ぷにぷにパイレーツ

ブログ

「JIDAI オーガニックマイムな夕べ」

 

以前からお伝えしていた、9月5日(日)のパントマイム公演の詳細が決まりました。

パントマイム・アーティスト、JIDAIさんの一門会です。

色々なタイプのパントマイムが楽しめます。

僕は、ソロ作品とアンサンブル作品で参加します。

(勿論、セリフは言いません)

なんと、JIDAIさんのソロ作品も、満喫出来ます。

是非、ご来場下さい!

ご予約は、このHPの”公演予約”のところからお願いします。

以下、公演概要です。

 

●パントマイム公演「JIDAI オーガニックマイムな夕べ」

 

・日時:2010年9月5日(日)17:30開演(17:00開場)

・会場:アトリエ無現(田園都市線・駒沢大学駅より徒歩7分)

     世田谷区野沢2-26-22川又ビルB1

・料金:1500円(全席自由)

・出演:JIDAI/旭紀子/芦田達也/阿部邦子/荻野百合子/角谷将視/小松星矢/鈴木ひろゆき/隅田栄子/永重法子/中島きく江/平賀達也

パントマイムのやり過ぎ

 

昨日は、JIDAIさんのレッスンでした。

始まる前に、9月5日のパントマイム・イベントで僕が上演するソロ作品を見て頂きました。

それに対し、JIDAIさんから、色々貴重なアドバイスを頂戴しました。

どうやら僕は、パントマイムをやり過ぎていたようです。

何でもかんでも必要以上にベタベタ触り、うるさいぐらいモノの存在を強調していました。

感情表現も、分かりやすいように、かなりオーバーにやっていました。

しかし、今回上演するのは、とても繊細な作品です。

もっと主人公の内面に目を向けなくてはいけません。

体内では最大限パントマイムをやりながら、それが表に出ないようにする…。

そんな高い次元の演技が求められてしまいました。

ううん、奥が深い…。

 

JIDAIさんが見本を見せて下さいましたが、実に素晴らしい!

「僕に代わって、舞台で上演して頂いた方が良いのではないか」と考えてしまいました。

それはつまり、上手に演じれば深みの出てくる作品ということです。

やりがいのある作品なのですから、頑張って練習したいと思います。

4分21秒

 

9月5日のパントマイム公演で上演するソロ作品の構成が、ほぼ固まりました。

すでに、上演時間が、秒単位で決まっているんですよ。

その尺、4分21秒!

爽やかな印象の作品だと思います。

 

パントマイム作品では、ほとんどの場合、不思議なことが起こります。

カバンが急に動かなくなったり、ボールが勝手に動き出したり、空間に突然透明な壁が出現して頭をぶつけたりします。

その方がお客さんも見やすい上に楽しめるし、パントマイムの芸の特長を発揮しやすいのだと思います。

 

しかーし、リアリズム演劇を標榜する僕としては、いくらパントマイム作品といえども、そんなありえない現象を発生させる訳にはいきません。

日常で実際に起こりうる事象だけで、勝負したいと考えました。

これが、本当に難しい!

どうしても、セリフで補足したくなります。

人間の心理の流れは、動きだけでは表現しきれないのです。

でも、ここはじっと我慢です。

色々試行錯誤を重ねた結果、一切のセリフを排し、かつ、人の心の機微を描いた作品が出来上がったように思います。

 

パントマイムでは、どうしても、動きそのものが主役になりがちです。

しかし、僕は、動きを通して見える人間像に興味があります。

心理が動くから、体も動く…。

そんなパントマイム作品をやりたいのです。

果たして、今回の作品が上手くいっているかどうかは分かりません。

ただ、僕としては、今後もこの路線を追求していきたいと思っています。

J1再開

 

サッカーのJ1は、ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会のため中断していましたが、約2カ月ぶりに再開されました。

昨日行われたのは、アジア・チャンピオンズリーグにより第11節で未消化の、広島―C大阪、鹿島―湘南、川崎―大宮、G大阪―京都戦の4試合でした。

ちなみに、僕が応援している広島は、0対5と、屈辱的な大敗を喫しました。

広島は、立ち上がりから攻め立てチャンスを作りました。

しかし、前半ロスタイムに、MF高萩が2枚目の警告を受けて退場し、流れが変わりました。

後半9分に先制された後も攻め立てるチームスタイルが裏目に出て、5失点。

攻撃陣も不発で、パスをつないでゴール前へと迫りましたが、シュートの精度を欠きました。

W杯での盛り上がりを受けての、J1再開の大事なゲーム。

最悪のリスタートとなってしまいました。

ブランクの後って、何事も難しいんですよね。

しかし、岡田ジャパンも最悪の状態を経験したおかげで、逆にベスト16まで進むことが出来たのです。

広島も、この負けをきっかけに、上位目指して、飛躍して貰いたいと思います。

 

さて、昨夜は、JIDAIさんのレッスンでした。

参加者みんなが、9月5日のパントマイムの公演で上演するソロ作品を、JIDAIさんに見せました。

不思議なことに、全員がシリアスな作品を作っていました。

人の一生とか孤独などをテーマにしたものばかりです。

僕の作品の主題も、”取り戻した希望”です。

大勢で上演するアンサンブル作品は、もっともっと禍々しい作風です。

(これは一見に値しますよ。他では、まず見られないユニークな作品です)

一般的にパントマイムといえば、ピエロのようなコミカルな演技を想像する人が多いと思います。

シリアスな作風が、JIDAI一門の特長なのでしょうか?

コミカルであれ、シリアスであれ、大切なのは演技の質です。

これからは、細かい部分にもっとこだわって、稽古していくつもりです。

ソロ・マイム作品

 

実は、8月29日(日)に続いて、9月5日(日)にも、舞台に出演させて頂きます。

詳細はまだご紹介出来ませんが、こちらはパントマイム・オンリーの公演です。

アンサンブルのみの出演だと思っていたのですが、先日確認したところ、ソロ作品も上演することになりそうです。

今は、慌ててアイディアを練っているところです。

セリフなしのパントマイムは本当に難しく、なかなか良い考えが浮かびません。

とりあえず、色々動いて試している状況です。

アンサンブル

 

今年の晩夏、僕は2つの公演に出演させて頂きます。

一つは、僕の作・演出による二人芝居。

もう一つは、アンサンブルによるパントマイム作品です。

 

すでにアンサンブルの稽古は始っています。

まだ、きっちり振付が決まっている訳ではありませんが、実際に大勢で動いています。

大勢で演じるのも、人の演出を受けるのも、久々のことです。

これもまた、楽しいモノですね。

普段、ぷにぷにパイレーツでは出来ない体験を満喫していきたいと思っています。

マルセル・マルソー

 

”パントマイムの神様”と呼ばれている、故・マルセル・マルソーさん!

その動画を、ユーチューブ内で発見しました。

僕が学んでいるポーリッシュマイムとは、まったく違うマイムですね。

マルソーさんの動きは舞踊に近く、内容も寄席芸のように万人受けするモノでした。

今、日本で上演されているのは、ほとんどマルソーさん流のパントマイムです。

良かったら、下記をクリックしてご覧になってみて下さい。

http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=_lF0XMCssG0

http://www.youtube.com/watch?v=BDEhi8H_hZY&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=3L63-SoPjbk&feature=related

ステファンのレッスン風景

 

僕は、普段、”ポーリッシュ・マイム”と呼ばれる、ポーランドのパントマイムを練習しています。

これは、皆さんがイメージされる一般的なパントマイムとは、まったく違ったものだと思います。

言葉では説明しにくいのですが、「存在しないものをあたかも存在するかのように見せるイリュージョン・テクニック」にとどまりらず、もっと演技の根本部分を明確に理論化、体系化したものです。

肉体だけで、最大限の演劇的効果をもたらそうというものではないでしょうか。

”ポーリッシュ・マイムの神”と言われているステファンさんのレッスン風景の映像が、ポーランドのテレビ局のサイト上で見られます。

(非常にエキセントリックなので、生徒さんは大変そうですが‥)

良かったら、ご覧下さいね。

http://www.tvnwarszawa.pl/8614,program.html

 

猿・猫

 

痛っ!痛たたたた!

凄い筋肉痛です。

特に下半身が酷い!

何かに掴まらないと、立ち上がれません。

今日は、階段を昇れるのでしょうか?

 

昨夜、JIDAIさんの指導の下、猿と猫を中心に、動物の動きの練習をしました。

動物のマイムがこんなに大変とは思いませんでした。

動物とおなじような筋肉や骨格の使い方をするわけです。

人間がやるのは至難の業です。

動物の動きの物真似をする芸人さんがいらしゃいますが、見た目よりも遥かに難しいんですよ。

何事も、実際にやってみないと分からないものですね。

垢と錆び

 

昨日、今年初めてのパントマイムの練習を行いました。

5時間みっちり動いて、へとへとになりました。

年末年始、仕事があまりに忙しかったので、ほとんど動きの稽古が出来ていなかったんですね。

その垢や錆びが、一気に落ちたような気がします。

動きを怠けると、自分本来のクセや弱点が顔を出してきて、パターンの演技になりがちです。

しかも、体調がおかしくなってきます。

(僕の場合、眠りが浅くなり、肩や腰のコリが酷くなっていきます)

でも、昨日たっぷり動いたお陰で、今朝は久々にスッキリした目覚めとなりました。

筋肉痛は多少ありますが、精神的にも晴れ晴れとした気分です。

これは、実際に体験してみないと分からないでしょうね。

人間は、やっぱり動かないとダメですよ。

演劇は、絶対心と体に良いです。

皆さん、積極的に演劇をやりましょう!

 

1月17日(日)に開催する「ぷにぷに演劇ワークショップ」ですが、もうお一人様だけ受付可能です。

一昨日、参加予定の方お二人にお会いしました。

そこで、2~3分、「こんなことをやるつもりです」とデモンストレーションを行いました。

すると、お二人とも感動されて、「人生観が変わる」とまでおっしゃっていました。

こんなことをお伝えする演劇ワークショップは、多分、他には見当たらないと思います。

巨匠、ミラン・スラデクさんに教わったことなどを含めて、僕の知っていることは何でもご紹介していくつもりです。

是非、お早めにお申し込み下さい。

お待ちしています!

「風船」作品解説

 

●「風船」

「風船男」と同じく、”風船”のパントマイムを中心に構成した一人芝居です。

公演本編の最後に上演しました。

 

「風船男」は、悪の世界を舞台に、風船の膨らむ性質を軸に作った作品です。

それと重ならないように、「風船」では、人間の優しさと悲しさを、風船の飛ぶ性質に象徴させて見せるというものにしてみました。

本来、1つの公演の中に、2つも同じマイム・テクニックの作品を並べるのは、無謀なことなんです。

でも、そういうタブーに挑戦していくのが、僕は大好きなんですよね。

幸いなことに、「風船ばかりやって、しつこい」と思われたお客様は、いらっしゃらなかったようです。

 

毎週末、遊園地にやってきて、子どもたちに無料で風船を配るおじさん。

彼が、風船に託した悲しい思いとは‥?

約10分の、シンプルな小品です。

 

この作品は、本当に難しかったですね。

僕がこれまで経験してきた中で、ずば抜けて難しいと思いました。

ちゃんと風船を見せなくてはいけませんし、かと言ってマイムをやりすぎると、風船おじさんの心情が消えていってしまいます。

風船の膨らまし方、持ち方、足の運び、飛ばし方、視線‥、その他、全ての動きに細心の注意が必要でした。

あまりに繊細な感覚なので、動くのが怖くなったほどです。

 

でも、丁寧に稽古を重ねていくうちに、僕は様々な表現を手に入れたような気がしています。

まだまだ、上手く出来たとは思えません。

ただ、今回の経験で、上手くなるためのスタート地点に立てたような実感を得ることが出来ました。

本当に良い経験になりました。

 

本番中、沢山のお客様が、涙を流していらっしゃいました。

泣かないまでも、皆さん、集中してご覧頂けたようです。

「パントマイムが素敵でした」とか、「パントマイムに興味を持ちました」といった、身に余るお褒めの言葉も頂戴しました。

ありがたいことです。

今後、ますます、パントマイムの稽古に精進しなくてはなりませんね。

 

「風船」は、何の事件も起こらない、僕ならではの地味な作品です。

マイムと演劇を融合させた、こういったスタイルの演劇は、日本中で僕ぐらいしかやっていない筈です。

(喋るマイムは少なくありませんが‥)

一般受けは難しいかもしれません。

でも、心温まる優しいマイム演劇を、僕は、より一層追求していきたいと思っています。

「さくパンフェス」を終えて

 

「さくパンフェス」を終えて、2日。

今、しみじみ、出演して良かったと思っています。

 

まず、僕のことを全くご存知ない方々にご覧頂けたことが収穫です。

僕の作品を初めて見るお客様にどう受取られるのか、とても興味がありました。

また、「さくパンフェス」にいらっしゃる皆さんは、普段から舞台を良くご覧になっているようです。

ですから、ぷにぷにパイレーツで上演する時とは、客席の雰囲気が全然違いましたね。

役者にとって、色々なお客様に見ていただくのが、一番の修行になります。

今回、本当に沢山学ぶことができました。

 

また、パントマイム・アーティストとして活躍中の皆さんにご覧頂いたのも、勉強になりました。

終演後、一流の方々から、様々な感想を聞かせて頂きました。

概ね、お褒め頂いたのですが、それが自信につながりましたね。

中には、「あの場面は、顔の向きを変えた方が良い」など、具体的なダメ出しをして下さったアーティストの方もいらっしゃいました。

本当に有り難いことですね。

凄く参考になりました。

 

もう一つ、他のアーティストの作品を拝見出来たのも大きかったですね。

どのように舞台を作り構成していくのか、同じ目線で見ることが出来ました。

同時に、沢山の素晴らしいアイディアも頂戴したように思います。

 

「ぷにぷに冬のパン祭り」本番直前というタイトなスケジュールでしたが、頑張って出演して本当に良かったと思っています。

やっぱり、何事も挑戦していかないとダメですね。

実に貴重な経験を積むことが出来ました。

 

さあ、今日からは気持ちを切り替えて、「ぷにぷに冬のパン祭り」に集中していきますよ。

今夜は、「フラメンコ店長」と「ニュース寿司」の稽古を行います。

気がつけば、12月13日の本番まで、丁度2週間しかないんですよ!

「さくパンフェス」Aプロ千秋楽

091127_1846~01.jpg

 

昨夜、無事、「さくパンフェス」Aプロの千秋楽を迎えました。

お陰様で、とても幸せな二日間を過ごすことが出来ました。

(上の写真は、劇場入り口の様子です)

 

昨日は、本番の2時間前の17時集合でした。

僕は、照明のチェックのため、16時に劇場に入りました。

照明の直しはすぐに終わり、開演まで2時間以上、ゆったりと過ごしました。

初日に大きな問題が生じなかったので、全体での稽古は、一切ありません。

出演者各自が、鏡に向ってチェックを繰り返していました。

僕も、初日とは演技プランを変えた所が何箇所かあったので、そこを重点的に確認し続けました。

 

開演は、19時。

2日目も、沢山のお客様が詰め掛けて下さいました。

最初から、会場は熱気でムンムンしています。

作品上演の前に、シスターひろみさんの、”歯磨き”のパントマイム・レクチャーです。

これで、場内がより一層盛り上がりました。

 

そして、トップバッターの僕の「風船男」の上演です。

作品の冒頭は、かなり印象的な絵作りを行っているつもりです。

そのインパクトで、客席が一瞬どよめいた印象を受けました。

しばらく風船のパントマイムをやってから、セリフのパートに入ります。

最初のセリフから笑い声が起こったので、僕はビックリしました。

決して面白いセリフではないからです。

それ以外にも、随所で笑い声が聞こえてきたので、意外な感じを受けました。

パントマイム作品ではありえないタイプの、こってりしたセリフ回しだったからでしょう。

「風船男」はオチのある作品です。

大きな括りで言えば、コントになるのかも知れません。

しかし、ラストのオチまでは可笑しいセリフを入れていないので、笑いが起きるとは全く予想していませんでした。

とにかく、観客の皆さんが作品に集中して楽しんで頂けたようです。

実際、僕は舞台上で、客席からの凄い圧力を感じていました。

ちょっとでも気を抜いたら吹き飛ばされそうに感じるほどのパワーが、僕の肉体に集中しているのが分かりました。

そして、オチのセリフでは、さすがに笑いが巻き起こっていましたね。

それも、「ワハハハ」ではなく、「クックックック」という忍び笑いです。

僕の望んだ通りの反応だったので、とても満足しました。

最後のパントマイム・シーンは、かなりシュールなギャグになっているので、笑っている人、戸惑っている人、唖然とする人、様々な反応が見られました。

これも予想通りですね。

(このシーンは、初日とは大きく雰囲気を変たのですが、どちらが良かったんでしょうか?)

