ぷにぷにパイレーツ

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協会


昨日、アートマイム作品の発表会を、無事終えました。
会場は、都内某所の教会の礼拝室!
独特の雰囲気でしたが、広くて綺麗で、良い場所でしたよ。
そこで、7人のパフォーマーが、順番にソロ作品を披露していきました。
それぞれに強烈な個性があり、見応えがありましたね。
初めて作品を作った人も数名含まれていましたが、何の問題もなく立派な作品を作り上げていました。
集中力も高く、気合いも入っていて、緊張感溢れる作品ばかりでした。
皆さん、素晴らしかったです。
是非、自分のペースで、自分の描きたい世界を、じっくり追求していって貰いたいと思います。

僕は、「鎮魂歌」という、約5分間の作品を発表しました。
何のストーリーもない、ただ動きだけを見せる作品です。
コンセプトとしては、「前進と後退だけで面白い作品を作る」というものでした。
実際に面白かったかどうかは分かりませんが、皆さんが集中してご覧下さっているのが分かりました。
ゆっくり後退するラストシーンを気に入ってくれた仲間がいて、そこだけを執拗に褒めてくれました。
前進シーンはどうだったんでしょう?
とにかく、こういう実験的な作品を作るのもいいですね。
自分の技術を再確認する良い機会になるからです。
今回、改めて、自分の欠点や悪い癖を知ることができました。
こうして、まとまった作品を作らないと、なかなか自分と向き合えません。
昨日気付いたことを、今後に生かしていきたいと思います。 

甘かった...


本日、アートマイムの発表会です。
出来たと思っていた作品ですが、細部をつめようと思って練習していたら、全然甘かったことが分かりました。
うーん、マイムは本当に難しい!
今作っているのはストーリーが一切ない作品なので、動きの質だけで勝負しようと思っています。
それにしては、下手くそなんです。
演技の甘いところだけが目立って仕方ありません。
まあ、今回の発表会は挑戦的な作品を作ることがテーマになっていますから、勝算の低いモノで良いのですが...。
夕方まで、時間と体力の許す限り、練習しておきますね。

10月中に


第21回公演の脚本が出揃ってきました。
現在、完成している作品は4本。
うち3本は20分程度の中編で、1本のみ10分弱の短編です。
正確ではありませんが、現時点で、上演時間にして75分~80分程度になると思います。
短編をあと1本加えると、僕が理想としている90分の公演になります。
その短編も、10月中に書き上げれば良いスケジュールですので、かなり余裕があります。
作品の構想は出来上がっていますので、まとまった時間のある時に、じっくり腰を据えて書き上げたいと思っています。

出来たような気が...


あさって、日曜日に発表するアートマイム作品が、出来たような気がします。
完璧に仕上がった訳ではなく、大きな流れを決めることが出来たという状態です。
でも、ここがスタート地点です。
まだまだ細かい部分は決まってない所が多いですし、シークエンスのつなぎが上手く出来ません。
なにより、エネルギーが抜ける瞬間が多々あって、自分でももどかしい限りです。
しかし、それを感じられるようになっただけでも成長と受けとめましょう。
美しく、切なく、感動的に動けるよう、短い期間ですが練習していきたいと思っています。
あくまで目標は高く!
でも、無理しないようにね。

制作さん


僕が、今最も必要としているもの。
それは、制作さんです。
公演企画を立て、劇場を探して交渉し、出演者をコントロールし、稽古場を確保し、宣伝や情報発信を行い、本番をサポートし、お金を管理し、打ち上げ会場まで予約してくれる...。
そんな制作さんがいれば、僕はもっと作品制作に集中出来ると思うのですが...。

それにしても、世間の劇団は、どうやって制作さんを確保しているのでしょうか?
制作の仕事は、責任は重く大変な労働なのに、見返りが少ないのです。
勿論、お客様から喝采を頂戴することもありません。
そんな損な役回りの制作を自分から買って出る人が実在するのが、僕には信じられません。
今、劇団で制作をやっている方々は、きっと仏のような心の持ち主なんでしょうね。
"滅私奉公"とは、まさに、制作さんの為にある言葉です。
制作さんの皆さんには、本当に頭が下がります。

ぷにぷにパイレーツは、旗揚げ以来、6年間ずっと、制作さんを募集してきました。
当然、一人も応募はありませんでした。
僕は、(その辺の小劇団の主宰者と違って)絶対に怒鳴ったり、切れたり、ましてや手を上げたりしませんから、安心してご応募頂けるのですが...。

古ーい!


