アートマイム
昨日、日本アートマイム協会の旗揚げ公演「INICJACJE(イニツィヤーツィエ)」に行ってきました。
凄かったですよ!
僕は、結構舞台を見に行く方ですが、こんなとてつもない公演は滅多にありません。
今年前半のナンバーワンだと断言いたします。
行ってみたら、あの大きなシアターXの客席は、ほぼ満員!
日本アートマイム協会への期待の高さを伺わせます。
開演時間には、あらかた席は埋まっていました。
第一部は、JIDAIさんによる公開マイムレッスンです。
このレッスンは、開場した時点から始まっています。
開演時間までの30分間はスケッチ可ということだったんです。
本当にスケッチをしている人が周りに沢山いて、僕は、驚きました。
第二部は、実際の作品の上演です。
これが、本当に素晴らしかった!
こんなに良いとは!
予想を遥かに上回っていました。
とても言葉に出来ないぐらいです。
前半は、JIDAI ORGANIC MIME COMPANY「j.o.m.c. 丹」によるアンサンブル作品です。
タイトルは、『雨の森で影をすくう』です。
僕は、毎週、この作品の稽古に立ちあい、一緒に稽古してきました。
(僕は、スケジュール等の都合で、今回は参加出来ませんでした)
完成に至るまでの過程をつぶさに見て、体感してきたのです。
それだけに思い入れが強いのかもしれません。
でも、そんな個人的感情を抜きにしても、最高としか言いようがありません。
4人の人間の動きだけで、こんなに物凄い世界が表現出来るんですね。
本当にカッコ良かったです!
約20分程の作品ですが、一瞬たりとも緩むところはなく、緊張感に満ち満ちています。
濃厚な夢を見ているような舞台です。
「j.o.m.c. 丹」の上演を見たら、「その辺の劇団は何をやっているんだ?」と思う筈です。
それぐらい充実した作品を見せてくれました。
改めて、拍手を送ります。
ブラボーーーーー!
そして、この公演のハイライトにあたる、JIDAIさんのソロ・マイムです。
『牛』と『痛み』の2作が上演されました。
これこそ筆舌に尽くしがたい圧倒的な演技でした。
あれだけの肉体コントロールが出来る人間が、この世にいるとは!
(皆さんには意味が分からないかもしれませんが)肉体が凄過ぎて肉体が消える!
動きが素晴らし過ぎて、動きが消える!
生命、情念、エネルギー...、そんな本来目に見えないものが可視化し、舞台上に姿を現したようにしか思えませんでした。
うーん!これが、アートマイムなんですね!
僕は、とんでもないものを練習しているんですね...。
心して臨まなければ...。
第三部は、アートマイムの源流にあたる、ステファン・ニジャウコフスキ先生の映像上映です。
これまた、圧倒的なもので、素晴らしかったですね。
マイムって、映像で見ると、イリュージョンが消えて、みすぼらしく見えるモノです。
でもステファン先生のレベルになると、映像の断片からも、その凄さが十分伝わってきます。
また、アートマイムが目指すことも、言葉ではっきり語られていました。
皆さんに、アートマイムの理解を深めて貰うには、最適な映像だったように思います。
トータルの感想としては、ズバリ、もっと実演が見たいですね!
やはり、舞台で演じられる作品が最高です。
今回の公演では、ソロもアンサンブルも、見足りないぞ!
もっと、アートマイムを見せろ!
そうだ、そうだ!
もっともっと、アートマイム作品を見せろ!
もっともっと、アートマイムの公演を増やせ!
世間には、アートマイムが足りないぞ!
全然足りないぞ!
そりゃあ、演劇もいい!
ダンスもいい!
様々なパフォーマンスもみんないい!
でも、アートマイムはもっといいぞ!
みんな、アートマイムを見るべきだ!
アートマイムをやるべきだ!
アートマイム、万歳!
