ハロウィン
ハロウィンは、今日(10月31日)と考えてよろしいのでしょうか?
一体、いつが正解なのか?
何をすれば良いのか分からないまま、いつの間にか、日本にも定着してしまったようですね。
僕はオフの日に川崎に出掛けることが多いのですが、川崎は東日本のハロウィンイベントの代表的な街として知られています。
今年で開催18回目を迎え、名実ともに日本最大規模となる「カワサキ・ハロウィン」が、毎年10月下旬の数日間にわたって行われます。
2500人の参加者が川崎駅周辺を練り歩く「ハロウィン・パレード」が今週の日曜日に開催され、11万人もの観客が詰めかけたそうです。
街中が満員電車のようにごったがえしますよ。
ハロウィンは、巨大なビジネスチャンスともなっているようです。
日本記念日協会によりますと、今年のハロウィンの市場規模は1100億円となる見込みです。
これは、去年の1005億円と比較すると、およそ9%増となります。
クリスマス市場にはまだ及びませんが、すでにバレンタイン市場の1080億円を上回っています。
年中イベントの中で2番目に大きなものに成長したんですね。
来年以降、引き続き、市場規模は拡大していくものと思われます。
仮装する非日常性!
仲間や、集まった人々と一緒に盛り上がるイベント性!
家族と一緒に過ごすクリスマスや、恋人とのヴァレンタインのような閉鎖性がないのが、人気の理由かもしれません。
大声で叫び、全身で喜びを表現出来るイベントの出現を、日本人は待っていたのでしょう。
秋祭りなどの地域の祭りが自治会によって統制されてしまっている今、ハロウィンは抑圧を解放できる貴重な機会となっているようです。
今年の女性の仮装の人気は、「アナと雪の女王」と聞きます。
男性は、ジャック・スパロウとか。
皆さん、別の人格を演じてみたいのでしょうか?
それなら、演劇をやれば良いのに...。

この記事の更新日:2014年10月31日 07:46 | コメント(0) | トラックバック(0)
明日の自分
先週末から、新人公演に向けた稽古を再開しました。
参加者は、塩沼君一人!
4時間みっちり、厳しい稽古を行いました。
「ぷにぷに!幻想的小品集」を挟んで、1ヶ月ぶりの稽古でした。
その間に、彼女がどれだけ努力してきたかを見るのが楽しみでした。
見た感じでは、基本中の基本の部分が、レベルアップしているようでした。
根本的なところなので、短期間で飛躍的に向上することは絶対にありません。
その基本を、飽きずに、サボらずに、丁寧に反復しているかどうかで、結果は全然違ってきます。
その過程にあることを、塩沼君は、ほんのりと感じさせてくれました。
彼女は真面目な正確なので、着実に上手くなっているように思いました。
演劇は、皆さんが考えているよりも、遥かに難しいものです。
ピアノを人前でお金を取って演奏しようと思ったら、どれだけ練習しなければならないでしょう?
野球のプレーを有料で観戦して貰うには、どれだけ努力しなくてはいけないのでしょうか?
演劇だって、同じです。
お客様に満足して頂く為には、普通ではダメなんです!
時間も掛かります!
一朝一夕では、絶対に変われないのです。
どれだけ自分に厳しくなれるか?
どれだけの意識をもって稽古出来るか?
どんな目標を持っているのか?
自分は自分で作り上げるものです。
今日の過ごし方が、明日の自分を決めるのです。
次回の稽古で、塩沼君がどれだけステップアップしているか、非常に楽しみです。
この記事の更新日:2014年10月30日 09:13 | コメント(0) | トラックバック(0)
今度は朗読を!
"ぷにぷに!幻想的小品集"終演後、ホワイエで、何人かのお客様にこんなことを言われました。
「今度は、是非、朗読を聞かせて下さいね。出来れば、感動的なお話を...」
僕自身としては意外なのですが、僕の朗読を聞きたいという方が結構いらっしゃるんですよね。
制作のじゅん君も、「石崎は朗読が上手い」と何度も言っていました。
僕は朗読を聞くのが苦手なので、自分では朗読をやりたいとは思っていません。
でも、そんなにニーズがあるのなら、今後、考えていかなくてはなりませんね。
"ぷにぷに!幻想的小品集」が動きをご覧頂くものだっただけに、その反動があるのかもしれません。
朗読という形になるかどうかは分かりませんが、話芸を聞いて頂くような公演も企画することにいたしましょう!
この記事の更新日:2014年10月29日 08:19 | コメント(0) | トラックバック(0)
戸越銀次郎

自転車で足を伸ばして、戸越銀座商店街に行ってみました。
戸越銀座商店街は、「日本で最初の○○銀座」「東京で一番長い商店街」として知られています。
10月末とあって、「銀ちゃんハッピーハロウィン」というイベントを開催中で、大変賑わっていました。
商店街11か所にある銀ちゃんのポップを見つけて、豪華賞品をゲットしようというものです。

昭和の匂いプンプンの長ーい長ーい商店街を歩いていると、たまたま「銀ちゃん」と出くわしました。
「銀ちゃん」とは、戸越銀座のゆるキャラです。
正しくは「戸越銀次郎」といいます。
カワイイかどうかの判断は、皆さんに委ねますね。

戸越銀座商店街には、おいしい焼き鳥屋さんやおでん屋さんなどが軒を連ねています。
買い食いしながらのそぞろ歩きも楽しいですよ。
お近くにお立ちよりの際は、是非!

