ぷにぷにパイレーツ

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拍手のタイミング


お芝居を見に行ったとき、拍手のタイミングで困ることはありませんか?
果たして作品が終わったのか?それともまだ続くのか?新作の場合、まったく分かりません。
エンディングがどうなるか知っている人じゃないと、確信を持って拍手の口火を切ることはできません。

そこで、今は、ほとんどの公演で劇団のスタッフが率先して拍手を送り、それに合わせて観客が拍手をする形になっています。
多分、それが一番間違いがない方法だと思うのですが、身内から拍手を始めるというのはいかがしょう?
僕は、そんな"やらせ"臭いことは嫌なので、これまでスタッフに拍手を強要したことはありません。
そうすると、一体、どうなると思います?
終演しても、まったく拍手が起こらないんですよ!
映画の終わりと同じように、シーンと静まり返った中、お客様が三々五々お帰りになるんです。
だからといって、公演の評判が悪いわけではありません。
「十分満足しているのだが、タイミングが分からないので拍手しなかった」という声を、沢山聞きました。
また、「拍手したくて仕方なかったのに、周りが誰もしないので、できなかった」という意見もありました。
僕自身は拍手を欲しいと思ったことはありませんが、お客様は拍手をしないと物足りなく感じるようです。
うーん!どうすれば良いのでしょうか?

クラシックのコンサートの開演前、「携帯電話の電源をお切りください」といった注意事項と同時に、「指揮者がタクトを下ろしたら、拍手をして下さい」とアナウンスされることがあるそうです。
いっそのこと、指揮者が観客に拍手の指揮をしたらどうなんでしょう?

愛の行為


これはこれで、ひとつの大いなる愛の行為なのです。
しかも不思議なのは、それがどこで起ころうと、人生で最も濃厚な愛の行為となることです。
そして、それは何百人もの人々を巻き込みます。
何百人もの人々と呼吸をともにし、脈拍をともにするのは素晴らしい。
彼らが感情を共有し、特別な何かが起こりだすと...、時々、もうたまらなくなる。

偉大な指揮者、レナード・バーンスタインが音楽について語った言葉です。
演劇人も、こんな意識で作品を作っていかなければならないように思っています。

不条理


「ぷにぷに!肉の祭典」の公演で、不条理コント「キョンちゃん」を上演しました。
すると、何人かのお客様から「"不条理"って何ですか?」との質問を受けました。
僕には適切な説明が出来ないので、カミュの"不条理"の定義を引用したいと思います。

世界の属性でも人間の属性でもなく、人間に与えられた条件の根源的な曖昧さに由来する世界と人間との関係そのものであり、理解を拒絶するものと明晰な理解への願望との果てしない対決である。

どうです?
お分かり頂けましたか?
上記の文章を読んだ今のあなたの心情こそ、"不条理"そのものです!

挑戦的かつ刺激的


先日の唐揚げ専門店での雑談から生まれた企画が、本物になりそうです。
現在、詳細を詰めているところです。
非常に挑戦的で刺激的な公演となりそうです。
"ぷにぷにパイレーツ"ならではの企画といえそうです。
公演の概要が正式に決まったら、皆様にお知らせさせていただきます。
今しばらく、お待ち下さい。

基本の稽古会


アートマイム作品の発表が終わり、一段落!
そこで、きのうの夕方、劇団員が集まり、基本を稽古する会を開きました。
本公演を行うのは少し先になりそうですが、こういう時期こそ実力をつけるチャンスです。
台本の読み込み方を、丁寧にやっていきました。

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稽古終了後、近くのアメリカンダイナーで打ち上げをやりました。
懸案だった「ベーコンチーズバーガー」を、ついに口にすることが出来ました。
(「ぷにぷに!肉の祭典」をご覧頂いた方なら、その意味をお分かり頂けると思います)
あまりに楽しかったので、あっという間に一日が過ぎていきました。

 

