ぷにぷにパイレーツ

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分裂


役者の仕事は、役を演じることではありません。
その人物の人生を生きることです。

綺麗事のように聞こえるかもしれませんが、稽古が進んでくると、僕は心からそう思います。
自分と登場人物との間の境目がなくなってくるのです。
役の上での出来事を、実際に自分が体験したかのような錯覚を覚えることもしばしばです。
それどころか、役柄の性格まで、僕自身に移植されてしまいます。
僕自身が、狂暴になったり、臆病になったり、陰湿になったりするのです。
それらの性格が混然一体となっているというよりは、二重三重に重なって存在しているような感じです。
特に、「ぷにぷに!夜想曲集」のように短編オムニバス公演を開催する時は、酷いですね。
心がバラバラに分裂してしまいます。
「あっ!今は、"夜間飛行"の主人公のキャラクターが、僕を支配している!」
こんな風に感じることもあります。
それが良いことなのか、悪いことなのか分かりませんが、特別な経験であることは確かです。
演劇でなければ味わえないこの感覚を、皆さんも体験してみたいと思いませんか? 

愛情物語


僕の作る作品の出来が良いかどうか、評判が良いかどうかは、自分では判断出来ません。
ただ、僕の選曲については、必ず高い評価を得ています。
クラシックの名曲が、まるで僕の作品の為に書かれたかのように感じる程、ピッタリはまっているそうです。
特に、今回の「ぷにぷに!夜想曲集」の選曲には自信があります。
ピアノで演奏される曲は、すべて"夜想曲"です。
しかも、色々な時代や地域の作曲家の"夜想曲"を散りばめています。
映画「愛情物語」で有名な、ショパンの2番!
知られざる名曲、プーランクの"夜想曲"!
そして、あまりにも圧倒的なフォーレの作品群!
それらが、僕の書いたセリフの何倍もの説得力をもって、芝居を作り上げてくれます。
「ぷにぷに!夜想曲集」にご来場頂ければ、必ずや、これまでご存じなかった名曲に出会えるに違いありません。
是非、ピアノ生演奏を聞きにいらして下さいね!

ピアノも役者


昨日、「ぷにぷに!夜想曲集」本番1週間前の稽古を行いました。
ピアノ演奏の吉田幸子さんと、1回、完全通しでやってみました。
やはり、生演奏にのせて演じると、気合いが入りますね。
作品に魂が宿ります。
1本演じ終わると、その役の人生を生きたような気がして、へとへとになります。
それを、3本続けてやると、僕は完全にエネルギーが切れてしまいます。
それだけのボリュームがある作品ばかりなのです。
吉田さんも、稽古終了後、脱力しているようでした。
今回は、ソワレの1回公演だけにとどめて正解でした。
こんなに大変な公演を、昼夜2回回しするのは無理です。
その1回に、すべてを注ぎ込みたいと思っています。

さてさて、内容の方ですが、稽古の度にどんどんレベルが上がってきましたよ。
自分で言うのもなんですが(誰も言ってくれないので...)、凄く面白いものになってきました。
特に、ピアノとのコラボレーションが、良い感じになってきたんです。
お互いに支え合って、一つの作品を演じています。
ピアノ演奏も、立派な役者さんなんですよ。
いい演技をしてくれます。
やればやるほど面白くなっていきます。
"一人芝居"と銘打っていますが、実際には(ピアノ演奏との)二人芝居です。
この辺は、実際にご覧頂いたことのある方にしか、ご理解頂けないでしょうね。
他の劇団では、まず見ることの出来ない、ユニークな企画です。
是非、生で、ご覧頂きたいと思っています。 

サロンパス


8月4日の「ぷにぷに!夜想曲集」まで、1週間となりました。
「あと1週間しかない!」という気持ちと、「あんな大変な稽古を、あと1週間もやらなければいけないのか!」という両方の気持ちがあります。
とにかく、肉体的にきついんです。
毎晩、脚にサロンパスを貼って寝ています。
見た目ではその大変さは分からないようですが、凄い無理な姿勢を取り続けるから、ふくらはぎが悲鳴を上げています。
最後の1週間は、気合いで乗り切りますね!