この記事の更新日:2014年10月28日 08:47 | コメント(0) | トラックバック(0)
「顔」舞台写真
「ぷにぷに!幻想的小品集」の最後に上演した「顔」の舞台写真をご覧頂きます。
この作品の上演は本当に大変で、自分でも信じられないほど大量の汗をかいてしまいます。
ですから、マチネ公演とソワレ公選では、衣装を替えて上演しました。
この写真の衣装は、マチネ公演のものです。
ちなみに、ソワレ公演では、真っ黒い衣装を着用しておりました。





この記事の更新日:2014年10月27日 08:55 | コメント(0) | トラックバック(0)
「なぜ」舞台写真
「ぷにぷに!幻想的小品集」の2本目に上演した「なぜ」の舞台写真をご覧頂きます。
これは、マイム作品ですが、ストーリーがありません。
動きの面白さをお楽しみ頂くものでした。
スポーツをやっている方など、体に関心のあるお客様から好評でした。





この記事の更新日:2014年10月26日 09:10 | コメント(0) | トラックバック(0)
「駅舎」舞台写真
「ぷにぷに!幻想的小品集」の舞台写真をご紹介していきます。
まずは、オープニングで上演した「駅舎」の写真です。
動きを中心とした作品だけに、静止画で見ても良く分からないかもしれません。
雰囲気だけでも味わって下さい。







この記事の更新日:2014年10月25日 08:29 | コメント(0) | トラックバック(0)
緞帳
「ぷにぷに!幻想的小品集」を開催した「あかいくつ劇場」には、緞帳がありました。
これまでお借りしてきた劇場には幕さえなかったのに、いきなり緞帳ですよ!
これは使うしかないでしょう。
とはいえ、上演中に使うのは難しかったので、開演時と終演時に使ってみました。
緞帳が上がって公演が始まり、公演が終わると緞帳が閉まる...。
うわー!なんてカッコいいんでしょう!
以前から、一度、幕を使ってみたかったんですよね。
その夢が、今回叶いました。
それにしても、「あかいくつ劇場」の緞帳は凄い!
立派な布が使ってあります。
しかも、可愛らしい人形の刺繍がしてあります。
緞帳だけ見たら、老舗新劇劇団の公演かと思ってしまいますね。
この記事の更新日:2014年10月23日 08:07 | コメント(0) | トラックバック(0)
奥行き
「ぷにぷに!幻想的小品集」は、「あかいくつ劇場」での開催でした。
出演した僕も、ピアノ演奏の吉田幸子さんも、この劇場をとても気に入りました。
吉田さんによりますと、ピアノの音の響きが素晴らしい劇場なんだそうです。
コンサートにも使えそうとのことでした。
それだけに、「半端な演奏は出来ない」と、プレッシャーがかかったようでしたが...。
僕は、舞台の奥行きがあるのが有難かったですね。
一人芝居ですから、横幅はそんなに広くなくて良いんです。
でも、奥行きだけは、たっぷり欲しい!
前進や後退の演出は、エネルギーやパワーを表現出来るんですね。
客席に向かって猛スピードで進んでいったら、それだけで大迫力でしょ?
奥行きは、いくらあってもいいんです。
その点、「あかいくつ劇場」は、人形劇の上演を想定して設計されていますから、奥行きが深いんです。
これまでお借りした劇場の中で、もっとも前後が広かったのではないでしょうか?
こんなにやりやすかった劇場は初めてです。
また、僕も音の良さを感じましたね。
ピアノの大音量と重なっていても、僕の声はかき消されることなく、客席最後列まで届いていました。
それも、僕は声を張る必要さえなかったのです。
制作サイドとしても、こんな楽な劇場はありません。
ほぼすべての上演環境が、最初から整っています。
椅子を並べたり、舞台を設営する必要がないのです。
ピアノの位置を少し動かしたのと、受付に張り紙を貼ったぐらいでしょうか?
まったく疲れずに、準備を終えることができました。
キャパ150の客席が埋まらないことは、僕は全然気になりません。
むしろ、お客様が窮屈な思いをしなくて済むと喜んでいるぐらいです。
これは、来年も「あかいくつ劇場」かな...?
この記事の更新日:2014年10月22日 07:39 | コメント(0) | トラックバック(0)
「あかいくつ劇場」の評判
「ぷにぷに!幻想的小品集」では、初めて、「あかいくつ劇場」を使用しました。
「横浜人形の家」の4階にある、キャパがおよそ150の劇場です。
一人芝居の劇場にしては、客席が明らかに大き過ぎるます。
でも、グランドピアノを舞台に乗せるとなると、どうしてもこのサイズになってしまいます。
来場されたお客様に、「あかいくつ劇場」の印象を伺いました。
・とても素敵な劇場ですね!
・大き過ぎず、こじんまりとしていて良いサイズです!
・可愛らしい雰囲気ですね!
・温かみにあるアットホームな感じで楽しめました!
・曲のイメージと合っていました!
・赤で統一されていて、時計まで赤かったですね!
・とてもゆったり座れて良かったです!
劇場内の雰囲気を気に入って下さった方が多かったようです。
悪い評価を下した方はいらっしゃいませんでした。
ただ、「ゆったり座れた」のはお客様が少なかったからです。
これだけは、改善しなくては...。
一方、こんな意見もありましたよ。
・駅から近くて、楽でした!
・中華街が近くて、そちらも楽しんできました!
・山下公園の夜景も、ホワイエから見ることが出来ました!
「あかいくつ劇場」の立地も好評でしたね。
千葉県方面や東京都東部にお住まいのお客様には不便だったでしょう。
しかし、観光地にある劇場ですから、周辺を楽しんで下さった方も大勢いらっしゃいました。
駅のそばなので、雨の日の公演でも来やすいですよね。
皆様に喜んで頂けたので、今後も、「あかいくつ劇場」での公演を考えていきたいと思っています

