ぷにぷにパイレーツ

ブログ

「ぷにぷに!肉の祭典」まで3週間


8月21日(日)の「ぷにぷに!肉の祭典」まで3週間となりました。
さらに気合いを入れて、稽古を進めていかなくてはなりません。

1469918215825.jpg


きのうは、朝から、伊東かおりと僕で自主稽古を行いました。
初めて、うちの近くの施設の談話コーナーをお借りしました。
ロビーの一部をアコーディオンカーテンで仕切っただけのスペースです。
大きな声を出したり暴れたりする作品の稽古では使えません。
そこで、とっても静かな「トマト」の稽古に専念しました。

「トマト」は、約20分のラブストーリーです。
非常に繊細なタッチなので、細かい部分にこだわっていかなくてはなりません。
きのうは、5時間ほぼノンストップで、何度も何度も繰り返し練習しました。

1469918221917.jpg


演技というものは、正直です。
気が満ちて上手くいっているときには、伊東がとても可愛く見えます。
しかし、気が抜けたり迷いが生じたりすると、たちどころに魅力が失せていくのです。
作品全編に気が満ちるように、僕は、厳しくうるさく稽古を進めていきました。
時間がたつにつれて、伊東の集中力が上がっていき、作品の濃度も高まっていきました。
稽古をすればするほど、どんどん良くなっていくのです。
5時間なんてあっという間!
有意義かつ楽しい稽古をすることができました。
作品に魂が宿っていく過程を味わうのは、格別なものです。
演劇ならではの魅力だと思います。

しかし、まだまだ良くなるはずです。
時間を見つけて、もっともっと稽古を重ねていかなくてはなりません。
演劇の出来に上限はないのですから...。

 

 

子役の衣装


我ながら、僕は、優しい座長だと思います。

1469830240694.jpg


「ぷにぷに!肉の祭典」に、中学2年生の松本くるみちゃんが出演します。
彼女には、低学年の小学生役を演じて貰います。
"ぷにぷにパイレーツ"では、舞台衣装の選択を本人に任せています。
しかし、母親の松本美由紀とともに、なかなか決められないで困っていたようなのです。
そこで僕は、仕事の合間をぬって、子役の衣装を探しにいってみました。
出来るだけお金をかけないためにUNIQLOに行きましたが、ピッタリのものがいくらでもあるではありませんか!
むしろ、どれにするか迷ってしまうほどでした。
ただ、写真をご覧頂ければお分かりになると思いますが、あまりに子どもっぽい!
こんなデザインですけど、れっきとした大人用のTシャツなんですよ!
一体、どんな人が、どんな目的で着るんでしょうね?
むしろ、不思議に思ってしまいました。
結局、くるみちゃんの為に、僕はスヌーピーのTシャツを購入しました。
身長が170センチもあるということなので、XLをチョイス!
キティちゃんに比べれば大人しいデザインなので、舞台衣装にはもってこいではないでしょうか?

 

1469830232901.jpg


しかし、本当は人の衣装を選んでいる場合ではありません。
早く自分の衣装を決めなくては!

 

1469830263984.jpg

 

 

食べたいなぁ...


「ぷにぷに!肉の祭典」の2本目に、「トマト」という作品を上演します。
出演は、看板女優の伊東かおりと、私(石崎)です。

劇団員の関口知香は、この作品の稽古を見学するたびに、こんなことを言っています。
「"トマト"を見ると、いつもお腹がすくんです。美味しそうだなあって思って!」

「トマト」は、肉料理が人気となっているアメリカン・ダイナーが舞台となっています。
ご覧になった方が、「食べたいなぁ...」と思って頂ければ、大成功の作品です。
そうなるように、演技の方を頑張らなくてはいけませんね。

ああ!念のため!
「トマト」の主筋は、ラブ・ストーリーです!
あくまで、お肉は、小道具に過ぎないんですけど...。

シン・ゴジラ


僕は、滅多に日本映画を見ません。
しかし、これだけは見ておきたいと思う日本の作品が、あす・29日に公開されます。
海外作品を除けば、ゴジラ・シリーズ12年ぶりの新作となる「シン・ゴジラ」です。

「エヴァンゲリオン」の庵野秀明さんが脚本・総監督。
「進撃の巨人」の樋口真嗣さんが監督・特技監督を務めたということで、すでに世界中から注目を集めています。
しかし、僕が関心を持ったのは、そんな理由ではありません。
「シン・ゴジラ」の重要な舞台となっているのが、僕の家のごくごく近所なのです。

封切りを前に公開された予告編には、川崎市中原区の高層ビル群に出没したゴジラが映し出されています。
川崎市によりますと、約1年前に、製作者側から市内でのロケへの協力依頼があったそうです。
昨年夏から秋にかけて、武蔵小杉周辺で実景が撮影されたということです。
今回のゴジラは体長118・5メートルと史上最大で、武蔵小杉周辺の高さ百数十メートルの高層ビルと非常にバランスが良いんです。
高層マンションを、ゴジラがどのように破壊していくのか(しないのか)、興味津々です。

予告編を見ただけでも、普段僕が通る道や、利用している施設が沢山映し出されています。
ひょっとしたら、我が家もゴジラに壊されるかもしれません!
これは、気が気ではありませんね。
映画館で、いち早く確認しなくては!

