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ミュージカル専門学校


東横線の車内で、ミュージカルの専門学校の広告を見掛けます。
ご年配の方々が、背筋を伸ばして、手を高々と挙げている写真が掲載されています。
みんな表情が生き生きして、楽しそうです。
ミュージカルが老後の生きがいになれば、素晴らしいことですよね。

一方、僕は、自分の作品の中で、背筋を伸ばして演技をしたことなど、ほとんどありません。
手を肩より上に挙げることも、滅多にありません。
生き生きした表情を浮かべたことさえ、ほとんどないでしょう。
理由ははっきりしています。
僕が創造した人物は、大概、ひねくれ、ねじ曲がり、いじけています。
世間に胸を張って、自己主張できるキャラクターではありません。
当然、演技の方も、苦悩や悲哀の表現が中心になってきます。
とにかく、痛くて辛い思いを描きたいのです。
見ている人にも、屈辱や寂寥を味わって貰いたいんです。

人間の負の部分やダークサイドを掘り下げようとする僕の作品は、見てスカッとするものではありません。
重苦しく、暗い気分になる可能性もあります。
でも、この美しさ、面白さを分かって下さる方も、なかにはいらっしゃる筈です。
口当たりの良くない僕の公演は、なかなか観客数が増えないかもしれません。
でも、ブレずに、クオリティを求めていきたいと思っています。 

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