ぷにぷにパイレーツ

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写真力


横浜美術館で、「篠山紀信展 写真力」という企画展を見てきました。
この展覧会は、写真家・篠山紀信さんの50年あまりにわたる膨大な仕事の中から、篠山さん自身が選んだ写真約120点を、大型パネルに仕立てて美術館の空間に展示構成するものです。
被写体は、俳優、歌手、スポーツ選手、作家、美術家、音楽家、舞踏家、歌舞伎役者ら、誰もが知っている有名人たちが中心です。
雑誌や、CDジャケット、写真集などで見たことのある作品もたくさんありました。
あらためて、篠山さんの写真が、各時代のイメージを形作ってきたことに気づきました。
また今回は、雑誌などの小さなサイズではなく、メートル単位の大きさで展示されていますから、写真の持つ真の力を確認することができました。
最近、美術館はどこも大変な混雑ぶりを見せていますが、この展覧会は週末でもそんなに混みあってはいないようです。
どなたでもお楽しみ頂けること間違いなし!
ぜひ、ご覧ください。
2月28日までの開催です。

 

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ことし最初の練習会


きのう、ことし初めて、劇団の練習会を開きました。
とは言っても、参加したのは1人だけ!
みっちり、マンツーマンで、稽古を行いました。

きのうの参加者は、毎月欠かさず練習会に参加しています。
回を重ねるたびに吸収力が高まり、加速度的にどんどん上手くなっていきます。
「一を聞いて十を知る」感じになってきているんですね。

きのうは、緊張感たっぷりのシーンを練習してもらいました。
稽古の終盤には磁場のようなものが発生し、趣のある場面になっていました。
また、気が充実するからか、とても綺麗に見えるようになっていったんですね。
やはり、稽古は正直です。
本人はクタクタになっていましたが、それだけの収穫はあったように思います。
あとは、きのう学んだことを、普段どれだけ反復練習できるかです。
頑張ってもらいたいと思います。

練習会終了後は、二人きりで新年会!
今後の劇団運営などについて、たっぷり、おしゃべりしました。

暖かいジーンズ


きのう、暖かいジーンズを買いました。
裏地にフリースのような素材が貼ってあります。
その割には生地に厚みがなく、細身に見えるんです。
しかも、セールで、半額になっていました。

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冬の北関東ロケで学んだことですが、寒さを防ぐポイントは下半身にあります。
上をいくら厚着しても、足元が冷えるとゾクゾクしてきます。
ズボンや靴にも、気を遣った方が良いですよ!
見栄えも大事ですけど、まずは健康から!

早速、暖かいジーンズを履いてみましたが、なるほど暖かい!
冬場の屋外でのスポーツ観戦には最適です。
ただ、暖房の効いた屋内だと、軽く汗ばんだりします。
その辺の調整が難しいですね!

 

ドラム・ソロ


先日、新しいタイプの足裏マッサージ器を体験してきました。
さまざまなポイントを、超高速で叩くものです。
どんどんスピードがアップしていって、最後はビリー・コブハムのドラム・ソロのようになりました。
音楽を楽しみながら、疲れもとれる、優れものです。
使用後、眠くてたまらなくなりました。

 

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最低5回


今さらですが、ことしの予定です。
2017年、劇団ぷにぷにパイレーツは、沢山の公演を開催します。
まず、大規模な会場での本格的な公演を3回実施します。
そのうち2回は、僕を中心としたアーティスティックな公演。
残る1回は、大勢が出演するエンタテインメント公演です。
また、勉強会を兼ねた小規模な公演を、最低1回は行いたいですね。
できれば、もう1回、何か変わったことをやりたい!
劇団創立10周年のことしは、賑やかに華やかに盛り上がっていきたいと思っています。

ピアニストのノート


ヴァレリー・アファナシェフさんの著書「ピアニストのノート」を読みました。
2012年に講談社新書メチエから出版されています。
価格は、税抜きで1800円です。
内容はかなり自由に展開していて、「ピアニストは語る」に比べると読みにくいかもしれません。
しかし、我慢してじっくり読めば、アファナシェフさんの音楽論は、本当に素晴らしいものがあります。
また、引用されている様々な言葉にもハッとさせられます。
芸術を志向する人には必読の本だと思います。
是非、ご一読を!