あっという間に10分間の上演が終了し、劇場は大きな温かい拍手に包まれました。

 

今回は、パントマイマーの皆様に囲まれ、しかもお客様はパントマイムを期待してご来場されています。

僕にとっては、いわばアウェイの状況です。

それだけに、僕の作品の真価が問われる公演でした。

しかし、会場の雰囲気、お客様から頂戴した感想、アーティストの皆さんの反応をみる限り、お陰様で好評を頂いたようです。

僕自身、とても手応えを感じています。

出演して本当に良かったと思っています。

ここで学んだことを、ぷにぷにパイレーツにフィードバックしていくつもりです。

「さくパンフェス」にご来場頂いた皆様、誠にありがとうございました!

「さくパンフェス」Aプロ 2日目

IMG_0641.jpg 

 

昨日、無事「さくパンフェス」初日を終えてきました。

いやー、大いに盛り上がりましたね。

 

午前10時に劇場に入り、早速、場当たりを行いました。

立ち位置を確認したり、照明を作ったり、音量を調整したり、実際に劇場に入らないと出来ない確認作業を行いました。

アトリエ無現よりかなり舞台面が小さいので驚きましたが、最初から移動を小さめの設計にしてあったので、全然平気です。

どこまで動けるかを確認し、歩数等を計って、場当たりは終了しました。

 

僕の仕事は、自分の作品を上演するだけではありません。

共演者の小道具の出し入れ等、スタッフ的な役割も担うことになります。

人の作品だけに失敗は許されないので、自分の出番以上に緊張しますね。

 

午後3時からゲネプロです。

本番同様に、オープニングからラストまで完全に通していく稽古です。

特に大きな問題もなく、時間も予定通りジャスト90分。

実に快調です。

 

2時間ほど時間が出来たので、チラシの折込を手伝ったり、客席を整備したりしました。

6時半に開場。

普段、ぷにぷにパイレーツでは、自分で受付などをやっていますが、昨日はスタッフさんが沢山いらっしゃったので、楽屋でのんびり出来ました。

 

午後7時に開演。

僕は、トップバッターでの登場です。

「風船男」という10分ほどの作品を上演しました。

冒頭部分、僕は異常に緊張感を高めます。

その時点で客席は戸惑い、驚き、異様な雰囲気に包まれて、一気に会場の温度がヒートアップしたように思いました。

パントマイムパートを終えると、僕は強烈なキャラクターで喋り始まるのですが、そこでも客席が揺らいだような印象を受けました。

マイムではあまり見られない展開が続いたからでしょう。

その後は快調に進行していきましたが、会場がグルーヴしているような心地よい一体感を感じました。

思わぬ所で笑い声が起きたりして、皆さん、しっかり作品の世界を楽しんで下さっていたように思います。

衝撃のラスト・シーンでは、笑う人、ビックリする人、考え込む人、様々な反応があったように思います。

いずれにしても、とても良いフィーリングで、上演することが出来ました。

あっという間の10分間でしたが、僕自身、とても楽しめました。

 

終演後のお客様の反応を見る限り、自分で言うのも何ですが、とても好評だったようです。

皆さん、感想を熱く熱く語って下さいました。

初対面の方からも沢山話し掛けられご意見を聞かせて頂きました。

本当に有難いことです。

 

さあ、今日は2日目。

そして、僕にとっては千秋楽です。

気を緩めることなく、今日も集中して臨みたいと思っています。

お席に十分余裕がございますので、是非、劇場に足をお運び下さい。

よろしくお願いします。

 

●「さくっとパントマイム・フェスティバル」Aプロ

日時:2009年11月27日(金)19:00開演

会場:MAKOTOシアター銀座

    地図 http://www.makototheater.com/map.html

出演:石崎一気、シルヴプレ、高橋素子、平川知秀、月出裕司

    (ミニレクチャー シスターひろみ)

料金:当日2500円

公演詳細:http://pantomimeweek.blog44.fc2.com/

今日から「さくパンフェス」

091125_1009~02[1].jpg

いよいよ本日「さくパンフェス」初日を迎えました。

10時に劇場集合なので、もうすぐ出掛けなくてはなりません。

 

昨日、JIDAIクラスで、「風船男」の冒頭の部分をやってみたら、仲間からは評判が良かったですね。

インパクトが強烈なのが、好評の理由のようです。

また、意外なラストが良いとのお褒めも頂いています。

きっと、本番でも盛り上がることでしょう。

是非、劇場でご覧頂きたいと思っています。

当日券も、十分ご用意しています。

予約なしでも全然大丈夫ですから、気軽にお越し下さいね。

 

ちなみに、上の写真は、今日本番で着用する衣装です。

パントマイムでは珍しい、具体的な衣装ですね。

他のアーティストとは全く違った個性を、存分に発揮してきます!

トップ・バッター

 

いよいよ明日から「さくっとパントマイム・フェスティバル」です。

僕自身、非常に楽しみにしています。

出演順も、昨日決ったようで、僕は公演のトップバッターとして登場することになりました。

僕がプロデューサーでも、自分をトップバッターに持ってきますね。

「風船男」は、その想定の下で作った作品なんです。

 

公演の冒頭を担当するのは、実は本当に大変なんです。

その日の雰囲気全体を決めてしまいます。

そこで客席が変な感じになってしまうと、取り返すのはなかなかに難しいのです。

逆に、トップから盛り上がると、最後まで快調に走り抜けられるものです。

ぷにぷにパイレーツの公演でも、最も配慮するのは、最初の作品なんですよ。

「偽装疑惑」「さらば!市民球場」「きっと来る」「ええじゃあないか」など、一定のカラーが感じられますでしょ?

公演冒頭には、誰にでも分かりやすい、比較的軽めの作品が合っているように思います。

 

明日、明後日に上演する「風船男」も、時間にして10分弱。

内容も、実に分かりやすいサスペンスです。

ぷにぷにパイレーツで上演したことのないタイプの作品です。

照明もプロの方が担当されます。

きっとカッコいい舞台になる筈です。

是非、ご覧頂きたいと思っています。

 

●さくっとパントマイム・フェスティバル Aプロ

日時:2009年11月26日(木)&27日(金)19:00開演

会場:MAKOTOシアター銀座

    地図 http://www.makototheater.com/map.html

出演:石崎一気、シルヴプレ、高橋素子、平川知秀、月出裕司

    (ミニレクチャー シスターひろみ)

料金:前売り 2000円  当日2500円

公演詳細:http://pantomimeweek.blog44.fc2.com/

「さくパンフェス」総見

 

昨日は、「さくパンフェス」の総見でした。

総見とは、どんな作品かを、音響・照明・舞台監督などのスタッフに見せる、いわゆる「ネタ見せ」のことです。

総見を通じて、きっかけの確認や、照明プランの作成、道具などの出はけや転換などの段取り決め、所用時間の計測などを行います。

問題が見つかれば、演出の変更をする場合もあります。

 

「さくっとパントマイムフェスティバル」のタイトル通り、僕は”さくっと”した演出にしておきました。

音響と照明のきっかけが、それぞれ2回づつ。

(要は、始める所と終る所だけです)

しかも、セリフがきっかけなので、間違えようがありません。

10分弱の作品を1回通しただけで、特に確認することもなく、15分ほどで、あっという間に総見が終わってしまいました。

あまりにやりどころがなかったせいか。「照明を1回変えてもいいですか?」と、逆に提案されてしまった程です。

他のアーティストはきっかけが凄く多いので、肩透かしに遭ったような感覚だったのでしょうね。

 

そもそも僕は、音響や照明を多用するのはあまり好みではありません。

特にパントマイムは、実在しないものをあるように見せる芸です。

効果音を使って説明してしまうのは、ちょっとしたルール違反のような気がします。

どうしてもないと困る場合のみ照明・音響を使用するというスタンスで臨みたいと思っています。

そうしないと、逆にきっかけに振り回されてしまって、きっかけの為に演技をやっているような事態になりまねません。

本当に大切なのは、登場人物の心情です。

効果音によって、心の動きのリズムを狂わされていては、何の意味もありません。

 

きっかけ過多の演出は、小劇場演劇の世界では、もっと酷い状況にあります。

某人気劇団などは、すでに全ての音響や照明がプリセットしてあって、それに合わせて演技しているそうです。

ほとんどカラオケ状態です。

そういう舞台の方が、入場料が高かったりするんですから、不思議な世の中ですね。

この問題については、また今度ゆっくりお話しします。

「風船男」あらすじ

 

昨日は、僕の誕生日でした。

人に言われるまで気が付かないなんて、おじさんになった証拠ですね。

最近は、ちょっと考えないと、自分が何歳か分からなくなりました。

 

さてさて、「さくっとパントマイムフェスティバル」まで、あと5日!

今日は、そこで上演する「風船男」について、ご紹介します。

 

サーカスで人気の風船男が、団長とある賭けをする。

愛する女を巡って命を掛けた男と男の戦い。

果たして、風船男は、女を勝ち取ることが出来るのか?

あるいは、失敗して命を落とすことになるのか?

巧妙に仕掛けられた罠。

度重なるどんでん返し。

手に汗握るスピード感!

恐怖に次ぐ恐怖!

そして、衝撃的なラストシーン!

パントマイムでなければ実現出来ない”怪奇幻想の世界”に、皆さんを誘います。

 

僕が開発したパントマイムの動きも入っています。

作品をお見せした、JIDAIさんやロウミンさんからも「その動きは面白い!」とお墨付きを頂きました。

パントマイムに精通した方でも、初めてご覧になる方でも、必ずやお楽しみ頂けると自負しています。

是非是非、照明・音響施設も充実した”銀座MAKOTOシアター”でご鑑賞下さい。

お席はまだまだ十分ご用意出来ます。

よろしくお願いします!

 

「さくっとパントマイム・フェスティバル」 Aプロ

 

日時:2009年11月26日(木)&27日(金)19:00開演

会場:MAKOTOシアター銀座

    地図 http://www.makototheater.com/map.html

出演:石崎一気、シルヴプレ、高橋素子、平川知秀、月出裕司

    (ミニレクチャー シスターひろみ)

料金:前売り 2000円  当日2500円

公演詳細:http://pantomimeweek.blog44.fc2.com/

 

*ご予約は、このHPの”公演予約”の所からお願いします。

1週間後

 

「さくっとパントマイムフェスティバル2009」に出演する2人のアーティストの作品を、稽古場で二夜連続で見せて貰いました。

一昨日は、neiroさんの、まさにポーリッシュマイムとも呼べるアートなテイストの作品。

昨日は、KADOYAさんの、いわゆるパントマイムらしい、分かりやすく面白い作品でした。

一言でパントマイムと言っても、色々なスタイルがあるものですね。

表現したい世界も違えば、動きの特徴も違います。

でも、どちらも素晴らしいんですよ。

「ああ、こんな世界観もあるのか!」と感心することしきりです。

セリフ劇以上にアーティストの個性が強く出るので、演者からすると怖い反面、見る側は面白く感じます。

とにかく、2人とも若手には違いないんですが、技術も高く、非常に見やすいんですよ。

是非とも、ご覧頂きたいと思います。

 

KADOYAさんは、11月29日(日)のCプロ。

neiroさんは、12月3日(木)&4日(金)のEプロに出演されます。

ちなみに、JIDAIさんの登場は、12月6日(日)のGプロです。

その前に、僕の出るAプロ(11月26日&27日)をお見逃しなく!

あっ、本番は、丁度1週間後だ!

 

詳細は、下記でご確認下さい。

http://pantomimeweek.blog44.fc2.com/

見稽古

 

「さくパンフェス」のCプログラムに出演するJIDAIクラスの仲間の作品を、昨日、見せて頂きました。

人の作品を見るのは、とてもとても勉強になります。

僕の中には全くない世界観、演出、体の使い方等を見ることが出来るからです。

また、作品作りの上で大切なことや、やめた方がいいことなどを沢山気付かせてくれます。

一人で何十回稽古するより、人の作品を見た方が、身に付くことが多いのかもしれません。

日本の古典芸能では、「見稽古」といって、見るのも重要な稽古であると考えています。

ただ、見て学べるようになるには、あるレベルに達していないと難しいかもしれませんけど‥。

 

稽古後、仲間と一緒に、作品について語り合いました。

約8分の作品について話していたら、あっという間に2時間以上が経過してしまいました。

こうやって語り合うのも、大切なことです。

収穫の多い一日となりました。

仲間に負けないように、僕も頑張らないと!

「ぷにぷに冬のパン祭り」まで1ヶ月

 

「ぷにぷに冬のパン祭り」本番まで、今日で丁度1ヶ月!

益々、気合いを入れて稽古しなくてはならない時期に入りました。

稽古は幾らやっても十分ということはありませんね。

やる度に、新たな発見が沢山あります。

昨日も、「風船男」の動きについて、新しいアイディアを思い付きました。

見た目がよりリアルになり、かつ面白いものになりました。

要は、肋骨の動かし方なんですけど、「これに気付かなかったら」と思うとゾッとします。

稽古の際は、常にこれまでのプランを疑いながら、最良のものを模索していかなくてはなりません。

「向上した」と思う瞬間こそ、演劇を作る上での最高の喜びだと思います。

また新たな発見を求めて、今日も稽古しなくては!

 

一方、「さくっとパントマイムフェスティバル」Aプロの本番まで、2週間を切りました。

ぷにぷにパイレーツの公演とは違った雰囲気の舞台になります。

ぷにぷにでは出来ない、グロテスクな演出も試みます。

アウェイでの他流試合になりますので、是非、皆様、応援に来てください。

みたま

091107_1618~01[1].jpg

昨日は、「にぎわい爆発!あつぎ国際大道芸」の中継のお仕事でした。

午前9時に集合し、正午から放送開始。

途中、休憩を挟みながら、夕方5時40分までの長丁場でした。

「究極のロハス・スタイル」の熱演でお馴染みの、池戸美香さんとご一緒出来たので、とても楽しいお仕事となりました。

池戸さんの面白さ、最高です(阿部選手風に)!

 

立冬にもかかわらず、好天にも恵まれ、とても暖かい一日となりました。

それに誘われて、沢山の観客が各地から訪れ、イベントは大いに盛り上がっていましたよ。

国内外から44組のアーティストが集結し、多種多彩な芸を展開しました。

やはり人気は、プチ・サーカスのような、ダイナミックで大きさを感じさせるもののようでした。

ジャグリングも大好評です。

ウォーキング・アクトは子ども達に人気で、まるで「ハメルンの笛吹き」のように大勢の子どもが後を追いかけていました。

 

しかし、そんな中、パントマイムも健闘していましたよ。

今回のイベントで最大のステージとなる厚木公園に、夕方5時前後、パントマイマーの加納真実さんが出演されました。

気温が下がってきているにもかかわらず、十重二十重の人、人、人!

大ヒットした歌謡曲にのせて、青いジャージ姿で、ストーカーまがいに迫ってくるという芸が、大爆笑を巻き起こしていました。

その他、ジャグリングやアクロバットなどを交えたパントマイム・ユニットも幾つか出演し、好評を博していました。

 

今、大道芸は、全国で地域興しの起爆剤として期待されているようですね。

大道が舞台なので、沢山の観光客が、元気を失った中心市街地を散策してくれるわけです。

商店街も活性化しますし、その街の認知度も多いにアップします。

劇場のように閉鎖された空間ではないので、偶然パフォーマンスに触れ合い、そのファンになってしまう可能性も秘めているのです。

(しかも、ここだけの話、大道芸は、コストが非常に安く済むんですね。アーティストさえ招聘してしまえば、後はPRさえしっかりしておけば大丈夫!特別に施設を建設する必要もなく、音響等も芸人自身で用意することがほとんどです。観客数は、どんな劇場イベントより多いわけですから、費用対効果は最高ですよ)

街全体が、ワクワク出来る劇場になる‥、素晴らしいことではありませんか!