この記事の更新日:2014年10月21日 07:46 | コメント(0) | トラックバック(0)
「野球人 vol.2」
今週の木曜日にプロ野球の新人選手を選択する「ドラフト会議」が開かれます。
そのタイミングを捉えて、流しのブルペンキャッチャー・安倍昌彦さんが責任編集の本「野球人 vol.2」が発売されました。
サブタイトルは、「〈吟選〉2014ドラフト候補選手最強名鑑号」となっています。
安倍さんが、球場・グラウンドレベルの視点で有力選手を徹底調査したもので、ことしのドラフトの注目選手の情報が網羅されています。
具体的な内容は、以下のようになっています。
●ドラフト最強名鑑・吟選85選手~前代未聞!おせっかい進路指導付き~
●ドラフト注目選手リスト〈高校・大学・社会人〉
●流しのブルペンキャッチャー
●旬・第2回 室蘭シャークス・瀬川隼郎投手
●野球的ディスカバー・ジャパン
●社会人の名人・達人に訊く Vol. 02 富士重工・阿部次男投手/現コーチ
●野球人のページ〈その2〉文:元東芝・葛城弘樹内野手(ソウル五輪全日本代表)
●流しのひとりドラフト
この時期、沢山のドラフト本が出版されます。
その多くが、ドラフト候補の選手を褒めまくっていて、全員がプロで活躍出来そうに書いてあります。
しかし、「野球人」は違います。
「これが実情だろう」ということが書いてあります。
投手の球速帯も他の本より遅めに書いてありますし、全体的に辛口の評価です。
だからこそ、信頼出来るんですね。
去年の今頃、安倍さんに、ドラフト指名された選手たちの評価を伺ったことがあります。
それが、ことごとく的中しているんですね。
「大瀬良はルーキーイヤーに間違いなく10勝する!その代わり10敗もする」
「田中広輔は、夏ごろレギュラーに定着し、バットでもかなりの成績を残す」
「森友哉は、今年のルーキーのバッターの中で一番!」
全部、当たっていますね。
「野球人 vol.2」は、文藝春秋企画出版から発売されたばかりです。
価格は800円。
ドラフト会議の前に熟読して情報を入手しておいた方が、よりドラフトを楽しめると思いますよ!
この記事の更新日:2014年10月20日 07:37 | コメント(0) | トラックバック(0)
重複指名確実
今週の木曜日に、プロ野球の新人選手を選択する「ドラフト会議」が開かれます。その最大の目玉選手とされているのが、早稲田大学のエースで最速156キロの有原航平投手です。有原投手については、すでに地元の広島カープが1位指名を公言するなど、複数の球団の1位指名が濃厚となっています。ただ、秋のリーグ戦の前に右肘を痛めて、これまではリリーフ登板しかしていなかったので、状態が心配されていたんですね。その有原投手が、きのう、東京六大学リーグの立教大学戦で今秋初先発するという情報を得たので、神宮球場に見に行ってきました。

東京六大学リーグの観戦なんて、二十数年ぶりです。学生時代はいつも応援席で見ていましたが、きのうは特別内野席で観戦してみました。まさにバックネット裏で、僕の周囲には、日米のスカウト陣が大勢いましたよ。報道によりますと、集まったスカウトはメジャーも含めて10球団以上だったそうです。やはり、有原投手の注目度は高いですね。
投球の内容は、6回を7安打4失点3四球。試合も3-5で敗れ、負け投手となりました。しかし、140キロ台後半をマークするストレートを何球も投げ込んでいました。もう少し状態が上がってくれば、間違いなく150キロ以上の速球が戻ってくるでしょう。
有原投手は、「肘の痛みはありません」と万全を強調して、試合に挑んだそうです。しかし、2回に、立教の4番の岡部にライトスタンドへ先制ホームランを浴びました。6回には四球が絡んで2失点しました。自慢のコントロールを乱し、本来の投球ではなかったように思います。とにかく、ドラフト直前の試合で、先発復帰したことが大きいですね。
これは、ドラフトで複数の球団に重複指名されるのは確実です。モノが違います。何年に一人という逸材です。投げるだけでなく、守備も、けん制も超一流です。オーラも凄いですし、投手になるために生まれてきたような人物だと思います。
ただ、僕はあることに気付いてしまったような気がします。周りにいた立教大学野球部OBの方々も、皆さん、そのことを口にしていらっしゃいました。具体的なことは書けませんが、それを直さないとプロでの活躍は厳しいかもしれません。ただ、最も直しにくい部分なのですけどね...。
さあ、木曜日のドラフト会議では、何球団が有原投手を1位指名するのでしょうか?どの球団が交渉権を手にするのでしょうか?ああ、気になる...。

この記事の更新日:2014年10月19日 08:09 | コメント(0) | トラックバック(0)
松輪サバ
先日、三浦半島の南部に遊びに行ってきました。
三浦半島は車がないと不便な場所です。
なので、うちから比較的行きやすい立地ながら、これまであまり出掛けたことはなかったんです。
しかし、良いことに気が付きました。
レンタ・サイクルを利用すれば良いと!
三浦市のHPを通して、「三浦うみかぜレンタバイク」というお店を見つけました。
「三浦海岸」の駅から徒歩5分の所にある、海沿いのお店です。
朝、電話で予約して、昼ごろ現地に到着!
坂の多い三浦半島ですから、僕は電動クロスバイクをお借りしました。
また、三浦でお薦めのスポット等の情報も色々教えて頂きました。
とても、対応が親切で明るく、気持ちの良いお店です。
http://www.miura-umikaze.jp/
さっそく、海岸沿いを走り、半島の南東に位置する江奈湾に向かいました。
ここからは釣り船がたくさん出航していて、この近辺で釣りをする人にはよく知られた場所だそうです。
その一角に、地元・みうら漁協直営の施設「江奈ヴィレッジ」があります。
2階は、地魚料理を食べさせる「松輪」というレストランになっています。
その日獲れた松輪の魚を仕込むので、素材の良さと新鮮さには定評があります。
また、熟練の板長が造る逸品は魚通をも唸らせる味わいとして有名です。
なかでも、サバの最高級品とされる「松輪サバ」が食べられるとあって、この時期は大人気!
週末ともなると、数時間待つことを覚悟しなくてはならないそうです。
幸い、僕は、僅か1時間待っただけで席に案内されました。
僕は、名物の「サバの炙り定食」を注文しました。

噂に名高い「松輪サバ」は、本当に凄かった!
こんなサバを、神奈川県で食べられるとは思いませんでした。
「関サバ」と並ぶ名品と言って良いでしょう!(実際、そう言われているそうです)
海老を餌にして成長する為しっかり脂がのっている上に、一本釣りで獲っているので新鮮さが保てるんだそうです。
とろける旨みが抜群です。
絶対に、サバのイメージが変わると思います。

そのほか、ほぼ生のシメサバも食べられます。
煮つけもあります。
サバ好きの方は、是非、訪れるべきスポットです。
http://www7.ocn.ne.jp/~matsuwa/ena-village.html
僕が訪れた日に、TVの夕方のニュース番組がロケに来ていました。
僕もインタビューされましたが、多分、放送では使われなかったでしょうね。
「江奈ヴィレッジ」は、車で行くと、ちょっと分かりにくい所にあります。
江奈湾が見えてきたら海側の白い2階建ての建物を探してみて下さい。

