最初のご予約
8月21日(日)に開催する「ぷにぷに!肉の祭典」の最初のご予約を頂戴しました。
本番まで2か月を切っていますから、当たり前のことのように思われるかもしれません。
しかし、お客さんが少ないことで有名な"ぷにぷにパイレーツ"としては、異例の早さです。
本当にありがたいことです。
ご予約頂いたお客様のご期待を裏切らないように、素晴らしい公演を作り上げていかなくてはなりません。
また、ご来場頂いた際に気まずい思いをさせないように、もっともっと動員も頑張らなくてはいけません。
やるべきことは沢山ある!
ボーっとしていると、あっという間に本番になってしまいます。
毎日を有意義に過ごしたいと思います。
この記事の更新日:2016年6月30日 07:33 | コメント(0) | トラックバック(0)
ゾロ目
まさに「神ってる」!
きのう、広島カープがヤクルトに3対2で競り勝って、1994年以来22年ぶりの10連勝を決めました。
先発の野村投手が、気迫の投球を見せ、登板5連勝!
リーグトップを走る9勝目を挙げました。
黒田効果だと思うのですが、野村が再生されました。
チームはこれで、12球団トップとなる25度目の逆転勝利です。
主催試合では、11連勝と勢いは止まりません。
これで、貯金15!
セ・リーグの貯金は、カープが独占しています。
勝率も、6割とんで3厘!
2位・巨人とは9ゲーム差!
「ことし優勝しなくて、いつ優勝するの?」といった感じです。
25年ぶりのリーグ制覇が現実的になってきました。
しかし、なんだか素直に喜べないんです。
足元がフワフワしていると申しますか、現実味が薄いんですね。
夢をみているだけで、目が覚めたら「10連敗中」という現実が押し寄せてきそうです。
なにせ、四半世紀優勝がないチーム!
マジックが灯ったりしたら、きっとバタバタすると思うんですよ。
かつて「メイク・ドラマ」された経験がありますから、最後まで油断できません。
気を抜くことなく、最後まできっちり応援を続けていきたいですね。
ちなみに、カープはここまで44勝!
セ・リーグのその他の5チームすべてが、33勝!
全チーム、ゾロ目って珍しくありません?
この記事の更新日:2016年6月29日 08:54 | コメント(0) | トラックバック(0)
伊東かおりのご紹介
8月21日(日)の「ぷにぷに!肉の祭典」の出演者をご紹介していきます。
まずは、劇団の看板女優・伊東かおりです。
伊東は、2013年1月の「ぷにぷに!没作品供養祭」で、"ぷにぷにパイレーツ"に初参加しました。
その後、「ぷにぷに!離婚万歳」や「ぷにぷに in 人形の家」など、合わせて5回の公演に出演しています。
公演ごとに着実に力をつけていて、表現力も豊かになってきました。
伊東の特長は、とにかく可愛い!
また、背が高く手足も長いので、とても舞台映えするんですね。
ただ、クール・ビューティといった印象があります。
そのため、これまでは、強く激しい感情を表す役は当ててきませんでした。
しかし、今回で6回目の出演となります。
そろそろ、新境地を開拓しなくては!
そこで、本公演では、普段の伊東からは想像もできないような、過激な作品に挑戦してもらいます。
きっと、皆さん、びっくりされると思いますよ!
「ぷにぷに!肉の祭典」で、伊東は2本の作品に出演します。
いずれも、ラヴ・ストーリーです。
1本は伊東の可愛らしさを前面に押し出したもの!
もう1本は、妖艶な伊東をご覧頂こうというものです。
どちらも、繊細さと大胆さが重要になってきます。
伊東には、表面的な演技ではなく、内面を改革するよう求めています。
果たして、どこまで新しい面を見せてくれるのか?
僕自身、とても楽しみにしています。
この記事の更新日:2016年6月28日 08:39 | コメント(0) | トラックバック(0)
ゴルゴンゾーラ
きのう、「ぷにぷに!肉の祭典」の稽古を行いました。
今回の公演に関しては、劇団員の稽古の出席率が非常に高い!
以前は、稽古に良く来る人と、滅多に来ない人がいて、大きな実力差が付いていました。
本公演では、その心配はなさそうです。
あとは、普段の稽古量です。
うちの劇団は、稽古期間が長期に渡りますので、ついつい気が緩んでしまう人がいます。
当然、そういう人は、出来が悪い!
結果は確実に稽古量に比例しますから、気を抜かずに頑張ってもらわなくてはなりません。
きのうの稽古を見ただけでも、良く稽古している人と、そうでない人はすぐ分かります。
それは、舞台に掛ける思いの量に比例します。
本番直前に慌てても、それ以前に付いている差は、もはや埋めようがないのです。
結局、舞台とは、役者が日々をどう生きているかを見せるようなもの!
心して、取り組まなくてはなりません。
「ぷにぷに!肉の祭典」で上演する4作品の演出は、すでに決まっています。
役者が脚本を肉体化してくれているわけですが、どれも非常に面白いですね。
我ながら、脚本の出来が素晴らしいと思います。
ナンセンス・コントが多いので一般の方には分かりにくいかもしれませんが、圧倒的な質を誇っています。
しかし、それを生かすも殺すも役者次第!
脚本の面白さをしっかり感じて、それを最大限発揮できるように演じて頂きたいですね。
(みんな演じることに必死で、脚本を読み込む努力が足りないことが多いものなのです)

さて、きのうの稽古前、溝の口の人気イタリア料理店でピザを食べました。
イタリア人の職人さんが、ピザの生地をクルクル回しながら、空中に放り投げて伸ばしていくような店です。
皆さんは、ハチミツをかけるピザを召し上がったことがありますか?
