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モルジアナ

 

本当なら、今日は朗読会の本番の日でした。

返す返すも、「アリババと40人のどろぼう」をお聞かせ出来なくて、残念です。

 

ところで、皆さんは、「アリババと40人のどろぼう」のお話をご存知ですか?

アリババが「開け、ごま!」というシーンは有名ですけど、その後どうなるか、分かります?

このお話は、知名度の割には、意外に結末を知られていないようなんですよね。

 

実は、「アリババと40人のどろぼう」は、「開け、ごま!」以降のシーンの方が長いし、面白いんですよ。

特に、女奴隷・モルジアナが登場してから、急に話が盛り上がっていきます。

全編通して読むと、主人公はモルジアナに思える程の大活躍をするのです。

むしろ、話の後半を中心に味わって頂きたいぐらいです。

童話好き、読書好きの皆様!

是非、一度、「アリババと40人のどろぼう」をお読みになることをお薦めします。

もし出来るなら...

 

既にお伝えしている通り、3月19日(土)に予定されていた「春風の中で楽しむ世界の童話~クラシックの名曲にのせて」は中止となりました。

そこで、僕は、「アリババと40人のどろぼう」を朗読することになっていました。

我ながら、かなり面白く仕上がっていただけに、残念です。

出来れば、皆さんにお目にかけたかったですね。

(今の状況での公演中止は、仕方ありませんが…)

ですから、もし可能なら、自主公演という形で、日を改めて上演したいと思っています。

まだまだ具体的なことを考える時期ではありませんが、日本が少し元気を取り戻した頃、実現出来たら嬉しいですね。

公演中止のお知らせ

 

3月11日に発生した東北関東大震災により、多くの方が被災されました。

この災害の影響を受けた皆様に哀悼の意を捧げるとともに、心よりお見舞い申し上げます。

依然余震が続いていること、電力事情により停電する可能性があることなどから、来場者の安全確保等を考慮し、3月19日に予定されていた「春風の中で楽しむ世界の童話~クラシックの名曲にのせて」の開催中止が決定されました。

すでにご予約頂いていた皆様に公演をご提供出来ない旨、深くお詫び申し上げます。

次回公演の予定が決定いたしましたら、このHPでご紹介させて頂きます。

皆様のご無事を、お祈り申し上げます。

 

「ペルシャの市場にて」

 

3月19日(土)に開催される「春風の中で楽しむ世界の童話」で、僕は、「アリババと40人のどろぼう」を朗読します。

この作品中、Sachikoさんに数多くの名曲をピアノ演奏して頂き、「アラビアン・ナイト」のムードを盛り上げて貰います。

では、具体的に、どの曲を使用するのか、ご紹介していきましょう。

 

オープニングとエンディングには、それぞれアレンジを変えて、「ぺルシャの市場にて」(ケテルビー作曲)。

アリババが岩戸が開く呪文を初めて唱えるシーンでは、「アニトラの踊り」(グリーグ作曲)。

アリババの兄・カシムが泥棒に殺される場面は、「山の魔王の宮殿にて」(グリーグ作曲)。

モルジアナが泥棒たちを皆殺しにする所では、「山の魔王の娘の踊り」(グリーグ作曲)。

生き残った泥棒の頭を暗殺するクライマックス・シーンは、「アラビアの踊り」(チャイコフスキー作曲)。

 

いずれも、どなたでも親しみやすい名曲です。

本来はオーケストラ用に書かれた曲だと思いますが、ピアノ1台でも十分迫力を感じて頂けると思います。

是非、音楽を楽しみに、ご来場下さいね。

「アリババ...」のポイント

 

「アリババと40人のどろぼう」のポイントは、登場人物が多いところです。

どろぼうだけでも40人出てきますし、アリババの関係者が5人、死体を縫い合わせる靴屋も出てきます。

その大勢の人物を読み分けるのが、とても難しく、また面白いんですよね。

30分以上かかる朗読ですから、皆さんが退屈しないように、変化を付けていかなくてはなりません。

その為にも、きちんとキャラクターを表現できるように、頑張っていきたいと思います。

朗読会最終稽古

 

東北地方太平洋沖地震から、一夜明けました。

被災された皆様には、心からお見舞い申し上げます。

一刻も早い復興をお祈りしています。

 

地震が発生した瞬間、僕は、黒澤明子さんと一緒に、Sachikoさんのお宅にお邪魔していました。

今月19日に予定されている朗読会の最後の稽古を行う為です。

家に着いて、打ち合わせを始めた途端、大きな揺れが!

その後、しばらく余震が続き、打ち合わせも稽古も一向に進みませんでした。

 

少し落ち着いてきた夕方頃、ようやく練習を開始。

まずは、黒澤さんの使う曲を決めていき、実際に朗読と合わせていきました。

使うのは、すべてシューマンの曲になったようです。

皆さんご存じの「子どもの情景」等から、素敵な曲がチョイスされていました。

グリム童話には、ぴったりですよ。

 

続いて、僕の朗読と、Sachikoさんのピアノを合わせる稽古です。

本番さながらに通してみましたが、まったく問題なく、良い感じで仕上がりました。

 

「稽古が終わったので、そろそろ失礼しよう」と思いましたが、電車がまったく動いていません。

仕方がないので、電車の運転が再開するまで、Sachikoさんのお宅で待機させて頂くことになりました。

所在なく待っていると、黒澤さんはふつふつと意欲が湧いたきたらしく、突如、「曲を増やしたい」と言い始めました。

僕がちょっと油断している隙に、音楽いっぱいの朗読になっていました。

僕が提案したせいなんですけど、黒澤さんは、歌まで披露されます。

とても賑やかな朗読会になることが決まりました。

 

結局、深夜まで、電車が動く気配もなく、そのままSachikoさん宅に泊めて頂くことになりました。

お稽古に伺ったつもりが、いつしか合宿になってしまいました。

Sachikoさん、色々ありがとうございました!

