ぷにぷにパイレーツ

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岸田今日子さん


朗読の達人でもいらした女優の岸田今日子さんに、生前、朗読についてどう思うか伺ったことがあります。
すると、岸田さんは、こうおっしゃいました。
「朗読?あれは、カラオケと一緒!読んでいる人だけが気持ちよくて、誰も聞いてなんかいないのよ」
さらに、上手く朗読するコツを尋ねたら、こんなアドバイスを下さいました。
「最低でも、全部暗記しないとね...」

僕は、岸田先生の教えを守って、朗読であっても、すべて暗記するように心掛けています。
暗記しようと意識しなくても、自分で納得できる朗読を模索するうちに、自然に覚えてしまいます。
むしろ、すべてが頭に入ってからが、本当の稽古のように感じます。
それまでは、発声や滑舌の練習をしているにすぎません。
作品の深部に入れるのは、全部を暗記してからなのです。
台本の文字が目に映っているようでは、話になりません。
演者本人が作品の世界を見ていなければ、観客にその景色を見せられる筈がないではありませんか!
お客さんを満足させるには、それなりの戦略と覚悟と準備が必要なのです。 

好きなんだなあ...


この冬に開催予定の第21回公演の脚本は、すべて出来上がっています。
そうなると、早く次の脚本を書きたくなりますね。
ふと気が付けば、来年夏の公演に向けて、様々なアイディアを巡らせていました。
適当に思い付いたストーリーを脚本化するわけにはいかないので、公演全体のコンセプトを考えていたのです。
改めて、「僕は本当に、脚本を書くのが好きなんだなあ...」と思いました。

アートにもほどがある!


昨夜、『マイミクロスコープ 〜夜のアートマイム劇場〜』を拝見してきました。
両国で夜9時開演だったので、お客さんの入りを心配しましたが、まったくの杞憂でした。
用意された席は満席!
すごい熱気に包まれました。
特に、シルバー世代の女性のお客さんが多いのには、驚きましたね。

マイム作品が2つ上演されましたが、これが凄かった!
とんでもない迫力!
圧倒的な存在感!
しかも、アートマイムにもほどがあります!
うーん、マイムはここまで出来るのか...。
とにかく、発見の多い公演でした。

『マイミクロスコープ』の第2弾は、来年の2月14日(金)に予定されています。
開演時間は、もちろん21時!
今回ご覧になれなかった皆さんは、次回こそ是非!

本日、「夜のアートマイム劇場」


いよいよ本日です!
僕も、会場にいますよ。
大きな劇場なので、予約は必要ありません。
是非、お気軽にご来場下さい!
皆さんのマイムのイメージを覆すことを保証いたします。

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『マイミクロスコープ 〜夜のアートマイム劇場〜』
◉日時/10月28日(月)21〜22時
◉会場/両国シアターカイ
JR総武線両国駅西口下車、左へ徒歩約3分
都営地下鉄大江戸線両国駅A4・A5出口徒歩約8分
◉料金/1000円(全席自由席)
◉内容/公開レッスン(15min)
JIDAIソロ他作品上演(30min)
アフターミーティング(10min)

*お問合せ◉
・シアターXカイ http://www.theaterx.jp/
Tel 03-5624-1181 Fax 03-5624-1166
・日本アートマイム協会 http://jidai9.wix.com/artmime

 

サイン

 

 

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本物ですよ!
いいでしょう?

稽古の為の稽古


第21回公演の稽古に向けて、僕は稽古をしなければなりません。
稽古の為の稽古というと、何か変でしょ?
でも、ぷにぷにパイレーツにおいては必要な作業なのです。

僕は、演出をする際、まず、自分でそのシーンを演じて見せます。
それも、何種類かの演出プランを提示していきます。
その中から、気に入ったものや、出来そうなものを、俳優たちにチョイスして貰っています。
経験の浅い役者さんの場合、「自分で考えろ!」と言われても途方に暮れてしまいますからね。
演技のイメージを掴んで貰って、そこから自分なりに発展させる形をとっているのです。

その為には、僕が、説得力のある演技が出来なくてはいけません。
「あんな風に演じてみたい!」と思わせないといけないのです。
これが、案外ハードルが高いんです。
誰もが、すぐに演出の意図を理解できる訳ではありません。
僕が完成度の高い圧倒的な演技を見せなければ、役者たちは付いてきてくれません。
「こんなことなら自分で出演した方が早い」と思うこともありますが、劇団の発展の為には大事な過程です。
頑張って、稽古の為の稽古を続けていきますね。

