした。

脚本も大幅にカットされ、登場人物の数も限定し、ハムレットに焦点が当たるように工夫されています。

(オリジナルは、登場人物がゴチャゴチャ多すぎて、誰が誰だか分からなくなります)

しかも、ハムレットの逡巡や悩み、迷いをフォーカスすることで、子どもと大人の狭間で人生を選択していく若者特有の苦しみを象徴的に表現しています。

とにかく、極力無駄を省き、雑味を取り除くことで、作品の本質のみを抽出した演出になっていました。

役者さんたちの演技も徹底的にけれん味を排除し、内面を表出することだけに集中しているように感じました。

その結果、『ハムレット』が、単なる大げさな時代劇ではなく、現代に生きる作品に再生されたように思います。

僕は、これまで『ハムレット』を何度も見てきましたが、「良かった」と思ったのは初めてです。

 

「このままでいいのか?いけないのか?」

今、私たちには、選択を迫られていることが沢山あるように思います。

そんな時代だからこそ、『ハムレット』の存在意義は高まっているのかもしれません。

適正な演出を施せば、作品に新たな命を吹き込むことが出来るんですね。

 

「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」の動画

 

メリー・クリスマス!

「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」から、早くも1週間が経過してしまいました。

公演の残務処理も終わったので、そろそろ気持ちを切り替えて、次の公演の準備を始めなくては...。

 

昨日、「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」の動画を見てみました。

どの作品も、凄く受けていたんですね。

(舞台上や袖にいると、どれだけ受けているか、案外、分からないものなんです)

多くのギャグで、驚くほど、爆笑が巻き起こっていました。

劇場が一体化して盛り上がっていたことを、再確認出来ました。

お客様からの評判が良いのも、納得出来ます。

 

また、どの作品も仕上がりが良いので、僕も映像を見ていて、たちまちその世界に引き込まれてしまいました。

画質を確認するだけのつもりが、気が付けば、最後まで見終えていました。

我ながら、面白い公演ですね。

自分で書いて演出したモノなのに、何度も吹き出してしまいました。

映像でこれだけ笑えるのですから、生で見たら、相当可笑しかったんでしょうね。

ちゃんと客席から見たかったなあ...。

 

ただ、残念ながら、内容がどぎつい為、インターネット上で皆様にお見せする訳にはいきません。

面白い場面ほど、公開不可なんですよね。

なんたって、"放送禁止コント"ですから...。

 

でも、今回ご来場頂けなかった方にも雰囲気を味わって貰えるよう、頑張って公開出来そうな所を探してみますね。

少々、お待ち下さい。

 

さて、「ぷにぷに!赤いカーニバル」で、制作と舞台監督を担当してくれたじゅん君が、ブログに今回の公演の感想を書いてくれました。

良かったら、こちらも読んでみて下さい。

http://blog.livedoor.jp/kazutagu/archives/51366235.html

 

「節電刑事」解説

 

「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」では、8本の作品を上演いたしました。

今日から、各作品について、解説して参ります。

ただし、非常に際どい内容のモノばかりなので、粗筋には触れられません。

予め、ご了承下さい。

 

●「節電刑事(せつでんでか)」

 

演劇の公演では、必ず、開演前に、お客様に諸注意が告げられます。

「携帯電話の電源をお切り下さい」

「写真撮影はおやめ下さい」

「途中、休憩はございません」

こんなことを、制作担当者か若手の俳優が、事務的に伝えます。

僕はそれを聞くと、大概、微妙な気分になってテンションが下がってしまいます。

劇場全体も、しらけた雰囲気に包まれがちです。

僕は、劇場で行われることは、すべて面白くあるべきだと思っています。

そこで、開演前の諸注意を、コント仕立てで、楽しくお伝えすることにしたのです。

 

「節電刑事」は、立川らく太君の個性と体型を活かした、超ナンセンス・コントです。

彼が、スーツとサングラス姿でゆっくり登場するだけで、本当に下らなくて可笑しいんですよね。

刑事役を真面目に演じれば演じるほど、笑いがこみあげてきます。

アクション・シーンのバカバカしさったらありません。

他の役者では絶対に出せない良い味が出ていました。

 

ただ、稽古の際、僕が結構厳しく言ったせいでしょうか?

ポーズが決まるところは、結構決まっていましたね。

多くのお客様が、「らく太は、芝居が上手くなった」とか、「安心して見られるようになった」とおっしゃって下さいました。

"ぷにぷにパイレーツ"で演劇経験を重ねてきた成果が、ようやく現れてきたのかもしれません。

らく太君は、2012年3月に二つ目に昇進し、落語家としてステップアップすることになっています。

落語においても、"ぷにぷに"で学んだ演技力を活用して貰いたいと思っています。

 

また、「節電刑事」には、強烈な社会風刺の要素が盛り込まれています。

権力者をカリカチュアライズして、2011年のナンセンスな風潮を表現してみました。

どなたにも身に覚えのあることでしょうから、お客様は笑いながら、風刺を実感して下さったようです。

特に、普段から演劇に親しんでいる方には、かなりお楽しみ頂けたようです。

上演時間の短い軽い作品ではありますが、公演全体の雰囲気を決める重要な存在です。

ご好評頂き、僕はほっと胸を撫で下ろした次第です。

 

虚脱感

 

「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」に向けて、毎朝早起きして稽古を重ねてきました。

本番を終えた現在も、早起きの習慣が抜けません。

ついつい必要もないのに、朝早く、目が覚めてしまいます。

本番が終わってしまうのは、なんだか寂しいものですね。

今、思い出しても、最も楽しかったのは、本番で大笑いを取った時や、万雷の拍手を頂戴した時ではありません。

やっぱり、稽古に励んでいた時間こそ、最高に幸せな時だったんですね。

稽古をしないと、一番大切なモノを失ってしまったような気がします。

そんな訳で、公演が終わると、すぐに次の公演に向けて準備を始めたくなっちゃうんですよね。

実は、まだ何のプランもありません。

コンセプトを固めて、アイディアを練って、脚本を書いて、演出を決めて、セリフを覚えて、練習する...。

その過程には、結構時間が掛かります。

まずは、1ヶ月以内に、コンセプトだけでも決められるように頑張ります。

 

稽古は嘘を付かない!