今、不景気で、地域イベントを削減していく動きが活発なようですが、大道芸フェスティバルだけはむしろ増加の一途を辿っています。

今後益々、全国各地で大道芸に出会うチャンスが増えていくのではないでしょうか?

昨日一日を通して、痛切に感じました。

パントマイマーにも、十分チャンスはありますね。

 

上の写真は、ウォーキング・アクト中の「みたま」さんです。

江戸時代に男を求めてさまよい続けた「みたま」。

誰か私を愛してくれる男はいないのか?

諦めきれない魂が実体化して21世紀に現れた!

あなたは、「みたま」さんを愛せますか?

あつぎ国際大道芸2009

 

今日は、「にぎわい爆発!あつぎ国際大道芸」のお仕事です。

本厚木駅そばの厚木公園からの生中継です。

パントマイマーをはじめ、44組の様々なアーティストが出演します。

是非、遊びに来て下さい!

「風船」ラストシーン

 

「風船」という作品のラストシーンで四苦八苦しています。

30秒ぐらいの動きだと思うんですが、何度も何度も繰り返して練習しているところです。

これほど難しい動きをやったことはありません。

作品自体が、優しい繊細なものなので、動きも相当神経を使わなくてはなりません。

ミディアムの動きでは難しすぎるので、今日はスローモーションで試してみたいと思います。

どの程度のスピードが適当なのか、試行錯誤を重ねることになりそうです。

「風船」稽古に、あのアーティストが!

 

一昨日の稽古の最後は、僕が上演する「風船」でした。

これは、上演時間がおよそ10分間の、ごく短い一人芝居です。

作・演出・出演が全部僕ですから、何も稽古場で稽古しなくても良さそうですよね?

これには、ちゃんと訳があるんですよ。

「風船」のオープニングやラストなど重要な場面は、パントマイムで表現します。

一応、どういう動きを見せるかは、脚本を書く段階で決めてありました。

しかし、僕の考えたパントマイムで、本当にいいのか、悪いのか、自分では判断出来ません。

そこで、一流のパントマイム・アーティストにお越し頂き、ご指導頂くことにしたのです。

そのパントマイマーとは‥、勿論、ロウミンさんです!

「ぷにぷに号泣祭り」や「ぷにぷに!泣いてつかあさい」に出演して下さったご縁もあって、今回お願いいたしました。

 

脚本は予めご覧頂いていたので、早速動きの説明からさせて頂きました。

すかさず、色々のご指摘やご指導を頂戴しました。

その一つ一つが、まさに目から鱗です。

僕は、まだまだパントマイムの勉強中なので、ついつい出来ることを全部やろうとしてしまいます。

しかし、それが、どれほど作品の興趣を削いでしまうかを痛感いたしました。

実際に、ロウミンさんが見本を見せて下さるのですが、その動きが実に無駄がなく美しいのです。

最小限の動きで、最大限の効果を発揮されていました。

うーん、素晴らしい!

僕は、自分がやることも忘れて見惚れてしまいました。

風船を見るというだけの動きで、なぜこんなに違いが出るのでしょう?

僕は「一所懸命パントマイムをやろうとしている人」という感じですが、ロウミンさんは「パントマイムなんかやってない」ように見えるんです。

「そういう人が、ごく普通に、風船を持って見ている」という風情なんです。

テクニックを使っていることが悪目立ちしてしまうと、観客はそればかりに目が行き、作品の本質が見えにくくなるということなんでしょう。

一緒に同じ動きをやって頂くと、実力の差があまりに大きくて愕然としました(当然のことですけど‥)。

まるで大リーガーと並んで、ピッチング練習をやっているような感覚に陥りました。

実に奥深いですね。

 

「風船」のラストシーンは、さらに繊細な動きを要求されます。

ロウミンさんは、本当に小さい動きに変えるように指摘して下さいました。

なるほど、おっしゃる通りです。

ロウミンさんの見本を見ると、「ああ、美しいなあ!悲しいなあ!良いなあ!」と、うっとりしてしまいました。

僕が描きたかった世界観そのものです。

自分で、「何て素晴らしい作品なんだ!」と感動してしまいました。

(むしろ、ロウミンさんに上演して貰った方が、作品が喜ぶんじゃないでしょうか?)

しかし、自分でやってみると、その動きが全然出来ないんですね。

難しいーーーー!

油断すると、どうしてもダイナミックな大袈裟な動きになってしまうんです。

小さい繊細な動きをやるためには、大きい大胆な動きの何倍ものエネルギーと集中力が必要なのです。

でも、一度ロウミンさんの動きを見てしまうと、もう元には戻れません。

これから、ロウミンさんをお手本に、少しでも近付けるように猛稽古を行っていきたいと思います。

無理を言って、稽古に参加して頂いて本当に良かったと思います。

今後も、動きで困った時には、ロウミンさんに”SOS”を発信しようと、勝手に考えています。

 

「風船」の後、「風船男」の相談にも乗って頂きました。

ラストシーンが、より過激で面白くなったと思います。

僕が一人で考えても、こんな素晴らしいアイディアは出てきません。

本当に「下手の考え休むに似たり」ですね。

これで、「風船男」は、JIDAIさんとロウミンさんのダブル監修が入った作品になりました。

何と豪華な作品でしょう!

あとは、演者がしっかりしないといけませんね。

 

ロウミンさんは、僕より遥かに年下です。

そんな方から、色々教わることが出来るって、素晴らしいことだと思います。

自分より優れた人なら、年齢・性別・国籍など、一切関係ありません。

宮本武蔵も、「自分以外の全てのものから学ぶことが出来る」といった趣旨の言葉を残しています。

とにかく、自分が尊敬し憧れる存在を積極的に見出し、その方から学ぶ姿勢を保ち続けるしか成長の道はないのだと思います。

ですから、今後も、図々しく、どんどん指導を仰いでいくつもりです。

ロウミンさんをはじめ、アーティストの皆さん、よろしくお願いします!

 

「さくパンフェス」の制作の皆さん

 

先週、「さくパンフェス」のミーティングに参加してきました。

そこで改めて思ったのですが、制作を担当されている皆さんは、本当に大変ですね。

頭が下がります。

大量のチラシの製作や配布、チケットの作成や管理、35組の出演者のスケジュール管理等、事務的な処理だけでも、相当手間な筈です。

ましてや、個性の強いアーティストが揃っています。

彼らの主張や要求を考慮していると、キリがないと思うんですよね。

音響や照明など演出面でも、かなり苦労されるのではないでしょうか?

(マイムはセリフがない分、きっかけがどこか分かりにくいんですね)

考えれば考えるほど、大変な催しです。

(一流の方々が出演されるので、内容の方は問題ないと思いますが)円滑に本番を終えられれば、それだけで拍手モノだと思います。

 

出演者が数名しかいない”ぷにぷにパイレーツ”ですら、稽古のスケジュール管理は大変です。

全員が揃って稽古する機会は、まずありません。

「コント祭り」の時は、本番日の午前中に、初めてメンバーが揃って、「きっと来る‥2」の稽古が出来ました。

「ぷにぷに冬のパン祭り」も、ひょっとしたら、本番日しか揃って稽古できないかも知れません。

それこそ”さくっと”した公演を目指す、ぷにぷにパイレーツならではのことでしょうね。

一般的な劇団の制作さんはさぞや大変なんでしょうね。

「さくパンフェス」企画書

 

僕が出演させて頂く「さくパンフェス」について、改めてご紹介させて頂きます。

このイベントを主催されているシスターひろみさんから、公演企画書が寄せられたので、こちらに掲載いたします。

 

■さくっとパントマイムフェスティバル 概要

お待たせしました!今年も銀座に集結♪
35組のアーティストによるシアターパントマイムのアラカルト!
劇場でパントマイムを観よう♪

「さくっとパントマイム♪フェスティバル2009」
11月26日(木)開幕!!

「シアターパントマイムを身近に!」をコンセプトに、
大道芸としてのパントマイムではなく、
劇場で観るパントマイムを楽しんでもらおうと、
08年に始まった「さくっとパントマイム♪」も2年目に突入!
この秋で第21回目を迎え、
昨年11月には「さくっとパントマイム♪フェスティバル2008」を開催と、
これまでに多くのお客様にご来場頂きました!

今年6月、第4回目を迎えた「パントマイムウィーク」とともに、
シアターパントマイムを楽しむ機会は、益々増えてきています。

そして、今年も、シアパンファンを魅了すべく、
総勢35組ののパフォーマーによるフェスティバル開催が実現!
パントマイム界のベテランから未来を担う若手までが、
オリジナリティ溢れる表現を10日間に渡って熱く展開!
もちろん、パントマイム伝道師♪シスターひろみや
ゲスト講師による大好評のパントマイムミニレクチャーも
しっかり付いて、さくっとパントマイム体験もできるという、
とってもお得で、ワクワクのプログラム!

09年の締めくくりに、
またまた銀座はパントマイムで大興奮!
劇場で観る「シアターパントマイム」をさくっと楽しもう♪
この機会をお見逃しなく!!

■「さくっとパントマイム♪フェスティバル2009」
 ★会期:11月26日(木)~12月6日(日)
 ★会場:MAKOTOシアター銀座

■プログラム日時&出演者

 ◆Aプログラム
  ◎日程: 11/26(木) ・ 27(金)
  ◎時間: 19:00(両日とも)
  ◎出演: シルヴプレ
       高橋素子
       平川知秀
       月出裕司(舞☆夢☆踏)
       石崎一気

  ◎ミニレクチャー:シスターひろみ

 ◆Bプログラム
  ◎日程: 11/28(土)
  ◎時間: 15:00・19:00
  ◎出演: あがりえ弘虫
       Toga
       今川雅一
       いちょう(PMCマリオ)
       佐々木麗明(TOKYOマイムカレッジ)
  ◎ミニレクチャー: あがりえ弘虫

 ◆Cプログラム 
  ◎日程: 11/29(日)
  ◎時間: 14:30・18:30
  ◎出演: 山田とうし
        Shiva
            清水良憲
       KADOYA
              垣本朋絵(舞☆夢☆踏)
 ◎ミニレクチャー: 山田とうし

 ◆Dプログラム
  ◎日程: 12/1(火)・2(水) 
  ◎時間: 19:00(両日とも)
  ◎出演: YEN TOWN FOOLs
       たかくわみえ(劇団汎マイム工房)
       unーpa
       奥田 翔
       エンジョイJOY(TOKYOマイムカレッジ)
  ◎ミニレクチャー: シスターひろみ

 ◆Eプログラム
  ◎日程: 12/3(木)・4(金) 
  ◎時間: 19:00(両日とも)  
  ◎出演: 細川紘未
        クラウンYAMA
        ごっちくん
        ジーク谷田宮(舞☆夢☆踏)
        neiro(JIDAI マイムクラス)
  ◎ミニレクチャー: シスターひろみ

 ◆Fプログラム
  ◎日程: 12/5(土)
  ◎時間: 15:00・19:00
  ◎出演: 島 留美
       エディー
       しいなまん
       ヤマスケ
       リオ(TOKYOマイムカレッジ)
  ◎ミニレクチャー: 島 留美

◆Gプログラム
  ◎日程: 12/6(日)
  ◎時間: 14:30・18:30 
  ◎出演: JIDAI
       伊藤洋一
       Abo
       野次馬(舞☆夢☆踏)
       平 光司(TOKYOマイムカレッジ)
  ◎ミニレクチャー: JIDAI

■チケット 
  ◎前売り ¥2,000 
  ◎当日  ¥2,500
  ◎子供  ¥1,500(小・中学生)
  ◎お得な通し券♪ ¥9,998
          (限定10枚・前売りのみ) 
  ◎お得な3回券♪ ¥5,500
          (限定15枚・日時指定・前売りのみ)

■会場:MAKOTOシアター銀座
     http://www.makototheater.com/
      東京都中央区京橋3-3-2富士ビル1F
      TEL 03-3548-9022(当日のみ)
      ◎銀座線 「京橋駅」2番、3番出口より徒歩3分
      ◎有楽町線「銀座一丁目駅」7番出口より徒歩3分
 ★地図⇒ 
http://www.makototheater.com/map.html

■企画・制作:SPP事務局
       (細川紘未・島留美・阿部邦子・ロウミン)


ご覧のように、本当に豪華で贅沢なイベントです。

僕と一緒にパントマイムを学んでいる仲間も多数出演します。

皆さん、可能な限り、劇場に足をお運び下さい。

2つのラストシーン

 

昨日は、最高に楽しい一日でした。

長時間、JIDAIさんのレッスンを受けたのです。

かなりハードな内容で、何度も足の裏が攣ってしまいました。

しかし、有意義なことを沢山学べたので、大満足です。

パントマイムですけど、普通の演技にも役立つことばかりです。

教わった動きから、劇の発想を得ることも少なくありません。

 

特に、昨日は、「風船男」の演出や演技の相談もさせて頂きました。

クラスの皆とも話をしながら、細かい動きを決めていきました。

ラストシーンでどう動くかを考えていると、2通りのアイディアが出てきて、どちらにするか議論になりました。

僕は、ダークなハードボイルド作品をイメージして書いたので、ストイックでシリアスな結末を想定していました。

しかし、JIDAIさんをはじめ、若きパントマイマーたちは、もっとアートでファンタジックでシュールなラストの方がいいと主張されるのです。

僕はどちらにするか迷いましたが、パントマイムのフェスティバルでの上演ということから、後者を選択することにしました。

まさに、パントマイムならではの感覚だからです。

僕の、いわゆる写実的な演劇の発想法の中にはありえない演技だったので、一度挑戦してみたいと思いました。

 

試しに、早速その演出をやってみましたが、見ていた人みんなが大喜びしてくれました。

お陰様で、お褒めの言葉も沢山頂きました。

まさに、衝撃の結末で、物凄いインパクトを残すのは間違いありません。

neiroさんは、「海外でも通用する内容だ」と絶賛して下さいました。

JIDAIさんまで、「いいなあ、いいなあ」と連発されていました。

やっぱり、自分一人で考えているより、色んな人の意見を聞いた方がいいですね。

様々な選択肢の中から選ぶ方が、絶対に面白くなりますからね。

ご相談して、本当に良かったと思います。

 

実は、この2つのラストシーンのプランですが、セリフは全く同じなんです。

最後のセリフを言った後の動きが異なるだけなんですよ。

なのに、ストーリーそのものが全然変わってしまうんです。

作品の性質、目的など、全てが変質してしまうのです。

(具体的なことは、2つを比べてご覧頂かないと理解出来ないと思います)

パントマイムって凄いですね。

 

ただ、僕の当初の演出プランも捨てがたいんですよね。

「さくパンフェス」とは別の機会に、そちらも上演してみたいと思います。

 

下手の考え休むに似たり

 

金曜日の「さくパン」終演後、ロウミンさんとお話をさせて頂きました。

特に、僕が「さくパンフェス」で上演する予定の「風船男」の動きについて、色々伺ったのです。

さすがは、ロウミンさんです。

僕が、どう動けば良いのか困っていた所が何箇所かあったのですが、ズバズバ結論を出して下さいました。

やっぱり一流の人は違いますね。

動きを決めるだけでなく、その際どこに注意すべきなのか、そのポイントまで予め指摘して下さいました。

お陰様で、一気に稽古のフェイズが上がり、作品も面白く、かつ分かりやすくなったように思います。

ご本人にはご迷惑かもしれませんが、今後も迷ったことがあったら、どんどんご指導を仰ごうと思っています。

「下手の考え休むに似たり」ですからね。

信頼して相談できる方がいるというのは、本当にありがたいことです。

「さくっとパントマイムvol.21」

 