 

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静かな演劇


「静かな演劇」を代表する作・演出家の舞台のTV中継を見てみました。
しかし、僕の感覚からすると、そうとう賑やかでした。
確かに、今はやりの、効果音満載の芝居よりは静かです。
しかし、常に誰かが喋っていて、沈黙するシーンはほとんどありませんでした。

改めて、「静かな演劇」について調べてみました。
"日常のなかに生きる人々を、日常生活レヴェルのエネルギー量で演じる演劇のこと"なのだそうです。
非日常的なエネルギーで叫んだりしなければ、静かな演劇に当たるようですね。

こうしてみると、"ぷにぷにパイレーツ"の作品は、「飛び切り静かな演劇」ですね。
効果音を用いないのは当然として、セリフ量が少なく、沈黙する場面がすごく多いんです。
なかには、一言もセリフがない芝居もあります。
ただ、僕としては、それでもまだまだうるさい感じがしています。
もっと静かな作品にしなくては!
そのためには、僕の体内がさらに静かにならなくては!
作品を作る時だけでなく、普段の生活から改めなくてはいけませんね。

タブレット端末


スマートフォンを新しくしました。
その際、お店の人が「タブレット端末を貰ってくれたら、スマホ代を2万円割引します」と言ってきました。
損をする要素がなかったので、タブレットを貰ってきました。
しかし、端末を無料で配るだけでも驚きなのに、タブレットを受け取るとスマホが2万円安くなるって、どういうカラクリなんでしょうか?

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欲しくて手にしたものではありませんが、せっかくですから有効活用しなくては!
画質も音もかなり良いので、まずは、芝居の稽古のときに役立ちそうです。
それにしても、すごい時代になりましたね!

 

硬い胡桃


またまた、ピアニストのアファナシェフの言葉を引用させて頂きます。

自分の演奏をよく聴いて、ことが起こるままにすることです。
なんとしてもコミュニケーションをとらなければとか、聴衆を征服してやろうとか、彼らのために聴きやすくしようなどと考えるべきではありません。
「そうしないと、聴衆が退屈してしまう」なんて思ったりしないこと。
音楽は硬い胡桃のようなもので、そう簡単には割れません。
誰にでも伝わるようにと、聴衆に妥協するべきではない。
いつも何かをしていなければ、などと思わないこと。
ときには、あなたの力がなくても、ことは成されます。

これは演劇人にも言えることですね。
個性がないのを見てくれとショーマンシップで埋め合わせるのではなく、本物の「自己」を持つ必要があります。
そして、演劇の力を信じなければなりません。

大変だ!


諸事情により、次回本公演の内容を、大幅に見直さなくてはならなくなりました。
完成した脚本を修正するだけでなく、一つの作品は没にせざるをえません。
代わりに、まったく違った新作を用意しなくてはならなくなりました。
こりゃ、大変だ!
まだ時間はあるので、じっくりと取り組んでいきたいと思っています。

ただ飛び立つように


世界的なピアニスト、アファナシェフさんの言葉の抜粋です。

ピアノを弾くときには、ただ飛び立つようにするだけでよいのです。
音楽はすぐそこにあるのですから、軽く叩くようにして、そっと起こしてやればいい。
いままで聞こえなかったその音楽を、突如として聴きとれるようにするのです。
空間のすべてには音楽が充ちています。
そのなかのさまざまな部分を、ほかの要素を壊すことなく扱わなくてはならない。
すべてはなんらかの意味において通じ合い、そして常にそこにあるのです。
そのなかから、ときにはここ、ときにはあそこというふうに、強調していくのが演奏家の役割です。
(著書『ピアニストは語る』より)

僕も、朗読を指導する時、同じようなことを言い続けてきました。
みんな、理解してくれているのでしょうか?