 

「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」にご来場頂いた皆様から、続々、感想が届いております。

その多くが、ぷにぷにパイレーツに初参加した矢島未季さんについてのモノです。

 

「彼女は、演技が上手い!」

「迫力が凄い!」

「プロは違う!」

「ちゃんとした女優が演じると、脚本が生きる!」

などなど、皆さん、ベタ褒めです。

 

とは言っても、矢島さんが、最初から上手く出来ていた訳ではありません。

稽古の初期には、ぷにぷにパイレーツ式の演技法に戸惑っていました。

一挙手一投足すべてにおいて僕がダメ出しするので、嫌になっていた時期もあったようです。

僕は、「頭でなく、体で芝居をする」ことを大切にしています。

その意識が矢島さんに浸透するのに、結構時間が掛かったんですね。

 

でも、矢島さんは、積極的に立ち向かってくれました。

毎回、僕との稽古の様子をビデオで撮影して、自宅でも猛稽古を行っていたようです。

(4時間の稽古のビデオを見るだけで4時間掛かりますから、大変ですよね)

また、分からないことや納得のいかないことがあれば僕にどんどん質問してきて、細かい部分にまでこだわってくれました。

時には、稽古場を自分で予約して、僕に稽古を依頼することもありました。

その稽古量は、相当なものだったと思います。

その中で、矢島さんはどんどん感覚を掴んでいき、演技力を付けていきました。

特に、12月に入ってからの成長ぶりは、目を見張るものがありました。

本番時には、僕の想定以上に素晴らしい演技を見せてくれました。

本当に見事だったと思います。

やはり、稽古は嘘を付かないんですね。

 

今回の経験で、矢島さんは、論理的に演技を構築していく術を学んでくれたのではないかと思っています。

女優として、数段、ステップアップしたのではないでしょうか?

今後、彼女が、どんな演劇活動を行っていくかは分かりません。

でも、今回身につけたことが、矢島さんの芝居を大きく変えることは間違いありません。

矢島未季の今後に、注目して下さいね。

 

「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」人気作品ベスト3

 

「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」で上演したうち、お客様から好評だった人気作品ベスト3を発表いたします。

終演後、皆様にご協力頂いたアンケートから集計いたしました。

 

●マチネ(13:30開演)

 

第1位 『殺して』

第2位 『平成の大仏』

第3位 『節電刑事PART2(アンコール・コント)』

 

第4位につけた『落語リークス』『安定供給のために』と、第3位の『節電刑事PART2』は、僅か1票差でした。

マチネでは、各作品、バランスよく票を集め、あまり差はつきませんでした。

 

●ソワレ(17:30開演)

 

第1位 『殺して』

第2位 『安定供給のために』

第3位 『落語リークス』

 

ソワレでは、なぜか、この3作品が断トツの人気を集めました。

『殺して』以外は、昼の部と夜の部で、評価が全然違いますね。

 

それでは、昼・夜を通した総合ランキングです。

 

●総合ランキング

 

第1位 『殺して』

第2位 『安定供給のために』

第3位 『落語リークス』

第3位 『節電刑事PART2』

 

面白いものですね。

1位、2位は順当としても、同率3位に『落語リークス』が入るとは思いませんでした。

本番1週間前には、時間短縮の為に上演を取り止めようと思っていた作品ですからね。

制作者側の意図と、お客様の受け取り方は、全然違うんですね。

良い勉強になりました。

 

『落語リークス』以外は、矢島未季さんが出演した作品がベスト3を占めました。

彼女のたゆまぬ努力が評価されたものだと思います。

本当に素晴らしい演技を見せてくれました。

どぎついブラック・ユーモアに不快感を示された方でも、矢島さんの実力を認めない訳にはいかなかったようです。

納得の上位独占ですね。

 

あと、意外に多かった意見が、「どの作品も良かったので、優劣を付けられない!」というモノでした。

10名程の方がそう答えていらっしゃいますから、これは、きっと社交辞令ではないと思います。

各作品、内容も、演出も、趣向も全く違うので比べようがないというのが、本当のところかもしれません。

 

作・演出・制作担当の僕としては、全作品に、同様の愛情を注いできました。

ですから、どの作品がトップになっても、結局嬉しいんですけどね。

ただ、今後の企画立案において、皆様の意見は大変参考になります。

皆様、アンケートにご協力頂き、誠にありがとうございました!

