ぷにぷにパイレーツ

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「ぷにぷに実験室」最終稽古


きのう、3月6日の「ぷにぷに実験室」の最終稽古を行いました。
出演者全員が集まり、熱の入った稽古となりました。

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毎度同じことを書いて恐縮ですが、稽古は正直です。
役者は、稽古場に来た回数に比例して、上手くなっていきます。
僕の演出は厳しいかもしれませんが、それも劇団員たちの為を思えばこそ!
本番時にお客様から誹りを受けるぐらいなら、僕からダメ出しを食らう方が良いでしょ?
実際、きのうの稽古時間中に、みんな、急激に変化していったんです。
ここで掴んだ感覚を、これからの1週間で本物にしていってもらいたいですね。

「ぷにぷに実験室」で、伊東かおりは、僕が以前上演した「恋に恋して」を朗読します。
我ながら、この作品はすごい!
滅茶苦茶カッコいい!
見せ場や、演じどころ満載!
世界観とセリフの美しさは絶品!
ラストの切なさったら、もう...。
伊東に演出をつけながら、「再演してみたいな!」と思ってしまいました。
自分がやらなくても、誰か他の人に、演劇として上演して頂きたいですね。
僕の作品には、「恋に恋して」以外にも、再演に値する作品が沢山あります。
「穴」「幸せ箱」「魔術師」「夜間飛行」「駅舎」「私が寝てる間に」などなど、数知れず!
こういう骨のある大作に挑戦してくれる新人男優を探さなくては!

 

ラブいっぱい


昨秋、僕は、ラブいっぱいの作品を書くことを決意しました。
最近、悪意に満ちたダークな脚本ばかり執筆していたからです。
そこで、ラブいっぱいの発想ができるように、僕は体質改善を行いました。
すべては思い込みなんですけど、自分で決めつけるとなんとなくそうなっていくものです。
11月末には、ラブいっぱいの脚本が書けそうな状態になっていました。

しかし、12月に入ると、「天使の組曲」の稽古が本格化しました。
ご存知のように、悪魔のような禍々しい作品が揃った公演です。
当然、僕の精神そのものが、悪意に満ちたものに変わっていきました。
その間に、僕のラブ・パワーは完全に減衰してしまったのです。
むしろ、以前より、ラブの要素は少なくなってしまったように思います。

「天使の組曲」の残務処理が終了した1月後半から、新作のラブ・ストーリーの執筆を再開しました。
ところが、どうも上手くいきません!
ラブが成就しないストーリーしか生まれないのです。
切なく甘酸っぱい世界観を表現するのが、精一杯のところです。
大人の恋の物語を1本書き上げましたが、あくまで、脚本のテクニックで見せる芝居になっています。
(緻密な構成を味わうもので、玄人受けする脚本だと思います)

本当は、もっとラブのエネルギーが渦巻く作品を書きたいのです。
そのためには、改めて、体質改善が必要です。
脚本は頭で書くものというイメージがあるでしょ?
でも、実際は、頭で書くと薄っぺらいものになってしまうんです。
とにかく、体質改善!
読む本も、聞く音楽も、見る映画や芝居も、すべてラブいっぱいのものに限定します!
体じゅうがラブで満たされるようにならなくてはいけません。

女性の皆さん!
今後、僕に近づくと、火傷するかもしれませんよ!

300㌘


きのう、番組の仲間に誘われて、ステーキを食べに行きました。
僕は、あまり肉が好きではないので、ステーキを食べるのは約10年ぶりです。

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僕が行ったのは、今話題のステーキ店です。
格安で肉が食べられると人気で、急激に店舗数を増やしています。
お昼ですと、300㌘のステーキが1200円で食べられるんです。
当然、上質の肉ではないので、脂っこさは控えめで、なんとか完食することはできました。
しかし、しばらくすると、体調に異変が!
夕方になると、腰まで痛くなってしまいました。
やっぱり、ステーキなんか食べるものではありませんね。
向こう10年間、口にすることはないでしょう。
お魚が一番です!