僕はこれまで、その本当の良さが分かっていませんでした。
しかし、きのうのお店で、やっと美味しさが理解できました。
このピザは、ゴルゴンゾーラ・チーズを味わうものなんですね。
ゴルゴンゾラの質が良くないと、ただの甘ったるいお菓子のようなピザになってしまうんです。
大発見でございました。
今度、劇団員を誘って、また行ってみたいと思います。

この記事の更新日:2016年6月27日 09:16 | コメント(0) | トラックバック(0)
ねこのしっぽ
8月21日の「ぷにぷに!肉の祭典」のチラシを、早急に制作しなくてはなりません。
今回は出演者が8人もいますので、かなりの枚数を刷らなくてはなりません。
自宅のプリンターで印刷するのは断念し、印刷屋さんに頼むことにしました。
調べてみたら、新丸子駅の近くに、良さそうな印刷屋さんがありました。
ただ、会社の名前がちょっと変わっています。
「ねこのしっぽ」というんです。
とりあえず、きのう、飛び込みで入ってみました。
店内は、驚くほど広く、ショールームのようになっています。
壁には、大量のサイン色紙や、可愛い女の子を描いたマンガのポスターが貼ってあります。
「ムムム、これは場違いな感じ...」と思っていたら、女性の店員さんが声を掛けてくれました。
その声が、まさに声優さんのようで、これまたビックリ!
なんと申しましょうか、間違えて、コミケに来てしまったような印象です。
話を聞いてみると、「ねこのしっぽ」は、同人誌の印刷を専門とする会社のようです。
お客さんのほとんどが、マンガ・アニメ系なんですね。
ですから、見本やパンフレットが、すべてマンガで彩られています。
なるほど!
不況とされる印刷業界で生き残っていくには、やはり専門性が必要なんですね。
店員さんに相談すると、同人誌だけでなく、イベントのチラシも良く作っているそうです。
考えてみたら、劇団よりマンガ・アニメ系のイベントの方が賑わっていそうですもんね。
店員さんが、イベントのチラシの例を数枚見せてくれました。
それが、みんな胸の谷間を露わにした女の子の絵で、「仕上がりはこんな感じになります」と言われました。
「こんな感じ」にはならないと思うんですけど...。
対応も良く、料金も格安だったので、印刷をお願いすることにしました。
注文枚数は、なんと500枚!
これぐらい作っておけば、足りないということはないでしょう!
今週中には出来上がるということなので、7月に入ったら配りまくることにします。

この記事の更新日:2016年6月26日 08:40 | コメント(0) | トラックバック(0)
「ぷにぷに!肉の祭典」概要
皆様、大変長らくお待たせいたしました。
次回公演の概要を発表いたします。
暑い時期ではございますが、是非、劇場まで足をお運びください。
よろしくお願いします!
●劇団ぷにぷにパイレーツ第31回公演「ぷにぷに!肉の祭典」
・日にち:2016年8月21日(日)
・開演時間:12:30(マチネ)&15:00(ソワレ)
(開場は開演の30分前)
・会場:横浜人形の家「あかいくつ劇場」
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町18番地
(みなとみらい線・元町中華街駅4番出口より徒歩3分)
http://www.doll-museum.jp/
・料金:予約2500円、当日3000円
・中高校生料金:500円(小学生以下は入場不可)
作・演出・制作:石崎一気
出演:ビジュリー、関口知香、松本美由紀、松本くるみ、伊東かおり、石崎一気
特別出演:藤田直哉(マチネ)、森山修(ソワレ)
上演作品:社会風刺コント「安定供給のために」、ラヴ・ストーリー「トマト」、不条理コント「キョンちゃん」、無言劇「くちづけ」ほか
*公演コンセプト
劇団ぷにぷにパイレーツは、写実と前衛を兼ね備えた手法で、人間の愚かさや滑稽さ、悲しさをデフォルメし印象的に表現する短編作品をオムニバス形式で上演しています。
今回の公演は、劇団史上初の登場となる子役をはじめ、総勢8名が出演する賑やかで楽しいものとなっています。知的なコントで大いに笑い、ラヴ・ロマンスで胸をキュンキュンさせて頂ければ幸いです。
特別出演のお二人は、1月の公演「天使の組曲」の大抽選会で、"出演権"が当たった方々です。初挑戦の舞台でどんな演技を見せてくれるのか?ご期待下さい。
本公演の会場「あかいくつ劇場」は、人形劇を中心とした児童文化活動の推進を目的として設置された、座席数147席の本格的設備を持つ劇場です。快適な環境の下、ご観劇頂けるはずです。横浜マリンタワーの並びにあり、日本郵船氷川丸の斜め前になります。横浜中華街や山下公園の観光がてら、是非、遊びにいらして下さい。
なお、公演の性質上、小学生以下のお子様の入場はお断りしております。また、晩夏の公演のため、劇場内の冷房が寒く感じられる場合もございます。念の為、羽織るものをお持ち下さい。
ご予約は、劇団公式HPからお願いします。
http://www.punipuni.org/reserve.html
この記事の更新日:2016年6月25日 08:53 | コメント(0) | トラックバック(0)
脚本執筆の先生
脚本の書き方を教えてくれる最良の先生は誰でしょうか?