ちょっと冷静になりましょう。
舞台には辛口の僕が手放しで絶賛するこの公演を、一人でも多くの方にご覧頂きたいと思っています。
今日、もう1回だけ、公演が行われます。
お時間のある方は...、いや、時間なんかなくても絶対に見に行くべきです。
特に、舞台に携わっている人は、見逃す手はありません。
当日券も出る筈です。
改めて、詳細をお知らせしておきますね。
▼日時:6月30日(日)15時開演(上演時間110分)
▼劇場: シアターX(カイ)
▼出演:JIDAI / j.o.m.c. 丹(寧呂 与儀真理子 芦田達也 松沢玲子)
▼観覧料:当日 3,500円 高校生以下 当日 3,000円(ご来場時に学生証をご提示下さい。)
この記事の更新日:2013年6月30日 08:37 | コメント(0) | トラックバック(0)
始動
いよいよ、今日から、日本アートマイム協会の旗揚げ公演「INICJACJE(イニツィヤーツィエ)」が始まります。
僕のパントマイムの先生であるJIDAIさんと、同門の仲間たちによる公演です。
初期の段階から、僕は、その稽古に立ち会っているので、はっきり断言出来ます。
これは、絶対に見るべきです!
自分も練習している身なので、逆に、アートマイムを上手く説明出来ません。
とにかく、見て頂かない限り、いくら言葉で説明しても伝わらないことが分かっているからです。
是非是非、多くの方にご覧いただきたいと思っています。
勿論、僕も、今日は劇場に足を運びますよ。
歴史的瞬間を見逃すわけにはいきませんからね。
公演の詳細を掲載しておきます。
お時間のある方は、直接、劇場にお越し下さい。
当日券も出るようなので!
●日本アートマイム協会 旗揚げ企画
【INICJACJE(イニツィヤーツィエ)】(ポーランド語で「始動」の意。)
日本アートマイム協会は、現代人が忘れかけている人間的身体を取り戻すため、共鳴し合う身体としての表現であるアートマイムを、心と身体の繋がりに目を向けるあらゆる方にお届けします。
本公演では、JIDAIによるレッスンの模様と作品をご覧いただくとともに、ステファン・ニジャウコフスキを映像で紹介していきます。
▼日時:6月29日(土)14時~/18時~
30日(日)15時~ 開演
▼劇場: シアターX(カイ)
▼出演:JIDAI / j.o.m.c. 丹(寧呂 与儀真理子 芦田達也 松沢玲子)
▼観覧料:当日 3,500円 高校生以下 当日 3,000円(ご来場時に学生証をご提示下さい。)
未就学児不可/団体様はご相談下さい。
▼プログラム
・JIDAI公開マイムレッスン
(最初からご覧いただく場合は、開演30分前にご来場下さい。)
・JIDAI ソロ『牛』『痛み』
JIDAI ORGANIC MIME COMPANY〜j.o.m.c. 丹〜『雨の森で影をすくう』
・ステファン・ニジャウコフスキの映像 『Actor of Silence』などの紹介(日本初公開)
▼指導・作品:JIDAI(ジダイ)
日本アートマイム協会会長/「JIDAI ORGANIC MIME」主宰
長年の独学パントマイムの後、アートマイムと出会い「マイムこそ人生」と活動を本格化。
ステファン・ニジャウコフスキの右腕であったテリー・プレスからアートマイムを受け継ぎ、ORGANIC MIMEの名で独自に発展させている。
叙情的でありシュールでもある舞台作品の発表を続けながら、後進の指導に当たっている。
日本舞踊16年、ブレイクダンス9年、武術、各種ボディワークの研究を活かした理論に裏打ちされた指導が好評。
2010,12年ステファン・ニジャウコフスキ主催の「ポーランド国際マイム芸術祭」にゲスト講師として招聘される。
国内外の大道芸フェスティバルでも活動。
北京オリンピック、ボローニャ歌劇場に出演。
▼主催・企画・制作:日本アートマイム協会
▼提携 :シアターX
▼後援 :ポーランド大使館
*公演NOTE
言葉にしたとたんに、こぼれ落ちるものがある。
言葉が生まれる前、すべてがあった。
ダンスでも無言劇でもないアートマイム。
... 歓びも悲しみも 永遠も一瞬も 夢も現も
自分の中の闇を見るかもしれません。
あるいは、自分の中の聖なるものを見るかもしれません。
心の色、身体の音・・・
目に見えないものを聞き、耳に聞こえないものを見る。
それが、ポーランド人間国宝ステファン・ニジャウコフスキによって創り上げられたアートマイム。
【日本アートマイム協会】
『マイムから心と身体の平和を』
「日本アートマイム協会」は、芸術創造集団NPO法人シアターコレクティブ(劇場シアターX)内に、2012年8月に創立されました。
本協会は「オーガニックマイム」主宰のJIDAIを中心とする、これまでの日本のパントマイム界の流れとは異なる、ポーランドを発祥とするアートとしてのパントマイムによる団体です。
芸術としての真のパントマイム(アートマイム)はその技術を身につけ、表現していく中で、肉体と精神を何ものでもないものにしていき、翻って全てになっていきます。その過程で行なわれる自身の心と身体との対峙が、生きる力、生きる技術になると信じます。 このマイムを一部の表現者だけでなく、あらゆる人の元に届け、多くの人が自らの心と身体に平和を感じられるようになることを願うものです。
日本アートマイム協会はこのようなアートマイムの普及発展のみならず、様々な分野の身体表現芸術の普及啓発活動を通じて、アーティストの成長を促し、また一般の方の身体表現芸術に対する理解を深めてまいります。
この記事の更新日:2013年6月29日 08:12 | コメント(0) | トラックバック(0)
糀ホールについて④
8月4日の「ぷにぷに!夜想曲集」でお借りする"糀ホール"を見学して、驚いたことがあります。
お客様が使用されるトイレが、男女別々なんです!