静けさに向かう


世界的なピアニスト、アファナシェフがステージで最初の音を弾くときの感覚について、こう語っています。

静寂を破る、しかしそれを壊さずに、ということがとても重要です。
ステージに上がるとき、こちらが静寂、そちらが音楽というふうに考えたりはしないものです。
ある意味では、静寂と音楽はひとつになっています。
ときには静寂に聞こえてくるし、ときには音楽が静寂になる。
自分がしていることを聴けば、自然とそのようになります。
自分の演奏を聴く、すると音楽が静寂へと育っていくでしょう。
音楽は自ずと静けさに向かうのです。
(著書『ピアニストは語る』より)

舞台俳優も、同様の感覚を持つべきだと思います。
セリフを喋ることばかりに夢中になってはいけません。
セリフ、あるいは動きが静寂へと育つように!
演劇は自ずと静けさに向かうものなのです。

ピアニストは語る


僕が最近読んだ本の中で、断トツに良かったものをご紹介します。
タイトルは、「ピアニストは語る」!
世界的なクラシック・ピアニストとして熱狂的なファンを持つヴァレリー・アファナシエフが、これまでの人生と芸術について語ったことを本にまとめたものです。
講談社現代新書から、去年の9月に発売されています(864円)。

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前半の第一部「人生」は、アファナシェフの半生記です。
はっきりいって、ここはアファナシェフのファン以外は読まなくてもよろしい!
時間があるときに、ゆっくりお読みください。

肝心なのは、芸術そのものについて語った第二部「音楽」です。
これは凄い!
こんなに音楽の核心に迫った言葉を聞いたことがありません。
普段、芸術に取り組んでいない人には、非常に難解だと思います。
しかし、真剣に創作活動を行っている人には、参考になることばかりです。
こんなに示唆に富み、含蓄のある言葉ばかりの本は滅多にありません。
基本は音楽について語っているわけですが、演劇人にとっても役に立つことばかりです。
舞台を通して自分を高めたいと思っている人には、必読の一冊です。

あまりに内容が素晴らしいので、折にふれて、僕が感動した一説をご紹介していきたいと思っています。

 

ベルト


冬のバーゲンで、ベルトを買いました。
このところの激ヤセで、これまで使っていたものがブカブカになってしまったからです。
これといった特長のない、無地の黒にしました。
実際には、近くでよく見ると、こだわりを感じる素材ではあるんですが...。

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前のベルトを15年ほど使い続けたわけですが、いまだに、まったくくたびれた感じがしません。
"DIESEL"という高級ブランドのもので、良い革を使っているのだと思います。
今度のベルトは、どれぐらい持つかな?

 

いくつもの資料


直近の公演の台本を書き上げました。
思ったより、時間が掛かってしまいました。
文章を書くことより、データを調べるのが大変だったんです。
公演の性質上、嘘を言うわけにはいかないので、いくつもの資料に当たらざるをえませんでした。
でも、なんとか完成したので、ほっと一安心です。
あとは、稽古の中で、多少修正を加えるだけだと思います。
面白い上演になるよう、頑張って稽古します。

ご褒美


劇団員の一人から強い要望があったため、急きょ、個人レッスンを行いました。
短い時間だったのに、すごく上手くなりましたね。
僕がちょっとしたアドバイスをすると、見違えるように良くなっていきます。
今回でコツをつかんだようなので、今後の成長がすごく楽しみになってきました。

もちろん、個人レッスンを1回やったからといって、急に上手くなるはずはありません。
この劇団員は、普段から、積極的に基礎の練習会に参加しています。
そこで学んだことを、徐々に、体現できるようになってきていたんですね。
また、発声や発音もとても良くなり、役者らしくなってきました。

やはり、稽古は正直です。
僕の指導は厳しいかもしれませんが、ちゃんとついてくれば、ご褒美があるんですよ!