意外に思われるかもしれませんが、それは自分が書いた脚本自身です。
脚本の書き方を教える本が、何種類も出版されています。
また、脚本教室も、各地で開催されているようです。
すべてを僕が網羅しているわけではわけではありませんが、そこで学んでも多分脚本は書けません。
通信教育で空手を学んでも、あまり強くなれないのと同じです。
結局は、実戦あるのみ!
強い相手と戦ってみて、負けることが大切です。
そうすると、自分の足りない部分が見えてきます。
その弱点を強化して、また戦い、やっぱり負ける!
そんな"シーシュポスの神話"のような苦しい作業を繰り返していくうちに、実力が付いてくるように思います。
何度も何度も戦っていると、徐々に、自分の書いた脚本が、作者に話しかけてくるようになります。
どこがダメかを、ハッキリ、言葉で教えてくれるんです。
また、ページをめくっていると、良くない部分だけ色が変わって見えてきます。
ちょっとスピリチュアルな感じかもしれませんが、本当にそうなんです。
ただ、こんな現象は、初稿や第二稿の段階では決して起こりません。
そんな初期段階では、脚本に相手にされていないんですね。
僕の場合、五稿、六稿ぐらいで、ようやく脚本が怒り始めます。
それからしばらくは、叱られまくっています。
そして、十稿ぐらいになってくると、ようやく脚本とタメで口がきけるようになります。
そこからが、本当の脚本の執筆です。
この後、何回も何回も書き直し続けて、ようやく脚本の気持ちが落ち着いてきます。
脚本が僕に語りかけるのをやめた頃、ようやく一旦の完成となります。
とんでもなく時間と手間がかかりますが、それが嫌な人は脚本執筆にまったく向いていません。
負けることを厭わない精神力のある人だけが、脚本を書く資格があるように感じています。
いや、むしろ、負けることを楽しめる人と言った方が良いかもしれませんね。
分かりやすく言えば、いわゆる"ゾーン"に入らないと、圧倒的な脚本は書けません。
"ゾーン"への入り方は様々でしょうが、簡単にはその境地には至りません。
ただ、"ゾーン"に入った時の快感は、他では得難いものがありますよ!
この記事の更新日:2016年6月24日 07:23 | コメント(0) | トラックバック(0)
えこひいき
今回の「ぷにぷに!肉の祭典」から、僕は演出のやり方を悪い方に改めようと思っていました。
役者によって、えこひいきをする!
出来の悪い役者には、暴言を吐く!
気分によって、態度がガラリと変わる!
気が乗らないと、途中で稽古を打ち切る!
灰皿を投げるなんて日常茶飯事!
本番直前でも、気に入らない役者を降格、降板させる!
これぞまさにカリスマ演出家!
天才芸術家といった感じにしてみたかったのです。
そうすることで、稽古場に緊張感をもたらそうと考えていました。
しかし、しかし、実際に稽古が始まると、僕の几帳面な性格が全開になってしまいます!
稽古時間は、分刻みでみんな平等に!
言葉かけも、優しく、心に沁みるように!
頭にくることがあっても、決して怒らず、あくまで冷静に!
これでは、以前とまったく変わってないじゃないですか!
僕は、恐怖で人を支配するのが嫌なんですね。
こんなことだから、役者たちになめられてしまうんです。
しかし、ちゃんと稽古しないツケは、本番で役者自身に降りかかってくるのです。
そのあたり、みんな、理解しているのかな?
この記事の更新日:2016年6月23日 07:27 | コメント(0) | トラックバック(0)
蚤
蚤をガラス瓶に閉じ込めたらどうなるでしょうか?
空間が制限されますから、当然、高く飛び跳ねることはできなくなります。
では、そのガラス瓶を取り外したら、どうなるでしょう?
蚤が以前のように高く飛び跳ねるかといえば、そうではないそうです。
ガラス瓶の中にいるかのように、自分で制限を設けてしまうんですって!
私たち人間も、ガラス瓶に閉じ込められた蚤のようなものです。
様々な制限をかけられているうちに、自ら制限をかけてしまうようになるんです。
本当は、もっと高く、もっと自由に飛び跳ねることができのに...。
この傾向は、とりわけ、役者たちに良く見られます。
役者こそ、一般の人たち以上に飛び跳ねなくてはならないのに!
自分で限界を決めてはいけません。
限界なんてものはありません!
私たちの周りに、ガラス瓶なんかないんです!
無限の高みを目指して、飛び上がって下さい!
この記事の更新日:2016年6月22日 07:27 | コメント(0) | トラックバック(0)
なぜ?
面白い話を聞きました。
人を指導する時のことです。
「なぜ」という言葉を「なに」に変えると良いそうです。
ちょっとイメージしてみて下さい。
「なぜ?」と質問されるのは、どんな場面でしょう?
大概、悪いことをした時ではないですか?
良いことに対し、「なぜ、そんなことをしたの?」とは訊かれませんよね?
「なぜ」という言葉には、攻撃性があるのです。
一方、「なに?」という質問には、具体性があります。
客観的に問題点を考えさせる効果があります。
しかも、責任の所在が、聞き手本人ではない印象を与えます。
そこで、お互いが冷静になって、問題解決に向かえるわけです。
例えば、「なぜ、できないんだ?」の代わりに、「できない理由はなに?」!
「なぜ、やろうとしない?」の代わりに、「やらないのは、なにか事情があるの?」!