無力


最近、ますます、言葉の無力を感じるようになりました。
言葉って、浅い!
言葉って、軽過ぎるんです。
言葉は万能で、なんだって簡単に出来ます。
それが、演劇を、つまらなくしているような気がするんです。
なんでも出来るということは、何をやっても感動が薄いということです。
言葉上でどんなに凄いことが起こっても、あくまで言葉の上での出来事にすぎません。
浅い!
つまらないんです!
ですから、今後、僕は、言葉に頼りきらない演劇を目指します。
勿論、セリフは使いますよ。
でも、セリフだけですべてを説明したり、解決したりしないように気をつけます。
むしろ、セリフを解体し、無意味化するように心掛けたいと思っています。
皆さんには何のことか分からないかもしれませんが、これが、今の僕の気持ちです。

野球太郎


本日17時から、プロ野球のドラフト会議が、都内のホテルで行われます。
桐光学園の松井裕樹投手はどの球団に行くのか?
僕が応援している広島カープは、どの選手との交渉権を獲得するのか?
今から、ワクワクしています。

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そのドラフトをより一層面白いものにしてくれるお薦めの本があります。
『野球太郎No.006 2013ドラフト直前大特集号』です。
これは、凄いですよ!
他紙の追随を許さない、圧倒的な情報量です。
全国約300名以上のドラフト候補選手たちを完全網羅!
日本最高レベルの野球ファンから、つい最近高校野球に興味を持った人まで十分楽める内容になっています。

主な内容をご紹介しましょう!

◎2013年決定版・ドラフト候補名鑑
~上位候補から隠し玉まで118名を一挙掲載!

◎2013年ドラフト直前・決定版
ドラフト候補&有望選手リスト〈350名〉

◎プロ野球12球団別・2013ドラフト焦点はここだ!~今年の補強ポイントと構成的戦力不足が一目瞭然。おすすめ選手はコレ!

◎松井裕樹(桐光学園)超マニアック研究
①松井の1年間の変化を追う!
②松井をストップウオッチで測る!
③松井の配球図を読み取る!

◎高校ナンバーワン打者インタビュー 森友哉(大阪桐蔭)の野望

◎〈仮想ドラフト〉安倍昌彦の 一人ドラフト会議
~流しのブルペンキャッチャーが「1人12役」で2013年ドラフトをシミュレーション!

◎プロ球団スカウト20人に聞きました!
~「松井裕樹は即戦力?」「森友哉は捕手?」......スカウト陣の見解は?

◎キビタキビオの炎のストップウオッチャー
ドラフト候補の「実力タイム」

◎12球団ファンクラブ全部に入会してみた!
あの名物社会派企画が『野球太郎』に見参!
~9年間入会し続ける男が選ぶファンクラブ・オブ・ザ・イヤー

これで1500円は安い!
とても分厚い本ですが、僕は、あっという間に完読してしまいました。
ここまで掘り下げて取材してあると、もう他のメディアの報道では物足りないですね。
野球ファン必読です。

僕は、ドラフト会議終了後、この本をもう一度読み直してみるつもりです。
果たして、ここに書かれた予想は当たっているのでしょうか?

 

最初の稽古日


第21回公演に向けた最初の稽古日が決まりました。
11月3日です。
これは楽しみですね。
僕が書いた脚本が、どんな形に発展していくのか、今からワクワクしています。
とは言っても、この日に参加するのは一名のみ!
しかも、演劇の初心者です。
基本から丁寧にやっていきますね。

書くことについて


教えたくない!
でも、教えちゃいます!
本当に素晴らしい本が出版されました。
文章を書いている人、あるいは、今後書こうと思っている人は、是非お読みください。
その本とは、スティーヴン・キングの「書くことについて」です。

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「現代最高の作家は誰だと思いますか?」と尋ねられれば、僕は迷いなくスティーヴン・キングの名を挙げます。
作品のクオリティは勿論、1冊当たりのボリュームも、発表する冊数も、売り上げも、映画化される率も、すべて世界ナンバー1と言って間違いないでしょう。
確かに、気持ちの悪い描写が多いので、読む人を選ぶところはあります。
でも、作家としての技量は、他の追随を許さない圧倒的なものがあると思っています。

「書くことについて」は、そんなモダン・ホラーの巨匠が、苦闘時代からベストセラー作家となるまで、自らの体験に照らし合わせて綴った自伝的文章読本です。
過去に「小説作法」の題名で刊行されたものの、新訳版になります。