昨夜、「さくっとパントマイムvol.21」を拝見してきました。

早いもので、去年から始まったこの催しが、第21回目を迎えたんですね。

シアター・パントマイムを鑑賞できる機会を定例化したシスターひろみさんに、感謝、感謝です。

 

さて、昨日も、3人(組)のアーティストが出演されました。

Shivaさん、今川雅一さん、石川紫織さんです。

ShivaさんとはJIDAIクラスでご一緒したことがあります。

今川さんとは、「さくパン」終演後などに、何度かお話させて頂きました。

石川さんには、「ぷにぷに号泣祭り」をご覧頂いています。

何かしらご縁のある方々だったので、大変興味深く拝見いたしました。

 

まずは、Shivaさんのミニ・レクチャーです。

パントマイムにおける、「一人二役」のやり方と演出法についてのレクチャーでした。

普段演技をやってない方にはチンプンカンプンだったかもしれません。

しかし、作品を作る者からすると、とても意味深い内容でした。

もっともっと聞きたかったですね。

僕自身は、「一人二役」の手法を使ったことはありません。

ただ、今後、演出を施す上で、非常に参考になったと思います。

 

続いて、今川雅一さんの登場です。

「そば屋」「KIN」「そば屋2~北町旅情編」の3本を上演されました。

いずれも過去に見たことのある作品でしたが、面白かったですね。

場内が大爆笑と興奮に包まれました。

今川さんの演技は、ブレがなく、非常に分かりやすく、しかも感情移入がしやすいので、どなたでも間違いなくお楽しみ頂けると思います。

今川さんの作品に外れなしです。

若手男性アーティストの中では、一押しのパントマイマーです。

 

石川紫織さんは、「賢者の贈り物」を上演されました。

とても体の動きが美しく、うっとりするような舞台でしたね。

僕の大好きなストーリーなので、胸がキュンとなってしまいました。

(”ぷにぷに号泣祭り”で上演した「夢で会えたら」は、「賢者の贈り物」の影響から出来た作品なんですよ)

終演後、石川さんに色々お話を伺いました。

あんまり動きが綺麗なので、その理由をお尋ねしたところ、すごく謙遜なさっていました。

ご本人のお話によると、もっとアクロバチックな動きの方が得意なんだそうです。

そんな作品も拝見してみたかったですね。

 

最後に、再びShivaさんが登場。

「王様」「若返り薬」の2本を上演されました。

「王様」では、アシスタント的にロウミンさんが登場され、オチも決めていらっしゃいました。

どちらの作品も、従来のパントマイムのイメージを覆すもので、とても良かったです。

動きもダイナミックで迫力満点!

アイディアもユニークで、例えば「王様」ではほとんど動きません。

素晴らしい舞台でした。

 

若いお三方の舞台を、いずれも堪能させて頂きました。

パントマイム界には、続々優秀なニュー・スターが育ってきています。

今、新世代のアーティストから、目離せませんよ。

皆さんも、11月26日から始まる「さくっとパントマイム・フェスティバル」に是非足をお運び下さい!

スクラプ's ver.2.0 ~Courd'amours~求愛の季節

 

今日から、世の中は3連休ですね!

今日、明日、お時間のある方、こんなパントマイムの舞台はいかがでしょうか?

「ぷにぷに号泣祭り」に出演して下さったロウミンさんや、僕の先生のJIDAIさんも出演されます。

パントマイムのアンサンブルはなかなか見ることが出来ないので、是非!

 

[スクラプ's(スクラプス)ver.2.0~Courd'amours~ 求愛の季節]

鳥達が色めきだって求愛の季節

好いておくれ 好いておくれと鳴き踊る

記憶の宿る木の実を頬張って


【公演詳細】
DATES:  
・ 10月10日(土) 15時/19時開演
・ 10月11日(日) 14時/18時開演

会場
MAKOTOシアター銀座 
東京都中央区京橋3-3-2富士ビル1F 

料金: 
前売り 2700円/当日 3000円  全席自由

ペアチケット 5000円(予約のみ)
学割(前売り)2200円/学割(当日)2500円

http://scraps2009.blog6.fc2.com/

 

僕は、明日の昼に伺うつもりです。

下手の考え休むに似たり

 

昨日は、JIDAIさんのレッスンでした。

レッスン終了後、「風船男」の動きについて相談しました。

ラスト・シーンの動きが、今ひとつ面白くなかったからです。

すると、JIDAIさんは、一瞬にして素晴らしい動きのアイディアを授けて下さいました。

さすが一流の方は違いますね。

僕が一人で何週間も考えた動きより遥かに良いものを、数秒間で作り上げられたのです。

素晴らしい!

まだまだ僕は、動きのポイントが分かっていないようです。

一人でうじうじ考えてないで、どんどん相談した方が良いですね。

まさに、「下手の考え休むに似たり」ですね。

「道化師のコンサート」Dプログラム

 

昨夜、劇団汎マイム工房の公演「道化師のコンサート」に行ってきました。

日替わりで、汎マイム工房のアーティストとゲストが出演する公演です。

昨夜は、五十嵐佑介さんと、僕の先生のJIDAIさんの出演でした。

 

まずは、五十嵐さんのソロ作品「クラウン」「音」「クリスタルボール」が上演されました。

非常に体の切れる方で、ちょっとした動きもダイナミックで面白く、またジャグリングの技術も高かったですね。

とても楽しく拝見させて頂きました。

続いて、JIDAIさんが登場。

約30分のパフォーマンスでした。

いつものスタイルとは違い、完全な道化師の扮装で、いわゆるパントマイムらしい作品を中心に4本上演されました。

それはもう圧倒的な舞台でした。

言葉で表わすのは難しいのですが、とにかく大きさが違うといった感じです。

JIDAIさんの作品を見ると、いつも”宇宙”のスケール感を感じます。

パントマイムで、ここまで表現出来るのかと驚愕しました。

そして再び五十嵐さんの作品を3本。

最後には、見事なタップダンスまで披露されていました。

実に芸達者な方ですね。

本当に楽しい、1時間45分でした。

 

是非、皆さんもパントマイムの公演をもっとご覧になって頂きたいと思います。

今、パントマイム界は非常に充実してきています。

五十嵐さんのような優秀な若手も増えていますし、JIDAIさんのような圧倒的なパフォーマンスをする方もいらっしゃいます。

従来のマイムのイメージを超えた、もっと物凄いものを味わうことが出来る筈です。

大道芸だけではなく、劇場でのパントマイムを一度ご覧になってみて下さい。

「さくっとパントマイムフェスティバル2009」チラシ

さくパンチラシ.jpg

「さくっとパントマイムフェスティバル2009」のチラシが出来上がりました。

デザインは、こんな感じです。

昨日、JIDAIさんから100枚頂戴しました。

ご希望の方がいらっしゃいましたら、お送りしますので、ご連絡下さい。

素敵なチラシに負けないように、作品もレベルアップしていかなくては!

ML

 

「さくっとパントマイムフェスティバル」出演者の、MLの招待状が届きました。

招待状と言っても、オンライン上のものです。

”ML”って何の事かと思えば、メーリング・リストなんですって!

そこにメールを送ると、メンバー全員に届くんだそうです。

ITに詳しくない僕としては、MLが何だか、どう対処すれば良いのか、チンプンカンプンです。

詳しい人に聞きながら、とりあえず登録だけしておきました。

すでに、ML上に、ご自分の写真を掲載したり、コメントを記入されている方もいらっしゃいます。

僕も、その辺を、頑張ってやっていかなくてはなりません。

本番が、11月26日、27日ですから、ゆっくりとね‥。

新しい環境に身を置くと、学ぶことが沢山ありますね。

「風船男」を40%カット

 

昨日、「風船男」の脚本を、思い切ってカットしました。

第2稿は、初稿を半分にしたものです。

今回、その第2稿から約40%カットしました。

ほとんど原型を留めていませんね。

 

さすがに、劇としての味わいや、人間関係の深みは失われました。

その代わり、動きの要素を強調することが出来たように思います。

「さくっとパントマイム・フェスティバル」で上演する作品です。

ドラマよりも、動きの方が大切ですよね。

上演時間も、間違いなく10分以下になりました。

 

ここからは、より動きのことを考えていかなくてはなりません。

出来ることなら、もっとセリフを減らして、動きで伝えていきたいと思っています。

何と言っても、パントマイムのイベントですから、本当は喋るのは邪道なんですよね。

 

「風船男」短縮中

 

「さくパン・フェス」で上演する予定の「風船男」は、スリラーです。

パントマイム作品と呼べるかどうか分からないぐらい、沢山セリフを使います。

一つの作品の中に、セリフを喋るパートと、動きを見せるパートがある感じです。

丁度、広島で上演した「ええじゃあないか」のような感じです。

自分でも、ストーリーは面白いと思っています。

動きも面白く、かつ美しく出来るかどうかが、この作品の成否を決定する筈です。

 

「風船男」の初稿は、上演時間が約30分の大作でした。

改稿するごとに短縮されていき、現在10分強にまで縮まってきました。

しかし、「さくパン・フェス」の出演時間は、10分と決められています。

JIDAIさんに脚本をお見せしたところ、「もっと動きを強調した方がより短縮出来、しかもパントマイムらしい」とのご指摘を頂きました。

そのアドバイスに沿って、今日は、また脚本を直していきたいと思っています。

「さくっとパントマイム・フェスティバル」

 

かねてよりお伝えして参りましたマイム・フェスの概要を、改めてご紹介します。

 

●「さくっとパントマイム・フェスティバル」 Aプロ

日時:2009年11月26日(木)&27日(金) 19:00開演

会場:MAKOTOシアター銀座

    (東京都中央区京橋3-3-2 富士ビル1F)

    http://www.makototheater.com/map.html

出演:石崎一気、シルヴプレ、高橋素子、平川知秀、月出裕司

    (ミニレクチャー シスターひろみ)

料金:前売り 2000円  当日2500円

*ご予約は、このHPの”公演予約”の所からお願いします。

 こちらから、直接ご予約頂いた方には、ビッグな特典をお付けします。

*石崎は公演のトップバッターとして登場し、スリラー作品「風船男」を上演します。

 この作品は、「さくパンフェス」のみの上演を予定しています。

 

皆様からのご予約を、心よりお待ちしています。

30秒のシーン

 

昨日は、長時間に渡って、JIDAIさんのレッスンを受けました。

 

僕は、11月のマイム・フェスで、「風船男」という作品を上演します。

その中の、あるシーンを重点的に教えて頂きました。

それは、僕自身がそれほど重要視していなかったシーンです。

しかし、これほど面白みがあり、かつ難しい場面とは思いませんでした。

些細な動きでも、ちょっとだけ体の使い方を変えると、印象が全く変化するんですね。

一歩歩くだけでも無限の歩き方があり、またその一歩だけで観客の心理を大きく動かすことが出来るのです。

うーむ、奥深い!

しかも、JIDAIさんは、僕が必要とする情報に加えて、動きとして魅力的なものを付け加えて下さったのです。

あのシーンがこんなにやりがいのある場面だったとは、作者の僕も気付きませんでした。

やはり、一流の専門家に付いて、きちんと学ばないとダメですね。

物凄い勉強になりました。

 

昨日練習したのは、わずか30秒程度のシーンです。

それであんなに大変なのですから、10分のマイム作品を仕上げるには相当な覚悟が必要です。

頑張らなくては!

「さくっとパントマイム vol.20」

 

昨夜は、「さくっとパントマイム vol.20」を拝見してきました。

早いもので、このイベントも第20回目を迎えたんですね。

スタッフの皆さんの努力に感謝、感謝です。

 

昨日も3組のアーティストのパントマイムを楽しむことが出来ました。

トップバッターは、ウクレレを弾いたり、歌を歌ったりしながらパントマイムをする、バロンなかざわさん。

2番手は、老人を主役にした語りをベースにパントマイムを行った、たかくわみえさん。

トリは、男女2人の正統派パントマイム・ユニット、no shoes。

いずれも全く違うスタイルでした。

 

僕も、マイム・フェスに出演する際には、セリフを多用するつもりです。

さすがに、今の僕の技術では、純粋なマイムでお客様にご満足頂くのは、難しいと思います。

でも、そんなスタイルでも大丈夫なんですね。

ちょっと安心しました。

 

マイム・フェスで上演する予定の作品のセリフは、何とか頭に入りました。

今度は、演出や動きを考えていかなくてはなりません。

素晴らしい出演者の皆さんの末席を汚すわけですから、頑張って稽古しなくてはなりません。

驚異的な短さ

 

またまた新作を書いてしまいました。

アイディアを思いつくと、早く形にしたくて堪らなくなるんですよね。

しかも、パントマイム・フェスで上演する予定の作品と、同じテーマの作品にしてみました。

作品の中核を成すのが、同じ動きなのです。

出来れば、タイトルも同じにしたいぐらいです(実際には、混乱を生むので、変えると思いますが)。

ただし、内容は全く違って、前に書いたのはサスペンス系のお話で、昨日書いたのは悲しいヒューマン・ドラマです。

両方とも、とても短くまとめることが出来ました。

昨日書いた作品なんて、原稿用紙15枚程度なんですよ。

ついつい長くなってしまう僕としては、驚異的な短さです。

 

この2作品のうち、どちらかをフェスで、もう一編を「ぷにぷに冬のパン祭り」で上演するつもりです。

さあ、果たして、どちらがどちらに相応しいのか、悩む所です。

「道化師のコンサート」

 

今日も、この秋お薦めの公演をご紹介します。

汎マイム工房の第67回公演「道化師のコンサート」が9月29日~10月4日まで、氷川台のスタジオP・A・Cで開催されます。

劇団 汎マイム工房は、1979年にあらい汎さんによって設立されたパントマイム、クラウン芸の専門劇団です。

黙劇と呼ばれる独自のパントマイム劇の創作を核に、全国学校、公共施設で上演を重ねています。

まさにパントマイムの名門で、現在ソロで活躍されているアーティストの多くが、この劇団出身です。

 

実は、6月の「ぷにぷに号泣祭り」に、汎マイム工房の石川紫織さんと五十嵐佑介さんが遊びに来て下さいました。

石川紫織さんは、とても可愛らしい小柄な女性です。

一度作品を拝見させて頂きましたが、とても綺麗な世界観を表現されていました。

五十嵐佑介さんの作品を拝見したことは残念ながらありませんが、まさにクラウンにピッタリな雰囲気をお持ちの方だと思いました。

お二人とも、「ぷにぷに号泣祭り」をお楽しみ頂けたようで、終演後、様々な感想を聞かせて頂きました。

そんなご縁もあるので、僕も、是非、足を運ぶつもりです。

 

今回の「道化師のコンサート」は、毎公演出演者が変わる上、劇団外から日替わりゲストも加わります。

10月4日(日)19:00の回には、JIDAIさんも出演され、ソロ・マイムの新作を披露されるようです。

これは必見ですね!

詳しくは、下記のサイトでご確認下さい。

http://www.hanmime.com/index_hanmime.html

http://www.hanmime.com/09doukesiconcertura.html

11月26日、27日

 

先日お知らせした、パントマイム・イベントへの出演日が決りました。

11月26日(木)、27日(金)の夜です。

劇場は銀座になります。

詳細は、諸々決り次第、改めて発表させて頂きます。

僕にとっては、他流試合になりますから、頑張って準備しなくては!

時間は、2ヶ月半しか残されていませんから‥。

風船

 

昨夜は、パントマイムレッスンでした。

風船の演技でしたが、ただ膨らませるだけではありません。

体の内側を重視した、精神性も表現する、かなり深いものです。

相当、集中して練習出来ました。

おかげで、今朝は、下半身が痛い!痛い!

風船は、下半身で膨らませなくてはいけないのです。

しかも、視点がまるでCGのように変わるパントマイム特有の演技法まで深まっていきました。

ますます難しい!