このように、質問を「なに」で構成してみましょう。
そうすると、相手は黙り込んだりせず、何かしらの情報を開示してくれるはずです。
それを突破口に、目標への障害除去に取り組むことができるようになると思います。
この記事の更新日:2016年6月21日 07:21 | コメント(0) | トラックバック(0)
かき氷
きのう、「ぷにぷに!肉の祭典」の稽古を行いました。
5人が参加して、2つの作品に絞って、みっちり稽古しました。
大まかな演出が決まってきたので、きのうから、稽古のギアを一段上げてみました。
お客さんに分かりやすい、明確な演技にこだわっていきました。
僕の演出は、超細かいんです。
何度上演してもまったく同じ演技ができるように、すべてを緻密に決めていきます。
感情に任せて大声で叫んだりするのは、演技とは言えません。
プロのピアニストなら、楽譜通りに演奏するのは当たり前!
正確な演奏の上に、感情を乗せるのが正しい姿です。
感情が高ぶってきたからといって、間違えまくっても良いというわけではありません。
役者も同様で、脚本の意図をきちんと読み取り、それを正確に実行することが、最も重要なのです。
すべてが決まっていると、自由がないように思われるかもしれません。
しかし、実際は、すべてが決まっているから自由を感じるものです。
無人の広大な砂漠で、「何をやってもいい」と言われても、自由を感じませんよね?
実は、やるべきことがはっきりしている方が、選択肢が増えるものなのです。
きのうの稽古で、役者たちは、練習する課題がはっきりしたはずです。
あとは、本人の努力次第!
これからの1週間で、どれだけレベルアップしてくれるのか、楽しみです。

稽古が始まる前に少し時間があったので、老舗の喫茶店で、ことし初のかき氷を頂きました。
季節は着実に夏に向かって進んでいます。
この記事の更新日:2016年6月20日 07:50 | コメント(0) | トラックバック(0)
印刷屋さん
そろそろ、「ぷにぷに!肉の祭典」のチラシを制作しなくては!
実際に、公演チラシが効果をあげているかどうかは分かりません。
でも、作っておかないと、なんだか不安で...。
今回の公演には、8名が出演します。
1人に30枚渡すだけでも、計240枚!
自宅のプリンターで印刷するのは、かなり危険な枚数です。
さすがに、本公演では、印刷屋さんにお願いしようかと思っています。
しかし、あてにしていた近所の印刷屋さんが、みんな、なくなってる!
それこそ、PCとプリンターの普及で、廃業したところが多いようです。
むむむ、困った!
インターネットで探すと、色々な業者が見つかりました。
しかし、入稿の仕方が、全然分かりません!
もっと初心者向けにに親切に書いてくれないと...。
専門用語が多すぎて、シロウトには対応出来ません。
そんなわけで、実際に対面で応対してくれる印刷屋さんを、現在物色中!
足で稼ぎます!
この記事の更新日:2016年6月19日 07:38 | コメント(0) | トラックバック(0)
SoundLink Mini II
臨時収入があったので、以前から欲しかったものを買ってしまいました。
BOSEのスピーカー「SoundLink Mini II」です。
ちょうど1年前に発売され、大ヒット商品となっているものです。
幅18センチと、手のひらに収まる小さなサイズなのですが、音が凄い!
低音が実に良く響きます。
Bluetoothワイヤレススピーカーなので手軽に持ち運べ、屋外など様々な環境で使用できます。
充電式リチウムイオンバッテリーを搭載しているので、普通の音量で約10時間の連続再生が可能だそうです。
さらに、音声ガイドにより、機械音痴の僕でも、簡単に操作ができました。
勿論、大型の本格的なスピーカーに及ぶはずはありませんが、一般の家庭なら、これだけの音が出れば十分ではないでしょうか?
このスピーカーで、色々な音楽を聴き比べてみました。
ダンス系の音楽が一番しっくりくるようでした。
レンジが広く、奥行きのある音作りのものが、このスピーカーの長所を生かせると思います。
ただ、日本で制作された音源はちょっと...。
日本盤特有の音の薄っぺらさが目立つように感じました。
また、これまで聞こえてこなかった音も良く聞こえます。
クラシックのピアノ独奏だと、椅子が軋む音や、演奏者の呼吸音まではっきり聞こえるんです。
こうして、メディアを変えると、音楽自体の聞こえ方が違ってくるから面白いものです。
商品の宣伝をするつもりはありませんが、価格は2万7000円と、サイズにしてはちょっとお高めです。
今はキャンペーン中だったので、ソフトカバーも付いていました。
今回、このスピーカーを購入した理由は、稽古場で使いたいからです。
小さく、軽く、持ち運び可能で、電源が要らず、そこそこの音量があるものということで選びました。
夏の公演「ぷにぷに!肉の祭典」に向けて、しっかり活用していきますよ!

この記事の更新日:2016年6月18日 06:55 | コメント(0) | トラックバック(0)
子役
夏公演「ぷにぷに!肉の祭典」に、劇団史上初めて、子役が出演します!
子役といっても、大人が子どもを演じるわけではありません。
本物の子どもが出演するのです。
子どもといっても、中学2年生ですけど...。
しかし、これは凄いことです!
まさか、こんな日が来るとは思ってもみませんでした。
まるで、一流劇団のようではありませんか!
ただ、その子役は、年齢は若いのですが、体がでかい!
4人芝居の出演者のうち、一番背が高いのです。
女の子なのに、身長が170センチもあるそうです。
うーん!アンバランス!
しかし、こればっかりは、どうしようもありません。
みんなの演技力でカバーだ!