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さてさて、きょう、サッカーのJ1が開幕します。
1993年のリーグ発足から24年目を迎える今シーズン、初めての2月開幕となりました。
連覇を狙うサンフレッチェ広島は、ホームで川崎フロンターレと対戦します。
注目は、J1の通算得点の新記録を目指す両チームのエース対決です。
サンフレッチェの佐藤寿人選手は、中山雅史さんが持つ最多の157得点に並んでいます。
前人未踏の4年連続得点王を目指すフロンターレの大久保嘉人選手は、それに1点差と迫る156得点です。
きょうの開幕戦で、どちらが新記録を達成するのか、注目されます。

僕は、きょうの開幕を待ちわびていました。
できれば、スタジアムに行きたかった!
サッカーは、やっぱり生じゃないとね!
きのう、番組でご一緒したサッカージャーナリストの方が羨ましかったですね。
その方は、きょう午後、柏と浦和の試合を取材した後、調布に移動し、東京対大宮を観戦。
そのままTV局に移動して、深夜にヨーロッパの試合を解説して、朝一番で大阪に移動。
日曜日に吹田スタジアムでG大阪と鹿島の試合を見て、月曜日からなでしこジャパンの五輪予選の取材に当たるそうです。
なんという生活でしょう!

 

 

星空の朗読会


情報が解禁となりましたので、早速、ご紹介させていただきます。
毎年、3月の恒例となっている朗読会が、ことしは、今日からちょうど1か月後に開催されます。
会場は、昨年同様、五反田プラネタリウムです。
星空の下、日本文学の名作をお楽しみ頂けます。
僕は、今回、森鴎外の「高瀬舟」を読みます。
入場は無料です。
ただし、事前申し込みが必要です。
例年、申し込みが殺到し、抽選が行われています。
詳しくは、品川区立図書館にお問合せ下さい。

以下、公演の概要です。


●第30回公演「星空の朗読会」

日にち:3月26日(土)18時~19時
会場:五反田文化センター・プラネタリウム(西五反田6-5-1)
作品:小川未明「赤いろうそくと人魚」、森鴎外「高瀬舟」
朗読:黒澤明子、石﨑一気
篠笛奏者:山口美穂
定員:小学生以上の方86人(抽選)
※小学生は保護者同伴

申し込み:3月6日までに、往復はがきにて。
「星空の朗読会」とし、参加者全員の住所・氏名(ふりがな)・年齢・電話番号を記入。
品川図書館(〠140-0001品川区北品川2-32-3☎3471-4667)へ。
※車いす利用の方は、事前に要連絡。

マキシマム


ミニマムを追求し続けている私!
「天使の組曲」の公演でお分かり頂けたはずです。
出演者は少なければ少ないほど良い!
セリフも少なければ少ないほど良い!
構成要素も少なければ少ないほど良い!
そんな公演を重ねていくうち、いつしか来場者数もミニマムになってしまいました。

お客さんだけは、多いほうが良いんです!
そこで、ことしは、方針を変更したいと考えています。
ミニマムからマキシマムへ!
拡大路線へシフトチェンジします。

現在、そのための準備を行っています。
具体的には、夏の本公演から、その方向性が打ち出せると思います。
どう変わっていくかは、見てのお楽しみ!
果たして、それが動員に結びつきますかどうか...?

大転換


来月5日に、僕は、マイムの新作を発表しなくてはなりません。
ここ2週間ほど、あるアイディアを発展させた作品を作ってきました。
しかし、それが、どんどん長大化してきたのです。

僕は、普段、セリフ劇の脚本を書いています。
起承転結のしっかりした物語を構成するのが得意です。
しかし、それをマイムに当てはめようとすると、大変なことになってしまいます。
セリフ劇と同じ内容を演じようとすると、マイムではその何倍も時間が掛かってしまうのです。
ですから、簡単なストーリーであっても、とんでもなく長いものになっていくんですね。

これまで練習してきた作品は、どんなに短くしても軽く20分を超えてしまいます。
20分超えの作品は、現実的ではありません。
やむをえず、このアイディアを放棄することにいたしました。

そこで、適当に動いていたら、また新たなアイディアが浮かんできました。
とりあえず、こちらの方向で考えていこうと思っています。
マイム作品は、セリフ劇のように理詰めで進めていくことはできません。
あくまで、自分の持つ技術の範疇で作品を作らなくてはなりません。
これが非常に厳しい!
自らの無能を思い知ることになるからです。

でも、負けるものか!
残り僅かな時間、できるだけ頑張っていきますね!

読後の感想


夏公演で上演する予定の脚本が2本あります。
出演してもらう女優さん2人に、僕の目の前で、その新作脚本を読んで貰いました。
ぜひ、読後の反応を見たかったからです。
我ながら出来が良いので、さぞや喜んでくれるだろうと思っていました。
しかし、2人は、読み終えた後、気配を消して黙りこんでしまいました。
僕が「どう思った?」と訊くと、「うーん」と言ったきり、うなだれてしまいました。
僕がしつこく感想を尋ねても、ただ「うーん」としか言わないんですね。
ガッカリ...。

他の劇団の俳優さんは、新作脚本を受け取った時、脚本家の先生に感謝の言葉を告げるようです。
そして、熱く熱く、感想を述べます。
僕は、何度も、その現場に立ち会ったことがあります。
たとえ、心の底で「なんじゃ、こりゃ?」と思っていても、うわべでは絶賛するようです。
なんで、"ぷにぷにパイレーツ"では、「うーん」なんだ!

