「しながわEYE」
3月6日(土)の「春の朗読会」の模様が、TVで紹介されることになりました。
「ケーブルテレビしながわ」の「しながわEYE」という番組です。
放送日は、3月22日(月)~26日(金)。
放送時間は、14時、20時、23時だそうです。
(番組の内容は、各回、すべて同じです)
「CATVしながわ」を契約されている方は、ぜひ、ご覧ください。
よろしくお願いします。
この記事の更新日:2021年3月22日 13:24 | コメント(0) | トラックバック(0)
「春の朗読会」大成功!
3月6日(土)の「春の朗読会」のアンケートのまとめを拝見させて頂きました。
なんと、満足度100%!
どなたにもお楽しみ頂けたようで、絶賛の声ばかり寄せられていました。
朗読そのものはもちろん、朗読後の作品解説も大好評でした。
なにより、石崎浩二さんのヴァイオリン演奏が圧倒的な人気でした。
変化に富んだ、バランスの良い構成が、成功の要因のようです。
こうした機会をまた頂けたら、精一杯頑張りたいと思っています。
この記事の更新日:2021年3月15日 10:29 | コメント(0) | トラックバック(0)
「春の朗読会」を終えて
きのう、第41回公演「春の朗読会」を終えました。
感染防止策の一環として、会場はいつものプラネタリウムではなく、品川図書館の視聴覚ホールでした。
客席数を大幅に減らし、ソーシャル・ディスタンスを保っての開催となりました。
僕は宮沢賢治の「オツベルと象」を読みました。
いとこの石崎浩二さんのヴァイオリン演奏を挟みながら、約30分の上演でした。
満員のお客様に熱心に聞いて頂き、大いに盛り上がったように感じました。
朗読後の作品解説も好評で、賢治により一層関心を持って頂けたようです。
まずは大成功といって良いのではないでしょうか?
約2年ぶりの公演でしたが、今後の活動に希望が見いだせる貴重な機会となりました。
依然、厳しい状況にある中、しっかり対策を取ってイベントを開催して下さった品川図書館の皆様!
ご来場下さった大勢のお客様!
共演者のお二人!
本当にありがとうございました。
この記事の更新日:2021年3月 7日 10:37 | コメント(0) | トラックバック(0)
「春の朗読会」受付終了のお知らせ
3月6日(土)の「春の朗読会」は、受付開始直後に満席となってしまいました。
お申し込み頂いた皆様、誠にありがとうございました。
この記事の更新日:2021年1月23日 10:48 | コメント(0) | トラックバック(0)
「春の朗読会」情報解禁
次回公演の情報が解禁されましたので、お知らせします。
よろしくお願いします。
●第41回公演「春の朗読会」
日時:2021年3月6日(土)13:30~14:30
会場:品川図書館・視聴覚ホール(品川区北品川2-32-3)
作品:新美南吉『うた時計』、宮沢賢治『オツベルと象』ほか
朗読:黒澤明子、石崎一気
ヴァイオリン演奏:石崎浩二
参加費:無料
申し込み:品川図書館の窓口・電話(03-3471-4667)・電子申請でお願いします
この記事の更新日:2021年1月23日 10:12 | コメント(0) | トラックバック(0)
元日に稽古開始
新型コロナウイルスの感染拡大により、去年予定していた自主公演はすべて中止となりました。
(そうした中、ありがたいことに、11月にアートマイムの公演に参加させて頂きました)
ことし、劇団としての公演ができるかどうかは、今のところまったく分かりません。
しかし、開催を前提に、準備だけは進めていくつもりです。
まず、元日のきのうの朝から、新たな作品の稽古を始めました。
たとえ発表できないとしても、練習は無駄にはなりませんからね。
苦手なタイプの作風ではありますが、逆に、やりがいがあります。
公演の予定日も決まっていますので、毎日、丁寧に稽古していきたいと思っています。
(ご近所の皆様!新年早々、うるさくしてしまって、申し訳ございません...)
この記事の更新日:2021年1月 2日 09:00 | コメント(0) | トラックバック(0)
2021年 あけましておめでとうございます!
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
大晦日のきのう、僕は「MUZAジルベスターコンサート2020」に行ってきました。
ベートーヴエンの生誕250年にちなみ、オール・ベートヴェン・プログラムでした。
「エリーゼのために」でスタートし、交響曲第1番・第5番、ピアノ協奏曲第4番・第5番など、バラエティに富んだ内容となっていました。
しかも大曲をフルで演奏するのではなく、いいところだけを抜き出しているので、クラシックに馴染みのない方でも楽しめるコンサートでした。
主役の東京交響楽団はもちろん、ピアノの小川典子さん、ヴァイオリンの南紫音さんの演奏も、本当に素晴らしいものでした。
最高レベルのパフォーマンスに触れることができ、最高の年の瀬を迎えることができました。
特に印象に残ったのは、ピアノ協奏曲第4番です。
僕はベートヴェンの「ピアノ協奏曲全集」を何種類も持っていて、これまで何度も何度も聞いてきました。
しかし、きのう初めて、第4番の素晴らしさを味わうことができたように思います。
何でもそうですけど、芸術は生で触れてみないと、本当の良さは分からないものですね。
特に超絶技巧が必要な第4番は、視覚で楽しむ要素が大きいのだと思います。
家に帰って、グールド、グルダ、ブレンデル、ポリーニなどの演奏をCDで聞き比べてみたら、滅茶苦茶面白かったです。
これまでと聞こえ方がまったく違っていました。
おかげで、好きな曲がまた一つ増えました。
ことし、世の中の状況が良くなれば、皆さんにも生の舞台に数多く接して頂きたいと思います。
そうすれば、皆さんの人生が豊かになることは間違いありません。
2021年が幸多き一年となりますように!
この記事の更新日:2021年1月 1日 09:29 | コメント(0) | トラックバック(0)
オンライン朗読レッスン
ことしの「新語・流行語大賞」のトップテンに「オンライン○○」が選ばれました。
この「○○」には、「授業」「会議」「飲み会」など、いろいろな言葉が入るそうです。
先日、僕も「オンライン朗読レッスン」を、マンツーマンで開催させて頂きました。
何でも試してみるものですね。
思ったより、上手くいきました。
もちろん、対面でのレッスンほど緻密な指導はできません。
しかし、レッスン時のプレッシャーは随分軽減されるようですね。
(特に、マンツーマンだと緊張しますからね)
受講された方は、リラックスした様子で、のびのび練習されていました。
レッスン修了後、「朗読が楽しくなりました」という感想を漏らしていらっしゃいました。
まだしばらくは、対面で朗読の練習をするのは難しそうです。
機会があれば、また「オンライン」でレッスンをやってみたいと思っています。
もし、ご希望の方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談下さい。
この記事の更新日:2020年12月30日 22:07 | コメント(0) | トラックバック(0)
pianist of the century
この冬は、たいしたことは出来そうにありませんね。
そこで自分へのクリスマス・プレゼントとして、CD9枚組のBOXセットを購入しました。
「Sviatoslav Richter pianist of the century」です。
20世紀最高のピアニストとされるリヒテルが、ドイツ・グラモフォンに行ったすべての録音を集大成したものです。
1956年のシューマン・リサイタルから、1962年のイタリアにおけるリサイタルまで、LPそのままの形でカプリングされています。
演奏内容は、もちろん最高です。
強烈なパワーと緻密なテクニックで、聞く者を圧倒します。
聞き慣れた名曲が、まったく別の曲に聞こえさえします。
でも、曲によっては猛烈にロマンティックだったりするんですよ。
ながら聞きは不可能で、集中して聞くしかありません。
年末年始は、リヒテルを聞き込むぞ!
この記事の更新日:2020年12月24日 08:36 | コメント(0) | トラックバック(0)
「うしろをみるな」舞台写真④
「うしろをみるな」終盤の舞台写真です。
この記事の更新日:2020年12月19日 09:02 | コメント(0) | トラックバック(0)
2020年最後の稽古
きのう、劇団としてはことし最後の稽古を行いました。
次回本公演がいつ開催できるかわかりませんが、稽古だけは欠かしていません。
上演予定の大作を、じっくり時間をかけて、丁寧に練習しています。
この記事の更新日:2020年12月14日 08:52 | コメント(0) | トラックバック(0)
「うしろをみるな」舞台写真③
「うしろをみるな」中盤の舞台写真です。
この記事の更新日:2020年12月12日 09:28 | コメント(0) | トラックバック(0)
八朔大福
先日、甘党の僕に、広島から素晴らしい贈り物が届きました。
"もち菓子のかしはら"の「八朔(はっさく)大福」です!
餅!あんこ!フルーツ!すべてのクオリティが非常に高い!
そのハーモニーも完璧!
まさに芸術品です!
食べてしまうのが勿体ないけど、食べずにはいられません!
今回、「八朔大福」のほかにも、「ブルーベリー大福」「みかん大福」「レモン大福」も入っていました。
いずれも甲乙つけがたい素晴らしい出来でした。
かしはらの大福は、広島県内各所で販売されているほか、FAXでの注文も受け付けているようです。
大福愛好家の方は、ぜひお試しを!
この記事の更新日:2020年12月 8日 09:13 | コメント(0) | トラックバック(0)
「うしろをみるな」舞台写真②
「うしろをみるな」の序盤の舞台写真です。
この記事の更新日:2020年12月 5日 08:31 | コメント(0) | トラックバック(0)
「うしろをみるな」舞台写真①
演者の力のなさを照明が補ってくれているので、とても美しく仕上がっています。
これから少しずつ、ご紹介していきますね。
お楽しみに!
この記事の更新日:2020年12月 3日 10:52 | コメント(0) | トラックバック(0)
12月です
12月です。
ことしは様々な制限があり、思ったような活動ができませんでした。
まだまだ難しい状況は続きそうで、来年もどうなるかは分かりません。
でも、それを口実に怠けていたら、衰えあるのみ!