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マンゴー・パフェ


昨夜、無事、アートマイム作品の発表を終えました。
ありがたいことに、まずまずの好評を頂きました。
狙いとしていたことがちゃんと伝わっていたようなので、ホッとしています。
作品の世界観を気に入ってくれた人がいらっしゃったのも、嬉しい限りです。
ストーリー上に大きな展開がないわりには上演時間が17分もあるのですが、退屈されることもなくて本当に良かったです。
逆に、発表を通して、技術的に未熟な部分がはっきりしました。
また、僕の悪い癖ですが、丁寧に細かく演じ過ぎてうるさく感じられるところも多々あったようです。
そういった部分を精査し、今後、さらに厳しい稽古を重ねていくつもりです。
特に、下半身の強化は必須!
頑張って完成度を高めていって、次の"ぷにぷにパイレーツ"の本公演で皆様にお目に掛けたいと思っています。
今しばらく、お待ちください。

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発表終了後、近所のファミリーレストランで打ち上げが行われました。
僕は、自分の稽古不足を大いに反省したので、食事は抜き!
その代わり、ちょっと変わったマンゴー・パフェを頂きました。
反省の色が見られない...。

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さて、アートマイムの発表の前に、セルリアンタワー能楽堂で狂言「万乃会」を拝見してきました。
超満員の見場の中、素晴らしい演技を堪能させて頂きました。
僕の作品のルーツは古典芸能にあるので、毎年秋の恒例となっている「万乃会」を拝見するのは大変勉強になります。
能楽堂の熱気や盛り上がりを体験するのも、大きな刺激になりますね。

 

 

目指せ!真打


おととい(22日)、立川志獅丸君の落語を聞きにいきました。
志獅丸君は、僕を除けば"ぷにぷにパイレーツ"の公演に最多出演している落語家です。
現在は二つ目で、真打昇進を目指して頑張っているところです。

落語会が開かれたのは、なんと、うちの劇団員の脇坂君の自宅!
2階の広間に座椅子を並べるシンプルな会場です。
高座は、お好み焼き用のテーブルの上に、座布団を敷いたもの!
なんとも手作りな会ですが、毎年秋に開催されていて、ことしで5回目になるそうです。

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久しぶりに志獅丸君の落語を聞きましたが、上手くなっていましたね。
貫禄と落ち着きが出てきて、非常に聞きやすく、また面白くなりました。
特に、人物の演じ分けが明確になり、情景が目に浮かぶようになっていました。
今回の演目が、「堪忍袋」と「引っ越しの夢」だったので、余計そう感じたのかもしれません。
あの実力があれば、いつ真打に昇進してもおかしくありません。
あとは、真打昇進を決める権限のある志らく師匠に、どうアピールするかですね。
頑張って頂きましょう!
皆さんも、機会があれば、一度、志獅丸君の落語を聞いてやってくださいね。

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この日、僕は夕方から用があったので、落語会だけで失礼しました。
その後、脇坂君の料理が振る舞われる大宴会に突入したようです。
大変なご馳走が用意されていましたよ。
僕は、それが食べられないのが分かっていたので、事前に美味しいものを頂いておきました。
脇坂邸の近所にある、石窯で焼く人気のピザ屋さんでお昼を食べたんです。
僕は取り立ててピザが好きというわけではありませんが、なぜか食べる機会が多いですね。
「ぷにぷに!肉の祭典」の稽古の前後にも、稽古場の近くでイタリア人が営んでいるピザ屋さんに良く行っていました。
だから、舌が肥えてしまって、冷凍食品のピザはもう食べられません!
(実際に出されたら、食べてしまうと思いますが...)

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さてさて、いよいよ本日、マイム作品の発表をさせて頂きます。
構成は出来上がっているのですが、いかんせん、稽古量が足りていないので完成度が低い...。
物語ではなく、演技の質を見せる作品にしたつもりなので、普通以上にそう感じてしまいます。
でも、できないことはできません!
今できることを、精一杯やってきたいと思います。

 

 

 

究極の健康法


涼しくなったとはいえ、僕は朝から汗だくになっています。
マイムの稽古をしたら、10分もしないうちに汗が床に滴り落ちます。
血流は良くなるし、深い呼吸をするし、体幹を駆使するし、全身運動だし、集中力も養える!
アートマイムは、究極の健康法かもしれません。

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僕が熱を放っているせいかもしれませんが、ちょっとした異変が!
一度終わってしまったうちのテラスの百日紅の花が、再び咲き始めました。
まだまだ俺の夏は終わっちゃいないぜ!
そもそも、「ぷにぷに!肉の祭典」に夢中になっていたから、夏は始まりもしなかったぜ!
気候に逆らって、これから僕の夏を満喫したいと思います!
さあ、もう一汗かこう!

