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崇高


「美」の対義語は「醜」とされています。
しかし、哲学者・カントによると、「美」の反対は「崇高」になります。
「美」はどこか予定調和的で、微笑みをたたえて通り過ぎることができるものです。
一方「崇高」は、巨大なものや勇壮なものに対して抱く感情、また心的イメージをいう美学上の概念です。
計算、測定、模倣の不可能な、何にも比較できない偉大さを指します。
その圧倒的なスケールに、人が自らの卑小さを思い知らされるものです。
暴力的に、見る人の自我の破壊を促すのが「崇高」です。

これまで僕は美しい作品を好んできましたし、自らも作ろうと努力してきました。
ところが、ただ美しいだけというモノに、物足りなさを感じていたのも事実です。
今回、「崇高」という言葉の本当の意味を知って、目からうろこが落ちました。
自分の目指すべき方向が明確に示されたような気がしています。
少し時間をかけて、具体的な方策を探っていきたいと思っています。

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