ぷにぷにパイレーツ

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ガールズ・ミリタリー

 

 

レインボータウンFM.jpg


一昨日の夜、立川志獅丸君と、レインボータウンFMの番組「ガールズ・ミリタリー」に出演してきました。
オンエアは、木曜日の20:00~21:00。
木場駅のそばにあるイトーヨーカドーの一角の、木場スタジオからの生放送でした。

レインボータウンFMは、コミュニティFMとは思えないほど充実した放送局でした。
メジャーなFM局のサテライトスタジオ並みの、立派なスタジオでした。
なにしろ、スタジオは、ビルの一角を借りているのではなく、独立した建屋なんですから!
他の時間帯には、結構有名なタレントさんが出演しているようです。
番組表を見ると、猫ひろしさん、北陽さん、時東ぁみさん、三東ルシアさん、石川敏男さんなどの名前がありました。

僕は、普段、放送の仕事をしています。
「ガールズ・ミリタリー」は、それとはまったくイメージの異なる番組でした。
番組の台本は勿論、進行シートさえ存在しない、ゆるーい番組です。
内容に関する打ち合わせも一切ありません。
本番中でさえ、何分間喋って良いのか、まったく分かりませんでした。
(実は、メイン・パーソナリティのフルネームさえ、僕は分からないままでした)

20:10分頃、スタジオ内に呼び込まれて、トークがスタート!
7月7日開催の「ぷにぷに!七夕祭り」のご紹介を行いました。
どうやらロックの番組だったらしく、パーソナリティの方は、演劇やマイムに関する知識はほとんどお持ちではないようです。
そこで、公演そのものというより、演劇の魅力や、演技とはどのようなものかといった、基本のレクチャーに終始してしまいました。
でも、そんな話に大変興味を持って頂けたようで、我々の出演時間がどんどん伸びていきました。
当初は10分程度と聞いていたのですが、結局20分近く喋っていたように思います。
随所にギャグを織り交ぜてお話ししたので、とても喜んで頂けたようです。
公演に対する宣伝効果がどれほどあるものなのかは分かりません。
でも、亀戸ハードコアの地元、江東区の皆さんに聞いて頂ける訳です。
たっぷりアピールしてきましたよ。
これで、一人でもお客様が増えると有難いのですが...。

「ぷにぷに!七夕祭り」は、まだまだお席に余裕がございます。
特に、13:30開演の昼の部は、大変空いています。
是非、ご来場賜りますよう、お願い申し上げます。

 

志獅丸.jpg

 

 

「究極のロハス・スタイル」のご紹介

これから、7月7日(土)、亀戸ハードコアで開催する「ぷにぷに!七夕祭り」の情報を、小出しにしていきますね。

公演の冒頭で、新人女優・文(ぶん)さんが、一人芝居「究極のロハス・スタイル」を上演します。この作品は、ロハス教室の講師を主人公としています。”健康で持続可能なライフスタイル”を標榜する”LOHAS”をテーマに、環境問題を鋭く抉るブラック・ユーモア・コントとなっています。かなり黒い笑いなので、恐怖を味わうお客さまも多いかもしれませんね。
主演の文(ぶん)さんは、エア・ボクシングで全国2位!アマチュアボクシング女子の部で1位になった、女性ボクサーです。持ち前の運動神経を生かした文(ぶん)さんの演技が、見どころになっています。上演時間は約15分です。
無農薬野菜やオーガニック栽培にこだわっているあなた!必見ですよ!

衣装選びの穴場


舞台衣装は買うに限ります。
ギリシャ悲劇やシェイクスピアをリアルに上演しようとすれば、自分たちで作るしかありません。
でも、現代劇の場合、既製品を買ってきた方が絶対に良いです。
出来栄えも綺麗だし、第一、安い!
手作りしようと思って生地を買いにいくと、その高さに驚かされます。
縫製してあるモノの方が、大概、安いんですよね。

出来るだけ制作費を安くあげたい僕としては、まずはユニクロと無印良品をチェックします。
しかも、50%OFFになっているセール品を攻めます。
特殊な役でない限り、ほとんどの場合、これで衣装はまかなえると思います。
衣装が目立ちすぎず、かといって、稽古着にも見えない、丁度良いラインですね。
ぷにぷにパイレーツの劇団員には、ユニクロと無印良品から選ぶようにアドバイスしています。

しかし、残念なことに、僕自身には、これらのブランドは、あまり合わないように思っています。
体格がガッチリした僕がユニクロの服を着ると、必ず、軍人のように見えてしまうんですね。
さもなければ、殺し屋かマフィアのような感じになってしまいます。
(見た人は、決まって、「強そうですね」という感想をもらします)
胸板の厚さが強調されるデザインなんでしょうか?
二の腕の太さも目立つんですよね。
また、無印良品の服を着ると、今度は舞踏家や、妙な芸術家風に見えてしまうんです。
似合う人には凄く良いブランドだと思いますけど、僕には、今一つ違和感があるんですね。

そこで、ふと思い付いて、イトーヨーカドーの男性洋品売り場に行ってみました。
ここは良かったですよ!
ぷにぷにパイレーツの作品の登場人物にぴったりの衣装が、沢山売られていました。
しかも、価格が安い!
ユニクロと遜色ない低価格です。
家庭劇とかサラリーマン劇等、市井の人を主人公にするなら、イトーヨーカドーは絶対お薦めです。
僕も、早速、一式購入してしまいました。

しかし、今どき、普通の人々をリアルに演じる劇団なんて珍しいんですよね。
演劇界では時代劇やSF等が全盛ですから、「やっぱり衣装は作るしかない」という劇団の方が多いのかもしれませんね。

レインボータウンFM


今夜、レインボータウンFMに出演させて頂くことになりました。
多分、夜8時から放送の「ガールズ・ミリタリー」という番組です。
スタジオは、木場スタジオです。
立川志獅丸君と一緒です。
7月7日(土)開催の「ぷにぷに!七夕祭り」をPRさせて頂けそうです。
何分ぐらい出られるものなのか、何を話せば良いのか、まったく分かりません。
当然、出たとこ勝負!
せいぜい、大騒ぎしてきます。
レインボータウンFMが聞ける環境にある方は、是非、お聞き下さい。
(江東区周辺なら聞ける筈です)
それにしても、「ガールズ・ミリタリー」って、どんな番組なんでしょうね?