日曜の午後


ヴラディミール・ホロヴィッツのコンサートは、基本的に、日曜日の午後に開かれていたそうです。
確かに、仕事帰りに、集中して純粋な音楽を聴くのは難しいことです。
仕事の内容を引きずったり、疲れが出て眠くなったりします。
週末、しっかり寝てもらって、昼食をすませて、万全の状態でコンサートに来て貰いたいということだと思います。

ホロヴィッツに倣ったわけではありませんが、"ぷにぷにパイレーツ"の本公演は、日曜日の午後に開催するようにしています。
結局、それが、一番評判が良いんですよ。
実際、日曜の午後ですと、皆さん、かなりの集中力でご覧下さっています。
居眠りする人なんて、一人もいません。
体力的にも、精神的にも、休日の午後が最も充実しているんでしょうね。

一方、夜の時間帯は、翌日が休みの土曜日であっても、集客はサッパリです。
日曜の夜の公演なんて、絶対にやめた方が良いです。
僕は、何度も痛い目にあっていますので...。

天然温泉 平和島

 

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ちょっと前の話になりますが、娯楽の殿堂・平和島に行ってきました。
僕の狙いは、もちろん「天然温泉 平和島」です。

 

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京急線・平和島駅から歩いて10分ほど。
ボーリング場やカラオケ店など、さまざまなレジャー施設の入ったビルの一角にあります。
地下2000mから1日150トン湧出する天然温泉が売りとなっています。
湯上り後は潤いのある肌になり、塩分が肌に膜をつくって汗の蒸発を防ぎ、保湿効果が高いのが特徴とされています。

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ここには、およそ15年前、品川水族館の帰りに一度立ち寄ったことがあります。
人の記憶はいい加減なもので、浴槽の配置等がイメージとかなり違っていましたね。
新たに、高濃度炭酸泉のビューイング・スパもできていました。
何をビューイングするかといえば、大きなTVでした。
環境映像を上映するなら良いのですが、世知辛いニュース番組を放送されても癒されない...。
ただ、リラックスルームはとても広く、入浴後、ゆっくり休むことができました。

 

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入浴料は、平日・大人1800円ですが、短時間の利用ならもう少し安くなります。
ボートレース観戦に訪れた際などに、お試し下さい。

 

 

20世紀前半


あるクラシックの名曲にのせてお送りするつもりで、新作脚本を書きました。
しかし、完成してみると、その曲には合わないような気がしてきました。
戯曲が、想定よりも、エネルギッシュでパワフルなものになってしまったんですね。
そこで、今、その脚本の世界観にピッタリの曲を、探し回っているところです。

当初はまさに古典といった曲を考えていましたが、もっと現代に近い方が良さそうです。
かといって、本格的な現代音楽ではダメなんですよね。
イメージでいえば、20世紀前半の曲でしょうか?
その辺りの音楽にはあまり詳しくないので、これからしっかり勉強します!

上演作品のリスト


劇団創立10周年ということで、過去の上演作品のリストを作りました。
122本のタイトルを眺めていると、とても懐かしく感じられます。
親元から巣立っていった子どもたちの小さかった頃を思い出しているような感覚です。

これまで上演した作品のうち、どれがベストか決めようと思いましたが無理でした。
どの作品も趣向が違いますし、それぞれが独自の面白さを持っています。
同時に、全作品に欠点が沢山あるんですね。
「最高傑作はこれだ!」と言い切ることは出来ません。

ただ、明らかに、出来が良い作品群を選ぶことは可能です。
人間の業を上手くあぶり出していて、普遍性を持った作品は限定できます。
僕自身は、お客様に喜んで貰えた作品より、そうした芸術性が高いと思われる作品の方により愛着を持っています。
これが、今後、僕が進むべき道なんでしょうね。
少しずつ、劇団の方向性をそちらへシフトしていきたいと思っています。

黄緑色の鳥


ことしは酉年ということで、鳥の話題を!

うちのテラスに、鮮やかな黄緑色の鳥が、何羽も遊びに来ます。
出窓から見える百日紅の枝に、しょっちゅうとまっています。
まさにウグイス色なので、「春になれば"ホーホケキョ"と泣くのかなあ」と思っていました。
しかし、近寄って良く観察すると、目の周りに白い縁取りがあるんです。
調べてみたら、鶯ではなくて、メジロなんですね。

メジロは、花の蜜が大好きなんだそうです。
舌が筆のようになっていて、花蜜にさし込んで、舌の先に含ませるようにして食べているんですって!
さえずりも、鶯よりも長く複雑とのこと。
まだ、声を聞いたことはないので、さえずりを聞くのが楽しみです。