ただ、ちょっと気になることが!
多摩川を挟んだ田園調布側に戦車がズラリと並んで、川越しにゴジラを攻撃しています。
東京だけ防衛しようということなのでしょうか?
神奈川は捨て石なのか...。

肉の魅力


8月21日(日)に開催する第31回公演のタイトルは「ぷにぷに!肉の祭典」です。
最近の肉ブームに便乗しようと思い、決めました。

しかし、僕自身は、肉が好きではありません。
と言うより、むしろ苦手!
鶏肉はまだ良いのですが、豚や牛はあまり食べられません。
脂っこくて、すぐに気持ち悪くなってしまうからです。
なので、焼肉やステーキを自分から食べにいくことは絶対にありません。
また、人から食事に誘われることも滅多にないので、そんな機会もありません。

ところが、ことしの春、仕事の流れでステーキを食べに行かなくてはならなくなりました。
なんとか完食したのですが、しばらくすると腰が痛くなってしまいました。
(もちろん、その前に、おなかも痛くなっています)
その後2~3日、腰に後遺症が残ってしまいました。
それがステーキのせいかどうかは分かりませんが、肉を食べるとろくなことがありません。
なるべく、肉に近づかないようにしています。

そんな僕が企画した「ぷにぷに!肉の祭典」の公演です。
単純に、肉を美味しそうに描くはずがありません。
肉をテーマにした4作品が、それぞれ違った形で、肉の魅力を展開していきます。
公演をご覧になった後、あなたは、肉を食べたくなるのか?
それとも、二度と肉を食べたくなくなるのか?
是非、「あかいくつ劇場」でご確認頂きたいと思います。

衣装決め


そろそろ、「ぷにぷに!肉の祭典」の衣装を決めていかなくてはなりません。
"ぷにぷにパイレーツ"の作品には、市井の人しか登場しません。
ですから、ルイ14世や武田信玄のような特殊な衣装を用意する必要はありません。
ごく普通の人の普通の服装で良いのです。
しかし、それがかえって難しい!
普段着や稽古着のまま、舞台に上がっている印象になってしまいます。
普通に見えるけど、ちょっと洒落ている!
そんな衣装を考えていく必要があります。
ただ、劇団員にあまりお金を遣わせたくないし...。
毎公演、衣装で、頭を悩ませています。

藤田さん&森山さん


きのうは、「ぷにぷに!肉の祭典」の稽古を行いました。
ついに、特別出演の藤田直哉さんと森山修さんが参加してくれました。
このお2人は、1月の「天使の組曲」の抽選会で、出演権が当たった方です。
これまで芝居の舞台に立ったことがないということで、丁寧に指導していきました。

さすがに、演劇未経験者に、セリフを言ってもらうわけにはいきません。
その代わりに、存在感を大いに出して頂く演出となっています。
なにせ、お2人が演じるのは「キョンちゃん」というコントの主役なのですから!

お2人とも、ボクシングやマラソンで体を鍛えているだけあって、勘が良いですね。
体の使い方が、普通の人とは違います。
短い時間ながら、かなり感覚を掴んでいらっしゃるようでした。
また、2人のテイストが全然違って、どちらもすごく面白いんです。
藤田さんはマチネ、森山さんがソワレに出演されますが、両方ご覧になった方が良いですよ。
同じ脚本、同じ演出であっても、役者が変わると芝居がここまで変わるということを実感して頂けるはずです。
あまりの面白さに、稽古を見ていて、僕は何度も吹き出してしまいました。
自作ながら、本当に可笑しいです。
是非、「キョンちゃん」をご覧頂きたいと思います。
最高です!

「トマト」のご紹介


8月21日(日)の「ぷにぷに!肉の祭典」の2本目に、「トマト」という作品を上演します。
劇団の看板女優・伊東かおりと僕が出演する2人芝居です。

「トマト」は、夜のアメリカン・ダイナーを舞台にしたラヴ・ストーリーです。
ちょっとオシャレで、小粋な感じに仕上がっています。

最近の僕は、禍々しいホラーやサスペンスばかり書いていました。
しかし、「トマト」のような軽いタッチの恋愛ドラマも得意としているつもりです。
かなり前に上演した「ひまわり」や「You're only lonely」などは、いまだに「あれは良かった!」と褒めて頂くことがあります。
常連のお客様から、「もっと恋愛モノをやってほしい」という要望を頂戴することもあります。
確かに、爽やかで、ピュアで、胸がキュンとなるような物語は、僕の売りのジャンルでもあります。
さらに、僕の最大の特長である"どんでん返し"が効果的に配されているので、面白さも抜群だと思います。