でも、この演技は、是非ともマスターしたいと思います。

今日から、自主トレを開始します。

ハッキング

 

昨日は、このHPがハッカーの被害に遭い、ブログを更新することが出来ず失礼いたしました。

ハッキングって本当に身近にあるものなんですね。

無事、復旧いたしました。

 

さて、一昨日、また1本、新作脚本を書きました。

今度はSF作品です。

スケールは大きくないものの、捻りの利いたオチで、かなり面白い物語だと思っています。

演技は、さりげないながらも、やりがいのある難しいものになるでしょう。

SFですけど、アクションや特殊効果など、派手な所は一切ありませんので。

こういった、軽いけれども毒がピリリと効いている作品って、僕は好きですね。

 

そんなわけで、この1週間で4本の新作を執筆してしまいました。

一旦書き始めると、止まらなくなってしまいますね。

書き終えた作品は、そのまましばらく寝かします。

時間を置いてから見直すと、作品の欠点がはっきり見えてくるからです。

次に読む時が楽しみです。

 

そして、夜には「さくっとパントマイム」を見に行きました。

この日は、僕の先生のJIDAIさんが講師となり、ミニレクチャーを行いました。

水の演技を指導されましたが、これが実に素晴らしい!

あまりの見事さに、場内がそれこそ水を打ったように、静まりかえりました。

レクチャーを受けた観客は、JIDAIさんの真似をしようとしましたが、あまりの難しさと痛さに悲鳴を上げていました。

 

公演の最後には、JIDAIさんの作品も披露されました。

非常に抽象的な作品でしたが、全員、固唾を呑んで見入っていたようです。

あまりの迫力に、ババチョップシアターにいることを忘れ、異なる世界に迷い込んだと錯覚する程でした。

素晴らしかったです。

 

終演後、沢山のパントマイム・アーティストの皆さんと交流させて頂きました。

とても楽しいひと時でした。

「ぷにぷに号泣祭り」をご覧になったアーティストの方ともお話し出来ました。

「夢で会えたら」を、大変褒めて下さいました。

特に、パントマイム的要素を加えた演技について、評価して頂きました。

これも、JIDAIさんにご指導頂いた賜物です。

レッスンに通って、本当に良かったと思っています。

今からバリバリのパントマイマーになるのは難しいでしょうけど、その技術を演技に生かし、ユニークなスタイルを確立していくつもりです。

皆様、末永く応援して下さいね。

息を合わせる

 

昨夜は、JIDAIさんのパントマイム・レッスンでした。

珍しく、2人で一緒に表現する動きを練習しました。

 

2人になるだけで、パントマイムは一気に難しくなりますね。

実に難しい!

セリフ劇ですと、明確に言葉で受け渡しが出来ます

しかし、パントマイムの場合、きちんと呼吸を合わせない限り、絶対に受け渡しが出来ません。

相手にキューを出すのは、まさに呼吸しかないのです。

「息の合った演技」なんてことを良く言いますが、本当に息を合わせないといけないのです。

 

これは、普通の演劇をやる時にも、大いに参考になりますね。

セリフ劇だと、段取りのように、言葉を順番通り正確に言い合うだけになりがちです。

セリフがなくても、きちんと気持ちを渡し、受け取る…。

この重要性と難しさを痛感したレッスンとなりました。

 

今後、ぷにぷにパイレーツの稽古でも、こういった形の練習を取り入れていきたいと思います。

 

野次馬

 

昨夜、舞☆夢☆踏の番外公演「野次馬」を拝見してきました。

舞☆夢☆踏は、大道芸人として第一線で活躍するハッピー吉沢さんが創設し、現在も指導されている早稲田大学唯一のパントマイム・サークルです。

ロウミンさんをはじめ、数多くのパフォーマーを輩出しています。

今回の「野次馬」は、舞☆夢☆踏の同期によって2007年に結成されたパフォマンス・ユニットです。

大学4年生4人が、自ら作・演出・出演する生きのいいグループです。

 

会場は、早稲田大学学生会館B202でした。

僕が在学した頃の学生会館とは雲泥の差で、充実した施設になっていました。

B202は立派な小劇場で、照明等の機材も充実しており、羨ましい限りです。

もし同じ条件の一般の劇場があれば、結構利用料は高額になるでしょう。

客席は、大学生を中心に超満員です。

 

公演内容は、10本のショート・コント・パントマイムで構成されていました。

パントマイムと言っても、セリフを沢山喋りますし、カンペやスライド上映等で文字情報も大量に提示されます。

かなり大掛かりなものも含め、小道具もいっぱい使います。

従来のパントマイムのイメージからは外れた公演だったと思います。

しかし、そんなジャンルの定義なんて、どうだっていいのです。

素晴らしいアイディア、構成、演技でしたね。

感性も若々しく、彼らでなくては出来ない等身大の内容で、大いに好感を持ちました。

実際、場内は何度も爆笑に包まれました。

受けなかった作品は一つもありません。

大学4年生で、ここまでの公演が出来るとは驚きです。

いわゆる学生演劇とは、レベルが違います。

僕の半分の年齢なのに、あんなに面白いものが作れるとは‥!

将来が楽しみです。

社会人になると、公演活動を続けていくのは大変だと思いますが、是非とも継続して頂きたいものです。

特に、集団で緻密な演出を施したものを上演していくのは本当に大変です。

今後も、頑張って下さい。

 

やはり、若いうちに基礎を固めておくことは大切ですね。

馬力が違うという印象を受けました。

僕自身も、学生時代に声を鍛えておいたお陰で、今、声の商売が出来ているわけです。

演劇活動においても、声について不安を覚えたことはありません。

何でもそうでしょうけど、若いうちに鍛えておくことが本当に重要です。

若い皆さん!

今のうちに、色々なことに挑戦して、自分のやりたいと思うことを見つけ出して下さい。

後になって始めても、成長速度は相当遅くなってしまいますよ(僕の実感を込めて)。

未来の世界遺産

 

7月21日、ロウミンさんとの広島観光のお話の続きです。

 

土砂降りの宮島を出て広島市内に戻ると、雨は小降りになり、傘が不要になっていました。

ロウミンさんに、「どこか行ってみたいところはありますか?」とお尋ねしたところ、ロウミンさんは恥ずかしそうにこうおっしゃいました。

「縮景園に行ってみたいです!」

縮景園は、「ぷにぷに!泣いてつかあさい」で上演した「ええじゃあないか」の中で、”未来の世界遺産”というギャグで、名前を使わせて頂きました。

広島を代表する観光地には違いないのでしょうけど、実際に訪れる旅行者はほとんどいないと思います。

公演で、縮景園のギャグが大変受けたので、ロウミンさんは実際にご覧になりたいと思われたのでしょう。

勿論、縮景園にご案内しましたよ。

 

僕にとっても、18年ぶりの縮景園です。

「確か、エリザベトの近くだったような気がするけど‥」と思いながらも、正確な位置が分からないので、横川からタクシーで向いました。

中に入ると、急激に過去の記憶が蘇ってきました。

小学生の頃、写生大会に来たこと‥。

高校生の時に、隣接する県立美術館で展覧会を見た後、友人達と立ち寄ったこと‥。

などなど、広島に住んでいた頃、何度となく来園していたんですね。

園内のどこに何があるか、たちまちの内に思い出してきました。

 

入園する時に貰うパンフレットを見ながら散策しましたが、実に楽しかったですね。

名物の滝”白竜泉”が10センチくらいの高さしかなかったり、地図では巨岩のように書いてある名石”積翆巌”が50センチくらいだったり、突っ込みどころ満載でした。

由緒ある田んぼ”有年場”なんて、畳半畳分しかありませんでしたよ。

何だか、全てのものが、ビックリするほど小さいんです。

その名も”縮景園”ですから、世界の名園を縮めて再現してあるんですね。

ですから、見る側がイメージで補足して拡げてあげる必要があります。

小高い”名月亭”の辺りに、「天気の良い日は、宮島が見えた」と書いた立て札が立っていましたが、木が茂っているので、天気に関係なく絶対に見えない筈です(是非、現地に行って確認してみて下さい。相当笑えます)。

実際には”ない”壁やロープを、イマジネーションの力で”ある”ように感じるパントマイム芸術と、全く同じコンセプトですね。

セットや大道具を使わないぷにぷにパイレーツの演劇とも、共通したものを感じました。

まさに、ロウミンさんと僕にピッタリの庭園でした。

パントマイム的視点で見れば、これぞ世界遺産に相応しい名園です。

それに気付いた後は、二人とも縮景園の大ファンになってしまいました。

お互いに、「いいですなあ」「結構ですなあ」と口にしながら、ゆっくり巡っていきました。

宮島以上に、心に深く刻み込まれる、素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。

 

帰りがけに、園内の売店に立ち寄りました。

そこでは、縮景園の絵葉書等のお土産を販売していました。

その中で、一際目を惹いた商品がありました。

縮景園Tシャツです!

背中に、縮景園を象徴する”跨虹橋”が大きくプリントしてあるものです。

縮景園マニアにとっては、まさに垂涎の一品ですね。

色は、紺、緑、オレンジがありました。

価格は、本来2000円ですが、それに大きく×が付けてあり、1500円になっていました。

ロウミンさんは迷うことなくすぐに財布をお出しになり、紺色をお求めになろうとされていました。

縮景園歴40年の僕も負けるわけにはいきません。

いや、もう、買うしかないでしょう。

大好きな縮景園を身に纏うことが出来るんですよ。

こんな素敵なファッションは、他に見当たらない!

やはり紺色を買いました。

と言うか、紺色以外を買うのは、ちょっと勇気が必要です。

皆さん、売店に行って、その理由をご自分で確認してみて下さい。

縮景園Tシャツを手にした二人は、笑いが止まらなくなってしまい、しばらくの間「いいですなあ」「いいですねえ」と言い合っていました。

 

「ええじゃあないか」では、ジョークの題材として縮景園を取り上げましたが、実際に行って見ると、本当に良かったです。

演劇やパントマイムを愛する皆さん!

入園料250円です。

是非是非、足を運ぶことをお薦めします。

そして、縮景園Tシャツをお揃いで着ましょう!

出来たら、緑色でお願いします。

縮景園については、以下のサイトでご確認下さい。

http://shukkeien.jp/

"パントマイム"です!

 

「ぷにぷに!泣いてつかあさい」をご覧頂いた88歳の方に、後日、お話を伺いました。

公演の感想をお聞きしたところ、こんな答えが返ってきました。

「あのお姉ちゃん(ロウミンさんのこと)が良かったのう。細いのに、よう動いてから。ありゃ、パートタイムなんじゃろ?」

いやいや、”パートタイム”じゃなくて、”パントマイム”です。

ぎゃふん!

 

でも、幅広い世代の皆様に、パントマイムをお楽しみ頂けて良かったです。

劇場でお客様全員にお伺いしたところ、過去にパントマイムを生でご覧になったことのある方は、ほとんどいらっしゃいませんでした。

初めてご覧になる方でも、アーティストが一流なら、十分ご満足頂ける芸術なんですね。

ロウミンさんにお願いして、本当に良かったです。

「ぷにぷに!泣いてつかあさい」前日の出来事

 

話が前後しますが、「ぷにぷに!泣いてつかあさい」前日の出来事もご紹介しておきましょう。

 

7月19日、午前9時30分頃、僕は新横浜駅から新幹線に乗り込みました。

僕の席の隣には、東京駅から乗車されたロウミンさんが座っていらっしゃいました。

車中で簡単な打ち合わせをするつもりでしたが、気分がハイになっていた僕は一人で喋り続けてしまいました。

本当は、ロウミンさんが疲れないようにお休み頂くつもりだったのに、約4時間ノン・ストップでお話をさせて頂きました。

申し訳ございません。

そんな訳で、あっという間に広島に着いてしまいました。

到着時刻は13時05分でした。

 

そのまま、市電(チンチン電車)に乗って、広島市青少年センターに直行しました。

原爆ドームの真向かい、旧広島市民球場の隣に位置しています。

まさに、街の中心地です。

歴史ある施設ですが、中に入るのは初めてでした。

入館すると、早速、僕の高校の同級生で、現在ここの職員として勤めているU君が出迎えてくれました。

控え室に案内され休んでいると、今度は、アングラ劇場実行委員・代表の池田君も顔を見せました。

おしゃべりを楽しんでいると、すぐにパントマイム・ワークショップの時間が迫ってきました。

「今回、せっかくロウミンさんが広島を訪れるのですから、是非ワークショップを開催して欲しい」とU君に相談してみたところ、すぐにそれを実行し、十数名の参加者も集めてくれました。

14:30からワークショップ開始。

下は12歳から上は40代後半まで、年齢層の幅広い男女が参加されました。

普段ダンスをやっている方が多かったようですが、パントマイム特有の動きに四苦八苦されているようでした。

しかし、皆さん、ロウミンさんの模範演技を見て驚嘆し、一所懸命真似をしようと頑張っていましたよ。

その模様は、ロウミンさんのブログでご確認下さい。

http://yaplog.jp/kome-tsubu/

広島の人は、パントマイムに向いているのかもしれません。

形だけ作ろうとせず、表現する物の実感を得ようとしている方ばかりでした。

今回は1回だけのワークショップでしたが、続けていけば、きっと皆さん、相当上手くなっていったことでしょう。

また機会を設けなくてはいけませんね。

2時間のワークショップが充実感いっぱいのうちに終了。

参加者から、大好評でした。

 

16:30からは、翌日の公演について、ロウミンさん、アングラ劇場実行委員の池田君、なっちゃんで、簡単な打ち合わせを行いました。

とは言っても、事前に電話やメールでやりとりをしていましたし、池田君が良く台本を読み込んでくれていたので、あっという間に打ち合わせは終了。

そのまま、4人で夕食に出掛けました。

 

青少年センターから歩いてすぐの居酒屋”蔵人”の2階。

落ち着いた雰囲気の隠れ家的なスペースでした。

適当にお薦めメニューを注文しましたが、やはり広島の食材は美味しいですね。

ロウミンさんも、喜んで舌鼓を打っていらっしゃいました。

舞台人ばかりが集まっていますから、話題はやはり演劇のこと。

広島の演劇事情を伺うなど、楽しい会話が弾みました。

途中から、実行委員会のすがはらさんも加わり、ますます盛り上がっていきました。

とても初対面とは思えないぐらい、自然に気楽に会話が進むので不思議です。

広島人は他人に対する垣根が低いんですよね。

あっという間に3時間半が過ぎていき、お開きとなりました。

 

ぷにぷにパイレーツ御用達のホテルにロウミンさんをお送りして、その日は解散。

ホテルを出たのが、およそ22時でした。

 

広島のダンサーや演劇人と様々な形で交流できる貴重な一日となりました。

素晴らしいワークショップ、楽しい会話、どれも最高でした。

広島の舞台人は、物凄くやる気を持っています。

何かを吸収しようとする貪欲さは、東京を遥かに凌ぐものです。

今後も何らかの形で、広島で演劇を志す方々と交流を保ち、お互いに刺激を得られればと思っています。

そのきっかけになる、意味のある一日となりました。

「落書きダイスキ!」in広島 作品解説

 

*「落書きダイスキ!」

 

ロウミンさんの2本目は、僕の大好きな作品「落書きダイスキ!」でした。

「ぷにぷに号泣祭り」で初演され、1週間前の「MIME MODE」でも再演されていましたが、それともまた変わっていましたね。

「ぷにぷに!泣いてつかあさい」における「落書きダイスキ!」は、これまでより随分シンプル、かつ、分かりやすいものになっている印象を受けました。

その分、動きの面白さ、美しさに集中出来、パントマイムの魅力を満喫して頂けたようです。

 

この作品は、蝶が飛ぶ美しいシーン、ボール投げのユーモラスなシーン、そしてラストの切ないシーンなど、場面場面で大きく感情が揺さぶられる作品です。

シーンごとに、客席から、ため息、笑い声、そして涙が溢れてきました。

その前に上演された「日記」の余韻を引きずって、泣いた方も多かったようです。

まさに、アングラ劇場中が、ロウミン・ワールドに酔い痴れたと言って良いでしょう。

素晴らしい時間でした。

ロウミンさんを広島にお招きして本当に良かったと思いました。

 

「落書きダイスキ!」の前に、会場の雰囲気をほぐす為に、ロウミンさんに体の柔らかさを見せて頂きました。

場内も大いに盛り上がりましたね。

オムニバスの場合、その見せ方の重要性を痛感した公演となりました。

 