「われわれ三文文士の多くもまた、及ばずながら言葉に意を注ぎ、物語を紙の上に紡ぎだす技と術に心を砕いている。本書のなかで、私はいかにして『書くことについて』の技と術に通じるようになったか、いま何を知っているのか、どうやって知ったのかを、できるだけ簡潔に語ろうと思っている。テーマは私の本業であり、言葉である」

序盤は、作家になるまでの苦闘物語から始まり、ドラッグとアルコール漬けの作家生活を語る半自叙伝の回想が綴られています。
続いて、書くために必要となる基本的なスキルが開陳されます。
このパートが凄いんです。
一部を引用しようかと思いましたが、1ヶ所を選ぶことができません。
すべてが重要だし、すべてが面白いんです。
いいものを書くためのキング独自の魔法の技が、惜しげもなく披露されています。
「こんなに明かしちゃって大丈夫なの?」と思うぐらい、書くことの奥義が記されているのです。
もし芸術的文章を書くつもりがあるのなら、この本を読んでからにして下さい。
しかも、定期的に繰り返し読んだ方が良さそうです。
まさに、文章家のバイブルです。
これまで数多くの「文章読本」を読んできましたが、レベルが違います。
自作の売り込み方まで丁寧に書いてあるのも、参考になるかもしれません。

ファンとして嬉しいのは、巻末に、キングが2001年から2009年にかけて読んだ本の中から、ベスト80冊を選んだリストが掲載されていることです。
今後の読書の指針になりますよ。

「書くことについて」は、小学館文庫から出版されています。
840円です。 

 

1作品のみ


次回、第21回公演に、僕はちょっとしか出演しません。
多分、1作品のみ!
それも、本当にチョイ役です。
覚えなくてはならないセリフも、ほんの僅か。
こんなに出番が少ない公演は、2010年11月に開催した第11回公演「ぷちぷちパイレーツ」以来ではないでしょうか?

お陰さまで、今、僕はゆっくりさせて頂いています。
空いた時間を活用して、ひたすら本を読みまくっていますよ。
自分でも、異常なペースだと感じるぐらい、読みあさっています。
普段、なかなか読めない大長編にも挑戦しています。
それが、直接、劇作に結び付くわけではありません。
でも、こういった読書が、血となり、肉となり、基礎体力を付けてくれるのです。
何を読んだかで、僕の思考は大きく変わっていきます。
文章を書こうとする者にとって、読書はすごく大切ですよ。

やられた!


やられました!
昨日、日産スタジアムで行われたJ1第29節、横浜対広島は、1-0で横浜が競り勝ちました。
横浜は、後半10分に日本代表FW斎藤学選手が得意のドリブル突破から右足で先制ゴールを挙げ、このまま振り切りました。
斉藤選手は、日本代表の東欧遠征では出番がなかった悔しさを胸に、ザッケローニ監督を見返す1発を決めました。
広島は、13本のシュートを放つも、4戦ぶりの無得点に終わり3位に転落しました。
また、浦和はアウェーで鹿島を下し、2位に浮上しました。

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いやー、凄い試合でしたね。
これぞ首位決戦です。
一瞬たりとも目を離せない、熱い熱い好ゲーム!
まさに、魂のぶつかり合いでした。
結果は広島側からすれば残念でしたが、こんなに面白いゲームは滅多にありません。
先週、東欧で行われたあくびの出るような試合より、絶対、Jリーグの方が面白いですよ。
是非、スタジアムにお出掛け下さい。

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ただ、昨日は寒かった!
気温が急に下がった上に、強風が吹き荒れ、じっとしていられないぐらいでした。
これからの観戦の際には、防寒対策をお忘れなく!

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今季も、残り5試合です。
佐藤寿人選手は「5試合もあれば何が起きるか分からない」と語っています。
最後まで諦めずに応援しましょう!

 

 

 

4強激突


サッカー・J1も、残すところ6試合となりました。
優勝争いは、上位4チームが勝ち点3差の中にひしめく大混戦となっています。
そして今日、その4強の横浜と広島、鹿島と浦和が、直接対決を行います。
どちらの試合も、まさに天下分け目の関ヶ原!
負けたチームが、優勝戦線から脱落することになりそうです。

特に注目は、首位広島と2位横浜の対戦です。
間違いなく、今年最大の大一番になるでしょう。
広島と横浜は現在勝ち点53で並び、失点数も同じ。
得点が「1」広島がリードと、ほぼ差のない状況です。
Jリーグ史上初の10年連続2桁得点の偉業を達成している佐藤寿人を擁する広島が勝つのか?
はたまた、今季絶好調を維持し、中盤に君臨する中村俊輔を擁する横浜が首位を奪還するのか?
結果はまったく予想出来ません。

勿論、僕は、日産スタジアムに行ってきますよ。
キックオフは15:00。
サンフレッチェ広島が連覇を達成するには絶対に落とせないこの一戦!
精一杯応援してきます。

人生経験


劇団員の脇坂君が、コント1本分のセリフを暗記したそうです。
素晴らしい!
人生経験豊かな人は、違いますね。
他の劇団員たちは、どうなっているんだろう...?