どうやら、僕の脚本は、演技が難しいようです。
脚本を読んで、その難しさに直面し、「うーん」とうなってしまうんですね。
その証拠に、自分が出演しない作品の脚本を読んだ人は、大概「これは面白い!」と言ってきますからね。

そもそも、少人数で演じる作品は難しいものです。
演劇の世界では、二人芝居は非常に稀で、一人芝居にいたっては変種のように思われています。
その難しさを味わうことこそ、うちの劇団の魅力だと思うのですが...。

ラムステーキライス


きのうは、演劇活動で大忙しでした。
まず、午前中は、自分の朗読の稽古と、マイムの作品作り。
そして、夏公演用の脚本の見直しを行いました。

13時からは、夏公演に出演を希望する女性の面接!
食事をしながら、いろんな話をさせて頂きました。
(僕は、ラムステーキライスを食べました)
その女性は、うちの劇団の厳しさを知った上で、やる気を見せてくれました。
諸条件も合致したので、出演してもらうことにしました。
徐々に、公演のプランが固まってきています。
あとは、僕の裁量次第!
脚本も、もう1~2本書かなくては!
大変だ...。

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夕方からは、来月6日の「ぷにぷに実験室」のお稽古でした。
脇坂と松本が参加して、それぞれ90分づつ練習していきました。
脇坂は、自分で書いた台本を上演しようと考えています。
それで、まだまだ四苦八苦しています。
脚本を書くのは、本当に難しいのだよ!
本番直前まで奮闘して頂きましょう。
一方、松本は、一週間前とは別人のように上手くなっていましたね。
かなり稽古を積んだものと思われます。
童話の朗読ですが、絵や人物が動くシーンが多くなってきました。
特に、キャラクターの描写が良くなりましたよ。
僕の演出に素直に従ってくれるので、きのう一日だけでも、相当上達しました。
2週間後の本番では、きっと、面白い朗読を聞かせてくれることでしょう!

さあ、今週も頑張ろう!

 

長崎角煮バーガー


やりましたー!
Jリーグの幕開けを告げる「ゼロックス・スーパーカップ」が、きのう、日産スタジアムで開催されました。
昨シーズンのJ1王者のサンフレッチェ広島が、天皇杯優勝のガンバ大阪を3-1で下して、2年ぶり4度目の優勝を果たしました。

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いやー、サンフレッチェは本当に強かった!
これが、王者の貫禄でしょうか?
ゲームを支配するとは、こういう試合運びのことを指すんでしょうね。
一つの試合の中で、様々な戦い方を見せてくれました。
ガンバも相当強かったし、目を引く選手も大勢いました。
日本代表選手は当然として、新加入のアデミウソンや、U-23代表の井手口など、本当に素晴らしいプレーをしていました。
しかし、きのうは、明らかにサンフレッチェの方があらゆる面で上回っていましたね。
まさにチャンピオンチームといった感じです。

なかでも嬉しかったのは、今季期待している3選手が得点を挙げたことです。
後半6分に佐藤寿人が先制点!
リオ五輪アジア最終予選の決勝戦となった韓国戦で2ゴールを挙げた浅野がPKで加点!
さらに、新加入のウタカのゴールで突き放しました!
昨季のチーム得点王だったドウグラスが抜けて心配されましたが、問題なさそうです。
ウタカ選手は、かなり良いですよ!
キープ力は圧倒的ですし、力強いシュートがすべて枠内に飛んでいきます。
シャドーとしての適性は、ドウグラス以上であることは間違いありません。
明るい性格も、サンフレッチェ向きだと思います。
昨季、リーグ最多得点だった広島は、ことしも沢山点を取ることでしょう。
27日のJ1開幕が、本当に楽しみになってきました。

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サッカー観戦の醍醐味は、プレーを見るだけではありません。
きのうは、Jリーグの40クラブのスタジアムグルメが、日産スタジアムに大集合していました。
その中で、僕は、「長崎角煮バーガー」を頂きました。
肉まんの皮の中に、柔らかい豚の角煮とチーズと長崎皿うどんの麺が入っていました。
これが、また絶品!
ほかにも、新潟の牛すじ煮込みごはんや、讃岐のカマコロ、甲府の鶏もつカレーなど、気になるメニューが沢山ありましたよ。
これだけでも、楽しいーーー!
皆さんも、ぜひ、Jリーグの試合に足を運んでみてください。

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さて、きょうの僕は、なかなかに忙しい!
午前中は、朗読の練習と、マイムの作品作り!
午後は、夏公演に向けた打ち合わせ!
夜は、来月6日の「ぷにぷに実験室」に向けた稽古を行います。
頑張ります!

