ぷにぷにパイレーツ

ブログ

城所暁子さんのご紹介

 

 

城所暁子.jpg

 

もうすでに、城所さんについては、何度も記してきましたね。
でも、今日は改めて、冬の公演で初めて"ぷにぷにパイレーツ"に参加することになった"城所暁子"さんについて、簡単にご紹介します。

今年9月初旬のことです。
「石崎さんに紹介したい女性がいるの!」
"ぷにぷにパイレーツ"のコアなファンならご存知の池戸美香さんが、こんなことを言ってきました。
詳しく聞いてみると、「演劇の養成所で学び、商業系の舞台を数多く踏んできた女性が知り合いにいる」ということでした。
しかも、歌やピアノがお得意だそうではありませんか。
まさに、僕が求めていた人材です!

早速、演劇ワークショップを企画し、その女性に参加して貰うことになりました。
彼女は、ワークショップでは、最初は不安げな様子だったものの、途中から目をキラキラ輝かせ始め、最後には一番積極的に課題に取り組むようになっていきました。
僕の考え方や目指す方向に共感してくれたらしく、すぐに「次回公演に参加したい!」という意志を表明してくれました。
それが、城所暁子さんです。

城所さんの演劇への姿勢は、僕が見習わなくてはならない程、立派です。
セリフは、すぐに覚えてしまいます。
脚本を良く読み込み、その意図を汲み取ろうと必死になってくれます。
自分なりに演出を練り上げてきますし、色々なアイディアも出してきます。
僕が頼んでもいないのに、仮の小道具を作ってきたり、舞台用の衣装の候補を持ってきて見せてくれます。
稽古場では真剣そのものであると同時に、謙虚さも持ち合わせているんです。
時間も正確に守ってくれるので、僕は大変信頼しています。
まさに"劇団員の鏡"ですね。
何でも手伝ってくれますから、僕は本当に助かっています。

そんな真摯な態度で取り組む城所さんの演技が悪かろう筈がありません。
座長の僕が言うのも変ですが、凄すぎます!
絶対に一見の価値があります。
皆さん、本番を見逃してはいけませんよ! 

伊東かおりさんのご紹介

 

 

伊東かおり.jpg

 

冬の公演で、"ぷにぷにパイレーツ"の公演に初めて参加する女優さんが2人います。
今日と明日で、その2名について、簡単にご紹介いたします。

僕が"伊東かおり"さんと知り合ったのは、何年前になるのでしょうか?
もう、かなり長い付き合いになりますね。
そんなに頻繁にお会いする訳ではありませんが、時々、連絡は取り合っていました。

伊東さんの本職は、僕同様、フリーのアナウンサーです。
主に、FMラジオのDJなどで活躍されています。
声だけでなく、見た目も本当に可愛らしい女性なんですよ。
毒気の多い"ぷにぷにパイレーツ"には珍しく、清純なタイプです。
(勿論、うちに所属している女優さんは、みんな素敵ですよ!タイプは違えど...)

伊東さんは、自分の領域を広げるために、かねてから、お芝居に挑戦したいと思っていたそうです。
ただ、どうすれば演劇を学べるのか分からず、実際に演劇の世界に飛び込むことは出来なかったんですって。
そんなある日、ふと僕のことを思い出し、その旨を記したメールを送ってきました。
それが、僕がワークショップを開催する、ちょうど数日前だったんですよ。
ワークショップ後、とんとん拍子で話が進み、冬の公演に出演してくれることになりました。

演劇は初心者ではありますが、人前でパフォーマンスすることには慣れている伊東さんです。
感覚が優れているし、発声も聞きやすく、芝居に向いています。
しかも、かなり真剣に、稽古に取り組んでいるんですね。
今回、伊東さん本来のイメージとは違う「恐ろしい役」を演じて貰うことにしています。
すでに、現時点で、相当不気味な感じが出ていますよ。
本番がどうなるのか、今から楽しみです。
きっと、"ぷにぷにパイレーツ!に、新たな魅力を加えてくれることでしょう!

踊る?


志獅丸君主演の二人コントのラストが、今一つ、ピタッと決まりません。
大団円のカタルシスや熱狂が、全然、生まれないのです。
僕には、意識を集中して心の目を通すと、本番時の客席の様子をはっきりと見ることが出来ます。
この特殊能力はイメージ・トレーニングの成果なんですけど、かなりの精度でその映像は現実になります。
今のままだと、実にサラッと終わってしまい、物足りない感じがする筈です。
そこで、エンディングの演出を大幅に変えることにしました。
その結果、僕も出演することになってしまいました。
しかも、この僕が踊るんですよ!
出来れば、そんなことはしたくなかった...。
でも、作品の完成度を上げる為には、仕方ありません。
頑張って練習することにします。
ダンスの講師は、城所さんにお願いしてあります。
みんな、頑張ろう!

怒りは敵と思え!


「石崎さんは、演出中、灰皿を投げたりするんですか?」
色んな人に、こんなことを聞かれます。
勿論、僕は、灰皿を投げることはありません。
なぜなら、僕は、煙草を吸わないからです。
第一、今時の稽古場は、大概、禁煙になってますよ!

(冗談はさておき)僕は、劇団員との稽古中、絶対に怒りません。
どんなに彼らのセリフ覚えが悪くとも、何度も注意しているのに改善が見られなくとも、切れたりすることはありません。
いくら腹が立っても、理路整然と、冷静にお話しするように心掛けています。
怒りは何も生み出さないばかりか、様々なものを破壊してしまうからです。

「怒りは敵と思え。
勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身に至る。
己を責めても人を責めるな。
及ばざるは過ぎたるより勝れり。」

これは、徳川家康の有名な言葉です。
僕は、本来、怒りっぽい人間です。
でも、この言葉を肝に銘じて、怒りを面に出さないように気をつけています。

怒りは敵を作り、自分の首を絞めることに繋がります。
また、勝ってばかりで負け知らずだと、自分の身に害が及びます。
世の演出家先生は、劇団員を怒鳴りつけたりすると気分が良いと感じるのでしょう。
(まるで、勝ったような気持ちになれますからね)
でも、怒鳴られた側は、どう思うでしょう?
自分の演技を改善しようと思う前に、演出家を恨んだり憎んだりするのが、関の山だと思います。
その結果、劇団員の気持ちが「怒鳴られないこと」ばかり意識するようになり、観客の心に響くような演技を忘れてしまいます。
演出家の怒りは、作品の質を下げ、結果的に自分の評価を落としてしまうのです。

さらに、「自分を責めてもいいが、他者を責めるな」と家康は言っていますが、その通りだと思います。
役者が思うように動いてくれないのは、すべて演出家のせいです。
「意識付けが出来ない!」「説明が下手!」「モチベーションを上げる言葉を掛けていない!」「役者に成長の喜びを与えていない!」
その他、数え上げればキリがありませんが、全部、演出家が自分で招いた事態です。
役者を責めず、自分の何がいけなかったかを反省すべきです。
稽古場での全責任は、演出家が負っているのですから!

「及ばないのは、行き過ぎよりも勝っている」とは、深い言葉ですよね。
演出家は、このことを、絶対に忘れてはいけません。
あくまで、スポットライトが当たるのは、役者なのです!

つくづく、演出って、難しいと思いますね。
舞台を作り上げる能力に加えて、人間関係の調整や、役者のメンタル・コントロールまでやらなくてはいけないのです。
他人の演出をすると、相当、自分の心が鍛えられますよ。

離さない!