「ぷにぷに!泣いてつかあさい」の終演後、話題はロウミンさんのことでもちきりです。

「また広島に呼んで欲しい」「もっと見たかった」「ロウミンさんに色々教わりたい」などなど、様々な声が届いてきました。

僕も、是非、そんな機会を作っていきたいと思っています。

「子守唄」in広島 作品解説

 

*「子守唄」

 

「ぷにぷに号泣祭り」に続いて、「ぷにぷに!泣いてつかあさい」にも、ロウミンさんにご出演頂きました。

僕の大好きなロウミンさんのパントマイムを、広島の皆さんにお目に掛けたいと、ずっと思っていたからです。

また、広島で、ロウミンさんを講師にワークショップを開催して頂き、広島にパントマイムを伝えていきたいという思いもありました。

なかなかパントマイム芸術を見る機会のない広島の皆さんにとって、願ってもないチャンスになった筈です。

最初にご覧になるのが最高のアーティストなんて、素晴らしいことだと思います。

 

ロウミンさんには、「ぷにぷに号泣祭り」と同じ2作品を上演して貰いました。

最初は、「子守唄」です。

上演の前に、簡単なパントマイム入門教室を行いました。

これで、一気にパントマイムへの感心が高まり、親近感が湧いたように思います。

ロウミンさんも、上手にご紹介されていました。

そのまま「子守唄」に入りましたが、良い雰囲気でしたね。

お客様全員が完全に動きを理解し、かつその動きの美しさに魅了されていました。

場内が爆笑に包まれるのですが、シーンによってはうっとりと魅せられているのが、良く分かりました。

初めて見るお客様でも、「いいものはいい」と感じて下さるのです。

僕の勝手な印象ですが、そんな素敵なお客様に乗せられて、ロウミンさんもいつも以上に気合の入った演技を展開されているようでした。

ロウミンさんご自身の感想は、ロウミンさんのブログで確認して頂きたいのですが、終演後ロウミンさんは、本当に感動されていました。

僕の上演もそうですけど、お客様が作品を作りレベルアップさせていく部分がとても大きいと思います。

より良い舞台を見たければ、お客様が自ら盛り上がっていくことが重要だと感じました。

受身ではダメなんですよ。

とにかく、いつも以上にノリノリのロウミンさんを見ることが出来たのは、僕にとってもラッキーなことでした。

 

「子守唄」が終った後、僕が「ロウミンさんにはもう一本上演して頂きます」と言ったら、お客様全員が大きく肯いていらっしゃいました。

この時点で、皆さん、すっかりロウミン・ファンになってしまっていたようでした。

大人気!パントマイム・ワークショップ

 

「ぷにぷに!泣いてつかあさい」の前日、7月19日(日)に、広島市青少年センターで、パントマイムのワークショップが開催されます。

このワークショップは、本当に貴重なものだと思います。

広島でパントマイムを学ぶ機会は滅多にありません。

ましてや、ポーリッシュ・マイムなんて見たこともない方が多いことでしょう。

しかも、教えてくれるのが、あの超一流のパフォーマー、ロウミンさんです。

東京でも、受講したいと思っている方が大勢いる筈です。

2時間のワークショップで沢山のことを学べるでしょうし、ロウミンさんの動きを見るだけでも価値のある時間となると思います。

特に、演技者にとっては、ポーリッシュ・マイムの考え方がとても参考になります。

感情表現などは、まさに演技の基本として大いに利用出来ます。

千載一遇の機会です。

有効に活用して下さい。

 

そのパントマイム・ワークショップの受付も、無事、終了したようです。

沢山の方から申し込みを頂きました。

年齢層も男女もバラバラで、幅広い方々が受講されるみたいですね。

きっと、素晴しいワークショップになることでしょう。

 

参加者の皆さん。

ポーリッシュ・マイムはそれほど激しい運動をする訳ではありませんが、呼吸を使いますので、ビックリするほど汗をかきます。

タオルと水分補給をお忘れなく。

服装は何でも構いませんが、汗をかいても良い動きやすいものを選んで下さい。

 

このワークショップや「ぷにぷに!泣いてつかあさい」の公演を通して、広島にパントマイムの灯が点るきっかけになれば幸いです。

広島はダンスが盛んなようですから、その土壌は十分あると思います。

まずは、パントマイムの魅力を満喫してみて下さい!

 

*追伸

このHPの”次回公演のお知らせ”の所で、ちょこちょこ「ぷにぷに!泣いてつかあさい」の最新情報を更新しています。

時々、覗いてみて下さいね。

ロウミン in 「MIME MODE」

 

行ってきましたよ、「MIME MODE」Hプログラムに!

ロウミンさんのパントマイムの舞台を満喫しましたよ。

 

素晴らしかった!

本当に素晴らしいと、褒める言葉が見つかりません。

文章では言い表せないほど良かったです。

 

今回は、コミカルな作品中心の構成でした。

3部作となっている「ねぞう」。

お馴染みの昔話を新機軸を加えながら、超高速で見せる「新・桃太郎」。

なんと、ロウミンさんが喋る「パントマイム実験室」。

これら、ロウミンさんならではのひねりの効いた笑える作品群で、場内も大爆笑に包まれました。

僕も大いに笑いましたよ。

しかし、どんなに速く動いても、演技に揺るぎがないのです。

発想も構成も見事で、心から感服いたしました。

 

一方、「テーブルの記憶」という作品は、高貴で美しかったですね。

こういった作品が出来るパントマイマーも少ないと思います。

物語と言うより、動きそのものの魅力を伝える作品だと感じました。

 

そして、最後は、「ぷにぷに号泣祭り」で上演して頂いた「落書きダイスキ!」でした。

1ヶ月で、随分内容が変わっていましたね。

大まかな流れは同じなのですが、動きはかなり変更されていました。

この作品は、「ぷにぷに!泣いてつかあさい」でも上演されます。

広島の皆さん、楽しみにしていて下さい。

 

舞台作品を鑑賞するとき、観客はついついストーリーだけを追ってしまいます。

しかし、それでは勿体無い!

ストーリーを紡ぐセリフであったり、動きそのものを堪能しなくては、舞台を観る意味がありません。

是非、ロウミンさんの作品を見る時は、動きそのものに注目して下さい。

出来れば、昼・夜と2回見て、1回目はストーリーを追い、2回目は動きを楽しむと良いでしょう。

こんな圧倒的な舞台を観られる幸せを満喫して下さいね。

 

大のロウミン・ファンの僕としては、広島公演で観客として見ることが出来ないのがとても残念です。

でも、ロウミンさんに負けないように、僕も頑張らないと!

悲惨過ぎる‥?

 

この数日で、「ぷにぷに号泣祭り」をご覧になった何人かの方とお会いする機会に恵まれました。

「号泣祭り」の感想をお聞きすると、皆さん「”夢で会えたら”が一番良かった」とおっしゃるんですよ。

お会いしたのが、俳優、パフォーマー、ダンサーの方々ばかりだったので、一般のお客様とは見方が違うのかもしれません。

ストーリーよりも、構成や演出、演技に目が向くせいでしょう。

その辺を大変褒めて頂きました。

専門家の方々に、演劇的な部分をきちんと見て頂き、評価して貰えるのは本当に嬉しいことです。

作劇が極めて難しい一人芝居というスタイルの中で、パントマイムの手法を取り入れ、違和感無く登場人物の心理を深めていくことが出来れば、僕自身は十分目的を達していると思っています。

JIDAIさんをはじめ、何人かのパフォーマーの方に、「実際にはこってりパントマイムをやっているのに、それを意識するお客さんはほとんどいなかったでしょう」と言われました。

本当にそうなら、僕はとても嬉しいです。

それが、僕が今後推し進めていきたい演劇スタイルそのものですから。

 

極論すると、僕は今、ストーリーよりも演劇スタイルの方に重きを置いています。

やりたい演劇スタイルを実現するために、ストーリーがあるというのが正直なところです。

「夢で会えたら」のストーリーが一般受けしないのは分かっていました。

ひたすら悲惨な話ですし、全く救いのないまま終っていくからです。

最初虚勢を張っている男が、酔いが進むにつれ弱さを表わしていき、最後は夢の中だけに救いを見出していくという構成です。

男の心の動きを的確に表現していくこと、そして決して会うことのできない息子を心の中で愛することだけが生きるアイデンティティとなっている孤高の姿を見せること、この2点が「夢で会えたら」を上演した目的でした。

それが上手く出来たとも思いません。

でも、努力しない限り上達しませんから、一般受けしないことを知りながら上演に踏み切りました。

案の定、「悲惨すぎて嫌い」「辛すぎて、いたたまれない」というご意見を沢山頂戴しました。

大変失礼いたしました。

でも、パフォーマーの皆さんから押し並べて高く評価して頂き、とても嬉しいです。

やっぱり上演して良かったと思いました。

実は「ぷにぷに号泣祭り」で上演した作品の中で、「夢で会えたら」が僕の一番のお気に入りなんですよ。

 

僕は、アーサー・ミラーやテネシー・ウィリアムズに憧れて脚本を書き始めました。

彼らの作品の悲惨さや救いの無さは、僕の脚本の比ではありません。

観客を、とことん、どん底まで叩き落します。

そうすることで、人生の真実を描いていきます。

彼らからの影響は、僕から拭い去れないですね。

本当はコントよりも、こういった作品だけを追求していきたいのです。

でも、それではお客様が来てくれなくなってしまいます。

今後は、ペースを考えながら、時々悲劇を折り込んでいきたいと思っています。

 

今、僕は広島公演に向けて、一所懸命稽古をしているところです。

でも、空いた時間には、ナンセンス・コントのアイディアを練っているんですよ。

次の公演では、普通のお客さまに喜んで頂ける、楽しい作品を中心に据えたいと思っています。

実は、今週末からコントの稽古が始まるんですよ。

気が早いでしょ!

 

そうそう!

昨日お会いしたパフォーマーの方は、ロウミンさんの「子守唄」を見ている間、涙が止まらなかったんだそうです。

可笑しいシーンもあって笑っているのに、涙が出続けたんですって。

その感じ、分かる分かる!

ロウミンさんの世界って、本当に素敵ですよね。

絶対に皆さんもご覧になるべきです。

感性が鈍っていない限り、必ずや心に熱いものを感じて頂ける筈です。

「ぷにぷに号泣祭り」の時、「落書きダイスキ!」を楽屋から拝見していて、僕も胸がキュンキュンしっぱなしでした。

ロウミンさん、最高です!

ロウミンさんの公演情報

 

パントマイマー、ロウミンさんの公演が、今週末に行われます。

「ぷにぷに号泣祭り」では、2作品、合わせて15分程度のご出演でした。

しかし、今回はご自身の公演ですから、たっぷり45分は演じられるようです。

勿論、僕も拝見させて頂きますよ。

「ぷにぷに号泣祭り」でロウミン・ファンになった方!

あるいは「ぷにぷに号泣祭り」を見逃した皆さん!

是非、この機会に、ロウミンさんの妙技をご堪能下さい。

詳細を記しておきます。

 

パントマイムウィーク4“MIME MODE” Hプログラム 
7/11sat. 19:00
7/12sun. 14:00/18:00

出演:一糸堂(新堂雅之・高橋素子)/ロウミン
at MAKOTOシアター銀座(中央区京橋3-3-2富士ビル1F)

前売¥2500/当日¥3000(全席自由)

予約方法:roumin.no.sekai@gmail.comへ、ご予約の氏名・ご希望日時・枚数をお知らせ下さい。

 

情報によりますと、あの傑作「落書きダイスキ!」を再演されるようです。

この1ヶ月で、どのように進化しているのか楽しみですね。

また、「ぷにぷに号泣祭り」では見られませんでしたが、ロウミンさんは、案外コミカルな作品もお得意なんですよ。

一味違ったロウミンさんの世界も、お楽しみ下さい!

「MIME MODE」Eプログラム

 

昨夜、「MIME MODE」Eプログラムを拝見しに、銀座MAKOTOシアターに行ってきました。

「MIME MODE」は、17日間に渡って、総勢20名以上のアーティストが出演するパントマイムの一大フェスティバルです。

 

Eプログラムは、僕の先生のJIDAIさんと、関西を中心に活動しているいいむろなおきさんの、お二人の出演です。

実に素晴らしかった!

「パントマイムってこんなに凄いの!こんなに可能性があるの!」と驚かされるほど見事でした。

トータルで1時間50分の公演でしたが、一瞬にしか感じられませんでした。

現代最高峰のパントマイムを、堪能させて頂きました。

 

前半は、JIDAIさんの出演です。

「老画家」「劫(こう)」「戦争」の3作品を上演されました。

3本が全く違うタイプの内容、演出になっていて、パントマイムの可能性の広さを感じさせて貰いました。

JIDAIさんは「人間CG」と形容されるように、かつてパントマイムでは考えられなかった驚異的なテクニックを駆使されます。

瞬時に、あるいはゆっくりと、モーフィングなどのテクニックを用いて人格を入れ替えたり、同じシーンをスピードやアングルを自由に変えてリピートしたりするんですね。

目の前で演じられていることなのに、自分の目が信じられないぐらいです。

こんなパフォーマンスをされる方は、他にいらっしゃらないのではないでしょうか?

そして、JIDAIさんは、キャラクターや感情表現が実に的確なのです。

見た瞬間に、どんな性格の人がどんな感情を持っているのか、すぐに分かります。

これは、凄いことなんですよ。

JIDAIさんは、十分キャリアのあるベテランだと思いますが、公演ごとに大きく進化されていますね。

変貌しつつあるパントマイム・シーンの最先端とも言えるJIDAIさんの作品は、今後も見逃すことは出来ません。

僕も、「あんな風にやりたい」と思って稽古している訳ですが、道は険しいですね。

 

後半は、いいむろなおきさんの登場です。

僕は、昨日初めて拝見しました。

いいむろなおきさんは、1971年11月11日生まれで、兵庫県立宝塚北高等学校演劇科卒業後、1991年単身渡仏されました。
パリ市マルセル・マルソー国際マイム学院入学し、マルセル・マルソーにマイムを師事。
1994年同校卒業後、ニデルメイエ国立音楽院コンテンポラリーダンス科最上級クラスに入学。
翌年、審査員全員一致による金賞で首席卒業。
フランスと日本でマイム、パントマイム、ダンスなどの公演活動やワークショップを行います。
1998年より拠点をフランスから日本へ移し、ワークショップやソロ公演などを行っています。
現在よみうり梅田文化センター、NHK神戸文化センターなどでパントマイム講座の講師を務めているようです。
平成12年度大阪府舞台芸術奨励新人にマイム俳優として初めて認定され、平成12年度大阪文化祭賞受賞されています。。

いいむろさんも、また凄かった!

JIDAIさんのアートな世界と違って、とことんエンタテインメントを追求されています。

しかし、技術が圧倒的なので、安っぽさが微塵も感じられません。

動きに無駄がなく、的確で、しかも美しく、ストーリーの面白さもさることながら、僕はそのマイム・テクニックに魅了されていました。

とにかく、動きが速くて、大きくて、しかも乱れが一切ないのです。

HIP-HOPダンスの要素なども随所に加えながら、舞台いっぱいに、躍動感溢れる演技を展開されていました。

何が凄いって、1時間近い舞台で、1箇所も分からない所がなかったのです。

パントマイムは、セリフが無いので、半端な演技をすると、すぐに意味不明になってしまいます。

全部理解出来たということは、いいむろさんの演技の質の高さを証明するものだと思います。

大笑いすると同時に、動きそのものも楽める、驚異的な舞台でした。

さすが芸所・関西!