この記事の更新日:2016年6月17日 07:12 | コメント(0) | トラックバック(0)
方丈記
ピンチはチャンスの続きです。
劇団ぷにぷにパイレーツは、これまで、数々の危機を迎えてきました。
本番前夜に大雪が降って、交通網が壊滅!
マチネの休憩時間になぜか大勢のお客さんがトイレに列をなし、後半の開幕が30分以上遅延!
劇場側が、終演後、不当な金額を請求!
本番中に、音響、照明、空調機器が故障するなんてことは当たり前!
舞台上に、ありえないものが落ちてくることも良くあります。
お客さんが公演の途中で怒って帰ってしまうのは、むしろ名誉なこと!
観客が一人しかいないことにも、すっかり慣れてしまいました。
もう、少々のことでは驚きません。
ほとんどの事態に対応できる自信があります。
しかし、逆境に強い僕であっても、主力劇団員が抜けるのはさすがに痛い!
こればっかりは、本当にガッカリしてしまいます。
主宰・運営している僕の至らなさを痛感させられるからです。
「もっと上手く導いてあげていたら...」と、毎度、心から悔やんでしまいます。
出産、転職、遠方への引っ越しなど、やむをない事情ならまだ良いのです。
なんだか理由が分からないままフェイドアウトされると、僕は相当にへこんでしまいます。
「次の公演では、こんな作品をやってもらおう」と考えていたりしますから、そのやり場のなさも辛いものです。
でも、僕はいつも、こう思うようにしています。
「ピンチはチャンス!」
主力劇団員が抜けるのは、若手や新人の劇団員を伸ばす機会だと捉えるようにしています。
また、新しい人たちが、劇団に新しい魅力を加えてくれることにも期待します。
さらに、これまで出来なかったことや、やらなかったことにも、どんどん挑戦したくなります。
人が入れ替わっていくことが、僕のイメージの固定化を防ぎ、チャレンジ精神に火をつけてくれている面もあるのです。
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし」
これは、方丈記の冒頭部分です。
"うたたか"とは、水の泡のことです。
芝居なんて、役者なんて、所詮"うたたか"に過ぎません。
それを理解し、受け止めた上で、演劇活動を続けていくことが大切だと感じています。
この記事の更新日:2016年6月16日 07:16 | コメント(0) | トラックバック(0)
ピンチはチャンス
プロ野球の交流戦も5カード目と終盤に入りました。
なんとなんと、現時点で、我が広島カープがセ・リーグの首位に立っています!
2位DeNAに3ゲームもの差をつけているんです。
貯金も6で、セ・リーグの貯金をカープが独り占めしています。
昨夜も、史上初のコリジョンルールの適用によるサヨナラ勝ち!
負ければ今季初の3連敗となるところを、運が味方をしてくれています。
大崩れさえしなければ、25年ぶりのリーグ優勝も夢じゃない!
心配なのは、優勝経験のなさぐらいでしょうか?
ぜひ心を整えて、今の調子を維持して頂きたいと思います。
シーズン開幕前、ほとんどの野球解説者が、カープをBクラスと予想していました。
でも、Bクラス予想は当然です!
昨季の沢村賞を受賞した絶対的エース・前田健太投手がメジャーに移籍してしまったのですから!
その15勝の穴は、簡単には埋まらないと見るのが普通ですよね。
去年が4位でしたから、最下位転落さえ現実的に思えたほどです。
しかし、ピンチはチャンスです。
実は、僕が懇意にして頂いている野球評論家の小宮山悟さんだけは、カープの優勝を予想されていました。
小宮山さんがおっしゃっるには、マエケンが抜けたことは、若手には大きな刺激になります。
普通であれば絶対に巡ってこない登板機会が与えられる可能性があるわけです。
若手は大いに奮起しますよね。
また、バッター陣も「今度は、俺たちがなんとかしなくては!」と頑張ります。
一人の穴はみんなで埋めればいいし、大勢の人がレベルアップすれば、むしろ戦力は増強されます。
主力が抜けたことを悲しんでばかりいてはいけません。
また、それを言い訳にするのは、もっといけないことです。
ピンチはチャンス!
これは、野球チームに限った話ではありません。
この意識さえ持っていれば、どんな危機でも乗り越えられるように思います。
この記事の更新日:2016年6月15日 07:42 | コメント(0) | トラックバック(0)
女子ボクシング

昨夜、後楽園ホールで行われた、女子のプロボクシングの取材に行ってきました。それも、世界タイトルマッチ2試合です。
メインの試合で、国内女子初の3階級制覇の実績を持つチャンピオン・藤岡奈穂子選手が、WBO女子世界バンタム級で初防衛に成功しました。挑戦者は、元WBC女子フライ級王者・真道ゴー選手でした。藤岡選手は、初回に右ストレートをくらって、腰を落としグラつくシーンがありました。しかし、そのピンチを、クリンチで冷静に対応していきました。2回以降は、切れ味鋭い左フックを効果的に使い、流れを掴みました。8回終了間際には、連打からの強烈な右ストレートでダウンを奪いました。KOこそ逃しましたが、3-0の判定で、見事勝利しました。

本当に面白い試合でした。女子ボクシングが、こんな高いレベルだとは思ってもみませんでした。技術、体力ともに驚異的なのですが、それ以上にメンタルが凄い!女子でボクシングを続けていくには、並大抵ではない精神力が必要だと思います。藤岡選手は40歳!その前の試合で、WBO女子アトム級の世界タイトルを防衛した池山直選手は46歳です!しかも、池山選手は岡山市役所に勤務する公務員ボクサーで、京都のジムに通っているそうなんです!気合いが違う!背負っているモノが違う!彼女たちは、試合中に休んだり、臆したりすることは一切ありません。好きだから戦う!勝ちたいから戦う!そんな熱い想いがビシビシ感じられて、心から感動してしまいました。取材に行って良かった!40代の女子ボクサーが、あんなに凄い動きを見せるんです。僕も、年齢を言い訳に、手を抜いてはいけませんね。

きのうの会場で、嘉風関や女優の高泉淳子さんの姿を見掛けました。注目度の高い試合だったんですね。皆さんも、「女子ボクシングなんて...」と思わずに、一度観戦に出かけてみてください。特に、藤岡選手の試合はお薦めですよ!