「トマト」の魅力は、なんといっても、主役を演じる伊東かおりの可愛らしさです!
伊東のことをイメージし、彼女が最も輝いて見えるような作品を書いてみました。
ある程度年齢が進んでも、カッコいいラヴ・ストーリーを演じられることを証明したいと思います。
まだ稽古の途中ですが、現時点で、伊東は相当可愛い!
男性のお客様は、きっと伊東に恋をしてしまいますよ!
でも、彼女なら、まだまだいける!
さらに精進して貰わなくては...。

「トマト」の稽古を見学した劇団員の関口知香が、こんな感想を漏らしていました。
「いい!何が良いかはっきり言葉にできないけど、すごくいいです!」
確かに、そんな感じの作品です。
なんともいえない、恋の初期段階のもどかしい空気感を満喫して頂ければ嬉しいです。
是非、女性の皆さんには伊東に感情移入して頂き、独特の世界を味わって頂きたいと思います。
「トマト」を見れば、あなたもきっと恋をしたくなるはず!

演劇の滅亡


きのう、街を歩いていたら、スマホを持った子どもが僕に激突してきました。
その子は謝りもせずに、「あっちだ!」と言いながら走り去っていきました。
スマホの画面を見たら、やはり、あのゲームでしたね。
夜になると、大人たちもスマホを見ながらフラフラしていました。
配信初日でこれですから、今後、街中はどうなっていくのでしょう?
しかも、これがゲームのスタンダードになってくる可能性があります。
アクション系のゲームが街に出てしまったら、歩道を安心して歩けなくなってしまうかもしれません。
エンタテインメントの世界は急速に変化しています。

こうしたなか、僕は演劇に危機感を覚えています。
ゲームでは、今や、自分が主人公になって役を演じるようになりました。
他人が作ったものをただ見るだけという演劇のあり方は、やはり、古くさいと言わざるをえません。
相当凄いものを見せないと、絶対に退屈されてしまいます。
観客が、「自分には絶対にできない」と思ってしまうレベルの、圧倒的なパフォーマンスが求められます。
セリフと動きを覚えて、正確に再現すれば良いという考えではダメなのです!
雑誌の廃刊が相次ぎ、CDがまったく売れなくなった今、いつ演劇が滅びてもおかしくありません。

「安定供給のために」ご紹介


8月21日の「ぷにぷに!肉の祭典」で上演する作品についても、ご紹介しなくては!
まずは、公演のオープニングに上演する「安定供給のために」です。
出演は、関口知香とビジュリーの2人です。

舞台は、行列の出来る焼き肉店。
高級食材を、質・量・価格ともに安定供給するのが、人気の理由のようです。
ウェイトレスも、マニュアル化されたワンパターンの対応を繰り返すものの、安定したサービスを供給してくれます。
しかし、この安定供給の裏側には、重大な秘密が隠されていたのです...。

この作品は、僕が得意とする"どんでん返し"を楽しんで頂くモノです。
しかも、その"どんでん返し"が1回ではなく、2度3度と繰り返され、どんどんどんでん返っていきます。
ご覧になっている方が、「まさか...」と思うような衝撃的なラストが自慢の作品です。
しかも、どんでん返るたびに、社会風刺が強まっていきます。
エンディングでは、ゾッとするような恐怖を感じて頂けるはずです。

この作品は、2011年12月の「ぷにぷに!放送禁止コント祭り」で初演されました。
時期が時期だけに、お客様にものすごい衝撃を与えたようです。
終演後、多くの方から絶賛されました。
あれから5年たっていますが、その面白さはまったく薄れていません。
それどころか、時代が悪い方に進むにつれて、この作品の怖さが増しているように思います。
また、今の社会情勢に合わせて、脚本を一部手直ししてあります。
僕のコントの代表作の一つです。
この機会に、ぜひ、ご覧下さい。

「ぷにぷに!肉の祭典」まで1か月


8月21日(日)の「ぷにぷに!肉の祭典」まで、きょうで丁度1か月です。
今のところ、稽古は順調に進んでいます。
しかし、僕からすると、まだまだ全然足りません。
今後、さらに厳しく取り組んでいきたいと思っています。
また、ありがたいことに、現時点で沢山のご予約を頂戴しています。
客席がガラガラだった1月3日の「天使の組曲」のような失態を繰り返さずに済みそうです。
でも、本公演のキャパシティは300もありますから、まだまだ空席があります。
動員の方も、頑張っていかなくてはなりません。
そこで、あらためて、公演情報をお伝えします。
皆様のご予約を、心よりお待ちしています!