パントマイム界にも、凄い人材がいるんですね。

 

僕の勝手な感想かもしれませんが、JIDAIさんといいむろさんには、共通する何かを感じました。

マイムのスタイルは違いますが、「大切にしているものが同じなんじゃないかな」と思ったんです。

作品の作り方にしても、JIDAIさんの「還る」と、いいむろさんの「セカイノバランス」に、似た部分を感じる方も多いことでしょう。

 

東西のパントマイムの達人の作品を一度に味わえてしまう夢の公演を満喫させて頂きました。

なかなかあのレベルの作品を作るのは難しいことです。

しかし、一歩でも近づけるように、僕も頑張って練習し、作品作りに取り組んでいきたいと思っています。

JIDAIさんの公演情報

 

僕がパントマイムを教わっているJIDAIさんの公演が、今週末、開催されます。

詳細は、下記の通りです。

パントマイムウィークvol.4
『MIME MODE』

★7月4日(土)19時
★  5日(日)14時/18時


○MAKOTOシアター銀座
 (東京都中央区京橋3-3-2富士ビル)

☆前売り 2500円
☆当日  3000円

★ ご予約は ★
jidai@ever.ocn.ne.jp

※ 件名を「予約」とし、お名前、観覧予定日、時間、人数、連絡先を明記して下さい。

 

関西を中心に活動中の、いいむろなおきさんも出演されます。

パントマイムのイメージを覆す、JIDAIさんの圧倒的なパフォーマンスを、この機会に是非体験してみて下さい。

栴檀は双葉より芳し!

 

この1週間で、2度パントマイムの公演を見に行きました。

どちらも、JIDAIさんの下で、一緒にポーリッシュ・マイムを学んでいる仲間が出演するものでした。

 

一つ目は、銀座・MAKOTOシアターで開催中の一大イベント、「マイム・モード」のAプログラムです。

ここで、期待の大型新人、ネイロさんが初舞台を踏みました。

”栴檀は双葉より芳し”という言葉がありますが、まさにその通りです。

物凄い迫力とスケール感を感じる舞台でした。

「十戒」「猟心」という2作品を上演されましたが、どちらもパワー漲る圧倒的な演技を見せてくれました。

「十戒」(勿論、モーゼの十戒です)は、僕の発案なので、実現して貰ってとても嬉しかったです。

実際、海が割れて見えましたよ!

ネイロさんは、普段の稽古のときから、棚に荷物を持ち上げる演技を稽古しているのに、まるで巨人が山を築き上げているように見えるぐらいです。

これはもうネイロさんならではの個性と言って良いでしょう。

新人でこれだけの作品が上演出来るんですから、今後が楽しみです。

しばらくは、その肉体と演技の大きさを生かして、神話や聖書の世界を突き進んでいってもらいたいと思います。

 

二つ目は、先週の木曜日、銀座小劇場に「KADOYA PANTOMIME」を見に行きました。

角谷将視さんが、約2時間に渡って12の作品を一人だけで上演し続けるという物凄いものでした(2時間のソロ・ダンス公演なんて、まずありえないでしょ?)。

コントあり、悲劇あり、ストーリーを見せるものあり、動きを見せるものあり、実にバラエティに富んでいました。

とにかく、圧倒的な量に驚かされます。

2時間動き続けるのも大変ですし、その動きを覚え正確に再現するだけでも驚異的です。

しかも、美しい動きを意識しながら、感情表現も行っていかなくてはなりません。

セリフ劇の2時間とは訳が違います。

練習の行き届いた完成度の高い舞台に、僕は感嘆しました。

 

2人の舞台を拝見して、僕は大変刺激を受けました。

こんな素晴らしい若者が台頭しているパントマイム界は、今後益々面白くなっていくことでしょう。

特に、JIDAI門下は優秀なアーティストが続々育っていますよ。

僕も、若くはありませんが、彼らに負けないように努力していきたいと思っています。

初心者パントマイム・ワークショップ in 広島

 

演劇をやっているが、演技で行き詰っている‥。

宴会の際、隠し芸が出来なくて困っている‥。

健康作りのため何か始めたいが、自宅で手軽に出来る方法を知りたい‥。

そんなことを考えている広島の皆さんに朗報です。

「ぷにぷに!泣いてつかあさい」の前日、7月19日(日)に広島市青少年センターで、ロウミンさんによる”初心者のためのパントマイム・ワークショップ”が開催されます。

 

ロウミンさんが取り組んでいる”ポーリッシュ・マイム”は、一般のマイムと違い、非常に演劇的なものです。

マイムといえば、存在しない壁やロープが実在するように見えるイリュージョン・テクニックというイメージがありますよね。

しかし、ポーリッシュ・マイムは、壁に触れたり、ロープを引っ張る人間の内的エモーションやエネルギーを見せることを大切にしています。

特に、感情表現に関しては、完成度の高いメソッドも確立されています。

ポーリッシュ・マイムを学べば、イリュージョン・テクニックで小道具を必要としなくなると同時に、所作が飛躍的に美しくなり、また痛み・旨み・寒気といった肉体的反射や感情表現等の具体的な演技方法を手に入れることが出来るのです。

俳優を志す方は、絶対に練習した方が良いと思います。

 

パントマイムは、宴会芸としてもお薦めです。

勿論、極めていくのはとてつもなく大変です。

しかし、壁、風船、梯子等のイリュージョン・テクニックは、1回のワークショップで十分学ぶことができます。

ご家族やお子さんに見せたら、絶対驚かれると思いますよ。

セリフもないので、恥ずかしがりやの方でも、気軽に演劇体験を楽しむことが出来ます。

 

それから、意外なことに、パントマイムは健康に良いのです。

全身を柔らかく、しかもパワフルに使うので、見た目以上にカロリーを消費しているものです。

姿勢も良くなり、ストレッチ系の動きも多いので、全身の凝りがほぐれて体が軽くなります。

ポーリッシュ・マイムの特長である”呼吸”を演技に多用するのも、実に体に良いんですよね。

ワークショップ終了後、明らかに体が変わっていることが実感できる筈です。

 

そして、最も大切なこと!

ロウミンさんは、超一流のパフォーマンス・アーティストです。

ロウミンさんに直接教わる機会は、なかなかありませんよ。

東京でも待ち望んでいる人は沢山いると思います。

一足先にそのワークショップが体験できるなんて、広島の皆さんが羨ましい!

それに、ロウミンさんはとっても良い人で、心が優しいんです。

必ずや、親切丁寧に指導して下さる筈です。

舞台経験がなくても、運動が苦手な方でも何の心配もありません。

楽しい時間となることを保証いたします。

 

こんな貴重なチャンスを逃す手はありません。

僕も参加したいぐらいです(実際には、翌日の準備があるので受講は難しそうですが)。

19日にワークショップでパントマイム学び、20日にパントマイムの舞台を見る!

素晴らしい連休になることは間違いありません。

奮ってご参加下さい。

詳細は、広島市青少年センターのサイトをご覧下さい。

http://www.hitomachi.city.hiroshima.jp/y-center/image/tayori2009-07.pdf

 

●初心者パントマイム・ワークショップ

講師:ロウミン

日時:2009年7月19日(日)14:30~16:30

会場:広島市青少年センター

対象:概ね15歳~30歳の方(それ以外の方でも、ご相談頂ければ参加可能だと思います)

内容:パントマイムの体の使い方、具体的なテクニック、演技、感情表現

定員:10名

参加費:2500円

服装:動きやすい格好なら、何でも構いません

締切:7月13日(月)

問い合わせ:広島市青少年センター 電話082-228-0447 FAX082-228-7074

 

「子守唄」「落書きダイスキ!」作品解説

 

「ぷにぷに号泣祭り」で、ロウミンさんが上演して下さった作品について、ご紹介します。

 

☆「子守唄」

ロウミンさんは、「舞☆夢☆踏」でハッピー吉沢氏に師事し、ポーリッシュ(ポーランド)マイムをテリー・プレス氏、僕の師でもあるJIDAI氏に学んだ、注目の女性パントマイマーです。主に劇場やライブハウスなどで活動し、大道芸にも時折出演されています。

 

「子守唄」は、こんなストーリーです。

泥棒が忍び込んだ部屋で、赤ちゃんが泣き出します。赤ちゃんを泣き止ませようと、泥棒はあの手この手であやしていきますが・・・。

 

「子守唄」は、僕がロウミンさんにリクエストして上演して頂きました。

実は、僕が最初に見たロウミンさんの作品が、「子守唄」だったのです。

それを見るまでは、パントマイムと言えば、演者がピエロの格好をして、不思議なロープやボール、風船に翻弄される軽いコメディの印象しかありませんでした。

しかし、ロウミンさんの作品は全く違ったのです。

詩情あふれる静かで優しいアーティスティックなものでした。

たちまち僕は、ロウミン・ワールドに魅了され、大ファンになってしまいました。

そして、まるで追っかけのように、可能な限りロウミンさんの舞台は見るように努めてきました。

いつかチャンスがあれば、”ぷにぷにパイレーツ”の舞台にご出演頂きたいとも思い続けてきました。

特に「ぷにぷに号泣祭り」の雰囲気とロウミンさんの作品は凄く合うと思ったので、良いチャンスとばかりに、今回、ご出演をお願いしたのです。

 

今回改めてロウミンさんの作品を拝見しましたが、やっぱり素晴らしいですね!

まず、その肉体コントロール見事さといったら、どうでしょう!

僕もパントマイムを少しかじっているから分かるのですが、驚異的です。

全身の各部位を完全に制御しています。

柔らかい身のこなしで、僕らには絶対真似できない凄い姿勢を楽々取られるんです。

また、ダンスもお得意なのでしょう。

リズム感溢れる軽やかな動きも、見事の一言に尽きます。

一度魅了されてしまうと、一瞬たりとも目を離すことが出来なくなってしまいます。

僕は、ロウミンさんが、わが国ナンバーワンの女性パントマイムアーティストであると確信しています(そうでなければ、出演をお願いしません)。

そんな方と同じ舞台に立てるなんて、光栄なことです。

ロウミンさん目当てで「ぷにぷに号泣祭り」にお越し頂いた方も沢山いらっしゃったようですよ。

 

僕が「子守唄」をリクエストした理由は単純です。

途中、赤ちゃんが号泣するシーンがたっぷりあるからです。

とても心優しい暖かい作品ですよね。

しかも、泥棒と赤ちゃんの2役早変わりを何度も繰り返します。

それなのに、今、どちらの役を演じていて、その人がどんなキャラクターで、現在の心境がどうなのかが、一切混乱なく伝わってくるのです。

そして、動きの美しさったら、どうですか!

どのシーンを見ても、まるで彫刻か絵画のように、美しいのです。

特に、ラストシーン!

まさに芸術です。

見ていて楽しく、見終わって美しさが網膜に焼きつく‥、そんな大傑作だと思います。

 

 

☆「落書きダイスキ!」

今回が初演となる、ロウミンさん入魂の新作です。

 

ストーリーはこんな感じです。

壁にチョークで落書きをすると、描いたものが本物になっていきます。

色々なものを描いて遊んでいましたが、突然天候が悪くなり・・・。

 

この作品も、お客様から大好評でしたね。

アンケートの人気投票でも、高い評価を受けていました。

子ども時代の一人で遊ぶ寂しさや、孤独に夢想する世界観が上手く表現されていたので、見ていて童心に戻った方も多かったようです。

ロウミンさんの寂しさの表現は絶品です。

大袈裟な悲しみではなく、ちょっとした切なさが実に素晴らしいのです。

胸がキュンとして、目頭が熱くなってきます。

なんでこんなに悲しいのに優しい気持ちになれるのでしょう?

「落書きダイスキ!」も、見ている時以上に、見終わってからどんどん良くなっていくタイプの作品ですね。

ロウミンさんの作品が見られるのは、本当に幸せなことです。

 

実は、この作品、昼の部と夜の部では、大きな変更がありました。

あるシーンで、昼は飴をなめていたのに、夜はジュースになっていました。

なぜ変更したのか、今度聞いてみたいと思っています。

広島公演では、どうなっているのでしょうか?

「ぷにぷに!泣いてつかあさい」準備本格化

 

気がつけば、広島公演「ぷにぷに!泣いてつかあさい」まで、明日でちょうど1ヶ月になるんですね。

いつまでも「ぷにぷに号泣祭り」の余韻に浸っている場合ではありません。

準備を進めていかなくては!

 

佑木瞬さんに撮影して頂いた写真を使って、昨夜、「ぷにぷに!泣いてつかあさい」のDMを作成しました。

写真に迫力があるので、なかなか良いデザインになりましたよ。

近々、広島公演実施本部のメンバーに発送する予定です。

どんな絵柄なのか、ご期待下さい。

 

また、演劇やパントマイム情報サイトに公演情報を掲載して頂きました。

フォーマットがサイトごとに異なっているので、結構手間取るものなんですよね。

でも、最近、インターネット情報をご覧になってご来場頂く方も増えてきているので、これも重要な仕事です。

 

早くも、「ぷにぷに!泣いてつかあさい」に予約が入るようになってきました。

ロウミンさんのパントマイムを楽しみにしている方も多いようです。

この調子だと、アングラ劇場のキャパシティが40席しかありませんし、入場無料なので、すぐに満員になってしまうと思います。

観劇ご希望の方は、お早めにご予約下さい。

あらためて、公演の概要をご紹介します。

 

★第7回 劇団ぷにぷにパイレーツ公演

 「ぷにぷに!泣いてつかあさい」 ~一人芝居オムニバス

 

 

作・演出・出演 石崎一気   パントマイム ロウミン

 

演 目  「日記」 「You’re Only Lonely」 「子守唄」 「落書きダイスキ」他

 

日 時  2009年 7月20日(海の日) 昼の部:14時開演、夜の部:17時開演

開場は開演の30分前)

 

料 金  入場無料(必ず事前にご予約下さい。ご予約頂かないと、ご観劇頂けません)  

 

会 場  アングラ劇場(広島市青少年センター・地下1階)

広島市中区基町5番61号

http://www.hitomachi.city.hiroshima.jp/y-center/

 

主 催  アングラ劇場実行委員会

 

協 力  広島市青少年センター

 

上演時間は、約90分を予定しています。

ご予約は、このHPの”公演予約”の所からお願いします。

皆様からのご予約を、心よりお待ちしています。

「ぷにぷに号泣祭り」作品人気投票

 

「ぷにぷに号泣祭り」にご来場頂いた皆様に、アンケートにご協力頂きました。

その中で、”お気に入りの作品”をお尋ねする項目があります。

その人気投票の結果をまとめてみましたので、ご紹介したいと思います。

 

まず、昼の部の人気ベスト3です。

第3位:You're Only Lonely

第2位:子守唄

第1位:赤毛のアン

 

続いて、夜の部の人気ベスト3です。

第3位:You're Only Lonely

第2位:赤毛のアン

第1位:落書きダイスキ!

 

最後は、昼・夜合わせた、総合ランキングです。

第3位:You're Only Lonely

第2位:落書きダイスキ!

第1位:赤毛のアン

 

「ぷにぷに号泣祭り」にもかかわらず、結局、ショート・コントの「赤毛のアン」がトップでしたね。

まったく予想通りです。

 

そして、ロウミンさんの作品の人気の高さも凄いですね。

「子守唄」「落書きダイスキ!」ともに大好評です。

パントマイムを初めて見たという方も少なくなかったようですが、皆さんとても楽しんでいらっしゃいました。

ご出演をお願いして、本当に良かったです。

 

僕の一人芝居では、「You’re Only Lonely」が、好評でした。

ストーリーが大きく動く点と、結末に希望を感じさせる所が良かったようです。

ご自分の青春時代とオーバーラップさせた方も沢山いらっしゃいました。

 

皆様の忌憚のないご意見は、実に参考になります。

今後の公演に参考にさせて頂きます。

アンケートにご協力頂きありがとうございました。

(なお、アンケートの回答率は、限りなく100%に近いものでしたよ)

作品の適正な分かりやすさとは?

「ぷにぷに号泣祭り」まで、あと4日です。

 

昨日は、JIDAIさんのパントマイム・レッスンでした。

重いものを持ったり投げたりする演技を練習しました。

とても難しいですね。

マイムは奥が深くて面白いのですが、不器用で体の硬い僕は、なかなかに苦戦しております。

少しは上手くなっているのでしょうか?