この記事の更新日:2014年10月18日 07:58 | コメント(0) | トラックバック(0)
ないはずのモノが...
「ないはずのモノが、あるように見えました!」
「ぷにぷに!幻想的小品集」をご覧下さったお客様のほとんどが、こんなことをおっしゃって下さいました。
劇団ぷにぷにパイレーツは、セットも大道具も小道具も使いません。
それなのに、舞台上に色々なものが見えたんだそうです。
「駅舎」という作品には、中盤、霧の中をさまようシーンがあります。
その時、「本当に霧が見えた」という方が、少なくないんですよ。
それどころか、「舞台から客席に向かって、白い霧が流れてきた」とか、「客席が白く霞んで、舞台が見えにくくなった」というお客様がいらっしゃいました。
一歩進んで、「完全に、意識が別の世界に行ってしまった」「子どもの頃、霧に包まれ恐怖を覚えた経験があるが、その時にタイムスリップした」!
さらに、「霧の匂いがした」「霧の湿気が体にまとわりついてきた」「自分自身が霧で濡れたような気がして、寒く感じた」などなど、五感で霧を味わった方もいるんですよ!
そこまでいくと、僕の演技力というよりは、お客様自身のイメージ力が強いせいだと思うんですけどね...。
「顔」では、昔を懐かしみながら雑木林の中を進むシーンがあります。
これも評判が良く、匂いを嗅いだ方、温度を感じた方、色が見えた方など、全身で雑木林を味わって頂けたようです。
演劇作品ですから、ストーリーや主人公の心情を伝えるのが最大の使命です。
でも、僕は、そのシーンのリアリティを全身で感じて欲しいという希望も強く持っています。
それが、ほんの少し達成できて、本当に嬉しいです。
僕の究極の目標を、こっそりお教えします。
お客様全員の意識が、霧の中や雑木林の中に入り込んでしまい、二度と現実に戻ってこれないようにすることです。
満員だった客席が、終演時には誰もいなくなる...。
そんなイメージなんですけどね。
こんな演技ができたのも、地道にオーガニック・マイムに取り組んできたからだと思います。
指導頂いているJIDAIさんや、マイム仲間たちに感謝したいと思います。
この記事の更新日:2014年10月17日 07:38 | コメント(0) | トラックバック(0)
「顔」の評判
「ぷにぷに!幻想的小品集」の3本目に、「顔」というファンタジー劇を上演しました。
上演時間が40分を越える、超大作です。
年老いた画家が、魂を込めて、生涯最後となる作品を描いている。
しかし、どうしても描けないところが一カ所あり、完成させることができない。
記憶を辿って描いている作品なのに、どうしても思い出せないモノがあるのだ。
それは、ある人物の"顔"!
その"顔"さえ思い出せれば、その絵は完成するのだが...。
いやー、この作品は、本当に、本当に大変でした。
演じることを考えただけでグッタリしてしまうぐらい大変です。
エンディングをやっている時には、オープニングを演じたのがいつのことだか分からなくなってしまうほど長大です。
登場人物の人生を実際に生きてしまったような錯覚さえ覚えます。
僕としては、「顔」を、こんな大作にするつもりはなかったんです。
僕はいつも、脚本の文字数で上演時間を計算します。
実は、「顔」と「駅舎」の脚本上の文字数は、ほとんど一緒なんです。
しかも、「顔」の方が少し早口になりますから、「顔」の上演時間は30分を切る予定だったんです。
ああ...、それなのに、それなのに...。
なんで、「顔」の方が10分以上長いんでしょう?
自分でもまったく分かりません。
お客さまの一部から、「長すぎる」とのお叱りもありましたが、今の僕の能力ではこうなるしかなかったんです。
とはいえ、お陰さまで、「顔」は評判が良かったですね。
上演中、多くのお客さまが涙を流されたそうです。
別に泣くようなお話ではないのですが、感情移入されたんでしょうね。
特に、ラストシーンの主人公の一言で、ジーンと感動された方が大勢いらっしゃいました。
「ハッピーエンドなのに、本当に悲しい...」
そんな感想を漏らす方が、少なくありませんでした。
この作品の好評の理由は、間違いなく、吉田さんのピアノ演奏です。
ラフマニノフ作曲の「鐘」「メロディ」ほか超大曲・超難曲が、この作品の世界観を作ってくれました。
主人公の心情を、セリフではなく、音楽で伝えることが出来たんですね。
演者には音楽に負けないパワーが求められ大変でしたが、そのエネルギーがあればこそ主人公の熱い想いを届けることができたのだと思います。
おそらく、一人芝居にするにはスケールが大き過ぎる作品だったのだと思います。
稽古中、何度も足が攣っていました。
でも、この作品を作り上げていく中で、僕も吉田さんも多くのことを学び、成長できたように思います。
舞台人としては勿論ですが、一人の人間としてもスケールアップ出来るよう、今後も丁寧に稽古を続けていきたいですね。
この記事の更新日:2014年10月16日 08:36 | コメント(0) | トラックバック(0)
「なぜ」の評判
「ぷにぷに!幻想的小品集」の2本目に、「なぜ」という作品を上演しました。
一言もセリフのない、パントマイム作品です。
この作品は、評価が分かれましたね。
好きな方は好きなんですが、そうでない方も大勢いらっしゃいました。
僕の実感では、上演中に退屈した方は一人もいらっしゃらなかったはずです。
どなたも集中して、食い入るように舞台をご覧になっていました。
しかし、ラストシーンで僕が退場していく時、客席の上空に「?」マークが沢山渦巻いているのも分かりました。
それこそ、「なぜ?」と思われたお客様が大半だったようです。
アンケートを見ても、終演後直接お客様にお話を聞いても、返ってくる答えは同じです。
「意味が分からない!」
いえ、意味はないんです...。
そもそも、芸術に意味ってあるのなんでしょうか?
セザンヌの絵画に、ロダンの彫刻に、ラフマニノフのピアノ曲に意味ってあるんでしょうか?
それらのモノを理解することって可能なのでしょうか?
ただ美しい!
ただ面白い!
ただ楽しい!
それが芸術だと思うんですけど...。
「なぜ」の前に、ストーリー展開で見せる「駅舎」を上演したので、皆さん戸惑われたのかもしれません。
この作品は、ただひたすら動きを見て頂き、ピアノ演奏を聞いて頂くものです。
意味もストーリーもありません。
僕自身、意味は分かっていないのです。
でも、普段からダンスやマイムを見慣れている方からは、大好評でしたよ。
複数の方から、「公演全体を、セリフなしでやってほしい」という意見があったぐらいです。
僕は、今後も、本公演ではこういった作品を必ず上演していこうと思っています。
上演中、皆様に集中してご覧頂けるなら、終演後「?」マークがいくつ飛び交っても構わないんです。
無理に難解にするつもりはありませんが、純粋に動きを追求する作品は続けていくつもりです。
せいぜい10分程度ですから、皆様、どうぞお付き合いください!
この記事の更新日:2014年10月15日 07:22 | コメント(0) | トラックバック(0)
「駅舎」の評判
「ぷにぷに!幻想的小品集」の冒頭で、「駅舎」という作品を上演しました。