さて、昨夜、公演でお配りするアンケート用紙を作りました。
今回は真面目な公演なので、真面目なものにしておきました。
感想を書きにくい内容の公演ですけど、思ったことを自由に書いて頂ければ幸いです。

それから、昨日、「Endless Summer'64」で伊東かおりさんが朗読する「日記」の稽古を行いました。
約2時間に渡って、ノンストップで演出していきました。
伊東さんは、普段、良く稽古をしているようですね。
その手ごたえが、僕にしっかり伝わってきました。
ただ、どう読めば良いのか分からないところがあったらしく、僕はその辺を丁寧に説明していきました。
昨日の稽古で、伊東さんは、感覚を掴めたようです。
この稽古をふまえて練習を重ねていけば、必ずや感動的な朗読になるに違いありません。
僕は、伊東さんに、とても期待をしています。

「恋に恋して」の衣装


「ぷにぷに!夜想曲集」で上演する「恋に恋して」の衣装も決まりました。
魔女のキャラクターですから、さすがに普通の服装ではいけません。
例によって、アジアンテイストの格好にしてみました。
以前、「オーガニックマイムな夕べ」で着用した黒いパンツ。
普段着ている黒いタンクトップ。
今回購入した黒いアジア風カーディガン。
そして、大きな黒い布を頭に巻きつける予定です。
イメージとしては、2011年に上演した「魔術師」に近いですね。
真っ黒になってしまいますけど、真っ黒な内容の作品ですから、これで良いのです。
肝心なのは、演技の方です。
衣装は、演技の邪魔にならなければ十分なのです。

「夜間飛行」の衣装


8月4日(日)の「ぷにぷに!夜想曲集」で上演する「夜間飛行」の衣装を決めました。
普通ー!
極めて普通の服装です。
とても舞台衣装には見えません。
お客様より地味かもしれません。
まあ、地味な役柄だから、仕方ないのですが...。
上下とも、ユニクロです。
合わせて、2500円!
まさに、ぷにぷにな価格です。
赤字覚悟の公演ですから、諸経費を節約しないとね!

「運だめし」の衣装


「ぷにぷに!夜想曲集」の2本目に上演する「運だめし」の衣装を買ってきました!
アジアン・テイストのシャツです。
涼しげな色合いですね。
横幅もたっぷりしていて、動きやすそうです。
価格も、1200円!
とてもリーズナブルですね。

運だめし衣装.jpg


このシャツに、グレイネイビーのタイパンツを合わせます。
このパンツは、去年、「水晶玉」で着用したモノです。
上を替えると、全然印象が違いますね。
「運だめし」という作品にピッタリの衣装になったように思っています。

さて、「夜間飛行」と「恋に恋して」の衣装は、どうしましょう?

 

××××


「ぷにぷに!夜想曲集」で上演する作品を見たことがあるのは、ピアノ演奏の吉田幸子さんと、制作&照明担当のじゅん君だけです。
その2人に、3作品のうちどれが気に入ったのか聞いてみました。
すると、2人とも同じ作品を挙げました。
公演の冒頭で上演する「夜間飛行」なんですって!
僕は、すごく意外な感じを受けました。
だって、「夜間飛行」は、なんとも×××な作品なのですから!
女性が「夜間飛行」をチョイスするとは考えられなかったんです。
まあ、芸術に対する理解の深い人ですから、こんな××な作品でも楽しんで貰えるのでしょう。

僕自身は、最後に上演する「恋に恋して」が一番好きですね。
この作品は××××な要素が満載です。
演じていて本当に大変ですけど、×と×が完全に一致するのでイメージしやすいんですよね。
ラストシーンが、とても××××うえに、××××んです。
きっと、×××××××な舞台になると思います。

えっ?
「なんで伏字にしてあるのか?」ですって!
それは、皆さんに興味を持って頂く為ですよ。
8月4日(日)は、是非、糀ホールに足をお運び下さいね!