これは、劇団ぷにぷにパイレーツの本公演史上、初めてのことです。
しかも、劇場にロビーがあるんですよ!
なんという贅沢!
それにどんな意味があるかは分かりませんが、お客様にゆったりお過ごし頂けるという意味では悪いことではない筈です。
劇団の規模からすると背伸びし過ぎではあります。
でも、こんな一流の会場で公演を行うのも、たまには良いではありませんか?
是非、皆様!遊びにいらして下さいね!
この記事の更新日:2013年6月28日 07:27 | コメント(0) | トラックバック(0)
糀ホールについて③
8月4日(日)の「ぷにぷに!夜想曲集」でお借りする"糀ホール"は、使い勝手が良さそうなんです。
利用者は、ほとんど何の準備もしなくていいんですよ。
座席は、すでにセットされています。
受付周りも整備されています。
ピアノのセッティングも、やって頂けます。
建物の入り口に、看板まで設置して下さるそうです。
照明も、凝ったことは出来ませんが、素人でも簡単に扱えます。
終演後、片付けをする必要もありません。
とにかく、我々は、上演と演奏の内容に集中すれば良いのです。
これは有難い!
いつも、僕は、開演前にクタクタに疲れていますが、今回はそんなこともなさそうです。
その分、演劇の中味を向上させないといけませんね。
この記事の更新日:2013年6月27日 07:28 | コメント(0) | トラックバック(0)
糀ホールについて②
8月4日(日)の「ぷにぷに!夜想曲集」でお借りする"糀ホール"は、本来、音楽専用ホールです。
ピアノ、弦、管などの発表会・演奏会に多く利用されているそうです。
ですから、本当に音響が良いんです。
東京近郊の劇場で、これだけ音の良い所はないと思います。
「ぷにぷに!夜想曲集」は生ピアノとのコラボレーションです。
こんな音の素晴らしい劇場を発見出来て、ラッキーでした。
先日、下見に行きましたが、驚きましたね。
小さな声でも、暖かく響くんです。
それも、ただ無機質に反響するのではなく、優しく音に包みこまれる感じです。
僕のように、繊細なお芝居を追求しようとする方には持ってこいだと思います。
特に、アコースティック楽器なら、最高でしょうね。
ただし、PAを使ったり、電子楽器だったりすると、残念な感じになる筈です。
舞台面も左程大きくないので、セットや大道具のある普通の演劇には向かないでしょうね。
実際、お芝居で糀ホールを利用するケースは稀だそうです。
「ぷにぷに!夜想曲集」では、かつてない程繊細な演技をやるつもりです。
"糀ホール"にピッタリな内容になると思います。
是非、その音を聞きに来て下さいね!
この記事の更新日:2013年6月26日 07:41 | コメント(0) | トラックバック(0)
糀ホールについて①
8月4日(日)の「ぷにぷに!夜想曲集」は、"糀(こうじ)ホール"という会場をお借りします。
今回が初めての利用となります。
"糀ホール"は、これまで使用してきた劇場とは、まったく違った会場になります。
このホールの特長を、不定期でご紹介していきたいと思います。

まず、何と言っても、"糀ホール"は大きい!