およそ30分のモダンホラー作品です。
山間地で列車の脱線事故に巻き込まれた人たちが、無人の駅舎で救助が来るのを待っている。
しかし、鉄道会社の人は、一向に駅舎に現われない。
そんな中、足にケガをした男が、フラッと駅舎の外に出ていってしまう。
心配した主人公が、足の悪い人を探しに線路伝いに進んでいくが...。
この作品は、本当に怖かったようですね。
「オープニングから、気持ちが悪くてたまらなかった」
「全編スリリングで、緊張感が切れることはなかった」
「舞台の緊迫感のせいで、身動き出来なくなった」
「ラストには身の毛がよだった」
「背筋が凍った」
「どんでん返しですべての謎が氷解するまで、ずっと霧の中をさまよっているようで不安だった」
「オチが分かって以降、ずっと寒気がした」
「今夜は悪夢を見そうだから、眠れるかどうか不安だ」
このような感想を沢山頂戴しました。
もちろん、ホラーとして書いた作品ですから、怖がって頂けるのは何より嬉しいです。
ただ、僕としては、怖くなり過ぎないように配慮したつもりでした。
主人公のキャラクターを軽めに設定!
中盤、コミカルなシーンを入れる!
どんでん返しをなるべく後ろにして、怖い時間を短めにする!
などなど、様々な工夫をしてみました。
それでも、十分すぎるぐらい怖かったんですね。
ううん...、作品のレベル設定は本当に難しいものです。
特殊効果のない一人芝居で、観客に恐怖を覚えさせるのは大変です。
演者の技術と集中力、体力が問われます。
かといって、露骨に怖がらせにいったら、あざとさが目立ってしまいます。
ホラーは、脚本、演出、演技のすべてに高いレベルが求められる、やりがいのある仕事だと思います。
僕の自慢は、この作品のラストシーンです。
どんでん返しを、動きだけで表現しています。
セリフでは説明していないんですね。
それだけに、皆さんの心に映像がしっかり残ったと思うのですが、いかがでしょう?
「ラストシーンで、石崎さんが、本当に○○に見えた」というお客様の声を、沢山聞きました。
もしそれが本当なら、こんな嬉しいことはありません。
この記事の更新日:2014年10月14日 08:22 | コメント(0) | トラックバック(0)
コラボ公演
「ピアノ演奏とお芝居がピッタリ合っていて、素敵でした!」
「ぷにぷに!幻想的小品集」をご覧になったお客様の感想の中で最も多かったのは、こんな声です。
具体的には、幻想的な曲ばかりを揃えた選曲の良さ!
芝居の内容と曲調の変化のタイミング!
主人公の心情と、奏でられるメロディの合致!
特に、僕とピアノ演奏の吉田さんが一体となって、一つの世界を作り上げている所を評価して下さいました。
なかには、終演直後に「どうやって選曲するのか?」とか、「芝居の内容と既成の曲のタイミングを合わせるにはどうすれば良いか?」といった質問をする方もいらっしゃいました。(その答えは、「ひたすら音楽を聞きまくる」なんですけどね...)
僕としては、本当に嬉しい評価です。
僕と吉田さんのコラボ公演の目標は、芝居と音楽の融合です。
セットも、大道具も、小道具も、照明効果も、効果音も用いない舞台です。
使えるのは、僕の肉体と、吉田さんのピアノ演奏だけ!
それだけに、演技とピアノの息を合わせることが、最も重要なです。
実は、本公演に向けて僕と吉田さんが一緒に稽古したのは、4回だけなんですよ。
でも、それで十分なんです。
作品の世界観が共有できていれば、各自でレベルアップすればいいんです。
大事なのは、自分の演技や演奏を自由にコントロール出来ることです。
本音を言えば、僕も吉田さんも、まだまだ自分のレベルに満足していませんが...。
出来れば、また来年も、僕と吉田さんのコラボ公演を開催したいと思っています。
(まだ吉田さんの了解をとっていませんけど...)
次回は、どんな曲に乗せて、どんな作品を上演するのか、自分でも楽しみです。
この記事の更新日:2014年10月13日 07:49 | コメント(0) | トラックバック(0)
「ぷにぷに!幻想的小品集」人気投票
「ぷにぷに!幻想的小品集」では、3本の作品を上演しました。
モダンホラー作品「駅舎」、パントマイム作品「なぜ」、ファンタジー作品「顔」です。
きょうは、お客様にご記入頂いたアンケートから分かった、上演作品の人気ベスト3を発表します。
(3本しか上演していないので、全作品ベスト3に入りました)
まずは、15:30開演のマチネ公演から!
第3位:「なぜ」
第2位:「顔」
第1位:「駅舎」
昼の部は、「駅舎」がダントツの人気でした。
パフォーマーや役者さんが、マチネに大勢訪れて下さったためかもしれません。
「駅舎」は、非常に凝った構成なので、舞台に精通している方に気に入って頂けたようです。
特に、オチのどんでん返しを楽しんで頂けたようですね。
続いて、18:30開演のソワレ公演です!
第3位:「なぜ」
第2位:「駅舎」
第1位:「顔」
夜の部では、「顔」の方が好評だったようです。
純粋にストーリーを楽しんで頂いた方。
ラストシーンの主人公の切ない気持に涙ぐんだ方。
ラフマニノフの音楽に感動された方。
そんな方々が、「顔」を支持して下さいました。
最後に、昼夜合わせた総合順位です!
第3位:「なぜ」
第2位:「顔」
第1位:「駅舎」
僅差で「駅舎」が逃げ切り、栄えある総合優勝を飾りました!
僕は、分かりやすさで「顔」が1位になると思っていただけに意外です。
今回の公演のお客様は芸術に造詣の深い方が多かったので、こんな結果になったのだと思います。
それにしても、「なぜ」は人気がないですね。
ストーリーがないから、当然の結果なんでしょうか?
でも、好きな方はこの作品がお好きなようです。
「なぜ」を気に入って下さった方は、かなりの通ですよ!
アンケートにご協力下さった皆様!
本当にありがとうございました。
この記事の更新日:2014年10月12日 07:59 | コメント(0) | トラックバック(0)
「ぷにぷに!幻想的小品集」から1週間
早いもので、「ぷにぷに!幻想的小品集」から1週間が経ちました。
少しづつ疲れが抜けてきて、日常を取り戻しつつあります。
早起きの習慣は変わりませんが、稽古する必要がなくなったので、朝をゆっくり過ごしております。
逆に、本番日までは毎朝2時間稽古していたわけで、その時間をどう使えば良いのか戸惑っている状況です。
実は、本番以降、ずっと本業等で忙しく、公演の後片付けがまったく進んでいません。
着用した衣装さえ、ちゃんと仕舞えていません。
この連休中に、残務処理を進めなくてはいけません。
台風の影響で大雨になるかもしれませんから、じっくり事務作業が出来そうです。
ただ、プロ野球のCSがきょうから始まるんですよね。
そっちに気を取られて、全然はかどらないかも...。
3日前に野村監督の辞任が発表された広島カープは、大丈夫なのでしょうか?
さあ、そろそろ、本番の興奮が醒めてきました。
そして、「ぷにぷに!幻想的小品集」の大成功を自慢しても良いような気になってきました。
あす以降、うるさいぐらい、自慢させて頂きます!
どうぞ、お付き合い下さい!

