ぷにぷにパイレーツ

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本読み稽古


昨日、劇団員の一人、脇坂君のご自宅にお邪魔しました。
脇坂君には既に冬の公演の脚本を渡してあるのですが、それについて質問があるというのです。
詳しく聞くと、脚本の読み方やセリフ回し、演出意図等が分からないので、暗記が出来ないというのです。
そこで、実際に台本を読んで貰いながら、舞台をイメージしやすいように説明していきました。
セリフ回しにはルールがあるので、それについても、基本から解説しておきました。
頭のいい脇坂君はしっかり理解してくれたようで、2時間ほどのレクチャーの後は、随分すっきりした表情になっていました。
これで、気分良くセリフを覚えてくれることでしょう。

ぷにぷにパイレーツでは、普段、本読み稽古をやっていません。
とにかくセリフを覚えてきて貰って、立ち稽古の中で、意図を説明していきました。
その方が省力化できますし、稽古回数を減らすことも出来るからです。
そもそも、僕は、本読み稽古に意味を見出していませんでした。
過去に色々な劇団に参加した時、当然、本読み稽古はありました。
しかし、それをやる意味が、まったく分からなかったのです。
時間の無駄にしか思えなかったんですね。
いくら理屈を振りかざしても、それを具体化するプランを提示されなければ、意味がないからです。
結局、舞台の完成図は演出家しか持っていない訳ですから、「役者に期待せずに、好きなように指示を出してくれ!」と思っていました。
また、一般的な劇団はセリフ至上主義なので、言葉を一番に考えて、本読みを大切にしているんでしょうね。

ただ、昨日、マンツーマンで本読みをやってみて、「人によっては、こんな機会も必要なのかな...」と思いました。
特に、今回、脇坂君には、多少前衛的な色合いのある作品を演じて貰いますので、理解が難しかったのかもしれません。
僕は、かなり論理的に脚本も演出も作り上げていく方なので、きちんと説明さえすれば必ず分かって貰える自信があります。
今後は、稽古の回数や時間を増やして、より丁寧に稽古を進めていけるよう、配慮していきたいと思います。
でも、劇団員のみんなは、沢山稽古に参加してくれるのかな?

オープニング・コント出来ました!


昨夜、頑張って、冬の公演のオープニング・コントを書き上げました。
6人も出ると、かなりのボリュームになってしまいますね。
でも、各人に見せ場はあるし、様々な演出のアイディアが取り込めているし、結構上手く書けたように思います。
趣向を凝らし過ぎた面もありますが、めくるめく展開で観客を飽きさせない自信があります。
特に、最近のニュースを風刺する要素をたっぷり盛り込めたのが良かったですね。
オープニング・コントにしては長すぎますし、意外に演技が難しくなってしまいましたが、是非とも上演したいと考えています。
ただ、6人全員が揃って稽古出来る機会って、何回あるんでしょうね?
ちょっと心配になってきました...。

東日本新人王準決勝

 

 

後楽園ホール.jpg

 

昨夜、後楽園ホールに行ってきました。
ボクシング・東日本新人王の準決勝を観戦する為です。
僕が通っている北澤ボクシング・ジムの期待の新鋭、齊藤裕太プロが、決勝進出を掛けて戦いました。
齊藤プロは、とてもリラックスした雰囲気でリングに上がり、調子の良さを伺わせました。
ただ、相手がサウスポーだったためか、あるいは長身でリーチが長かったためか、齊藤プロは序盤、受けに回ってしまった印象がありました。
しかし、時間が経つとともにペースと間合いを掴んでいったようで、いいパンチが当たるようになっていきました。
最終4Rでは、相手が嫌がって、逃げ回っているように見えました。
残念ながらKOはなりませんでしたが、余裕で判定勝ちしているものだと思っていました。
しかし、蓋を開けてみたら、ドロー!
本当に、ビックリしました。
判定は、怖いですね!
やはりKO、最低でもダウンを取っておかないと、どちらに転ぶかは全くわかりません。
ただ、試合はドローでしたが、優勢だったということで、何とか齊藤プロが決勝に進出することが出来ました。
我々応援団も、ホッと胸を撫で下ろしました。

さあ、決勝戦は11月4日です!
これから約1ヶ月しかありませんが、今度こそ、スッキリKO勝ちして貰えるように頑張って練習して頂きたいと思います。
自分が戦う訳ではありませんが、何だか、僕自身に気合いが入ってきましたよ。

 

齋藤プロ.jpg

 