小劇場の雄


"小劇場の雄"として最近まで活躍していた劇団の多くが、不遇をかこっていますね。
つい先日まで300人以上入る劇場で2週間程度公演を行い大盛況だったのに、今は解散したり、公演をやめてしまったりしている所が少なくないようです。
気になったのでいろんなメジャー小劇団のHPを見てみましたが、ほとんどが悲惨な状況でした。
なかには、小さなカフェでの朗読会や、即興劇をまじえたトークショーを開催することで、存続を図っているところもあります。
アイドルのお芝居を除けば、どこもダウンサイジングを迫られているんですね。
うーん、実に厳しい状況です。

劇団ぷにぷにパイレーツは元々お客さんが少ないので平気ですけど、かつて全盛を誇った劇団にとってはきついでしょうね。
何が原因なのかは分かりませんが、明らかに衰退産業である演劇業界!
どうすれば、勢いを取り戻すことが出来るのでしょう? 

劇団名


「"ぷにぷにパイレーツ"の劇団名を真似して良いですか?」
愛知県で演劇活動をされている女性から、SNSを通して、こんな質問がありました。
"ぷにぷに"のようなくり返し音と、"パイレーツ"のような外国語を組み合わせたいとのことでした。
勿論、僕は、OKを出しましたよ!
その結果、その女性は、素敵なグループ名をお付けになられました。
ご本人も、その名前を大変気に入られたようです。
僕自身も、とても嬉しいですね。
自分の考えた団体名を真似したいと言われるなんて、大変光栄なことです。
少しでもお役に立てたなら、本当に嬉しいです。
劇団名って、いざ自分で考えると、良いアイディアが浮かばないものなんですよ。
長く使って飽きず、お客様からも親しまれ、しかも作風を表現している劇団名を見つけるのは至難の業です。
でも、名は体を表すといいますから、真面目に考えておかないと、後で後悔することになります。

不条理劇の影響


第21回公演用に書いた脚本を読み直してみました。
そこで、改めて、自分の作風の特徴に気付きました。
僕の文体は、不条理劇の影響を受け過ぎですね。
セリフ回しが、完全に不条理劇になっています。
内容も(そこまで難解なものではありませんが)やはり不条理劇です。
とにかく、運びも展開も言葉の選択も、あまりに不条理劇っぽいんです。
自分としては、社会風刺コントとして書いただけに、びっくりしました。
大学時代、不条理劇を専門とする教授に師事し、不条理劇の勉強ばかりしていましたから、自然に影響を受けていたんですね。

以前、ぷにぷにパイレーツの舞台をご覧になった演劇評論家の方から、こんな批評を受けました。
「エドワード・オールビーやハロルド・ピンターの作品を見ているようでした!」
僕にとっては、最高の褒め言葉です。
(正直、ちょっと褒めすぎではないかと思いました...)
でも、僕が自分の作品を読むと、オールビーやピンターというよりも、イヨネスコやアラバールの作風に似ているように思います。
内容は陰惨で暗いものでも、文体はどこか陽気なんです。
この辺り、やはり、作者(僕)の本質が出てくるものなんですね。

雰囲気が似ているだけではダメなので、イヨネスコやアラバールに近付けるよう、もっともっと頑張っていきたいと思っています。
ただ、現在、日本では、不条理劇はほとんど上演されていません。
その道で力を付けていっても、人気は出ないかも...。

Kindle Fire HD


昨年末、Kindleを買って以来、本はほとんど電子書籍で読むようになりました。
一度、Kidleを体験してしまうと、もう紙の本は買えなくなってしまいます。
まず、本の価格が安い!
持ち運びが便利!
片手が完全にフリーになるので、読みやすい!
文字を大きく出来るから、目が疲れない!
何より、本棚を必要としないのが嬉しい!
本の選択肢が少ないのが玉にキズですが、今後は、絶対に増えてくると思います。
その代わりに、すでに絶版になって久しいSFの古典的名著が、多数、電子書籍化されているのが、僕には有難いんですよ。
Kindle導入以降、確実に、読書量が増えました。