昨日、「ぷにぷに!没作品供養祭」の稽古を行いました。
参加者は、城所さん、伊東さん、脇坂君の3名です。

まず、城所さんが、自分で選んだ衣装を着て、見せてくれました。
強烈なインパクトのあるもので、僕の予想を遥かに上回っていました。
素晴らしいこだわりです。
城所さんはスタイルも良いので、大胆な衣装も良く似合います。

続いて、脇坂君の不条理劇の稽古です。
本番まで2カ月を切りましたので、昨日から、稽古のレベルを一気に上げてみました。
より面白く、かつ分かりやすくするために、より緻密さを要求したのです。
また、体を、もっとしっかり使うようお願いしました。
あまりの難しさに、脇坂君は、かなり戸惑っているようでした。
でも、彼は、毎回、稽古の様子を動画で撮影し、家でそれを見ながら稽古しています。
きっと、本番では、素敵な演技を見せてくれると思います。

城所さんと脇坂君の二人によるアンコール・コントの稽古も、さらに厳しく行いました。
笑いが取れるように、大胆さと精密さの両方を求めておきました。
昨日の稽古だけで、相当、面白くなりましたよ。
見学していた伊東さんも、思わず何度も吹き出していました。
かなり可笑しい作品になりそうです。
ご期待下さい。

最後は、伊東さんのサスペンス劇の稽古です。
こちらも、相当難しい演技レベルに入ってきました。
演劇初挑戦の人にやらせることではないのですが、伊東さんは感が良いので、きっとやってくれるだろうと期待しています。
実際、稽古の最中にどんどん変化していき、見ていた脇坂君も納得の迫力が出てきました。
伊東さんは、感覚的なことを捉えるのが上手いんですね。
必ずや、美しく、かつ恐ろしい舞台を作り上げてくれることでしょう。

それとは別に、あるダンスの振付を仕上げるよう、事前に城所さんにお願いしてありました。
城所さんは、僅か1週間で、その振付を完璧に仕上げてきました。
素晴らしいの一言に尽きます!
城所さんの入団は、本当に大きい!
こんな能力を持った劇団員は、貴重です!宝です!
僕は、城所さんを、離しませんよ。
他の劇団に移る場合は、移籍金を取りますよ。

人が集まることで、劇団に新たな魅力が加わっていきます。
「ぷにぷに!没作品供養祭」では、これまでとまったく違った"ぷにぷにパイレーツ"をお見せすることが出来そうです。

冬公演のタイトル発表!


今日は、2013年1月20日(日)に亀戸ハードコアで開催する冬の公演のタイトルを発表いたします。
劇団ぷにぷにパイレーツ第17回公演のタイトルは、「ぷにぷに!没作品供養祭」です。

劇団旗揚げ以来、ぷにぷにパイレーツは53本のオリジナル作品を上演してきました。
すべて、僕の作・演出によるものです。
しかし、その53本の作品の陰には、上演されることなく没になってしまっているものが沢山あります。
公演に採用されている作品の数倍もの脚本が、僕のPCの中で眠っているのです。

勿論、出来が悪いので、没にした作品もあります。
また、賞味期限が短すぎて、公演の時期には古くなってしまった社会風刺コントも少なくありません。
その一方で、「ご縁がなくて」没になってしまっている脚本も、沢山あるのです。
例えば、その脚本に相応しい俳優(特に女優)がいない...。
大勢モノの台本を書いたけど、劇団員が足りない...。
公演全体のコンセプトに合わないので、はじき出されてしまう...。
古くならない話なので、「上演は次回でいいや!」と、先送りされてしまう...。
出来は良いのだが、お客様を選ぶ作品なので、上演を決断出来ない...。
その他、様々な理由で、放置してしまっている脚本が山ほどあるのです。

今回は、そんな「ご縁のなかった」作品を、まとめて上演いたします。
お客様にご覧頂くことで、これまで没にされてきた脚本たちの積年の恨みを、慰めようと思っています。

「ぷにぷに!没作品供養祭」では、6本の作品を上演する予定です。
社会風刺コントを中心に、サスペンスや不条理コントなど、バラエティに富んでいます。
稽古を見ていると、なぜこれまで没になっていたのか不思議なぐらい、面白い作品が揃っていると感じます。
特に、実験性の高い作品が多いので、他の劇団では絶対に見ることのできないオリジナリティ溢れる作品を満喫出来ると思います。
是非、大勢のお客様にご覧頂いて、私たちと一緒に、没作品を供養して頂きたいですね。
さもないと、没作品が化けて出て、あなたを...。

 

料金決定


冬の公演の料金が決まりました。
結局、いつも通りの価格になりました。
例によって、事業仕分けを徹底し諸費用をカットしているので、演劇では考えにくい低価格を実現しております。
「往復の交通費の方が高い」とお感じになるお客様も、少なくない筈です。
映画より、クア・ハウスより、クイック・マッサージより安い!
しかも、ワン・ドリンクまで付いております。
勿論、アルコールだってOK!
こんな低価格で、究極のリラクゼーションが楽しめる所は、他にありませんよ。
是非、ご来場頂きたいと思います。
それでは、料金を発表します。

●第17回"劇団ぷにぷにパイレーツ"公演
日程:2012年1月20日(日)
開演時間:14:30(マチネ)&18:30(ソワレ)
開場時間:開演の30分前
上演時間:90~100分を予定
会場:亀戸ハードコア
料金:予約1500円 当日2000円(いずれもワン・ドリンク付き)

通信費を大幅に削減


インターネット環境が再度整い、また投稿できるようになりました。
あらためまして、よろしくお願いします。

今回、通信会社とプロバイダーを変えたので、昨日は、その設定に四苦八苦!
通信費を安くするためには、色々工夫が必要ですね。
新興の会社は、とにかく低価格にすることで、大手に対抗しています。
しかし、向こうも商売ですから、基本料金は低めに設定し、オプションの別料金で稼ごうとしているんですね。
その網をかいくぐり、複数のプロバイダーを巧みに活用することで、僕は以前よりかなり安くすることが出来ました。
("かなり"とは、半額以下のレベルです)
それでいて、サービスの内容は以前より良くなっているのです。
(下らないサービスも付いてきますが、後で簡単にカットすることも出来ます)
長期間、同じ通信会社やプロバイダーを使っている人は、損をしているかもしれません。
また、ブランド名には、何の意味もないことが分かりました。
皆さんも是非、何かに機会に、見直してみることをお勧めします。

ありがとう!城所さん


一昨日の日曜日の夜、冬の公演に向けた稽古を行いました。
参加者は、城所暁子さんと立川志獅丸君です。

まずは、城所さんの稽古から。
毎回、熱心に稽古に参加してくれるので、どんどんレベルが上がっていきます。
凄く緻密な演技の領域に入ってきました。
現時点で本番を迎えても全然問題ない出来ではあるのです。
でも、せっかく出演するのですから、この機会に、より圧力のあるエネルギッシュな演技を身に付けて貰いたいと思っています。
「どれだけ気を遣っても全然足りない」と思うぐらいの、高い集中力を求めておきました。
本番には、観客の皆さんがヘトヘトになるほどの緊張感を生みだしてくれると思います。
ますます稽古に精進して頂きたいですね。

続いて、志獅丸君の稽古です。
まだ、セリフが頭に入っていない段階なので、細かい演技指導は出来ませんでした。
とりあえず、いわゆる演出や振り付けだけを決めておきました。
志獅丸君は脇坂君との二人芝居中心なので、自主的に二人で稽古を重ねて貰わなくてはなりません。
稽古で一人だけ見ても、あまり意味がないのです。
二人で時間を合わせて、脇坂邸で沢山練習をして下さい。

昨日は、志獅丸君の相手役のアンダースタディを、城所さんにお願いしました。
さすがに、お上手です。
初見に近い台本なのに、ちゃんと笑いのツボを押さえながらやってくれました。
しかも、志獅丸君と、しっかり心のキャッチボールをしてくれるのです。
(相手に気を遣っているのは、城所さんの方でした)
本当に素晴らしい女優さんです。
"ぷにぷにパイレーツ"に参加してくれたのは、本当に有り難い!
その存在は、非常に大きい!
演じるだけでなく、すべての面において、僕は大変助かっています。
ありがとう!城所さん!