大勢モノ


冬の公演には、(僕を含めて)6人が出演します。
せっかくですから、オープニングで上演するコントは、全員が出演するものにしようと思っています。
そこで、早速、昨日、試しに書いてみました。
大勢出演する作品を書くのは久しぶりですが、実に楽しいですね。
舞台が重層的かつ立体的になるので、イメージがどんどん膨らんでいきます。
脚本を書くのが、面白くてたまりません。
調子にのって、群衆シーンまで付けてしまいました。
で、ふと気が付けば、大変な長編になっていたのです。
このままでは、上演時間30分に及んでしまいます。
オープニング・コントのサイズではありませんね。
心を鬼にして、今後、大々的にカットしなくてはなりません。
全員に見せ場を作りつつ、各出演者の公演全体でのセリフ量が均等になるよう配慮する必要もあります。
(他の作品で大役を演じる人は、オープニング・コントでのセリフを少なめにしてあります)
あらゆる面を考慮に入れながら、完成版台本を仕上げていきたいと思っています。

それにしても、他の劇団の座付き作家の方は、普段から良い思いをされているんですね。
条件の付かない大勢モノの脚本の執筆が、こんなに楽しいとは知りませんでした!
これなら、無限に書き進めることが出来そうです。
どんどんアイディアが湧いてきて、止まらなくなるんですよね。
ただ、イメージを膨らませ過ぎると、演出する時に大変なことに...。

案外スッキリ!


昨夜、超ショート・コントを1本書いてみました。
予想通り、とんでもなく長くなってしまいました。
相当量、削らなくてはなりません。
最低でも、3分の1以下にしなくてはいけないのです。
そうなると、落ち以外のギャグは、全部カットする必要があるかもしれません。
せっかく考えたギャグですから、捨ててしまうのは忍びないのですが、仕方ありません。
ここは割り切って、血も涙もなく切り捨てていこうと思います。
削る作業は辛いものですが、カットしてしまえば、案外スッキリして良くなるものですから...。

超ショート・コント執筆開始


ついに、超ショート・コントの執筆に入りました。
僕は、社会風刺コントを書く前に、かなりの量の情報を集めます。
その中からギャグを考え出し、コントにまとめていくのです。
しかし、超ショート・コントだと、数多くのギャグを盛り込む訳にはいきません。
「フリがあってオチがある」という流れだと、すぐにボリュームが増してしまうからです。
つまり、超ショート・コントは、設定のユニークさとオチのインパクト以外の面白さはほとんど使えないのです。
これは、難しい!
徐々に観客を作品の世界に誘うことが出来ないのは、本当に大変です。
作品の冒頭に、圧倒的な魅力を配さないと、ショート・コントは成立しないんですね。
実際に脚本を書いてみて、超ショート・コントの特長が良く分かりました。

僕が普段書いている脚本は、大概、謎めいたオープニングからスタートします。
お客様が「何だろう?」と思っているうちに、気が付けば、作品に夢中になっている...。
それが、僕の目指してきたスタイルでした。
超ショート・コントは、その丁度逆になりますから、基本的な考え方から変えていかなくてはなりません。
新しいことに挑戦すると、自分のテリトリーを広げられる上に、ポテンシャルも上がっていくんですね。
「常に自分の殻を破っていかないと、成長はないんだな...」と、改めて感じました。

超ショート・コント


今度の冬の公演では、様々な新しい挑戦を行おうと思っています。
かつて試みたことのない新機軸を打ち出すつもりです。
その一つが、"超ショート・コント"です。

ぷにぷにパイレーツの冬の公演は、いつも、ショート・コントのオムニバスで構成しています。
ショート・コントとは言っても、大体15~20分程度のサイズになってしまいます。
社会風刺の要素を加えながら、演劇としての見せ場を作るには、最低でもそれぐらいの尺は必要なのです。

ところが、次の公演には、6人もの俳優が出演します。
これまで通りのサイズで上演していたら、とんでもなく長い公演になってしまいます。
しかも、今、風刺しておかなくてはならない事象も、沢山あるんですね。
それらを総合的に考えると、やはり、超ショート・コントを上演するしかないと判断しました。

短い作品は、僕にとって、本当に難しいものです。
ちょっと気を抜くと、すぐに長くなってしまいます。
(何も起きないお話なのに、「貝殻」は50分も掛かってしまいました)
要素を盛り込むのは簡単ですが、削っていくのは実に困難なんですね。
ましてや、短時間のうちに笑いにまで持ち込むのは、至難の業です。
本当に上手く書けるのか、自分でも自信がありません。