 

出演してみたい!


「暑さ寒さも彼岸まで」
上手いことを言ったもので。
多少の誤差はあれど、毎年、この時期になれば確実に涼しくなります。
皆様、お風邪など召されませよう、ご注意下さい。

さて、ふと気が付けば、「ぷにぷに!肉の祭典」から1か月以上が経過していました。
あの公演をご覧になって、こう思われた方が何人かいらっしゃったようです。
「私も、"ぷにぷにパイレーツ"の舞台に出演してみたい!」

制作者としては、大変うれしいことですね。
演劇に興味を持って貰えるだけでも、今どき、すごいことなんです。
ましてや、「やってみたい」と思われるなんて、出演者たちが輝いていた証拠だと思います。

ただ、芝居は、見ている分には簡単そうですが、やってみると本当に難しいんです。
セリフを暗記するだけで、ほとんどの人が挫折してしまうと思います。
緊張感いっぱいの本番でスラスラとセリフが出てきて、動きもつけて、感情も入れるとなると、まさに至難の業!
さらに、お客様の反応に合わせて演技をするとなると、これこそ神業です!
事前に相当なトレーニングを積んだ人じゃないと、本公演の舞台に上げるわけにはいきません。

しかし、"ぷにぷにパイレーツ"としては、演劇に興味を持った方のために間口を広げておかなくては!
本公演出演は難しいとしても、演劇体験ができる機会を設けたいと思っています。
なにか良い方法はないか、これから考えていきますね!

また攣った!


また、足が攣ってしまいました。
マイム作品を作っていると、毎度のように足が痙攣を始めます。
普段から体を鍛えているつもりですが、マイム用の筋肉はそれとは別のようです。
特殊な動きが多いですし、ある特定の部位を酷使することが多いからだと思います。
それに、繰り返し繰り返し同じ動きをすることで、負荷がかかりすぎるでしょう。
でも、さらに稽古を進めていくと、段々、平気になっていきます。
筋肉が鍛えられるとともに、効率の良い体の使い方が覚えられるのです。
要は、辛くない稽古をしても、自分は向上しないということです。
無理しすぎないよう、適度に過酷な稽古を続けていきます。

9月の演劇基礎講座


きのうは、夕方から急に気温が下がって、肌寒く感じるほどでした。
半袖で外出していた僕は、慌てて長袖のカットソーを購入しました。
半額セールだったので、980円!
無駄な出費をしてしまいましたが、安いものが見つかって良かったです。
これからは、必ず、羽織りものを持ち歩くことにいたしましょう。

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さて、先月は「ぷにぷに!肉の祭典」を開催したため、お休みを頂きました。
今度の日曜日・25日に、2か月ぶりとなる「演劇基礎講座」を開催します。
今回は、より実践的な内容を考えています。
単に発声するだけでなく、表現としての発声を模索していきます。
また、聞き手がワクワクするような文章の読み方も練習して頂きます。
時間は、13:00~15:00。
会場は、溝の口駅から徒歩5分の「大山街道ふるさと館」です。
会場費や教材費として、2500円頂きます。
参加希望の方は、事前の連絡は不要なので、当日、直接会場にお越し下さい。
皆様のご参加をお待ちしています!