 

「ぷにぷに!愛の劇場」パンフレット作成


せっかちな私!
昨夜、ふと思い付いて、「ぷにぷに!愛の劇場」のパンフレットの原稿を書き上げてしまいました。
"愛の劇場"という公演タイトルから長文を生み出すのは、なかなか大変です。
でも、一旦アイディアの素が浮かんでしまえば、もう書きたくて仕方なくなります。
「後日書こう...」なんていう風に後回しにすることが、出来ないんですね。
たとえ夜中でも、僕は我慢できずに、一気に書き上げてしまいました。
むしろ長くなりすぎて、かなりの量カットしなくてはならなくなった程です。

書き終えた文章を読み直すと、かなりハードな内容になっていましたね。
例によって"放送禁止"!
勿論、ネット上でもご紹介出来ません。
劇場にご来場頂いた方だけに、お読み頂きたいと思っています。
お客様の内、どれぐらいの人が読んで下さっているのかは分かりません。
でも、心を込めて書いていますので、お読み頂ければ幸いです。

ああ...、パンフレットの印刷もしなくちゃ!

 

「貝殻」大好き!


「ぷにぷに!愛の劇場」でサックスを生演奏してくれる田口雄太さんは、公演の最後に上演する作品「貝殻」が大好きなんだそうです。
(30代後半以上の)比較的年齢が高い人向けに書いた作品なんですが、若い田口さんにも共感して頂けたようです。
ファンタジック、かつ、ロマンチックな作風を気に入って貰えたのだと思います。

僕の作品の大半は、悪意に満ちた、黒いグロテスクなものです。
(「でぶっちょ人形」なんて、まさにそんな作品です)
皮肉と風刺を主軸に、人間の邪悪で愚かな面をデフォルメして描いた物語が多いんですね。

でも、時々は、爽やかで甘い作品も上演しているんですよ。
例えば、「ひまわり」や「You're only lonely」といった作品が挙げられます。
これらは、上演後数年が経過しているというのに、いまだに「あれは良かった!」という声が頻繁に聞かれます。
やはり、お客様は、舞台に美しい夢を見たいんですね。
(なにも、お金を払ってまで、厳しい現実を見に行きたいとは思わないですよね...)

「貝殻」は、まさに夢の世界です。
詳しいストーリーはご紹介しませんが、皆さんが大好きな"恋の物語"です。
しかも、超スィート!
とろけるほど甘い世界をお届けします。
ここまで甘い作品は、まず存在しないでしょう!
(でも、後日振り返ると、こんなにビターな作品はないと思われる筈ですが...)

「貝殻」の主人公は、本来の僕のキャラクターとは合わない設定かもしれませんが、頑張って演技しますね。
そんな僕自身、甘いシーンを演じるのが楽しくて仕方ありません。
特に、起承転結の"転"の部分は、「これぞ演劇の醍醐味」と言えるほどの大胆な演出が施してあります。
(詳しく説明出来なくてごめんなさい)
そのシーンをやるために、この芝居を書いたと言っても過言ではありません。
多分、どなたもご覧になったことのないようなシーンになっていると思いますよ。
パントマイムの手法ならではの、独特な演技をお見せするつもりです。

せっかくですから、ラスト・シーンも甘くしておきました。
初稿では厳しい現実が押し寄せてくる終わり方にしてあったんですが、やはりお客様にはサービスしなくては!
芸術性も大切ですけど、お客様には、素敵なお土産をお持ち帰り頂きたいと思います。
"美しい恋の思い出"というお土産を...。

 

「ぷにぷに!七夕祭り」動画CM

 

昨日、「ぷにぷに!七夕祭り」のお稽古でした。
前回から2週間空きましたが、その間に、みんな長足の進歩を遂げておりました。
今日が本番でも問題ない人もいましたよ。
僕も、ダメ出しをしながら、何度も吹き出してしまいました。
相当、可笑しいですよ。
自分で言うのもどうかと思いますが、ここまで上質な笑いは、小劇場では滅多にお目に掛かれない筈です。
是非、生で、お楽しみ頂きたいですね。
とは言え、本番まであと2週間あります。
最後の追い込みで、役者の皆さんには、美しい舞台作って頂きたいと思います。
次回の稽古は、今週の土曜日です。
これが、最後の稽古となります。
頑張って頂きましょう!

昨日、稽古の合間を縫って、公演の動画CMを撮影してみました。
劇の内容とは全然雰囲気が違いますが、役者の顔はご覧頂けます。
(文さんのみ、動画に出演しておりません)
よろしければ、見てみて下さい!


人の振り見て我が振り直せ!


「人の振り見て我が振り直せ」と言いますが、大切なことですね。
他人のやっている動作や態度で好ましくないと感じたら、その相手をとがめる前に、自分は他人に対して同じようなことをしていないか、他人の行動を自分のこととして省みなければならない...。
大体、そんな意味です。
実際、自分のことばかり考えていると、重大な欠点を見逃す可能性があります。
ですから、演劇人は、時々は他の劇団の公演を見て、良い点・悪い点を見極める必要があります。

先日、ある公演を見て、「うわー、これはいけない!」と思いました。
出演者の衣装が、どう見ても手抜きに見えたんですね。
黒の半袖Tシャツに、黒のスエット。
しかも、素材が、色あせてしまった綿。
これでは、まるで稽古着です。
凄くお洒落をする必要はありませんが、あまりにみすぼらしいと、作品そのものもしょぼく見えてしまいます。
やはり、舞台に立つには、それなりの格好をしなくてはならないんですね。

劇団ぷにぷにパイレーツは、ほとんどの作品で、どこにでもいる市井の人を主人公にしています。
ですから、どうしても、衣装が地味になってしまいます。
まるで、普段着で舞台に出ているように見えるかもしれません。
それは、ある意味仕方ないのですが、それでも舞台に乗せる資格のある衣装にする意識を持たなくてはなりません。
リチャード3世の衣装を考えるのは、逆に簡単です。
でも、日曜日のお父さんの衣装を考えるのは、本当に難しい!
あくまで普通で目立たない格好でありながら、それなりのセンスを感じさせなくてはならないのです。
演劇で一番難しいのは、案外、衣装選びかもしれませんね。