●劇団ぷにぷにパイレーツ第31回公演「ぷにぷに!肉の祭典」

・日にち:2016年8月21日(日)
・開演時間:12:30(マチネ)&15:00(ソワレ)
(開場は開演の30分前)
・会場:横浜人形の家「あかいくつ劇場」
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町18番地
(みなとみらい線・元町中華街駅4番出口より徒歩3分)
・料金:予約2500円、当日3000円
・中高校生料金:500円(小学生以下は入場不可)

作・演出・制作:石崎一気
出演:ビジュリー、関口知香、松本美由紀、松本くるみ、伊東かおり、石崎一気
特別出演:藤田直哉(マチネ)、森山修(ソワレ)
上演作品:社会風刺コント「安定供給のために」、ラヴ・ストーリー「トマト」、不条理コント「キョンちゃん」、無言劇「くちづけ」ほか

*公演コンセプト
劇団ぷにぷにパイレーツは、写実と前衛を兼ね備えた手法で、人間の愚かさや滑稽さ、悲しさをデフォルメし印象的に表現する短編作品をオムニバス形式で上演しています。
今回の公演は、劇団史上初の登場となる子役をはじめ、総勢8名が出演する賑やかで楽しいものとなっています。知的なコントで大いに笑い、ラヴ・ロマンスで胸をキュンキュンさせて頂ければ幸いです。
特別出演のお二人は、1月の公演「天使の組曲」の大抽選会で、"出演権"が当たった方々です。初挑戦の舞台でどんな演技を見せてくれるのか?ご期待下さい。
本公演の会場「あかいくつ劇場」は、人形劇を中心とした児童文化活動の推進を目的として設置された、座席数147席の本格的設備を持つ劇場です。快適な環境の下、ご観劇頂けるはずです。横浜マリンタワーの並びにあり、日本郵船氷川丸の斜め前になります。横浜中華街や山下公園の観光がてら、是非、遊びにいらして下さい。
なお、公演の性質上、小学生以下のお子様の入場はお断りしております。また、晩夏の公演のため、劇場内の冷房が寒く感じられる場合もございます。念の為、羽織るものをお持ち下さい。

世界


「交響曲は、世界のようでなくてはならない。
すべてを包み込まなくてはならないのだ」

マーラーは、シベリウスと討論を行った際、こう語ったそうです。
うーん!含蓄のある言葉です!
僕は、脚本を書くとき、世界の一部を切り取る意識で取り組んでいました。
しかし、それでは、全然小さいようです。
作品がすべてを包み込んで、世界になるということのようです。

あのう...、皆さん!
僕が言ってること、分かります?

朝型へシフト


8月21日(日)の「ぷにぷに!肉の祭典」は、2回公演です。
開演は12:30と15:00と、どちらも午後の時間帯です。
以前は、夜の公演も実施していたのですが、お客様が全然いらっしゃらないので、思い切ってやめてみました。
しかし、「夜じゃないと来れない」という不満の声は、一切あがってきません。
それどころか、「午前の公演はないのか?」という要望さえ届くようになりました。
「じゃあ、何時開演がベストですか?」と質問したところ、「午前10:30が最も都合が良い」という答えが多くありました。
でも、10:30って、早すぎません?
日曜日の公演なのに、普段会社に出勤する時間と、あまり変わらないじゃありませんか!
朝ゆっくりして、昼すぎにのんびり出かけるイメージだったのですが、そうではないんですね。
なぜ朝が良いのか、その理由を尋ねると、「正午過ぎに終演して、ランチを食べて早く家に帰りたい」ということでした。
観劇って、今はそんな感じなんですね。
「演劇で革命を起こす」とか「社会を変える」と言っていた時代をくぐり抜けてきた僕からすると、意外な感じがします。
終演後、芝居の感想を朝まで熱く語り続けるなんてことは、今の時代にはそぐわないんです。
しかし、それが社会のニーズ!
"ぷにぷにパイレーツ"も、いずれ、朝型へシフトしていかなくてはならないようです。

百日紅


うちのテラスのさるすべりの花が咲き始めました。
そろそろ、本格的な夏の到来ですね。
ここからが稽古の正念場!
8月21日(日)の「ぷにぷに!肉の祭典」に向けて頑張っていきます。

 

 

1468723931757.jpg

 

 

 

スマホのナビ


次回公演「ぷにぷに!肉の祭典」の後半に「キョンちゃん」という不条理コントを上演します。
その出演者のビジュリーと松本美由紀・くるみ親子から、「自主稽古をやるから、見てほしい」という依頼がありました。
それが、なんと、土曜日の朝9時から!
断るわけにもいかないので、きのう、横浜市内の某・公民館に行ってきました。

1468648172500.jpg


初めての稽古場でしたが、地図で見ると、自宅からそんなに遠くありません。
そこで、スマホのナビを頼りに、自転車で出かけました。
しかし、ナビの指示が酷いんです!
とんでもない道を勧めてきます。
人家を突っ切れ!
畑の中を進め!
川に落ちろ!
もちろん、そんなことはできないので指示を無視すると、画面が白くなってしまいます。

 

1468648193935.jpg


また、横浜市は坂がすごく多いんです。
スマホは、坂の利用が大好きなようです。
急な坂を上ったと思えば、すぐ下るというパターンを、執拗に選択します!
指示通り進むと、自転車に乗っているより、押している時間の方が長いではありませんか!
しまいには、映画「転校生」みたいな石段を登れという案内が出てきました。
おいおい!もっと楽な道はないのか?!
おお!天はなぜ私にこのような苦難を与えるのか!
汗だくになりながら、なんとか、目的の公民館に到着しました。