でも、困難に挑戦するからこそ、面白いのです。
いつも以上に時間を掛けて、頑張っていきたいと思います。

過去最多6人


冬の公演には、6人が出演する予定です。
勿論、過去最多となります。
普通の劇団からすると相当少ない数ですが、ぷにぷにパイレーツにとっては大人数です。
ショート・コント・オムニバス公演を行う場合、その6人をどう配置するかで、結構頭を悩ませてしまいます。
役の軽重や出演時間をなるべく均等にしてあげたいですし、精神的負担も同じようにしてあげなくてはなりません。
また、出演者各自が本来持っている味を生かしてあげたいとも思います。
出来れば、今回出演することで、様々なことが学べるようにしたいですよね。
しかも、公演全体を90分程度にまとめなくてはいけないのです。
その為には、全体のバランスを考えるとともに、各作品の上演時間を把握する必要があります。
これは、僕には、とんでもなく難しい課題です。
様々なパターンをシュミレーションしながら、現在、作品作りに励んでいるところです。

"僕"を"私"に


以前、上演した脚本を、女性が上演出来るようにリライトしてみました。
今度の冬の公演で使おうと考えています。

非常に無機質な作風なので、男女を問わず上演出来るものです。
ですから、最初は、単純な置き換え作業で済むと思っていました。
しかし、いざ書き直し始めると、大変でした。
単に、"僕"を"私"に書き換えれば済むというものではありません。
細かいディテールを、様々、変更しなくてはならなかったのです。
改めて、男女の家庭における役割や、社会における地位の差を感じることとなりました。
特に、この作品では、登場人物の個性をはく奪したかったので、一般的な女性の姿を見せたかったのです。
つまり、誰もがイメージする女性像に変更する必要がありました。
その結果、相当な改作となってしまいました。
すべてのセリフをいじらなくてはなりません。
結局、完成するまでに、新作を書くのとそれほど変わらない手間と時間が掛かりました。
書き終わってみると、かなり夜遅い時間になっていました。

例によって、ちょっと時間をおいてから読み直し、修正を掛けたいと思っています。
何とか、なるべく早く女優さんにお渡しし、暗記に入って頂きたいですからね。
出来れば、今月中に!

プリンターをリニューアル!


5年間使用してきたプリンターが、ついに壊れてしまいました。
僕は、膨大な脚本を何稿も刷り出しますし、チラシやポスターも大量に印刷します。
普通のご家庭より遥かに使用頻度が高い筈なので、良く持った方だと思います。
(一般的には、4年で買い替える方が多いそうです)
メーカーに連絡すると、「修理不能」とのことでした。
もし直すとすると結構な金額になってしまうので、新規購入した方が賢いそうなんですね。
やむなく、家電量販店に、新しいプリンターを買いにいきました。

店頭には、様々なメーカーの様々な機種が展示されていました。
価格もまちまちで、数万円するものから、5千円を切る格安な商品まで並んでいました。
説明書きを読んでも良く分からないので、店員さんを呼んでその違いを尋ねました。
確かに、高額な機種には色々な機能が付いているようですね。
でも、そんな複雑な機能を、僕が使うとは思えません。
最も安い機種ですら、これまで使っていたプリンターのスペックを遥かに上回っています。
当然、僕は、最も安いモノをチョイス!
しかも、ランニング・コストが安いと評判のB社を選びました。
お値段は、なんと5780円でした!
5年前に買ったプリンターの何分の1なんでしょう?
これで、PCからの印刷、写真のプリント、コピーなども出来てしまうんですからね。
モノの値段って、不思議です。

早速、モノクロとカラー印刷を試してみましたが、なんら遜色なし!
むしろ、以前より、出来栄えが綺麗なぐらいです。
インクの入れ替え等も容易で、大変気に入っています。
ただ、プリンター本体の作りは、以前のモノと比べると、相当チャチです。
乱暴に扱うと、すぐに割れてしまいそうです。
生産コストを切り詰めるに材料をケチるのは、仕方ありませんね。

さあ、このプリンターで、面白い脚本をどんどん印刷していきますよ!
冬の公演に向けて、フル稼働して貰いましょう!

渋谷で広島風


今日は、軽い話題を!

お好み焼き.jpg


知人に連れられて、渋谷にある広島風お好み焼き屋さんに行ってきました。
ランチ営業をやっていて、定番の、肉玉そばを頂いてきました。
本場・広島のお店と比べてどうだという意見も色々あるでしょうが、僕は、しっかり楽しんできましたよ。

お店では、僕はふざけて、ずっと広島弁で喋ってみました。
すると、お店の大将が、わざわざ「広島の方ですか?」と、挨拶に来てくれました。
食べ終わった時も、「味は大丈夫だったでしょうか?」と心配そうに尋ねてきました。
広島で本物を食べて育ってきた人は、大概、厳しいことを言うのだそうです。
でも、東京で西の野菜を入手するのは困難です。
無理して入荷すれば、当然、お好み焼きの範疇を超えた価格になってしまいます。
郷に入らば郷に従え!
出来る範囲で美味しいものを作って頂ければ、僕は十分満足します。
実際、東京にも広島風お好み焼き店は沢山ありますが、かなり高額なところが多いのです。
でも、このお店は、広島より少しだけ高いだけだったので、地価から考えれば大満足です。
今後も、ここは、ご贔屓にいたしましょう。

ただ、残念なのは、店内にカープ色が一切なかったことです。
大将にも一言苦言を呈しておきましたが、オーナーの方針で、その色は出せないんだそうです。
東京では仕方ないことかもしれませんが、カープ・グッズがないと、なぜかお好み焼きを食べた気がしないから不思議ですね。

 

じゃけんnou.jpg

 

 

様子を見よう!