*諸事情により、明日から数日間、ブログをお休みする可能性があります。
PCの環境が整い次第、再開いたします。
ご了承下さい。

DIAMOND KNUCKLE20


昨日は、ゴールドジムサウス東京アネックスで行われた「DIAMOND KNUCKLE20」の観戦に行ってきました。
この興行には、僕が通っている北澤ボクシングのプロ選手が4人出場しました。
比較的キャリアが浅い選手たちの試合が中心ですが、それだけに応援は熱く、大いに盛り上がっていました。
また、KOの多いイベントで、ボクシングの魅力を満喫出来たように思います。

大森.jpg


僕の知人たちの結果の方は、残念ながら1勝3敗。
3敗は、すべて判定負けです。
はっきり言って、どれも力の差を見せつけられての敗戦でした。
負けた選手たちは、昨日の試合を通して、自分に何が足らなかったのかを見つめ直して、さらに練習に精進して頂きたいですね。
特に、メンタルで圧倒されて自分の力が出し切れなかった選手は、心を鍛えるトレーニングを積んで欲しいと思います。

ジムで唯一の勝利を挙げたのは、草薙慎吾選手です。
3回、華麗なるTKO勝ちでした。
2回に、スリップにしか見えないダウンを取られ、そこでスイッチが入った草薙選手。
一気に攻勢に出て、その回のうちに、ダウンを取り返しました。
そして、3回は一方的な攻撃を続け、1分34秒に強烈な右フックで相手をマットに沈めました。
試合終了後、しばらく立ち上がれないほどのダメージを、相手に負わせたようです。
あまりにもカッコいい逆転勝ちでした。
でも、これもまたメンタルなんですよね。
ダウンを取られる前と後で、草薙選手のボクシングがまったく変わりましたからね。
そこで恐れずに前に出ることが出来た草薙君の精神力が、TKOを呼び込んだ訳です。
勿論、自分を信じられる練習があればこそですけど、メンタルの重要性をまざまざと見せつけられました。
ボクシングを見るのは、面白いと同時に、本当に勉強になります。

(下の写真は、試合直後、草薙選手と一緒に撮ってもらったものです)

ボクシング.jpg


さあ、次は、12月16日の全日本新人王決定戦です。
齊藤選手にすっきりKO勝ちして貰って、また最高の気分を味わいたいですね。

 

 

埼玉スタジアム2002


うーん!
不幸中の幸いとは、このことでしょうか?
完敗を喫したものの、奇跡的に首位をキープしました。

スタジアム入口.jpg


昨日、J1第32節が行われ、首位の広島は、3位・浦和のホームに乗り込み対戦しました。
前半終了間際の41分には、浦和の梅崎司に鈴木啓太のパスから抜け出され、右足で豪快なシュートを決められてしまいました。
広島は、1点ビハインドで迎えた後半61分にも、ゴール前で鈴木啓太に中央突破からのシュートで追加点を許しました。
追いかける広島は、山岸智や石原直樹、ファン・ソッコを投入しましたが追いつけませんでした。
結局、広島は0-2の完封負け。
3試合ぶりとなる今季8敗目を喫しました。

バックスタンド.jpg


勿論、僕は、埼玉スタジアム2002に行ってきましたよ!
この競技場の杮おとしの試合で訪れて以来、約10年振りの訪問となります。
敵地ながら、素晴らしいスタジアムですね。
6万人以上も収容する大きな器なのに、ピッチが非常に近く感じられます。
客席に急な傾斜がつけられているので、メインやバック・スタンドの最上部からも、見やすいんですよね。
サッカーを観戦するには最適な巨大スタジアムだと思います。
日産スタジアムも近代的な競技場ではありますが、トラックがあるため、ピッチが遠くて、臨場感が薄いんです。
やはり、サッカーは専用スタジアムで見るものだと、改めて思いました。

サポーター.jpg


それから、サポーターの応援の力を感じることも出来ました。
僕は、アウェイのゴール裏で観戦しましたが、ホーム側のサポーターの声援が物凄い!
そもそも浦和は熱狂的なサポーターが多いことで有名です。
それが一致団結して熱い応援を休みなく繰り広げます。
この応援を体験するだけでも、観戦に行く価値があると思うぐらいです。
浦和の相手チームは、どこも、相当やりにくく感じるでしょうね。
昨日の広島は、浦和サポーターにもやられてしまった部分も少なくないと思いますね。
この辺は、生観戦の醍醐味ですね。

試合前.jpg


それにしても、昨日の広島の選手たちは、動きが悪かったですね。
特に序盤は、出足が相当悪かったように感じました。
また、「お互いに譲り合ってお見合い」みたいなシーンが、何度もありました。
これが優勝へのプレッシャーというものなのでしょうか?
運動量が武器のチームがこれでは、なかなか勝てません。
昨日の試合を薬に、残り2試合ですべてを出し尽くして欲しいと思っています。
後に悔いを残すことだけは、やめて頂きたいですね。

でも、今のサンフレッチェには、運もあります。
2位の仙台も鹿島と引き分けたため、勝ち点1差で首位を維持出来ました。
もし、次節に広島が勝利して仙台が敗れれば、広島の初となる年間優勝が決定するのです。
僕は、スタジアムには行けませんが、しっかりTV生観戦したいと思っています。
歴史的瞬間を見逃すことは出来ませんからね!

 

 

 

 

開演時間が決まりました!


劇団員にアンケートを取って、冬の公演の開演時間を決定しました。
SNSを上手に利用すると、アンケートなどの手間の掛かる作業が簡単に出来て良いですね。
その調査によって決まった、開演時間を発表いたします。

●2013年1月20日(日) 会場:亀戸ハードコア
・マチネ 14:30開演
・ソワレ 18:30開演

開場は、開演の30分前になります。

公演タイトルや上演作品、入場料金等については、徐々にご紹介していきますね。

忘れておりました!


今さらながら、「ぷにぷに!愛の劇場」の公演写真をまとめてみました。
7月の公演後、UPするのを、すっかり忘れておりました。
こちらをクリックして、ご覧下さい。

第16回公演「ぷにぷに!愛の劇場」

セリフの数


先日亡くなられた名優のOさんは、セリフの数に、大変なこだわりを持っていたそうです。
自分に与えられたセリフの文字数をきちんと数え、他の出演者より多くないと機嫌が悪かったようなんですね。
古い気質の劇団員は、セリフが一文字でも多いことが誇りでした。

しかし、我が「ぷにぷにパイレーツ」は、事情が違います。
セリフが少なければ少ない程、喜ぶ役者がいます。
一体、どうなっているのでしょう?
でも、「ぷにぷにパイレーツ」はマイム演技を沢山取り入れていますから、セリフが少ない方が難しかったりするんですけどね。

ドック・コンポ


便利なものを買ってしまいました。
SONYの「ウォークマン ドック・コンポ V30 ホワイト」という商品です。

スピーカー.jpg


ウォークマンに入れた曲を簡単に楽しめるだけでなく、CDやラジオを聴くことができます。
スリープタイマーや再生タイマーも付いていますから、寝起きの際に便利です。
それに、何と言っても小さい!
従来のコンポセットをぐっとコンパクトにまとめた感じですから、部屋をスッキリ見せることが出来ます。
確かに、本格的なステレオ・サウンドは望めませんが、日本の住宅事情からすると、この程度で十分だと思います。

僕も、買う前は少しバカにしていましたが、手に入れてしまうと満足感たっぷりです。
やはり、音質より、便利さの方が先に立ちますね。
最近は、このドック・コンポばかり使っていますよ。
特に、お芝居で使う音楽の選曲には最適でしょう。
どの曲を生演奏して貰うかイメージする際に、この簡便性は本当に助かります。
重さは5キロほどありますが、芝居の稽古場に持ち込むことも難しくないでしょう。
(普通のアンプよりも、遥かに軽いですからね)

こういった機器を上手に使うことで、お稽古のクオリティがますます上がりそうです。
あとは、僕が演出の腕を上げなくては...。

 

小道具作り


冬の公演では、ぷにぷにパイレーツにしては珍しく、少しだけ小道具を使うつもりです。
劇団らしく、劇団のメンバーに、小道具を作って貰おうと思っています。
基本的には、小道具を使う本人に作って頂きます。
自分で使いやすいように工夫して貰うためです。
ただ、小道具作りには、美的センスも必要なんですよね。
みんなが、どんなものを作ってくるのか、楽しみですね。

歌の稽古


昨日は、冬の公演に向けての稽古でした。
参加者は、城所さん、伊東さん、脇坂君の3人です。
例によって、あっという間の楽しい4時間でした。

まずは、城所さんの歌の稽古です。
振り付けや演出などを検討していきました。
非常にレベルの高いパフォーマンスなので、ご期待下さいね。
(いまだに、僕の頭の中で、その曲が鳴り響いています)

続いて、伊東さんと城所さんによる心理サスペンスのお稽古です。
強靭な精神力を必要とする作品なので、そのメンタル面を中心に練習していきました。
また、観客の精神状態もイメージしながら演技するよう、指示しました。
二人とも、メンタルを操る楽しみの一端に触れたのが、とても楽しかったようですよ。
みるみるうちに、不気味で迫力ある芝居に変化していきました。
現時点でも、相当恐ろしく、相当美しいですよ。