 

こうしてSachikoさんにはご迷惑をお掛けしましたが、お稽古が出来るなんて、我々は幸運です。

被災された皆さんの為に、今後何が出来るのか、僕なりに考えていきたいと思っています。

明日から約1週間、僕は、地震報道の仕事に突入する予定です。

本番2週間前の朗読稽古

 

昨日、2週間振りに、Sachikoさんと朗読会の稽古を行いました。

各自、稽古を重ねてきた為、かなり良い感じでコラボレーションが出来ました。

お互いに相手のプレーを良く聞けるようになったと思いますし、リズムを共有出来るようにもなりました。

昨日、何度か繰り返して練習していくうちに、物語が立ち上がってきて、凄く面白く感じられるようになっていきました。

曲の長さや終わり方に注文を出しましたが、それ以外は特に問題なく、良い仕上がりになったと思います。

今週もう一回お稽古しますが、今日本番でも大丈夫なレベルに達していると言っても良いのではないでしょうか。

是非、期待して下さいね。

生演奏の力で、皆さんがかつて聞いたこともないような朗読をお届け出来る筈です。

朗読の概念が変わる上演になるよう、ますます頑張っていきます。

「赤ずきんちゃん」

 

3月19日(土)に開催される「春風の中で楽しむ世界の童話~クラシックの名曲にのせて」の本番まで、残り2週間を切ってしまいました。

これまで以上に気合を入れて、稽古に励まないといけませんね。

 

この公演は大変好評のようで、現時点で100名近い方から、ご予約を頂戴しているそうです。

残り30席程度です。

観劇をご希望の方は、ご予約をお急ぎ下さい。

 

それから、黒澤明子さんの朗読作品が変更になりました。

グリム童話の「赤ずきんちゃん」と「かえるの王様」の2作品です。

小さなお子様でも楽しめる、短めな作品ですから、飽きることなく楽しめると思います。

朗読を盛り上げるピアノ曲は、シューマンを考えているようです。

シューマンには、「子どもの情景」など、可愛らしい曲が沢山ありますよ。

楽しみにしていて下さいね。

「アリババと40人のどろぼう」演奏曲目

 

3月19日の朗読会は、「春風の中で楽しむ世界の童話~クラシックの名曲にのせて」というタイトルです。

皆さん、「クラシックの名曲とは、具体的にどの曲のことなのか」気になりませんか?

僕なら、絶対、知りたいと思います。

そこで、「アリババと40人のどろぼう」の中でSachikoさんに演奏して頂く曲目を、ご紹介しますね。

 

*ケテルビー作曲 「ペルシャの市場にて」

*グリーグ作曲 「ペールギュントより~アニトラの踊り」

*グリーグ作曲 「ペールギュントより~山の魔王の宮殿にて」

*グリーグ作曲 「ペールギュントより~山の魔王の娘の踊り」

*チャイコフスキー作曲 「くるみ割り人形より~アラビアの踊り」

 

「山の魔王の娘の踊り」は、この間の日曜日に、急遽、追加させて頂きました。

寒い国の作曲家の曲ばかりですが、音楽はアラブ・ムード満点です。

「アラビアン・ナイト」にぴったりですよ!

是非、聞きにいらして下さい。

春の図書館フェア2011

 

来月の朗読会の詳細が、昨日、品川区立図書館から正式に公表されました。

申込み方法など、細かい部分が決まったようなので、お知らせさせて頂きます。

まずは、下記のサイトを、ご覧になってみて下さい。

http://lib.city.shinagawa.tokyo.jp/gyouji_event.html

http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/ct/other000022800/kouhou20110221.pdf(6ページをご覧下さい)

 

以下、改めて、概要をご紹介します。

 

●第12回公演「春風の中で楽しむ世界の童話~クラシックの名曲にのせて」

*品川区立図書館 春の図書館フェア(朗読会)

日時:3月19日(土)14:00開演(開場13:30)

会場:荏原文化センター・レクリエーションホール

    (東京都品川区中延1-9-15)

朗読:黒澤明子、石崎一気

ピアノ演奏:Sachiko

朗読作品:菊池寛作「アリババと40人のどろぼう」「おやゆび姫」 ほか

演奏曲目:グリーグ作曲「アニトラの踊り」

      チャイコフスキー作曲「アラビアの踊り」 ほか

定員:135名(先着順)

    朗読を楽しみたい方(お子さんと保護者大歓迎)

問い合わせ:品川区立図書館

<申込み方法>電話、または電子申請から、「朗読会申込」とし、氏名・電話番号、12才以下のお子さんは年齢を、品川図書館(℡03‐3471‐4667)までお知らせください。

《申込先》
品川図書館 朗読会担当
住所:〒140-0001  品川区北品川2-32-3
Tel:03-3471-4667
「春の図書館フェア(朗読会)」の電子申請はこちらから
(電子申請の申込みは、3月18日(金)17時まで)

 

ジュンスより...

 

昨日、1ヶ月後に迫った朗読会の稽古を、sachikoさんのご自宅で行いました。

まずは、Sachikoさんのピアノと共演する部分だけの抜き稽古です。

演奏のテンポや長さなどを、実際の朗読と重ね合わせながら、繰り返し確認していきました。

また、いくら変化を付けて読んでも単調に感じられる部分があったので、そこにも演奏を1曲追加して貰うようにお願いしました。

その曲が加わると、俄然、作品全体に華やかさが増し、朗読が面白く感じられるようになりました。

やはり、音楽の力は偉大です。

 

昨日は、皆さんお馴染みの、じゅん君も稽古に参加してくれました。

そして、作品のラストについて、貴重なアドバイスを与えてくれました。

さすがは、じゅん君!

的確な指摘です。

感動的なラストシーンになりました。

ありがとう、じゅん!

時代は、「ジュンス」より「じゅん」ですよ!