客席数150席以上!
お客様が少ないことで定評のある劇団ぷにぷにパイレーツとしては、"糀ホール"の使用は無謀な挑戦となります。
客席がガラガラなのが目立つのは、間違いありません。
でも、物は考えようです。
お客様にゆったりお過ごし頂けるので、快適な環境を提供出来ます。
両サイドの椅子に荷物を置いても、問題ないでしょう。
これまでのように、「座席が狭い」「肩身が狭くて辛い」といったご批判を頂戴することはない筈です。
僕としては、少しでも客席が埋まるように頑張ります。
(当然、レンタル料もお高いので...)
しかし、個人で100人以上動員することは不可能です。
皆様!
出来ましたら、お友達やご家族をお誘いあわせの上、ご来場頂ければ幸いです。
ご予約を、心より、お待ちしています!
この記事の更新日:2013年6月25日 07:22 | コメント(0) | トラックバック(0)
楽しくなければ...
昨日は、朗読会に向けての初めてのお稽古を行いました。
3人全員がプロのアナウンサーなので、いきなり、高いクオリティの読みを聞かせてくれました。
そこに、朗読の心得のようなものをお伝えしたので、今後、ますます面白くなるものと思われます。
1度の練習で、これだけレベルアップするのなら、やりがいがありますね。
今後の稽古に期待しましょう。
昨日の稽古場は、脇坂邸でした。
そこに、出演者の小さなお子さんが二人と、犬一匹が参加!
大変な騒ぎが巻き起こっていました。
こんな劇団は、ぷにぷにパイレーツぐらいじゃないでしょうか?
なんともアットホームで良い雰囲気です。
楽しくなければ、演劇じゃない!
楽しくなければ、やる意味がない!
お客様にもお楽しみ頂けるように、頑張ります!
この記事の更新日:2013年6月24日 07:08 | コメント(0) | トラックバック(0)
夜想曲集
「ぷにぷに!夜想曲集」では、タイトル通り、沢山の夜想曲が、ピアノで演奏されます。
実は、この公演で使用される音楽は、すべて"夜想曲"なのです。
ショパン、フォーレ、バルトーク、サティ、プーランクほか、様々な作曲家による"夜想曲"をお届けします。
同じ"夜想曲"でも、作曲家によって、全然違うんですよね!
また、ショパンは数多くの"夜想曲"を書いていますが、バリエーションが豊かなので、シーンによって使い分けることが出来るんです。
"夜想曲"だけで、公演を一つ、構成出来てしまいました。
我ながら、素晴らしい企画だと思うんですが、いかがでしょう?
コンサートホールの担当者にも、「素晴らしいアイディアですね!」と褒められました。
クラシック音楽に詳しくない方には何の事だかわからないかもしれませんが、今回の公演は、かなり無謀な挑戦なんです。
とにかく、音楽が主役の公演です。
音楽に合わせて、脚本を書いたぐらいですから...。
是非、"夜想曲"のピアノ生演奏を聞きにいらして下さいね!
この記事の更新日:2013年6月23日 07:52 | コメント(0) | トラックバック(0)
「ぷにぷに!夜想曲集」
2013年夏の本公演の概要が決定しました。
ご予約やお問い合わせは、劇団公式HPからお願いします。
皆さんのご予約をお待ちしています!
★劇団ぷにぷにパイレーツ第19回公演「ぷにぷに!夜想曲集」
日時:2013年8月4日(日)17:30開演 (17:00開場)
上演時間:約90分を予定(途中休憩なし)
会場:糀(こうじ)ホール(東急田園都市線・溝の口駅徒歩5分)
料金:予約2500円、当日3000円
作・演出・出演:石崎一気
ピアノ演奏:吉田幸子
制作:じゅん
上演作品:「夜間飛行」「運だめし」「恋に恋して」
演奏曲:ショパン作曲「夜想曲」、フォーレ作曲「夜想曲」、バルトーク「夜想曲」ほか
*公演概要
劇団ぷにぷにパイレーツは、パントマイムのテクニックを駆使した一人芝居やコントを中心に上演しています。
今回は、ピアノ生演奏と一人芝居のコラボレーションとなります。
写実と前衛を兼ね備えた手法で、人間の愚かさや滑稽さ、悲しさをデフォルメし、印象的に表現した短編3本を、オムニバス形式で上演します。
まるで悪夢のようなファンタジックな世界観を展開して参ります。
「ぷにぷに!夜想曲集」で使用する音楽は、すべて「夜想曲」です。
ショパン、フォーレ、バルトーク、サティほか、様々な作曲家の「夜想曲」をお届けいたします。
劇場も、本格的なコンサートホールですので、迫力あるグランドピアノの音をお楽しみ頂けます。
また、空調や座席等の観劇環境の面においても、快適にお過ごし頂けるはずです。
暑い夏を涼しくする奇妙な味の演劇に、是非、ご期待下さい。
この記事の更新日:2013年6月22日 07:33 | コメント(0) | トラックバック(0)
2つの公演
すでにお気付きの方も多いと思いますが、劇団ぷにぷにパイレーツは、この夏、2つの公演を開催する予定です。
第19回公演は、石崎一気の一人芝居とピアノ生演奏のコラボレーションをお楽しみ頂く公演!