最後は、脇坂君を中心にした稽古です。
アンコール・コントと不条理コントの2本をやって貰いました。
どちらも、かけあいによる二人芝居です。
セリフを渡す技術を中心に指導させて頂きました。
アンコール・コントにおける城所さんの演技が物凄いので、脇坂君はたじたじになっていましたね。
負けずに頑張って貰いたいものです。

短時間の稽古にもかかわらず、メンバーの演技がみるみる成長していくのを見るのは、嬉しいものですね。
芝居が動き出すのは、本当に感動的です。
僕は、この稽古の時間が大好きです。
次回のお稽古が、今から楽しみです。

不要本を処分

 

収集した本が部屋中に溢れかえって、収拾がつかなくなりました。
そこで、思い切って、不要な本を処分することにしました。
現在、その選別作業に取り掛かっております。

不要とする基準は、以下の通りです。
①1回しか読んでいない本
②過去2年間に1度も手にしていない本
③時とともに改訂必至の本
④上下巻に分かれるような大長編
⑤必要な時に、いつでも図書館で簡単に借りられそうな本
この5項目のどれか一つにでも引っ掛かれば、処分することにしています。

心を鬼にして選別中ですが、なかなか思うように捗りません。
それでも、現段階で、段ボール箱10箱分は処分出来ることになりました。
1箱に、普通の本なら100冊、文庫本なら120冊は入るそうです。
ということは、1000冊以上を処分することになります。
なんともまあ、実に沢山の無駄な本を抱え込み続けてきたんですね。
自分の愚かさに呆れかえってしまいます。

でも、まだまだ現状では甘い。
もっともっと処分するぞ!
えいえい、おーー! 

1月20日


今日は、冬の公演の公演日を発表します。

劇団ぷにぷにパイレーツの第17回公演は、2013年1月20日(日)に決定いたしました!
会場は、"亀戸ハードコア"になります!
(第15回公演「ぷにぷに!七夕祭り」でお借りしたライブハウスです)
やっと決まったー!
パチパチパチ(拍手が鳴りやまないところをイメージ)!

マチネとソワレの2回公演になりますが、開演時間は、これから検討します。
日曜日だと、大概、ソワレはお客さんが少ないんです。
でも、場所が亀戸だけに、仕事帰りのお客様の為に、ソワレはいつもより開演時間を少し遅らせるつもりです。
団体のお客様と相談して決定しますね。
料金設定も考えなくては...。
まだまだ、決めなくてはならないことが沢山あるぞ!

サンソン・フランソワ

 

 

フランソワ.jpg

 

また、凄いものを買ってしまいました。
「Samson Francois: L'edition Integrale」と題されたCDボックスセット36枚組です。
価格は、なんと3359円!
1枚当たり、100円以下の超お買い得盤です。

このCDセットは、サンソン・フランソワ(1924-1970年)の集大成です。
神童中の神童と呼ばれ、19才でロン・ティボー国際音楽祭で優勝するも、これでも「遅すぎるデビュー」と言われたほどの天才肌のピアニストです。
23才のSP録音から約20数年にわたって、(下記にご紹介する)膨大な録音を残しています。
抜群のテクニックは言うまでもなく、奔放、華麗な演奏スタイルは、まさに芸術家といった風情です。
フランソワは、まさに「デカダンス」という言葉の似合う天才です。
酒・煙草・ジャズをこよなく愛し、不健康な生活の果てに、46歳の若さで逝ってしまいました。
あまりに個性的な演奏に、好き嫌いは分かれるかもしれませんが、フランス史上最高のピアニストと言っても、異論を唱える人はいないでしょう。

とにかく、フランソワは変わった人だったようです。
デビュー直後は、好きと決めた作品なら徹底的に勉強しました。
逆に、「ベートーヴェンは生理的に嫌で受け付けない。モーツァルトなら受け入れてやっても良い」などの発言も残っています。
非常にムラ気のある人だったんですね。
気分が乗らないときの演奏は、呂律が回らないほどであり、気分の良し悪しによる演奏の出来栄えの差が大きかったようです。
3回の来日歴がありますが、酒が好きな為、来日するたびに酔漢の風貌へ変わっていったと言われています。

このボックスセットは、彼がEMIに残した録音を可能な限り集め、さらに放送局が収録したライヴ音源も数多く収録するなど、フランソワのユニークなピアノ芸術を様々な角度から味わうことのできる盛りだくさんな内容となっています。
フランソワといえばショパンが人気で、36枚中14枚ほどがショパンの曲集になっています。
それ以外にも、ラヴェル、フォーレ、ドビュッシーなど、僕の好きな作曲家の名曲が沢山収録されています。
特に、廃盤音源や貴重音源を多数含む内容の濃さには、凄いお買い得感がありますね。

具体的な貴重音源としては、フランソワが1967年に来日した際の鮮明なステレオでのセッション録音。
1956年来日時のリストのピアノ協奏曲第1番のモノラルながら音質良好なライヴ録音。
サル・プレイエルで1964年におこなわれたリサイタルのライヴ録音。
ブザンソンでのライヴ録音。
ミュンシュとのシューマン、ジンマンとのバルトーク第3番。
マゼールとのプロコフィエフ第5番といったピアノ協奏曲のライヴ録音。
キャリア初期におこなわれたSP録音に至るまで、大量のレア音源が収録されています。

購入したばかりなので、まだすべてを聞き込んだ訳ではありませんが、素晴らしい演奏ばかりですね。
聞きなれた曲でも、フランソワの演奏で聞くと、とても新鮮に感じます。
ショパンの曲などは、発見が沢山ありますよ。
同じ聞くなら、フランソワで聞きたいと思ってしまいます。
実に香り高い名演揃いです。
ピアノ好きの人なら、必聴、必携のボックス・セットです。
入手のチャンスがあれば、是非、お薦めしたいですね。

収録曲を下に記しておきました。
このリストを見るだけで、涎が出る人がいるかもしれませんね。

CD1
ショパン:
1.ピアノ協奏曲第1番ホ短調 作品11
2.アンダンテ・スピアナートと大ポロネーズ(ピアノと管弦楽のための)変ホ長調 作品22
パリ音楽院管弦楽団、ジョルジュ・ツィピーヌ指揮
3.ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 作品21
フランス国立放送管弦楽団、パウル・クレツキ指揮
録音:パリ、サル・ドゥ・ラ・ミュチュアリテ、1954年5月28日&6月1日(協奏曲第1番)、1957年11月28日(アンダンテ・スピアナート)
サル・ワグラム、1958年6月23-24日(協奏曲第2番)

CD2
ショパン:
1.ソナタ第2番変ロ短調 作品35
2.14のワルツ集
録音:パリ、シャイヨー、1955年6月7日(ソナタ第2番)
サル・ドゥ・ラ・ミュチュアリテ、1958年7月2-4日(ワルツ集)

CD3
ショパン:
1.バラード第4番ヘ短調 作品52
2.練習曲ホ短調 作品25の5
3.練習曲変イ長調 作品10の10
4.ワルツ第11番変ト長調 作品70の1
5.即興曲第1番変イ長調 作品29
6.夜想曲第2番変ホ長調 作品9の2
7.ワルツ第1番変ホ長調 作品18『華麗なる大ワルツ』
8.スケルツォ第3番嬰ハ短調 作品39
9.前奏曲ハ長調 作品28の1
10.夜想曲第15番ヘ短調 作品55の1
11.練習曲ヘ短調 作品25の2
12.練習曲ハ短調 作品10の12
13.ワルツ第13番変ニ長調 作品70の3
14.ワルツ第7番嬰ハ短調 作品64の2
15.大ポロネーズ 変ホ長調 作品22
16.ソナタ第2番変ロ短調 作品35
録音:パリ、シャンゼリゼ劇場、1952年6月24-25日(1-9)
サル・ドゥ・ラ・ミュチュアリテ、1955年12月1-2日(10-15)、1956年9月24日(16)

CD4
ショパン:
1.4つのスケルツォ
2.24の前奏曲 作品28
録音:パリ、サル・ドゥ・ラ・ミュチュアリテ、1955年9月14-15、26-27、29日(スケルツォ)、
サル・ワグラム、1959年2月3-4、6、10-11日(前奏曲)