 

昨日の稽古で、結構レベルアップしたと思います。

しかし、僕もSachikoさんも、まだまだ自分のパフォーマンスに満足していません。

各自レベルアップ出来るように、地道に練習していかなくては…。

立ち読みの薦め

 

「アリババと40人のどろぼう」の、立ち稽古を始めました。

朗読なのに、“立ち稽古”はおかしいですね。

実は、「注文の多い料理店」や「大江山」同様、今回も、動きながら読んでいこうと思っているのです。

残念ながら、この作品は文章がさっぱりしているので、動きを見せる場面は少なそうです。

(描写が緻密だと、動く時間が沢山取れるのですが…)

でも、淡白な文章だけに、多少見せる要素を入れていかないと、お客様が退屈してしまうかもしれません。

それに、僕の場合、動きを入れることで、朗読そのものに感情移入しやすくなります。

言葉に、リズムも生じます。

少しでも楽しんで頂けるように、色々工夫をしていきたいと思います。

 

ところで、朗読をする時、椅子に座ったまま読まれる方が多いようですね。

僕の場合、座ったまま読むと、朗読が小さくなってしまいます。

表現が小さくなるだけでなく、頭の中で描く世界そのものが小さくなるのです。

その理由は、明白です。

下半身のパワーが使えないと、強いエネルギーを生じさせることが出来ません。

「バッティングは、下半身主導で!」などと言われるように、人間の出すエネルギーは下半身の方が強いのです。

(人間の体内で、一番太い筋肉は、言うまでもなく、脚、特に太腿に付いています)

だから、表現を行う時も、下半身を使えないと、スケールが大幅にダウンしてしまうように思うんです。

皆さんも、同じ作品を、立って朗読してみたり、座って朗読してみたりしてみて下さい。

きっと、感情の生じ方や、イメージするスケール感があまりに違うので、驚かれると思いますよ!

 

2011年の朗読会の詳細

 

3月に予定されている朗読会について、公演タイトルをはじめ、色々なことが決まってきています。

ここで改めて、ご紹介させて頂きますね。

 

●第12回公演「春風の中で楽しむ世界の童話~クラシックの名曲にのせて」

 日時:3月19日(土)14:00開演(開場13:30)

 会場:荏原文化センター・レクリエーションホール

    (東京都品川区中延1-9-15)

 内容:「アリババと40人のどろぼう」(菊池寛作) ほか

 朗読:黒澤明子、石崎一気

 ピアノ演奏:Sachiko

 定員:135名(先着順)

 

申込方法は、また後日、お伝えします。

なお、ピアノ演奏は、グリーグの曲が中心になります。

黒澤さんは、アンデルセン童話を読むことになりそうですよ。

 

「アリババと40人のどろぼう」は、朗読部分だけで約30分。

それにピアノ演奏のパートも加わりますから、かなりの大作です。

子どもたちは、飽きずに楽しんでくれるかな?

「アリババ...」練習開始

 

「アリババと40人のどろぼう」の朗読の練習を開始しました。

子ども用の読み物として書かれているので、とても平易な文章です。

その反面、盛り上がりに欠けている印象があります。

(菊池寛先生!生意気言ってすみません)

一番緊迫するシーンが、実にあっさり済まされているのです。

悪党を殺す場面が、たった一行ですよ!

スペクタクルを感じさせる余地が、ほとんどありません。

読み方だけではカバー出来ないと思いますが、ピアノ生演奏の力を借りて、何とか面白いモノにしていきたいと思っています。

「アリババ...」の曲目決定

 

昨日、Sachikoさんと、朗読会で使う曲目を選ぶ検討会を行いました。

 

まずは、使えそうな曲のアイディアを出し合い、それがどのシーンに当てはめられるかを考えました。

すると、Sachikoさんの提案した曲が、いずれもバッチリ!

「アリババと40人のどろぼう」に、実に良く合うのです。

実際にSachikoさんに演奏して貰いながら、試しに文章を読んでみました。

曲調といい、長さといい、朗読用に誂えたみたいです。

朗読で共演する曲が、すんなり決定しました。

 

そうこうするうちに、Sachikoさんが以前注文していた楽譜が到着。

早速、ピアノで演奏して貰うと、朗読の前奏・後奏にぴったりです。

長さの調節だけ行えば、文句なし!

そんな訳で、意外な程すんなり、曲目が決定しました。

当初、「”アリババ”に相応しいクラシック曲は、なかなか見当たらない」と思っていましたから、これは嬉しい誤算です。

めでたし、めでたし。

 

今後は、各自がそれぞれ練習していき、ある程度のレベルに到達したら、2人で合わせていこうということになりました。

僕は、まずは、動きを含めた演出から、考えていかなくてはいけません。

明日から、気合を入れて頑張るつもりです。

 

で、「何の曲を選んだか?」ですって!

それは、またのお楽しみ…。

「アリババと40人のどろぼう」

 

3月19日に開催される朗読会の演目が決まりました。

僕は、「アラビアンナイト」から、「アリババと40人のどろぼう」を読みます。

著者は、あの菊池寛です。

これから、演出を考えていかなくてはなりません。

何より、Sachikoさんに何の曲を演奏して貰うかが重要です。

早急に決定し、練習に入るつもりです。

朗読会の演目選び

 

今年3月19日(土)に、品川区立図書館主催の朗読会に出演させて頂きます。

その内容や演目を、そろそろ具体化していかなくてはなりません。

例年、この朗読会には沢山のお子さんがご来場されます。

そのほとんどが、まだ幼稚園にも通っていないような、本当に小さいお子さんなんですね。

ですから、朗読する作品は、平易な童話の中から選ぶことになります。

去年まで、「注文の多い料理店」や「大江山」といった、日本の童話や昔話を朗読してきました。

今年は、海外の童話というテーマでやってみようと思っています。

今、候補で考えている作品が二つあります。

どちらにするかは、クラシックの名曲のピアノ生演奏と合わせられるかどうかがポイントになります。

音楽をじっくり聞いて、今週中には結論を出すつもりです。

「むかーしむかし」アンケート

 