凄く面白い社会風刺コントを思い付きました。
滅茶苦茶笑えるし、風刺のパンチも効いているので、大傑作になるのは間違いありません。
しかも、上演時間が10分以内という超短編に仕上げられそうです。
早速、情報を調べ、プロットまで書いてみました。
しかし、そこで、作業はストップ!
残念ながら、没ということになってしまいました。

そのアイディアは最高に面白いのですが、賞味期間があまりに短いんです。
来年上演したら、「古ーい!」という感じを受けてしまうのは間違いありません。
うーん、無念!
今月、公演があれば、爆笑が取れたと思うんですが...。

もっと、スパンの長い社会風刺ネタを考えますね。

うーん...


新作脚本を劇団員に渡すと、大概、同じ反応を示します。
「うーん...」
一通り読んで貰うと、また、同じ現象が起こります。
「うーん...」
そして、黙りこんでしまいます。
面白いとか、つまらないとか、そんな感想はまず聞かれません。
みんな、その脚本の存在を忘れようと思っているのでしょうか、すぐに鞄に仕舞ってしまいます。
どういう心理から、そんな行動をとるのでしょう?
みんながみんな、同じ反応なので、不思議に思います。
確かに、社会風刺コントの場合、あまりにブラックなので、コメントしづらい面があるかもしれません。
でも、ロマンチックな作品でも、切なく哀しい作品でも、必ず同じ反応です。
毎公演、多くのお客様から脚本を褒められますので、本が悪い訳ではないと思うのですが...。
なぜ、劇団員のみんなは、黙りこんでしまうのでしょう...?

まだまだ書きたい!


第21回公演に向けて、またまた、新作脚本を1本仕上げましたよ。
今度は、女性が上演する一人芝居です。
この作品は、社会風刺コントではなく、比較的シリアスな雰囲気です。
ブラックなテイストは、他の作品同様ですけどね。

ただ、この作品は、上演が少し難しいかもしれません。
文量も、想定していたより、ちょっとだけ長くなってしまいました。
(初稿に比べると3割以上短いんですが、まだちょっと長かった...)
本番まで結構時間がありますから、その女優さんには頑張って稽古して頂きましょう。

僕は、この1週間のうちに、脚本を4本書き上げました。
我ながら、異常なペースですね。
僕は、一旦書き始めると、止まらなくなってしまうのです。
実は、まだまだ書きたいモチーフがあるのです...。

出来そうな気が...


なんだか、アートマイム作品が出来そうな気がしてきました。
考え方を180度変えることで、可能性を感じ始めたのです。
マイム作品を作る時は、セリフ劇の方法論をすべて捨てないと、前に進まないんですよね。
マイムとセリフ劇では、観客が「面白い」と感じるポイントがまったく違うことを自覚しなくてはならないようです。
それに気付いただけでも、大きな進歩です。
とはいっても、まだまだ出来そうな気がしているだけで、出来上がった訳ではありません。
残された時間は、1週間!
悶絶の日々は続く...。

「日記」公演動画


「Endless Summer'64」の公演動画をご紹介します。
今回は、「日記」の一部をご覧下さい。
朗読は、伊東かおりです。
下記をクリックして下さい。

また1本


昨夜、また1本、新作戯曲を仕上げました。
これも、男女2人が上演する社会風刺コントです。
上演時間25分程度の中編です。
テンポも良く、随所に細かくギャグも散りばめられていて、あまり長さは感じられません。
動きの要素も沢山詰め込んでおきましたから、かなり面白い戯曲だと思います。
これまた、演者の力量によって、出来が大きく左右される作品です。
是非、頑張って頂きましょう!

苦手


今月末に、アート・マイム作品を発表しなくてはなりません。
セリフ劇は、比較的ポンポン着想出来る僕ですが、マイム作品を作るのは大の苦手です。
いくら考えても、何も出てきません。
面白いモチーフを思い付いても、完成前に、必ず破たんしてしまいます。
ただでさえ、何も思い付かないのに、見て楽しめるマイム作品を完成させるなんて至難の業です。
マイム公演の前は、毎回、本当に悶絶しています。
残された時間は僅か!
アイディアの芽はあるので、なんとか作品にまとめられるように頑張ります。

悪ノリ


さらにさらに、昨日、第21回公演向けの作品の脚本を1本仕上げました。
今の政治状況を皮肉った、社会風刺コントです。
これまた、かなり黒い!
どす黒い内容になっています。
しかも、僕がちょっと悪ノリしてしまって、とんでもないラストになっています。
こんな演劇作品、他では絶対に見られません。
きっとまた、怒って帰るお客様がいらっしゃるでしょうね。
でも、それぐらいじゃないと、わざわざ劇場に足を運ぶ意味がないじゃないですか!
公演のラストに上演するのに相応しい、実に悪趣味なコントとなりました。
この脚本は、ほぼ完成状態なので、役者さんたちに早く暗記して頂きましょう。