タワーレコード横浜モアーズ店


7月21日(日)、稽古に向かう途中に、横浜モアーズの6階にあるタワーレコードに立ちよりました。
この日は、このお店の最終日でした。
閉店に伴うTHANKSセールをやっていて、輸入盤を20%オフで購入することが出来ました。
すでに棚の数は少なくなっており、店内はスペースだらけでした。
実は、それに先立つ6月16日(日)に、タワーレコード横浜みなとみらい店も閉店しています。
あの大都会・横浜から、タワーレコードがなくなってしまったんですよ!
「いつかはこんな日が来る」とは分かっていましたが、それがいざ現実になると寂しいものです。

この流れは、もう止めることは出来ないんでしょうね。
間もなく、CDをお店で買うことが出来なくなるかもしれません。
今後、書店だって減少していくでしょうし、いずれはガソリンスタンドもなくなっていくことでしょう。
時代の流れを痛切に感じる出来事でした。

「ぷにぷに!夜想曲集」2週間前の稽古


昨日は、「ぷにぷに!夜想曲集」の稽古を、ピアノの吉田幸子さん、制作担当のじゅん君と一緒に行いました。
じゅん君は、この公演で、照明も担当します。
まずは、じゅん君に、照明に関する演出を把握して貰いました。
勘の良いじゅん君は、脚本上で説明しただけで、すぐに理解していました。
実際に、作品を見ながらイメージ・トレーニングをして貰いましたが、完璧に理解しているようでした。
きっと、本番も、見事にこなしてくれると思います。

また、じゅん君には、各作品の感想を語って貰いました。
じゅん君は、分かりにくい所やカッコ悪い所、辻褄が合わない所などを指摘してくれました。
「なるほど!」と思うことが、沢山ありました。
僕はじゅん君を全面的に信頼していますので、その指摘を、早速参考にさせて頂きます。
今日からの稽古で、修正を施していきたいと思っています。

昨日の稽古を総括しますと、本番2週間前にしては、良く出来ているように感じました。
この2週間前にも稽古をしましたが、僕も吉田さんも、その間に長足の進歩を遂げたように思います。
残り2週間で、どこまでレベルアップ出来るか、自分でも楽しみです。
地道に愚直に頑張っていきますね。

じゅん君の役割は?


8月4日(日)の「ぷにぷに!夜想曲集」まで、ちょうど2週間となりました。
うわー、もう、あまり時間がない!
ますます、密度の濃い練習をしていかないといけません。

さて、今日は、「ぷにぷに!夜想曲集」のお稽古を行います。
ピアニストの吉田幸子さんは勿論ですが、制作担当のじゅん君にも参加して貰います。
じゅん君は、仕事で、日々、世界を股にかけて活躍しています。
多忙の為、これまでは稽古に参加出来ませんでしたが、遂に今日から参戦して頂きます。
じゅん君にはまだ直接伝えていないのですが、照明を担当して貰おうと思っています。
(じゅん君、よろしく!)
本番当日は、以上の3人に、受付と客席誘導担当の2人を加え、全5人で公演を実施します。
それにしても、なんて小さなユニットなんでしょうね!
総勢5人ですよ!
今どきの演劇公演では、出演者が5人でも、相当少ない方だと思います。
小劇場公演でも大概20人は出演しますし、50人以上出演する舞台も少なくありません。
以前、客席数より、出演者数の方が多い公演を見たことがあります。
それにスタッフを加えたら、どんな大所帯になるんでしょうね?
僕は、そんな面倒くさいことが、大の苦手です。
少数精鋭で、質の高い作品を作っていくことを目標としています。
時代に逆行するミニマムな舞台を、是非、お楽しみ頂きたいと思っています。

責任者出てこい!


8月4日(日)の「ぷにぷに!夜想曲集」で上演する作品は、どれも難しすぎます。
3作品とも、かつて経験したことがないぐらい難しいです。
こんなにパワーが必要なのに、超緻密で繊細な表現を行わなくてはならない演劇作品が、他にあるのでしょうか?
特に、「夜間飛行」!
何なんだ、この難しさは!
何度稽古しても、負け戦といった感じです。
話は最高に面白いと思うのですが、演出が僕の能力の限界を超えている感じがします。

「ううう...、誰だ?こんなに難しい作品を書いたのは!
誰だ?こんなに難しい演出を施したのは!
公演が終わったら、訴えてやる!
責任者出てこいよ!」
「出てきたら、どないすんねん!」
「謝ったらええねん!」
なんて、他人の責任にしたいぐらい厳しい作品となっています。

多分、ご覧になる皆さんは、そんなことをお感じにはならないと思います。
(お客様は、ストーリーを追われる筈なので...)
でも、僕自身は、主人公の心理や肉体感覚をリアルに味わいながら演じたいのです。
と言うより、味わわないと、演じる意味がないと思っています。
まだまだ完成度を高める余地があるわけですから、時間の許す限り、頑張って稽古していきますね。
どうぞ、ご期待下さい!