"見えかくれ居て 花こぼす 目白かな"  富安風生

放牧宣言


昨夜で、年末年始の厳しいスケジュールが一段落しました。
出ました!「放牧宣言」!
実際には、平常に戻るだけなんですけど...。

とにかく、きょうからは、演劇活動に取り組む時間が少しは取れるようになります。
これから、ことしの様々な公演の実現に向けて、本格的に着手していきます。
まずは、次回公演の台本の整備から!
非常に特殊なコラボレーションを行うので、演出をしっかりイメージしながら、台本を作っていきたいと思っています。

アートマイム新年会


昨夜は、アートマイムの新年会でした。
僕は、仕事の都合で、随分遅れて行きました。
同じ指向の人たちが集まるので、大いに盛り上がりましたね。
じっくりと芸術の深い話をする機会は滅多にないので、楽しい時間を過ごすことができました。

その場で、JIDAIさんが2017年の抱負として、「アートマイムの考え方や技法を臆することなく伝えていくこと」を宣言されました。
ことしも、アートマイムの動きから目が離せませんね。
僕も、これまで以上に、アートマイムに真剣に取り組んでいきたいと思っています。
まずは、3月に、アートマイム作品を発表しなくてはなりません。
頑張るぞ!

本腰入れて


先月から年末年始にかけて、仕事が忙しすぎて、新作脚本の整備が一向に進みませんでした。
そろそろ本腰を入れて、完成を目指さないといけません。
脚本執筆のポイントは、ズバリ、集中力です。
芸術活動に集中できる環境さえ整えば、なんとかなるはず!
1月中に、次回本公演の脚本を仕上げます!

THE FIRST 40 YEARS


とんでもないものを買ってしまいました。
CDとDVD、合わせて72枚組の巨大ボックスセットです。
「世界最高のリリシズムを紡ぎだす」といわれるピアニスト、マレイ・ペライアの40年に渡る録音をまとめたものです。

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CDは、ペライアがソニー・クラシカルに録音した全アルバムを、紙ジャケット仕様で収録しています。
世界初DVD化の3枚を含む、全5枚のDVDもついています。
276ページのオール・カラー解説書も、超豪華!
この物量はすごい!
あまりの大きさ、重さにビックリしてしまいました。

72枚組で、値段はいくらすると思います?
実は、1万円弱なんですよ。
日本盤なら、3~4枚買っただけで1万円ぐらいしますよね。
なんと割安なんでしょう!

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これだけの規模のボックスセットには、知られざる名曲が入っています。
今後の演劇作品作りに、必ずや参考になるはずです。
じっくり時間をかけて、聞きこんでいこうと思います。
でも、全部聞き終わるには、一体何日かかるんだ?

 

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再演できない!


2007年に旗揚げして以降、"ぷにぷにパイレーツ"は、延べ122本の作品を上演してきました。
そのうち、87本が僕のオリジナル作品です。
どの作品も心を込めて作りましたし、思い入れもたっぷりです。
ほぼ全作品が好評を博し、爆笑を取ったり、号泣する人が続出したり、それなりの結果を残していると思います。
「すべった!」と感じた作品は、87本中、たった2本だけ!
作品の質に関しては、自信があります。

ただ、再演できる作品はほとんどないんですよね。
劇団創立当初は社会風刺コントが多かったんです。
これらは、今さら上演しても意味がありません。

一方、最近、僕が上演した作品は、本当に難しいものが多いんです。
演技の限界に挑戦するのが好きなので、とことん過酷な演出となっています。
また動きの要素が非常に大きいため、誰もが演じられるものでもないのです。
そもそもセリフ量が膨大で、ほとんどの人が尻込みしてしまうと思います。

そんなわけで、沢山の作品のストックがあっても、全然活用できません。
「ぜひ挑戦したい!」という、意欲のある劇団員が現れれば良いのですが...。

ほとんど確定


すでに、ことしの公演予定は、ほぼ決まっています。
具体的なことはまだ発表できませんが、4回分の概要は確定しました。
企画はできているので、あとは内容だけ!
どんどん前に進めていきましょう!

初詣


この年末年始は大忙しでした。
きのうの夜、たまたま通り掛かった神社で、ようやく初詣!
こんなことでご利益があるのでしょうか?