 

「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」の反省点

 

まずは、いつものように反省から。

 

ぷにぷにパイレーツの公演は、毎回90分以内に収まるように努めています。

休憩を取らずに、集中してご覧頂ける限界が90分程度だと思っているからです。

(以前、途中休憩を取ったら、後半がなかなか始められなくなるハプニングが発生した、苦い経験があるんです)

 

毎度、脚本の文字数から、各作品の時間を割り出して、合計90分になるよう調整していきます。

今回も、当初、丁度90分になるように脚本を書いていきました。

長い作品も可能な限りカットして、短くしました。

(例えば、『平成の大仏』は、初稿では40分弱の大作だったのを、最終的に13分にまとめたんです)

一旦は、7作品合わせて、ジャスト90分の脚本を完成させました。

 

しかし、その後、面白いアイディアを思い付いてしまったんです。

あまりの下らなさに、自分的には可笑しくてたまりません。

そこで、試しに脚本の形にしてみることにしてみました。

それも、(2~3分のイメージで)出来るだけ短く、1つのアイディアだけで通すものにしようと思ったんです。

でも、ここが僕の悪いところで、一旦書き始めると次々にギャグを思い付いていき、どんどん長くなっていきます。

しかも、社会風刺の要素が非常に強く打ち出せたんですね。

今回の公演コンセプトにピッタリの作品に仕上がったので、「まあ、これぐらい良いだろう」と思って、ついつい上演することにしてしまったんです。

『落語リークス』の追加により、10分オーバー!

 

続いて、『殺して』を演出する際、無言芝居のオープニング・シーンを付け足してしまいました。

本来、そんな場面は考えてなかったのですが、矢島未季さんにとって演技の勉強になるだろうと思い、うっかり稽古場でやることにしてしまったんですね。

これで、5分追加。

 

また、ご来場頂いたお客様の年齢層が比較的高く(50~60代の方が多かったようですね)、上演のペースを落とさざるを得なかったんです。

その結果、全体的にテンポがゆっくりになり、5分以上は長くなったと思います。

 

そんなこんなで、結局、最初の構想より25分ほど長くなり、上演時間が1時間55分程度になってしまいました。

お急ぎのお客様がいらしたのなら、申し訳ございません。

 

これで、会場がしらけたり、だれた雰囲気になっていたら目も当てられないのですが、お陰様で、劇場は最後まで笑いが絶えず、皆さんに集中してご覧頂けたようです。

「上演時間が長い!」と言うクレームはなく、逆に「あっという間に終わってしまった!」とか、「上演時間が短い!」というお叱りの声を、沢山頂戴しました。

少しほっとしております。

 

とは言え、構想の3割増しの上演時間にしてしまってはいけません。

今後は、もっと厳しく、時間管理をしていきたいと思っています。

しっかり反省して、今後に生かしていきますね。

 

「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」大成功

 

昨日、無事、「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」を終えることが出来ました。

お陰様で、大成功でした!

昼・夜ともに、客席は満員!

会場は良い緊張感に包まれ、随所で爆笑が巻き起こっていました。

内容が内容だけに、好き嫌いは分かれたかもしれません。

しかし、クオリティの高さに関しては自信がありますし、お客様からも高い評価を頂きました。

ご来場下さった皆様、本当にありがとうございました。

 

この公演については、明日以降、もっと詳しくお伝えしていきます。

(今日は、もう、出かけなくてはならないので...)

 

いよいよ本日、「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」開催!

 

魔術師4.jpg

 

 

さあ、いよいよ本日、「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」を開催いたします。

我ながら、かなり面白く仕上がっています。

特に、ぷにぷに初参加の矢島未季さんには注目して下さい。

これほど気合いの入った役者さんは、なかなか、いませんからね。

皆さん、きっと、彼女の演技には驚かれることと思います。

爆笑必至!

見ないと、絶対に損します。

本当に面白いです。

是非、ご覧頂きたいと思います。

 

さて、座席の方ですが、丁度良い感じで空いています。

混みすぎず、空きすぎず、快適な観劇環境だと思います。

なお、昼・夜ともに、あと10席程度ご用意出来ます。

ご連絡頂かなくても、必ず、お座り頂けます。

(桟敷席を開ければ、もう10席は確保できますので...)

もし、今日、急に時間が空いた方がいらっしゃったら、直接劇場にお越し下さい!

暇つぶしには、もってこいだと思いますよ。

 

改めて、公演概要をお知らせしておきます。

 

 

★「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」

 

・開演時間:13:30(マチネ)&17:30(ソワレ)

(開場は開演の30分前)

 

・上演時間:約90分~100分

 

・会場:アトリエ無現

〒154-0003 東京都世田谷区野沢2-26-22川又ビルB1

(東急田園都市線・駒沢大学駅下車・東口より徒歩8分)

*地図は、下記をクリック!

http://labo-mugen.up.seesaa.net/HTML/map.htm


・料金:当日2000円

 

・上演作品:「節電刑事」「落語リークス」「史上最強の日本代表イレブン」「安定供給のために」「平成の大仏」「殺して」「世界の終わり」ほか

 

・作・演出・制作:石崎一気

・出演:石崎一気、矢島未季、立川らく太

 

皆様のご来場を、心より、お待ちしています。

では、アトリエ無現でお会いしましょう!

そして、大いに笑って頂きましょう!

 

「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」の最終稽古

 

今日、「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」の最終稽古を行ってきました。

矢島さん、らく太君と、ランスルーのような形で、ラフに全体を通してみました。

実に良い出来上がりですよ。

脚本も面白いですけど、役者たちの演技が凄い!

まさか、ここまで仕上がるとは!

予想以上の出来です。

演劇初心者向けに作った公演ですが、むしろ芝居通の方にこそ見て頂きたい!

そう思わせるほど、迫力ある演技になっています。

是非、明日、劇場に足をお運び頂きたいと思います。

 

公演直前には...

 

公演直前ともなると、さすがに沢山のご予約の連絡を頂戴します。

それと同じぐらい、「急遽、行けなくなった」というお知らせも届きます。

微妙な気持ち...。

 

 

「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」上演作品紹介

「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」の本番が、明日に迫ってきました。どうしましょう!?

