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「TIME」

 

お薦めの映画をご紹介します。

今回は、「TIME」というSF作品です。

監督・脚本は、『ガタカ』の監督や『トゥルーマン・ショー』の脚本で知られるアンドリュー・ニコル。

主人公ウィルを演じるのは元イン・シンクでソロシンガーとして成功した、ジャスティン・ティンバーレイク。

まずは、ストーリーから!

 

そこは、お金の代わりに"時間"が通貨として売買される世界。

25歳になった時から、体内時計が、余命の時間を刻んでいきます。

スラムゾーンに住む青年ウィルは、余命あと23時間。

しかし、偶然、ひとりの男から100年分の時間をもらい、富裕ゾーンに入りこみます。

そこには、半永遠の命を持ち贅沢な生活を送る人々がいました。

ウィルは、そこで、富豪の娘シルビアと知り合います。

その頃、時間の秩序を守る監視局員たちが、ウィルの追跡を開始していました...。

 

この映画は良いですよ。

まず、なんでこんな世界になったのかといった、余計な説明が一切ない!

非常に不条理な世界なんですけど、それを皆が受け入れているんです。

これって、今の日本と似ていませんか?

また、貧富の差がどんどん開くようになっている社会構造も、象徴的です。

一方、時間を有効に使うのは、時間が限られていることを意識している人間である点も、皮肉なものです。

当然、無理がある展開や、すっきりしないラストといった問題点はありますけど、僕はそんなこと一切気になりません。

エンタテインメントでありながら、強烈な社会風刺を利かせた秀作であると、高く評価します。

 

なんといっても、全ての物価が、余命の時間で換算されるのが面白いですね。

バス料金が2時間、高速道路の料金が1ヶ月、高級ホテルの1泊は1年なんて、凄い発想だと思いません。

我々の貰う給料やギャラも時間を売った代わりに得るモノではありますが、こんな風に、時間で表示されたら、何も買えなくなってしまいますね。

見終わった後、ゾッとする作品であります。

 

最近の映画にしては珍しく、残虐なシーンや猥褻な描写が少ないので、どなたにでもお薦め出来ます。

ただ、後味の良い作品ではありませんが...。

 

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