第20回公演は、女性3人による朗読の公演を計画しています。
まもなく、詳細を発表できると思います。
もう少々、お待ち下さい。
この記事の更新日:2013年6月21日 08:17 | コメント(0) | トラックバック(0)
泣きが入りました!
僕が書いた脚本を上演する予定の女性から、泣きが入りました!
あまりに難しすぎるというのです。
そうです!
僕の作品は、上演がとても難しいのです。
舞台を見ているだけでは、その難しさは分からないかもしれません。
でも、台本を声を出して読もうとしたら、声が出なくなるぐらい難しいと思います。
書いた本人の僕でさえ、難しいのですから...。
でも、大丈夫!
繰り返し、繰り返し、無理やり声を出して読んでいくと、何かが見えてきます。
自ずと、方向性が決まってきます。
深く考えずに、どっぷりと作品に身を浸せば、いつしか自分が作品の色に染まっていることに気付くのです。
頑張って、稽古に精進して頂きましょう!
この記事の更新日:2013年6月20日 09:10 | コメント(0) | トラックバック(0)
僕の子ども
社会風刺コント、ナンセンスコント、悲喜劇、不条理劇、ホラー、サスペンス、ファンタジー、感動系...。
その他、様々なジャンルの脚本を、僕は書いてきました。
自分でも、守備範囲が相当広いと思います。
ただ、どの作品を見ても、共通点があるんですよね。
登場人物が、みんな、とてもストイックなんです。
「まあ、いいか...」みたいな思考をするキャラクターは、まず出てきません。
(ユルいキャラは、多分、広島公演で上演した"ええじゃあないか"の主人公だけですね)
これは、きっと、作中の登場人物が、僕のDNAを受け継いでいるからだと思います。
言ってみれば、僕の生み出したキャラクターは、僕の子どものようなもの!
どこかに、僕自身の性格が反映されているんでしょうね。
この記事の更新日:2013年6月19日 07:25 | コメント(0) | トラックバック(0)
最高のラスト
苦労した末、女性向けのハッピーエンドの台本が完成しました。
上演する女性に読んで貰いましたが、とても気に入っていただけたようです。
「自分の代表作にしたい!」とまで言ってくれました。
これをハッピーエンドと思うかどうかは、人によると思います。
でも、人生で悲しい思いをしてきた人にとっては、最高のラストだと考えています。
どちらにしても、深い余韻を残すエンディングになっているのは間違いありません。
上演がすごく難しい台本なので、演者には頑張って貰わなくてはなりません。
しっかり稽古していきましょう!
この記事の更新日:2013年6月18日 08:14 | コメント(0) | トラックバック(0)
良い状態
夏の本公演に向けて、地道に稽古を続けています。
最近、作品が凄く短く感じられるようになってきました。
あっという間に、ラストシーンになってしまいます。
これは良い状態です。
意識の流れがスムーズになっているということですから...。
この記事の更新日:2013年6月17日 07:10 | コメント(0) | トラックバック(0)
8月4日
劇団ぷにぷにパイレーツ第19回公演の日にちが決まりました。
2013年8月4日(日)です!
開演時間は正式には決定していませんが、夕方からを予定しています。
皆さん!8月4日の予定を空けておいてくださいね!