 

唐揚げ専門店


先日、唐揚げが大好きな劇団員と、唐揚げ専門店に食事に行きました。
そこで、「ぷにぷに!肉の祭典」や、今後の公演について、いろいろ話をしました。
やはり、劇団員とは、腹を割って話をする機会を作らないとダメですね。
あらたまった形で意見を聞いても、なかなか本音は聞き出せません。
個別に聞き取り調査をしなければ、意味がないように思いました。
また、下らない話をしながらブレインストーミングをしているうちに、具体的なイメージが浮かんでくることがあります。
僕一人で考えていたら絶対に思い付かない、面白い発想が湧いてくるんですね。
近々、やってみたい公演企画が一つ決まりました。
実現を目指し、可能性を模索していきたいと思っています。

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そのお店は、唐揚げ専門店だけあって、ユニークなメニューが沢山ありました。
唐揚げも様々な部位がチョイスできて、「ネック」や「すなずり」など食べたことのないものを試しました。
でも、僕は芸術論を展開するのに夢中になって、味の記憶がありません...。

 

ケーキセット


先日、劇団員の一人と、打ち合わせのため喫茶店に入りました。
ちょっと小腹もすいていたので、ケーキセットを注文することにしました。
どんなケーキがあるのか、メニューを見てビックリ!
モンブラン、アップルパイ、レアチーズと並んで、たこ焼きがあるではありませんか!
しかも、セットでなくても、単品でもいけるとしてあります。
うーん!このセンス、素晴らしい!

 

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僕は、たこ焼きの魅力にも惹かれましたが、結局、大好きなモンブランを注文しました。
ただ、一緒に頼んだドリンクがいけなかった!
ピンクレモネードとモンブランは合いませんぜ!

 

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四苦八苦


来週発表するマイム作品の制作に四苦八苦しております。
構想は次々に湧いてくるのですが、なかなか完成に至りません。
やはり、僕はセリフ劇の方が向いているようです。
セリフ劇は、頭の中でイメージを作り、稽古でそれに近づけていけば良いという感じです。
しかし、マイムの場合、全然、自分のイメージ通りになりません。
なぜなら、肉体には限界があるからです。
言葉で観客のイメージを補足することができないため、体で表現できないものは舞台に掛けられないのです。
自分が描きたい世界観を、身体表現だけで描き切るのは本当に難しい!
特に、僕は体が硬いため、他のマイマーより出来ることが少ないのです。
また、僕はストーリー中心で作品を作るので、どこかに限界が生じます。
意味が分からないシーンがちょっとでもあると、その作品は価値を失います。
さらに、ただ粗筋が分かるだけの作品を上演しても意味がないため、そもそものハードルが非常に高いんです。
厳しい!実に厳しい!
でも、これを乗り越えることが、自分の成長につながります。
残された時間、精一杯頑張ります!

極上の出来


演出家は、役者のダメなところばかりを探してしまいます。
本番でも、「あーあ...」「違う、違う...」「何やってんだ...」と思い続けてしまいます。
ですから、公演終了直後は、毎度、「今回の公演は失敗に終わった」とガッカリするんです。

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しかし、しばらく時間を置くと、もっと冷静かつ客観的に公演を振り返ることができるようになります。
そうすると、いろいろなことが許せるようになってくるんですね。
また、今回、良かった部分を見つけることができるようになるんです。

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今考えると、「ぷにぷに!肉の祭典」は、全体的にすごく良い公演だったように思います。
娯楽性と芸術性が適度にブレンドされている上に、ほとんどのお客様にご満足頂きました。
芝居がグダグダになるところも少なく、大失敗はありませんでした。
まさに、関係者全員がベストを尽くせた公演でした。
上を見ればキリがありませんが、現状としては極上の出来だったのは間違いありません。
「来年、今回と同じレベルの公演をやれ!」と言われたら、結構、プレッシャーがかかると思います。
もちろん、僕としては、常に前回を超えるつもりで制作していますが...。

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公演が成功したからこそ、次回は全然違ったものを見せていかなくてはなりません。
今回は、僕が得意とするジャンルの作品を並べて、確実に受けを取りにいきました。
今度は、僕自身がかつて挑戦したことのない新たな世界を探っていきたいと思っています。

 

 

 

87本


第31回公演「ぷにぷに!肉の祭典」では、5本の作品を上演しました。
これで、"ぷにぷにパイレーツ"が上演した作品の総数が、118本となりました。
そのうち、オリジナル作品は87本です。
ものすごい数ですね。
良くアイディアが尽きないものだと、我ながら感心してしまいます。