3月20日に開催された朗読会「むかーしむかし~シタールにのせて楽しむ昔話」のアンケートをまとめた報告書が届きました。

お陰様で、大変好評だったようです。

お客様の代表的な声を、幾つかご紹介しましょう。

    朗読とシタールの音色が合わさってとても素敵でした。子供たちも集中して聞けていたようです。

    久しぶりに朗読で童話を聞いて、童話の楽しさを確認した。初めて見て聞いたシタールの演奏もすばらしかった。

    楽しく聞かせていただきました、耳だけで想像を膨らませる朗読は、続けてほしい、大人の為の朗読も是非。

    ふだん聞けないような調子のお話を聞けてよかった。

    日本昔話の正しい物語がわかり改めて日本人の意識を再確認できた、勧善懲悪。

    シタールの演奏もう少し長く聞きたかった、大江山とても躍動感があって集中できた。

    生で聞く昔話、語り手の声や表情が豊かでとても楽しめました。

    大江山は迫力満点で手に汗握って聞きました。

 

このほかにも、色々なご意見がありましたが、概ね楽しんで頂けたようです。

特にシタール演奏が、人気だったようですね。

ご来場頂いた皆様、アンケートにご協力頂いた皆様!

本当にありがとうございました!

朗読映像を見て

 

昨日一日だけで、本当に沢山の皆さんに、朗読会の映像をご覧頂きました。

ありがとうございます。

僕も、自分で見てみましたが、反省しきりです。

ダメ出ししたい所が、100ヵ所以上ありました。

舞台はナマモノですから、会場のお客様に合わせて上演します。

後で、映像で見ると、違和感を感じる部分があるのは否めません。

それを割り引いても、もっと研鑽しなくてはならないと思いました。

舞台映像を見るのも、勉強になりますね。

 

さてさて、昨日、ついにセ・リーグが開幕しました。

広島カープは、前田健太の投打にわたる活躍で中日に3―1で競り勝ち、野村新監督の初戦を白星で飾りました。

広島は、前田健が8回4安打、和田の本塁打による1失点と好投しました。

制球が良く、緩急も冴え渡っていました。

打線は、一回に栗原の右前打で2点を先制。

四回に前田健の適時打で、1点を加えました。

中日は吉見が6回3失点と粘れず、3失策と守りも乱れました。

まずは、苦手中日から開幕戦勝利を挙げられたのは大きいですね!

広島らしい、走って守ってという部分が見受けられたのも、良い兆候です。

ただ、守護神の不安定さや、度重なるバント失敗など、不安な面も露呈しています。

ますます気を引き締めて、頑張って貰いたいですね。

コントの素材に出来ないぐらい充実した戦いを続けて頂きたいものです。

朗読映像をアップしました!

 

3月20日(土)に開催された朗読会「むかーしむかし~シタールにのせて楽しむ昔話」の舞台映像を、2本、You Tubeにアップしました。

まずは、Takasitarさんのシタール演奏とのコラボレーションによる「大江山」

もう1本は、黒澤明子さんと読み分けをした「花咲かじじい」

どちらも、全体のごく一部です(「大江山」は30分近くありました)。

非常に簡素なデジタル・カメラで撮影したので、映像も音声もクリアではありません。

でも、会場の雰囲気は、なんとなく味わえると思います。

お時間のある時に、ご覧頂ければ幸いです。

「むかーしむかし~シタールにのせて楽しむ昔話」を終えて

 

朗読会の一日の流れを、おおまかにご紹介いたします。

 

3月20日(土)午前10時に、荏原文化センター・レクリエーションホールに入りました。

到着するとすぐ、品川図書館や文化センターの皆さんが行っていた会場の設営を、少しだけお手伝いしました。

特に、ステージ上の配置やアレンジ、照明等について、提案させて頂きました。

 

10:30頃、黒澤明子さんがいらっしゃいました。

早速、共演する「花咲かじじい」の読み合わせを行いました。

読み方は勿論、動きや、細かい演出についても決めていきました。

 

11:00前に、Takasitarさんが会場入りされました。

すぐにサウンド・チェックをして、そのまま簡単なリハーサルを行いました。

こちらは、既にたっぷり稽古をしていましたから、全く問題がありません。

 

そして、公演全体のドライを行いました。

図書館の方々に、音響や照明をお願いしましたので、きっかけ等を確認する必要があったのです。

人の動線や、椅子・マイク・譜面台等の移動など、細かくチェックしていきました。

 

あっという間にお昼になり、外で食事を済ませて戻ってくると、13:30の開場時間が訪れました。

開場と同時に、沢山のお客様がお入りになりました。

大きな会場がほぼ満員となる大盛況です。

そのほとんどが、小さなお子さん連れでした。

しかし、なかには、大人だけでお越しになっている方も、ちらほら見受けられました。

きっと、朗読好きな方や、シタールに興味のある方だったんでしょうね。

 

定刻通り、14:00に開演しました。

最初は、黒澤さんの「ねずみのよめいり」と「金太郎」の朗読です。

黒澤さんは、実にオーソドックスな読み方で、椅子に座って、マイクを通して、優しく話し掛けるような語り口でした。

お客様は、みんな静かに集中して聞いていらっしゃるようでした。

 

続いて、Takasitarさんのシタール演奏です。

インドの古典音楽を、ごく短く演奏されました。

小さなお子さんが多かったのに、皆さん、しっかり聞いていらっしゃいましたね。

2~3歳の女の子が、一人で自発的に手拍子を打ち始めたのには驚きました。

良い音楽には、年齢は関係なく反応するものなんですね。

会場全体が、凄くグルーブしていたように思います。

 