この記事の更新日:2014年10月11日 08:01 | コメント(0) | トラックバック(0)
茶色
「ぷにぷに!幻想的小品集」の公演が終わったので、解禁です!
茶色い食べものを食いまくるぞ!

別にダイエットをしていたわけではありません。
でも、あまりにキツイ稽古だったので、脂っこいものが食べられなくなっていました。
そのせいか、皆様に「痩せましたね~」と言われておりました。
頬がすっかりこけていたんですね。
皆さん!ダイエットには演劇が一番ですよ!
(その代わり、下半身を鍛えたので、お尻周りは大きくなりました)

ちなみに、この写真は、巨大なライスコロッケです。
中身がお芋ではなく、ご飯なんですよ!
意外に旨い...。
この記事の更新日:2014年10月10日 07:04 | コメント(0) | トラックバック(0)
若いお客様
劇団ぷにぷにパイレーツの主な観客層は、東京都西部と神奈川県にお住まいの40代~50代の方というデータが出ています。
しかし、"ぷにぷに!幻想的小品集"には、若いお客様が大勢いらっしゃいました。
なかでも、制服を着た中学生や高校生が目立ちました。
神奈川の学校に通っている演劇部の生徒さんもいらっしゃいましたよ。
おととし夏の公演"ぷにぷに!愛の劇場"にも大勢の女子高生が来て下さいました。
若いお客様がいらっしゃると、劇場の雰囲気が変わりますね。
反応が、よりヴィヴィッドになる感じがします。
そして、なにより、若い方は長~いお客様になってくれる可能性があります。
大切にしなくては...。
この記事の更新日:2014年10月 9日 07:31 | コメント(0) | トラックバック(0)
まさかの3位
むむむ...、今頃になって公演の疲れが出てきました。
しかも、公演のどさくさにまぎれて、広島カープがまさかのレギュラーシーズン3位に終わってしまうとは!
およそ1ヶ月前には首位・巨人に1ゲーム差に迫っていたというのに、何やってるんですか!
早く温泉に行って心と体をリフレッシュしなくては、土曜日に始まるCSへの準備が出来ません!
こうなったら、うちの近所にある黒湯の「たちばな温泉」だな。
...だな。
うわっ!水曜定休だった...。
この記事の更新日:2014年10月 8日 08:09 | コメント(0) | トラックバック(0)
感謝!感謝!
4日(土)に開催した「ぷにぷに!幻想的小品集」を振り返っていきたいと思います。
しかし、自分が作り上げた公演を、まだまだ客観的に見ることはできません。
冷静に振り返ることが出来るようになるまで、事実だけ書き記しておきます。
本番当日は、12:50に、「横浜人形の家」受付横のスペースに集合しました。
集まったのは、ピアノ演奏の吉田幸子さん。
制作担当のじゅん君。
そして、ロビー周りや場内整理を手伝ってくれる、若手劇団員の塩沼さんと関口さんです。
簡単な打ち合わせの後、13:00に「あかいくつ劇場」に入りました。
ピアノのセッティングを行い、照明を決め、受付を設営し終わったのが13:30過ぎ。
あっという間に、準備が出来てしまいました。
むしろ、開演まで、時間を持て余してしまったぐらいです。
15:00にマチネ公演に向けて、開場しました。
そして、予定通り15:30に開演し、17:00に終演しました。
沢山差し入れを頂きましたので、マチネとソワレの間に頂戴して英気を養いました。
そして、18:00に夜の部の開場。
18:30に開演し、20:00丁度に終演しました。
片付けもあっという間に終わり、20:30には劇場を退出。
その10分後には、打ち上げ会場で、乾杯を行っておりました。
13:00に劇場入りして、2回公演を行い、20:30に退出!
すごい強行スケジュールでしょ?
でも、やっている我々は、ほぼノー・ストレスでした。
劇場が整備されていますし、小屋付きの職員の方も親切に対応して下さったので、余計なことに労力を割く必要がありませんでした。
公演の中味のことだけを考えていれば良かったのです。
そういう意味で、とても使いやすく、素晴らしい劇場だったと思います。
スタッフや劇場に恵まれたため、今回の公演は大好評です。
空前の高評価に、こちらが戸惑ってしまうほどです。
改めて、人材と環境の大切さを痛感する舞台となりました。
優秀な皆さんに囲まれて、僕は素晴らしい時間を過ごすことができました。
感謝!感謝です!
この記事の更新日:2014年10月 7日 07:38 | コメント(0) | トラックバック(0)
高評価
「ぷにぷに!幻想的小品集」の公演から一夜明けた昨日、改めて沢山の感想を頂戴しました。
ありがたいことに、どなたも高い評価をして頂いています。
こんなに褒めて頂いてよろしいのでしょうか?
数日間はそれを喜んでおいて、徐々に反省に移りたいと思っています。
この記事の更新日:2014年10月 6日 08:06 | コメント(0) | トラックバック(0)