この記事の更新日:2016年6月14日 08:21 | コメント(0) | トラックバック(0)
焼きドーナツ
きのう、「ぷにぷに!肉の祭典」の稽古を行いました。
6人が参加し、大変な盛り上がりを見せました。
毎度毎度で恐縮ですが、稽古は楽しいーー!!
もっとずっと、ずっと稽古をしていたい!
劇団員たちみんなも、「稽古が楽しい!」「時間が短すぎる!」「あっという間」と言っていました。
自分たちが変わっていくことを実感し、作品が完成に近づく過程を味わっているのだと思います。
かなり良い稽古が出来ているという証拠でしょう。
まだまだ稽古の初期段階ですが、すでにかなり面白くなっている作品もありますよ。
不条理コントのオープニング・シーンなんて、作・演出の僕が笑いをこらえることが出来ません。
相当、可笑しい!
見学していた劇団員も、何度も吹き出していました。
こういうシーンを見ると、しみじみ「芝居っていいなあ...」と思ってしまいます。
でも、現時点では、それは冒頭の数分間だけ!
作品全体を通して、そのクオリティを維持できるように、これから仕上げていきますね。
ただ、苦言を呈しますが、みんなまだまだセリフの暗記が甘い!
動きが大きくなったり、精神的に動揺すると、セリフが出てこなくなる人がいます。
こんなことでは、緻密な舞台は作れないではないか!
「セリフは、頭ではなく腹で覚えるもの」と良く言います。
気合いを入れて、歩いている時も、風呂に入っている時も、とにかく時間があれば反復練習をして頂きたい!
ちゃんとやらないと、次回の稽古では、おやつの"焼きドーナツ"はあげませんよ!

この記事の更新日:2016年6月13日 08:01 | コメント(0) | トラックバック(0)
さらに痩せる!
昨夜、アートマイムのレッスンの後、仲間を誘って飲みに行きました。
例によって、多摩川沿いのオシャレなカフェです。
真剣に舞台に取り組んでいる人と話をするのは楽しいですね。
遠慮することなく、忌憚ない意見を言うことができます。
これでも普段は、相当、言葉を選んで話しているんですよ。
そうしないと、まったく意味が分かってもらえないでしょうからね。
僕は年だけは重ねていますから、その経験をお話しするようにしています。
厳しいことも沢山言わせて頂きました。
何かの参考になれば嬉しいです。
さて、いよいよ辛い季節がやってきましたね。
典型的な梅雨の気候です。
これは厳しい!
僕は、毎朝早い時間に稽古をするのですが、それでもかなり暑い!
現時点で、汗がタラタラ流れてきます。
体の温度も上がって、頭がボーっとします。
足も攣りやすくなってきました。
気温はまだあまり高くはありませんが、この湿気がたまりません!
早くも、扇風機がフル稼働しています。
稽古中は「強」ボタンでは物足りません。
6月中旬でこれですから、本番をやる8月にはどうなっていることでしょう?
さらに痩せることは間違いない!
さて、きょうは、「ぷにぷに!肉の祭典」の稽古を行います。
2週間ぶりですので、みんながどれだけレベルアップしているか、見るのが楽しみです。
もし稽古不足の劇団員がいたら...。
この記事の更新日:2016年6月12日 07:44 | コメント(0) | トラックバック(0)
80枚
冬に上演しようと思っている脚本の第二稿を書いてみました。
第一稿は、原稿用紙100枚を遥かに超える超大作でした。
そこで、様々な要素を抜いて、シンプルな構成にしてみました。
その結果出来上がった第二稿は、約80枚!
まだまだ長い!
あんなに色々カットしたのに、逆に増えている部分が沢山ある!
長くなるのを、止められません!
どうすれば良いのでしょう?
こんな時、焦りは禁物です。
ちょっと頭を冷やした方がいい!
しばらく、この脚本は塩漬けにします。
発酵して旨味が出てきた頃、再度取り出して、検討します。
この記事の更新日:2016年6月11日 07:39 | コメント(0) | トラックバック(0)
沈黙
静寂と沈黙はまったく別のものです。
沈黙は雄弁です。
上手く使い分けていかなくてはなりません。
僕の作品は、沈黙を多用します。
非常に静かな劇だと思います。
しかし、まだまだ、静寂の域にまで達していません。
僕が、すべての欲を捨てきらないと、静寂は手に入れられないのでしょうか?