4時間以上


一昨日の話し合いの結果を受けて、昨日、第21回公演用の脚本を1本書き上げました。
社会風刺たっぷりの、2人コントです。
結構ボリュームがあって、原稿用紙で40枚以上もあります。
色々、調べ事をしながら執筆しますから、4時間以上掛かってしまいました。
ギャグ満載で、まあまあ面白いものになったと思います。
ただ、完成度はまだまだ低い!
何度も改稿を重ねる必要がありそうです。
また、舞台が華やかになるように、動きのギャグを多めに盛り込んでおきました。
演じるのが楽しい反面、相当難しく感じられる筈です。
しかも、極度にブラックなギャグばかりなので、気分を害するお客様も少なくないでしょう。
でも、それが、ぷにぷにパイレーツの持ち味です。
ますます黒くなるように、頑張っていきますね。

基本訓練


昨日、第21回公演に向けての練習会を行いました。
具体的な作品の練習ではなく、発声や滑舌等の基本訓練が中心です。
参加した劇団員は、みんな汗だくになりながら、必死になって取り組んでくれました。
稽古時間は、丁度3時間。
その甲斐あって、終わりの方は、即興でやって貰っても、立派な演劇のシーンに見えるようになっていました。
また、なるべく自分で考えて結論を出すように導きましたので、充実感も感じて頂けた筈です。
やっぱり稽古は大事ですね。
やったらやった分、上手になっていきます。
かなり手ごたえを感じた3時間となりました。

また、第21回公演の内容についての打ち合わせも行いました。
参加者全員に自由に意見を言って貰い、イメージを固めていきました。
その結果、ほぼ上演作品の概要が決定いたしました。
勿論、最後は、僕自身が決断を下さなくてはなりません。
でも、方向性が決まっていないと、僕は何も進められないのです。
昨日は、大きな一歩となりました。

とはいえ、僕が脚本を書かないと、なにも始まりません。
とりあえず3本、今月中に書きあげなくては!

スタミナ切れ


そんなわけで、早速、昨日、次回公演向けの脚本を1本書き上げました。
一旦始めたら、僕は書くのは速いんです。
上演時間10分以内の、軽いコントが出来上がりました。
とはいえ、こんな短い作品でも、書くのは大変です。
約3時間で書き終えましたが、最後はスタミナが切れて、へとへとになってしまいました。
(下らないコントこそ難しく、書き手のプレッシャーもきついものです)
面白さを最優先して、かなり笑えるものに仕上がった筈です。
ただ、出演者の演技力を必要とする作品だけに、案外、上演は難しいかもしれません。
担当する役者さんには、頑張って貰わなければなりませんね。

第21回公演大方針


「ぷにぷに!夜想曲集」は、様々な作曲家の"夜想曲"だけにのせて演劇作品を上演するというものでした。
「Endless Summer'64」は、夏の夜に繰り広げられる愛の物語のみを集めてみました。
劇団ぷにぷにパイレーツは、毎回、特定のコンセプトに沿って公演を構成しています。
方向性を決めないと、作品を作れないものなのです。

このほど、次回公演(第21回公演)の大方針を決定しました。
決めようと思うと全然アイディアがまとまらないくせに、決まる時は一瞬で決まるものなんですよね。
そして、一旦決めてしまえば、自分の中で「もう、これしかない!」という企画になっていきます。

具体的にどんな企画かは、まだ秘密です。
今後は、この方針に則って、作品を考えていくことになります。
ここからが作品作りの本番になりますが、コンセプトが決まらないと何も出来ないので、ちょっと安心しているところです。
さあ、長い戦いが始まるぜ!

美しい日本語の話し方


劇団四季メソッド「美しい日本語の話し方」という本を読みました。
これは、創立60周年を迎えた劇団四季のセリフ術について書かれたものです。
四季は、「セリフが美しくて、聞き取りやすい」というのが、人気を支える大きな要因と言われているそうです。
その秘密は「母音法」「呼吸法」「フレージング法」という三つの独自メソッドなんですって。
「母音法」では、喉、舌、口などの基本フォームを図解しながら、正しい発声法を説明してあります。
「呼吸法」では、腹筋と背筋を使った腹式呼吸を学べます。
お腹前方だけでなく腰の後方の膨らみを意識することが大切なんですって。
「フレージング法」とは、「言葉をどこで切るべきか」を考える方法論で、スピーチやプレゼンテーションの場での効果も強調してありました。
僕の考え方とは違いますが、あの劇団四季がどんな風に練習しているのかを知るのも、なかなかに興味深いものです。
なんといっても、年間3000回以上の公演で、300万人の観客を集める世界トップの劇団のメソッドです。
色々な意味で、一読する価値はあると思いますよ。

それにしても、年間300万人の観客って!
劇団ぷにぷにパイレーツの1万倍以上やー! 