ついに、僕の出番が訪れました。

まずは、フリートークで、”日本三大悪妖怪”のご紹介をしました。

そして、そのうちの一つ、酒呑童子を主人公にした作品、「大江山」の朗読に入りました。

導入部でシタールの演奏がありますので、最初から、おどろおどろしい雰囲気に包まれました。

僕は、お子様にも分かりやすく、かつ緊張感だけは失わないように、かなり圧力を掛けながら読んでいきました。

作品前半は、大きな出来事が起きません。

ですから、ちょっとでも気を抜くと、すぐに客席がダレてしまいます。

そうならないように、変化を大きめに付けながら、強い気を出して、物語を展開していきました。

後半、鬼が登場してくると、Takasitarさんが加わります

シタールのリズムを感じながら読んでいくのは、実に心地よいものです。

ここからは、最大限の恐怖感を漂わせながら、より一層、迫力を増していきます。

酒呑童子との対決となるクライマックスでは、怖さのあまり、子どもたちが「ヒー!」と悲鳴を上げていました。

最後、源頼光が鬼を退治して、話を終えた途端、まだシタール演奏は続いているのに、会場中から熱い拍手が巻き起こりました。

きっと、皆さん、ホッとされたのではないでしょうか。

お陰様で、僕が想定した通りの反応をお客様から頂いたので、とても満足しています。

 

アンコールとして、「花咲かじじい」を、黒澤さんと朗読しました。

黒澤さんが良いお爺さん、僕が欲張りお爺さんのパートを読みました。

二人の個性が全く違うので、その対比が面白く感じられたのではないでしょうか?

当日しか稽古出来なかった割りには、良い出来栄えになったと思います。

 

全体で約75分の公演でした。

小さなお子さんが多かったにもかかわらず、雰囲気が荒れることもなく、非常に引き締まった朗読会になったと思います。

お客様の声を聞いても、アンケートを見ても、概ね大好評だったようです。

特に、「シタールと朗読の共演が良かった」というご意見が多かったですね。

多くのお子さんたちが、「ああ、面白かった!」「もっと聞きたかったよ」等と言いながら帰っていったそうなので、僕はとても満足しています。

朗読ファンと思しき大人のお客様も、頷きながら聞いていらっしゃいましたから、何かしら感じて頂けたのではないでしょうか。

非常に、手応えを感じた一日となりました。

 

今後、また機会があれば、「注文の多い料理店」や「大江山」などとはまったく違った作品にも挑戦してみたいですね。

お子さんに、あれだけ喜んで貰えて、しかも比較的手軽に実現できる「朗読会」です。

劇団ぷにぷにパイレーツとしても、もっと本格的に取り組んでも良いのかもしれませんね。

朗読会終了しました!

 

昨日、無事、「むかーしむかし~シタールに乗せて楽しむ昔話」の公演を終えました。

本当に沢山のお客様にお越し頂き、会場は大いに盛り上がりました。

まずは、ご来場頂いた皆さんに、厚く御礼申し上げます。

この3連休は大忙しなので、詳細の報告は、また後日改めて!

本日「むかーしむかし~シタールに乗せて楽しむ昔話」本番です!

 

いよいよ本日、「むかーしむかし~シタールに乗せて楽しむ昔話」の本番を迎えます。

 

僕は、楠山正雄作の「大江山」を、Takasitarさんのシタール演奏に乗せて朗読します。

これは、音楽の力もあって、迫力満点の筈です。

怪談ですから、相当、禍々しい雰囲気に包まれると思います。

怖さのあまり、泣き出しちゃうお子様がいらっしゃるかもしれませんね。

予め、お詫びしておきます。

 

「大江山」に加えて、急遽「花咲かじじい」も上演することになりました。

黒澤明子さんと、半分づつ読むことにしています。

黒澤さんが「正直爺さん」パートを、僕が「欲張り爺さん」パートを担当します。

当日しか申し合わせが出来ないので、どうなるのか楽しみでもあり、ドキドキでもあります。

 

とにかく、ご来場頂く皆様に楽しんで貰えるように、精一杯暴れてこようと思っています。

では、後ほど、荏原文化センター・レクリエーションホールでお会いしましょう!

「大江山」シタールとの稽古

 

いやー、残念でしたね。

昨日行われた、J1リーグ開幕戦、広島対清水は、誠にストレスの溜まる結末を迎えました。

広島は清水に後半ロスタイムに追い付かれ、1―1で引き分けに終ったのです。

前半3分、高萩が清水のGK西部に倒されて得たPKを、佐藤が左足で決めて先制しました。

後半は中盤を支配され、守勢に回りました。

3バックを中心にクロスをはじき返しましたが、48分、右FKを大前に頭で合わせられ、同点とされてしまいました。

後半48分、FKからまさかの失点です。

「あと数十秒耐え切れれば‥」という最後の最後で、勝ち点は3から1にすり替わってしまいました。

かなりショックの残る引き分けです。

でも、7日にはACLのため敵地・浦項(韓国)に乗り込みますから、気持ちを切り替えて、今季初勝利に挑んで貰いたいですね。

 

昨日、広島ビッグアーチに応援に行った広島公演実施本部のメンバーから報告がありました。

昨日の来場者プレゼントは、なんと、ヤマザキの白い皿だったそうです。

サンフレッチェ広島も、「パン祭り」を開催したんですね。

ぷにぷにパイレーツは、流行の一歩先を歩んでいるのかも!