1468648161802.jpg


「キョンちゃん」は、上演時間25分程度の作品です。
きのうは、この一作品のみを3時間ほど稽古できましたので、かなり丁寧に厳しく指導していきました。
しかし、3時間なんて、あっという間です。
細かい所を指摘していたら、本当にキリがない!
しかも、3人分のダメ出しをしていたら、全然前に進みません。
下らないコントでも、エネルギーに満ちた作品に仕上げようとしたら、とんでもなく手間が掛かります。
見れば一瞬のシーンでも、魅力的な場面にするのは大変です。
でも、稽古はやった分だけ効果があがります。
きのうだけで、明らかに良くなった面が多々あります。
8月21日の本番まで、残された時間は少ないですが、有意義に過ごしてもらいたいと思います。

1468648182839.jpg


稽古場からの帰りは、スマホに頼らず、自分の感覚で道を選びました。
そうしたら、アップダウンがはるかに少なく、距離も大幅に縮んだように思います。
所要時間も、3分の2に短縮されました。
スマホのナビ!まだまだだな!

 

 

 

特別出演のご紹介


8月21日(日)の「ぷにぷに!肉の祭典」には、ユニークな俳優が2名出演します。
2人とも、芝居の経験はゼロ!
まったくの初心者です。
本人が「出演したい!」と強く望んだわけではなく、たまたまこんなことになってしまったのです。

1月3日の公演「天使の組曲」の終演後に、大抽選会を開催しました。
その2等の賞品が、「ぷにぷに公演無料招待券」!
1等が、「ぷにぷに公演出演権」だったのです。
1等が当たった方々に、今回出演して頂くことになりました。

そのお2人とは、藤田直哉さんと、森山修さんです。
いずれも、北澤ボクシングジムの練習生の方です。
(特に、藤田さんは、エアボクシング界では知らぬものはない、日本ランカーです)
藤田さんにはマチネ公演に、森山さんにはソワレ公演に出演して頂きます。

1等の賞品ですから、チョイ役というわけにはいきません。
お2人には、不条理コント「キョンちゃん」の主役を、ダブルキャストで演じて頂きます。
ただし、初心者の方に長いセリフを言ってもらうのは、正直言って難しい!
そこで、セリフは一切なしにしました。
圧倒的な存在感を見せて頂く形になっています。
登場した時点で爆笑が起こり、ラストではクスクス笑いが止まらないような演出にしたつもりです。
お2人の個性がまったく違うので、マチネとソワレを見比べると、より一層お楽しみ頂けると思います。

実は、藤田さんも、森山さんも、やる気満々です。
早く稽古に参加したいと、うずうずしているようです。
この2人が引き立つように、劇団員のみんなに頑張って貰わなくては...。

ゲリラ豪雨のせい?


きのう、沢山の方から「ぷにぷに!肉の祭典」のご予約を賜りました。
これまではさっぱりだったのに、きのう一日でそれを上回る数のご予約があったのです。
なぜ、きのうだったんでしょう?
ゲリラ豪雨のせい?
もしそうなら、毎日、雷雨になってほしい!
それは冗談として、ご予約を頂戴するのは、何より嬉しいです。
「ぷにぷに!肉の祭典」でお借りする"あかいくつ劇場"のキャパは150!
しかも2回公演です。
まだまだ、十分、お席の余裕がございます。
皆様のご予約を、心よりお待ちしています!

目をつむる


結婚する前は、両目をしっかり開いて相手を見なさい。
結婚したら、片目をつむりなさい。

結婚式のスピーチで良く聞くフレーズです。
これは、演出家にも言えることですね。
「結婚」という言葉を、「稽古」に置き換えましょう。
そうすると、稽古がスムーズに行われるようになると思います。
演出家が一人で熱くなっても、良いことはありません。

松本くるみのご紹介


8月21日の「ぷにぷに!肉の祭典」には、劇団史上初めて、子役が出演します。
劇団員の松本美由紀の長女、松本くるみです。

くるみちゃんは、中学2年生ながら、舞台経験は豊富なようです。
毎年のように区民ミュージカルに出演しています。
ですから、年齢層の高い"ぷにぷにパイレーツ"に入っても、一切物怖じしません。
堂々と、自分の演技を展開してくれます。

今回は、不条理コント「キャンちゃん」に出演してもらいます。
それが、かなり面白いんです。
僕も、彼女の登場シーンが可笑しくてしかたありません。
爆笑必至!
是非、ご期待下さい。

ただ、一つだけ問題が!
身長が170センチもあるんです。
「キョンちゃん」に出演する5人の中で、最も背が高いんです。
小さい子どもの設定なのに、よりによってこんなに大きいとは!

 

松本くるみ②.jpg

 

衣装を注文


8月21日の「ぷにぷに!肉の祭典」で使用する衣装を注文しました。
特別出演のお2人に着用して頂きます。
コント用の非常に特殊な衣装なので、最初は自分たちで作ろうかと思っていました。
しかし、通販のサイトを調べてみると、妙なものまでちゃんと売っているんですね。
僕以外の誰が買っているんでしょう?