社会風刺コントの良いアイディアを一つ暖めています。
かなり面白そうなので早く脚本化したいのですが、実際には、なかなか着手出来ません。
と言うのも、凄くリアルな風刺を主軸とした作品です。
今書いたら、上演する頃には、きっと古くなってしまっています。
総裁選や代表選が終わらないと日本の方向性が見えてきませんし、登場キャラクターも確定出来ません。
領土問題の今後の展開も気になるところです。
そして、(あまり動きはないでしょうが)エネルギー政策についても、もう少し様子を見たいと思っています。
劇としてのアイディアが余りに面白いので、執筆が待ちきれないのが本音です。
でも、ここはぐっと我慢!
先に、他の作品のアイディアを練ることにいたしましょう!

また、お蔵入り?


脚本を1本、仕上げました。
今度は、女性用の一人芝居です。
内容は、コントではなく、シリアスなサスペンス劇です。
僕が得意とする、"奇妙な味"を満喫して頂くものとなっています。
イメージとしては、「ずっと一緒に」や「でぶっちょ人形」のような感じです。
黒い黒い作品です。
この冬の公演で上演出来るかどうか分かりません。
でも、いつでも使えるように、ひとまず完成させておきました。

こういう作品は、大変な演技力が求められます。
ストーリーが面白いだけに、それにリアリティを与えるには、相当な集中力が必要です。
かなり細かい演技のテクニックも、習得して貰わなくてはなりません。
そこに、一人芝居という難しさが加わってくるのです。
出来たら、僕が自分で上演したい演出です。
かなりの演技力を要求する作品なので、そう簡単には舞台に掛けられません。
また、お蔵入りしちゃうのかな...?

嬉しい悲鳴


昨日、"ぷにぷに演劇ワークショップ"を開催いたしました。
過去最多となる参加者を得て、大いに盛り上がりましたよ。
男女が同数だったので、愛しあうシーンなど、これまで出来なかったバリエーションで楽しむことも出来ました。
4時間があっという間に思える程、充実した内容になったと思っています。

参加者のモチベーションとレベルが非常に高かったので、内容が、自然にしっかりしたものになっていきました。
事前にゲームの要素を沢山用意しておいたのですが、冒頭以外は、ほとんど遊べませんでしたね。
皆さん、演技についてもっと深めたいという意欲が、前面に出ていました。
一つ一つを丁寧に行っていったので、結局、準備したもののうち3割程度しか実践できませんでした。
でも、昨日ぐらいの内容が適正だったように思います。
ワークショップ自体が生き物なので、始めてみないと、どうなっていくかは分からないものです。
だからこそ、面白いんですよね。

昨日の参加者全員が僕の考え方に共感して下さいました。
皆さん、次回のぷにぷにパイレーツの公演に参加したい意志を表明されました。
念願だった女性劇団員獲得です!
しかも、一度に3人も!
ワオッ!!
急な倍増に、僕は今、あたふたしているところです。
冬の公演の構成を見直さなければなりません。
これまで、女優さんがまったく定着しなかったので、女性向けの脚本のストックがほとんどないんですね。
今後、急いで、女性が上演出来る作品を整備していくつもりです。
まさに、嬉しい悲鳴ですね! 

本日、久々に"ぷにぷに演劇ワークショップ"開催!


サンフレッチェ広島が、昨夜、死闘を制し、首位に返り咲きました。
お陰様で、実に、気分の良い朝を迎えております。
大雨だったようですが、生で観戦した方々は、さぞ楽しんだことだろうと思います。
僕も、行きたかった...。

さて、本日、"ぷにぷに演劇ワークショップ"を開催いたします。
いつものメンバーに加えて、新規の参加者も、複数お越しになります。
特に、今回は、女性が多いようです。
慢性の女優不足で困っている我々としては、本当に有り難いことです。
女性の皆さんは、恐らく、不安いっぱいで参加される筈なんですね。
厳し過ぎたり、怖過ぎたりしないように、十分注意して臨みたいと思っています。
(一所懸命やると、僕は大概、怖くなってしまうのです)
笑顔を忘れずに、楽しいワークショップになるよう、心がけます。

今回は、定員いっぱいになってしまいました。
当日の参加申込みは受け付けられませんので、ご了承下さい。

昨日、本日のワークショップの台本を作りました。
楽しめるところと、シリアスに取り組んで貰うところを、バランス良く盛り込んだつもりです。
構想通りワークショップが進んだことは一度もありませんが、準備は必要です。
とにかく、参加者の皆さんに楽しんで頂けるよう、頑張ります!