 

 

 

 

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昨夜、気候が良かったので、いつもと違う道を通ってみました。
すると、もう咲いていましたね。
うちの近所では、方々で桜が開花していました。
着実に春が近づいています。

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今日、サッカー界に春の訪れを告げる「FUJI XEROX SUPER CUP」が、日産スタジアムで行われます。
ことしは、Jリーグ王者・サンフレッチェ広島と天皇杯王者・ガンバ大阪が対戦します。
両者は、昨シーズン5試合対戦しており、互いに2勝1分2敗の結果です。
チャンピオンシップ決勝では広島がガンバ大阪を下して年間優勝を果たしました。
一方、天皇杯準決勝では、ガンバ大阪が広島を倒しました。
まさに、J1最強の2チームによる直接対決!
見逃す手はありません。
ちなみに、広島は、過去この大会に3回出場していて、すべて勝っています。
きっと、きょうも...。

また、春が近づき、気温が上がってきたので、夏公演をイメージしやすくなってきました。
すでに、新作脚本を2本完成していますが、まだまだ書かなくてはいけません。
このところ仕事が忙しくて、全然、執筆の時間が取れませんでした。
この週末から、本格的に構想を練っていきます。

 

 

挨拶


「人に好感を持たれたければ、誰に対しても挨拶をすることだ。
挨拶ほど簡単なコミュニケーション方法はない」
これは、人間関係学で有名なデール・カーネギーの言葉です。

挨拶が大切だということは、誰もが知っています。
しかし、実践するのは、案外難しいものです。
やってはいるけど、「やればいいんだろ!」という態度の人も少なくありません。
相手の顔も見ず、ただ小さな声で呟いているだけ...。
これでは、挨拶をする意味がありませんね。

聞いた話で恐縮ですが、「挨拶」の2文字には、それぞれちゃんとした意味があるそうなんです。
「挨(あい)」の字には「心を開く」という意味が!
「拶(さつ)」には「接近する」という意味があります。
つまり、「自分から心を開いて相手に近づいていく」というのが、挨拶の本来の姿なのです。
心を開かなければ「挨拶」ではありません。
また、相手に(心理的に)近づいていかなければ、やっても仕方ないのです。
こちらが心を開いて近づいていくことで、相手も同じように心を開いて近づいてくれます。
さらに、こちらが明るく挨拶すれば、相手の心も明るくなり、好感を持ってくれるようになるのです。

演劇というものは、観客の心を開かせて、そこから影響を与えていくものだと思います。
ですから、挨拶がきちんとできない人に、素晴らしい演技ができるはずがありません。
稽古場で仲間と会ったときどんな挨拶ができるかで、その人のレベルは大体推し量れます。
挨拶は、それぐらい重要なものなのです。

さて、劇団ぷにぷにパイレーツの劇団員の挨拶を振り返ると...。
すみません!
まずは、座長の僕から、態度を改めます!

我が当時する様には


「然者、習ふ時には、師は、我が当時する様には教えずして、初心なりし時のやうに、弟子を身も心も十分に教うる也。
教へすまして後、次第次第に上手になる所にて、安き位に成て、身を少々と惜しめば、をのづから身七動になる也」

世阿弥の「花鏡」の一説です。

「学習に際しては,師匠は自分が演じているようには教えてはいけない。
自分が初心の時期のように、心と体を十分に働かすように教えるべきである」
前半は、ざっと、こんな意味でしょうか?

忘れてはいけません...。

2時間遅れ


米ポップス界のスーパースターが久々の来日公演を行いました。
その際、開演時刻から登場まで、およそ2時間遅れるアクシデントがあったそうです。
予定は午後7時だったのですが、アーティストが姿を見せたのは午後8時56分!
会場では開演が遅れる理由の説明はなく、「しばらくお待ちください」とアナウンスされただけ。
開演を待ちきれずに帰ってしまった人や、開演10分後に「終電がない」と泣く泣く会場を後にするファンもいたんですって!

けしからん!
時間を守らないでどうする!
音楽も演劇も時間芸術である!
なにより、時間が重要なのじゃ!
いくらパフォーマンスが立派でも、評価の対象にもならんわい!