考えても仕方ないので、時間の許す限り、お稽古に励みたいと思います。

さて、今回の公演は"放送禁止コント"を集めただけに、これまで、作品のあらすじをご紹介してきませんでした。

しかし、ここまで来たら、乏しい動員を伸ばす為にも、情報を開示せねば!(今さら、焼け石に水か?)

とにかく、ごくごく簡単に、上演する8作品をご紹介します。

具体的には、作品を象徴するセリフの一部を、掲載させて頂きます。

そこから、作品の雰囲気を汲み取って頂ければ、幸いです。

 

★オープニング・コント『節電刑事』 出演:立川らく太
「手前ら、なめんなよ!俺様の目は、節穴じゃねえ」

★新作落語『落語リークス』 出演:石崎一気
「皆さんは、"落語リークス"の事務所がどこにあるかご存知ですか?」

★サッカー漫談『史上最強の日本代表イレブン』 出演:石崎一気
「このメンバーなら、間違いなく史上最強のチームになるでしょうね...」

★SFコント 『安定供給のために』 出演:矢島未季、立川らく太
「当店には、食材を安定供給するシステムがございます!」

★政治風刺コント『平成の大仏』 出演:石崎一気
「そこらにある、でかいだけの大仏とはわけが違うんだ!」

★ブラック・ユーモア・コント『殺して』 出演:矢島未季
「でも、皆さんはきっとお知りになりたいんでしょ?どうして私が死刑になるかを」

★詩劇『世界の終わり』 出演:石崎一気
「本当は、お前だって気が付いてるんだろ?世界が終るってことを...」

★アンコール・コント 『?????』 出演:立川らく太、矢島未季、石崎一気
最後は、劇団ぷにぷにパイレーツ名物のアンコール・コントです。お客様のご希望があれば、上演させて頂きます。

 

悪ノリしてしまった...

 

 

立川FMスタジオ.jpg

 

昨日、"FMたちかわ"の番組「立川・多摩地域情報局 in AREAREA」に、立川らく太君とともに、ゲスト出演させて頂きました。

12:18頃から、13:00の番組終了間際まで、たっぷり「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」についてお話させて貰いました。

 

正午に、らく太君と集合して、軽くネタ合わせ。

幾つかギャグを仕込んでから、本番に臨みました。

まったく台本のない、完全フリートークの生放送です。

気心知れたらく太君とのコンビで、楽しくお話できたと思います。

アドリブのギャグも、速射砲のように連発出来ました。

ただ、ちょっと受けようとし過ぎて、悪ノリしてしまったかもしれません。

笑いは取れたと思うのですが、果たして、公演のPRになったかどうか...。

いずれにせよ、"ぷにぷにパイレーツ"のような弱小劇団が、FMラジオで取り上げて貰えるのは本当にありがたいことです。

DJの伊東かおりさんに感謝したいと思います。

(上の写真の後ろに写っているのが、かおりんさんです)

 

スタジオからの帰り、らく太君と、今回の公演について、色々お話が出来ました。

普段の稽古の際には、なかなかゆっくり喋る時間が取れませんからね。

らく太君から見た「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」の作品の印象を聞けて、非常に参考になりました。

僕が感覚的に施した演出がいかに面白いか、らく太君が熱く、かつ論理的に話してくれるので、意外な発見も沢山ありました。

自作ではありますが、相当良質なコントが揃ったものだと、改めて自信を深めることが出来ました。

 

ちなみに、昨夜は、らく太君と矢島未季さんは、2人で稽古場を借りて、稽古を行ったそうですよ。

共演する『安定供給のために』やアンコール・コントを合わせた筈です。

この2人は、芝居で組む上で、すごく相性が良いように思います。

どんな風に仕上がっているのか、明日の最終稽古が楽しみですね。

 

夕方、少し時間が空いたので、パンフレットを印刷してお客様にお配りする形に整えたり、荷造りを行ったりしました。

ちょっとづつですが、本番に向けて、準備を進めています。

気が付けば、17日まであと2日しかないではありませんか!

今日も、地道に稽古に取り組みます。

 

本日、劇団員と一緒に、ラジオ出演します!

 

"ぷにぷにパイレーツ"のような一流劇団になると、公演前には取材が殺到します。

なんていうのは、勿論冗談です。

でも、時々は、そんなお声を掛けて頂くこともあるんです。

 

急な話で恐縮ですが、実は本日、"FMたちかわ"のお昼の生放送番組"立川・多摩地域情報局 in AREAREA"に、立川らく太君とともに、ゲスト出演させて頂きます。

(「ぷにぷに!赤いカーニバル」直前にも出させて頂いた、あの番組です)

 

今回は、「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」について、たっぷりご紹介させて頂くことになります。

 

番組の放送時間は11:00~13:00ですが、僕の出演は12:18からになります。

立川駅前の"AREAREA"ビル3階の"ラーメンスクエア"の一角にあるサテライト・スタジオからお送りします。

スタジオがリニューアルされて広くなったそうなので、大勢で出演することも可能になりました。

(ちなみに、ラーメンスクエア には全国のラーメンの名店が集まっています)

 

FMたちかわの周波数は、84.4MHzです。

立川・多摩地域にいらっしゃる方は、是非、ラジオでお聞きになって下さい。

また、サイマルラジオという形で、パソコンを通して、全国どこでも"FMたちかわ"の放送を聞くことが出来ます。

下記のサイトを開いて、FMたちかわの「放送を聞く」をクリックして下さい。

http://www.simulradio.jp/#kantou

 

よろしければ、番組あてにメッセージをお寄せ下さいね。

FMたちかわHPの"メッセージ・リクエスト"の所からお送り頂けます。

http://www.fm844.co.jp/

 

昼休みのひと時、是非、お聞きになって下さいね。

"放送禁止コント"をラジオでどう伝えるか、難しいところですけど...。

立川らく太君が、生放送で暴走しないことを祈っています。

 

エネルギーを放射

 

「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」まで、あと4日なんですね。

時の経つのは、なんて早いんでしょう!