CD5
ショパン:
1.4つのバラード
2.マズルカ第1番~第25番
録音:パリ、サル・ドゥ・ラ・ミュチュアリテ、1954年10月27-29日(バラード)、1956年2月3、16-17日、3月20-22日(マズルカ)

CD6
ショパン:
1.マズルカ第26番~第51番
2.4つの即興曲
録音:パリ、サル・ドゥ・ラ・ミュチュアリテ、1956年2月16-17、3月5-6、20-22日(マズルカ)、1957年11月27日(即興曲)

CD7
ショパン:
1.練習曲集 作品10(全12曲)
2.練習曲集 作品25(全12曲)
3.ポロネーズ第1番~第3番
録音:パリ、サル・ドゥ・ラ・ミュチュアリテ、1958年2月26日、7月2日(ポロネーズ)、1958年9月5、19、23-24、26日、10月1、3、7、13日、1959年2月9、12日(練習曲)

CD8
ショパン:
1.ポロネーズ第4番~第7番
2.ソナタ第2番変ロ短調 作品35
3.ソナタ第3番ロ短調 作品58
録音:パリ、サル・ワグラム、1958年2月26日、7月2日(ポロネーズ)、1964年3月9-11、20日、5月11、15日、6月17日(ソナタ)

CD9
ショパン:
1.14のワルツ集
2.夜想曲第1番~第6番
録音:パリ、サル・ワグラム、1963年1月14、15、29&30日(ワルツ)、1966年5月17、18、20日(夜想曲)

CD10
ショパン:
1.夜想曲第7番~第19番
2.ロンド(2つのピアノのための)ハ長調 作品73
ピエール・バルビゼ(ピアノ)
3.3つの新しい練習曲(モシュレスの教則本のための)遺作
録音:パリ、サル・ワグラム、1966年3月9日(練習曲)、1966年5月18、20日、7月5-8、18日(夜想曲)、1966年12月13日(ロンド)

CD11
ショパン:
1.幻想曲 ヘ短調 作品49
2.舟歌 嬰ヘ短調 作品60
3.タランテラ 変イ長調 作品43
4.ポロネーズ第6番変イ長調 作品53『英雄』
5.夜想曲第5番嬰ヘ長調 作品15の2
6.即興曲第4番嬰ハ短調 作品66『幻想即興曲』
7.練習曲 ホ長調 作品10の3
8.練習曲 変ト長調 作品10の5
9.練習曲 ヘ短調 作品25の2
10.練習曲 ハ短調 作品10の12
11.バラード第1番ト短調 作品64の2
12.ワルツ第7番嬰ハ短調 作品64の2
13.ワルツ第6番変ニ長調 作品64の1
14.ワルツ第9番艶イ長調 作品69の1
15.スケルツォ第2番変ロ短調 作品31
録音:パリ、サル・ワグラム、1960年6月20、21、23,28日、7月11、12、22、23日(4-15)、1966年3月1、7-9日(1-3)

CD12
ショパン:
1.バラード第4番へ短調 作品52
2.練習曲 変イ長調 作品10の10
3.練習曲 ホ短調 作品25の5
4.ワルツ第11番変ト長調 作品70の1
5.即興曲第1番変イ長調 作品29
6.夜想曲第2番変ホ長調 作品9の2
7.ワルツ第1番変ホ長調 作品18『華麗なる大ワルツ』
8.スケルツォ第3番嬰ハ短調 作品39
9.アンダンテ・スピアナートと大ポロネーズ 変ホ長調 作品22
録音:ロンドン、アビー・ロード・スタジオ、1960年7月25-28日(1-8)、パリ、サル・ワグラム、1969年1月31日(9)

CD13
ショパン:
1.ポロネーズ第1番~第7番
2.3つの遺作のポロネーズ 作品71
録音:パリ、サル・ワグラム、1968年12月3、4、6、9、11、13日、1969年1月27、31日

CD14
ショパン:
1.ピアノ協奏曲第1番ホ短調 作品11
2.ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 作品21
モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団、ルイ・フレモー指揮
録音:モンテカルロ、サル・ドゥ・ラルカザール、1965年7月13-15日

CD15
ラヴェル:
1.ピアノ協奏曲ト長調
2.左手のピアノのための協奏曲
パリ音楽院管弦楽団、アンドレ・クリュイタンス指揮
3.クープランの墓(ピアノのための組曲)(全6曲)
4.夜のガスパール(全3曲)
録音:パリ、サル・ドゥ・ラ・ミュチュアリテ、1957年1月28-31日、4月16日、10月10日、1958年2月25日(クープランの墓)、1957年2月1日、3月12日、4月16-17日、1958年2月25日(ガスパール)、
サル・ワグラム、1959年7月1-3日(協奏曲)

CD16
ラヴェル:
1.夜のガスパール(全3曲)
2.ソナティナ
3.クープランの墓(ピアノのための組曲)(全6曲)
4.古風なメヌエット
5.マ・メール・ロワ(4手ピアノのための5つの子供のための小品)
ピエール・バルビゼ(ピアノ)
録音:パリ、サル・ワグラム&モンテカルロ、サル・ドゥ・ラルカザール、1967年3月22-23日、4月4日、6月3、5-7日(ガスパール)、
モンテカルロ、サル・ドゥ・ラルカザール、1967年6月1-3日(クープランの墓)、1967年6月8日(ソナティナ)、1967年6月9日(マ・メール・ロワ)、1967年7月17-18日(古風なメヌエット)

CD17
ラヴェル:
・亡き王女のためのパヴァーヌ
・高雅で感傷的なワルツ(全8曲)
・前奏曲
・シャブリエ風に
・ボロディン風に
・水の戯れ
・ハイドンの名によるメヌエット
・鏡(全5曲)
フランク:
・前奏曲、コラールとフーガ ロ短調
録音:パリ、サル・ドゥ・ラ・ミュチュアリテ、1955年9月14日(フランク)
サル・ワグラム、1966年9月28日、10月10日(水の戯れ)
モンテカルロ、サル・ドゥ・ラルカザール、1967年6月5-6日、7月17-18日、20日(鏡)、1967年7月19日(ワルツ)、1967年7月20日(パヴァーヌ)、1967年7月21日(シャブリエ、ボロディン風、メヌエット、前奏曲)

CD18
フランク:
・五重奏曲(ピアノ、2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための)ヘ短調
ベルネード四重奏団
フォーレ:
・四重奏曲(ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための)第1番ハ短調 作品15
ベルネード四重奏団員
録音:パリ、サル・ワグラム、1968年12月17、18、20日(フォーレ)、1970年6月30日、7月1、3、10日(フランク)

CD19
フォーレ:
1.夜想曲第6番変ニ長調 作品63
2.即興曲第2番ヘ短調 作品31
3.夜想曲第2番ト長調 作品33の2
4.夜想曲第4番変ホ長調 作品36
5.即興曲第2番ヘ短調 作品31
ドビュッシー:
6.喜びの島
7.前奏曲集第1集より(亜麻色の髪のおとめ/沈める寺/パックの踊り/吟遊詩人)
8.レントよりも遅く(ワルツ)
9.ピアノのために(全3曲)
10.練習曲第11番(第2集:組み合わされたアルペッジョのための)
11.ベルガマスク組曲より(月の光/パスピエ)
録音:パリ、サル・ドゥ・ラ・ミュチュアリテ、1955年9月12日、10月4日(3、5)、1955年9月13日(4)
サル・ワグラム、1968年12月12、16日(1-2)、1961年7月12、17-19日(6-11)

CD20
ドビュッシー:
1.前奏曲集第1集(全12曲)
2.前奏曲集第2集:第1曲~第10曲、第12曲
録音:パリ、サル・ワグラム、1968年4月23-24日、5月15日、7月16、19、22、23日(第1集)、
モンテカルロ、サル・ドゥ・ラルカザール、1969年5月23、24、26-28日(第2集)

CD21
ドビュッシー:
1.映像第1集(全3曲)
2.映像第2集(全3曲)
3.マスク
4.夢想
5.2つのアラベスク
6.練習曲第2集(第7番、第8番、第10番~第12番)
7.英雄の子守歌
録音:パリ、サル・ワグラム、1968年2月16日、3月18、22日、4月18日(映像第1集)、1969年6月25、26日、10月20、23日(映像第2集)、1970年10月5日(アラベスク)、1970年10月19日(夢想)、1970年10月20日(子守歌)
モンテカルロ、サル・ドゥ・ラルカザール、1969年5月21-23日(練習曲)、1969年5月24日(マスク)