「恋に恋して」のご紹介


8月4日(日)の「ぷにぷに!夜想曲集」のラストで、「恋に恋して」という作品を上演します。
今回上演する3本のうち、僕が最も気に入っているのは、この作品です。

魔女は、絶対に恋をしてはいけない!
でも、一度は恋をしてみたい!
年老いた魔女が、遂に、禁断の掟を破った!
魔女は、本当に恋が出来るのか...?
はたまた、恋のために、命を落としてしまうのか...?

石崎一気が、初めて女性役に挑戦する意欲作です。
フォーレの「夜想曲」より、1番、5番、4番を使用します。

自分が書いた脚本ながら、この作品をどう表現したら良いのか分かりません。
該当するジャンルがないのです。
悲劇でもなければ、喜劇でもない。
とても切ないのに、なぜか幸せな気分も味わえる。
これって、一体、何なんでしょう?
どうやって、この物語を思い付いたのか、自分でも思い出せないぐらいです。
とにかく、演劇でなければ絶対に味わうことの出来ない世界観をお見せ出来ると思っています。

しかも、とんでもなく難しい動きの連続です。
肉体の限界への挑戦です。
上演時間約30分!
演じる僕も、ご覧になる皆さんも、クタクタになる集中力を要求される筈です。
芝居を見るというより、体験するつもりでご来場頂ければ幸いです。

「運だめし」のご紹介


8月4日(日)開催の「ぷにぷに!夜想曲集」の2本目は、「運だめし」という作品です。

3個連続でピンポン玉を壺に入れたら、好きなモノが貰えるというカーニバルのゲーム!
誰も入れられない中、一人の男が次々に成功させていくが...。

上演時間僅か10分程の、短編ショートショートです。
バルトーク作曲の「夜想曲」にのせてお送りします。

この作品も、"どんでん返し"の要素満載です。
意外なオチを味わって頂きたいと思っています。
ただし、テイストはとてもダークなモノです。
背筋がゾーッとする怖さも併せ持っています。
とにかく良く動きますので、僕の演技に注目して下さいね!

「夜間飛行」のご紹介


8月4日(日)の「ぷにぷに!夜想曲集」で上演する作品を紹介していきます。
今日は、公演のオープニングに上演する「夜間飛行」についてです。

高所恐怖症の男が、最終便の飛行機に乗っている。
男は、窓の外に、人間の姿を目撃する。
急いでCA(客室乗務員)を呼び確認するが、人の姿は消えてしまっていた。
果たして、男が見たモノは、何だったのか...?

映画「トワイライト・ゾーン」の第4話"2万フィートの戦慄"に触発され、創案した作品です。
不気味で悲しい物語を、パントマイム演技たっぷりにお届けします。
劇中で演奏されるのは、すべてショパン作曲による「夜想曲」です。

僕の作品の特長である"どんでん返し"の要素満載のサスペンス・ホラーになっています。
かつて、どなたもご覧になったことのないであろう、とても不思議な世界を展開していきます。
ご覧になる方によってまったく見え方が違ってくる、重層性のある作品です。
上演時間40分の、一人芝居としては超大作!
是非、ご堪能下さい。

攣る!


年齢のせいか、最近、良く脚が攣ります。
眠っていると、突然、猛烈な痛みが襲ってくるのです。
その痛みは、翌日になっても残っていて、場合によっては数日残ることもあります。
情けない...。

多少、痛みがあっても、普通の生活には影響はありません。
しかし、演技の稽古には大きな支障となってしまいます。
僕が目指しているマイムの動きは、ふくらはぎを酷使するものなのです。
特に、今は、動きの稽古の真っただ中です。
痛みに耐えながら、丁寧に動きをチェックしているところです。

8月4日(日)の「ぷにぷに!夜想曲集」の本番前に、足が攣らなければ良いのですが...。

「ぷにぷに!夜想曲集」のパンフレット


8月4日(日)17:30開演の公演、「ぷにぷに!夜想曲集」のパンフレットを作りました。
今回は、劇の内容が内容だけに、おふざけはなし!
わりと真面目に、サラッとした文章にしておきました。
作品のあらすじも、"どんでん返し"が売りのモノばかりですから、詳しくは書けません。
とにかく、ちょっとだけ作品鑑賞の参考になるパンフレットを意識して作ってみました。
特に、音楽について、詳しく書いてあります。
ご来場頂ける皆さんは、是非、開演前に目を通しておいて下さいね!