先は見えなくても、未来に向けての努力は欠かさないつもりです。
ことしも残り1か月、頑張っていきましょう!
この記事の更新日:2020年12月 1日 09:19 | コメント(0) | トラックバック(0)
あんこあられ
22日の「マイミクロスコープ」で、客席から僕を応援してくれた劇団員の塩沼さん!
手土産も持参してくれました。
両国・國技堂の名物「あんこあられ」です。
両国駅から"シアターX"に向かう途中にあるので、甘党の僕は、以前から気になっていました。
しかし、観劇前に買う気にはならず、食べたことはなかったんです。
今回、初めて口にしてみてビックリ!
旨い!旨すぎる!
なんで、これまで買わなかったんでしょう!
あられの辛みとあんこの甘みが絶妙なハーモニーを奏でています。
僕はお酒を飲みませんが、おつまみに良し!お茶請けに良し!
あんこあられが入っていた袋も可愛くて、普段使いできそうです。
塩沼さん!ありがとう!
この記事の更新日:2020年11月29日 18:15 | コメント(0) | トラックバック(0)
パンジー狩り
うちの近所の農園で、パンジー狩りをしてきました。
畑に入って、気に入った苗を自分で地堀りするスタイルです。
入園は無料で、1株100円です。
およそ50種類のパンジーがあります。
見ているとどれも欲しくなってしまい、結局、22株も買ってしまいました。
早速、うちの庭に植えてみましたが、色とりどりでとても華やかです。
これから寒い冬を迎えますが、けなげに咲き誇るパンジーを見ると心が暖かくなりますね。
この記事の更新日:2020年11月28日 08:59 | コメント(0) | トラックバック(0)
照明
22日の「マイミクロスコープ」では、プロの照明家の先生が灯りを作って下さいました。
こちらから基本的な照明プランを提示しましたが、それを踏まえた上で、より創造的な灯りになっていたようです。
お客様から、照明に関する感想が良く聞かれました。
単に演者を美しく見せるだけでなく、象徴的なモノを舞台上に浮かび上がらせていました。
特に「うしろをみるな」の不気味なラストシーンは印象的な映像となっていたようで、好評でした。
やはり舞台芸術では、灯りが重要ですね。
レベルの高い照明家とご一緒することは滅多にないので、貴重な機会を頂戴しました。
この記事の更新日:2020年11月27日 09:02 | コメント(0) | トラックバック(0)
広い舞台面!高い天井!
11月22日のアートマイム公演「マイミクロスコープ」は、両国の"シアターX(カイ)"で開催されました。
本当に大きな劇場で、客席数も多く、本来なら僕が立てるようなところではありません。
特に、舞台面の広さと天井の高さは圧倒的です。
小さな劇場では、観客のイメージが、舞台のサイズによって制限されてしまうことがあります。
しかし"シアターX"なら、観客の視野より舞台の方が大きいので、イメージを無限大に広げることができます。
逆に、演者の力量がなければ舞台の大きさばかりが目立ち、役者が実物以上に小さく見えてしまう可能性があります。
まさに、出演者の力が試される劇場です。
"シアターX"の舞台に立った僕がどう見えたのかは、自分で見ていないので何とも言えません。
ただ、本番上演中「舞台が大きい」とはまったく思いませんでした。
むしろ無限の広がりを持つ暗黒の空間を感じられて、より一層、作品の世界を深く体感することができました。
"シアターX"での上演を想定して作った作品なので、プラン通り、上手くいったのではないかと思っています。
諸情勢により、今後また、大きな舞台に立つ機会を頂けるかどうかは分かりません。
たとえ小さな劇場であっても、その舞台の特性を生かせるような作品作りを心がけていきたいと考えています。
この記事の更新日:2020年11月26日 08:35 | コメント(0) | トラックバック(0)
ホラー作品
22日(日)の公演「マイミクロスコープ」で、僕は「うしろをみるな」という作品を上演させて頂きました。
およそ25分に及ぶ大作です。
タイトルからお分かり頂けるように、ホラー・テイストの作品です。
皆さんに、迫り来る恐怖を味わって頂けるよう作ってみたつもりです。
ありがたいことに、ご覧下さった方の多くが「怖かった!」と言って下さいました。
「緊張感でクタクタになった」「集中して見たので、目が乾燥して痛くなった」といった声も聞かれました。
さらに「ショッキングなシーンでは、思わず体が動いてしまった」という方もいらっしゃいました。
ある程度、娯楽作品としての役目は果たせたようです。
一方「あれは娯楽ではなく、アートだ」と言って下さる方もいらっしゃいます。
哲学的、あるいは宗教的なメッセージを受け取ったお客様も少なくありません。
当たり前のことですが、作品をどう解釈するかはご覧になった方次第です!
どんな感想をお持ちになったのか、機会がございましたら、是非お知らせくださいね!
この記事の更新日:2020年11月25日 10:27 | コメント(0) | トラックバック(0)
会食
22日・日曜日に開催された「マイミクロスコープ」には、大勢のお客様がご来場下さいました。
事前予約が少なかったのでどうなることかと思っていましたが、当日券の方が沢山来て下さったようです。
おかげさまで、場内は大変な熱気に包まれていました。
お忙しい中、わざわざ劇場まで足を運んで下さった皆様!
本当にありがとうございます。
いくら感謝しても足りないぐらいの気持ちです。
ぷにぷにの劇団員では、塩沼さんと松本さんが応援に駆けつけてくれました。
すべての作品を、存分に楽しんでくれたようです。
終演後、劇場の近くで一緒に食事をしましたが、観劇の感想を熱く熱く語ってくれました。
2人とも、本当に舞台芸術を愛しているんですね。
観客の目線からの意見は、大変参考になりました。
会食は大いに盛り上がり、久々に楽しい時を過ごすことができました。
この記事の更新日:2020年11月24日 10:01 | コメント(0) | トラックバック(0)
「マイミクロスコープ」大成功
きのう、「マイミクロスコープ」の公演を無事終えました。
おかげさまで、僕が上演した「うしろをみるな」は高い評価を頂戴しました。
終演後、知り合いはもちろん、面識のない方まで大勢、僕のところに来て感想を熱く熱く語って下さいました。
また、メールやメッセンジャーなどを通して、長文を送って下さった方もたくさんいらっしゃいました。
人によって見え方が全然違っていたようですが、どなたも十分楽しんで頂けたようで、ホッとしています。
(例によって、僕の舞台を通して、不思議な体験をされた方が何人もいらっしゃったようです)
先が見通せない難しい状況が続く中、上演の機会を与えて下さった皆さん!
3連休の中日に、わざわざ劇場まで足を運んで下さった皆さん!
本当にありがとうございました。
今回の経験を踏まえて、来年はさらにレベルアップできるよう、頑張っていきたいと思っています。
さて、きょう23日(月)は「マイミクロスコープ」の2日目が開催されます。
僕のアートマイムの先生、JIDAIさんによるソロ作品の上演や、公開レッスンなどが予定されているようです。
会場はきのうと同じく、両国の「シアターX(カイ)」!
開演は16時で、料金は1000円です。
事前予約なしで大丈夫ですので、お時間のある方はぜひご来場下さい。
この記事の更新日:2020年11月23日 08:17 | コメント(0) | トラックバック(0)
衣装完成
あす(22日)のアートマイム公演「マイミクロスコープ」で身につける衣装が整いました。
先週、プロの人形劇団の方に、無理矢理、シャツの特殊加工をお願いしました。
その完成品の写真が送られてきました。
凄い!凄すぎる!
想像を遙かに上回る見事な出来です!
僕が上演する「うしろをみるな」という作品にピッタリです。
美しさの中に、おどろおどろしさが秘められています。
完成度も高く、表参道辺りのお店なら数万円で売っていてもおかしくありません。
素晴らしいお仕事に、感謝!感謝!感謝あるのみです!
どんな衣装になったかは、ぜひ明日、シアターXの舞台でご確認下さい。
衣装に演技が負けないように、僕も頑張らなくてはなりませんね!
この記事の更新日:2020年11月21日 09:43 | コメント(0) | トラックバック(0)
新人作品
いよいよ明日・日曜日に「マイミクロスコープ」が開幕します。
この記事のチラシ画像を良くご覧下さい。
僕が出演する22日のところに「アートマイム新人作品」と書いてありますよ!
この年になって、新人扱いして頂けるのは、実にありがたいことです。
芸事においてベテランと言われるようになるのは、焼きが回った証拠です。
人生、いつまでも新人でありたい!
あすの舞台では、新人らしいフレッシュな演技をお見せしたいと思っています。
公演前日ではありますが、まだまだご予約受付中です。
ぜひ、ご来場ください。
●日本アートマイム協会
『MIMICROSCOPE マイミクロスコープ』
夜のアートマイム劇場 第二十二夜+α
日時:2020年11月22日(日)16:00開演
会場:シアターX(JR両国駅から徒歩3分)
チケット:1,000円(全席自由)
ご予約は「シアターX(カイ)」のHPからお願いします。
http://www.theaterx.jp/ticket.shtml
この記事の更新日:2020年11月21日 09:23 | コメント(0) | トラックバック(0)
「マイミクロスコープ」まで2日
22日(日)のアートマイム公演「マイミクロスコープ」まで、あと2日!