舞台用の衣装や小道具は、売られているものを買った方が絶対に賢いです!
材料を買ってきて自分で作ると、かえって高くつくものです。
また、出来栄えも、市販のモノの方が大概良いんです。
衣装や小道具を作っている暇があったら、演技を練習すべきです。
(衣装や小道具担当の人がいる大劇団は別です)
もの作りに執念を燃やす劇団もありますが、それでお客さんがどれだけ喜ぶのでしょう?

去年夏に上演した「狼なんかこわくない」では、豚鼻の小道具を使いました。
これも、通販で購入したものです。
しかし、豚鼻をつけたからといって、まったく笑いの量は増えませんでした。
大きな劇場の後ろの席からは、豚鼻をつけても良く見えないんですよね。
ほとんど、演者側の役作りのために着用していたようなものです。
所詮、衣装や小道具なんて、その程度の効果しかないように思います。
むしろ、完璧なマリー・アントワネットの衣装を着けて舞台に出る方が恥ずかしいではありませんか?
大事なのは、あくまで役者の演技!
それを邪魔しない衣装や小道具が理想なのです。

チームワーク


きのうは、「ぷにぷに!肉の祭典」の稽古でした。
僕は、午後1時から9時半まで稽古場に缶詰!
8時間半に渡って、ほぼ休憩なしで、演技指導を行いました。

きのう、2週間ぶりに、伊東かおりが稽古に参加しました。
稽古の進行が少し遅れているので、5時間ぶっ通しで練習して貰いました。
彼女は体力があるので、長時間の稽古でもまったく疲れを見せずに、食らいついてきましたね。
すごく頑張ってくれました。
伊東は2本のラヴ・ストーリーに出演します。
彼女が可愛く見えなければ、作品の魅力が台無しです。
きのう、稽古を進める中で、伊東に段々可愛らしさが出てきましたね。
多分、稽古をすればするほど、可愛くなっていくのだと思います。
今後、出来るだけ、稽古量を増やしていきたいですね。

1468159576048.jpg


夜は、不条理コント「キョンちゃん」の稽古を行いました。
この作品は、順調に完成に向かって進んでいます。
出演する松本美由紀とビジュリーが自主稽古を行うなど、かなり積極的に取り組んでいるからでしょうね。
はっきり言って、演劇作品の出来は稽古量に比例します。
まだ、バタバタしてうるさい感じもしますけど、それはこれから調整していけば大丈夫!
必ずや、素晴らしい上演になると確信しています。

今回の出演者たちは、みんな稽古が好きで、楽しそうに取り組んでくれます。
おかげで、和やかに、かつ明るく稽古を進めることができます。
非常に良いチームワークが生まれつつあります。
この調子で、8月21日(日)に向けて、頑張っていきましょう!

 

 

1468159589162.jpg

 

作品以外の部分


きのうは、朝から晩まで色々あって、大変忙しい一日でした。
しかし、その間隙をぬって、僕は「ぷにぷに!肉の祭典」の細かい部分の演出を決めていきました。

上演する各作品の演出は、すべて決まっています。
しかし、公演全体のオープニングや、エンディング。
また、作品と作品の間のつなぎの部分は、各作品のイメージが固まらないと決定できません。
このほど、ようやくその段階に到達したので、きのう決定に至りました。

"ぷにぷにパイレーツ"は、稽古の際、出演者全員が顔を合わせることは滅多にありません。
どうかしたら、本番当日に、ようやく全員が揃うことさえあります。
つまり、出演者を実際に動かしながら、フィナーレの演出を決めることはできないのです。

僕の場合、グッと集中力を高めていくと、舞台上の映像がはっきりと目に浮かんできます。
絵面が見えるだけでなく、喋っている声や、会場の熱気まで感じられるのです。
その世界に没入した状態で、並びや立ち位置を変えてみたり、スピードを変化させたりします。
様々なシュミレーションを行うので、これには、大変時間がかかります。
何十通りもの組み合わせを、脳内で試してみなくてはならないからです。
すべて頭の中の作業なので、止まっているように見えるかもしれません。
しかし、本当に体を動かす以上に、体力を消耗します。
きのうも、あまりにくたびれたために、途中で吐きそうになってしまいました。

そんなこんなで、ようやく、作品以外の部分の詳細な演出が決定しました。
きょうの稽古から、そこもみっちり練習していきたいと思っています。

短調


モーツァルトのピアノ協奏曲は第27番まであります。
そのうち、短調は2曲しかないそうです。
当時は、お客さんを良い気持ちにするために、長調が好まれていました。
劇の伴奏や、宗教音楽以外で短調を用いるのは、特殊なケースだったようですね。

なんと示唆に富んだお話でしょう!
参考にしなければ!

なぜ"肉の祭典"?