そして、ついに僕は、Kindle Fire HDを買ってしまいました。
これは、電子書籍に特化した端末ではなく、持ち運びの出来るPCみたいなものです。
いわば、アマゾン版のi-padです。
これも、また、良いですね!
特長を挙げてみましょう。

  • アプリ、ゲーム、音楽、本、映画などのエンターテインメントから、インターネットやEメールまで、1台で楽しめるタブレット
  • 豊富なコンテンツ - 音楽や本、HuluやTSUTAYA TVなどのアプリ、Angry Birds Spaceなどの人気ゲーム
  • FacebookやTwitter、Gmail、Hotmail、Yahoo!に加え、Exchangeのカレンダーや連絡先、Eメールとの連携をサポート
  • 前面のHDカメラでSkypeの無料ビデオ通話に対応
  • 無料で好きなだけAmazonコンテンツを保存できるクラウド
  • 1280 x 800の美しい高解像度HDディスプレイ
  • 偏光フィルターと反射防止技術を採用し、どんなアングルからでも鮮やかなカラーと深みのあるコントラストを表現
  • バーチャル・サラウンドで音場をリアルに再現する、デュアルドライバ・ステレオスピーカーと専用に作りこまれたドルビーオーディオ
  • タブレットとして世界初のデュアルアンテナとデュアルバンドWi-Fiで、iPad miniより40%速いダウンロードとストリーミング
  • サクサク滑らかな動作を実現する、1.2GhzのデュアルコアプロセッサーとImagination製PowerVR 3Dグラフィックスを搭載


これさえあれば、大概の用は足りてしまいます。
特に気に入ったのは、音楽ソフトを、ワンクリックで買えることです。
しかも、Kindleで音楽を再生しても、結構、音質が良いんですよね。
さらに、販売されている音源が渋い!
国内ではなかなか手に入らないモノが、沢山、カタログに載っています。
色々、試聴していますが、それだけでも楽しいですね。

唯一の欠点は、本体が395グラムと、ちょっとだけ重たいんです。
また、7インチ・ディスプレイのモノを買ってしまったので、片手で持つには少し大きすぎます。
ですから、自宅では、Kidle Fire HDを、外出する時は従来のKidleを使うようになると思います。

電子書籍に興味のある皆さんは、良く下調べをしてから購入された方が良いでしょうね。
Kindle以外にも様々な電子書籍がありますから、自分のライフスタイルに合ったモノを探してお求めになった方が賢明です。
環境によっては、自宅で電子書籍が使えない場合がありますので、十分ご注意下さい。 

 

マイミクロスコープ


僕のマイムの先生、JIDAIさんの公演が、今月末に開催されます。
21時開演ですから、仕事終わりでも行きやすいですね。
しかも、料金が1000円ですから、さらに行きやすい!
内容が素晴らしいことは、僕が保証します。
これを見ずして、何を見る!
本物のマイムをご覧になりたい方は、是非、この機会に!

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『マイミクロスコープ 〜夜のアートマイム劇場〜』
◉日時/10月28日(月)21〜22時
◉会場/両国シアターカイ
JR総武線両国駅西口下車、左へ徒歩約3分
都営地下鉄大江戸線両国駅A4・A5出口徒歩約8分
◉料金/1000円(全席自由席)
◉内容/公開レッスン(15min)
JIDAIソロ他作品上演(30min)
アフターミーティング(10min)
※レッスン参加(無料)ご希望の方は、ご予約の際にお申し込み下さい。7名程度を予定しています。

お気替えの必要はありませんが、舞台上で行ないますので、靴はご遠慮下さい。
※アフターミーティングでは、皆さんのご意見、ご感想、ご質問をお待ちしております。お気軽にご参加下さい。

*ご予約・お問合せ◉
・シアターXカイ http://www.theaterx.jp/
Tel 03-5624-1181 Fax 03-5624-1166
・日本アートマイム協会 http://jidai9.wix.com/artmime

 

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グッとレベルアップ


「前回に比べて、グッとレベルアップしていませんか?」
第21回公演用に書いた脚本を読んだ劇団員から、こんなことを言われました。
どういうことか良く聞いてみると、脚本が求める動きが、「ぷにぷに!没作品供養祭」の作品より相当難しくなっているという話でした。

確かに、そうかもしれません。
次回は、演劇の初心者中心の公演です。
当初は、上演が簡単な作品ばかり、揃えるつもりでした。
しかし、脚本を書いているうちに、どんどん動きの要素が増えていったのです。
せっかく舞台で演じるのですから、脚本を読み合っているような芝居にはしたくないですもんね。
気が付けば、動きによるギャグ満載となっていました。
演じるのは難しいかもしれませんが、それぐらいやらなきゃ舞台じゃない!
こんな脚本を書く人は、世界中探しても、僕しかいませんよ。
(出来の良し悪しは、別として...)
ぷにぷにパイレーツならではの、下らない動きいっぱいの社会風刺コントを、皆様にお楽しみ頂きたいと思っています。

寝る前に


セリフ暗記中の劇団員へ、もう一つアドバイスを!