「ぷにぷに!夜想曲集」まで3週間!


8月4日(日)の「ぷにぷに!夜想曲集」まで、3週間となりました。
さあ、ますます気合いを入れて稽古しなくてはいけません。
稽古以外に上達の道なし!
毎日、丁寧に稽古していきたいと思っています。
一日だけ見ても演技に成長は感じられませんが、1週間単位で見るとかなり変わっているものなんですよ。
自分を信じて、日々、頑張りますね。

さて、お陰様をもちまして、この公演のご予約が好調のようです。
出演者が僅か2人なのに、いつも以上の反響があります。
その要因は、SNSにあると思います。
とても効率よく、スピーディに、また、こまめに情報をお伝えすることが出来るのが大きいですね。
予算が大きければマスを対象にした告知も出来ますが、出演者2人の小さな公演ではそういう訳にはいきません。
無料で、しかも確実にお客様に情報が届くSNSは、弱小劇団にとっては強力なツールです。
お金を遣えないなら、知恵を使え!
より魅力的な情報を発信出来るように、今後も努力していきたいと思っています。

「ぷにぷに!夜想曲集」の衣装


さあて、そろそろ「ぷにぷに!夜想曲集」の衣装を考えないといけません。

毎度のことですが、衣装選びは本当に難しい!
公演終了後、「今回は、衣装がバッチリ決まっていた!」と思ったことは、ほとんどありません。
特に、公演写真を見ると、凄く地味に感じてしまうんです。
劇場でご覧頂いた方には問題ないようですが、劇団HPで公演写真をみた時、なんだか面白そうに見えないんですよ。
やはり、今後の動員のことを考えても、衣装は少し派手すぎるぐらいで、丁度良いようです。

ただ、僕の脚本の主人公は、地味なキャラクターが多いんですよ。
作品に普遍性を持たせたい為に、ごく一般的な市井の人ばかり登場させてしまうんです。
そうなると、まさに普段着のような衣装になってしまうんですよね。
役柄に対してリアルな衣装ではダメなんですよ。
でも、普通だけど、見た目がカッコいい衣装って、本物のセンスがなければ選べません。
しかも、お金をかけたくないので、選択肢が狭まり、ますます難しい!
衣装探しに行く時間もままなりません。
誰か、助けてー!

演劇って、何から何まで難しいですね!

キラ


ボクシングやJリーグの試合ばかり見に行っている僕ですが、久し振りに、プロ野球観戦をしてきました。
横浜スタジアムのDeNA対広島戦です。

浜スタ.jpg


昨日の結果は、広島の完勝でした!
初回、新外国人・キラ選手のライト前タイムリーで先制。
三回には、再びキラがバックスクリーンへ2ランホームラン。
さらに、四回にも、2打席連続のライトスタンド上段への3ランホームランで突き放しました。
この試合で、3安打6打点と大活躍したキラ選手は、デビュー戦のカードとなったこの3連戦で、3試合連続本塁打をマークしました。
試合後のヒーローインタビューで、キラ選手は「いいスタートになった。まだまだシーズンは長い。みんなで、いい形で勝っていきたい」と話していました。
DeNAの中畑監督は「ほとんどキラにやられた。打たれるべくして打たれたような球を投げてしまった」と振り返っていました。
昨日の勝ち投手は、バリントン選手!
ダメ押し点は、ルイス選手!
ほとんど外国人の活躍で勝った試合でした。

キラ.jpg


それにしても、借金が二桁にして、現在セリーグ3位に位置する広島カープ!
なんとかAクラスにいられるのは、やはりファンの後押しがあるからではないでしょうか?
暑い暑い平日の夜にもかかわらず、レフトスタンドは真っ赤に染まっていましたよ。
みんな汗を垂らしながら、試合開始から終了まで、スクワット応援を続けます。
それこそ声を嗄らしながら、最後まで全力で戦っている感じでした。
(その分、ビールが飛ぶように売れていましたが...)
明らかに、ライトスタンドよりお客さんは多かったし、応援にも力が入っていました。
この応援があればこそ、選手たちも頑張れているのではないでしょうか?
いい雰囲気を味わえましたよ。
たまには、プロ野球観戦に行かないとダメですね。
やっぱり生で見ないと、スポーツの本質は見えてきません!