CD22
ドビュッシー:
1.子供の領分(全6曲)
2.版画(全3曲)
3.ベルガマスク組曲(全4曲)
4.ピアノのために(全3曲)
ルネ・シャラン[1910-1976]:
・田園ピアノ協奏曲作品20
パリ音楽院管弦楽団、ジョルジュ・ツィピーヌ指揮
録音:パリ、サル・ワグラム、1968年1月8-10日、2月13-14日、5月15日(ベルガマスク)、1968年1月11、12日、2月15日(ピアノのために)、1968年4月19日、5月14日、7月22日、1969年10月21日(子供の領分)、
モンテカルロ、サル・ドゥ・ラルカザール、1969年5月27、28日(版画)、
シャンゼリゼ劇場、1953年9月14日(シャラン)

CD23
サンソン・フランソワ[1924-1970]:
1.ピアノ協奏曲
パリ音楽院管弦楽団、ジョルジュ・ツィピーヌ指揮
2.「Ballade pour un voyou」(ジャン=クロード・ボナルドーの映画のためのオリジナル音楽)(4曲)
ジミー・グーリィ(ギター)、モーリス・ヴァンデール(ピアノ)
ピエール・ミシェロー(ベース)、クリスティアン・ギャロ(パーカッション)
管弦楽団、サンソン・フランソワ指揮
ヒンデミット:
・四気質(弦楽合奏とピアノのための主題と変奏)
トゥールーズ室内管弦楽団、ルイ・オーリアコンブ指揮
録音:パリ、シャンゼリゼ劇場、1953年9月15日(協奏曲)
サル・ドゥ・ラ・ミュチュアリテ、1958年3月6、8日(気質)、1963年3月22日(Ballade...)

CD24
J.S.バッハ:
・トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564(編:ブゾーニ)
・コラール『主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ』 BWV639(編:ブゾーニ)
・コラール『今ぞ喜べ、愛するキリスト者の仲間たちよ』 BWV734(編:ブゾーニ)
・前奏曲とフーガ イ短調 BWV543(編:リスト)
モーツァルト:
・『ああ、お母さんに聞いて』による変奏曲 ハ長調 K265

ベートーヴェン:
・ソナタ第8番ハ短調 作品13『悲愴』
・ソナタ第14番嬰ハ短調 作品27の2『月光』
録音:パリ、シャイヨー、1955年6月6日(BWV564)
サル・ドゥ・ラ・ミュチュアリテ、1954年12月1日(BWV543)、1955年10月27日(コラール、モーツァルト)
サル・ワグラム、1963年4月12日(悲愴)、1963年4月29-30日(月光)

CD25
ベートーヴェン:
・ソナタ第23番ヘ短調 作品57『熱情』

シューマン:
・蝶々 作品2
・交響的練習曲 作品13
・謝肉祭 作品9
録音:パリ、シャイヨー、1955年3月1日(交響的練習曲)、1956年6月8日(蝶々)、
サル・ドゥ・ラ・ミュチュアリテ、1956年1月30日、2月1、2、4日(謝肉祭)、
サル・ワグラム、1963年2月19、26日、3月8日、4月8日(ベートーヴェン)

CD26
シューマン:
・ピアノ協奏曲イ短調 作品54
フランス国立放送管弦楽団、パウル・クレツキ指揮
・トッカータ ハ長調 作品7
リスト:
・ピアノ協奏曲第1番変ホ長調
・ピアノ協奏曲第2番イ長調
フィルハーモニア管弦楽団、コンスタンティン・シルヴェストリ指揮
録音:パリ、サル・ドゥ・ラ・ミュチュアリテ、1954年7月1日(トッカータ)
サル・ワグラム、1958年6月25-27日(シューマン:協奏曲)
ロンドン、キングズウェイ・ホール、1960年6月13-14日(リスト)

CD27
メンデルスゾーン:
・無言歌(3曲)
・アンダンテとロンド・カプリッチョーソ イ短調 作品14
・無言歌(2曲)
リスト:
・ピアノ協奏曲第1番変ホ長調
パリ音楽院管弦楽団、ジョルジュ・ツィピーヌ指揮
・ハンガリー狂詩曲第1番~第5番
録音:パリ、サル・ドゥ・ラ・ミュチュアリテ&シャンゼリゼ劇場、1953年10月2、26日、11月16、26日、12月13日、1954年1月15日、3月29-30日(ハンガリー狂詩曲)
サル・ドゥ・ラ・ミュチュアリテ、1954年5月28日、6月1日(リスト:協奏曲)、1958年5月15日(1)
サル・ワグラム、1961年6月30日(2、3)

CD28
リスト:
・ハンガリー狂詩曲第6番~第15番
録音:パリ、サル・ドゥ・ラ・ミュチュアリテ&シャンゼリゼ劇場、1953年10月2、26日、11月16、26日、12月13日、1954年1月15日、3月29-30日

CD29
プロコフィエフ:
・ピアノ協奏曲第3番ハ長調 作品26
パリ音楽院管弦楽団、アンドレ・クリュイタンス指揮
・トッカータ ハ長調 作品11
・つかの間の幻影より6曲(第1番/第3番/第6番/第17番/第4番/第18番)
・トッカータ ハ長調 作品11
バルトーク:
・2つの悲歌 作品8b(Sz41)

スクリャービン:
・ソナタ第3番嬰ヘ短調 作品23
録音:パリ、シャンゼリゼ劇場、1953年1月24日、3月23日(協奏曲)、1953年4月4日(2、3)、
パリ、サル・ドゥ・ラ・ミュチュアリテ、1954年7月1日(5)
サル・ワグラム、1961年7月20日(スクリャービン)

CD30
プロコフィエフ:
・ソナタ第7番変ロ長調 作品83
・ピアノ協奏曲第3番ハ長調 作品26
・ピアノ協奏曲第5番ト長調 作品55
フィルハーモニア管弦楽団、ヴィトルド・ロヴィツキ指揮
録音:パリ、サル・ワグラム、1961年7月21日(ソナタ)
ロンドン、アビー・ロード・スタジオ、1963年6月27-29日(協奏曲)

CD31:
SP録音
ショパン:
・バラード第1番ト短調 作品23
・練習曲 イ短調 作品10の2
・練習曲 変ト長調 作品25の9
・前奏曲 変ロ短調 作品28の16
・前奏曲 変イ長調 作品28の17
ラヴェル:
・スカルボ(『夜のガスパール』より)
録音:ロンドン、1947年~1948年(1-6)、パリ、アルベール・スタジオ、1947年9月24日
(スカルボ)

ライヴ録音
サンソン・フランソワ:
・黒魔術第2番/第3番

サン=サーンス:
・トッカータ(練習曲 作品111の6)

ドビュッシー:
・練習曲(3曲)

シューマン:
・クララ・ヴィークの主題による即興曲 作品5
・:蝶々 作品2
ヴィシー・フェスティヴァル、1955年8月7日(黒魔術、トッカータ)
ブザンソン、1956年9月(ドビュッシー、クララ・ヴィーク)
マントン、1961年8月4日(蝶々)

CD32
シューマン:
・ピアノ協奏曲イ短調 作品54
フランス国立放送管弦楽団、シャルル・ミュンシュ指揮
リスト:
・即興ワルツ
・ロシニョール
・ペトラルカのソネット第123番
・荒野の狩
・英雄的
・ドン・ジョヴァンニの回想
録音:ブザンソン音楽祭、1956年9月(2-7)、
モントルー音楽祭、1957年9月17日(シューマン)
マントン、1961年8月4日(ドン・ジョヴァンニの回想)

CD33
バルトーク:
・ピアノ協奏曲第3番Sz119
フランス国立放送管弦楽団、デイヴィッド・ジンマン指揮
プロコフィエフ:
・ピアノ協奏曲第5番ト長調 作品55
フランス国立放送管弦楽団、ロリン・マゼール指揮
フランク:
・交響的変奏曲(ピアノと管弦楽のための)
フランス国立放送管弦楽団、アンドレ・クリュイタンス指揮
録音:ブザンソン、1958年9月12日(プロコフィエフ)、1969年9月14日(バルトーク)、
場所不詳、1953年(フランク)