NIKEの広告


「七年後の自分を想像しよう」
これは、2020年五輪を意識した、NIKEの広告のキャッチコピーです。
NIKEの広告はとてもセンスが良い上に、自分を向上させる上で大変参考になります。
「七年後、どんなきみになるかは、今日のきみが決める。きみはどうなりたい?」

広告を出すタイミングも絶妙で、サッカーの日本対ガーナ戦の日は、こんなコピーでした。
「日の丸を背負う選手たちは日々、進化している。キミは去年から、どこまで前へ進んだ?
キミの練習が、日本のフットボールを押し上げる。さあ進化に革命を起こせ。」

「夢を叶えるには、好きになること。やり続けること。それしかない。」
「昨日なにをしたかではなく、 今日なにをするか。」
これらの言葉に何も感じない人に、成長は期待出来ません。
自分の夢の実現をイメージして、下の文章を読んでみて下さい。

「まだなにも決まってはいない。

レールになんて乗るな。
ここからはなんだってありだ。
着せられた制服も貼られたレッテルも
誰かの勝手な期待も邪魔だったら捨てればいい。
何かになりたい?だったら、きみがなればいいだけ。
遠慮なんかしてる場合じゃない。
動け。ぶつかれ 。不可能をのりこえるほど
きみはもっとうまく、もっと強くなれるはず。
挑みつづけるかぎり負けはない。
明日。七日後。七年後。
どんなきみになるかは
今日のきみが決める。
JUST DO IT.

七年後、きみはどうなりたい?」 

全身全霊


さーて、そろそろ、次の公演の企画を真剣に考えなくてはなりません。
次回は、複数の出演者が登場する賑やかな公演にしようと思っています。
そうすると、コンセプト作りが難しくなってきます。
出演者それぞれ個性が違っていますし、技量にも差があります。
公演全体はバラエティに富んでいなくてはならない反面、一貫性も持ちたいものです。
特に大変なのは、出演者ごとに、モチベーションに差があることです。
みんながみんな、作品に全身全霊を傾ける訳ではないのです。
その辺を見取って、調整していかなくてはなりません。
僕の能力では自分のことだけでも精一杯ですから、これは本当に大変なことなのであります。
僕一人だけの公演の方が、遥かに簡単で楽に感じます。
しかし、自分を成長させる為にも、あえて難しいことに立ち向かっていかなくては!
これから、ゆっくり考えていきますね。

リピーター


コンサートで最も盛り上がるのは、ヒット曲の演奏です。
それも、耳にタコが出来るぐらい聞き飽きたような曲の方が、ヒートアップします。
逆に、新曲を演奏しても、開場は微妙な雰囲気になりがちです。
また、代表曲を新たなアレンジで演奏しても、お客さんはがっかりしてしまいます。
みんなが知っている曲を、みんなが知っている通り演奏するのが一番なのです。

一方、演劇は、その逆ですね。
小劇場の場合、新作でなければ見向きもされません。
再演なんかしたりすると、「座長は、もう新作が書けなくなったんだな!」と思われたりします。
万が一、再演をする場合には、男女を入れ替えてみたり、設定を江戸時代に変えるなど、見せかけ(アレンジ)を変えなくてはいけません。
シェイクスピアやチェーホフぐらいブランド化されれば良いのでしょうが、弱小劇団のオリジナル作品では、正直再演は難しいんですよね。

演劇界でも、同じ作品にリピーターを集めている劇団はありますが、それはほとんどミュージカルです。
結局、音楽が中心となっています。
安定した劇団運営をするには、ドラマツルギーを前面に打ち出すのではなく、音楽を主役とした方が賢明なようです。

ぷにぷにパイレーツも音楽生演奏を売りにしていますが、シェーンベルクやバルトークの曲ではリピーターが定着しません。
前衛的過ぎるのです。
そろそろ、我々も、路線変更を図る時期なのでしょうか?
ただ、僕は、ポップな曲を真剣に聞けないんですよね。
どうしましょう...?