ジェット風船.jpg


さあ、今日からカープは、神宮球場でヤクルト戦です。
ああ...、また球場に行ってしまいそう...。

 

 

 

演劇情報サイト


毎度毎度のことですが、幾つかの演劇情報サイトに、8月4日(日)開催の「ぷにぷに!夜想曲集」の情報を掲載して頂きます。
勿論、経費は無料!
タダでPR出来るのですから、こんな有難いことはありません。
ただ、この入力は時間が掛かるんですよね。
単純にコピー&ペースト出来ないようになっているんです。
使えない記号があったり、半角でなければ拒絶されたりするんです。
丁寧に確認しながら、作業をしていく必要があります。
なにせ、雑用担当が僕しかいない劇団なので、自分で頑張ってやっていくしかありません。
一人でも多くの方にご来場頂きたいものです...。

第20回公演「Endless Summer`64」について


かねてからお伝えしておりました朗読会の詳細が決まりました。
初めての企画を、初めての会場で開催します。
本当に小さな公演となっています。
夏の終わりを感じ始める時期です。
夕涼みがてら、是非、遊びにいらして下さい。

なお、会場はカフェですが、ドリンクのご用意はいたしておりません。
ご了承下さい。

カフェ店内.jpg



●第20回公演「Endless Summer'64」 ~女性3人による朗読会

・日時:2013年8月18日(日)19:00開演(開場は開演の30分前)

・上演時間:約60分を予定

・出演:緒方朋恵、伊東かおり、池戸美香

・作・演出・制作:石崎一気

・上演作品:「線香花火」「世界の終わり」「日記」「優しい雨」

・料金:1500円

・会場:64Cafe+Ranai(川崎市中原区小杉町3‐21)

東急東横線・武蔵小杉駅南口を出て、左方向へ。

府中街道を右に曲がり、そのまま街道沿いに直進。

4つめの小松3丁目の信号の角を左に曲がり、有料駐車場の奥にあるカフェです。

武蔵小杉の駅から、歩いて5分以内のところにあります。

*女性アナウンサー3人による朗読会です。

朗読作品は、すべて、石崎一気によるオリジナルです。

このうち、「線香花火」と「優しい雨」は、今回が初演となります。

第20回公演にちなんで、20席限定となっています。

予約のお申し込みは、お早めにお願いします。

乞うご期待!

 

朗読会の会場を決めました!

 

 

64Cafe+Ranai.jpg


この夏に計画している朗読会の会場を予約してきました。
これまで、数か所を視察してきましたが、ついに決めましたよ!
会場の雰囲気、立地、作品との相性、動員予定人数、レンタル料金、準備の手間等を総合して決定しました。
劇団ぷにぷにパイレーツが、かつて使用した事のないタイプの会場ですよ。
かなり、ユニークな場所となっています。
だって、カフェですもの!
会場の名前は、「64Cafe+Ranai」です。
エリアは、武蔵小杉です。
住みたい街の上位にエントリーされている、お洒落スポットです。
(僕の家から、すぐ近く!)
日にちは、8月18日(日)!
時間は、日が陰って涼しくなった、夜7時開演!
上演時間は約60分を予定!
8時の終演後、打ち上げも可能な時間です。
是非、夕涼みがてら、遊びに来て下さいね!

 

「ぷにぷに!夜想曲集」2回目の稽古


昨日、1週間振りに、ピアノの吉田幸子さんと「ぷにぷに!夜想曲集」の稽古を行いました。
各作品を通してみて、ピアノとお芝居の絡みを修正していきました。
初めて、作品の全体像を吉田さんに見て貰いましたが、喜んでくれましたね。
僕ならではのダークな世界観を、とても気に入ってくれたようです。
また、僕が、演技の面で不安を感じていた所を見て貰いましたが、特に問題はないと指摘してくれました。
演出の方向性は間違っていないようなので、ちょっと安心しました。
ピアノ演奏と芝居を合わせるパートも、稽古を重ねる度に、どんどんやりやすくなってきました。
芝居の為に、僕は吉田さんの演奏に対し、無理な注文を出しています。
それが功を奏し、舞台が凄くグルーヴするようになってきたのです。
吉田さんも、「ピアノをソロで演奏するより、芝居と合わせている所の方が弾きやすい」と感じているようです。
これが、コラボレーションの魅力ですね。
ただ、まだ力を入れて芝居をすると、セリフが飛んだり、間違えたりしてしまいます。
頭で芝居をしている所が多いんですね。
全編、腹で演技出来るように、更に稽古を重ねていきたいと思っています。