僕は、脚本を書くのが大好きです。
だから、次々に新作を書き上げていきます。
本来なら、好評だった脚本は、出演者や演出を変えて再演すべきだと思います。
しかし、僕の脚本執筆のペースに、上演が追いつかないんですね。

そこで、どなたかに、僕の脚本を上演して頂きたいと思っています。
上演時間が30分以内の作品が多いので、扱いやすいと思うんです。
コンテストやフェス等で上演するのにも、便利ですよ。
今回上演した「キョンちゃん」や「安定供給のために」などは、自信を持ってお勧めいたします。
絶対に受けますし、それなりにメッセージ性や文学性を持ち合わせていますので、どなたにでも喜んで頂けるはずです。
なお、セリフや演出は、自由に変更して頂いて結構です。
ご希望の方、あるいは劇団は、遠慮なくお申し付け下さい。

イメージチェンジ


「ぷにぷに!肉の祭典」で、伊東かおりは大きくイメージチェンジしたのではないでしょうか?
これまで僕は、伊東にグロテスクなサスペンス作品ばかり当てていました。
彼女の個性や演技の特性を考えると、そういう作品が最も栄えると思ったのです。
でも、もうそろそろ違ったタイプの作品をやらしてあげなくてはいけません。
そこで、今回は、真逆の方向性のラブ・ストーリーを担当してもらうことにしました。

しかし、伊東のイメージは、カルメンのように情熱的なものではありません。
クールでシャイな印象があります。
それに合わせて、「トマト」という男女の心の機微を描いた爽やかな作品を書いてみました。
しかし、その脚本を読んだ伊東から不満の声が!
「これじゃあ、素の私そのままじゃない...」

まずいと思った僕は、慌てて、官能的な無言劇「くちづけ」の脚本を書き上げました。
とてもエロチックな内容なのですが、女性のキャラクターはやはりクールなままにしておきました。
情熱的な女性を設定すると、絶対上手くいかないと思ったからです。
「トマト」と「くちづけ」の作品の印象は、まったく違うと思います。
しかし、女性のキャラクターは、ほとんど変わっていないんですよ。
役者に難しい演技を強いるより、本来持っている特性を大きく伸ばした方が、絶対に良い結果が得られます。
軽自動車でレースに出ても勝てませんし、F1カーで買い物に行ったら不便なのと同じです。

「ぷにぷに!肉の祭典」をご覧下さった方の多くが、こんな感想を漏らしていらっしゃいました。
「伊東さんって可愛いですね!」
「すごく綺麗でした!」
「男性なら、誰でも好きになってしまいそうですね!」
イメージチェンジ、大成功!

 

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予想通り


「ぷにぷに!肉の祭典」で、"ぷにぷにパイレーツ"に初めて参加したビジュリー君!
稽古に意欲的に取り組んでくれました。
セリフ劇初挑戦にもかかわらず、そのマイナス面はほとんど感じられなかったと思います。
パワフルに、力いっぱい、体当たりで演技をしてくれました。
舞台経験も豊富なので、ダメ出しをすると、すぐにその意図を理解してくれるがありがたかったですね。
また、他の役者さんとも上手くコミュニケーションが取れて、良いコンビネーションを見せてくれました。
貴重な男優として、活躍してくれましたね。

一方、予想通り、本番でやらかしてくれました。
緊張感たっぷりの「くちづけ」の始まる直前に、舞台裏で椅子に激突し「バターン!」という大きな音を立てる!
カーテンコールのフリートークで、アンコールコント「アンケ糸」のギャグのネタバラシを事前にしてしまう!
そのほか、稽古期間を含めると、ユニークなエピソードが大量にあります。
まあ、これもビジュリー君の持ち味なのだから、大目に見てあげなくてはいけませんね!