 

田口雄太プロフィール

 

 

田口雄太 写真.jpg

 

「ぷにぷに!愛の劇場」では、初めてサックス生演奏とのコラボレーションに挑戦します。
サックスを演奏してくれるのは、田口雄太さんです。
若くて才能溢れるミュージシャンが参加してくれるので、僕自身、とても楽しみにしているんですよ。

常連のお客様から、「田口さんって、どんな人なの?」という質問を良く頂戴します。
そこで、今日は、田口雄太さんのプロフィールをご紹介させて頂きます。


●田口雄太(たぐち・ゆうた)

神奈川県出身。
2010年昭和音楽大学を卒業後、同研究科に進み学長賞を得て修了。
東京都交響楽団をはじめとする、在京オーケストラの公演に参加。
NHKドラマのエキストラ出演など、演奏活動を展開している。
また、神奈川内のスクールバンドや市民バンドの指導者、指揮者として活動している。
サクソフォンを新井靖志、福本信太郎、松井宏幸、武藤賢一郎の各氏に、室内楽を新井靖志、中川良平、福本信太郎、武藤賢一郎の各氏に師事。
現在、神奈川県立逗子高等学校嘱託顧問。



田口さんは、とても前向きに、公演に取り組んで下さっています。
本番では、きっと素晴らしい演奏を聞かせてくれると思いますよ。
是非、ご期待下さい! 

 

「貝殻」の衣装


「貝殻」で使う衣装を購入しました。
"無印良品"で50%OFFになっていたモノを買ったんです。
シャツとズボンの上下合わせて、2000円弱!
実にリーズナブルです。
色合いも、作品にピッタリです。
素材も、汗をかいても大丈夫そうで、普通の生地よりは涼しいと思います。
デザインも、さすがに洒落ています。
しかも、(公演終了後)私服として使えます(実際、使うつもりです)。
劇団のコンセプト通り、無駄を排した、エコな衣装選びとなりました。

早速、自宅で試着してみましたが、一つ問題が発生しました。
ズボンが、ピチピチなのです。
伸縮する生地だから、履けなくはないんです。
ただ、太腿の筋肉が、ズボンの上から、はっきりと分かってしまいます。
僕の腿は競輪選手並みに太いので、普通のMサイズだと、大抵細すぎるんですよね。
(以前計った時は、腿周りが68センチありました)
か弱い役柄なのに、あんなに筋肉のラインがはっきり出てしまってはいけません。
どうしましょう?

買い直すのも癪なので、これからどんどん履いて、ズボンを伸ばす作戦に出ようと思っています。
本番の頃には、ボロボロになっていたりして...。

 

「でぶっちょ人形」また改稿


「これは、絶対無理だ!」
昨日「でぶっちょ人形」を稽古していて、そう感じました。
起承転結の"承"から"転"に移る部分の演技が、あまりに難し過ぎるんです。
その割りには、演出がまどろっこしくて、効果を上げていないように思います。
ストーリーは分かりやすくするために付けた場面なので、非常にやぼったいんです。
見て面白く、しかも意味のあるシーンにするには、相当な演技力が必要となります。
僕の今の実力では、とても7月16日の本番には、間に合いそうもありません。
そこで、思い切って、脚本を大幅に直してみました。
原稿用紙で5枚分ほど、根本的に改稿しました。
すると、その場面が、逆に印象的なモノになりました。
しかも、サックスの生演奏がより一層生きる演出になったように思います。
こんなことが出来るのも、自分で脚本を書いているからです。
やっぱり、自分で劇団を作って良かった!

 

演劇ダイエット


いやー、厳しい季節がやって参りました。
台風が通り過ぎて落ち着いた朝を迎えてはいますが、しっかりと湿気が残っています。
なんという蒸し暑さでしょう!
今日の東京地方の最高気温は31℃の予報ですが、温度はどうだって良いのです。
この湿気が、稽古の大敵なのです。

僕は、毎朝早い時間に、稽古を行っています。
起きた直後は、頭が明晰だし、比較的涼しいんですね。
しかし、今日はダメです。
汗が、滝のように流れ出てきます。
30分も練習すると、床に、汗の水溜りが出来てしまいます。
集中力も低く、油断するとボンヤリして、どこをやっているのか分からなくなる程です。

僕の目指す演技は、動きの量は、それほど多くはありません。
舞台の上を走りまわったり、極端に速い動きは一切やりません。
その代わり、体の奥の奥を使い、強いエネルギーを表出させるパワーを必要とします。
むしろ、超スローモーションに近い動きが、沢山あります。
(ご覧になっている方は、その動きの遅さに、全然気付かないようですが...)
これが、汗の源なんですよ。
芝居の稽古をしながら体幹トレーニングをしているようなものですから、相当きついんです。
頭頂部から汗が噴き出して、全身がぐっしょり濡れてしまいます。
稽古中、何度も着替えなくてはならないんですよ。

でも、この汗だくな稽古を重ねていく中で、自分が鍛えられていくのが分かります。
この過酷な環境の中で問題なく演技出来れば、本番がどんな状況になっても安心です。
暑さが僕を磨き上げてくれるのです。

実際に計ったことはありませんが、稽古前と稽古後では、体重が1キロぐらい違う筈です。
(ボクシングでの経験上、そんな感じだと思います)
皆さんも、演劇ダイエット、あるいはパントマイム減量法に挑戦してみてはいかがですか?

力まない!