道のりは遠い...。
この記事の更新日:2016年6月10日 07:04 | コメント(0) | トラックバック(0)
超過激
ことしの夏公演のラストに、超過激な作品を上演する予定です。
稽古を見学していたうちの劇団の女優が「何なんだ、これは?」と、唖然としていました。
こんな作品を、小さなお子様にお見せするわけにはいきません。
少なくとも、小学生以下の入場はお断りするつもりです。
しかし、作品を書いた僕からすると、ちっとも過激ではありません。
むしろ、古典的スタイルに感じられるぐらいです。
僕は、大学時代に、サミュエル・ベケットについて勉強していました。
その影響を、たっぷり受けているのだと思います。
ただ、日本ではベケットのことがほとんど知られていないので、過激に見えるだけです。
こうしてみると、最近の世界の演劇界は、おとなしくなってしまったのかもしれません。
僕が若かった頃は、それこそ「何なんだ、これは?」と思うような舞台が沢山ありました。
芸術性を追求するあまり、観客を置き去りにしてしまうような作品が少なくありませんでした。
しかし、今は、お客さんに喜んで貰えることが大前提となり、実験的な作品が見られなくなってしまいました。
劇団運営上、当然の判断だと思いますが、僕からすると全然面白くない!
TVや映画で見られることを舞台でやってもしょうがないじゃないですか!
演劇は、もっと先鋭的であれ!
そんな思いで、今回の作品にトライしています。
お客さんのドン引き上等!
やりたいことをやるんや!
この記事の更新日:2016年6月 9日 07:23 | コメント(0) | トラックバック(0)
ラムネわらび餅
和菓子好きの私!
とりわけ、涼し気な夏の和菓子が大好物です。
特に、わらび餅には目がありません。

先日、近所のスーパーに行ってみたら、「ラムネわらび餅」なる珍品を売っていました。
これは試してみなくてはいけませんね。
最近、僕は、ある事情で、ラムネに格別のこだわりを持っていますので...。
「ラムネわらび餅」の餅自体は、ごく普通でした。
しかし、その餅につけるのが、ラムネ菓子を顆粒状に粉砕したもの!
その相性はといいますと、微妙ですね...。
シュワシュワのラムネが勝ちすぎて、餅の味わいが消えてしまいます。
ただ、ラムネ菓子を食べただけという印象だけが残ってしまいました。
やはり、きな粉は偉大です。
わらび餅ときな粉のコンビネーションは最高なのです。
演劇界で例えれば、チェーホフとスタニスラフスキーの関係のようなものでしょうか。
たまに、黒蜜も併せて使うわらび餅もありますが、そんなのは僕からすると邪道です。
繊細なものには、繊細なものを合わせなければダメなのです!
こうしてみると、淘汰された末、生き残ってきた組み合わせに勝るものはありません。
新機軸は、ひと時は目を引きますが、いずれは消えていくものです。
おお!きな粉よ!永遠たれ!
この記事の更新日:2016年6月 8日 07:25 | コメント(0) | トラックバック(0)
間
精神科医で心理学者のヴィクトール・E.フランクルの言葉です。
刺激と反応の間には、いくばくかの「間」が存在する。
我々は、その「間」の中で、反応を選択する。
私たちの成長と自由は、私たちが選ぶ反応にかかっているのだ。
フランクルは、第二次世界大戦中、アウシュヴィッツを含む4つのナチス収容所に囚われました。
そのときの経験が、「夜と霧」という本にまとめられています。
彼がたどり着いた一つの境地が、上記の言葉です。
反応を選択する「間」をどう生かすか?
それは人生の大きな命題であると同時に、演技の上でも重要なポイントとなります。
この記事の更新日:2016年6月 7日 07:18 | コメント(0) | トラックバック(0)
シアターパントマイムフェス2016
きのう、うちの劇団員を誘って、"ビジュリー"の舞台を見てきました。
"ビジュリー"は、夏公演「ぷにぷに!肉の祭典」に出演する新人男優です。
きのうの公演のタイトルは、「シアターパントマイムフェス2016」。
大勢のパントマイム・アーティストが集結するイベントで、6月中メンバーを変えながら、毎週末に開催されます。

きのうは、ビジュリーほか、総勢5人が出演しました。
いずれも、素晴らしいパフォーマンスを繰り広げてくれたのですが、やはり注目はビジュリー!
「羽化登仙」というオリジナル作品を上演しました。
僕は、これまで、ビジュリーの作品を何本も見ていますが、段々スッキリしてきましたね。
元々、体が動く人なので、構成がしっかりしてくれば、かなり面白い作品を作れるはずです。
また、彼は、舞台で栄えるから良いですね。
大変、立派でした。
でも、ビジュリーの魅力は、こんなものじゃない!
「ぷにぷに!肉の祭典」では、ビジュリーをもっともっと生かしていきたいと思っています。
ご期待下さい!
この記事の更新日:2016年6月 6日 08:02 | コメント(0) | トラックバック(0)
ビジュリー
夏公演「ぷにぷに!肉の祭典」に向けて、新人劇団員が加わりました。
しかも、今の演劇界では何よりも貴重とされる"男優"です。
さらに、豊富な舞台経験を持ち合わせているとのこと。
これは期待できますね!