8月21日(日)に開催する次回公演のタイトルは、「ぷにぷに!肉の祭典」です。
「なぜ、"肉の祭典"にしたのですか?」という質問を、たくさん受けるものと思っていました。
しかし、情報を公開してから2週間、これまで何のリアクションもありませんでした。
劇団員からも、そんな疑問の声は一切挙がってきません。
うーん!ユニークな公演タイトルにしたつもりだったのに...。
誰からも、興味を持たれていないということなのか...。
無念...。

こうなったら、自分から、公演タイトルの意味を白状してしまいます。
今、日本は、大変な肉ブームですよね?
「肉フェス」など、肉をテーマにしたイベントはどれも大盛況!
地元産の肉を使った地域おこしも、各地で話題になっています。
外食産業でも、肉を扱うお店はどれも堅調で、売り上げや店舗数を伸ばしているそうです。
つまり、肉を前面に押し出せば、人気爆発間違いなし!
観客が少ないことで知られる"ぷにぷにパイレーツ"も、肉を主役に据えれば大入り満員になるのではないかと考えたのです。

今回の「ぷにぷに!肉の祭典」では、4本の作品を上演します。
そのすべてが、肉をテーマにしています。
前半に上演する2作品は、肉を食べさせるお店が舞台となっています。
後半の2作品は、ちょっとひねった形で、肉の魅力を展開していきます。
肉が好きな方なら、必ずやご満足頂ける公演となっていると思います。
きっと、満腹になってお帰り頂けるはずです。

1468018398617.jpg


実は、僕自身は、肉があまり好きではありません。
どちらかと言えば、苦手な方です。
肉を沢山食べると、大概、体調を崩します。
焼肉なんて、もう何年も食べていません。
たまに口にするのも低カロリーの鶏肉ばかり!
(写真は鶏肉の料理です)
そんな僕が作る作品ですから、普通のお肉はあまり登場しません。
一癖あるお肉ばかり出て参ります。
でも、安心して下さい。
過去に上演した「特別料理」や「銀色の箱」のような、グロテスクな作品はありませんので...。

 

1468018435433.jpg

 

 

関口知香のご紹介


8月21日の「ぷにぷに!肉の祭典」の出演者をご紹介するシリーズです。
きょうは、関口知香をご紹介します。

関口は、去年1月の「ぷにぷに!新進新人女優新春逡巡ショー」に出演しました。
今回で、2回目の参加となります。

関口の特長は、とにかく可愛い!
しかも、若い!
我が劇団で唯一の20代です。
大変貴重な戦力です。
そして、性格が大変マジメ!
一所懸命、作品に取り組む姿勢は素晴らしいものがあります。
また、素直なので、演出家の指示を必死で守ろうとします。
演出担当の僕としては、適切なアドバイスをしなくてはならないので身が引き締まる思いがします。

今回、関口は、社会風刺コント「安定供給のために」に出演します。
この作品は2011年に初演したもので、5年ぶりの再演となります。
作者の僕自身がとても気に入っている作品で、初演時の評判も上々でした。
きっと今回も受けると思いますよ。

コントを成功させるために役者に求められるものは、まず、正確性!
そして、動きとセリフのキレ!
さらに、劇場の空気を感じる力です。
練習量が如実に結果に表れるのが、コントです。
関口には、寸暇を惜しんで稽古して頂きましょう!

 

花火8.jpg

 

エリア・カザン


あなたが何かする前に、彼らに何ができるかを見ろ。

映画「エデンの東」の監督で、舞台演出家としても知られるエリア・カザンの言葉です。
演出家が戒めなければならないことです。
自分ですべてを決めようとしてはいけません。
それと同時に、すべての責任を負う自覚も持たなくてはなりません。

全方位から攻める!


「ぷにぷに!肉の祭典」のアンコールで上演するコントの稽古を、一昨日から始めました。
1人欠けていましたが、みんなセリフをきちんと覚えていたので、いきなり突っ込んだ稽古ができました。
うちの劇団に限らず、役者の皆さんは、初回の稽古から、完璧にセリフを覚えて参加した方が良いですよ!

このアンコールコントは、我ながら、相当面白いですね。
作者の僕がイメージしていた以上に、素晴らしい出来栄えだと思いました。
役者の個性が存分に生かされている上に、「これでもか!」と大量のギャグが盛り込んであります。
それも、セリフのギャグだけでなく、動きのギャグがたっぷり入っています。
全方位から観客を攻めるコントになっています。
これだけ密度の濃いショートコントを上演する劇団が、ほかにあるでしょうか?
この作品を見るためだけに来場しても、十分価値があると思いますよ!
是非、8月21日(日)は、横浜の「あかいくつ劇場」にお越しください。

ビジュリー池


きのう、「ぷにぷに!肉の祭典」の稽古を行いました。
本番まで1か月半と迫ってきましたから、出演者たちもギアを上げてきましたね。
ようやく、稽古らしい稽古になってきました。

芝居は、セリフと動きを覚えて、それを実行すれば良いというものではありません。
役者が心を動かし、それが観客の心を動かすのです。
きのうは、そうした意識の流れを中心に稽古していきました。

内容的にも厳しい稽古でしたが、暑さの方も相当厳しかった!
稽古場のエアコンがまったく効きません。
そうしたら、ついに出現しました!
伝説の「ビジュリー池」が!
ビジュリーが倒れたところだけ、床の色が変わっていたのです。
しかも、ビジュリーが着ていた黒いポロシャツは塩をふいて真っ白に!
おお、なんと恐ろしい!
8月21日の本番が思いやられます。
猛暑の中、熱い照明を浴びたビジュリーは、どれだけ汗をかくのでしょう?
ビジュリーの出番を後の方にしないと、みんな汗を踏み踏み演技をすることになってしまいます。
早急に公演計画を見直さなくては!