この記事の更新日:2013年6月16日 07:19 | コメント(0) | トラックバック(0)
ユルユル
お腹周りが凄く引き締まったので、ほとんどのズボンがユルユルになってしまいました。
大きすぎて履けなくなったズボンを、昨日、一気に6本、処分しました。
すると、今度は、洋服箪笥の引き出しの中が、ユルユルになりました。
この記事の更新日:2013年6月15日 07:47 | コメント(0) | トラックバック(0)
一応、ハッピーエンド
新作脚本を書き直しました!
僕の中では、一応、ハッピーエンドのつもりです。
多くの方が「これじゃあ、ハッピーが足りない」と思われるでしょうが、僕にはこれが限界です。
とにかく、脚本を改稿して、出来がかなり良くなってきましたよ。
次は、単語を細かく修正していく段階です。
なかなかその時間が取れないので、週末に頑張ります!
この記事の更新日:2013年6月14日 07:09 | コメント(0) | トラックバック(0)
メッタ斬り!
国民的大作家の作品を受け付けない僕を納得させてくれる書評本を読みましたよ!
「大森望、豊崎由美の村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』メッタ斬り!」です。
これは、お見事です。
とにかく面白い本です。
僕は、何度も爆笑してしまいました。
さらに、僕が村上作品に違和感を感じていた理由も、はっきり分かりました。
村上先生のファンの方が読んだらきっと頭に来ると思いますが、絶対に痛いところを突いている筈です。
作品の問題点だけではなく、この現象の異常さもしっかり指摘しています。
なにより、今、村上先生を批判する本を、堂々と発表する勇気が素晴らしい!
大森さんと豊崎さんに拍手を贈りたいと思います。
村上作品そのものを読まなくても、その本質が分かる傑作です。
しかも、安い(280円)!
「大森望、豊崎由美の村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』メッタ斬り!」は、すべての電子書籍のブックストアで購入出来ます。
是非、ご一読を!
この記事の更新日:2013年6月13日 07:37 | コメント(0) | トラックバック(0)
国民敵作家
*今日は、過激な内容になっていますので、ご注意下さい!
今年前半の最大のベストセラーは「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」だそうです。
それも、2位以下を大きく引き離した、圧倒的な1位なんですって。
出す作品、出す作品、すべて大ベストセラー!
まさに、国民的作家ですね。
ところで、皆さんは、村上春樹先生の作品をお好きですか?
面白いと思いますか?
残念ながら、僕は、村上先生の本が読めないんです。
何度かトライしたことはあるのですが、どうしても最後まで我慢出来ません。
必ず、途中で(大概は序盤で)挫折してしまいます。
感性が合わないのか、はたまた、僕の感覚が鈍いのか...?
とにかく、読み続ける気がしなくなるのです。
同じ大学の演劇専修の卒業生であるにもかかわらず、どうもダメなんです。
先輩、ごめんなさい!
*ここから先は、村上先生のファンの方は読まないで下さいね!読んで不愉快な思いをしても、当方は一切責任を負いません!
先生の作品を読んでいると、なんだかバカバカしくなるのです。
「やけに女性にもてるお金持ちのボンボンが、うだうだ悩むだけのお話に付き合っている暇はない」と感じるのです。
しかも、やたらと下ネタシーンが出てきて、げんなりしてしまうこともしばしばです。
さらに、文章そのものが...(ここから先は、自主規制の対象となりますので、掲載出来ません)。
一体、皆さんは、何を良しとして、先生の作品をお読みになっていらっしゃるのでしょう?
("僕"とされることの多い)あの主人公たちに、共感する部分があるのでしょうか?
あのストーリー展開に、ワクワクされるのでしょうか?
地底人だか、宇宙人だか、カエルだかなんだか訳の分からないキャラクターが時々登場してきますが、皆さんは受け入れていらっしゃるのでしょうか?
感受性の乏しい僕には、さっぱり分かりません。
でも、そんな先生の作品が、いずれも大ベストセラーとなるんですからね。
しかも、毎年、ノーベル賞候補と噂されるほど、世界でも評価されているのです。
僕の感覚が特殊、あるいは劣っているんでしょうね。
だから、先生の作品は大ヒットし、僕の演劇公演の客席はガラガラなのでしょう!
そうだ!
僕も、やけに女性の持てる金持ちのボンボンが、うだうだ悩むだけのお話を書けば良いのか!
しかも、やたらと下ネタシーンを出せばいいんだ!