CD34:
日本のサンソン・フランソワ
リスト:
・ピアノ協奏曲第1番変ホ長調
東京交響楽団、上田仁指揮
シューマン:
・蝶々 作品2
・子供の情景 作品15
ショパン:
・ポロネーズ第3番イ長調 作品40の1
・マズルカ(4曲)(第5番~第7番、第20番)
・バラード第4番ヘ短調 作品52
録音:東京、1956年12月6日(リスト)、1967年5月8-9日(シューマン、ショパン)

CD35:
サル・プレイエルでのリサイタル 1964年1月17日
ショパン:
1.幻想曲 ヘ短調 作品49
2.即興曲第1番変イ長調 作品29
3.夜想曲第2番変ホ長調 作品9の2
4.ワルツ第7番嬰ハ短調 作品64の2
5.ソナタ第2番変ロ短調 作品35
6.バラード第3番変イ長調 作品47
7.夜想曲第4番ヘ長調 作品15の1
8.練習曲 変イ長調 作品10の10
9.練習曲 ホ短調 作品25の5
10.練習曲 ヘ短調 作品25の2
11.練習曲 ハ短調 作品10の12
12.練習曲 変ト長調 作品10の5
13.練習曲 変ト長調 作品25の9
録音:パリ、サル・プレイエル、1964年1月17日

CD36:
サル・プレイエルでのリサイタル 1964年1月20日
モーツァルト:
・ソナタ第4番変ロ長調 K282

ショパン:
・ソナタ第3番ロ短調 作品58

シューマン:
・子供の情景 作品15

プロコフィエフ:
・ソナタ第7番変ロ長調 作品83

リスト:
・ロシニョール

ショパン:
・ワルツ第6番変ニ長調 作品64の1
・ワルツ第1番変ホ長調 作品18『華麗なる大ワルツ』
録音:パリ、サル・プレイエル、1964年1月20日 

ギャグ追加


冬の公演のセリフの暗記に取り組んでいます。
ゆっくりとではありますが、少しづつ、頭に入ってきました。
そうなると、いつものように、セリフをいじりたくなってくるんですよね。
特に、社会風刺コントの場合、もっと面白いギャグが浮かんでくるんですよ。
それを作品に取り込むかどうか、毎回、悩んでしまいます。
あまり盛り込み過ぎてしまいますと、頭でっかちでゴチャゴチャしてしまいます。
でも、本当に面白いギャグは、採用せざるをえません。
その辺の判断が、実に難しいのです。

とりあえず、今日は、5つのギャグを差し込みたいと思います。
(結構、多いじゃないか!)

日にち決定


「ぷにぷにパイレーツ」の冬の公演の日にちと劇場が、ほぼ確定しました。
今回は、志獅丸君が劇場と交渉に当たってくれています。
結局、1月中旬の日曜日になりそうです。
いつものように、マチネ&ソワレの2回公演にするつもりです。
開演時間と料金が確定したら、きちんと情報公開いたします。
もう少々、お待ち下さい。

劇団員体質


土曜日の稽古の後、新人劇団員の城所さん、脇坂君と、カフェでゆっくりお話しさせて頂きました。
その中で、感じたことがあります。
二人とも、典型的な劇団員体質なんですね。
例えば、脇坂君は、稽古の度に、カメラとボイスレコーダーを持ち込み、家での稽古の参考にしています。
城所さんは、軽く演出を付けようかという段階の稽古なのに、自ら仮の小道具を作ってきて、イメージを膨らませようとしていました。
それ以外にも、この二人には、細かい所で劇団員体質が感じられます。
(劇団員体質とは何かについては、また別の機会に!)
こういう人たちがメンバーにいてくれると、座長としては、とても助かります。
円滑に稽古が進められますし、本番時も安心していられます。
この2人の新戦力の参加は、ぷにぷにパイレーツにとって、本当に大きいですよ!

東日本新人王MVP

 

試合直前.jpg

 

昨日、後楽園ホールでプロボクシング・東日本新人王決勝戦のミニマム級からミドル級まで11階級(スーパーライト級は中止)が行われました。
最優秀選手賞は、スーパーフライ級の斉藤裕太選手(25=北澤)。
技能賞は、スーパーフェザー級の柳達也選手(22=伴流)。
敢闘賞はライトフライ級の横山隆司選手(26=ワールドスポーツ)が受賞しました。

MVPを獲得した斉藤選手は、僕が練習に通っている北澤ボクシング・ジムの期待のホープです。
勿論、僕も、後楽園ホールに応援に行きましたよ。
声の限りに声援を送らせて頂きました。

試合内容は、完璧の一言に尽きます。
斉藤選手は、山口祥之選手(25=RK蒲田)と対戦しましたが、長身の相手にジャブを出して主導権を握りました。
得意のオーバーハンドの右フックでダウンを奪うと、最後は連打で圧倒し、レフェリーに試合を止められました。
僅か1回1分50秒の電光石火のKO勝利です。

斉藤選手は、昨年のこの大会では、初戦敗退してしまいました。
その後は、「走り込みを増やし、ジムワークにも課題を持って臨んだ」とリベンジに燃えていました。
昨年7月に誕生した長男・太一(たいち)くんと、ジムの名前を刺しゅうしたトランクスも光り輝いていました。
MVPを獲得し、「いい勝ち方ができて良かった。このまま全日本の決勝でも優勝して日本ランキングを取ります」と宣言していました。
東日本の新人王と西日本の新人王が対戦する全日本新人王決定戦は、12月16日に、東京・後楽園ホールで行われます。

表彰式.jpg


斉藤選手のMVP獲得が、僕は、我がことのように嬉しいです。
日々、斉藤選手がジムで真摯に練習する姿を見続けていますし、その成長ぶりを目の当たりにしてきました。
人柄も素晴らしい選手なので、きちんと挨拶もしてくれますし、僕の話もちゃんと聞いてくれます。
とても爽やかな、魅力的な人物です。
でも、僕がこんなに喜んでいる理由は、それだけではありません。
実は、斉藤選手は、僕のお弟子さんと呼んでも良い存在なのです。
(信じられないでしょうけど、本当なんですよ!)

今年の5月から、僕は、齊藤選手に、様々なレクチャーを行ってきました。
演劇や放送の現場や大学などで学んできた心理面での取り組みについて、定期的にアドバイスを送ってきたのです。
斉藤選手は、僕の提案を、忠実に実直に守り、それを練習や日々の暮らしに取り入れてきました。
僕の見る限り、それ以降、斉藤選手のボクシングへの姿勢が大きく変わりました。
成長が、急激に早くなったように思います。
ジムのマネージャーやトレーナーも驚く、急速の進歩だったそうです。
モチベーションをキープし、練習の質を高め、自らの成長を自分で促す方法を、僕は出来るだけ具体的にご紹介した訳ですが、それが全て、上手くはまったようなんですね。
最近では、僕のアドバイスを斉藤選手なりにアレンジして、より効果的な練習を工夫しています。
試合当日のメンタルの作り方も、お手本通りにちゃんとやっているのには感心するしかありませんでした。
この取り組みをきちんとやっていけば、強くなるしかないのです。
でも、それを長く続けられる人は、ほとんどいません。
斉藤選手には、その続けられる能力があったからこそ、MVPを獲得出来たのだと思います。
結局は、斉藤選手の努力の賜には違いないのですが、意識を変えるきっかけになるアドバイスが出来たことを、僕は誇りに思っています。

劇的なKO勝利を収めた直後、斉藤選手は、僕に感謝の言葉を述べるとともに、試合当日に向けて書いたメモを見せてくれました。
そこに書かれていた内容は、申し分のないものでした。
ボクシングの技術だけでなく、メンタルまでこんなに鍛え上げていたんですね。
このまま成長を続けていけば、どこまでもどこまでも強くなっていく筈です。
全日本新人王は、単なる通過点に過ぎません。
もっともっと高い目標を持って、どんどん突き進んで行って貰いたいと思っています。

皆さん!僕と一緒に、12月16日、斉藤選手の応援に行きませんか?