誰にどの役を...?


ちょっと前に書いた脚本を、改稿してみました。
この冬に上演しようと思っている社会風刺コントの台本です。
テーマが大きいので、なかなかコントにまとめるのが難しいのですが、かなりコンパクトになりました。
また、全体の流れも無理な所が減り、まあまあスムーズになってきました。
誰が演じるか、どこで演じるか、前後の作品との兼ね合いはどうか等、まだまだ考慮すべき点はあります。
でも、これをもって、一応の決定稿にしたいと思っています。

読み直してみましたが、下らないコントのわりには、演技が相当難しそうですね。
僕は、脚本を書く時、どんな演技になるか、自分で実演しながらイメージしていきます。
そうすると、当然、より面白そうな演技を、どんどん取り入れたくなってしまうんですよね。
その結果、演技の初心者には、かなり難しい演出になっているのです。
しかし、一旦、面白い演出を思い付いてしまうと、今さら、レベルを下げるわけにはいきません。
出演者に頑張って貰うしかないのです。
このコントには、バカなダンス・シーンも盛り込んでしまいました。
配役された人には、精一杯、練習して頂きましょう!

さて、誰に、どの役をやって貰おうかな...?

力負け...

 

 

東京ドーム.jpg

 

昨夜、東京ドームへ、巨人vs広島戦を観戦に行ってきました。
お世話になっている方にチケットを頂戴したものですが、大変見やすい良い席で、プロ野球を満喫させて頂きました。

結果の方は、カープ・ファンの僕としては残念なことに、4対1で巨人の勝ち!
実際には、得点差以上の実力の差を感じる試合でした。
先発の今井啓介投手が序盤に捕まり、3回に坂本選手の左前適時打で先制されます。
5回にも、阿部選手に2ランを打たれました。
今井投手は、6回3失点で、7敗目を喫してしまいました。
チームの得点は、6回のエルドレッド内野手によるソロ・ホームランの1点のみに終わっています。
カープ打線は、14試合連続で3得点以下と、貧打が深刻です。
これで、チームの借金は6となってしまいました。
野村謙二郎監督(45)は、この3連敗に、「痛いですね」とうつむき加減に話したそうです。
カープは、今日から広島に戻って中日、ヤクルト相手に6連戦となります。

巨人3連戦を、3連敗!
これで、巨人相手に、1分けを挟んで9連敗となりました。
観戦していて、「この結果は仕方ないかな...」と思わざるをえない戦力差を感じます。
巨人の代打に高橋選手が出てきたときには、「これは敵わない」と思ってしまいました。
その高橋選手が、きっちりダメ押しのタイムリーを打つんですから、凄いですよね。
一方、9回表にカープが出した代打は、中東選手と東出選手です。
打力の差は歴然としていますね。

しかし、僕は、カープに関しては、常にポジティブ・シンキングでいくことにしています。
今は、強豪チームになるための我慢の時期にあると考えているんですね。
カープの投手力は、間違いなく、年々、アップしています。
今井投手も、昨日、6回3失点で、いわゆるクオリティ・スタートなんですよね。
投手陣だけなら、どの球団と比べても、そんなに見劣りはしません。
一方、確かに、打線は貧弱ですが、それも仕方ありませんよね。
巨人のバッター陣で活躍しているメンバーは、主に30代です。
現在30代の選手をドラフトする時期は、逆指名等の制度がありました。
その頃、カープは、有力なバッターを指名出来ませんでした。
そのツケが、今の打線に出ているんですよね。
体の大きさだけ見ても、巨人とカープでは、相当な差があります。
飛距離が違うのも、致しかたなしです。
投手と違って、野手を育てるのは時間が掛かります。
ですから、もう少しの辛抱です。
5年後、10年後には、きっと良い打線が組めるようになっているに違いありません。
(主力は、これから指名する選手になるでしょうが...)
僕は、気長に、カープの優勝を待ちたいと思っています。

僕は、カープが好きすぎて、最近、勝ち負けにあまりこだわらなくなってきました。
カープの選手を生で見られるだけで、大満足です。
勝ってくれれば儲けもの...、そんな気持ちで見守るようにしています。
選手の皆さんには、是非、連敗で落ち込んだりすることなく、元気溌剌と躍動して頂きたいですね。
僕は今や、親が子どもを見る目線で、カープを見つめているようです。
これだけの楽しみを与えてくれるものは、他にはサンフレッチェぐらいしかありません。
残り少ない今季の試合を、カッカすることなく、大らかに楽しんでいきたいと思います。 