 

さて、昨日は、立川らく太君、矢島未季さんとお稽古を行いました。

矢島さん、芝居が凄く良くなりましたね。

表層だけの演技ではなく、心の奥底からエネルギーを放射できるようになってきました。

ご覧になる方は、きっと、その迫力に圧倒されてしまうに違いありません。

見ていて呼吸が苦しくなったり、まっすぐ座っていられなくなる方が出る可能性もあります。

これだけパワーのある芝居をできる女優さんは少ないので、皆さん、きっと驚かれることと思います。

是非、"見る"というより、"体験"しに来て下さい。

 

そんな矢島さんが、生来の可笑しみを持つらく太君と組むのですから、これは面白いですよ。

めくるめくナンセンスの連続!

ノンストップで展開される芸能の数々!

そして、強烈なブラック・ユーモア!

僕自身、この二人の大ファンになってしまいました。

何度見ても、笑いがこみ上げてきます。

特に、『安定供給のために』という作品は素晴らしい!

僕だって、本番日は、昼・夜の2回ともしっかり見るつもりです。

見逃すのは、あまりに惜しいので...。

 

さて、懸案の『落語リークス』ですが、やっぱり上演することにしました。

お稽古を何度も手伝ってくれたW君が、「是非見たい」とコメントしてくれたからです。

(W君が、本番を見られるかどうか、まだ分からないのですが...)

時間短縮の為に、かなりテンポ・アップして上演します。

"柳家"から、"古今亭"の話芸に変わった感じです。

ペースを上げたら、約3分短縮することが出来ました。

しかも、とても上演しやすくなりました。

僕の本来のリズムは早めなので、早口でやった方がしっくりくるんですよね。

また、演技にバカバカしさを少し足してみました。

これで、きっと、笑いの量が増えたことと思います。

 

こんな風に、最後の最後まで、僕らは悪あがきをしています。

果たして、本番は、どんな演出になっていることでしょう?

 

やるべきか?やらざるべきか?

 

「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」の上演時間を、当初、90分と見積もっていました。

しかし、現状では、約100分になりそうです。

 

『落語リークス』と『史上最強の日本代表イレブン』が、それぞれ約10分。

『安定供給のために』と『平成の大仏』が、どちらも約15分。

『殺して』が、最も長くて、30分強(かなりカットした筈なのに...)。

『世界の終わり』が、6分。

『節電刑事』とアンコール・コントは、まだ時間を計っていませんが、大体6~7分でしょう。

 

いつも本番は、稽古の1割増しになりますので、110分ぐらいになる可能性があります。

これではちょっと長すぎるので、1作品、上演を取り止めるかどうか、迷っています。

 

やめるとすれば、僕が上演する『落語リークス』だと思います。

でも、せっかく大量のセリフを覚えたのですから、やってしまいたいという気持ちもあります。

しかも、この作品は、今年中に上演してしまわないと意味がないのです。

本公演で唯一、外国のニュースをパロディにしたモノなので彩りとしては入れておきたいのですが、ピンと来ないお客様が多いかも知れません。

やるべきか?やらざるべきか?

頭が痛いところです。

エコ劇団

 

「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」で上演する『世界の終わり』という作品用の衣装を買ってきました。

非常に抽象的な小品ですから、本来、衣装は何だって良いんです。

でも、アートな雰囲気いっぱいの作品なので、せっかくだから、アーティスティックな衣装にしようと思ったんです。

しかも、今回、僕が出演する他の作品の衣装が、その役柄を表現する具体的なものばかりなんですよね。

ですから、思い切って、服を2点、買ってしまったんです。

 

ぷにぷにパイレーツのコンセプトからすれば、高額な買い物は許されません。

何軒か廉価な店を見て回って、オーガニックな感じの上下を買ってきました。

ズボンは1800円。

シャツは780円。

上下合わせて、2580円です。

勿論、どちらも新品です。

まずまずの低価格でしょ?

素材感も、色合いも、とてもナチュラルで、今回の公演の趣旨にぴったりだと思います。

しかも、シャツの方は、公演後、普段着として活用できそうです。

ズボンも、マイムの稽古に使えそうです。

我ながら、良い買い物ができたと思います。

 

『史上最強の日本代表イレブン』と『平成の大仏』では、以前着用した衣装を、そのまま使います。

『落語リークス』では、25年前から持っている衣装を着用するつもりです。

らく太君も、矢島さんも、特に衣装を買い足す必要はない筈です。

どうです?かなりエコな劇団でしょ!

「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」まで1週間

 

12月17日(土)の「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」まで、丁度、1週間となりました。

そろそろ、パンフレットやアンケートを印刷したり、衣装や小道具の荷造りをしたりしなくてはなりませんね。

また、舞台監督のCさんとも打ち合わせをして、意志疎通を図る必要もあります。

さすがに本番が近付いてくると、やることが色々ありますね。

 

さて、先週、「ソワレの予約が3人しか入ってない!」とお伝えしました。

お陰様で、今週は、夜の部(17:30開演)に沢山のご予約を頂戴いたしました。

現在は、マチネに遜色のない予約数となっています。

とは言え、昼・夜ともに、それぞれ、まだ20席程度の余裕があります。

皆様、是非、ご予約をお願います。

 

12月4日の稽古の段階で、作品は、相当面白く仕上がっています。

特に、『安定供給のために』やアンコールで上演するコントなどは、秀逸です。

演出をしている僕ですら、笑いが止まりません。

相当、可笑しいですよ。

内容が内容だけに、人を選ぶ作品群かもしれません。

でも、心ある方がご覧になれば、必ずや、お楽しみ頂ける筈です。

立川らく太君や矢島未季さんの魅力を、随分引き出せたのではないかと、自負しております。

なかでも、矢島さんは稽古を通して、演技の実力を身に付けてきましたね。

飛躍的な成長を見せてくれました。

2週連続で見学に来たW君も、長足の進歩に驚いていました。

ギャグだけでなく、役者たちの演技にも、ご注目頂きたいと思います。

(矢島さんの『殺して』の迫力は、物凄いです!)