夜想曲の選曲

8月4日(日)の「ぷにぷに!夜想曲集」は、凝りに凝った公演だと思います。
ピアノで生演奏される曲は、すべて"夜想曲"なんです。
それも、ショパン、フォーレ、バルトーク、サティ、プーランクほか、様々な作曲家による"夜想曲"です。
こんな企画、純然たるコンサートでも、滅多にないと思いますよ。
しかも、上演する演劇作品と曲との関係性も強烈です。
「夜間飛行」はすべてショパン!
「運だめし」はバルトーク!
「恋に恋して」はフォーレの"夜想曲"で統一しています。
同じ"夜想曲"でも、その表情は全然違います。
かなりバリエーションに富んだ印象があると思います。
作品の出来はともかく、選曲だけは自信があります。
(毎公演、選曲は、必ず褒められます)
今回は、ピアノ生演奏が主役の公演です。
是非、"夜想曲"を聞きにいらして下さいね! 

打ち上げも!


8月4日(日)の「ぷにぷに!夜想曲集」で使用する"糀ホール"は、アクセスが便利です。
東急田園都市線、JR南武線の溝の口駅から、徒歩5分以内です。
風情のある、大山街道沿いにあります。
我々が良く稽古で使用していた"大山街道ふるさと館"の斜め前に位置しています。
老舗の酒屋さん"岩崎酒店"のビルの5階になります。
この"岩崎酒店"は、こだわりのお酒が並んでいて、見ているだけでも楽しいですよ。
お酒好きの方は、覗いてみてはいかがでしょうか?

また、溝の口は、デパートまである大きな街です。
食事や飲み会の場所が沢山あります。
「ぷにぷに!夜想曲集」は、上演時間が約90分。
19:00には終わる予定です。
溝の口のお洒落なスポットで夕涼みがてら食事をしていかれても、楽しいと思いますよ!
今回は、終演後、劇団主催の打ち上げの会を開催するつもりです。
是非、お気軽に、「ぷにぷに!夜想曲集」に遊びにいらして下さいね!

 

糀ホール白黒地図.gif

 

糀ホールについて⑥


8月4日(日)の「ぷにぷに!夜想曲集」でお借りする"糀ホール"は、一流のアーティストの方々が利用されている一流のホールです。
なんと、世界的ピアニストの舘野泉さんがこのホールの音を気に入っていらっしゃるそうで、何度も演奏会を開いていらっしゃいます!
もう、それだけで、僕は、"糀ホール"を使いたくなってしまいました。
舘野さんの演奏とは比べ物になりませんが、僕も頑張って素晴らしい芸術を展開したいと思っています。

その舘野さんが、今年も"糀ホール"でコンサートを開かれるようです。
その情報を掲載しておきますね。


~糀ホール20周年記念コンサート~
「舘野 泉 左手のピアノ演奏会」

・日時:2013年9月27日(金)19時開演
・入場料:4500円 全自由席(140席)
・会場:糀ホール

・演奏曲目
バッハ:シャコンヌ
スクリャービン:左手のための小品 前奏曲と夜想曲 作品9
平野一郎:微笑ノ樹~円空に倣ヘル十一面~
吉松隆:NHK大河ドラマ「平清盛」より「遊びをせんとや」「海鳴」

「ぷにぷに!夜想曲集」まで1ヶ月


8月4日の「ぷにぷに!夜想曲集」まで、今日でちょうど1ヶ月となりました。
お稽古は勿論ですが、制作面も本格的に取り組まなくてはならない時期です。
特に、動員!
客席数150を超える"糀ホール"での公演ですからね。
その為にも、「ぷにぷに!夜想曲集」のチラシを、もっと活用しなくてはなりません!