 

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「早すぎるよー!」
こう言いたくなるほど、あっと言う間でした。
僅か45秒で、決着が付いてしまったのです。

昨夜、後楽園ホールで東日本新人王予選4回戦を観戦してきました。
僕が練習に通っている北澤ボクシングジムの期待の新鋭・斉藤裕太選手を応援するためです。
斉藤選手は、3試合目に登場。
リングに向かう斉藤選手を近くで見ましたが、肩の力が抜けて、凄くリラックスした雰囲気でした。
それでいて、高い集中力を保っているように感じました。
リングに上がっても普段の練習の時と同じような感じで、力みかえっている対戦相手とは対照的に映りました。
ゴングが鳴ると、相手は、力いっぱい全力で踏み込んできました。
一方、斉藤選手は、軽くジャブを合わせる程度です。
「1Rは、様子を見るのかな?」と思ってしまいました。
しかし、開始45秒、突然繰り出した右の打ち下ろしが、相手の顎をクリーンヒット!
頭からマットへ崩れ落ちたのです。
対戦相手の体が心配になるぐらい、酷い倒れ方でした。
瞬時にレフェリーが試合をストップ!
斉藤選手、TKOで、見事勝利を収めました。

いやー、強い!
えげつないぐらい強いですね。
完璧なノックダウン劇に、場内が一瞬凍りついたぐらいです。
斉藤選手は、勝った試合は、全てKOです。
この日の、他の出場者とはレベルが違うと思ってしまいました。

僕は、ボクシングの素人ではありますが、改めて思いましたね。
やはり「力を抜くこと」が重要なんです。
武道では良く言われることですが、プロ野球選手のインタビューでもその重要性を説く人が多いんです。
無駄な力が入ると、スピードが落ちるばかりか、破壊力も激減します。
ポイントとなる瞬間のみ力を使って、それ以外は力を抜く!
それがいかに重要かを、昨日の試合で見せてくれました。

ただ、力を抜くのは、本当に難しいことなんですよ。
大事な場面になればなるほど、ついつい力んでしまうものです。
そこで力を抜けるようになるには、普段の練習が肝心です。
普段から、そこを意識しておかないと、本番で絶対に力んでしまいます。
演劇でも、無駄な力みが演技を台無しにしてしまっている舞台を良く見ますよ。
さあ、俳優の皆さん!
心の底はリラックスして、緊張感いっぱいのシーンを作り上げる練習をしていきましょう!

 

パントマイムウィーク6


昨日、パントマイムの公演を見てきました。
銀座MAKOTOシアターで開催されている「パントマイムウィーク6」のBプログラムです。
このプログラムには、ぷにぷにパイレーツの公演「ぷにぷに!泣いてつかあさい」等に参加して頂いたロウミンさんが出演されていました。

ロウミンさんのマイムは、実に素晴らしい!
とにかく、ロウミンさんの動きが美しい!
結構、コミカルな作品も多いんですが、それでもフォルムの美しさはきちんとキープされているんです。
体も良く動くし、間やリズムも良いし、言うことありません。
いい加減なところが一切ないのが、凄いですね。
存分にロウミンさんの世界を堪能させて頂きました。

昨日、ロウミンさんは、「押し入れ」と「ギャングスターのひみつ」の2本を上演されました。
「押し入れ」は、今度僕が上演しようと思っている「貝殻」と、良く似たお話なんです。
また、「ギャングスターのひみつ」で使われていたテクニックは、僕が「でぶっちょ人形」で挑戦しようと思っていた動きなんですね。
ロウミンさんの圧倒的な動きを見てしまったので、今、僕はちょっと自信を失っています。
残念ながら、僕は、あんなに上手くは動けません。
ロウミンさんの足元にも及ばないのは分かっています。
でも、都合が良いことに、僕にはセリフがあるんですね。
そこに甘えて、僕は強引に「でぶっちょ人形」と「貝殻」を上演してしまおうと思っています。
いずれにせよ、ロウミンさんの素晴らしい動きから、僕は沢山ヒントを頂戴しました。
参考になる部分を上手く生かして、僕も、面白い作品を作り上げていきたいですね。

そうそう!
皆さんも、機会があれば、ロウミンさんの舞台を、是非、ご覧下さい!

 

団体割引始めました!


昨日をもちまして、「ぷにぷに!愛の劇場~3つの歪んだ愛の形」の"早割"の受付を終了いたしました。
駆け込み需要が沢山ありましたよ。
皆様!ご予約、ありがとうございました。

"早割"は終わりましたが、劇団ぷにぷにパイレーツは、また新たなサービスを展開します。
一人でも多くの方に観劇して頂きたいと思っているからです。
なんと!本日より、"団体割引"の受付を開始いたします。
ぷにぷにパイレーツの場合、団体の基準は、2名様以上ということになります。
なぜなら、うちの劇団の公演にお越しになるのは、ほとんどがお一人様なんです。
夫婦や恋人同士、友達と一緒に来場される方は、滅多にいらっしゃいません。
ですから、開演前の劇場は、シーンと静まり返っています。
私語をする人は、ほとんどいらっしゃいません。
(喋る相手がいないのだから、当然のことなんですけど...)
そんな雰囲気の中で、コントを始めても、なかなか笑って貰えないんですよね。
やっぱり、開演前から、劇場には熱気が欲しいんですよね。
その為には、やはり2名様以上の"団体さん"を増やさなくてなりません。
そんな訳で、"団体割引"導入に踏み切りました。

"団体割引"は、本番前日(7月15日)までに、2名様以上でご予約頂いた方に適用されます。
予約価格2000円のところ、"団体割引"ならお一人様1500円とさせて頂きます。
なんと、25%OFF!
実は、皆様が"団体割引"でご来場されると、赤字を覚悟しなくてはなりません。
でも、そんなことはどうでも良いのです。
とにかく、沢山の方に、ご覧頂きたいのです!
皆様のご予約を、心よりお待ちしています。

しつこいようですが、もう一度、公演概要をお知らせします。



●劇団ぷにぷにパイレーツ第16回公演
「ぷにぷに!愛の劇場~3つの歪んだ愛の形」

*公演日: 2012年7月16日(祝日・海の日)

*開演時間: 14:00 & 18:00(開場は、開演の30分前)

*上演時間: 約90分を予定

*会場: アトリエ無現(田園都市線・駒沢大学駅東口より徒歩7分)

*料金: 予約2000円 当日2500円 団体割引1500円(2名様以上で、事前にご予約頂いた場合)

*作・演出・出演: 石崎一気

*サックス演奏: 田口雄太

*上演作品
「でぶっちょ人形」「水晶球」「貝殻」

*公演コンセプト
劇団ぷにぷにパイレーツは、パントマイムのテクニックを駆使した一人芝居やコントを中心に上演しています。
今回は、サックス生演奏とのコラボレーションとなります。
これまで以上に、パントマイム演技を前面に押し出した、分かりやすく楽しい内容になっています。
写実と前衛を兼ね備えた手法で、人間の愚かさや滑稽さ、悲しさをデフォルメし、印象的に表現した短編3本を、オムニバス形式で上演します。
昼・夜ともに、定員は50名様です。
事前にご予約いただかないと、入場できない場合がございます。
また、未就学児のご入場はお断りしています。

皆様のご来場を、心よりお待ちしております。  

本日にて、"早割"受付終了!