その点、ぷにぷにパイレーツは、実にパンクチュアル!
普通、お芝居は5分押しで始まるものですが、ぷにぷには完全にオン・タイム!
遅れてくるお客さんに合わせることはいたしません。
ちゃんと時間通り来てくれたお客さんを、待たせるわけにはいかないからです。

ご存知のように、僕はとてもキッチリした人間です。
時間は守る!
約束は破らない!
その真面目な感じが、作品にも表れていると思います。
だから、大物感がないのかなあ...。

薄味


久しぶりにラヴストーリーの脚本を書いてみました。
当初は、濃厚な大人の愛を描くつもりでした。
しかし、出演する女優さんのキャラクターを意識すると、どんどん薄味に!
結局、爽やかでオシャレな作品になってしまいました。
僕の持ち味の一つである、「キュン」となる甘酸っぱいテイストです。

脚本を、実在の劇団員にあてて書くと、大概、こうなってしまいます。
僕を慕ってくれる女性は、みんな、薄味の人です。
(濃すぎたり、脂っこかったりしないという意味です)
自然に、作風が軽くなってしまうんですよね。

次回は、特定の女優を想定せずに書いてみようかしら...?
でも、そうすると、結局上演できずに、没になってしまうものなのです。
その塩梅が難しい...。

堅焼きせんべい


きのうのヴァレンタインデー!結局、僕は、沢山のチョコレートを頂きました。なかには、ハート形の堅焼きせんべいを用意して下さった方もいらっしゃいました。本当にありがとうございました。早速、美味しく頂きました。

 

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さて、きのうは、稽古三昧の一日でした。約8時間ほぼ休みなしに、入れ代わり立ち代わり、いろいろな方をチェックしていきました。夕方からは、「ぷにぷに実験室」に出演する3人を指導しました。彼らのパフォーマンスを耳にして、驚きましたね。確実に上手くなっています。毎週稽古を行っていると、その成長ぶりに気付くのはなかなか難しい。しかし、少し間を空けると、着実に進歩していることがはっきり分かります。僕の稽古は厳しいと言われますが、こうして結果が出ると嬉しいですね。今後も自信を持って、厳しく接することが出来ますからね。

 

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今回出演する3人は、去年8月の「ぷにぷに in 人形の家」で共演したメンバーです。久しぶりに集まっても、気心が知れているので、楽しい雰囲気になりましたね。このチームワークを維持して、さらに面白い公演を作り上げていきたいと思っています。

 

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チョコ


きょうはヴァレンタインデー!
かつては、女性が好きな男性にチョコレートを贈って愛を告白する日でした。
最近は、比較的小さなお子さんが、自作のチョコを友達や近所に配って回る日になったようです。
もう少し年齢が上だと、世界の高級チョコを自分で買って賞味する日なんですね。
なんじゃそりゃ?

さて、私、きょうの午前中は、自分自身の朗読の練習。
午後は、「演劇基礎講座」。
夕方から夜にかけては、「ぷにぷに実験室」に向けての稽古を行います。
まさに稽古三昧です。
稽古が大好きな僕としては、最高のヴァレンタインデーとなりそうです。

ただ、僕は、夢中になってしまうと、すごく厳しくなってしまいます。
笑顔と優しさを忘れずに、思ったことの1割ぐらいを口にすることにいたしましょう!
ヴァレンタインデーぐらいは、チョコのように甘く...。

3分の2


毎年3月の恒例となっている朗読会の稽古を進めています。
ことしも、日本文学の金字塔とされる名作を読みます。
しかし、今回の作品は、どうも上手くいきません。
語呂が悪いといいますか、文章にリズムが感じられないのです。
一文が長すぎるので、耳で聞いていると意味が分からなくなると思います。
また、時制が狂っていたり、意識の流れが不自然だったりするので、聞き手は混乱を起こすはずです。

「オリジナルがそうなのだから、仕方ない」と割り切ることはできます。
しかし、それでは、ご来場下さった皆様に申し訳ない!
やはり、朗読は、面白くなくてはいけません。
そのために、今回、僕は、原作を相当いじっています。
さすがに書き足したり改作するわけにはいかないので、とにかくカット!
混乱の元になる部分を、どんどん切り捨てています。

実際に声に出して稽古していくと、不要なところが次々に見つかっていきます。
そんな部分は、遠慮せずにカット!
そうすると、一気に視界が開け、分かりやすくなるのです。
どんどん短くなっていき、現在、オリジナルの3分の2以下になってしまいました。
でも、それでいいんです。
つまらない朗読が延々と続くことぐらい辛いものはありませんから...。