再度、ぷにぷに演劇ワークショップのご紹介

 

「ぷにぷに演劇ワークショップ」に参加したいという声が、続々、届いてきます。

もっと詳しい情報が欲しいということなので、改めて、ご紹介しますね。

 

●ぷにぷに演劇ワークショップ

日時:2012年9月16日(日)13:00~17:00

会場:大山街道ふるさと館・和室(東急・田園都市線 溝の口駅から徒歩5分)

参加費:1000円

内容:演劇の基礎から、実際の脚本を使った演技の実践まで、幅広く体験して頂きます。

参加資格:今回は、過去に舞台や放送等でのパフォーマンス経験がある方に限らせて頂きます。

服装:動きやすい格好が望ましいです。

持参するもの:好きな曲を、iPodやウォークマン等でお持ち下さると助かります。(ある程度はこちらでも、用意します)

また、特技のある方は、それを実演出来るようご用意下さい。

 

この他、ご不明な点があれば、何でもお気軽にお問い合わせ下さい。

皆様のご参加を、お待ちしています。

大山街道ふるさと館・地図.gif

 

始めなくちゃ!


朝夕の陽の光が黄色くなってきました。
日中は暑いですが、着実に秋が近付いているんですね。

さて、7月には2つの劇団公演を開催。
9月8日にはパントマイム公演に参加。
この夏は、大忙しでした。
それも、先週末で、一段落いたしました。
さすがにヘトヘトですが、のんびりしている暇はありません。
劇団ぷにぷにパイレーツの次回(第17回)公演に向けて、準備を始めなくては!

公演全体のコンセプトは固まっています。
脚本のアイディアも、十二分にあります。
しかし、出演者を確定させなくては、何も出来ません。
どんなに遅くとも、今月中には、概要を決定したいと思っています。

今度の日曜日の"ぷにぷに演劇ワークショップ"に、劇団への参加希望者が集まります。
その人たちの様子がどのようなものなのか、とても楽しみです。
さてさて、ワークショップの内容を、きちんと考えなくては!

僕はどこにいるでしょう?

 

 

アンサンブル3.jpg

「オーガニックマイムな夕べ3」の制作を手伝ってくれた方から、舞台写真を頂戴しました。

 

枚数は多くなかったのですが、なかなか良い雰囲気で撮れていました。

特に、アンサンブル作品は、自分では、お客様にどう見えているのか分からないものです。

大変興味深く拝見しました。

その一部をUPしましたので、是非、ご覧になって下さい。

 

一瞬分からないかもしれませんが、これらの写真には、僕もしっかり写っているんです。

さあ、どこにいるでしょうか?

探してみて下さい。

 

アンサンブル1.jpg

 

「血塗られた石板」のご感想


「オーガニックマイムな夕べ3」を観劇したお客様と、昨日、お話しさせて頂きました。
とても楽しんで貰えたようで、その感想を、熱く熱く語って下さいました。
特に、僕が上演したソロ作品「血塗られた石板」を気に入って頂けたようです。
冒頭から本当に気持ち悪く、後半になると怖くて堪らなかったそうです。
僕の放つ圧力に圧倒されたとのことでした。
普通は、気持ち悪いと言われたら残念なんでしょうけど、僕の作品の場合、"気持ち悪い"は最大の讃辞になります。
なにせ、お客様に気持ち悪さを体感して貰いたくて、作ったものなのですから...。
また、僕のマイム作品は、非常に演劇的だとの指摘もありました。
今回、分かりやすさは捨てて、エモーションだけを求めてみました。
でも、ストーリーの流れは崩していなかったので、十分、ご理解頂けたようなんです。
それも、頭で分かるというよりは、体で感じてくれたそうなんですね。
それでこそ、マイムを演じた意義があるというものです。
このお客様の鑑賞眼が大変優れていたのも要因の一つだとは思いますが、こんな風に楽しんで頂けたのなら申し分ありません。
やった甲斐があったというものです。
これを励みに、今後もマイム道を追求していきたいと思っています。
ご来場下さった皆様、本当にありがとうございました。

 

「オーガニックマイムな夕べ3」無事終了!