7月16日(海の日)に開催する「ぷにぷに!愛の劇場」の"早割サービス"が、本日で終了します。本来なら予約料金2000円のところ、今日までにご予約頂いた場合、1500円に割引くというものです。今日(6月16日)いっぱいは"早割"で承りますので、ご希望の方はご予約をお急ぎ下さい。

その"早割"効果もあってか、本番1ヶ月前の今日現在で、すでに沢山のご予約を頂戴しています。18:00開演のソワレは、劇場のキャパシティの約半分が埋まっています。14:00開演のマチネは、大体20%程度でしょうか。なぜか、今回は、ソワレの方が人気があるんですね。3連休の最終日なので、ソワレはガラガラになると思っていましたが、予想が外れました。いずれにせよ、こんなに大勢の方に関心を持って頂けるのは有難いことです。
さあ、本番まで、丁度1ヶ月となりました。ますます本格的に自分を追い込んでいかなくてはなりません。今日も、お稽古を頑張りますよ!
改めて、公演の概要をお知らせします。


●劇団ぷにぷにパイレーツ第16回公演「ぷにぷに!愛の劇場~3つの歪んだ愛の形」
*公演日: 2012年7月16日(祝日・海の日)
*開演時間: 14:00 & 18:00(開場は、開演の30分前)
*上演時間: 約90分を予定
*会場: アトリエ無現(田園都市線・駒沢大学駅東口より徒歩7分)
*料金: 予約2000円 当日2500円 早割1500円(6月16日までにご予約の方に限ります)
*作・演出・出演: 石崎一気
*サックス演奏: 田口雄太
*上演作品:パントマイム劇「でぶっちょ人形」、コント「水晶球」、ファンタジー劇「貝殻」


*公演コンセプト

劇団ぷにぷにパイレーツは、パントマイムのテクニックを駆使した一人芝居やコントを中心に上演しています。今回は、サックス生演奏とのコラボレーションとなります。これまで以上に、パントマイム演技を前面に押し出した、分かりやすく楽しい内容になっています。写実と前衛を兼ね備えた手法で、人間の愚かさや滑稽さ、悲しさをデフォルメし、印象的に表現した短編3本を、オムニバス形式で上演します。なお、一部の作品に、多少刺激的な表現がございます。小さなお子様には、お薦めいたしかねます。予め、ご了承下さい。皆様のご来場を、心よりお待ちしております。

 

「でぶっちょ人形」の演技


「ぷにぷに!愛の劇場」で上演する「でぶっちょ人形」の演技は、本当に難しいです。
僕の頭の中にはイメージがあるんです。
でも、多分、過去にこんな演技を舞台に掛けた人は、一人もいないと思うんですね。
ですから、僕には、参考に出来るものがないんです。
自分の想像だけを頼りに、どうやってそこに近付いていくかを試行錯誤しながら見つけていくしかありません。

この作品は、ストーリーの面白さばかりが印象に残ることは間違いありません。
しかし、僕自身は、動きの魅力を前面に打ち出していくことを、主眼としています。
作品の後半で見せる特殊な動きは、意外に、僕が苦手としているものなんですよね。
詳しく書いてしまうと、本番を見る楽しみがなくなってしまうので、この程度に留めておきます。
とにかく、相当変わった動きをやるんですよ。
物凄い集中力を必要とするテクニカルな動きです。
楽しみにしていて下さいね!

 

「ぷにぷに!七夕祭り」演目

 

夏の新人公演「ぷにぷに!七夕祭り」の演目について、もう少し詳しくお伝えしましょう。

ただ一人の女性、文さんには、「究極のロハス・スタイル」を上演して貰います。
健康で持続可能なライフスタイルを追求する"ロハス"をテーマにした、一人コントです。
文さんには、二面性のある女性を演じて頂きますが、その変身ぶりにご注目下さい。

脇坂浩司君は、「執行人」に挑戦します。
この作品は、元々、僕が上演するために書いたものなので、演技が難しいんですね。
登場人物の心理を描写するだけでなく、空間を作り出す必要があるのです。
繊細、かつ大胆に演じないといけないんです。
ただ、このキャラクターと脇坂君の雰囲気は合っていると思うので、頑張って頂きましょう!

立川志獅丸君が挑戦する一人芝居は、昨年末に僕が上演したばかりの「平成の大仏」です。
志獅丸君は、「石崎さんの演じたキャラクターと競合するのは避けたい!」と感じたそうです。
なので、全然違う性格の主人公に設定するようですよ。
僕の上演と見比べても、面白いかもしれませんね。
演劇通の方々から高い評価を得た作品なので、前回見逃した方は、是非この機会にご覧下さい。

三浦崇史君には、志獅丸君と一緒に、「Fight the Power」を上演して貰います。
ダメなラッパー二人組が主人公の音楽コントです。
三浦君はダンスが出来るので、その長所を生かして頂きましょう。

上記以外にも、かなり笑える、面白い作品を上演いたしますよ!
いずれも、ブラックユーモアたっぷりの、非常に分かりやすい社会風刺コントです。
初演の際に大好評を博したものばかりです。
必ずやお楽しみ頂けると思います。
ご期待下さい! 

 

凝りに凝った「でぶっちょ人形」


「ぷにぷに!愛の劇場」で上演する「でぶっちょ人形」は、凝りに凝った作品です。
一人芝居なんですが、実に入り組んだストーリーなんですね。
"どんでん返し"に次ぐ"どんでん返し"!
ラストを迎えるまで、果たしてどんな展開になるのか、一切予想出来ない筈です。
いくつもの要素が複雑に折り重なって、最後に、謎が一気に氷解するようになっています。
ストーリーを説明しようにも、どこから手を付けたら良いのか分かりません。
伏線の緻密さだけは、僕にも自信があります。

この物語は、本来なら、3人芝居にすべきものです。
でも、そうすると、この作品だけでワン・ステージが成立してしまうボリュームが出てしまうんですね。
(普通でいけば、90分サイズになるでしょう)
僕は、なるべく沢山のお話をお目に掛けたいと思っています。
ですから、上演は大変ですが、あえて一人芝居に凝縮してお送りしているんです。
大体、30分程度の作品に仕上がっています。

お客様を騙すことを主眼にした作品ですから、皆さんには、是非、引っ掛かって頂きたいですね。
笑いあり、恐怖あり、意外な落ちありで、必ずやお楽しみ頂けることでしょう。
ご期待下さい。

 

繊細すぎて...