毎度そうですが、本番直前になると、本当に様々な発見があります。
同じ振り付けでも、力を流す筋肉のラインや呼吸のタイミングなど、ちょっとしたことを変えただけで、見え方が違ってくることに気づくのです。
この気付きこそ、作品制作の最大の喜びです。
残された時間は僅かでも、努力次第で、まだまだ膨大な数の発見ができるはずです。
舞台芸術家が最も成長できるのが、この時期だと思っています。
この記事の更新日:2020年11月20日 07:44 | コメント(0) | トラックバック(0)
完璧な舞台に
3日後(22日・日曜日)に開催される公演「マイミクロスコープ」に向けて、準備を進めています。
まず、伸びていた髪を切りました。
新作を発表するときに恒例としている、新しい下着も購入しました。
舞台衣装は、むりやり、ある方に特殊加工をお願いしました。
(その方はプロの人形劇団に所属されていて、人形や小道具などの制作に長けていらっしゃいます)
あとは、舞台芸術で最も重要な要素とされる「お客様」が揃えば完璧です!
「完璧」と言える舞台にするには、皆様の協力が必要です。
まだまだ、お席に余裕がございます。
お時間のある方は、ぜひ、シアターXにお越し下さい。
よろしくお願いします!
●日本アートマイム協会
『MIMICROSCOPE マイミクロスコープ』
夜のアートマイム劇場 第二十二夜+α
日時:2020年11月22日(日)16:00開演
会場:シアターX(JR両国駅から徒歩3分)
チケット:1,000円(全席自由)
ご予約は「シアターX(カイ)」のHPからお願いします。
http://www.theaterx.jp/ticket.shtml
この記事の更新日:2020年11月19日 09:41 | コメント(0) | トラックバック(0)
休むのも練習のうち!
22日(日)の公演「マイミクロスコープ」まで、あと4日!
いよいよ、コンディション調整の時期に入ってきました。
僕が上演する「うしろをみるな」は、まさに体力勝負の作品です。
尺が24分と長い上に、各シーンでとんでもない筋力を必要とします。
パワーが僕の持ち味とはいえ、振り付けをハードにし過ぎました。
通して稽古をすると、全身に乳酸がたまっていくのが分かります。
このまま疲れを蓄積していくと、本番でポカをやりかねません。
今後数日間、稽古はもちろんやりますが、同時に疲労を取っていく工夫も必要だと考えています。
休むのも練習のうち!
この記事の更新日:2020年11月18日 09:43 | コメント(0) | トラックバック(0)
アートマイムって何?
今度の日曜日・22日(日)、僕は、アートマイムの公演『MIMICROSCOPE』に出演させて頂きます。
そのお知らせをしていると、「アートマイムって何?」という質問をされることがあります。
その定義はとても難しく、僕自身、まだ良く分かっていません。
日本アートマイム協会のHPでは、次のように説明されています。
「これまでの日本のパントマイム界の流れとは異なる、ポーランドを発祥とするアートとしてのパントマイム」
「芸術としての真のパントマイム(アートマイム)はその技術を身につけ、表現していく中で、肉体と精神を何ものでもないものにしていき、翻って全てになっていきます。その過程で行なわれる自身の心と身体との対峙が、生きる力、生きる技術になる」
アートマイムを見たことのない方には、ピンとこないかもしれませんね。
当たり前のことですが、実際に見てみないと「アートマイム」の本質は分からないのです。
とりあえず、ものは試しです!
22日、両国の「シアターX(カイ)」に来てみてください。
ピエロが見えない壁にぶつかったり、鞄が空中で動かなくなったりするのだけがパントマイムではないことをご理解頂けるはずです。
特に、僕が上演する「うしろをみるな」は、コメディではありませんが、非常に分かりやすい娯楽作品となっています。
アートマイムの手法の中で、ただひたすら面白さだけを追求してみました。
一方、僕以外の出演者の作品は、アート色が強く出ています。
大勢出演するからこそ、アートマイムの多様性を味わうことができると思います。
料金も、映画より安い1000円です。
ぜひ、ご来場ください!
この記事の更新日:2020年11月17日 10:14 | コメント(0) | トラックバック(0)
うしろをみるな
11月22日(日)の公演『MIMICROSCOPE』で、僕はアートマイムの新作を発表します。
タイトルは「うしろをみるな」です。
複雑なストーリーはなく、ただ、"うしろを見たらダメ!"というだけの内容です。
なのに、上演時間は約25分!
アートマイムとしては異例の大作になっています。
娯楽性が強いので、どなたにでもお楽しみ頂けると確信しています。
エネルギーとパワーに満ちた作品です。
ぜひ、ご覧下さい!
この記事の更新日:2020年11月16日 09:41 | コメント(0) | トラックバック(0)
「マイミクロスコープ」まで1週間
11月22日(日)のアートマイム公演「マイミクロスコープ」まで、きょうでちょうど1週間!
おかげさまで、すでに、たくさんのご予約を頂戴しているようです。
しかし、今回は劇場が巨大なので、まだまだ、まだまだ、まだまだ、お席に余裕があります。
料金が1000円と格安!
3連休の中日の16時~18時と見やすいお時間!
大相撲11月場所千秋楽と重なって、両国の街にも活気があふれています!
ぜひ、「マイミクロスコープ」にご来場ください!
●日本アートマイム協会
『MIMICROSCOPE マイミクロスコープ』
夜のアートマイム劇場 第二十二夜+α
日時:2020年11月22日(日)16:00開演
会場:シアターX(JR両国駅から徒歩3分)
チケット:1,000円(全席自由)
ご予約は「シアターX(カイ)」のHPからお願いします。
http://www.theaterx.jp/ticket.shtml
この記事の更新日:2020年11月15日 18:18 | コメント(0) | トラックバック(0)
魅力④ レクチャー
今月22日(日)のアートマイム公演「マイミクロスコープ」の魅力をご紹介するシリーズの4回目です。
公演の最後に、JIDAIさんによるレクチャーが開催されます。
JIDAIさんは僕のマイムの先生です。
アートマイムに関する本やDVDも複数出されていて、ベストセラーになっているようです。
アートマイム公演では毎回、レクチャーのコーナーがあり、好評を博しています。
もちろん、マイム作品を鑑賞するだけでも、公演は十分楽しいものです。
さらに、第一人者によるレクチャーで、よりアートマイムに関する理解を深めて頂ければと思います。
この記事の更新日:2020年11月14日 08:53 | コメント(0) | トラックバック(0)
魅力③ 多様な作品
今月22日(日)のアートマイム公演『MIMICROSCOPE』の魅力をご紹介するシリーズの3回目です。
この公演には、複数のアーティスト(5人を予定)が出演します。
全員が、自作のソロ作品を上演します。
同じ"アートマイム"でも、作者によってまったく違う芸術になります。
「ジャンルが違うのではないか」と思うほど、作風に個人差があります。
"アートマイム"にはセリフが一切なく、演者の肉体しか見るモノはありません。
シンプルな分、個性の違いが明確に浮かび上がってくるのだと思います。
そのため、今回の公演は「一粒で二度美味しい」どころか、一度に何種類ものアートをお楽しみ頂けます。
(僕を除けば)いずれも見やすい長さになっていて、飽きることなくご鑑賞頂けるはずです。
ぜひ、両国の"シアターX"にご来場ください。
この記事の更新日:2020年11月 8日 17:25 | コメント(0) | トラックバック(0)
どんどん面白く
11月22日(日)のアートマイム公演『MIMICROSCOPE』まで、およそ2週間!
上演作品がより魅力的になるよう、毎日時間を見つけて、改良を施しています。
実際、稽古をしていると次々にアイディアが出てきて、どんどん面白くなっていきます。
しかし、なかなか演出が固まらないので、追い込んだ練習ができません。
作品に完成などありえないのですが、いずれ振り付けを確定しなくてはなりません。
それをいつにすべきなのか?頭の痛いところです。
この記事の更新日:2020年11月 7日 09:30 | コメント(0) | トラックバック(0)
魅力② シアターX
11月です。
今日で、22日(日)のアートマイム公演『MIMICROSCOPE』まで、ちょうど3週間となりました。
そこで、この公演の魅力をご紹介するシリーズの2回目をお届けします。
『MIMICROSCOPE』の会場となる"シアターX(カイ)"は、とにかく立派です!
「僕には分不相応」と感じるぐらい大きな劇場です。
客席数は最大300席!
実際には、160席程度で使用されることが多いそうですが、それでも凄いキャパシティです。
もちろん、観劇する環境も最高レベルです。
ロビーも本当に広くて、そこでちょっとした公演も開催されているようです。
それ以上に、舞台裏のスケールの大きさには、驚愕させられます。
いわゆる"小劇場"を主戦場としている演劇人には、想像もできない広さです。
皆さんにご覧頂けないのが残念なぐらいです。
こんな立派な舞台に立てる機会は、滅多にありません。
ぜひ、僕の勇姿を見に来て下さい。
よろしくお願いします!
●日本アートマイム協会
『MIMICROSCOPE マイミクロスコープ』
夜のアートマイム劇場 第二十二夜+α
日時:2020年11月22日(日)16:00開演
会場:シアターX(JR両国駅から徒歩3分)
チケット:1,000円(全席自由)
ご予約は「シアターX(カイ)」のHPからお願いします。
http://www.theaterx.jp/ticket.shtml
この記事の更新日:2020年11月 1日 22:01 | コメント(0) | トラックバック(0)
魅力① 低価格
僕にとって、ことし唯一の舞台となるアートマイム公演『MIMICROSCOPE』が、11月22日(日)に開催されます。
この公演の魅力を、何回かに分けて、ご紹介していきたいと思います。
まず、なんといっても、値段がリーズナブル!
今や、公演のネット配信を見るだけでも結構なお金がかかるご時世です。
それなのに、生の舞台で、なんと1000円ポッキリ!
舞台芸術の価格破壊や~!