 

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赤い靴下

 

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お祝いとして、こんなものを頂戴しました。
早速、着用していますよ。
赤いものを身に着けると体に良いといいますが、このデザインはなお良い!
足元から、ホカホカ温まってくる感じがします。

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さて、きのうから急に涼しくなって、秋めいてきましたね。
随分早い時間から、外は真っ暗になっていました。
しかし、気温が下がっても、マイムの稽古をしたら汗だくになってしまいます。
熱中症みたいな症状が出たので、クーラーと扇風機の両方をつけてしまいました。
また、稽古終了後、1リットル以上の水を一気に飲み干しました。
ボクシングの練習をしても汗が止まらなくなりますから、まだまだ、夏の気配が残っているようです。

 

 

神ってる!


最高でーす!
まさに、神ってる!
きのう、広島カープが、25年ぶり7回目のリーグ優勝を決めました!
いやー、泣いた!泣いた!
今も、VTRを見ながら目頭が熱くなっています!
申し訳ありませんが、しばらく、この余韻にひたらせて下さい!
演劇活動は、また明日から!

「ぷにぷに!肉の祭典」MVP


「ぷにぷに!肉の祭典」のMVPを挙げるとすると、間違いなく、松本美由紀です。
舞台上の演技だけでなく、全方位で頑張ってくれました。
僕が設定した稽古日だけでは足りないと、自分で稽古場を予約して、僕に追加稽古を求めました。
また、役者たちだけで、自主稽古も行っていたようです。
衣装や扮装を誰よりも早く決め、稽古の時には毎回それを着用していました。
そして、なにより、動員や宣伝を誰よりも頑張ってくれました。
今回、あの大きな客席がほぼ満員になったのは、すべて松本のおかげです。
その貢献度は計り知れません。

演技に関しても、毎度、創意工夫を凝らしてきます。
僕はシンプルな芝居が好きなのですが、松本の個性からすると多少動きがある演技が適当だと感じました。
ただ、やり過ぎるきらいがあるので、「それはやっちゃダメ!」と禁止する演技が沢山ありました。
でも、役者たるもの、それぐらいのモチベーションがないといけません。
いろんなことやるだけやって、徐々に無駄を削ぎ落していけば良いと思います。
僕も若い頃はやり過ぎる方でしたから...。

女優としても、スタッフとしても、本当に有能な松本は、"ぷにぷにパイレーツ"にはなくてはならない存在となりました。
今後は、さらに本腰を入れて、公演作りに邁進してもらいたいと思っています。

 

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頑張り屋さん


「ぷにぷに!肉の祭典」で、「安定供給のために」に出演した関口知香は頑張り屋さんです。
普段から、一所懸命練習していることが良く分かります。
上演ごとの出来不出来の差が小さく、今回のメンバーの中では最も安定した演技を見せてくれました。
演出を担当した僕も、何の心配もなく、本番を任せることが出来ました。

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そんな関口も、稽古序盤は相当苦しんだようです。
必死になればなるほど空回りしている感じでした。
「やる」ことが中心になっていて、「見せる・聞かせる」ことが疎かになっていたんです。
そこで、ある日、僕はかなりきついことを言ってしまいました。
大概の役者なら、そこで精神的に潰れてしまうぐらい、厳しい一言だったと思います。
しかし、そこで関口は大きく変わりましたね。
その次の稽古から、別人のように、生き生きとした演技を見せるようになったのです。
稽古を重ねるたびに長足の進歩を遂げていき、本番時には舞台を支配できるようになっていました。
短期間でこんなに伸びるとは思っても見ませんでした。
実に素晴らしいことです!
今回の経験を踏まえて、次の出演では、さらに見事な芝居を見せてくれることと思います。

当たり前のことですけど、上手くなる人は、必ず他の人以上の努力をしています。
また、適切なアドバイスをしてくれる人も必要です。
そして、そのアドバイスを受け入れる広い心を持っていなくてはなりません。
関口の成長を通して、そんなことを感じました。

 

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演出家に徹する!


「ぷにぷに!肉の祭典」を通して、僕は改めて痛感しました。
大勢が出演する舞台では、演出家に徹するべきだと!