 

ここで、どうでも良い話を!

僕がここに書いている文章を、毎日、200名程の方がお読みになっています。

(その数はほぼ固定されていて、日々の誤差は10名以内です)

それなのに、公演の動員があまり伸びないのは、なぜなんでしょう?

地方や外国在住の読者の方が多いのでしょうか?

僕の書く芝居はつまらないけど、文章には興味があるという感じなんでしょうか?

ところが、実際に公演にお越しになる方の大半は、この文章をお読みになっていないようなんですよね。

一体、どうなっているんでしょう?

WTC 9/11 の続き

 

スティーブ・ライヒの新譜「WTC 9/11」について、補足しておきます。

 

実は、このCDの最大の聞き物は、後半に収録されている『Mallet Quartet』の方なんです。

SO PERCUSSIONというグループの演奏ですが、これは良い!

なんでしょう、このカッコよさは?

音楽には違いないんですが、これは最早、音楽という小さなカテゴリーに入れられるものではありません。

"人生"とか、"時間"とか、"宇宙"とか、"生命"とか、極めて観念的なことを具体化したらこうなった!

そんな芸術です。

百万の言葉を駆使しても、この深みには、全然到達できません。

それだけ凄い音楽なのです。

こんな素晴らしいCDを聞くと、ただただ自分の無力を痛感するばかりです。

こうなったら、ライヒ大先生の前にひれ伏し、この音楽を浴び続けるしかないでしょう。

そんな訳で、僕は、最近、時間のある時には、スピーカーに対峙する形で、このCDを集中して聞いております。

 

実は、このCDには、おまけが付いています。

DVDで、『Mallet Quartet』の演奏シーンを見ることが出来るんです。

何とも冴えない、稽古場のような、倉庫のような所で演奏しているんですが、これがカッコいい!

音楽DVDって面白くないものが多いんですけど、このDVDからは目が離せません。

最高です!

 

ただ、ちょっとご注意申し上げます。

このCD、決してポップなものではありません。

気楽な気持ちで聞いても、恐らく、楽しめません。

じっくり芸術に向き合う覚悟のある方だけに、こっそりと、お薦めしたいと思います。

WTC 9/11

 

 

ライヒ.jpg

 

スティーブ・ライヒの最新作「 WTC 9/11」を買ってきました。

2001年9月11日に起こったアメリカ同時多発テロ事件をテーマにした曲を、クロノス・カルテットが演奏したものです。

事件当時の管制官の声、目撃証言、回顧、遺体の前で捧げられた鎮魂歌などの実音が使われています。

歌詞の大意を翻訳した文章を見つけましたので、ご紹介させて頂きます。

 

I. 9 / 11
北アメリカ航空宇宙防衛司令部:

ボストン発

ロス行き

進路を南に変える

航路逸脱

ボストン

ロス
進路を南に変える
航路逸脱
パイロットと交信不能

ニューヨーク市消防局:
出動
飛行機が世界貿易センターに衝突
全救急隊出動せよ
飛行機が世界貿易センターに衝突
崩壊
メーデー! リバティー・アンド・ウエスト通りは瓦礫で閉ざされる
第2の飛行機
メーデー!メーデー!メーデー!
息が苦しい
第2のビルが崩壊

II. 2010
近隣住民、ニューヨーク市消防局員、世界貿易センターに最初に到着した救急車の運転手
「授業中でした」「子どもたちはグランド・ゼロの近くの一画の学校に通っていました」「最初の飛行機はまっすぐに頭上をビルに向かいました」「私は目を疑いました」「炎」「ビルの一つが炎に包まれました」「事故」「事故ではない」「逃げました」「叫び」「それから第2の飛行機が衝突しました」「人々がビルから飛び出してきました」「最初の救急車が到着しました」「混乱」「どうすることもできない」「地が揺れはじめました」「そう、ビルが倒壊しました」「逃げろ!」「突然辺りは真っ暗になりました」「目の前が見えなくなりました」「ビルの破片が私たちを巻き込みました」「死」「静寂」「街はちりに被われました」「三千の人たちが殺されました」「次に何が起きるのか?」

III. WTC
近隣住民、犠牲者のそばにいた女性たち埋葬の日まで詩編24章7節を唱える、美しいチェロ演奏、祈祷
「遺体がマンハッタン東側の大きなテントに運ばれました」「私は詩編を一晩中朗読しよう」「座って」「ただ座って」

あなたの出で立つのも帰るのも主が見守ってくださるように。今も、そして、とこしえに。

見よ、わたしはあなたの前に使いを遣わして、あなたを道で守らせ、わたしの備えた場所に導かせる。

 

このCDは、ただただ凄いとしか言いようがありません。

これだけ強烈なメッセージ性を湛えた芸術が、他にあったでしょうか?