 

MVP.jpg

 

 

文化の日


昨日、冬の公演に向けての稽古を行いました。
参加者は、脇坂君と新人女優・城所さんです。

まず、前半の2時間は脇坂君のお稽古です。
社会風刺コントの冒頭の1~2分程度のシーンを、1時間掛けて練習して貰いました。
体の使い方をかなり意識して動かなければならないので、脇坂君は悪戦苦闘していました。
演劇公演が2回目の人には難しすぎるのは分かっています。
でも、向上する為にはいつかは通る道なのです。
これから、頑張って取り組んで頂きましょう!
続いて、脇坂君が主役の不条理コントの稽古も1時間ほど行いました。
知的ゲームのような作品なので、セリフが複雑で、大変だったようです。
それに引きずられて、セリフ回しや動きが単調になりがちなので、そこを意識して貰うように厳しく指示しておきました。
うねるようなリズムを身に付けるのは並大抵ではありませんが、これも成し遂げて頂かないと困ります。
ひたすら練習して下さい。

後半の2時間は、城所さん中心に稽古を進めました。
城所さんは、舞台経験も豊富なので、感覚が研ぎ澄まされています。
また、内的エネルギーにも満ちていますから、とてもパワフルに表現出来ます。
実に、舞台向きの女性です。
ただ、まだまだ頭の中だけでお芝居をしてしまう所があるので、そこを注意して貰うよう演出を施してみました。
身体を意識すると、たちまち精神が充実し、神懸かり的な存在になることが出来ます。
城所さんは、その端緒を掴んだように感じました。
また、城所さんは、普段から十分稽古を行っているようです。
前回の稽古から、見違えるように良くなっていましたし、自分なりの演出の工夫も考えてきました。
僕との稽古にも、無理やり時間を工面して、必ず参加してくれます。
こういう人は、間違いなく上手くなります。
次回の稽古で、どんな演技を見せてくれるのか、僕は今から楽しみでなりません。

最後に、アンコール・コントの練習もしました。
当初は、僕と城所さんの二人で上演するつもりでした。
しかし、いざ、稽古を始めたところ、僕が客観的に2人の動きを見ることが出来ないことに気が付きました。
そこで、急遽、脇坂君に僕の役を代わって貰うことに決めました。
なんたって、セリフが2つしかないのですから、負担も小さい筈です。
この作品においても、城所さんの迫力が物凄いですね。
初稽古にして、すでに相当面白いです。
アンコール・コントにも、是非是非、期待して頂きたいですね。

稽古終了後、3人で、お洒落なカフェに行きました。
そこで、軽くお酒を飲みながら、熱い演劇論をかわしました。
(結構、飲んだ人も、若干1名!)
これまでの出演者とは、あまり芸術について話が出来なかったので、僕はとても嬉しく感じました。
文化の日にぴったりの夜となりました。
めでたし、めでたし!

ドロレス・クレイボーン


先日、「解雇手当」という小説をご紹介したところ、沢山の反響を頂きました。
ですから、今後も面白い本に出会った時には、お知らせしていきたいと思っています。
早速、今日は、スティーヴン・キング作「ドロレス・クレイボーン」を、ご紹介いたします。

そう、たしかにあたしは亭主を殺したさ...。
30年前に夫を殺したと噂される老女ドロレスに、再び殺人の容疑が。
彼女の口から明かされる二つの死の真相-皆既日食の悪夢のような風景のなかに甦る忌まわしい秘密。
罪が生み出す魂の闇。
キングの緻密な筆がアメリカの女性の悲劇を余すところなく描き出す、慟哭の心理ミステリー。

虐げられた女がひとり日食の闇のなかに立ち上がる。

ステーヴン・キングの作品に対して、皆さんは、どんな印象をお持ちでしょうか?
やはり、超常現象や超能力、宇宙生命体の襲来など、非現実的な恐ろしい出来事を、圧倒的なリアリズムで読ませる作家というイメージだと思います。
しかし、「ドロレス・クレイボーン」には、そんな、ありえない出来事は一つも起こりません。
ごくありきたりの主婦が、夫を殺すだけのお話です。
特に大きな展開もなく、どんでん返しもありません。
最初から、ドロレスは殺人を自白していますから、犯人探しの楽しみもありません。
結局、逮捕された老女が、淡々と(?)過去を振り返って話すだけの物語です。
作家によっては、数十ページで済んでしまうスケールのストーリーです。
それを、キングは、約350ページに渡って、丁寧に丁寧に描いていきます。
きっと、ストーリー展開だけを求める読者には、まどろっこしく感じられることでしょう。
でも、キングの細やかな描写の中に、この世のすべての真実が描き出されています。
また、その筆力により、ドロレスが実在し、すぐそこで生きているような錯覚を覚えます。
驚異的なリアリズムが、終盤訪れる、悲しみの境地を生み出しているのです。
キングの圧倒的な文章力に、僕は、毎度、ノックアウトされてしまいます。
キング作品の大半が映画化されていますが、どれも今一つと感じるのは、キングの文章力に映像が追いつかないからでしょう。
僕は、(純文学も含めて)現代最高の作家は、間違いなく、スティーヴン・キングだと思っています。
不気味な話が多いので、キングを敬遠している方も少なくないと思いますが、残念なことです。
そんな人には、まず、「ドロレス・クレイボーン」をお薦めいたします。
気持ち悪い描写は、そんなに出てきませんので...。
(ただ、執拗なる便秘の描写には驚かれるかもしれませんね)

「ドロレス・クレイボーン」のラストには、"スクラップブック"というパートが付いています。
そこでは、ポジティブなエンディングが、新聞記事によって暗示されています。
この"スクラップブック"があった方が良いのかどうか、色んな意見があると思います。
ちなみに、僕は、無い方が好きですね。
あなたは、どう感じるでしょうか?

「ドロレス・クレイボーン」は、1998年に文庫化されたものなので、一般の書店での入手は難しいでしょう。
古書店か図書館で探してみて下さい。

稽古が見たい!


「ぷにぷにパイレーツの稽古の様子が見たい!」
常連のお客様の中に、こんな方がいらっしゃいます。
僕は、稽古場を隠すつもりは一切ありません。
いつでも、自由に見学に来て下さい。

演劇は、本番よりも稽古を見る方が遥かに面白いものです。
何かが生まれ、変化していく過程を目にすると、まるで魔法のように感じます。
役者がちょっとした体の使い方や意識の向け方を変えるだけで、何もかもが違って見えるから不思議なんですよね。
また、同じことをやっても、やる人によって印象がまるっきり違うことも確認出来たりします。
芝居好きの方は、チャンスを見つけて(どこの劇団でも結構ですから)稽古を見学することをお薦めします。
僕も、時々、見せて頂きますよ!
物凄く勉強になります。

今どきは、灰皿を投げつけるような演出家も少なくなってきているそうです。
僕なんて、役者さんにペコペコしながら、演出していますよ。
怖い場所ではありませんので、稽古場に、是非、遊びにいらして下さい。

稽古が見たい!


「ぷにぷにパイレーツの稽古の様子が見たい!」
常連のお客様の中に、こんな方がいらっしゃいます。
僕は、稽古場を隠すつもりは一切ありません。
いつでも、自由に見学に来て下さい。

演劇は、本番よりも稽古を見る方が遥かに面白いものです。
何かが生まれ、変化していく過程を目にすると、まるで魔法のように感じます。
役者がちょっとした体の使い方や意識の向け方を変えるだけで、何もかもが違って見えるから不思議なんですよね。
また、同じことをやっても、やる人によって印象がまるっきり違うことも確認出来たりします。
芝居好きの方は、チャンスを見つけて(どこの劇団でも結構ですから)稽古を見学することをお薦めします。
僕も、時々、見せて頂きますよ!
物凄く勉強になります。

今どきは、灰皿を投げつけるような演出家も少なくなってきているそうです。
僕なんて、役者さんにペコペコしながら、演出していますよ。
怖い場所ではありませんので、稽古場に、是非、遊びにいらして下さい。

頭に入らない...


ああ、何ということでしょう!
冬の公演の概要がまだ色々決まっていないのに、来年の夏の公演のコンセプトが固まってきてしまいました。
公演タイトルさえ、僕の中で決定してしまいました。
早くも、具体的な作品のストーリーを考え始めています。
いかん、いかん!
まずは、冬の公演のセリフを覚えなくては...。
ああ、全然、頭に入らない...。