 

レッスン終了後、実際に作品を作っているメンバーと、「分かりやすさ」についての話になりました。

「どの程度分かりやすく作るのが良いか」という話です。

あまり説明し過ぎてしまうのは野暮ですが、分かりにくく一部のお客さんにしか理解して貰えないのも考えものです。

理解力はお客さんによって違いますし、客席全体の醸す雰囲気によっても変わってきます。

正解のないものなので、本当にこの判断は難しいところです。

 

劇団ぷにぷにパイレーツは、とにかく分かりやすい演劇を目指しています。

「落ちこぼれを作らない!」なんて、まるでどこかの塾のようなスローガンを掲げています。

演劇に精通した人や理解の早い人が「もう分かったよ!」と言いたくなるぐらい、徹底して分かりやすく丁寧に説明しているつもりです。

自分の趣味性もなるべく抑えて、とにかくお客様に喜んで頂けるように工夫しています。

ですから、脚本も初稿とは比べ物にならないぐらい、決定稿には分かりやすい説明が加えられています。

自分でも、稽古していて、「ちょっとうるさいかな?」なんて思うこともしばしばです。

 

しかし、過去5回の公演を通して学んだことですが、演劇作品はいくら分かりやすく作っても大丈夫です。

いや、むしろ、まだまだ分かりやすさが足りないものなのです。

遠慮なく、精一杯、分かりやすくすべきです。

それが正解だと思います。

分かった人にもう1回説明しても我慢して貰えますが、分からない人を放置しておくとその人は何一つ楽しめないままお帰り頂くことになってしまいます。

分からない人に感動は訪れません。

僕は本業が放送番組なので、すべての人に理解して頂くのが僕の標準となっているようなんです。

言葉はなるべく平易に、難しいところは繰り返し、それでも分かりにくいところは動きも付けています。

作品に対して好き嫌いは当然あると思いますが、「分からないから、つまらなかった」ということは、まずありえないと思っています。

 

ですから、「ぷにぷに号泣祭り」の作品は、本当に分かりやすいと思いますよ。

「なんか、難しそう‥」と尻込みなさっている方もいらっしゃるようですが、心配ご無用です。

どなたにも確実にご理解頂けると思っています。

「コント祭り」に比べればシリアスな雰囲気になるのは仕方ありませんが、是非、気楽なお気持ちでご来場下さい。

音源到着

「ぷにぷに号泣祭り」まで、あと5日です。

 

ロウミンさんから、昨日、音源が届きました。

早速、MP3プレイヤーに入れて、検聴しております。

「子守唄」は、なるほど、そのタイトル通りのイメージですね。

優しい気持ちになれる作品だと思います。

「落書きダイスキ!」は、想像とはかなり違った音でした。

もっと可愛らしい子どもっぽいものを考えていたのですが、かなりカッコいいハードな感じです。

どんな動きになるのか、今から楽しみで仕方ありません。

 

今回、ロウミンさんに出演をお願いしたのは、大勢の方にロウミンさんの素晴らしさを知ってもらいたいというのが大きな理由です。

しかし、本音を言えば、僕が大好きなロウミンさんの作品をもっともっと見たいから、お願いしたところもあるんですよ。

僕は、本番で客席からじっくり見ることは難しいかもしれませんが、舞台袖からしっかり見ておきますよ。

皆さんは、正面からたっぷりロウミン・ワールドをお楽しみ下さい。

気合十分

いよいよ「ぷにぷに号泣祭り」の本番まで、あと1週間です!

ご出演頂くパントマイマー、ロウミンさんも、相当気合が入っているようですよ。

今日のロウミンさんのブログの文章にも、その気迫が漲っていました。

是非、お読みになって下さい!

http://yaplog.jp/kome-tsubu/

 

僕も負けずに猛稽古じゃ!

今日は3回通し稽古をやる予定です。

広島公演タイトル決定

今年の広島公演のタイトルが決りました。

第7回劇団ぷにぷにパイレーツ公演「ぷにぷに!泣いてつかあさい~一人芝居オムニバス」です。

広島の皆さん!”つかあさい”の意味が分かりますか?

僕は、子供の頃、良く聞いた言葉です。

広島公演らしくて、結構気に入っているんですけど、如何ですか?

 

なお「ぷにぷに!泣いてつかあさい」は、7月20日(海の日)の14時&17時開演です。

会場は、広島市青少年センター地下1階の「アングラ劇場」になります。

パントマイマーのロウミンさんも出演されます。

入場は、無料です。

ただ、色々と諸経費が掛かっていますので、出来ましたら多少のカンパをお願いしたいと思っています。

これは勿論皆様のお気持ち次第ですから、決して強制するものではありません。

終演後、カンパ箱をご用意いたしますので、趣旨にご賛同なさった方は、是非ご協力下さい。

また、会場の都合上、お花や食べもの・飲みもの等の差し入れは、勝手ながらご遠慮申し上げます。

よろしくお願いいたします。

それから、必ずご予約の上ご来場下さい。

立ち見が許されていませんので、定員を超えた場合、入場をお断りする可能性があります。

入場ご希望の方は、このHPの”公演予約”のところからお願いします。

 

さて、「ぷにぷに!泣いてつかあさい」の前日に、パントマイマー・ロウミンさんのワークショップが開催されることになりました。

7月19日(日)14:30~16:30を予定しています。

東京でも、ロウミンさんのワークショップを待っているアーティストが多いというのに、先に広島でやってしまうなんて凄いことですね。

未経験でも、あまり体を動かしたことのない方でも、全然大丈夫です。

ロウミンさんはとても優しい方ですから、安心してお申し込み下さい。

先着10名様限定となりそうです。

広島で一流のマイムを学べる貴重な機会です。

俳優や演出家など劇団関係者やダンサー、運動不足の方にもお薦めです。

興味のある方は、広島市青少年センターにお問合せ下さい。

 

広島公演に関しては、改めて、このHPで詳細を発表させて頂きます。

落書きダイスキ!

皆さんご存知のように、「ぷにぷに号泣祭り」には、パントマイマーのロウミンさんに出演して頂きます。

僕は3本の一人芝居を上演する訳ですが、作品と作品の間の着替え等の時間に、ロウミンさんにパントマイム作品を2つ披露して貰うことになっています。

 

その1本目は、「子守唄」という作品です。

これは、過去にもパントマイム・ウィークなどで上演されたもので、僕も2度程拝見したことがあります。

とても可愛らしい作品で、笑えると同時に、心が温かくなります。

再演になりますが、その都度、内容がレベル・アップしている印象がありますので、今回はどんな舞台になるのか、今から大変楽しみです。

途中、物凄い号泣シーンが出てきます。

まさに、「ぷにぷに号泣祭り」にピッタリだと思います。

 

そして、ロウミンさんの2本目のタイトルが、今日分かりました。

「落書きダイスキ!」という作品なんだそうです。

どうやら、新作のようですよ。

内容について、僕はまったく知りません。

どんなものなんでしょう?

出来たら、僕も客席からじっくり見たいぐらいです。

これも楽しみですね!

 

ロウミンさんも、「ぷにぷに号泣祭り」に向けて、積極的に自主稽古に取り組んでいらっしゃるようです。

僕も負けてはいられません。

今夜も頑張って練習するぞ!

風船

昨日は、JIDAIさんのパントマイム・レッスンでした。

仕事の都合で遅刻していったので、後半のみの参加となりました。

ちょうど、僕がマスターしたいと思っていた“風船”の演技を練習するところでした。

“風船”の演技はこれまで何度か教わってきたんですが、その度に課題が次々出てきますね。

意識するポイントが増え、どんどん要求も高まってきている感じです。

しかも僕は、前回教わったことをほとんど忘れてしまっているから、始末が悪いですよね。

このペースでは、いつになったら上達出来ることやら…。

 

純粋にパントマイムの練習と思うとなかなか集中できないので、最近は、無理やり上演作品の中にパントマイム・シーンを設けて、嫌でも練習する環境を整えるようにしています。

“風船”の演技も、広島公演で上演する作品の中で取り入れていきたいと思っています。

自らに課題を課さないと、なかなかレベル・アップ出来ませんからね。

今夜も“風船”を、頑張って稽古します。

 

JIDAIさんは、今月23日から6月1日まで韓国チュンチョンのインターナショナル・マイム・フェスティバルに、6月20日から29日までタイ・バンコクのアジア・マイム・フェスティバルに参加されます。

JIDAIさんが日本を留守にされる間も、サボることなく自主的な稽古を続けていきたいと思います。

 

小さな動き

「ぷにぷに号泣祭り」の中で、僕はパントマイム・シーンを演じます。

それほど長いものではありませんが、何箇所か無言劇になるところがあります。

今週、JIDAIさんに、作品に沿って幾つかポイントを教えて頂きました。

僕は、甘かった!

改めて、パントマイムの難しさを痛感している所です。

 

僕の作品は、非常に繊細な心理を、細やかに描こうというものが中心です。

動きもリアルに丁寧にやっていきたいと思っています。

しかし、パントマイムで日常の動きをリアルに演じるのは、本当に難しいのです。

巨大な岩を動かすとか、ロープで引っ張られるといったダイナミックな動きの方が、ある意味、簡単なのです。

小さい動きを、分かりやすく、かつ面白く演じるのは至難の業なんですね。

 

僕の舞台では、セリフを使って、パントマイムでは分かりにくい部分を補足するつもりです。

ですから、何をやっているか分からないということはないと思います。

でも、せっかくの機会ですから、この際、パントマイムの動きをきっちり練習していきたいと思っています。

道は険しい‥。

パントマイムの要素を加えると‥

昨夜は、JIDAIさんのパントマイム・レッスンでした。

 

「ぷにぷに号泣祭り」で、僕は少し長めのパントマイム・シーンを演じます。

良い機会なので、昨日JIDAIさんに、そのシーンを見て頂きました。

まだまだ、セリフを覚えたばかりなので、動きはきちんと決っている訳ではありません。

でも、今の所の演出プランをお見せしたのです。

 

JIDAIさんは、たちまち、僕のマイムの拙いところを指摘して下さいました。

すべて、「なるほど!」と納得することばかりです。

大変勉強になりました。

 

それに加えて、JIDAIさんは、新たな演出も考えて下さいました。

僕は、一応演劇の視点から、まずはリアルな動きを考えます。

しかし、日常生活でのリアルは、舞台上ではリアルに感じないことも多いものです。

動きにパントマイムの要素を加えるだけで、急に動きが躍動を始め、面白さが倍増するのです。

伝えたい内容は同じなのに、動きの質を変えただけで、作品のレベルが大幅に向上するのです。

昨日提案して頂いた動きは、すべて採用します。

それに伴って、他の演出もいじらないといけませんが、時間はまだ十分あります。

面白い動きを、自然にリアルに演じられるように、地道に稽古を重ねたいと思います。

PW4

「ぷにぷに号泣祭り」にご出演頂く、女性パントマイマー、ロウミンさんの情報をご紹介します。

 

銀座で開催されるシアターパントマイムの一大イベント!

「パントマイムウィーク4 "MIME MODE"」
開催期間:6/19(金)~6/28(日)、7/4(土)~12日(日)

 会場:MAKOTOシアター銀座

ロウミンさんの出演日は


Hプログラム 出演者:一糸堂(新堂雅之・高橋素子) / ロウミン

7/11(土) 19:00
7/12(日) 14:00/18:00

料金:前売り2500円 / 当日3000円

席数が限られておりますので、ご予約はお早めに!

thanks for today!

昨夜、「thanks for today!」と題されたイベントに参加してきました。

以前、お知らせしましたが、トレモロイドというバンドのベーシスト、ソラトさんの企画したものです。

ミュージシャンが演奏するだけでなく、沢山の美術系アーティストが手作りのトートバッグを提供したり、参加した人が自ら情報発信できる場となっていたりして、本当に楽しいものでした。

 

しかし、僕のお目当ては、パントマイムのロウミンさんです。

6月14日の「ぷにぷに号泣祭り」に出演して頂くアーティストです。

昨夜の舞台も、実に見事でした。

というよりも、激しい衝撃を受けました。

物凄いのです。

以前拝見した「ネイチャー・チャンネル」や「形状記憶シャツ記憶喪失」という作品を再演されていましたが、レベルアップされていましたね。

面白さが違うのです。

動きの質も驚異的なのですが、それ以上に面白い!

パントマイムを見慣れていない方でも、間違いなく楽しめるでしょう。

実際、昨夜も、ミュージシャン目当てで来場されたお客さんがロウミンさんの演技に目を見張り、パントマイムが始まると皆ステージに近い前の方へ殺到していました。

参加したミュージシャンたちも、口々に「凄い!凄い!」と連発され、ロウミンさんは握手攻めに遭っていました。

 

動きのことを文章で表現するのは至難の技です。

とにかく、一度ご覧いただきたいと思います。

絶対に、パントマイムのイメージが変わります。

特に、演劇を志している方は、見なくてはいけません。

ロウミンさんの的確な演技を見れば、何かしら学ぶことがある筈です。

現代の舞台表現の可能性を大きく拡大するような、偉大なアーティストだと僕は思っています。

 

幸運なことに、ロウミンさんに「ぷにぷに号泣祭り」に出演して頂けることになりました。

是非、この機会に、現代の名人の至芸をご覧下さい。

ミラン・スラデクさん

昨夜は、最高に素敵な時間を過ごすことが出来ました。

演劇人の端くれとして、これ以上ない至福のときです。

一生忘れられない一夜となりました。

 

一昨日、東京演劇集団風の方から、メールを頂戴しました。

「ミラン・スラデクさんのソロマイムを劇団員に見せる内輪のステージがあるので、良かったら見に来ませんか?」という内容でした。

ミランさんは、チェコスロバキア出身で、ドイツを拠点に活動しているマイム・アーティストです。

スロバキアで文化勲章を、ドイツで十字勲章を受けている偉大な芸術家です。

昨年、ミランさんの「アポカリプティカ」の公演を拝見した際、僕がブログに長文の感想を書いたのをご記憶の方もいらっしゃるかもしれません。

 

昨夜の演目は、「アポカリプティカ」のように、前衛的手法を使ったアーティスティックのものではありませんでした。

一般的にイメージされる、ユーモラスで分かりやすいパントマイムでした。

日本人でも、同じようなスタイルの作品を上演するパントマイマーは少なくない筈です。

さすがに、「イカロスの翼」や「サムソンとデリダ」などを題材に選ぶあたりは、ヨーロッパのアーティストならではだと思います。

 

ミランさんが使うマイムテクニック自体はオーソドックスなものでした。

僕が学んでいるポーリッシュ・マイムのような特殊なものではありません。

しかし、明らかにミランさんのマイムは違うんです。

寄席芸のような日本のマイムと違い、芸術の匂いがするんです。

しかも、難しい題材の筈なのに、とても分かりやすく楽しむことが出来ました。

 

その要因となっているのは、やはり的確な技術と、見事な心理描写だと思います。

ミランさんは、一人で何役も早変わりするのがお得意のようです。

一瞬で、ゼウスからレダに変身したりするのです。

生半可な演技だと、今どっちの役をやっているのか分からなくなりがちです。

しかし、ミランさんの演技では、もし作品の途中から見たとしても、今どんな性格のどんなキャラクターを演じているのかが確実に把握出来ます。

また、感情表現のコントロールが素晴らしくて、これは日本のパントマイマーは見習わなくてはなりません。

あと、あのスケール感はどうやって出しているのでしょう?

パントマイムというと、とにかくちょこまか動くけれども、魂の入っていない機械のように見えることが多いものです。

ミランさんは、まさに古代ギリシャの神像に魂を吹き込んだようなパフォーマンスを見せてくれます。

たとえコミカルな演技をしたとしても、神々しいまでの美しさを絶やすことはないのです。

あらためて、パントマイム芸術の素晴らしさと、その可能性を教えて頂きました。

こんな貴重な機会を与えて頂いたKAZEの皆様に、とても感謝しています。

 

実は、終演後、劇団主催のパーティにお招き頂き、ミランさんをはじめ、劇団員の皆さんと交流させて貰いました。

このお話は、また明日!

「thanks for today!!」予約終了

以前、「ぷにぷに演劇ごよみ」の記事で、トレモロイドのベーシスト・タカガキソラトさんの個人企画「thanks for today!!」(4月5日・下北沢Laguna)をご紹介させて頂きました。

大変な人気で、数多くの予約が入り、予定人数に達したため、予約終了となったそうです。

本日以降の予約は受付できないらしいので、ご注意下さい。

僕は、勿論予約済みですよ。

女性パントマイマー、ロウミンさんの作品が2本見られるそうなので、大変楽しみにしています。