実は『MIMICROSCOPE』に限らず、シアターXの主催公演は基本的に1000円均一となっているようです。
海外から劇団を招聘した公演であっても、1000円です。
ですから、入場料が低価格であっても「安かろう、悪かろう」というわけではありません。
必ずや...、きっと...、多分...、恐らく...、ひょっとしたら...、すべてが上手くいけば...、素晴らしい舞台をお見せできるはずです。
晩秋の3連休の中日、ぜひ、シアターXに足をお運び下さい。
ご来場を、心よりお待ちしております。
●日本アートマイム協会
『MIMICROSCOPE マイミクロスコープ』
夜のアートマイム劇場 第二十二夜+α
日時:2020年11月22日(日)16:00開演
会場:シアターX(JR両国駅から徒歩3分)
チケット:1,000円(全席自由)
ご予約は「シアターX(カイ)」のHPからお願いします。
この記事の更新日:2020年10月30日 11:07 | コメント(0) | トラックバック(0)
大きな動き
来年の公演に向けて、今週、大きな動きがありました。
半年経っても、依然、様々な制限が残っていることと思います。
難しい状況の中、最善の公演を実施するにはどうすれば良いのか、検討を重ねています。
この記事の更新日:2020年10月24日 09:35 | コメント(0) | トラックバック(0)
11月下旬
ことし、僕が出演する予定だった舞台が、相次いで中止されました。ですから、2020年は、皆様の前で作品を披露する機会はないものだと思っていました。そうした中、舞台に立つ貴重な機会を頂戴できることになりました。時期は11月下旬、お休みの日の午後の時間帯になりそうです。かなり大きな劇場での公演となります。詳細がお伝えできるようになりましたら、なるべく早くお知らせします。それに向けて、作品作りを頑張らなくては...。
この記事の更新日:2020年10月20日 10:20 | コメント(0) | トラックバック(0)
早稲田vs法政
今月26日のドラフト会議を前に、おととい(3日)、プロ注目の選手を見に行ってきました。
東京六大学の早稲田vs法政の第1日です。
この日は、早稲田は早川隆久投手、法政は鈴木昭汰投手が先発でした。
神宮球場に着いたら、当日券売り場前に大行列が出来ていました。
チケットを手に入れるまで30分かかりました。
こんなことは滅多にありません。
両投手への期待の高さを物語っていました。
試合は、もの凄い投手戦となりました。
両軍共に、得点が入る気配なし!
結論から言えば、早川投手は4安打無四球13奪三振で完封!
圧巻のピッチングで、特に序盤はバットにボールが当たらない状況が続いていました。
(さらにランナーとして3度出塁し、素晴らしい走塁も見せてくれました)
鈴木投手は8回3分の2を10安打2失点で敗れましたが、自責点0で、早川投手と同じく13奪三振の快投でした。
毎回のようにピンチを背負ったものの、最速149㌔の速球に変化球を交えて粘りのピッチングを見せてくれました。
腕が強く振れて、怖がらずにどんどん内角を突いていく、まさにプロ向きの投手です。
早川投手はドラフトで重複指名確実とされてきましたが、この日の投球で、鈴木投手の評価も大きくアップしたのではないしょうか?
この日は、両投手の出来が素晴らしすぎて、打者がほとんど目立たない試合となりました。
ぜひ、また六大学野球を訪れて、今度は注目のバッターを取材してきたいと思っています。
この記事の更新日:2020年10月 5日 10:24 | コメント(0) | トラックバック(0)
新作発表会
きのうは、Dance Base Yokohamaのオープンラボ「ダンサー言葉で踊る」vol.3にお邪魔しました。
まずは、島地保武さんと小㞍健太さんによるライブパフォーマンス。
後半は、島地さんを中心に「W.フォーサイスと出会う〜Before & After」がテーマのトークでした。
観客が25人限定の小さなイベントでしたが、参考になることが沢山ありました。
夜は、アートマイムの新作発表会に参加しました。
僕は、いつもよりちょっと短い約18分の作品を上演させて頂きました。
おかげさまで、ご覧頂いた方にはお楽しみ頂けたようです。
僕の圧力が強いので、見ていて呼吸困難に陥ったように感じた方もいらっしゃいました。
昨日はパワー全開でいきましたが、試演で感じたことを踏まえて、もう少し緩急をつけていきたいと思います。
ここからが作品制作の本番です。
より大きな舞台での上演を目指して、改良を加えていきます。
この記事の更新日:2020年9月13日 10:31 | コメント(0) | トラックバック(0)
筋力勝負
時間を見つけて、新作の制作に勤しんでいます。
例によって、筋力勝負の作品です。
ごく近いうちに、一部の方にご覧頂けると思います。
久々に娯楽性の高い作品となっていますので、お楽しみ頂ければ幸いです。
この記事の更新日:2020年9月 5日 10:02 | コメント(0) | トラックバック(0)
今ひとつ
先月、日照不足だったせいでしょうか?
うちの百日紅は、花のつきも色も今ひとつです。
まあ、そんな年もあります。
来年以降の満開を目指して、我々も苦難を乗り越えていきましょう!
この記事の更新日:2020年8月26日 10:35 | コメント(0) | トラックバック(0)
ヨコハマトリエンナーレ2020
横浜市で3年に一度開催される現代アートの国際展=「ヨコハマトリエンナーレ2020」を拝見してきました。
この催しでは、国際的に活躍するアーティストの作品展示のほか、新進芸術家も広く紹介されています。
今回のタイトルは「光の破片をつかまえる」で、インドの3人組アーティスト集団「ラクス・メディア・コレクティブ」が企画したものです。
コンテンポラリー・アートを言葉で説明するのは、愚の骨頂です。
とにかく、見に行くことをお薦めします。
刺激に満ちたユニークな作品ばかりです。
僕は4時間近くかけて、じっくり楽しみました。
なお、事前予約が必要な体験型の作品も少なくないので、予めHPで調べてからお出かけになった方が良いと思います。
また、メイン会場は「横浜美術館」ですが、別会場の「プロット48」の方が過激な作品が多いのでお見逃しなく!
(「ヨコトリ2020」のチケットで、「横浜美術館」「プロット48」「日本郵船歴史博物館」の3会場に入場できます)
チケットは一般が2000円で、会期は10月11日(日)まで。
「横浜美術館」への入場は、日時指定の予約制となっていますので、ご注意下さい。
この記事の更新日:2020年8月14日 11:00 | コメント(0) | トラックバック(0)
「動き」の天才になる!
今月、僕のアートマイムの先生・JIDAIさんが、2冊目の本を出版されました。
タイトルは、『「動き」の天才になる!』です。
今、何かのトレーニングをしている方に、お薦めです。
なかでも、舞台で表現活動を行っている人にとっては、必読の内容となっています。
従来の"HOW TO本"とはまったく違いますよ。
練習はしているのに、伸び悩んでいるなら、ぜひ!
出版社は"BABジャパン"。
価格は、1400円+税です。
この記事の更新日:2020年7月31日 09:41 | コメント(0) | トラックバック(0)
大相撲七月場所
スポーツの日のきのう、国技館に大相撲七月場所の取材&観戦に行ってきました。
熱戦に次ぐ熱戦で、相撲内容はいずれも素晴らしいものでした。
しかし、劇団主宰者としては、相撲協会の感染防止策の方が気になります。
協会が具体的に、どんな対策を取っていたかというと...
・観客の上限は2500人
・全ての4人マス席を1人ずつで利用
・イス席は横に3席空け、前後は互い違いにする
・接触を伴うファンサービスを一切中止。力士の入り待ち、出待ちも禁止
・アルコール類の販売中止。食事の販売も最小限
・観戦後は時間差退場
・開場時間を13時に変更
・売店やトレイ、廊下にマスキングシールを貼る
・館内の食事所などの営業中止
また、観客にどんなことを求めていたかというと...
・マスク着用
・入場時の手指消毒を義務づけ
・声援自粛、拍手奨励
・入場時に検温し、37・5度以上の場合は入場不可
・来場者全員にミニ消毒液を配布
・飲酒禁止
・再入場不可
・感染者が発生した場合に備え、入場券半券の14日間保管
・接触確認アプリへの登録を促進 などなど
僕が体験した中では、最も厳しい対策だったように思います。
換気を良くするために空調が強めてあり、館内が凄く寒い!
観客が少ない上に、声援禁止なので、なんとなく盛り上がりに欠ける!
売店で売っている食べ物は焼き鳥とアイスクリームだけ!
などなど、不便なことはたくさんあります。
それでも、開催されないよりは遙かにましです。
公式サイトのみとなるチケットの購入が難しいせいもあってか、まだまだ空席はたくさんあります。
皆さんも、異例ずくめの大相撲を体験してみてはいかがでしょうか?
この記事の更新日:2020年7月25日 08:12 | コメント(0) | トラックバック(0)
透明人間
僕の作風がお好きな方、あるいは、僕と価値観を共有できる方限定の内容になります。
先日、素晴らしい映画を見てきました。
タイトルは「透明人間」!
ほらほら、「くだらなさそう...」と思っている方がいらっしゃいますね。
おっしゃるとおり、くだらない内容かもしれません。
主人公の女性が、透明人間になったストーカーのような夫から逃げ回るだけのサスペンス・ホラーです。
しかし、映画としては、本当に素晴らしいものでした。
ことしのナンバーワンは間違いありません。
いや!それどころか、ここ数年でもトップクラスの出来だと思いました。
詳しいことは書きません。
ていうか、良いところが多すぎて書き切れません。
まあ、騙されたと思って見てみて下さい。
特に、脚本を書いている人は必見です。
伏線の見事さに舌を巻くはずです。
多分、ほとんど話題にならない作品だと思いますから、劇場はきっとすいています。
この週末に、ぜひ!