「ぷにぷに!幻想的小品集」大成功!
昨日、無事、「ぷにぷに!幻想的小品集」の公演を終えました。
お陰さまで、大勢のお客様にご来場頂きました。
公演前日までは「ガラガラだったらどうしよう...」と思っていましたが、当日券のお客様が沢山いらっしゃいました。
特に、高校生以下の若いお客様が多かったのは、嬉しかったですね。
どなたもが食い入るように舞台をご覧になり、場内は凄い緊張感に満ち満ちました。
公演そのものの評判も、とても良かったですね。
僕の手ごたえでは、過去23回実施してきた公演の中でも最高の評価を頂いたのではないでしょうか?
単に面白いというだけでなく、もう少し深い所で味わって頂けたようです。
恐怖のあまり体がビクッと震えたという方もいらっしゃれば、涙を流し鼻をすすった方もいらっしゃいました。
ストーリーは勿論ですが、演技や演出をお楽しみ頂けたのも、大変良かったです。
終演後、皆さんに熱い思いをもって褒めて頂き、本当に有り難かったです。
特に、ピアノ演奏とのコラボレーションに対する評価が高かったですね。
これも、ピアノ演奏の吉田幸子さん、制作担当のじゅん君の尽力があればこそ!
また、受付や場内整理等を手伝ってくれた塩沼さん、関口さんにも感謝しています。
そしてなにより、わざわざ横浜まで足を運んで下さったお客様!
なんとお礼を申し上げれば良いか分かりません!
本当にありがとうございました。
しかし、僕にゆっくりしている暇はありません。
そろそろ本格的に、若手公演の準備に取り掛からなくてはなりません。
今後の「劇団ぷにぷにパイレーツ」の動きに、さらにご注目下さい。
まずは、昨日ご来場下さった皆様!
心より、感謝申し上げます!
末長いお付き合いをお願いいたします。
この記事の更新日:2014年10月 5日 08:55 | コメント(0) | トラックバック(0)
本日、「ぷにぷに!幻想的小品集」開催!
いよいよ本日、劇団ぷにぷにパイレーツ第23回公演「ぷにぷに!幻想的小品集」を開催します。
皆様のご期待にそえるように、私も、ピアノ演奏の吉田幸子も、制作担当のじゅんも、力を合わせて精一杯頑張ります。
去年より遥かにレベルアップした私たちのパフォーマンスにご期待下さい。
今回は、モダンホラー作品、純粋なパントマイム作品、ファンタジー作品とバラエティに富んだ構成となっています。
もちろん、強烈な"どんでん返し"満載の公演です。
秋のひと時を、奇妙な味の演劇でお楽しみ頂ければ幸いです。
嬉しいことに、きのう、たくさんのご予約を頂戴しました。
お陰さまで、客席が丁度良い感じになったと思います。
混みすぎず、少なすぎず、ベストな人数です。
お天気も、今日はもってくれそうですね。
改めて、本公演の概要をご紹介させて頂きます。
●劇団ぷにぷにパイレーツ第23回公演「ぷにぷに!幻想的小品集」
日にち:2014年10月4日(土)
開演時間:マチネ15:30、ソワレ18:30
(開場は開演の30分前)
上演時間:約90分を予定
会場:横浜人形の家「あかいくつ劇場」
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町18番地
みなとみらい線・元町中華街駅4番出口より徒歩3分
http://www.doll-museum.jp/
料金:当日3000円
作・演出・出演:石崎一気
ピアノ演奏:吉田幸子
制作:じゅん
上演作品:「駅舎」「なぜ」「顔」
演奏曲:シューマン作曲「夕べに」、ラフマニノフ作曲「鐘」ほか
*公演概要
劇団ぷにぷにパイレーツは、パントマイムのテクニックを駆使した一人芝居やコントを中心に上演しています。
今回は、ピアノ生演奏と一人芝居のコラボレーションとなります。
写実と前衛を兼ね備えた手法で、人間の愚かさや滑稽さ、悲しさをデフォルメし、印象的に表現した短編3本を、オムニバス形式で上演します。
まるで悪夢のようなファンタジックな世界観を展開して参ります。
「ぷにぷに!幻想的小品集」では、タイトル通り、幻想的なクラシック曲に乗せて送りします。
ラフマニノフ作曲「幻想的小品集」、シューマン作曲「幻想小曲集」など、様々な作曲家による幻想の世界をお届けいたします。
「あかいくつ劇場」は、人形劇を中心とした児童文化活動の推進を目的として設置された、座席数147席の本格的設備を持つ劇場です。
快適な環境の下、ご観劇頂けるはずです。
会場は、横浜マリンタワーの並びにあり、日本郵船氷川丸の斜め前になります。
横浜中華街や山下公園の観光がてら、是非、遊びにいらして下さい。
お席は、マチネ公演、ソワレ公演ともに十分ございます。
ご連絡は不要です。
お時間がございましたら、横浜観光がてら、ぶらりと遊びにいらして下さい。
ソワレ公演終了後、劇場最寄りのお洒落なバーで、打ち上げを開催します。
ふるってご参加下さい。
では、劇場でお会いできるのを楽しみにしています!