これで、問題解決...、なんて訳にはいきません。
自分自身が良いと思わないものを、動員を増やす為にお見せすることは出来ないのです。
結局、今後も、客少な続けるしかない...。
この記事の更新日:2013年6月12日 07:45 | コメント(0) | トラックバック(0)
透明人間
一昨日書いた脚本を、昨日、読み直してみました。
ノーーーーーー!
何だ、この薄っぺらさは!
まるで書き割りみたいな人物描写!
これじゃあ、2次元の人間像だ!
ショック、ショック、ショック、ショック!
ショックーーーー、ショーーック!
(ピンクレディの"透明人間"のメロディにのせてお送りしました)
早速、書き直します...。
この記事の更新日:2013年6月11日 07:42 | コメント(0) | トラックバック(0)
出来がいいぞ!
早速、昨日、新作脚本の第1稿を書いてみました。
おおっ!
これは、思ったより出来がいいぞ!
面白いぞ!
カッコいいぞ!
どんでん返しも効いているぞ!
でも、まだまだ、粗雑だぞ!
つじつまが合わない所が見受けられるぞ!
キャラクターの性格も分裂しているぞ!
完成まで、結構、時間が掛かりそうですな...。
この記事の更新日:2013年6月10日 08:09 | コメント(0) | トラックバック(0)
来たー!
来た、来た、来たー!
新作のアイディアが湧いてきたー!
なんとか、このモチーフを形にしたい!
ここからは、精神力の勝負です!
自分に負けないぞ!
この記事の更新日:2013年6月 9日 07:30 | コメント(0) | トラックバック(0)
アクティブスピーカー
ウォークマン対応のアクティブ・スピーカーを購入しました。
8800円のものが3500円になっていたので、つい...。
実は、これまで使っていたスピーカーのボリューム調整ボタンが効かなくなっていたのです。
ですから、安いスピーカーを発見出来たのは、丁度良いタイミングだったのかもしれません。
今後は、このスピーカーを、お稽古でフル活用していくつもりです。
AC電源につながないと鳴らないのは面倒ですが、その分、音量がたっぷり出ます。
「ぷにぷに!没作品供養祭」のように出演者が多い公演の稽古場は実に騒がしいので、最低でもこれぐらい音圧が欲しいんですよ。
4.2W+4.2Wですけど、狭い稽古場なら十分でしょう。
しかも、軽くて持ち運びに便利!
小さいので、置き場所にも困りません。
リモコンを使えるので、操作性にも優れています。
これは良い買い物をしたぞ!
備品が充実した分、お稽古の内容もレベルアップしていかなくては...。

この記事の更新日:2013年6月 8日 07:13 | コメント(0) | トラックバック(0)
緊張感
僕がハッピーエンドが嫌いな理由が分かりました。
ハッピーになった途端、舞台の緊張感が緩むからです。
僕の戯曲の持ち味は、緊張感です。
僕の演出の持ち味も、緊張感です。
ハッピーエンドが苦手なのも当然ですね。
この記事の更新日:2013年6月 7日 07:08 | コメント(0) | トラックバック(0)
見切り発車
そろそろ、夏の本公演の日程と会場を確定しなくては!
出演者やスタッフの日程、お客様の都合、劇場の設備や立地、利用料ほか、考慮することが沢山あって、なかなか決められません。
でも、そのすべてが希望通りになることは、絶対にないのです。
ある程度、見切り発車しなくてはなりません。
また、リーダーの独断が必要な時もあります。
リスクを恐れず、大胆に決定していきたいと思います。
すでに候補は絞られてきています。
近いうちに、正式決定いたします。
もう少々、お待ち下さい。
この記事の更新日:2013年6月 6日 07:11 | コメント(0) | トラックバック(0)
ついに来た!
ついに来ましたね!
稽古をすると、汗だくになる季節が!
今年の夏の公演では、そこまで激しい動きをしないつもりです。
でも、それなりに濃密な動きを入れてあるので、当然、汗は出ます。
物凄く出ます!
早朝から、床にしたたるほど、汗をかくのです。
自分との厳しい戦いの始まりです。
この記事の更新日:2013年6月 5日 07:32 | コメント(0) | トラックバック(0)
しっくりこない
ハッピーエンドの物語を思い付く為に、ハッピーエンドの物語を読みあさっています。
しかし、僕にとっては、面白くない!