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結局、正月らしいことは一切なく、平常に戻ってしまいました。
悔しいから、昨夜、いっぱいCDを注文しました。
でも、海外からの輸入なので、手元に届くのは来月になるかも...。

 

ドント・ブリーズ


正月三が日、皆さんは、どのようにお過ごしでしょうか?
もし暇を持て余しているようなら、ぜひ、ご覧頂きたい映画があります。
タイトルは、『ドント・ブリーズ』!
リメイク版『死霊のはらわた』のフェデ・アルバレス監督による、全米で大ヒットを記録したショッキング・スリラーです。

養育放棄の両親から離れ、妹を連れて街を出ることを夢見る少女ロッキー。
必要な逃走資金を得るため、友人2人と共に、地下室に大金を隠し持っているらしい全盲の老人の家に強盗に入る。
しかし、老人はどんな音をも聞き逃さない聴覚を持つ上に、腕力があり、人殺しも厭わない危険な男だった!
真っ暗にされた家の中で、ロッキーたちはどんどん追い詰められ...。

要は、亡霊やゾンビが出ないホラー映画です。
「迫りくる恐怖からいかに脱出するか?」という物語にすぎません。
しかし、それが本当に素晴らしい!
僕が去年たくさん見た映画の中で、ダントツのナンバーワンです。

まず、ストーリーの作り方が見事です。
ダレ場が一切なく、約90分間、ずっと緊張感が持続します。
また、カメラ・ワークが良いんです。
僕は、見ている間に、何度もその見事さに「うーん!」とうなってしまいました。
特に素晴らしいのが、伏線の張り方です。
すべての事象には理由があって、それがさりげない形で事前に紹介されているのです。
そして、ラスト・シーンの嫌な感じといったら、絶品です!
「こんなに丁寧かつ緻密に作られている映画があったんだ!」と、感心することしかできませんでした。

もちろん、ホラーとしてのクオリティも一級品です。
周りで見ていた女の子たちは、みんな震えあがってしまって、上映が終わった後、しばらく立ち上がれなくなっていました。
怖い映画が苦手な人は見ない方が良いとは思いますが、見逃すのはあまりに惜しい!
特に、"ぷにぷにパイレーツ"の作風がお好きな方なら、絶対に気に入ると思いますよ。
ただ、お正月には最も似つかわしくない作品ではありますが...。

一年の計は元旦にあり


一年の計は元旦にあり!
一年間の目標や計画は、元旦に決めるのが良いということです。
僕も、きのうの元日、ことしの"ぷにぷにパイレーツ"のスケジュールについて考えてみました。
やってみると、意外に詳細な計画を立てることができるものですね。
プラン通り進むわけではありませんが、イメージがあれば修正も容易です。
目標を達成できるように、サボらずに頑張っていきます。

そんなわけで、きのう、新作脚本を書き始めましたが...。
玉砕!

年頭にあたり


あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

ことし・2017年は、"ぷにぷにパイレーツ"にとって節目の年になります。
2007年12月の劇団旗揚げから、ちょうど10年目に当たります。
それを記念した催しを、年末、できれば12月に開催したいと思っています。
今のところ、10年間の歴史を俯瞰できるようなガラ公演をイメージしています。
どういった内容にするかはまだ決めていません。
でも、せっかくですから、特別な公演にしたいですね。

また、10周年ということで、ダイナミックに活動を展開していければと思います。
基本は、拡大路線で!
多少の赤字は気にしない!
ちょっと無理そうな内容でも、大胆に挑戦!
新たなネットワークの構築も積極的に!
僕の持ち味である緻密さや厳しさは少し控えめにして、年内はダメ元的な挑戦を続けていきます!

もちろん、従来通り、質にこだわったアーティスティックな公演も、夏頃に実施する予定です。
実験的かつ前衛的な作品も、積極的に作っていきます。
劇団員のスキルアップを目的にした小さな公演も、数回開催します。
劇団員以外の人向けのワークショップも、頻繁に開きます。
スケジュールの許す限り、様々な取り組みを行っていきますね。

2017年が集大成的な一年となるよう頑張ります。
皆様!ぜひ、"ぷにぷにパイレーツ"を応援してくださいね!