「ぷにぷに!愛の劇場」で上演する作品は、難し過ぎます。
「水晶玉」のようなパワフルな作品は、なんとかなりそうです。
でも、「貝殻」は、本当に難しい...。
世界観が繊細すぎて、どうすれば良いのか分からなくなります。
ちょっと体の形や動きを失敗しただけで、すべてが台無しになってしまうんです。
怖くて怖くて、歩くことはおろか、立っていることさえ出来なくなります。
ましてや、ラスト・シーンの難しさったら!
僕は、こんな作品の上演を、かつて見たことがありません。
参考に出来るものがないんです。
つまり、自分で無から生み出した作品ですから、答えは僕の中にしかないんです。
いっぱい考えて、少しでも良いモノにしていきますね。 

 

「ぷにぷに!愛の劇場」公演情報入力

 

幾つかの演劇専門サイトに、「ぷにぷに!愛の劇場」の公演情報を登録してみました。
掲載料無料で告知出来るので、ありがたいですね。
効果があるのかどうかは、正直言って、まったく分かりません。
でも、今の時代、インターネットを利用しない手はありませんからね。

ただ、入力が大変なんですよ。
全角と半角が違っているだけで、全部やり直しになってしまうサイトもあります。
同じことを、何度も何度も書かなくてはならない場合も多いんです。
また、ロングランを前提にしてあるサイトもあって、ぷにぷにパイレーツの公演が凄く寂しく見えることも少なくないんですね。
サイト運営者に掲載の許可を受けるまで、数週間掛かるものもありました。
色々と手間のかかるサイトが多いのが現状です。

でも、高いお金を掛けてチラシを播くよりは、遥かに意味があるように思います。
たとえ一人でもお客様が増えるように、頑張って、告知を続けていきたいと思います。

ソワレが大人気

 

7月16日(海の日)に開催する「ぷにぷに!愛の劇場」のご予約が好調です。
本番まで1ヶ月以上あるというのに、物凄い数の予約を頂いています。
しかも、そのほとんどが、18:00開演の夜の部(ソワレ)をご指定なんです。
毎回、夜の部はガラガラだというのに、今回はすでに客席の約半分が埋まってしまいました。
一体、どうしたというのでしょう?
信じられません。
夜の部をご予約頂いた皆様、本当にありがとうございます!
ソワレをご希望の方は、予約をお急ぎ頂いた方が良いかもしれません。

一方、14:00開演の昼の部(マチネ)は、まだまだ十分お席がございます。
こちらも、ご予約を大募集中です。
皆様!是非、遊びにいらして下さいね。 

 

「ぷにぷに!七夕祭り」詳細

 

今年夏の、"ぷにぷにパイレーツ"新人公演の詳細が決まりました。
この夏は、本公演と新人公演を立て続けに開催しますので、お間違えのないようにお願いします。


●第15回ぷにぷにパイレーツ公演(新人公演)
「ぷにぷに!七夕祭り」

*公演日:2012年7月7日(土曜日)

*開演時間:13:30&17:30(開場は、開演の30分前)

*上演時間:約90分を予定

*会場:亀戸ハードコア(JR総武線 『亀戸駅』より徒歩3分)
東京都江東区亀戸1-39-6 アオキビル3F


*料金:1500円均一(ワンドリンク付き)


*キャスト
作・演出: 石崎一気
出演: 立川志獅丸、脇坂浩司、三浦崇史、文(ぶん)


*上演作品
「究極のロハス・スタイル」「平成の大仏」「執行人」「Fight the Power」ほか


*ご予約
"ぷにぷにパイレーツ予約フォーム"からお願いします。


*公演コンセプト
劇団ぷにぷにパイレーツは、パントマイムのテクニックを​駆使した一人芝居やコントを中心に上演しています。
今回は、舞台初挑戦のメンバーが中心となった新人公演です(立川志獅丸を除く)
過去に上演し好評を博した社会風刺コントの名作を選りすぐって上演いたします。
新人たちの初々しい演技とともに、どす黒いブラック・ユーモアの数々をご堪能下さい。

昼・夜ともに、定員は50名様です。
事前にご予約いただかないと、入場できない場合がございます。
特に、13:30開演の昼の部は、混雑が予想されます。
ご都合がよろしければ、内容も充実した17:30開演の夜の部をご利用下さい。

なお、一部の作品に、多少刺激的な表現がございます。
小さなお子様には、お薦めいたしかねます。
予め、ご了承下さい。

皆様のご来場を、心よりお待ちしております。 

ステンドグラス


昨日、ステンドグラスの展示会を見てきましたよ!
西武池袋店6階アート・ギャラリーで開催されている「Glassy Life -ステンドグラス、グラスフュージングによる2人展-」です。
アートディレクターとして活躍している中野竜志さんと、ガラス造形家・山本えりこさんの2人による、ガラスが織り成す光と色彩のステンドグラスの世界を見ることが出来ます。

ステンドグラスというと、ヨーロッパの教会や、公共空間などに設置される壮大なものを想像しますよね。
しかし、この展示会では、卓上に置けるランプだったり、お茶室の屏風の代わりに置くついたてなど、従来のステンドグラスのイメージを覆すような作品が中心となっていました。
しかも、中野さんのデザインは、いわば"和モダン"です。。
金魚や朝顔など、浴衣の柄にでもなりそうな涼しげなものが多く見られました。
ステンドグラスのイメージが大きく変わりましたよ。

なぜ、僕が、ステンドグラスの展示会を見に行ったかですって?
それは、中野さんご夫妻と僕は古くからの知り合いなんです。
これまで、何度かご一緒に食事などをさせて頂いたことがあります。
そんなご縁で、お邪魔させて頂いたんですね。

この展示会は、6月12日(火)まで、開催されています。
気軽に見ることが出来ますので、池袋にお出掛けの際には、是非、覗いてみて下さい。
説明を聞きながら見ると、ステンドグラスの奥深さが良く分かりますよ!