 

昨日、無事、「オーガニックマイムな夕べ3」が終了しました。
客席は、超満員!
急遽、座席を追加しなくてはならないほどでした。
凄い熱気の中、出演者全員、充実した上演が出来たように思います。
細かい反省点は多々ありますが、大きな破たんもなく、まずは成功と言っても良いのではないでしょうか?
お客様からの評判も上々です。
僕のソロ作品「血塗られた石板」は、演技の迫力と豹変する怖さを楽しんで頂けたようで、まずは一安心。
アンサンブル作品も、かなり難解な内容だったにもかかわらず、大変評価が高かったですね。
"アート・マイム"でも、きちんとエモーションをもって演じれば、十分、お客様にご満足頂けるんですね。
色々学ぶことの多い公演となりました。

ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。

 

ただ、一つだけ残念なことがあります。
僕は、トップバッターとしてソロ作品を上演しました。
ところが、およそ半分のお客様が、遅刻してご来場なさったんですね。
その方々は、「血塗られた石板」をご覧になっていません。
あーん、頑張ったのに...。

 

本日、「オーガニックマイムな夕べ3」開催!


本日、「オーガニックマイムな夕べ3」の本番です。
僕は、トップバッターとして、ソロ作品「血塗られた石板」を上演!
ラストの、アンサンブル作品にも参加させて頂きます。
体力の限り、頑張ります。
まだ若干お席に余裕があるようです。
お時間のある方は、是非、劇場に足をお運び下さい。
アトリエ無現でお待ちしています!


★「JIDAIオーガニックマイムな夕べ 3」

◉日時/2012年9月8日(土)
17:30開演(17:00開場)

◉会場/アトリエ無現 (世田谷区野沢2-26-2 2川又ビルB1)
東急田園都市線 駒沢大学駅(東口) 下車8分

◉チケット/前売り・当日共 1500円 (全席自由)

◉出演者/芦田達也/阿部邦子/石崎一気/伊藤寛/小松星矢/寧呂/ユースケ/与儀真理子/Bijuree(50音順)

痛い!


「オーガニック・マイムな夕べ3」の公演が、明日に迫ってきました。
しっかり稽古したせいで、体中が痛いです!
特に、足の裏が酷い!
明日、大丈夫かしら...?

さてさて、この公演、まだお席に余裕があるようです。
観劇ご希望の方は、ご連絡頂ければチケットを確保しておきます。
よろしくお願いします!

 

ピッチウォーク

 

 

大宮ボルト・ポーズ.jpg

 

少し前の話になりますが、J1・大宮アルディージャのホーム、NACK5スタジアムにサッカー観戦に行ってきました。
そこでは、"ピッチウォーク"というイベントが開催されていました。
これは、アルディージャの夏の名物企画で、試合前のNACK5スタジアム大宮のピッチ外周を一周できるというものです。
数時間後に、プロ・サッカー選手が躍動する姿をイメージしながら、普段は入れないピッチレベルに立つことで、テンション上げようと企画されたものだそうです。

大宮レフェリー.jpg


話だけ聞くと、「なんだ、それだけか...」と思われるかもしれません。
でも、Jリーグのファンが参加したなら、きっと興奮する筈ですよ。
まずは、ピッチの大きさに感動します。
ゴールキックの飛距離や、コーナーキックの精度など、実際にピッチ・サイドで感じてみると、驚異的なものなんですね。
また、芝生を少し触ってみましたが、この上でスライディングやジャンピング・ヘッド、バイシクル・キックをやる勇気は、僕にはありません。
やはり、Jリーガーは超人的な人たちなんだなあと、改めて思いました。

大宮ピッチ.jpg


このイベントは、お金を掛ける必要がない割には、ファンは必ず喜びます。
是非、各チームとも、参考にしてみてはいかがでしょうか?
(ただし、サッカー専用競技場であることが、条件になるかもしれませんが...)
知恵を絞れば、お客さんが喜ぶアイディアは、まだまだあるのかもしれませんね。 

 

 

隣の家の少女


先日、「イヤミス」が静かなブームになっていることを、ご紹介しました。
「イヤミス」とは、嫌な後味の残るミステリーのことです。
その「イヤミス」を代表する作品といえば、多くの人が、この本を挙げるのではないでしょうか?
ジャック・ケッチャム作「隣の家の少女」です。

1958年夏。
当時、12歳のわたしは、隣の家に引っ越して来た美しい少女メグと出会い、一瞬にして、心を奪われる。
メグと妹のスーザンは両親を交通事故で亡くし、隣のルース・チャンドラーに引き取られて来たのだった。
隣家の少女に心躍らせるわたしは、ある日、ルースが姉妹を折檻している場面に出会いショックを受けるが、ただ傍観しているだけだった。
ルースの虐待は日に日にひどくなり、やがてメグは地下室に監禁され、さらに残酷な暴行を-。

あのスティーブン・キングが絶賛したという伝説の名作だけあって、最高に不愉快な話です。
誰が読んでも、嫌な気分になること間違いなし!
イメージ力が豊かな人なら、吐き気を催す可能性もあります。
「これでもか!」とエスカレートしていく折檻は、まさに異常!
グロテスクの境地と言っても、過言ではありません。
キャッチコピーには「あなたは最後まで読めるか?」とありますが、その通りの内容になっています。