 

1467556584030.jpg

 

500枚


1週間前に注文した「ぷにぷに!肉の祭典」のチラシが完成したという連絡がきました。
そこで、「ねこのしっぽ」という新丸子の印刷屋さんに取りに行ってきました。
出来上がりを見ると、これが実に良い!
僕が作った原版より、綺麗に仕上がっています。
本公演のチラシには8人出演しますので、8枚の写真を使っています。
その写真の明るさなどを、プロが上手く整えてくれたようです。
印刷の質が高く、料金も手ごろなので、今後もチラシは「ねこのしっぽ」さんに頼もうと思っています。
今回、500枚も印刷しましたので、ガンガン配りますよ!
僕とすれ違った人は嫌でもチラシを渡されることになりますので、必ず受け取って下さいね。
(すでに、きのう、沢山ばらまいてきました)

さて、きのう、劇団員の一部が、自主稽古を行いました。
先週の日曜日の稽古の出来があまりに悪かったので、反省したようです。
しかし、これは当たり前のこと!
せっかく貴重な舞台のチャンスを手にしているのに、稽古しないでどうする?
特に、複数人数の芝居は、稽古の量をこなさないと呼吸が合ってきません。
稽古しないで上手くいくのなら、誰もが名人になります。
結果は努力の総和にすぎません。
もっともっと頑張って稽古して頂きたい!
派手な舞台を作るためには、地味な努力が欠かせないのです。

チェリー君


普段をお酒を飲まない僕ですが、昨夜は、旧友と数十年ぶりに飲みに行きました。
大学時代の数少ない友人、チェリー君です。
チェリーは哲学、僕は演劇を専修したので、一緒に授業を受けたのは1年生の語学ぐらいです。
でも、気が合うせいか、当時から良く飲みに行ったり、彼がうちに泊まりに来たりしていました。
そこで、青臭い議論を延々と繰り広げていたものです。

きのう、久しぶりに会ったにもかかわらず、いきなり議論伯仲!
お互いの現状を聞いたりする間もなく、演劇論や哲学論に突入していきました。
特に、「美」とは何かという話は大いに盛り上がりました。
たまたま相席になった隣の美女が思わず話に加わってくるほど、我々は熱く語っていたようです。
こういった芸術論は、僕の一番の好物です。
しかし、ここまで深く議論できる相手は、なかなかいません。
哲学で武装しているチェリーは、僕にとっては好敵手!
実に愉快で濃密な時間を過ごすことができました。
何年たっても、人間の本質は変わらないものです。

チェリーの本業は観光ですが、最近、演劇を使った地域おこしにも取り組んでいるようです。
そのため、演劇の話がじっくりできたのも良かったですね。
プロデューサー的な視点を持っているため、その辺の劇団員より深く深く演劇を捉えようとしています。
実に素晴らしい!
演劇の世界でも、お互い切磋琢磨していけたら良いなと思っています。

松本美由紀のご紹介


8月21日の「ぷにぷに!肉の祭典」の出演者をご紹介しています。
きょうは、劇団の中堅メンバーとなった松本美由紀です。

松本は、去年8月の「ぷにぷに in 人形の家」で、"ぷにぷにパイレーツ"に初参加しました。
ことし3月の「ぷにぷに実験室」にも出演していますので、本公演で3回目となります。

松本の特長は、とにかく可愛い!
そして、稽古熱心!
誰よりも良く練習し、いつも強い向上心を見せてくれます。
また、うちの劇団では珍しい「劇団員気質」の持ち主です。
時間に正確で、決められたことはきちんと守り、他のメンバーにも気遣いが出来る!
本当に貴重な戦力となっております。

特に、今回の稽古を見ていますと、どんどん創意工夫を加えるようになってきたように思います。
作品全体のバランスの中で、自分がどう振る舞うべきかを意識するようになったのでしょう。
役者らしい感じが出てきましたね。
今後、うちの劇団には、絶対に欠かせない人材となりそうです。

松本は、「ぷにぷに!肉の祭典」で、「キョンちゃん」という不条理コントに出演します。
お母さん役なのですが、非常に難しい演技が要求されます。
この役が、作品全体の流れを決めていくのです。
「キョンちゃん」の成否は、お母さん役に掛かっているといっても過言ではありません。
なにせ、舞台初挑戦の人もいれば、子役も出演する作品です。
松本には、作品の司令塔として、さらに頑張って頂きましょう!

 

こぶた3.JPG