MIB3


久々に、映画の話題を!

現在、大ヒット中の「メン・イン・ブラック3」を見てきました。
ウィル・スミス演じる陽気なエージェント"J"と、トミー・リー・ジョーンズ演じる無愛想なエージェント"K"のコンビの活躍を描く「MIB」シリーズ3作目になります。
まずは、ストーリーからご紹介しましょう。

月面のルナマックス銀河系刑務所から、凶悪S犯のアニマル・ボリスが脱獄。
地球に逃亡した。
超極秘機関"MIB"のエージェント"J"と"K"は、ボリスが関係する犯罪の捜査を始める。
しかし、ある日、出勤した"J"は、相棒の"K"が40年前に死んでいると聞く。
どうやら、ボリスは40年前に自分を逮捕した"K"を恨み、過去に遡って"K"を殺してしまったらしいのだ。
"J"は40年前にタイムスリップし、若き日の"K"とボリスの阻止に乗り出す...。

この作品の舞台が1969年というところがミソなんですね。
エージェント"J"が1969年にタイムスリップし、ヤング・エージェント"K"とともに、大暴れするというものです。
きっと若き日のトミー・リー・ジョーンズはこんな感じだったんだろうと思わせるジョシュ・ブローリンの演技が見ものとなっています。
もちろん、CGで作られたエイリアンたちもたくさん登場するので、こちらも楽しみに。

本来、僕は、「MIB3」のような軽い映画は好きではないのです。
僕の好みは、クールでハードボイルドな緊張感たっぷりの作品です。
では、なぜ僕は、「MIB」シリーズを、すべて映画館で見ているのでしょうか?
実は、「MIB」は、現在数少なくなった、ギャグ満載の作品なんですね。
コント作家でもある僕としては、アメリカの最新のギャグを勉強しない訳にはいきません。
そういう視点で、僕は、「MIB」をじっくり見ているんです。

かつて、ギャグ映画が全盛の頃は、ストーリーを書く脚本家の他に、ギャグだけを書く専門のギャグ作家も脚本制作に携わっていました。
大勢のギャグ作家の生み出したギャグを随所に取り込んで、一つの物語に仕立てていったんですね。
「MIB」は、その時代の匂いが残った貴重な作品なんです。

「MIB3」には、秀逸なギャグが沢山盛り込まれています。
これからご覧になる方の為に具体的には書きませんが、久々にプロのギャグを見たように思います。
特に、最初にタイムトリップする際に展開されるギャグは最高です。
2012年のギャグ大賞を差し上げたいと思います。

特撮ばかりに目がいく作品ですが、ご覧になる際には、ちょっとだけギャグに意識を置いてみて下さい。
数倍、面白く感じると思いますよ!

MIB3


久々に、映画の話題を!

現在、大ヒット中の「メン・イン・ブラック3」を見てきました。
ウィル・スミス演じる陽気なエージェント"J"と、トミー・リー・ジョーンズ演じる無愛想なエージェント"K"のコンビの活躍を描く「MIB」シリーズ3作目になります。
まずは、ストーリーからご紹介しましょう。

月面のルナマックス銀河系刑務所から、凶悪S犯のアニマル・ボリスが脱獄。
地球に逃亡した。
超極秘機関"MIB"のエージェント"J"と"K"は、ボリスが関係する犯罪の捜査を始める。
しかし、ある日、出勤した"J"は、相棒の"K"が40年前に死んでいると聞く。
どうやら、ボリスは40年前に自分を逮捕した"K"を恨み、過去に遡って"K"を殺してしまったらしいのだ。
"J"は40年前にタイムスリップし、若き日の"K"とボリスの阻止に乗り出す...。

この作品の舞台が1969年というところがミソなんですね。
エージェント"J"が1969年にタイムスリップし、ヤング・エージェント"K"とともに、大暴れするというものです。
きっと若き日のトミー・リー・ジョーンズはこんな感じだったんだろうと思わせるジョシュ・ブローリンの演技が見ものとなっています。
もちろん、CGで作られたエイリアンたちもたくさん登場するので、こちらも楽しみに。

本来、僕は、「MIB3」のような軽い映画は好きではないのです。
僕の好みは、クールでハードボイルドな緊張感たっぷりの作品です。
では、なぜ僕は、「MIB」シリーズを、すべて映画館で見ているのでしょうか?
実は、「MIB」は、現在数少なくなった、ギャグ満載の作品なんですね。
コント作家でもある僕としては、アメリカの最新のギャグを勉強しない訳にはいきません。
そういう視点で、僕は、「MIB」をじっくり見ているんです。

かつて、ギャグ映画が全盛の頃は、ストーリーを書く脚本家の他に、ギャグだけを書く専門のギャグ作家も脚本制作に携わっていました。
大勢のギャグ作家の生み出したギャグを随所に取り込んで、一つの物語に仕立てていったんですね。
「MIB」は、その時代の匂いが残った貴重な作品なんです。

「MIB3」には、秀逸なギャグが沢山盛り込まれています。
これからご覧になる方の為に具体的には書きませんが、久々にプロのギャグを見たように思います。
特に、最初にタイムトリップする際に展開されるギャグは最高です。
2012年のギャグ大賞を差し上げたいと思います。

特撮なかりに目がいく作品ですが、ご覧になる際には、ちょっとだけギャグに意識を置いてみて下さい。
数倍、面白く感じると思いますよ!

「ぷにぷに!愛の劇場」曲目決定!