壊滅状態


最近、小劇場の閉鎖が相次いでいますね。
新たに誕生する劇場もありますが、それ以上のペースで劇場数は減少しているようです。
特に、リーズナブルな価格で、1日だけ貸してくれる劇場は、壊滅状態です。
いまだに残っている劇場の多くは、我々のような弱小劇団では借りられないようなものばかりです。
赤字が出ないように公演を企画すると、どうしても入場料が4000円以上になってしまいます。
それも百人単位で動員して、やっと、とんとんになる感じです。
安価な料金を設定するには、劣悪な観劇環境の会場を選ぶしかありません。
お客様に対して、さらに出演者に対して、良心的であり続けるのは、本当に難しい時代になってきました。
今や、公演を制作する上において最も難しいのは、プロデュース部門です。
脚本執筆、演出、演技等は、自分が頑張ればすむ話です。
しかし、制作部門は、自分たちの努力だけではどうにもなりません。
ますます小劇団、特にアートを標榜する団体は、存続が困難になっています。
"ぷにぷにパイレーツ"は、いつまで持ちこたえられるのでしょうか?

東京五輪


国際オリンピック委員会は、ブエノスアイレスで総会を開き、2020年夏季五輪・パラリンピックの開催都市に東京を選びました。
東京では1964年以来56年ぶり2回目の五輪開催で、72年札幌、98年長野の冬季五輪を含めれば、日本で4回目の五輪開催となります。
大会の会期は2020年7月24日から8月9日、パラリンピックは8月25日から9月6日までです。
新たに建て替えられる国立競技場をメインスタジアムとし、大半の競技施設が中央区晴海に造られる選手村から8キロ以内に配置されます。
日本武道館など、1964年五輪と同じ会場で行う競技もあるということです。

五輪が行われることで、東京の街が大きく様変わりしそうですね。
莫大な公費が、新たな施設建設に投入されることになります。
その是非を問うつもりはありませんが、一流のアスリート用の施設ばかりでなく、一般のアマチュア選手が活用できる設備も同時に整備して頂きたいですね。
真のスポーツ大国は、一時的に世界の一流選手が集まる所ではなく、市民全体が気軽にスポーツに親しめる環境であるべきです。
2週間のお祭りも大切ですが、それ以上に、日本に永続的にスポーツ文化が定着する機会と捉えて頂きたいと思います。
体罰や補助金の遣い込みばかり目立つスポーツ界では、胸を張って海外の選手をお迎えすることが出来ませんからね。

「線香花火」公演動画

 

「Endless Summer'64」の公演動画をご紹介して参ります。

まずは、「線香花火」の一部をご覧下さい。

朗読は、緒方朋恵です。

 

 

やっぱり"ぷにぷに"!


「最近の"ぷにぷにパイレーツ"は、まったく"ぷにぷに"していませんね!」
「ぷにぷに!夜想曲集」をご覧下さった何人かのお客様が、こんな感想を呟かれました。
確かに、僕の演技だけを見たら、そう感じられるかもしれませんね。
相当、ストイックに見える筈ですから...。

でも、僕の中では、先日の公演は"ぷにぷに"以外の何物でもありません。
まず、劇場入りが13:00で、開演が17:30!
途中、準備に充てた時間が余って、1時間程休憩したぐらいです。
さらに、本番当日に劇場に持ち込んだのは、衣装と楽譜だけ!
セットも、大道具も、小道具も一切ありません。
(最大の荷物は、皆さんにお配りしたパンフレットとアンケートでした)
照明も、ほぼ地明かり!
音響はすべてピアノ生演奏ですから、ピアノの位置をちょっと動かしただけです。
客席は固定されていますから、一切手を触れていません。
せいぜい、受付の椅子を、10メートル程移動させただけですね。
片付けるべきものもほとんどなく、終演30分後には、劇場を退出しています。
本番当日に、余計な負担がまったくないんですよね。
こんな楽な公演が、他にあるのでしょうか?
まさに"ぷにぷに"です。

こうして、無理をしてこなかったからこそ、20回も公演を続けてくることが出来たんでしょうね。
頑張り過ぎず、身の丈に合った企画をしていくことが重要だと思います。
今後も、"ぷにぷに"した姿勢で、地道に活動を続けていきますね。

ファスナー


「ぷにぷに!夜想曲集」の公演に向けて、僕はこの夏、体を絞りました。
そうしたら、持っているズボンのウェストが、みんなユルユルになってしまいました。
公演終了後1カ月を経過した今でも、その状態が続いています。
皆さん、ご存知ですか?
ウェストがゆるいズボンを履いていると、前のファスナーが勝手に下りてくるんですよね。
これは、いけません!
周りから、だらしない人間に思われてしまいます。
ズボンを買い直さなくては!
演劇の公演って、変な所で費用が掛ってしまうものですね。