この記事の更新日:2020年7月18日 09:50 | コメント(0) | トラックバック(0)
天神さまのほそみち
きのう"下北沢ザ・スズナリ"で、燐光群の公演を見てきました。
演目は、別役実作の「天神さまのほそみち」です。
さすが、別役先生の代表作のひとつとされるだけあります。
初演から40年たっていますが、脚本の輝きが失せるどころか、より一層生々しさを増しているように思いました。
上演時間は75分でしたが、これ以上は耐えられないぐらいの濃密さと迫力でした。
演劇は、かくありたいですね。
この公演は、今月19日(日)まで行われていますので、興味のある方は、ぜひ!
この公演でも、手指の消毒、検温など、さまざまな感染予防策が取られていました。
さらに、こんなアナウンスもありました。
・会場内では、観劇中を含めマスクをご着用ください。熱がこもり熱中症の恐れがある場合は、外して頂いて差し支えありませんが、くしゃみや咳の際には、タオルやハンカチ等で飛沫が漏れないよう、鼻と口を押さえてください。
・短い喫煙のシーンがございますが、タバコ葉は使用していません。また、煙が客席に流れないよう対策しています。
・こまめな水分補給をおすすめします。
・ご観劇後に新型コロナウイルスが発症した場合は、すみやかに劇団までお知らせください。 などなど...
もはや、劇場に来ているのか、病院に来ているのか分からなくなるぐらい、細かな配慮がなされていました。
今、公演を開催しようと思ったら、かなりの覚悟が必要なんですね。
体制が脆弱なうちの劇団は、いつ公演をやれば良いのでしょうか?
この記事の更新日:2020年7月13日 09:57 | コメント(0) | トラックバック(0)
空気上層
先日、「アップデイトダンスNo.72 空気上層」という公演に行ってきました。
僕が拝見した日は、勅使河原三郎さんのソロ・ダンスでした。
約70分間、休憩なしで、鬼気迫る勅使河原さんの舞踊を堪能させて頂きました。
タイトル通り、空気の存在を描ききる素晴らい公演でした。
荻窪駅から徒歩3分のところにある「カラス・アパタラスB2ホール」を初めて訪れましたが、立派なスタジオでしたね。
少人数のダンス公演に最適の会場ではないでしょうか?
この公演では、感染予防策が徹底されていました。
入場時に、観客全員の検温と手指のアルコール消毒に加えて、足もとの消毒まで行います。
パンフレットは手渡しではなく、受付に置いてあるものを各自が取っていきます。
もちろん、マスクを着用しなくてはなりません。
客席はかなり間隔を空けて設置されていて、ソーシャル・ディスタンスが保たれていました。
まさに"新しい生活様式"の中での観劇となりました。
しばらくは、これが演劇界の常識となりそうです。
この記事の更新日:2020年7月12日 09:37 | コメント(0) | トラックバック(0)
なんぼあっても
あ~ありがとうございますー!
今、CD8枚組の「Boulez Conducts Bartók」が届きました!
ありがとうございますー!
バルトークのボックスセットは、なんぼあってもいいですからね!
この記事の更新日:2020年7月 1日 21:05 | コメント(0) | トラックバック(0)
電話で演劇
感染拡大の影響で、ほぼすべての演劇関係者が公演の延期や中止を余儀なくされました。
そんな厳しい状況であっても、様々な工夫で活動を続けている劇団もあるんです。
報道によりますと、今月20日に、屋外の駐車場に2トントラックを止め、荷台を舞台にして一人芝居を上演する検証公演が行われたそうです。
舞台(荷台)と客席の間は2・5メートル確保!
観客にはフェースシールドを配布!
客席にサッカーボールを投げ入れる場面では、俳優が舞台上でスプレーとウェットティッシュを使ってボールを除菌!
そうした感染防止策をとったうえで来月から都内で試験的に公演を実施し、来年の実用化を目指しています。
また、電話で演劇を届ける試みも各地で行われています。
申し込みのあった人に、劇団所属の俳優が、電話を通して演劇作品を上演したり、文学作品を朗読したりします。
なかには、俳優と電話で会話できるサービスを行っているところもあります。
電話による演劇を、知人へのプレゼントとして贈る人もいるそうです。
インターネットを通した公演の配信は、もはや当たり前のものになってしまいました。
生の観客を前提に作品を作っていく僕のやり方では、新しい生活様式に対応できないのかもしれませんね。
この記事の更新日:2020年6月27日 10:19 | コメント(0) | トラックバック(0)
XLサイズ
出演する予定だった公演や、参加するはずだったイベントが、相次いで延期、あるいは中止されました。
そのため、練習しなければならない具体的な作品がなくなってしまいました。
とはいえ、ダラダラ過ごしていると、体が錆び付いてしまいます。
「演技の基本は下半身にあり」と思っている僕は、連日、下半身の強化に取り組んでおりました。
すると、効果てきめん!
お尻がかなり大きくなってきたようです。
実際、ジムでスクワットをしていると、どんどんズボンがずり下がっていきます。
放っておくと、お尻が丸出しになってしまいそうです。
そこで、大きめのトレーニング用ズボンを、近所のスポーツ店に買いにいきました。
店員さんは、僕の下半身を見た途端、こうおっしゃいました。
「お客様のお尻なら、XLサイズになりますね!」
試着してみると、確かにXLが適正のようです。
上半身はMサイズなのに、下半身はXLなんて、どれだけバランスの悪い体型なんでしょう!
こうなったら、上半身も鍛え上げて、XLサイズにしなくては!
この記事の更新日:2020年6月20日 11:03 | コメント(0) | トラックバック(0)
新しい演劇様式
国立劇場、新国立劇場をはじめとする国公立の劇場などおよそ1300施設でつくる"公立文化施設協議会"が再開に向けたガイドラインを発表しました。
「3密の防止策を徹底」「座席も前後左右を空ける」「出演者も原則としてマスク着用」「出演者間も十分な間隔をとる」こととしています。
このガイドラインを守るとすると、従来の脚本の大半は上演できなくなります。
役者が全員マスクをして、お互いに近寄らないでも違和感がないのは、不条理劇だけではないでしょうか?
今「新しい生活様式」が求められていますが、舞台上でも「新しい演劇様式」を模索しなくてはならないようです。
この記事の更新日:2020年5月31日 11:59 | コメント(0) | トラックバック(0)
ベスト・オブ・イヨネスコ
長年にわたって待ち望んでいた本が、ついに手元に届きました。
「ベスト・オブ・イヨネスコ 授業/犀」です。
不条理演劇の巨匠、ウージェーヌ・イヨネスコの戯曲は、これまで全集でしか読めませんでした。
その全集が絶版となって、はや数十年!
入手困難なため、古本でも1冊数万円していました。
ですから読みたくなると、図書館に借りに行かなくてはならなかったのです。
それが、なぜか今年、イヨネスコの代表作を集めた本が白水社から出版されました。
税抜きで3600円もしますが、逆に安い!
これはもう買うしかありませんね。
この本の中には、僕の恩師の安堂信也先生が翻訳された「椅子」や「授業」が収められています。
そのほか、何度も何度も読んだ作品ばかりではありますが、今後も繰り返し読むことは間違いありません。
今年の本のベスト1,いや、人生のベスト1といっても過言ではないでしょう。
早速、冒頭の「禿の女歌手」を読んでみました。
なんて面白いんでしょう!
抱腹絶倒とはまさにこのことです。
一文字たりとも、読み飛ばしたくありません。
普通は読みにくいト書きですら、笑いが止まりません。
若い頃に読んだときの1億倍以上面白く感じます。
どう面白いかは...、もう読んで頂くしかありませんね。
ただし、あくまで不条理劇です。
「まったくわけが分からん」と思われても、当方は一切責任を取れませんので、悪しからず!
この記事の更新日:2020年5月20日 10:57 | コメント(0) | トラックバック(0)
Fania Records
こんな時だからこそ、学生時代に良く聞いていた音楽を聞き直しています。いい!実にいい!昔、聞いていた頃の何倍も良く感じます。「若い頃は、何も分かってなかったんだなあ...」と、しみじみ感じているところです。特に、Fania Recordsの諸作からは、耳が離せません。読書のBGMにしようと思っても、文章に意識が向かず、音楽に聴き惚れるしかありません。なかでも、Eddie Palmieri(p)の演奏は凄い!気品と色気と邪悪さが渾然一体となり、圧倒的な迫力を味わわせてくれます。こんな素晴らしい演奏を、何十年も聞かなかったなんて大失敗です。これから、忘れていた傑作を求めてCD棚を探ってみたいと思います。
この記事の更新日:2020年5月 2日 11:34 | コメント(0) | トラックバック(0)
機種変更
このタイミングで、スマホを機種変更しました。
4年間使ってきた廉価版に、ガタがきてしまっていたからです。
アプリを開くのに約1分!
容量がいっぱいで、何かをするとアプリを消去するよう指示が出るのに、消せるアプリはなし!
電話が掛かってきてもなぜか出られないため、後でこちらからかけ直すこともしばしば!
などなど、大変不便な思いをしておりました。
いまどきの機種変更は、ネットで簡単ラクラクなんですね!
まだ使えるところが少ないので話題の5Gにはしませんでしたが、4Gの最新機種にしてみました。
さすがに、新しい機械は素晴らしい!
驚異的な速さで反応してくれます。
写真や動画の画質も、比べものになりません。
もっと早く変えておくべきでした。
ただ、僕は電話以外の機能をほとんど使っていません。
確実に電話に出られるところが、機種変更の最大の収穫となりそうです。
この記事の更新日:2020年4月21日 11:44 | コメント(0) | トラックバック(0)
調子が良い
新作は、まだ全然出来ていません。なのに、作品タイトルを思い付いてしまいました。こういう時は、大概、調子が良いものです。多分、傑作が生まれると思います。
この記事の更新日:2020年4月12日 22:22 | コメント(0) | トラックバック(0)
そうだ!