「ぷにぷに!愛の劇場」で使用する曲が決まりました。
昨日、サックス奏者の田口雄太さんと、打ち合わせを行いました。
劇中で使う曲や、劇と劇の間に演奏して貰う曲を、全部で8つ選んでいきました。
予め、脚本を読んで貰っていたので、イメージを共有できて、スムーズに話が進みました。
田口さんも候補曲を用意してくれていたので、僕の知らない良い曲を選ぶことも出来ました。
バラエティに富んだ魅力的な曲が並んだように思います。
サックスの持つ様々な面を、お楽しみ頂けるのではないでしょうか?
具体的な曲目は、本番当日のお楽しみとさせて頂きますが、ちょっとだけ、お知らせしておきますね。

バッハ作曲「無伴奏チェロ組曲第一番プレリュード」
サティ作曲「でぶっちょ木製人形へのスケッチとからかい」
サティ作曲「ジムノペディ」ほか

 

「ぷにぷに!愛の劇場」チラシ作成


「ぷにぷに!愛の劇場」のチラシを作ってみました。
写真を使った、カラーの葉書サイズのもの。
コピーで量産可能な、A4のモノクロ・バージョン。
この2種類のチラシを、状況に応じて使い分けるつもりです。

早速、カラー版のチラシを何人かに渡してみました。
結構、評判が良かったですね。
「面白そう!」「インパクトがある!」といった感想をおっしゃって下さいました。
「ぷにぷに!赤いカーニバル」で上演した「魔術師」の舞台写真を使いましたが、それが良かったようですね。

近いうちに、チラシの発送作業を始めます。
また、直接お会いした方にも、どんどんお配りしていきます。
皆様、よろしくお願いします!

 

早くも汗が!


6月に入り、一気に蒸し暑くなってきましたね。

僕は、毎朝、涼しい時間帯に稽古を行っていますが、それでも汗が噴き出すようになってきました。

そこで、扇風機の風を浴びながら練習しています。

しかし、この程度の暑さで汗が出ていたら、本番はどうなってしまうのでしょう?

7月16日には、気温は30度を超えていると思うんですよね。昨年の夏の公演は7月3日でしたが、猛烈な汗をかいてしまいました。

今回は、それを上回る暑さになることは間違いありません。

しかも、今年も、沢山動く作品を、公演のトップに持ってきてしまったのです。

大汗必至ですね。

せめてもの抵抗として、涼しい衣装を考えたいと思います。

最低でも半袖!

素材は風通しの良い麻!

そんな恰好を検討してみます。

ただ、一番長い「貝殻」という作品は、長袖にするしかないんだよなあ...。

 

気の抜けた演技は許さない!

 

昨日、新人公演「ぷにぷに!七夕祭り」の稽古を行いました。
立川志獅丸君以外の3人が参加し、4時間に渡って、熱い練習が展開されました。

本番の7月7日まで、あと1ヶ月と数日。
そこで、昨日から、稽古のギアを一気に上げてみました。
演技に要求するレベルを、大幅に高くしてみたのです。

僕は、気の抜けた場面を、一瞬たりとも作りたくありません。
全ての瞬間に、魂が宿っていて欲しいのです。
また、カッコ悪いセリフ回しや動きを許すつもりも、一切ありません。
それが、出演者の為になりますし、当然、観客の満足にも繋がっていきます。
約20分間に渡って緊張感を維持していくのは、新人さんたちからすれば、かなりハードルが高いかもしれません。
でも、それぐらいの意識を持って貰わないと、絶対に向上出来ませんからね。

みんな、あまりに難しさにフラフラになっていましたが、実に良いことです。
大して動いていないのに汗だくになってしまったり、集中力の限界を超えて呼吸を忘れてしまうメンバーさえいました。
僕はかなり明確に指示を出す方だと思うので、それらを自宅に持ち帰って繰り返し練習して貰いたいと思っています。
そうすれば、自分のメンタルさえも自由にコントロール出来るようになり、人間的にも大きく成長する筈です。
最初は辛いでしょうが、是非、そこを乗り越えていって頂きたいと思います。

稽古終了後、公演の制作面について、色々相談しました。
開演時間や経費の問題、チラシやパンフレットについてなど、かなり具体的に話が進みました。
あとは、頑張って動員に努めてもらうだけとなっています。
新人さんたちにとって、貴重な経験となりそうですね。

 

7月7日


ぷにぷにパイレーツの新人公演の日にちが決まりました。
7月7日(土)です。
会場は、"亀戸ハードコア"というライブハウスになります。
パンク・ロックのミュージシャンが良く出演する箱ではありますが、落語会も頻繁に行われています。
僕も、この会場で、2回お芝居を上演したことがありますが、案外、やりやすかったですね。
色々、融通がきくので、不慣れな人が出演する新人公演にはぴったりだと思っています。
入場料は、一律、1500円にするつもりです。
しかも、ワンドリンク付きという格安な設定です。
あとは、開演時間を決めるだけです。
今日の稽古の際に、みんなで相談して決定したいと思っています。

そんなわけで、新人公演は、本番まであと1ヶ月ちょっとになってしまいました。
出演するメンバーには、気合いを入れて頑張って貰いましょう!

芸術家失格


7月16日(海の日・祝日)に開催する「ぷにぷに!愛の劇場」は、そもそも、アート感覚いっぱいの作品で固めるつもりでした。
多少、難解でも良いから、芸術性にこだわっていこうと思っていたのです。

しかし、今、脚本を読み直してみると、物凄くエンタテインメント性の高い作品ばかり揃っていますね。
例年の夏の公演とは比較にならないぐらい、分かりやすくなっています。
これなら、演劇に親しみのない方でも、見やすいですね。
"演劇"というより、"演芸"に近い作品まであります。
意外にも、笑いの多い公演になりそうです。

それにしても、いつの間に、こんなに方向転換してしまったのでしょう?
恐らく、僕は、観客を意識しすぎなのかもしれません。
お客様のことを少しでも意識してしまうと、どうしても、分かりやすい作品を作りたくなってしまいます。
所詮、インディーズ劇団なのですから、自分のやりたいことを押し通せば良いのです。
しかし、劇団主宰者としては、動員のこと、リピーター確保のことなどを考えざるをえないのです。
芸術家としては、スケールが小さいですね。
反省...。

そんな訳で、「ぷにぷに!愛の劇場」は、どなたにでも、お気軽にお楽しみ頂ける公演となっています。
ラストで、こんなにスッキリ"落ちる"演劇作品は、今どき、珍しいのではないでしょうか?
パントマイムも沢山やりますよ!
是非、皆様、遊びにいらして下さいね。
現在、"早割"料金にて、予約受付中です。