総じて、昔の作家は、思想性を小説に盛り込もうとしています。
それが、ストーリーの流れを止め、分かりにくく、つまらなくしているのです。
まさに野暮の極み!
そんな思想性は、わざわざ文章にしなくても、行間から汲み取れます。
また、その思想性があるために、作品がすぐに古臭くなってしまうのです。
物語を書くときには、とにかく登場人物を生き生きと描く!
そのことだけを考えていれば十分なのです。

ストロングスタイル


ひらめいた!
マイム作品のアイディアが浮かんだような気がしています。
(あくまで「気がしている」だけで、妄想に終わることも多いんです)

しかし、そのアイディアは、まさに正攻法そのもの!
野球でいえば、右の本格派の剛腕投手!
プロレスでいえば、ストロングスタイル!
逃げも隠れもできない作品になりそうです。
うーん、まだまだ実力不足の私!
途中で挫折しなければ良いのですが...。

ぷにぷに実験室


3月6日に、ささやかな公演を開催する運びとなりました。
公演というより、稽古場に足をお運び頂くような感じです。
舞台と客席を仕切るものはなく、コミュニケーションを取りながら進行していきます。
朗読や新作落語等が上演されます。

以下、公演の概要です。


★第29回公演「ぷにぷに実験室」

・開演:2016年3月6日(日)14:30(開場は開演の30分前)
・上演時間:約60分
・会場:Music&Shot BAR DUETTO(デュエット)
〒103-0071東京都港区白金台3-19-5 OK白金台ビル7F
(JR目黒駅より、白金台方向に徒歩5分。庭園美術館向かい) 
・料金:無料
・出演:松本美由紀、脇坂浩司、伊東かおり
・上演作品:「恋に恋して」ほか

*公演概要
劇団員有志3名が、自分のやりたいことを試してみる公演です。
自分で台本を書いた者もいれば、難易度の高い大作に挑む者もいます。
果たして、今回の実験は成功しますかどうか?
皆さんの目と耳で、お確かめ下さい。
なお、本公演は限定10名様のみご入場頂けます。
必ず、事前にご予約下さい。
皆様のご来場をお待ちしています。

脚本執筆法


「芝居の脚本を書いてみたいのですが、どうしたら良いでしょうか?」
最近、こんな質問を良く受けます。

答えは簡単です。
書けば良いのです!
書いてみたいと思ったら書く!
それ以外の方法があるのでしょうか?

ギターを上手くなりたかったら、とにかく弾く!
ジャガイモの皮むきを上手くなりたかったら、とにかく剥く!
脚本執筆を上手くなりたかったら、とにかく書く!
書いて書いて書きまくっていれば、徐々にコツが分かってくると思います。

あえてアドバイスをするなら、芝居を見まくって下さい。
劇団がどこであろうと、作品が何であろうと構いません。
有名無名を問わずに、やたらと見る!
その中で、「これは良いな!」「これはマズイな!」という部分を見つけてください。
出来が悪い作品を見るのも、案外、勉強になります。
芝居を見たこともないのに、良い脚本を書くことは不可能です。
(ラーメンを食べたことがない人が、人気ラーメン店をオープンできますか?)
芝居には芝居のルールがあることを、肌で感じなくてはなりません。
沢山見ているうちに、「今なら書けそうだ!」と思う時期が来るはずです。
その時を待ちましょう!

何をやるにしても、投資と時間と努力が必要です。
気長に頑張ってください!

電子レンジ

 

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新しい電子レンジが届きました。
なんだかよく分からないけど、「クイックスチーム方式」というものにしてみました。
あたためも、スチームでふっくらおいしくできるそうです。
また、油を使わない「揚げ物」や「焼き物」メニューも充実とのこと。
トーストだって焼けます。
ちょっと機能が少ない「ヘルシオ」だと思えば良いようです。

早速、使ってみて驚きました。
最近の電子レンジは、下が回らないんですね!
時代は着実に進んでいるようです。

 

モーフィング


日本アートマイム協会の公演が、今週水曜日に開催されます。
僕のマイムの先生、JIDAIさんの新作を見ることができます。
タイトルは、『老人/赤ちゃん』です。
この作品では、人間モーフィングが、久し振りに分かりやすい形で、出てきます。
モーフィングとは、ある物体から別の物体へと自然に変形する映像をみせるCGの手法です。
それを、生身の肉体で実現するのです。
どうやってやるのかは、見てのお楽しみ!
夜10時終演ですが、翌日は祝日ですから大丈夫!
是非、ご覧ください。

以下、公演情報です。


●日本アートマイム協会『MIMICROSCOPE マイミクロスコープ』

夜のアートマイム劇場 第十夜
言葉が生まれる前、すべてがあった
JIDAIアートマイムソロ作品上演/アフターミーティング 他

公演日程:2月10日(水)21:00~22:00
会場:シアターX(最寄り:両国駅)
チケット:1,000円(全席自由)

いかん!