 

さて、話題変わって、昨夜、朗読会の稽古を行いました。

いつもの大山街道ふるさと館に、シタール奏者のTakasitarさんにお越し頂きました。

事前に脚本を読んで貰っていたので、演奏のイメージはしっかり出来上がっていたようです。

簡単な打ち合わせの後、早速、「大江山」の朗読とシタール演奏を合わせてみました。

いきなり良い感じで、まとまっていましたね。

呼吸もピッタリといった感じです。

2箇所ほど細かい注文を出して、そのポイントとなるパートを小返ししました。

それでほぼ問題がなくなったので、最後に全体を通してみたところ、今すぐ本番を迎えても問題のないレベルに到達していました。

僅か1時間にして、20分強の作品の稽古が終了しました。

さすがに何度も共演しているだけあって、息もバッチリ合っています。

細かい指示を出さなくても、こちらの意図を汲んで貰えるので、とてもやりやすいです。

しかも、シタールの音色で作品に表情が付くので、朗読自体もより劇的になっていきます。

朗読という地味なメディアにしては、かなり面白いものに仕上がっているのではないでしょうか?

こんな朗読は、他では絶対に聞けないと思います。

入場無料ですから、是非、皆さん、本番を聞きにいらして下さい。

朗読会の詳細は、以下の通りです。

 

●第9回公演「むかーしむかし~シタールにのせて楽しむ昔話」

 品川区立図書館 春の図書館フェア(朗読会)

 親子、友人、皆さんで朗読を楽しみませんか?

 ・主催:品川図書館

・出演:朗読:黒澤明子、石崎一気

    シタール演奏:Takasitar

・演目:「ねずみのよめ入り」「金太郎」「大江山」を予定

・日時:2010年3月20日(土)午後2時~午後3時

    (午後1時30分開場)

・会場:荏原文化センターレクリエーションホール

     【東急池上線 荏原中延駅 徒歩5分】
    

・定員:135名(先着順)

     朗読を楽しみたいお子さんと保護者の皆さん、大歓迎!

・入場無料

・申し込み方法

電話、葉書(1枚で5人まで)、Eメールに、住所、氏名、電話番号、お子さんの年齢、ならびに「朗読会申込」と記載して、品川図書館までご応募下さい。

〒140-0001品川区北品川2-32-3 品川図書館

℡ 03-3471-4667

Eメール tshina@city.shinagawa.tokyo.jp

「広報しながわ2月21日号」

 

品川区の広報誌「広報しながわ2月21日号」の6ページ目に、3月20日(土)の朗読会の紹介記事が掲載されています。

Takasitarさんの写真も載っていますよ。

下記のサイトを覗いてみて下さい。

http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/ct/other000016100/kouhou20100221.pdf

 

ここで、あらためて、朗読会についてご紹介いたします。

 

●第9回公演「むかーしむかし~シタールにのせて楽しむ昔話」

 品川区立図書館 春の図書館フェア(朗読会)

 親子、友人、皆さんで朗読を楽しみませんか?

 ・主催:品川図書館

・出演:朗読:黒澤明子、石崎一気

    シタール演奏:Takasitar

・演目:「ねずみのよめ入り」「金太郎」「大江山」を予定

・日時:2010年3月20日(土)午後2時~午後3時

    (午後1時30分開場)

・会場:荏原文化センターレクリエーションホール

     【東急池上線 荏原中延駅 徒歩5分】
    

・定員:135名(先着順)

     朗読を楽しみたいお子さんと保護者の皆さん、大歓迎!

・入場無料

・申し込み方法

電話、葉書(1枚で5人まで)、Eメールに、住所、氏名、電話番号、お子さんの年齢、ならびに「朗読会申込」と記載して、品川図書館までご応募下さい。

〒140-0001品川区北品川2-32-3 品川図書館

℡ 03-3471-4667

Eメール tshina@city.shinagawa.tokyo.jp

 

先着順なので、お早めにお申し込み下さい。

昨年は、予約開始すぐに、満席になってしまいました。

なお、お子さんの年齢は一切問いません。

(去年、首の座ってない赤ちゃんも沢山いらっしゃいました。朗読の意味が分かるのかな?)

本当に気軽な朗読会です。

僕は、「大江山」という、少しだけ怖いお話を読み、演じます。

皆さんのご来場をお待ちしています。

「大江山」

 

3月20日に開催される品川区立図書館主催の朗読会の演目が決りました。

「ねずみの嫁入り」、「金太郎」、そして「大江山」です。

すべて、楠山正雄さんの作品で統一します。

 

このうち、僕は、「大江山」を担当します。

「大江山」は、皆さんご存知の”酒呑童子”の物語です。

主人公は、源頼光ですが、その家来に坂田公時(さかたのきんとき)という強い武士がいます。

公時とは、成長した”金太郎”のことなのです。

ですから、「金太郎」のお話の後、「大江山」を聞けば、金太郎の幼少時代と大人になってからの様子を知ることが出来る訳です。

なかなか面白い趣向でしょ!

 

「大江山」は、文量もたっぷりあり、登場人物も多彩ですから、朗読するのも大変です。

シタールとも合わせていかなくてはなりません。

今日から、本格的に練習を始めます。

朗読会打ち合わせ

 

3月20日に行われる朗読会の打ち合わせのため、昨日、品川区立図書館に行ってきました。

主に、朗読する作品をどれにするかについて、話しあいました。

 

色々討議した結果、具体的な方針が決りました。

まず、楠山正雄さんの作品の中から選ぶことは確定しました。

楠山さんは、今や忘れ去られた存在のようになってしまいましたが、文章がとても平易な、素晴らしい作家の方です。

日本の昔話を幅広く網羅されています。

 

朗読会全体の構成もほぼ固まりました。

昨年同様、朗読会前半は黒澤明子さんが、皆さんお馴染みの日本昔話を、正統派の朗読で聞かせます。

続いて、Takasitarさんのシタール・ソロ演奏。

後半は、僕とTakasitarさんの共演で、おどろおどろしい昔話の大作を、動きも加えながら演劇的に読んでいくことになります。

全体で、約1時間を予定しています。

 

具体的な作品名は、図書館側の審議を待って、発表させて頂きます。

僕が希望している作品の中に、一部過激な表現が含まれているため、適切かどうかを判断するそうです。

僕は、皆さんが、知ってるようで案外正確に覚えていない怪談を読みたいと思っています。

(例えば”九尾の狐”って、どんなストーリーか覚えていますか?)