早朝に暗記をしたら、夜寝る前に、もう一度台本を手にして下さい。

そして、朝覚えた部分を、さらってみて下さい。

ちゃんと覚えていようが、そうでなかろうが、そんなことはどうだって良いのです。

とにかく、朝見ていた所を、その日のうちにもう一度見ることが重要なのです。

時間がなければ、朝覚えた筈のところを、声に出して1回読むだけでも結構です。

ポイントは、寝る直前と、起きた直後に暗記する!

それだけで、暗記のスピードが何倍も早くなることをお約束します。

午前中に


現在、セリフ暗記中の"ぷにぷにパイレーツ"の役者さんたちは、やはりヒーヒー言っていました。
そこで、アドバイスを!
暗記には、コツがあるのです。
今日は、秘伝中の秘伝を、こっそりお教えしちゃいます。

セリフの暗記は、絶対に、午前中にやるべきです。
できれば、朝起きてすぐの早朝がお薦めです!
脳がフレッシュなうちに覚えると、数倍の効果があるように思います。
また、ダラダラやらずに、時間を決めて、暗記に集中した方が良いようです。
暗記中は、案外、ボーっとする時間が多くなるものですから...。
例えば、普段より30分早起きして、その30分は集中して暗記に取り組むのが良いと思います。
時間の目安は、自分の出演時間の合計ぐらいで十分だと思います。
そうすると、驚くほど早く頭に入ってきますよ。 

暗記月間


「もう、稽古を始めたんですか?」
ぷにぷにパイレーツを応援して下さっている方々から、最近、良くこんな質問を受けます。
いえいえ、まだですよ。
10月は、セリフ暗記月間です。
第21回公演に出演する役者さんたちには、ひたすら脚本を覚えて貰っているところです。
僕は、セリフを暗記した役者にしか演出を施しません。
台本を片手に持った状態で稽古に参加しても、身に付かないと考えているからです。
また、いわゆる"本読み稽古"もやりません。
口先だけ上手くなっても意味がありませんからね。
すべてが腑に落ちた人にだけ、稽古に参加して貰いたいと思っています。

さてさて、うちの役者さんたちは、どれぐらい覚えたのかな?
きっと今頃、ヒーヒー言っているところでしょう!

日々、勉強!


第21回公演は、社会風刺コントが中心となっています。
その社会風刺コントを書く時には、かなりの量の資料を読み込みます。
風刺の内容に詳しい方にも納得して頂けるレベルにするには、やはり下調べが重要となります。
勿論、コントですから、事実とは異なる描写をすることも少なくありません。
でも、誰かに突っ込まれた時に、「それは、意図的に、事実とは変えてあります」と答えられるようにしておきたいのです。
可能な限り色々な角度から検討し、賛成派・反対派の両方の意見を踏まえた上で、僕なりに結論を出すように心掛けています。
ですから、脚本を書くのは、本当に手間が掛かるんですよ!
執筆中、僕の周りは資料の山!
書き終えた後、使用した資料をミックスペーパーとしてリサイクルに出すのが手間に感じるぐらいです。
関連書籍だって、かなりの数、買って読んでるんですよ。
でも、面白い作品を考えるには、しっかりした裏打ちが必要です。
日々、勉強!
日々、努力あるのみですね。

劇団創世記


"コレドシアター"がクローズするというニュースを聞き、ぷにぷにパイレーツの創成期の頃を思い出しました。
2007年年末に"コレドシアター"で開催した旗揚げ公演は、大変な賑わいだったんですよね。
用意した座席では全然足りず、倉庫から簡易な椅子を大量に持ってきて、何とか大勢のお客様にお座り頂いた覚えがあります。
まさに立錐の余地もない大盛況でした。
真冬だったにもかかわらず、皆さん、汗だくになっていらっしゃいました。

2008年6月に"ババチョップシアター"で行った第2回公演にも、沢山のお客様が詰め掛けて下さいました。
お客さんが客席に入り切らず、舞台面に上って頂いて、何とか収容出来たんですよね。
(そのため、演技スペースが随分小さくなってしまいました)
劇場内は凄い熱気でしたね。
劇団としては稚拙だったと思いますが、あの頃の盛り上がりは、今では望めないものとなってしまいました。