公演はもちろん、集まって稽古することさえできない...。
そうだ!新作を作ろう!
発表の予定はなくても...。
この記事の更新日:2020年4月 5日 09:51 | コメント(0) | トラックバック(0)
書い足し
この週末のために、2冊買い足しました。
この記事の更新日:2020年3月28日 10:23 | コメント(0) | トラックバック(0)
消毒
およそ40日ぶりに、お芝居を見てきました。
規模の小さなアトリエ公演でしたが、補助席が出るほど盛況でした。
そもそも、静かな演劇公演は、低リスクとされています。
さらに劇団は、全来場者の手指の消毒、マスクの配布、観客が触れる可能性のあるものすべての消毒、こまめな換気等を行っていました。
この時期の公演の実施には、批判の声もあると思います。
でも、考えられる限りの対策を取って、予定通り上演した劇団の姿勢は立派だと思いました。
早く、普通の状態で演劇が楽しめる日が訪れますように!
この記事の更新日:2020年3月22日 09:48 | コメント(0) | トラックバック(0)
別役実先生を悼む
今月3日、劇作家の別役実先生(83)が、肺炎のため亡くなられました。
別役先生は、僕が最も影響を受けた演劇人です。
芝居を志したのも、10代の若い頃、別役先生の作品を見たのがきっかけです。
それから40年近くたった今でも、別役作品の上演があると聞けば、可能な限り見にいくようにしています。
僕は長年、別役先生に少しでも近づけるように頑張ってきましたが、足下にも及びません。
脚本を読んでも、上演を見ても、その完成度の高さにひれ伏すしかありません。
どうすれば、あの高みに到達できるのでしょうか?
芝居を見ることができない今、別役先生の脚本を、今一度読み返してみたいと思います。
この記事の更新日:2020年3月15日 09:32 | コメント(0) | トラックバック(0)
「星空の下の朗読会」中止のお知らせ
3月7日(土)に予定されていた「星空の下の朗読会」の中止が決定いたしました。
楽しみにして下さっていた皆様には申し訳ありませんが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けたものです。
またの機会がございましたら、よろしくお願いします。
この記事の更新日:2020年2月26日 12:50 | コメント(0) | トラックバック(0)
春の恒例
毎年、春の恒例となっている「星空の下の朗読会」!
年々、人気がUPしているようです。
ことしは、観客募集の開始直後に定員を超え、抽選倍率も相当高かったそうです。
プラネタリムの星空や、ヴァイオリンの生演奏が、人気の要因となっているのは間違いありません。
それに負けないように、僕は朗読を頑張らないといけないですね。
さて、はたして、無事に開催されるのでしょうか?
この記事の更新日:2020年2月22日 09:06 | コメント(0) | トラックバック(0)
「よだかの星」の魅力
3月7日(土)の「星空の下の朗読会」に向けて、毎朝、稽古を続けています。
宮沢賢治の「よだかの星」の持つ厚みや立体感を表現できるよう、さまざまな工夫を施しています。
サラッと読んだだけでは気づくことのない魅力を、皆さんに提示できるよう努力しています。
去年の「羅生門」の朗読でも、多くのお客様から、次のような声が寄せられました。
「何度も読んだことがあるのに、こんな作品とは知らなかった」
「初めて本当の意味が分かった」
「表面的な怖さではなく、人間そのものの恐ろしさを痛感した」などなど...
「よだかの星」でも、毎日の稽古の中で、様々な発見があります。
それを皆様に届けられるよう、さらに緻密に、さらにダイナミックに、朗読を完成させていきたいと思っています。
この記事の更新日:2020年2月15日 08:56 | コメント(0) | トラックバック(0)
メキシコ料理
おととい(日曜日)の夜、大学時代の友人と久しぶりに会いました。
友人は、地方都市の活性化を目指す演劇集団のプロデューサーを務めています。
その取り組みなどについて、いろいろな話を聞きました。
熱い演劇トークと、ホットなメキシコ料理で、大いに盛り上がりました。
この記事の更新日:2020年2月11日 08:05 | コメント(0) | トラックバック(0)
第41回公演概要
次回・第41回公演の概要をご紹介させて頂きます。
毎年恒例の朗読会です。
ことしもプラネタリウムの映し出す美しい星空と共演します。
今回、僕は、11年ぶりに宮沢賢治の作品に挑みます。
いとこのヴァイオリニスト・石崎浩二との共演です。
●第41回公演「星空の下の朗読会」
日にち:3月7日㈯午後6時~7時
会場:五反田文化センター・プラネタリウム(西五反田6-5-1)
朗読作品:新美南吉『巨男の話』『ながれぼし』、 宮沢賢治『よだかの星』
朗読:黒澤明子、石﨑一気
ヴァイオリン演奏:石﨑浩二
なお、この朗読会は年々人気が上がっていて、すでに満席となっております。
皆さんにお楽しみ頂けるよう、一所懸命頑張ります。
ご期待下さい。
この記事の更新日:2020年2月 8日 08:56 | コメント(0) | トラックバック(0)
令和2年初の新作発表
昨夜、アートマイムの新作発表会に参加させて頂きました。
出演者はまさに少数精鋭といった感じで、非常にレベルの高いパフォーマンスばかりでした。
僕には絶対出来ない動きや、絶対に思い付かない発想が随所に見られ、本当に勉強になりました。
この発表会は回を追うごとにレベルが上がっているので、取り残されないように頑張っていきたいと思います。
ちなみに、僕は、約30分の作品を上演しました。
マイムの世界では超大作といっても良いサイズだと思います。
でも、観客の皆さんは、最後まで集中して見て下さいました。
僕が苦手とする動きを軸として作った作品ですが、その動きを高く評価して頂いたのには驚きました。
今後に向けての自信につながりました。
さて、きょうから、次回公演に向けて新しい作品の稽古に入ります。
まったくタイプの違う作品なので、まずは、心を入れ替えるところからスタートです!
この記事の更新日:2020年1月19日 09:16 | コメント(0) | トラックバック(0)
面白の波状攻撃
ことし初の新作発表が目前に迫ってきました。
テーマは決まっているのですが、全然まとまりません。
次々にアイディアが湧いてきて、収拾がつかなくなるのです。
このままでは、単なる"面白"の波状攻撃になってしまいます。
かといって、サービス精神旺盛の僕には、世界観だけで突き進むことはできません。
芸術性と娯楽性をバランス良く配するのは、本当に難しいですね。
この記事の更新日:2020年1月12日 08:25 | コメント(0) | トラックバック(0)
2020年は良い年になりそうだ!
あけましておめでとうございます。
2020年もよろしくお願いします。
ことしは、これまで以上に過激な作風を追求していきます。
去年も相当でしたけど、ことしはさらに過激に!
かつて誰もやったことのない手法で、作品を構成していくつもりです。
以前は完成度にこだわりを持っていましたが、それでは一線を越えることができません。
破綻を恐れず、前衛的な実験を繰り広げていきたいと思っています。
その想いを実践するため、きのう、書きかけていた脚本を破棄しました。
ストーリーが面白く、伏線が上手く引かれていて、驚きのどんでん返しのある作品でした。
上演したら、多分、好評を得ていたことと思います。
しかし、そんなところに安住していては、僕自身が楽しくない!
いまや、もっと圧倒的な、まさに"崇高"な作品を作ることにしか興味が持てないのです。
従来とまったく違った作品を作るには、体質改善が必要です。
それを成し遂げるには、結構、時間が掛かります。
ですから、次回の本公演は、ことしの後半以降になる見通しです。
少々、お待ち頂けますか?
さて、元日の朝も、テラスの山茶花が満開となっています。
そのうちの一輪が、フェンスの隙間を越えて、歩道側で花を咲かせていました。
花そのものは他と同じでも、環境を変えるとアートな雰囲気になるんですね。
何か、ヒントを貰ったような気がしました。
2020年は良い年になりそうです!
この記事の更新日:2020年1月 1日 10:02 | コメント(0) | トラックバック(0)
2019年総括
大晦日です。
ことしも、多くの皆様に、"ぷにぷにパイレーツ"を応援して頂きました。
心より、御礼申し上げます。
2019年、"劇団ぷにぷにパイレーツ"は3回の公演を実施し、7つの作品を上演しました。
①第38回公演「右手のための小品集」1月14日(成人の日)出演:石崎一気
②第39回公演「星空の下の朗読会」3月2日(土) 出演:石崎一気
③第40回公演「恋に恋して」8月11日(山の日)出演:脇坂浩司、松本美由紀、石崎一気
おかげさまで、いずれの公演も大好評でした。
前衛的な手法の作品をいくつか上演しましたが、むしろ、そちらの方が評判が良かったようです。
最近、僕は、多くのお客様を楽しませることより、新たな表現を開拓することに重きを置いています。
ことしは、その実験がある程度の成果を収めたということだと思います。
来年は、さらに大胆な挑戦を行っていきたいと思っています。
きのう、主要な劇団員と、忘年会を兼ねた企画会議を行いました。
そこで、今後の大まかな計画が決まりました。
来年は、公演回数は少なくなると思いますが、その分、内容が充実するはずです。
他では決して見ることができない、先進的な舞台をお目に掛けるつもりです。
ぜひ、ご期待下さい。
来年が、皆様にとって、素晴らしい一年でありますように!
では、良いお年をお迎えください。
この記事の更新日:2019年12月31日 09:53 | コメント(0) | トラックバック(0)
V2初観戦
2か月ほど前になるのでしょうか?