しかし、ケッチャムの文章力は圧倒的です。
内容は不愉快でも、読み進めずにはいられなくなる筈です。
書き手のスタミナが十分だからこそ、これだけの文章が書けるのだと思います。
ですから、読み手にも、相当なパワーを要求されます。
じゃないと、読んでいて、吹き飛ばされてしまいますよ!
文章を書くには頭脳も大切ですけど、体力はもっと必要なんですね。
特に、精神的スタミナは必須です。
それを鍛えるためにも、是非、「隣の家の少女」を読むことをお薦めします。
ただし、心臓の弱い方は、お読みにならない方が良いでしょう。
また、読後、夜眠れなくなっても、当方は一切関知しませんので、そのつもりで...。

興味のある方は、書店で、最初の1ページだけでも立ち読みしてみて下さい。
それで、買わずに帰れる人は、相当な気力の持ち主だと思います!

 

肝心の部分がスカスカ


ぷにぷにパイレーツの冬の公演で上演する予定のコントの脚本を書きました。
音楽を生かした、バカバカしい社会風刺コントです。
二人コントなので、非常に書きやすく、数時間で書き終えてしまいました。

例によって、書き進めるうちに内容がどんどん膨らんでいきます。
気が付けば、とんでもない長編になっていました。
その割りには、肝心の部分がスカスカで、なんとも淡白に見えてしまいます。
終盤、大きく話が展開するところが、必要以上に重々しくなっています。
この他、様々な問題点が山積しています。
脚本は初稿を書く時は楽しいのですが、改稿していくのはなかなかに苦しい作業です。
少し作品を寝かして、ちょっと時間を置いてから、直しに入ろうと思っています。

血塗られた石板


9月8日(土)のパントマイム公演「オーガニックマイムな夕べ3」の概要が、少しづつ明確になってきました。
作品のタイトルも、色々、決まってきています。

まず、僕が上演するソロ作品は『血塗られた石板』にすることにしました。
おどろおどろしくて、面白そうでしょ?
内容も、タイトルそのままの不気味なものです。
迫力と緊張感をお楽しみ頂きたいと思います。
上演時間は、10分程度です。

僕が加わるアンサンブル作品のタイトルは、『私の中の私と私の外の私』です。
ちょっと難解な題名ですが、作品のムードは、まさにこんな感じです。
ストーリーを楽しむ作品ではないので、とにかく動きの魅力を味わって頂きたいですね。
上演時間は、なんと30分!
こんな作品を上演するグループは日本には他にないので、この機会に是非、アートなパントマイムをご覧下さい。
皆様のご予約をお待ちしています!

 

ギャグ生産中


神奈川県東部は、昨夜、凄い雨でした。
あまりに大きな音で、何度も目が醒めてしまいました。
これからは、ひと雨ごとに秋が近付いてきます。
なんだか寂しいですね。
ついこの間、灼熱の甲子園に行ったと思ったばかりなのに、今は虫の声が聞こえています。
時の経つのは早いものです。

さて、いよいよ、本格的に劇団の冬の公演の準備を始めました。
今は、コントで使う具体的なギャグを考えているところです。
ギャグは、自然にポンポン思い付くものではありません。
きちんと準備しておかないと、本番で使えるものは生まれてきません。
しかも、思い付いたものが、すべて使える訳ではないので、かなりの数、考えなくてはならないのです。
相当、地味な作業ですが、現在は、思い付いたらメモを取って、数を揃えているところです。
ギャグは脚本における装飾に過ぎません。
しかし、お客様は、まず装飾に目がいきます。
非常に大切なものだけに、じっくり考えていかなくてはなりません。

 

久々に演劇ワークショップ開催


9月です。
今年も、残すところ、あと4カ月!
悔いのないように、しっかり頑張らなくては!

以前からお伝えしている通り、現在、"ぷにぷにパイレーツ"は新人劇団員を募集中です。
特に、長期に渡って活動してくれそうな女優さんを求めています。
しかし、いきなり入団というのも、ハードルが高いですよね。
そこで、劇団について良く知って頂く為の"演劇ワークショップ"を開催することにいたしました。
日時は、9月16日(日)の13:00~17:00。
会場は、田園都市線・溝の口駅そばの"大山街道ふるさと館・和室"です。
参加費は、1000円とさせて下さい。
内容は、コント演技を中心に、基本を丁寧に見つめ直していくものです。
ただし、勝手ながら、今回のワークショップは、舞台や演技経験のある方に限らせて頂きます。
ご了承下さい。

参加希望の方は、劇団公式HPからアクセスをお願いします。