最近は、チラシを見て来場される方は、少なくなりました。
ほとんどの方は、SNS等のインターネット上の情報で公演をお知りになるようです。
でも、なかには、チラシじゃないと反応しないお客様もいらっしゃるんですよね。
特に、劇団のことをご存じない方には、チラシでしか公演情報をお届けすることは出来ません。

ただ、いかんせん、チラシは打率が悪い!
貧打のカープ打線よりも、遥かに率が悪いですね。
お金を沢山使える劇団なら良いのでしょうが、ただでさえ赤字の劇団です。
無駄なチラシは、なるべく作りたくありません。
それ以上に、チラシを配布する手間が大変です。
チラシを印刷して折り込み作業までやってくれる業者もありますけど、さすがに予算オーバー!
今まで通り、自分で印刷して、お知り合いや、過去にご来場頂いた方に郵送するしかありません。

何か、広く告知を行う良い方法はありませんかね?
制作面に関しては、悩みが絶えませんね。

「ぷにぷに!夜想曲集」のチラシ


8月4日(日)に開催する「ぷにぷに!夜想曲集」のチラシを作りました。
ぷにぷにパイレーツは、経費節約のため、毎公演、自分たちでデザイン、印刷しております。
今回のチラシは、さらに費用を節減するため、白ベースの配色になっております。
いつも、チラシは、公演写真を全面に配したデザインにしています。
しかし、ぷにぷにパイレーツの舞台は黒を基調としていますので、黒インクを大量に消費してしまうんです。
そこで、舞台写真を小さめに配置し、文面は白地に載せることにしました。
その効果は絶大で、黒インクがあまり減りませんでしたね。
それでいて、見た目の印象派あまり変わりませんから、目論見は成功だったのではないでしょうか?
細かい話で恐縮ですが、ただでさえ赤字必至の公演なのです。
1円でも切り詰めていきたいですからね。
早速、糀ホールに持っていき、置いて貰いました。
また、北澤ボクシングジムの(バンデージを置いてある)棚に、飾って頂きました。
一人でも多くの方に、公演をご覧頂きたいですね!

見て貰うのも...


日曜日の稽古で、「ぷにぷに!夜想曲集」でピアノ演奏を担当する吉田幸子さんに、僕の演技を見て貰いました。
とても楽しそうに、感心しながら見てくれました。
そして、細かい部分についても、話しをさせて頂きました。
その結果、「今のやり方を発展させていけば、必ずや面白い舞台が作れる」と、僕は確信出来ました。

普段、僕は、一人密室に閉じこもって、稽古をしています。
自分で良いと思う演技を追求しているつもりですが、他の人が見てどう思うかは分かりません。
そんな時は、吉田さんや、公演の制作担当のじゅん君に見て貰うのが一番です。
実に客観的に、冷静な判断を下してくれます。
僕のお芝居を最も良く理解してくれている人たちだからこそ、忌憚ない意見を言ってくれます。
僕も、彼らを全面的に信頼しているからこそ、すべてを受け入れています。
そういった人たちに見て貰うのも、立派な稽古なのです。
彼らが見てくれるだけで、芝居は良い方向に向かうものなのです。
そういう仲間を見つけられるかどうかで、演劇作品の出来は、まるっきり変わってしまいます。
僕にとって、吉田さんとじゅん君は、本当に大切な存在です。

「ぷにぷに!夜想曲集」初稽古


7月です。
2013年も、半分が終わってしまいました。
時が経つのが速すぎます。
もっと毎日を大切に生きなくてはいけないと自戒しているところです。

さて、昨日、「ぷにぷに!夜想曲集」の事実上の初稽古を行いました。
ピアニストの吉田幸子さんと、音楽の演出について細かい打ち合わせを行いました。
また、およそ3時間に渡って、汗だくになりながら、シーンを演じていきました。
生演奏と一人芝居のコラボレーションですから、吉田さんにはお芝居に合わせて演奏して貰わなくてはなりません。
普通のピアノ演奏とは、少し変えて頂く部分が幾つもあるのです。
それを、実際にセリフを言ったり、動いたりしながら、緻密に確認作業を行っていきました。
やっぱり、試してみないと分からないことが沢山ありますね。
それが、今日の稽古で、スッキリ明快になりました。
ほぼ演出は確定したので、あとは各自クオリティを高めていかなくてはなりません。
毎日の研鑽以外、作品の出来を良くするものはありません。
本当に地味な作業ですけど、丁寧に心を込めて練習していきたいと思っています。

 

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