"ババチョップシアター"はすでになく、"コレドシアター"も来月閉鎖されてしまいます。
第3回公演でお借りした広島・横川の"山小屋シアター"も、なくなってしまったと聞きました。
今年1月に使った"亀戸ハードコア"さえ、消滅してしまったんですよ!
使いやすい手頃な劇場が、次々に潰れていっています。
やむなく、今年の夏は、客席数150もの大きな会場を使うことになりました。
素晴らしい劇場でしたが、さすがに一人芝居では、満員にすることは出来ません。
小劇場特有のムンムンの熱気は出せないんですよね。
もっと沢山のお客様を集められれば良いのでしょうが、僕の人間的な魅力のなさのせいか、それもなかなか難しい!
小劇団が、良心的に公演を行おうとするには、厳しい時代がやってきました。

しかし、良かった昔を懐かしんでいても、仕方ありません。
ある程度、劇場規模を大きくするしか、公演を続けていく道はないのです。
中規模の劇場でも見栄えするような作品を作り、それなりに客席が埋まるように努力していかなくてはなりません。
生き残りを図る為には、今後ますます、劇団のプロデュース力が重要になってきます。

桜塚やっくん


過去にお仕事でお世話になっていた芸能関係の方々が、一般ニュースで取り上げられることが、最近多いんです。
(次男さんが、悪いことをやってしまったとか...)
昨日も、残念なニュースが入ってきました。

5日午後4時50分ごろ、山口県美祢市東厚保町の中国自動車道下り線で、ワゴン車が中央分離帯に衝突する単独事故があり、車から降りた男性2人が後続車にはねられ死亡しました。
県警によりますと、死亡した1人は「桜塚やっくん」の芸名でタレントとして活動する東京都渋谷区、斎藤恭央さん(37)でした。
熊本県荒尾市で6日に開催されるコンサートに向かっていたということです。
桜塚やっくんは、不良女子高生の制服姿の「スケバン恐子」というキャラクターでお笑い番組に出演し大ブレークしました。
2010年からは、女装した男性メンバーでガールズバンドを結成し、音楽活動を行っていました。

桜塚さんとお仕事をご一緒していたのは、今から10年以上前のことでしょうか。
桜塚さんは、「あばれヌンチャク」というコンビで、突っ込みを担当していらっしゃいました。
当時、僕は、毎月1回渋谷の劇場で開催されていた、若手お笑いグループを集めたライヴの司会を担当させて頂いていました。
「スピードワゴン」や「ニブンノゴ」なども、その舞台に出演されていました。
お笑いの方々は意外に神経質な人が多く、楽屋でも緊張感を漂わせていることが多いモノです。
そんな中、「あばれヌンチャク」のお二人は、親しみを込めて、僕に話し掛けてくれました。
それどころか、事前にインターネットで僕の情報を調べていて、様々な話題を振ってくれたのです。
桜塚さんは、凄く気配りの出来る方だったんですよね。
「あばれヌンチャク」で、桜塚さんは、腹話術の人形役をやったりしていました。
とても絵が上手くて、フリップを使ったネタを良く披露していらっしゃいました。
声が良く、演技も素晴らしいので、お笑いでブレイクする前から、声優や歌の仕事もされていたようです。

桜塚さんは、19歳から21歳までの3年間、俳優・新藤栄作さんが主宰する「劇団無現」で芝居の基礎を学ばれていました。
僕が良くお借りする劇場"アトリエ無現"は、その「劇団無現」の稽古場なんです。
そんな所からも、桜塚さんとは不思議な縁を感じるんですよね。
それだけに、今回の訃報は残念でなりません。
ご冥福をお祈りします。

音楽劇仕立て


さらに1本、社会風刺コントを書き上げました。
第21回公演のオープニングに上演します。
この作品は、3人芝居です。
しかも、ぷにぷにパイレーツとしては珍しく、音楽劇仕立てになっております。
とっても可愛らしい、でも、とっても黒い作品になりました。
上演時間は10分以内でしょう。
風刺の対象が大きいので、短くまとめるのは大変でした。
まあまあ分かりやすく、楽しく、しかも嫌な気分になれるコントに仕上がったと思います。
ただ、歌のパートが上手くいくかどうか、心配な面もあります。
頑張って稽古しますので、ご期待下さいね。