悲痛な叫び、絶望、虚無が、音楽になって私たちの耳に襲いかかってくる印象です。

僕は、「聞く」というより、「耳から飛び込んだ音が、脳まで削り取っていく」ようなイメージを持ってしまいました。

僕の文章力では、この作品の偉大さを表現することは不可能です。

確かに、英語が分からないと難しい部分もあるかもしれません。

でも、芸術を志向する者なら、絶対に聞くべきです。

あまりに圧倒的ですから...。

 

音楽という非常に抽象的なメディアですら、こんなにはっきりとした主張を打ち出せるのです。

日本の演劇界は何をやっているのでしょう?

今こそ、自分たちの声を発信すべき時なのに!

 

なお、このCDは、ライヒ生誕75周年、ミニマルミュージック50年を記念したものだそうです。

75歳にして、こんな大傑作を創作出来るとは!

僕も、まだまだ頑張らなくては...。

アジカン

 

「最近、私、"アジカン"にはまってるんです」

こんな言葉を聞いて、僕はてっきり、"アジアン・カンフー・ジェネレーション"のことだと思ってしまいました。

ロック・バンドの"アジカン"も、人気はあります。

しかし、このところ、都会のOLさんたちに好評なのは、別の"アジカン"のようなんです。

 

漢字で書けば、「阿字観」となります。

読み解けば、「"阿"という文字を観る」ということです。

これは、真言密教の瞑想法の一つだそうです。

静かな場所を選んで、姿勢を正し、呼吸を整えて意識を集中させ、"阿"の字を心に留めます。
そして、この"阿"の字を、徐々に大きくしていくのです。
まずは、自分の住む町の大きさにしてみます。
これが出来たら、次には都道府県ほどの大きさに。

そして日本の大きさ、地球の大きさ、さらに、無限に広がる宇宙の空間にまで大きくしていきます。
この過程の中で、自己を見つめていき、「世界と自分はひとつである」ことを実感していくのだそうです。

この「阿字観」の教室や講座が都内各所で催され、沢山の女性たちの人気を集めているんですって!

 

なぜ女性たちが「阿字観」にはまるのか、その理由は僕には分かりません。

でも、「阿字観」の考え方は、僕には、とても良く理解出来ます。

舞台での演技のやり方は、まさに、「阿字観」そのものだからです。

役者は、(字こそ見ませんが)心に湧いたイメージや感情を、どんどん大きくしていきます。

やがて、それが、劇場を満たし、世界を満たし、宇宙を満たしていきます。

そんな感覚で、体内から熱を、思いを、無限に放射していく...。

それが演技の根幹だと、僕は思っています。

新劇や小劇場演劇には、そんな発想はまったく無いようです。

でも、能・狂言などの古典芸能には、その演技法がしっかりと伝えられています。

東欧の演劇にも、そんな伝統があるそうなんです。

この「阿字観」的な方法は、感情表現は勿論、心をコントロールするのに適しているのだと思います。

 

とは言え、僕には、まだまだ、心を自由に制御することは出来ません。

毎朝、少し時間を取って、トレーニングしていますが、心は千路に乱れるばかり...。

修行が足りませんな。

『平成の大仏』演出見直し

 

この期に及んで、『平成の大仏』の演出を、大幅に見直すことにしました。

よりコントチックに、バカバカしくなるように、修正します。

"放送禁止コント"という重苦しいものを、なるべく気軽に見られるようにしたいと思ったんです。

セリフも直しましたが、それ以上に、動きが相当変わってきます。

特に、様々なタイミングが、まるっきり別のモノになってしまいました。

また、覚え直しです。

 

それにしても、社会風刺コントって難しいですね。

日々、社会状況がどんどん変化していくので、それに合わせて、こまめに内容を変えていかなくてはなりません。

(勿論、社会はどんどん悪い方に変化しています)

しかも、役にどっぷりと感情移入する感じにならないので、僕にとっては、とてもやりにくいんです。

また、お客さんの雰囲気によって演じ方も変わってくると思うので、柔軟に稽古しておく必要があります。

コントは、地味ですけど、意外に、努力が必要なんですよ。

しかも、その努力の跡を、お客様に気付かれてはいけないんです。

相当、頑張らないと!

サンキュー!W君

 

昨日、久々に、出演者全員参加による「ぷにぷに!放送禁止」コント祭りの稽古を行いました。

いやー、面白い!

これは絶対に面白いです。

特に、らく太君と矢島さんのペアは最強です。

実に素晴らしいコンビネーションを見せてくれます。

我ながら、脚本も演出も良い出来だと思うんですが、僕が意図した以上の可笑しさが生まれています。

僕も、稽古を見ながら笑いっぱなし!

ダメ出しを忘れて、笑い転げておりました。

コント・ファンなら、この公演は見ておかないと!

「演劇って、こんなに良いモノだったのか!」って、僕は再認識してしまいました。

 

矢島さんの一人コント「殺して」も、相当、仕上がってきました。

いい雰囲気が出てきましたよ。

約30分の長編ですが、ダレ場がほとんどありません。

ラストシーンの面白いことったら!

これぞ、芝居です。

 

先週に続いて、僕の高校の同級生W君が遊びにきてくれましたが、楽しんでいたようですよ。

結構、笑い声をあげていました。

W君は、自分で焼いたケーキを持ってきてくれました。

これがまた、絶妙に美味で、稽古を盛り上げてくれました。

また、稽古での代役まで務めてもらって、大変助かりました。

サンキュー!W君。

 

そんなわけで、順調に稽古は進んでいます。

皆様には、是非、本番をご覧頂きたいと思っています。

ご予約を、心よりお待ちしています。

立川らく太君、二つ目昇進情報

 

昨日、僕が書いた文章を、皆さんお読み下さったのでしょうか?