「腰をすえてマイム作品を作るぞ!」
そう思って、鏡の前で動き始めました。

「できた!」
数時間後、僕は確かな充実感を味わっていました。
原稿用紙50枚分の二人芝居の脚本が完成していたのです。
いつの間にPCを開いていたのか、まったく記憶がありません。

マイム作品を作ろうとすると、セリフ劇の執筆がスムーズに進みます。
マイムの難しさに比べたら、脚本を書くのは簡単に思えます。
ついつい、楽で結果の見えやすいセリフ劇に逃げてしまうのです。

いかん!
こんなことではダメだ!
マイム作品の構想ができるまで、脚本執筆禁止!

2月の演劇基礎講座


2月の「演劇基礎講座」は、14日(日)に開催します。
時間は、13:00~15:00。
会場は、いつもと同じく「大山街道ふるさと館」です。
受講料は、2500円です。

最近、初心者の方が、大勢受講されるようになりました。
そこで、内容も、一般の方々に役立つものにシフトチェンジします。
今回は、「人に好かれる話し方」「感じ良く見られる方法」などについて練習していきます。
日常生活ですぐに使える内容だと思います。

事前予約は必要ありません。
当日、直接会場にお越し下さい。
皆様のお越しをお待ちしています!

まずい!


まずい!
僕は、3月5日に、マイム作品を発表しなくてはなりません。
しかし、まだ、何のアイディアも浮かんでいません。
どうしましょう?

「天使の組曲」の公演を終えて1か月。
その間、遊んでいたわけではありません。
何度も、マイム作品を作ろうとトライしてみました。
しかし、あまりの難しさに、現実逃避!
セリフ劇の脚本執筆に没頭しておりました。

しかし、発表まで1か月を切った今、逃げ回っているわけにはいきません。
きょうから、真面目に取り組みます。
前回の「もっとふれたい」という作品が評判が良かっただけに、ハードルが上がっております。
プレッシャーがきつい!
自分に負けないように、気合いで頑張っていきますね。

アンティゴネ

 

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なんと!
僕が最も尊敬する劇作家、ブレヒト大先生の作品が新たに文庫化されていたとは!
それも、去年の8月に!
発売を見逃していたとは何たる不覚!
タイトルは、「アンティゴネ」です。
ギリシャ悲劇の傑作、ソポクレスの「アンティゴネ」を素材にしたものです。
早速、Kindleで購入し読んでみました。

おお!
うおーーーー!
うわーーーーーーーー!
なんて素晴らしいんだ!
こんな傑作が、ほとんど知られていないなんて、ありえない!
"ぷにぷにパイレーツ"にはとても無理なので、どこか立派な劇団に上演して頂きたい!
特に、戦争の危機が世界中に広がる今こそ、上演せねばなりません。
劇の登場人物の固有名詞を実在の人物に入れ替えれば、現在の情勢が良く分かると思います。
すごいセリフのオンパレードです!
ああ、人間とは、なんて愚かな生き物なんでしょう!
こんな作品を一本だけで良いから書いてみたい!

文庫本だと864円。
Kindleだと820円です。
光文社古典新訳文庫から出ています。
是非、是非、皆様にお読み頂きたい!
いや!むしろ読まないで頂きたい!
僕の無能がバレてしまいますので...。

以下、あらすじです。

テーバイの王クレオンが仕掛けた侵略戦争で、戦場から逃亡し殺されたポリュネイケス。
王は彼の屍を葬ることを禁じるのだが、アンティゴネはその禁を破って兄を弔い、伯父クレオンに抵抗する...。

 

フランケンシュタイン


うちの劇団員の一人が、小品の脚本の執筆に挑戦しました。
僕が、次々に新作を書き下ろすものだから、簡単そうに見えたんでしょうね。
しかし、完成を迎える前に、その劇団員の心は折れそうになっているようです。
「こんなに大変とは思わなかった」と言っていました。

そうなんです!
どんな短い作品であっても、脚本を仕上げるのはとんでもなく難しいものです。
実際にやってみれば、どなたでも、すぐに実感できます。
そして、とんでもない挫折感に打ちひしがれるはずです。

脚本を書くのは、神をも恐れぬ行為です。
無から有を生み出す!
実在しない人物に魂を吹き込み、辛く苦しい思いをさせる!
酷い時には、自分で生み出しておいて、自分で抹殺してしまうこともあります。
まさにフランケンシュタインのような所業です。
あだおろそかにやって良いことではありません。
心して、取り掛からなくては!