早く稽古を始めたくて、うずうずしています。

「親子で楽しむ動物のものがたり」への感想

「親子で楽しむ動物のものがたり」のお客様アンケートのまとめを、品川図書館の担当者の方が送ってきて下さいました。

概ね、というか、大変好評だったみたいで、とても嬉しいです。

わざわざ朗読会に足を運ぼうする方々ですから、元々朗読がお好きなのかもしれません。

また、無料のイベントだから、あまり悪し様に書くわけにもいかなかったのかもしれません。

でも、批判の声もちゃんとありましたから、お客様の真摯な声と受取りたいと思います。

 

お客様の感想の中で多かった意見をご紹介しましょう。

・迫真の演技で子供は本気でこわがっていました。

・ 注文の多い料理店のお話を子供がこわごわときいていました、でも結末が無事なことを知って安心していました、楽しい朗読会ありがとうございました。

お子さんたちが退屈しないように、「注文の多い料理店」を、ちょっとホラー&スリラー仕立てで読んでみました。狙い通りの結果になったようですが、少し怖過ぎたかも‥。

 

 

とてもよかったです、シタールの演奏も朗読とあっていて興味深いです。

はじめてシタールを聞きました、子供は集中してお話を聞いていました、とてもすばらしかったです。

・シタールにのせて・・・とのことでしたがシタールのBGMが少し部分的すぎではなかったでしょうか、もう少し全面的に出しても良かったのではないかと・・・朗読はとても良かったと思います。

Takasitarさんのシタール演奏が、とにかく大好評です。もっともっと聞きたいという意見が多数を占めました。朗読とシタールのコラボも人気でした。

 

 

珍しい楽器も耳に出来プロの方の迫真の朗読に心魅かれました、とても貴重な時間を

ありがとうございました、残念だったのはライティングがもう少しはっきり見せてくれると良かったです。

 

暗い室で想像力を使って味わうのは大人も楽しいですね。

 会場がいわゆる劇場ではなかったので、照明や音響がそれなりのものだったということに対しても、 様々な意見がありました。

 

 面白かったです、いろいろな話があっておもしろかった、シタールの演奏もよかった、作者の説明の 話も興味深かった。

シタールの調弦の合間を、僕はフリートークをして繋ぎました。主に、作者の生涯について簡単に  お話したのですが、これが好評だったんですね。こういう知識を持って朗読を聞くと、より一層理解が深まるのかもしれません。

 この他、本当に沢山のご意見を頂戴しました。

(朗読そのものを褒めていただいた声は、手前味噌になるので、あえてご紹介いたしません)

これまで、僕は朗読という方法に対してネガティヴだったんですが、今後は朗読にも積極的に取り組んでいこうと思いました。

アンケートにご協力頂いた皆さん、本当にありがとうございました。

 

朗読の可能性

朗読会を終えて、色々感じることがありました。

僕はこれまで朗読という表現手段があまり好きではありませんでした。

ほとんどの本は、朗読されるために書かれたものではないからです。

耳で聞くより、自分のペースで目で読んだ方が相応しい本が大半です。

朗読に適した本は、それほど多くないと思います。

耳で聞いて心地よく、しかも分かりやすい文章を探すのは、とても大変です。

最近は、「読み聞かせ講座」だけでなく、「読み聞かせ用の本選び講座」さえあるんだそうです。

それだけ、作品選びが重要なのです。

 

また、せっかく朗読するのです。

少なくとも「黙読するより良かった」というレベルにまで持っていかなくてはなりません。

それには、相当量、練習を積むのが条件となります。

文章を覚えてしまうぐらい読み込まないと、やはり良い朗読は出来ないと思います。

文字を追って読んでいるようでは、表現にまで気が回らないのではないでしょうか?

特に、クライマックス・シーンなど、テンポを上げて読むパートなどは、絶対に覚えていなくてはダメです。

自分の体の中から言葉が出てくるようにならなくては、人を感動させることは不可能です。

 

そして、何と言っても、演出力が重要です。

文章を読み込み、朗読の計画を徹底的に練る必要があります。

読むスピード、リズム、音程、声色、音圧などなど、ありとあらゆるテクニックを検討し、どこでそれを使うかをきちんと設計しなくてはなりません。

演出をきちんとやっておかないと、ダラダラした単調で退屈で眠い朗読になってしまいます。

お客さんの生理を良く考慮して、絶対に楽しめると確信を持てる計画を立てるべきなのです。

 

そして、これは僕だけの考えかもしれませんが、やはり声だけでは勿体無い!

朗読と言えども、肉体も駆使すべきです。

顔の表情は当然として、手振り・身振りを付け、出来れば立って全身をフルに動員したいところです。

「そんな朗読は邪道だ!」という方も大勢いらっしゃいます。

しかし、最もいけないのは、観客を退屈させることです。

お客さんに楽しんでもらうためなら、たとえ朗読でも、自分の全てを使い切らなくてはなりません。

誰もが納得できる朗読が出来るようになって、初めて動きを控えていけば良いのではないでしょうか。

 

今、日本には"朗読道"のようなものが跋扈しています。

しかし、それは朗読者のための考えであって、観客のためのものではないようです。

朗読は、手足を縛られて演劇をやるようなものです。

ですから、芝居をやる以上に徹底的に稽古しなくてはならないと思います。

 

「親子で楽しむ動物のものがたり」の公演を通して、朗読の可能性を感じることが出来ました。

今後も機会があれば、朗読にも挑戦していきたいと思っています。

「親子で楽しむ動物のものがたり」

昨日、劇団ぷにぷにパイレーツ第5回公演「親子で楽しむ動物のものがたり」を、無事、務めて参りました。

ご来場頂けなかった皆さんに、その様子をご紹介しましょう。

 