この記事の更新日:2014年10月 4日 07:56 | コメント(0) | トラックバック(0)
あす、「ぷにぷに!幻想的小品集」開催!
「ぷにぷに!幻想的小品集」の公演が、あす、4日(土)に迫ってきました。
もう、こうなったら、自分で褒めてしまえ!
まず、冒頭で上演する「駅舎」!
なんて、面白いんでしょう!
最初から、奇妙な味全開です!
中盤に、長い無言のシーンがありますけど、こんな演出をする劇団がほかにあるでしょうか?
それに、衝撃のラスト!
こんな"どんでん返し"、僕は見たことがありません。
まさに、"演劇界のどんでん返しの魔術師"と呼ばれる僕の真骨頂であります。
滑稽でありながら、なんとも怖い!
僕の脚本の中でも、トップクラスの完成度です。
2番目に上演する「なぜ」は、完全なるパントマイム作品です。
いわゆる"あらすじ"はありません。
純粋に、僕の動きをお楽しみ頂く作品です。
この動きが、凄い圧力になって、客席に襲い掛かります。
3月にこの作品を上演した際に、暴れまわっていた子どもたちが僕の動きに見入って動けなくなってしまったことがあります。
ひょっとしたら、見ていて、呼吸が苦しくなってしまうかもしれません。
わずか10分ながら、上演者も観客も、最も体力と精神力を消耗するのがこの作品だと思います。
こんな迫力を、生の舞台で味わうことは、滅多にないのではないでしょうか?
最後に上演する「顔」は、凄いとしか言いようがありません。
脚本を書いた自分でさえ、"魔物"のように思ってしまう作品です。
なんて大変な作品なんでしょう!
おととしの夏に上演した「貝殻」は50分を越える大作でしたが、そんなものじゃない!
「顔」の上演時間は40分ですけど、必要な体力は「貝殻」の数倍です。
上演していて、本当に主人公の人生を生きたような気がします。
稽古するたびに、数年づつ寿命が縮んでいるのではないでしょうか?
この作品をご覧になる方も、ひょっとしたら...。
まあ、それぐらい大変な作品なんです。
ただ、「顔」を見た人は、あっという間に終わってしまう印象をお持ちのようです。
とても40分もあったとは感じられないそうなんですね。
それだけ、作品の世界に没入できるということなんでしょう。
劇団ぷにぷにパイレーツ史上、最大の大作です。
これは見て頂かないといけません。
こんなに斬新で、こんなに面白い演劇は、他にありません。
毎公演、観劇して下さった皆さんが「料金が安すぎるので、もっと値上げした方が良いのでは?」とおっしゃって下さいます。
今回も、絶対的な自信を持って上演します。
一人でも多くの方にご覧頂きたいと思っています。
是非、ご来場下さいね!
よろしくお願いします!

この記事の更新日:2014年10月 3日 07:37 | コメント(0) | トラックバック(0)
はっきり言っちゃう
もう、はっきり言ってしまいましょう!
10月4日(土)の「ぷにぷに!幻想的小品集」で上演する作品は面白いと!
自分でも思うんですが、僕の書く脚本は凄いです。
「こんなストーリーを良く思い付くものだなあ」と、我ながら感心します。
特に、重層的に折り重なるような、緻密かつ複雑な構成は見事なものです。
セリフも、意味を伝えるだけでなく、音としての美しさにも最大限配慮してあります。、
しかし、見ている人にはそんなことは感じさせないように、純粋なエンタテインメントに仕立て上げてあります。
お客様の経験や感性に応じて、様々な楽しみ方が出来るようになっているのです。
ショーとして楽しむ方もいらっしゃるでしょう。
自分の実人生と重ね合わせる方もいらっしゃるでしょう。
それこそ、幻想の世界に遊ぶ方もいらっしゃるかもしれません。
とにかく、退屈する暇は一切与えません。
圧倒的な迫力で、息をもつかせぬ公演となっています。
出演する二人は、命を削ってパフォーマンスを行います。
一般的な演劇の面白さとは、全然ベクトルが違います。
「演じる」とか「演奏する」というよりも、「燃え尽きる」と言った方が僕のイメージには近いんです。
舞台から迸る我々のエネルギーを体感して頂ければ、その面白さを分かって頂けると思います。
「演劇なんて、つまらなくて、眠くなるから嫌だ」と思っているあなた!
是非、「ぷにぷに!幻想的小品集」にお越し下さい。
絶対に飽きさせない自信があります。
その代わり、お客様がクタクタに疲れてしまう可能性も高いのですが...。
さて、「ぷにぷに!幻想的小品集」のソワレ公演終了後、打ち上げを開催します。
来場されたお客様にも、参加して頂きたいと思っています。
率直な感想をお聞かせ下さい。
会場は、「あかいくつ劇場」の2軒となりのお洒落なバーを考えています。
ふるってご参加下さいね!

この記事の更新日:2014年10月 2日 08:45 | コメント(0) | トラックバック(0)
「あかいくつ劇場」の道案内
10月4日(土)の「ぷにぷに!幻想的小品集」の会場は、「あかいくつ劇場」です。
この劇場は、「横浜人形の家」の4階にあります。
きょうは、「横浜人形の家」への行き方を、ご紹介します。
東急・東横線と直通運転をしている「みなとみらい線」を利用されるのが最も分かりやすいと思います。
その終点が、「元町・中華街」という駅です。
電車を降りたら、ホーム内の案内を確認して頂いて、「4番出口」にお進み下さい。
エスカレーターに乗って、「4番出口」から出るのが最大のポイントです。

「4番出口」から地上に出たら、後ろを振り返ってみて下さい。
すると、ビルの間から、「横浜マリンタワー」の頭が見える筈です。
「マリンタワー」に向かって進んで行きますと、右手に「メルパルク横浜」があります。
その「メルパルク」のさらに右隣のビルが、「横浜人形の家」になります。

「横浜人形の家」の1階には、「Cafe Elliott Avenue」という喫茶店があります。
その並びに、シースルー・エレベーターがあります。
そのエレベーターに乗って、4階にお上がり下さい。
そこが、「あかいくつ劇場」のホワイエになっています。

道が分からなくなったら、上を見上げて、山下公園の前の「横浜マリンタワー」を探してみて下さい。
海に向かって「マリンタワー」から2軒右隣が「横浜人形の家」ですから、すぐ分かります。

念のため、「横浜人形の家」のHPを!
http://www.doll-museum.jp/
皆様のご来場を、心よりお待ちしています。

この記事の更新日:2014年10月 1日 09:21 | コメント(0) | トラックバック(0)