コレドシアター


"コレドシアター"が、11月17日にクローズすることになったそうです。
"コレドシアター"は、2007年12月に開催した劇団ぷにぷにパイレーツの旗揚げ公演「第1回ぷにぷに祭り」の際にお借りした会場です。
乃木坂という一等地にあり、レンタル料金も手軽だったので、重宝した覚えがあります。
ただ、劇場の形が独特で、一人芝居には向かないモノだったので、それ以降は利用していません。
たった1回の利用ですが、旗揚げに使った場所ですから、思い入れはたっぷりです。
とても残念です。

それにしても、劇場の閉鎖が後を絶ちませんね。
特に、小さめの劇場から潰れていっています。
儲からないからやめるのは当然のことですが、我々のような弱小劇団にとっては困ったことです。
今後の活動についても、考えていかなくてはなりませんね。

"コレドシアター"のラストを飾るのは、劇場オーナー・桃井章さんの作・演出による2人芝居「パラソル」の公演のようです。
11月13日(水)~17日(日)の日程です。 

おどろおどろしい...


第21回公演用に書き上げた4本の作品には、強烈な特長があります。
とにかく、おどろおどろしい!
グロテスクで、禍々しく、えげつない内容の作品が揃っています。
「ぷにぷに!夜想曲集」で上演したピュアな世界観とは、まったく違います。
「日記」や「優しい雨」と同じ作者が書いたモノとは、絶対に思えない筈です。
「執行人」や「ブログの天使」「まぼろし」の気持ち悪さを、更にグレードアップさせた感じです。

僕は、常々、オールラウンダーでありたいと思っています。
ですから、同じ傾向の作品を続けるのが嫌なんです。
公演ごとに、前回とは真逆な方向性を求めてしまいます。
そんな訳で、今回はとりわけ不気味な作品ばかり揃ってしまいました。
正直言って、見る人を選ぶ作品群です。
合わない人には、絶対に合いません。
その辺のことをしっかり告知しておかないと、また上演中に怒って帰ってしまうお客さんが出てしまうでしょうね。
次回公演は、冗談が通じない真面目な方、暗示に掛かりやすい方は、ご覧にならない方が身のためだと思います。
そんなことを言っていたら、お客さんが来なくなってしまいますかね...?

とにかく、僕自身は、面白い作品を並べることが出来たと思って、喜んでいます。
好き嫌いは別として、脚本のクオリティには自信があります。
演出のしどころも満載で、演劇として迫力のあるものに出来る台本です。
さあ、果たして、お客様に喜んで貰えるかどうか...?
それは、すべて、役者さん達の力量に掛かっています!
頑張れ、劇団員たち! 

派手な衣装


8月4日に開催した「ぷにぷに!夜想曲集」で、僕が着用した衣装は、やっぱり地味でしたね。
公演写真を見て、改めて、そう思いました。
結局、3作品とも、黒を基調としたモノトーンになってしまいました。
1つの作品だけ見れば別に問題はないのですが、3作品すべてが同じテイストというのは、寂しい気がします。
夜想曲にのせた、悪夢のような作品を揃えたので、かなり地味になってしまいました。
「運だめし」あたりは、もっと派手でも良かったかもしれませんね。
ただ、舞台上で映える服装って、お店で見ると異常に感じるぐらい派手でなくてはいけません。
なかなか購入する勇気が出ないものなんです。
衣装選びは、本当に難しいものですね。
しかし、その前に、派手な衣装が似合う脚本を書かなくてはね...。

あまロス


今、「あまロス症候群」が話題になっています。
「あまロス」とは、NHK連続ドラマ『あまちゃん』を、毎朝昼に観る楽しみが無くなってしまった時の喪失感のことです。
「あまちゃんロス症候群」の略称で、PASDとも呼ばれているそうです。
先月28日のドラマ最終回が確認されたことをうけ、終了したら朝早く起きれないのではと懸念する人が増えたことから、「あまロス」症候群が注目されるようになりました。

実は、僕も、今、「アマロス症候群」の真っただ中にあるんです。
でも、僕の場合は、ドラマの『あまちゃん』とは何の関係もありません。
アートマイムの発表会を日曜日に終えた為、毎朝、アートマイム作品を練習する必要がなくなったのです。
アートマイム、略して「アマ」を失った喪失感を覚えているので、「アマロス」なのです。

これまで、早起きしてマイムを稽古していたのに、朝にやることがなくなってしまいました。
これは、意外に困りますね。
何かを練習したいのですが、取り急ぎやる必要のあるものがないのです。
かといって、早起きする習慣は簡単には直りませんから、結局、時間を持てあましてしまいます。
ええい、仕方ない!
無理やり、アートマイムの基礎を練習するとしますか!