僕は、午前10時に会場の荏原文化センターに入りました。

品川図書館の皆さんが椅子などを並べて会場作りをされている中、まずは照明や音響のチェックを行いました。

レクリエーション・ホールなので、劇場のような立派な設備があるわけではありません。

しかし、会場を管理されている方々の献身的な協力を頂いたお陰で、それなりに高級感のある舞台が出来上がりました。

10時半に黒澤さんが、11時にタカシタールさんが会場入りされました。

お昼までの時間、タカシタールさんは僕と一緒に「注文の多い料理店」の最終リハを行いました。

これまでに2日稽古日を取っただけあって、息もバッチリ合って、問題は全くありませんでした。

 

外に昼食を食べに行って、1時頃文化センターに帰ってくると、すでに開場を待つお客様がロビーにいらっしゃいました。

開場時間の1時30分には、行列が出来ていたほどです。

用意した135の座席はすぐにいっぱいになり、場内は期待に溢れた熱気に包まれていました。

聞いていた通り、幼稚園児や0歳児など小さなお子さんが沢山いて、どうなるかはやってみないと分からないといった感じでした。

 

定刻通り、2時に開演しました。

最初に、品川図書館館長のご挨拶。

続いて、黒澤明子さんの朗読です。

新美南吉作の「きのまつり」「きょねんのき」「ひよりげた」を、続けて読まれました。

いずれも"木"にまつわるお話で、しっとりした味わいがあり、とても優しい気持ちになる物語です。

やはり南吉は良いですね。

黒澤さんは、「さすが女優!」といった感じで、見事に正統派の朗読をされていました。

比較的静かな朗読にもかかわらず、小さなお子さん達も熱心に聞いているようでした。

 

続いて、黒澤さんに紹介された僕が舞台に登場し、南吉の「がちょうのたんじょうび」を読みました。

これは、いたちのおならがテーマになっている、実にユーモラスなお話です。

前半は固かった子ども達も、おならの件になるとゲラゲラ笑い出し、雰囲気が一気になごんでいきました。

僕の"いたち"のせりふ回しを聞いて笑っているお母さん達も大勢いらっしゃったようです。

 

そして、いよいよタカシタールさんが登場。

5分程度、シタールのソロ演奏を披露して頂きました。

シタール目当てで来場された方もいらっしゃったようで、皆さん集中して聞いているようでした。

実際、素晴らしい演奏でしたよ。

割合静かな演奏なんですが、底に情念が溢れている、深い深い演奏でした。

 

最後は、宮沢賢治作「注文の多い料理店」の朗読です。

タカシタールさんのシタール演奏に乗せて、僕が本を読みます。

普通の朗読と違って、かなり動きを取り入れました。

細かいパントマイムを行うシーンが中心ですが、劇場内を走り回るようなシーンも作ってみました。

相当、禍々しい、おどろおどろしい朗読だったと思います。

セリフ回しも声の質を様々に使い分け、緩急を相当付けました。

原文が少し単調なので、とにかく単調な朗読にならないように、色々工夫して臨んだのです。

その工夫もあってか、冒頭からお客さんの集中力がぐっと高まりました。

小さなお子さんも、付き添いのご両親も、食い入るように僕の動きに見入っている感じが伝わって来ました。

最前列にいた1歳児ぐらいの女の子さえも、何かに取り付かれたかのように、僕をじっと見つめていました。

お話が進むにつれて、皆さんがどんどんその世界に引き込まれていくのが、はっきり分かりました。

僕が少し間を取ると、お客さんが一斉にため息をつくぐらい、場内が一体化していました。

とにかく、お客さんの醸し出す「次はどうなるの、このあとどうなるの」という雰囲気が僕を後押しし、ぐいぐいストーリーを進めていくしかなかったのです。

全部で25分の朗読ですが、普段の3分の1ぐらいの時間にしか感じられませんでした。

お客さんに、改めて宮沢賢治の魅力を教わったような気がしました。

 

終演後のお客さんの雰囲気を見ても、アンケートを読んでも、大変好評だったようです。

僕の朗読を"立体絵本"と評する方もいらっしゃいました。

「"注文の多い料理店"を図書館で借りようよ」と言っているお子さんもいたようです。

僕自身、朗読で、ここまで会場が盛り上がるとは、全く予想していませんでした。

結局、朗読をする場合、作品をきちんと読み込み、演出を丁寧に施すことが重要だということを再認識しました。

 

今回、こんな素晴らしい機会を与えて下さった品川区立品川図書館の皆さん、そして黒澤さんに大変感謝しています。

また、見事な演奏を聞かせてくれたタカシタールさんにも大きな拍手を送りたいと思います。

ありがとうございました。

今後もチャンスがあれば、また朗読に挑戦してみたいと思っています。

 

これで、「親子で楽しむ動物のものがたり」は終了しました。

これからは、第6回公演「ぷにぷに号泣祭り」に集中していきたいと思っています。

今のところ、6月の日曜日の一日開催を考えています。

現在、劇場を調査中です。

スペシャルゲストの出演は、すでに決定済みです。

決り次第、このHPで発表します。

ご期待下さい。

本日、朗読会本番!

いよいよ本日、ぷにぷにパイレーツ第5回公演「親子で楽しむ動物のものがたり」の本番を迎えます。

劇団としては初めてとなる朗読会がどのようになるのか、今から楽しみです。

お客様が大人だけなら、何となく結果は読めるんです。

しかし、対象がお子さん、それも6歳以下の小さなお子さんが沢山いるとなると、一体どんな反応になるのか想像も出来ません。

その場で雰囲気を見ながら、適宜演技を修正していきたいと思っています。

迫力満点で演じるつもりなので、怖がるお子さんもいらっしゃるかもしれません。

でも、普通の朗読と同じでは、ぷにぷにパイレーツがやる意味がありません。

その辺のバランスを考えながら、頑張ってきます!