満足


和紙の里として知られる埼玉県・小川町の紙すきの達人が、こんなことをおっしゃっていました。
「満足したら、技術は衰える」
おお!現状維持ですらないとは!
名人でも、満足のいく紙は滅多に作れないんだそうです。
だからこそ、さらなる高みを目指して、努力が続けられるんですね。
もちろん、僕も、満足したことはありません!

破壊


また破壊してしまいました!
今度は、愛用のバッグのファスナーの横の生地をビリリ!
急いで開けようとして、引きちぎってしまいました。

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最近、いろんなものを破壊してばかりです。
筋トレのやりすぎなのか?
力加減をする感覚が鈍ってきているのか?
とにかく、不経済でいけません。

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仕方ないので、代わりのバッグを買ってきました。
鮮やかな紫のショルダーバッグです。
すこし派手だけど、僕が応援しているサンフレッチェの色だから気に入っています。
値段は、なんと2488円(税込み)!
価格破壊やー!

 

 

第2稿も!


新作脚本の第2稿を書いてみました。
初稿は登場人物の精神が引き締まり過ぎていて、ロマンチックさに欠けていました。
お客様の多くはスィートな作品を希望されるので、その方向性で頑張ってみました。

書き終えた脚本を読み直して、ガッカリしました。
甘ーい!
甘いよー!
甘すぎるよー!
和尚さんが留守の間にペロペロなめて、茶碗を割ったり掛け軸を破ってしまいたくなるほど甘いよー!

うーん!いくらなんでも甘すぎました。
人工甘味料の甘み!
化学調味料の旨味!
まさに、ジャンクフードの美味しさです。

これはいかん!
お客さんに受けることしか考えていないではないか!
目先の動員のことばかり意識していてはダメだ!
芸術家たるもの、矜持を持たなくては!

どうも、僕は、極端に振れてしまうようです。
自分の美学を追求すると、お客さんは置いてけぼり!
お客さんの評判を意識すると、美学のかけらもなくなってしまう!
そのバランスが上手く取れません。

理想としては、見ている時は楽しく、見終わった後も余韻が続いていく作品を作りたいのです。
しかし、まだまだ未熟な僕には、そのどちらかしか出来ません。
やはり、脚本の執筆は難しいものです。

そんなわけで、この第2稿は、もちろん没!
また一から書き直しです。
一体、いつ完成するんだ...。

似顔絵

 

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北澤ボクシングジムに通っている小学3年生の男の子が、先日、僕の似顔絵を描いてくれました。
上手いですねえ!
僕の特長を良くとらえています。
僕の顔を描く場合は、面長にして、目を鋭く、髪を短くすれば、大概似るんですけどね。

この少年は、絵が上手いだけでなく、ピアノも弾けて、手品も名人!
もちろん、ボクシングも強いんです。
時々、マスボクシングで対戦するのですが、僕はやられっぱなしです。
やはり、寄る年波には勝てません。
仕方ないので、口で勝ってます...。

 

すべて40代


球春到来!きょうから、プロ野球の春のキャンプが始まります。このオフ5人の新監督が就任し、セ・リーグの監督はすべて40歳代に若返りました。これから、どんなチームを作り上げていくのか?注目したいですね。


さて、きのうの午前中、うちの劇団の女優さんに個人レッスンを行いました。朗読をみっちり2時間、休憩なしで指導しました。短い時間で、見違えるほど上手くなりましたよ。情報が整理され、情景や心情が分かりやすくなりました。すでに、現段階で相当上手い!アドバイスをもとに、さらに立体的な朗読にしていってほしいですね。今後、かなりのレベルまで、もっていけるはずです。頑張って頂きましょう!
午後の「演劇基礎講座」には、初参加の方が大勢いらして、大変盛り上がりました。「天使の組曲」の公演をきっかけに関心を持って下さった方が多く、真剣に取り組んでいらっしゃいました。最初は戸惑っている様子でしたが、2時間たつと声が明るく美しくなり、効果が表れていました。ぜひ、今後も継続して頂きたいと思います。次回は、2月14日を予定しています。


さて、きのう、愛用の電子レンジが完全に壊れてしまいました。うんともすんともいいません。さすがに20年近く使えば、もう限界でしょうか?新しいのを買おうと思って調べてみたら、数千円の格安品から10万円を超える高級品まで様々なんですね。どのランクのものを選ぶかは、予算だけではなく、自分のライフスタイルと照らし合わせて考えなくてはいけません。安易に決めるわけにはいかないようです。カタログと首っ引きで、じっくり考えていきますね!