近所の銭湯で露天の黒湯に浸かっていたら、3人の若い男性が入ってきました。
いずれも驚くほど背が高く、贅肉がまったくない美しい体でした。
「何者だろう?」と思うほど、普通ではない人たちでした。
入浴後、彼らは更衣室でまったく同じジャージを身につけました。
そのジャージには、こんな文字がプリントされていました。
「FUJITSU KAWASAKI RED SPIRITS」
そんなご縁があったものですから、日曜日に「レッドスピリッツ」の試合を見に行ってきました。
バレーボール・Vリーグ2部=V2の「富士通vs警視庁」戦です。
会場は「カルッツ川崎」で、「レッドスピリッツ」のホームゲームでした。
初のVリーグ観戦なので、奮発して1階自由席の当日券を求めました。
それでも2000円と格安です(2階席なら1000円です)。
はっきり言って全然混んでいないので、コートの間近で、ゆったり観戦することができました。
思っていたより試合展開が速く、退屈する暇はまったくありません。
ボールのスピードがとてつもなく速いので、瞬きすることさえできません。
とても楽しく見ることができました。
また、「レッドスピリッツ」の選手たちがファンサービスに熱心なのにも驚きました。
タイムアウト中、試合に出ていない選手がダンスを披露!
観客のヤジに、選手が直接、大声で応酬!
試合後、2人の選手がサンタクロースの扮装で登場し司会!
選手全員で、観客席にプレゼント(選手の写真やじゃがりこ)を大量に投げ込み!
最後は、ロビーで観客のお見送り!
「絶対に満足して帰ってもらおう」という強い気持ちがうかがえました。
客席にはちびっ子たちが大勢いましたが、みんな大喜びしていました。
V2でこれだけ楽しめるのなら、V1はどんな感じなのでしょう?
また、男子だけでなく、女子の試合も見てみたいと思いました。
銭湯で一緒になったのがきっかけで、また新たな趣味を見つけてしまいました。
この記事の更新日:2019年12月24日 10:20 | コメント(0) | トラックバック(0)
以心伝心
先日、来年の公演で共演するアーティストと、簡単な打ち合わせをさせて頂きました。
事前に仮の台本をメールで送っただけだったのに、イメージした楽曲が完全に合致していたのでビックリしました。
この世には、無限と言って良いほど曲がありますよね。
それなのに、二人が、まったく同じ複数の曲を提案するなんてことがあるのでしょうか?
歌詞がある曲ならまだしも、器楽曲でそんな偶然が起こるなんて信じられません。
まさに、以心伝心ですね。
これは、良いパフォーマンスになりそうだぞ!
この記事の更新日:2019年12月21日 10:03 | コメント(0) | トラックバック(0)
苦手
現在、新作の制作に取り組んでいます。
今回は、自分が特に苦手とする演技を軸に、構成しようと考えています。苦手なことなので、不格好な状態から始めることになります。そのさまに耐えることができず、すぐに投げ出したくなります。実際、心が折れて、稽古をやめてしまうことがほとんどです。ですから、なかなか前に進みません。いまだ、スタート地点にすら立てていない状況です。
しかし、新しいことを始めるときは、いつもそんな感じです。自分の不器用さや無能さを受け入れて、根気強く取り組んでいきたいと思っています。
この記事の更新日:2019年12月14日 11:13 | コメント(0) | トラックバック(0)
冬を感じるとき
きょうで11月も終わり!
朝晩の気温が、グッと下がってきました。
うちのテラスでは、山茶花が咲き始めました。
先日、劇団員から誕生日プレゼントとして頂いた手袋の着用も開始しました。
ついに本格的な冬が訪れました。
公演の予定はありませんが、毎朝、基本の稽古を続けています。
フローリングの上で、裸足で行います。
冷たい床で足が冷えるので、無理な体勢を取るとすぐに攣ってしまいます。
激しい痛みでしゃがみ込んだ時、冬の到来を感じます。
この記事の更新日:2019年11月30日 09:48 | コメント(0) | トラックバック(0)
Gidon Kremer
毎年、自分の誕生日に合わせて、CDのBOXセットを購入しています。
節目のことしは、22枚組のこちらにしました。
大好きなヴァイオリニストだけに、演奏は最高!
しかも、現代曲がたくさん入っているので、大満足です。
この記事の更新日:2019年11月23日 09:05 | コメント(0) | トラックバック(0)
難解な文章
先日、哲学者・カントの『崇高』の考え方をご紹介させて頂きました。
せっかくですから、これを機に、カントの原典に当たってみようと思いました。
そこで、代表的著作とされる『純粋理性批判』を岩波文庫で買ってみました。
しかし、その文章たるや、ものすごいモノでした。
少し引用してみますので、試しに読んで見てください。
実際〔純粋統覚の〕持続的な「私」は、この「私」がわれわれのあらゆる表象を意識しうるかぎりにおいてのみ、これらあらゆる表象の相関者である。そして、あらゆる意識がすべてを包括する純粋統覚に属するのは、表象としてのあらゆる感性的直感が内的な純粋直感すなわち時間に属するのと同様である。こうした純粋統覚は純粋構想力の機能を知性的なものとするために、この構想力に付け加えられねばならない。
なんという難しさ!
難しいというより、悪文と断言せざるをえません。
そもそも、この翻訳で合っているのでしょうか?
理解できる人がいたら、かみ砕いて教えて頂きたいですね。
でも、これぐらいの思考ができないと、『崇高』にはたどり着けないのかもしれません。
僕には無理か...
この記事の更新日:2019年11月16日 10:37 | コメント(0) | トラックバック(0)
崇高
「美」の対義語は「醜」とされています。
しかし、哲学者・カントによると、「美」の反対は「崇高」になります。
「美」はどこか予定調和的で、微笑みをたたえて通り過ぎることができるものです。
一方「崇高」は、巨大なものや勇壮なものに対して抱く感情、また心的イメージをいう美学上の概念です。
計算、測定、模倣の不可能な、何にも比較できない偉大さを指します。
その圧倒的なスケールに、人が自らの卑小さを思い知らされるものです。
暴力的に、見る人の自我の破壊を促すのが「崇高」です。
これまで僕は美しい作品を好んできましたし、自らも作ろうと努力してきました。
ところが、ただ美しいだけというモノに、物足りなさを感じていたのも事実です。
今回、「崇高」という言葉の本当の意味を知って、目からうろこが落ちました。
自分の目指すべき方向が明確に示されたような気がしています。
少し時間をかけて、具体的な方策を探っていきたいと思っています。
この記事の更新日:2019年11月 9日 10:39 | コメント(0) | トラックバック(0)
金木犀
11月になりました。
甘い香りを漂わせていた金木犀の花も、もうすぐ終わります。
2019年も残すところ僅か2か月!
頑張っていきましょう。
さて、またまた、新作を作ることになってしまいました。
ことしだけで8本もの新作を発表しているだけに、かなりのハイペースとなります。
すでにいろんなパターンをやってしまっているため、新機軸を打ち出すのは大変です。
苦手な演技に取り組まなくてはならないかもしれません。
自分の弱点を見つめるのは、本当に辛いものです。
出来はともかく、自分自身が面白いと思えるモノを模索していきたいと思っています。
この記事の更新日:2019年11月 1日 10:00 | コメント(0) | トラックバック(0)
梁塵の歌
一昨日の土曜日、北村明子 Cross Transit Project「梁塵の歌」の公演を拝見してきました。Cross Transit Projectは、日本とアジアのアーティストによる国際共同制作プロジェクトです。日本のコンテンポラリーダンスシーンを牽引してきた、振付家の北村明子さんが4年前にスタートさせたものです。
今回の公演は、南アジア、東南アジア編の集大成で、どこの国ともつかない荒野で出会った人たちの様を描いているそうです。互いの言葉もわからず、頼りとなるのは身体同士の対話とリズムのみ!身体が生み出す震えやリズムを分かり合う中で、奇妙な共同体が生まれていきます。歌や音楽に導かれて混ざり合う、土地の記憶への哀悼、そして祝祭の時空間が展開されていきます。
とにかくパワフルでカッコ良かったですね。大地のエネルギーや、空気に潜む妖気に満ち満ちていました。プリミティブでありながら、まさに今を切り取ったダンス作品だと思いました。
こうした素晴らしい作品を見ると、舞台の持つ力を再認識することが出来ます。創作意欲を大いに刺激されました。僕も、さらなる高みを目指して頑張らなくては!
この記事の更新日:2019年10月28日 10:33 | コメント(0) | トラックバック(0)
幻想曲
きのう「第166回・中原区役所コンサート」に行ってきました。
隔月、無料で開催されているイベントで、今回はピアノ連弾の「Duo A&K」が出演しました。
約1時間のコンサートでしたが、特にシューベルト作曲の「幻想曲」が良かったですね。
こうした長めの曲は、自宅では、なかなか集中して聞けないものです。
生演奏で聞いて「こんなに凄い曲だったのか!」と驚かされました。
言い古された言葉ですけど、やはり、芸術は生が一番ですね!
この記事の更新日:2019年10月24日 08:51 | コメント(0) | トラックバック(0)
プロ野球ドラフト会議
きょう、プロ野球のドラフト会議が開かれます。今年のドラフトは星稜高・奥川、大船渡高・佐々木、明大・森下の3投手が「BIG3」として注目を集めています。史上初めて、全12球団が抽選に参加する可能性があり、最速163㌔の佐々木朗希投手の交渉権をどのチームが獲得するのか、気になるところです。
さて、プロ野球といえば、先日、こんな方とご一緒させて頂きました。とても明るい素敵な方でしたよ!