「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」のソワレに、急に、予約が集まりました。

たちまち、夜の部のお客様が二桁に突入!

ほっと胸をなで下ろしているところです。

しかし、油断は禁物です。

ますます、動員を頑張らないといけません。

とはいっても、僕には、HP等で告知するぐらいしか出来ませんけどね...。

 

さて、「ぷにぷに!放送禁止コント」に参加してくれる、落語家の立川らく太君。

皆さん、もう、すっかりお馴染みですよね。

そのらく太君の最新情報をお伝えしましょう。

 

来年3月31日をもちまして、らく太君は、二つ目に昇進いたします。

それを機に、名前も"立川志獅丸"に変わります。

読み方は、"たてかわ・ししまる"です。

4月頃、記念のイベントも計画中だそうです。

 

皆様、より一層のご支援、よろしくお願いしますね!

 

立川らく太01.jpg

 

「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」まで2週間

12月17日(土)の「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」本番まで、今日で丁度2週間となりました。

いやー、​緊張感が高まってきましたね。

慌てて何かするということはないんですが、日々の稽古を、より集中力を高めて​頑張っていきたいと思っています。

 

さて、「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」の、ここまでの予約状況をお知ら​せしておきましょう。

13:30開演のマチネは、極めて順調に、ご予約を頂いております。

劇団ぷにぷにパイレーツとしては、久々​に、かなり良いペースです。

"残席僅か"と言っても、過言ではありません。

しかも、毎公演、本番2週間前か​ら、急に予約が殺到し始めます。

ですから、この調子でいけば、昼の部は、大入り満員間違いなしです。

マチネ​を希望される方は、ご予約をお急ぎ下さい。

 

心配なのは、17:30開演のソワレです。

今日は、本当のことを​お話ししましょう。

現在までにご予約頂いた方の数を聞いて、皆さん、驚かないで下さい。

いまのところ、3名​様のみのご予約です!

これは凄い!

なんということでしょう!

出演者とお客様の数が、同じではありませんか!

​まさか、マンツーマンで、お芝居をやることになろうとは...。

(まだ、そうなると決まった訳ではありませんが​)

かつてない、出足の遅さです。

噂には聞いていましたが、日本人は、休日の夜、出歩かないようになってしま​ったんですね。

(様々な業種の方が、皆さん、口を揃えてそうおっしゃっているので、間違いないでしょう)

以​前より、開演時間を30分早めてみましたが、焼け石に水でした。

やはり、メジャー劇団の方々の言う通り、1​回目は11:00開演、2回目は15:00開演にすべきだったのかもしれません。

うーん、見通しが甘かった​...。

 

しかし、一旦、決めたスケジュールを変えるわけにはいきません。

なんとか、ソワレにもお客様に来て頂け​るよう、PRせねば!

「昼でも、夜でも、どちらでも良い」というお客様は、是非、ソワレをご利用下さい。

か​なりゆったり座れますので、足やお尻も痛くならない筈です。

"放送禁止コント"を、ラグジュアリーな気分で​お楽しみ下さい。

しかも、今回上演する内容ですが、昼間から見るような感じのモノでもないんですよ。

かなり​どす黒い公演になることを保障いたします。

夜に見た方が、面白さがアップすると思うんですけど...。 

チラシ発送編

 

昨日ご紹介した『ソロ・マイムギャラリー2011』Bプログラムに行ってきました。

いやー、良かったですねえ。

素晴らしかった!

石川紫織さんが、たった一人で90分間ノンストップで上演するんですが、これが凄い!

すべての瞬間が美しいんです!

パントマイムやダンスのような動きのシーンは勿論ですが、皿回しや、アクロバット的な動きにおいても細かい部分まで動きの質にこだわっているのが良く分かります。

とにかく、動きのキレが圧倒的です。

途中、物語を聞かせる場面もあったりして、バラエティにも富んでいて、飽きさせません。

ラストの、空中ブランコは、本当に感動的でありました。

皆さん!これは、絶対見るべきです。

明日、土曜日の夜7時からも公演がありますので、お時間のある方は、是非ご覧下さい。

絶対に損はさせませんよ。

劇場は、氷川台駅から徒歩7分の"スタジオPAC"です。

 

なーんて、人の公演の告知をしている場合ではありません。

「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」のPRをしなくては!

 

日曜日の稽古の際、もう1本、予告編動画を撮影しました。

ユーチューブにアップしたので、ご覧下さい。

今回は、「チラシ発送編」です。

 

ソロマイム・ギャラリー2011

 

今日と明後日の夜、汎マイム工房の看板女優、石川紫織さんがソロ公演を行われます。

石川さんには、「オーガニックマイムな夕べ2」でお手伝い頂いたほか、いつも大変お世話になっています。

石川さんは、パントマイムだけでなく、クラウン芸や、空中ブランコまでお得意とされているそうです。

ですから、今夜の公演も、どなたにでも楽しめる面白いものになることは間違いありません。

お時間のある方は、是非遊びにいってみて下さい。


『ソロマイム・ギャラリー2011』Bプログラム

出演:石川紫織

12月1日(木)19:00~、12月3日(土)19:00~

劇場:スタジオPAC(氷川台駅・徒歩7分)

 

この公演には、他のプログラムもございます。

Aプログラム

出演:神山一朗、藍義啓、五十嵐佑介

11月30日(水)19:00~、12月3日(土)14:00~

 

Cプログラム

出演:ヨネヤマママコ、あらい汎、高桑三枝

12月2日19:00~、12月4日14:00~ 

 

詳しくは、下記のサイトをご覧下さい。

http://hanmime.com/index_hanmime_kouen.html