新人男優は、"ビジュリー"といいます。
名前も見た目も外人のようですが、れっきとした日本人です。
しかも、麻布生まれです。
元々、パントマイムを学んでいました。
その後、15年ほど前から長期間に渡り、身体表現を学ぶため、アジアとアフリカを放浪したそうです。
帰国後は、アートマイムの舞台のほか、大道芸にも取り組んでいます。
僕が"ビジュリー"について知っている情報は、こんなところでしょうか。
僕は"ビジュリー"と、過去に共演経験があります。
いずれも、アートマイムのアンサンブル作品でした。
演出家気質できっちりやりたい僕は、自由奔放な"ビジュリー"に翻弄されてばかりだったのを記憶しています。
色々面白いエピソードがありますので、またいつか、ご紹介しましょう。
今回、"ビジュリー"は、初めて本格的なセリフ劇に挑戦します。
これまではマイムや舞踏など無言のものが多かったようなので、「セリフで苦労するかな?」と思っていました。
しかし、ここまでの稽古を見る限り、あまり心配はないようです。
確かに、今はまだ演劇特有のルールを知らないかもしれませんが、非常に勘が良いんです。
数々の舞台を踏んできたからでしょうか、僕が説明するとすぐにはっきりしたイメージを持ってくれるんですね。
しかも、大きな表現ができるので、コントにもぴったりです。
今後の飛躍を大いに期待しています。
ただし、"ビジュリー"は、本番で盛り上がり過ぎてしまう傾向があるので、そこは要注意!
また、悪ノリもアドリブも禁止してあります。
あくまで、劇団ぷにぷにパイレーツは、ストイックな集団なので...。
この記事の更新日:2016年6月 5日 07:33 | コメント(0) | トラックバック(0)
肉の祭典
6月に入ったので、ことしの夏公演の情報を、少しづつ開示していくことにします。
次回公演は、劇団ぷにぷにパイレーツにとって、第31回公演となります。
そのタイトルが、「ぷにぷに!肉の祭典」と決まりました!
パンパカパーン!パンパンパン!パンパカパーン!
えっ?「なぜ、"肉の祭典"にしたのか?」ですって!
それは...。
ごめんなさい!
きょうは忙しいので、これで失礼します。
この記事の更新日:2016年6月 4日 07:41 | コメント(0) | トラックバック(0)
緊張感
「ぷにぷにパイレーツ」は、これまで110本もの作品を上演してきました。
コント、喜劇、悲劇、ファンタジー、ホラー、サスペンス、音楽劇、無言劇、朗読ほか、様々なジャンルに挑戦してきました。
一見、バリエーションに富んでいるように見えますよね?
しかし、そのすべてに共通していることがあるように思います。
それは、「緊張感」です。
どんなに下らないコントであっても、どこかしら「緊張感」が漂っているのではないでしょうか?
演技が腑抜けで、緩くなっているケースはあるかもしれません。
しかし、作品の底流には、「緊張感」が確実に存在しています。
僕は、作品を作る時、「緊張感」を意識したことはありません。
ところが、出来上がってみると、「緊張感」が漲ってしまっています。
これは、僕の本質なので、どうしようもないんです。
実は、演劇の観客は、そこまで「緊張感」が大好きなわけではありません。
「くたびれる!」
「息が苦しくなった!」
「もっと楽しい時間を過ごしたかった!」
こんなご批判を、良く頂戴します。
観客の多くが、娯楽としてリラックスした時間を楽しみたいという気持ちなのかもしれません。
そう思って、僕は、ユルユルな作品を作ろうと努力したことが何度もあります。
しかし、どうしてもできないんです。
生涯で上演できる作品数は限られているのに、自分が好きでもない作品を舞台に掛ける暇はないように思ってしまうんです。
観客数を増やすためにはそういった我慢も必要なのでしょうが、僕は動員増のことを第一に考えていないのでしょうね。
その結果、観客の数は、見事に減少の一途を辿っております。
公演後の清算のとき、毎回、違った意味での「緊張感」でいっぱいになります。
この記事の更新日:2016年6月 3日 07:00 | コメント(0) | トラックバック(0)
紫陽花
写真のように、紫陽花の季節がやってきました。
もうすぐ梅雨入りですね。

この時期になると、汗が凄いんです!
ジムでこれまでと同じトレーニングをしても、ダイエット効果は何倍もありそうです。
その分、疲れも数倍ですが...。
6月に入ったので、衣替えをしました。
去年着ていたシャツを着てみると、みんな丈が長い!
相当、痩せたんでしょうね。
こんなに毎年体型が変わっていたら、色々大変です。
夏の公演に向けて、僕は順調に体を作り変えています。
ほかの出演者は、どうかな?
この記事の更新日:2016年6月 2日 07:24 | コメント(0) | トラックバック(0)
褒める
きょうから6月!
プロ野球も、きのうから、交流戦に突入しました。
早い!早すぎる!
いつも思うことですが、毎日を大切に生きていかなくては...。
さて、以前にもご紹介しましたが、「演出についての覚え書き」という本は示唆に富んでいます。
名優を多数育て上げてきた偉大な演出家、フランク・ハウザーの言葉をまとめたものです。
僕は、演出を施すに当たり、繰り返し読んで、影響を受けています。
その中で、「もっと気を付けよう」と思わせてくれる、こんな一節があります。
「はじめから、頻繁に誠実に、俳優を褒めなさい」
演出家は演技の修正ばかりせず、よい点を頻繁に指摘する習慣をつけろということです。
それにより、信頼が深まるだけでなく、俳優は自意識から解放され、演技に没頭できるようになるそうです。
僕も、稽古前は褒める気満々でいるんです。
しかし、限られた稽古時間内に結果を出そうとすると、ついつい修正点を指摘するだけになってしまいます。
ハウザーさんによれば、それはむしろ稽古を遅らせる原因になるということなんですね。
急がば回れ!
今後は、きちんと、俳優を褒める時間を作っていくことにいたしましょう!
この記事の更新日:2016年6月 1日 08:38 | コメント(0) | トラックバック(0)