全然、しっくりこないんです。
やはり、僕に、ハッピーエンドは合わないんですね。
この記事の更新日:2013年6月 4日 07:10 | コメント(0) | トラックバック(0)
日曜のソワレ
昨日、プロ・ボクシングの興行に行ってきました。
しかし、僕が応援している3人の選手全員が、残念な結果に...。
そのまま帰れないので、夜に映画を見て帰りました。
日曜の夜の劇場って、良いですね!
僕は、あの独特の雰囲気が大好きです。
本当に映画や演劇が好きな人だけが集まっている感じがして、凄く見やすく感じます。
そういえば、僕は若い頃から、出来るだけ日曜の夜の公演を選ぶようにしていたものです。
劇場を出て、まだ外が明るいのは興ざめです。
平日の夜は、みんな逃げるように劇場を後にします。
土曜の夜は、町全体が浮かれていて、落ち着かないものです。
やはり、日曜のソワレが最高です!
しかし、最近、日曜の夜は、演劇の公演があまり行われていないようなんです。
なんでも、お客さんの入りが悪いんだそうです。
商業演劇の場合、平日の昼間が一番人気で、次が土日の昼、そして平日の夜なんですって!
土日の夜は、劇場に行くものではなくなったようなんですね。
ここ二十年で、すっかり興行界の常識が変わってしまいました。
演劇を見た後、その芝居を肴に一杯やる...。
そんな文化は、日本から無くなってしまったようです。
寂しいー!
皆さん!
騙されたと思って、一度、日曜のソワレをご覧になってみて下さい。
映画でも大丈夫です。
絶対に良いですから!
ぷにぷにパイレーツの公演も、毎度、日曜のソワレが最も評判が良いのです。
是非、お試しあれ!
この記事の更新日:2013年6月 3日 07:17 | コメント(0) | トラックバック(0)
カービング
ぷにぷにパイレーツの劇団員、伊東かおりさんの芸術作品を鑑賞してきましたよ。
『STUDIO SIAM COLLECTION 2013』と題された展示を覗いてきたのです。
カービングというんでしょうか?
いわゆる飾り切りの、物凄く豪華なものだと思って下さい。
メロンや大根等の野菜や、石鹸などをナイフで削るアートです。
それは見事でしたよ!
事前に情報がなければ、野菜を加工したモノとは思えません。
デザインも作者によって個性が出ていて、とても興味深く拝見しました。
ちなみに、伊東さんは、スイカを綺麗なお花に変えていました。

「数日で干からびてしまう作品を作るなんて勿体ない!」と思ったりしましたが、演劇の命はもっと短いんですよね。
食べられる芸術ですから、演劇より喜ばれるかもしれませんね。
お時間のある方は、今日までやっていますので、是非お出掛け下さい。
会場は、代官山ヒルサイドテラス・バンケットルームC棟B1Fになります。

この記事の更新日:2013年6月 2日 07:48 | コメント(0) | トラックバック(0)
J1中断期間
6月です。
今月は、サッカーのW杯最終予選やコンフェデレーションズ杯が開催されます。
そのため、J1は、約1ヶ月の中断期間に入ります。
うーむ、辛い!
毎週、土曜日をどうやって過ごせばいいんですか?
何を楽しみに生きていけば良いんですか?
代表の試合なんか、僕には、どうだっていいんです!
やっぱり、Jリーグじゃなきゃダメなんです。
皆さん、おとといの日本対ブルガリア戦はどうでしたか?
楽しめましたか?
確かに上手い選手だらけなんでしょうが、熱さが足りません!
激しさが足りません!
(すべての試合がそうだとは言いませんが)Jリーグの方が熱いですよ!
激しいですよ!
贔屓チームの試合でなくても、相当楽しめます。
代表の試合しか見ない皆さんは、本当に損をしていると思います。
仕方ないので、僕は今月、J2の試合を楽しむことにします。
僕は、スカパーのJリーグパックを契約しているので、J2全試合を生中継で見られるんですよ。
J2を侮るなかれ!
香川選手だって、柿谷選手だって、かつてJ2で大ブレークした訳ですからね。
実は、J2には良い選手が沢山いるのです。
さーて、今日は、どの試合に注目しようかな?
この記事の更新日:2013年6月 1日 08:37 | コメント(0) | トラックバック(0)