皆さん、信じて下さらないのですが、僕は舞台に出演することにあまり興味はありません。
僕が好きなのは、舞台作品を作ることです。
できれば、全体を見渡せる総監督的な立場でありたいのです。
しかし、自分が舞台に立ってしまうと、俯瞰で見ることができません。
今、舞台がどうなっているか、演出家自身が分からないのです。
また、役を演じていても、常に演出家目線です。
共演者のアラを探すのに必死になって、自分が演じている役柄がお留守になってしまうのです。
しかも、演出助手がいない"ぷにぷにパイレーツ"の場合、稽古で音響機器等を操作するのは演出担当の僕になってしまいます。
芝居しながら、ダメ出ししながら、様々な機械を操作していたら、絶対に演技に集中できません。
今回、本番のクオリティがどうだったかは分かりませんが、自分としては不完全燃焼のままです。
(お客様からの評判は良かったようですが...)
今後、余程のことがない限り、僕は他の人と共演しないつもりです。
この決意を翻さないように、強い意志を持つことにいたしましょう!

「アンケ糸」舞台写真


「ぷにぷに!肉の祭典」のアンコールで上演した「アンケ糸」の舞台写真です。出演は、関口知香、伊東かおり、松本美由紀、松本くるみ、ビジュリーの5人です。この作品は、本当に受けました。全編、爆笑の渦!お客様は皆さん、気分よくお帰り頂けたようです。

 

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「キョンちゃん」ソワレ公演写真


きょうは、「キョンちゃん」のソワレ公演の舞台写真をお目に掛けましょう!
特別出演は、森山修さん!
マチネ公演の藤田直哉さんとは、まったく雰囲気が異なります。
その違いを見比べて頂けると幸いです。

 

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「キョンちゃん」マチネ公演写真


「ぷにぷに!肉の祭典」の4本目に上演した「キョンちゃん」のマチネ公演の舞台写真です。
不条理コントですが、大変良く受けました。
特に、後半は爆笑に次ぐ爆笑!
ほとんどのお客様にご満足頂けたようです。
出演は、ビジュリー、松本美由紀、松本くるみ。
マチネ公演の特別出演は、藤田直哉さんでした。

 

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「くちづけ」舞台写真


「ぷにぷに!肉の祭典」の3本目に上演した「くちづけ」の舞台写真です。
非常に官能的な無言劇です。
出演は、伊東かおりと石崎です。
かなり過激な内容だったので、厳選して公開します。

 

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「トマト」舞台写真


「ぷにぷに!肉の祭典」の2本目に上演した「トマト」の舞台写真です。
爽やかな夏の日のラブ・ストーリーです。
出演は、伊東かおりと石崎です。

 

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「安定供給のために」舞台写真


きょうは、「ぷにぷに!肉の祭典」の冒頭で上演した「安定供給のために」の舞台写真をご紹介します。
出演は、関口知香とビジュリーです。
2人のダイナミックな演技をお楽しみ下さい!

 

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仲良し劇団


あっという間に9月になってしまいました。
ことしも残すところ4か月!
気合いを入れて、創作活動に取り組んでいきます!

さて、「ぷにぷに!肉の祭典」をご覧になって、こんな感想をお持ちになった方が何人かいらっしゃいます。
「雰囲気の良い劇団ですね」
「みんなの仲が良さそうですね」
「劇団員の皆さんの温かみが伝わってきました」

確かに、劇団ぷにぷにパイレーツは、劇団員同士の仲が悪くなったりしません。
でも、それは当然のことです。
短編のオムニバス公演なので、稽古の際、劇団員全員が顔を合わせることは滅多にありません。
劇団員に個別で稽古をつけることも良くあります。
また、僕は配役を考える際に、劇団員同士の相性を重視しています。
揉め事が起こりそうな人は、できるだけ一緒にしないようにしているんです。
これは非常に大事なことなんです。
演劇の現場では、普通の職場以上にトラブルが発生するものですから...。

では、うちの劇団がいかに仲が良いかを証明する写真をお目に掛けましょう!
ようやく「ぷにぷに!肉の祭典」の公演写真の整理が出来ましたから、これから少しずつご紹介しいていきます。
きょうは、ソワレ公演終了後の記念写真です。
出演者とスタッフが一緒に写っています。
スタッフといっても、ぷにぷにファンの皆さんならお馴染みの顔ぶれですが...。

 

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