この記事の更新日:2019年10月17日 08:54 | コメント(0) | トラックバック(0)
ラグビーW杯観戦記
きのう、熊谷ラグビー場で、ラグビーW杯1次リーグの「アルゼンチン対アメリカ戦」を観戦しました。
両チームともに決勝トーナメント進出の可能性はなく、いわゆる消化ゲームでした。
しかし、どちらも一切手を抜かず、まさにプライドをかけた熱い試合となりました。
展開はアルゼンチンがアメリカを圧倒する形になりましたが、あっという間の80分でした。
やっぱり、スポーツは生で見ないとダメですね。
細かいことはTVの方がよく分かるかもしれませんが、見えないことが多すぎます。
選手の気迫とか、試合の流れなどは、生観戦じゃないと伝わってきません。
選手同士がぶつかる音の迫力は、現場でなければ体感できません。
感情を共有できるのも、生観戦ならではです。
今回のW杯でラグビーに興味を持った方は、高校でも大学でも社会人でも良いので、ぜひ一度、競技場でご覧下さい。
きのうの試合に関して最も印象に残ったのは、熊谷市や市民の皆さんのW杯への想いです。
JR熊谷駅のロータリーや会場周辺には、祭りの山車がいくつも出ていて、笛や太鼓の生演奏で来場者を歓迎!
駅とラグビー場を結ぶシャトルバスがものすごい数用意されていて、スムーズかつ快適に移動できます。
沿道をボランティアの人たちが埋め尽くし、笑顔で手を振り続けてくれます。
きのう僕は、何人のボランティアの方とハイタッチしたか分かりません。
スタジアムへの入場に時間がかかると聞いていましたが、熊谷では非常に円滑で、ノー・ストレスでした。
他の会場では幾つか問題もあったようですが、熊谷はソフトパワーで上手く対処していたようです。
どんなに試合内容が良くても、周辺部分が今ひとつだと、印象が悪くなります。
来年の東京五輪に向けて、熊谷がひとつのモデルケースとなるようです。
これぞ「お・も・て・な・し」といえる、素晴らしい運営だったと思います。
ムム!これらはいずれも、演劇の公演にも共通することでは?
この記事の更新日:2019年10月10日 11:21 | コメント(0) | トラックバック(0)
堕落
およそ2年ぶりに、目の前に稽古すべき作品がない状況になりました。
毎日、朝の時間帯を持て余しております。
長期間、稽古を続けていましたから、自分が堕落してしまったような気がしています。
しかし、闇雲に稽古を続けてしまうのは良くありません。
これまでの延長線上のことしか出来なくなってしまうからです。
少し距離を置くことで、新しい発想が浮かんでくるはずです。
しばらくの間は、空いた時間を利用して、様々な芸術作品に触れてみたいと思っています。
今の自分の中にはない表現が、見つかるかもしれませんので...。
この記事の更新日:2019年10月 5日 10:53 | コメント(0) | トラックバック(0)
人形劇まつり
きょうは、こんなイベントに行ってきました!
この記事の更新日:2019年9月29日 20:44 | コメント(0) | トラックバック(0)
ことし最後の行事
きのう、劇団の稽古会を開催しました。
前半は、体をいっぱい動かす基礎編!
後半は、頭をフル回転させる実践編!
合わせて4時間、みっちりお芝居の基本を練習しました。
ちょっとしたことで演技が見違えるように良くなるので、参加者全員、心から驚いているようでした。
各自、きのう学んだことを、様々な場面で活用してもらいたいと思っています。
きのうの稽古会をもちまして、ことしの劇団としての活動は終了となります。
今後、僕は、自分のレベルアップのために、地道に努力していくつもりです。
この記事の更新日:2019年9月24日 08:56 | コメント(0) | トラックバック(0)
12分の新作
昨夜は、アートマイムの発表会でした。
僕は、12分の新作を発表しました。
ありがたいことに、自分の持ち味であるパワフルな表現は、高い評価を頂きました。
また、小さく繊細な動きにも、もっとパワーを入れて良いということも確認できました。
一方、僕が最も苦手とする、体の柔軟性が必要なシーンには、物足りなさが残ったようです。
これから急激に柔軟性を高めていくのは難しいので、演出を見直していきたいと思っています。
自分のことはさておき、きのう発表した全員が、本当に素晴らしい演技を見せてくれました。
動きが優美で美しく、思わず見とれてしまうほどでした。
皆さん、確実にレベルアップされているようです。
僕も負けないように、頑張らなくては...。
この記事の更新日:2019年9月22日 10:50 | コメント(0) | トラックバック(0)
新しい花
うちのテラスの百日紅が、次々に新しい花を咲かせています。
この夏は天候不順が続いたせいか、これからが見頃のようです。
一方、僕の頭には、マイム作品の新しいアイディアがまったく湧いてきません。
残り時間は僅か!
どうしましょう...。
この記事の更新日:2019年9月14日 09:51 | コメント(0) | トラックバック(0)
沈黙!
19世紀のロシアの詩人、フョードル・チュッチェフの「沈黙!」という作品に感銘を受けました。
今後の創作活動の指針にしたいと思っています。
その最後の一節をご紹介させて頂きます。
訳は、青山学院大学・教授の宮澤淳一さんです。
ひたすらおのれの内にのみ生きよ。
全世界が、神秘と魔力の思念の世界が
おまえの魂の中にある。
だがそれは、外のざわめきに打ち消され
昼の光に追い散らされる。
想いの歌に耳を澄まし、そして沈黙せよ!
この記事の更新日:2019年9月 8日 10:37 | コメント(0) | トラックバック(0)
ゆっくりしている時間は...
ことし、ぷにぷにパイレーツは、3回の公演を実施しました。
これで、2019年の劇団の公演は打ち止めです。
次回公演は来年になります。
最近、皆さんから「少しゆっくりできますね」と言われます。
しかし、僕には、ゆっくりしている時間はありません。
9月下旬に、マイムの新作を発表しなければならないのです。
現時点では、構想は一切固まっていません。
アイディアは次々に湧いてくるんです。
しかし「これでいこう!」と決断するほどのモノが見つかっていないのです。
雑事に追われて、作品作りに集中できる時間は限られています。
僅かな時間を、有意義に活用していきたいと思っています。
この記事の更新日:2019年8月31日 09:11 | コメント(0) | トラックバック(0)
次はいつ?
第40回公演「恋に恋して」は、本当に大好評だったようです。
公演から2週間経っても、まだまだ感想が届いてきます。
最近多いのは、こんなお客様の声です。
「次は、いつやるんですか?」
「また見たいので、次回公演の際には、必ず声を掛けて下さい!」
もちろん、お世辞も混じっているとは思います。
でも「二度と見たくない」と感じた人は、そんなことはおっしゃらないはずです。
それなりに楽しんで頂けたということで、ホッとしています。
ちなみに、ことし(2019年)はもう公演は行いません。
次の公演は来年になります。
しばらく、お待ち下さい!
この記事の更新日:2019年8月25日 09:23 | コメント(0) | トラックバック(0)
催眠術?
第40回公演「恋に恋して」で、私・石崎は「走馬灯」という作品を上演しました。
セリフは一切無く、マイムでもなく、ダンスでもない不思議なテイストの作品です。
約25分間、僕はグルグル回っています。
回転の大きさや速さ、コース、質感をどんどん変えていき、そのバリエーションをお楽しみ頂くものでした。
事前に予想していた通り、およそ半数のお客様が、前衛的な作風に戸惑われたようです。
「これは一体何を表しているのだろうか?」
「この回転は、人生の何かを象徴しているに違いない!」
などなど、とにかく意味を見い出そうとされたようです。
一方、僕の回転により、催眠術に掛かったような経験をされたお客様もいらっしゃいました。
「回転を見ていたら、客席の私も体が回り始め、終演後もしばらく止まらなかった!」
「超スローペースの呼吸につられていたら、息苦しくてたまらなくなった!」
「不自然な姿勢でパワフルな動きをするので、力が入って全身が痛くなった!」
などなど、「見る」というより、「体感する」という形で観劇された方も少なくありませんでした。
ぷにぷにパイレーツの演劇は、ただ見聞きするものではなく、体験するものなのです!
この記事の更新日:2019年8月24日 09:52 | コメント(0) | トラックバック(0)
好評に気を良くして...
第40回公演「恋に恋して」が、大好評でした。
それに気を良くした私、やってしまいました。
うちの稽古部屋の照明をLED化!
脚本執筆時の飲み物を作るコーヒーメーカーを新調!
真夏の稽古の際に着用する短パン購入!
結構な出費になってしまいました。
しかし考えてみると、公演の評判は良かったものの、収支は赤字!
本当は、いつも以上に節約しなくてはならなかったのです。
仕方ないから、明るい部屋で、短パンをはいて、コーヒーを飲むことにいたしましょう!
この記事の更新日:2019年8月23日 08:56 | コメント(0) | トラックバック(0)
努力は裏切らない!
第40回公演「恋に恋して」の感想が続々届いています。
やはり、松本美由紀が演じた「恋に恋して」の評判が抜群に良いですね。
「演技に魅了された」という声がほとんどです。
ほぼ全員の方が「松本さんはゾーンに入っていた」とお感じになったようです。
「老婆と17歳の少女の演じ分けが見事だった!」
「キュートで華がある女優さんに、魅了された!」
「自分が魔女の世界に迷い込んだようだった!」
「舞台上にないものが、あるように見えた!」
「私も恋をしたくなった!」などなど、絶賛の嵐です。
約半年間(セリフの暗記を含めると1年間)、この作品に打ち込んできた甲斐があったというものです。
「努力は裏切らない」というのは、本当ですね!
この記事の更新日:2019年8月21日 08:52 | コメント(0) | トラックバック(0)
あっけないもの
第40回公演「恋に恋して」から1週間が過ぎました。
終わってしまうとあっけないものです。
あらためて、本番に向けて準備をしている期間が最高だったことを再認識しています。
この記事の更新日:2019年8月19日 09:03 | コメント(0) | トラックバック(0)
2倍のお客様
8月11日の第40回公演「恋に恋して」には、沢山のお客様がお越し下さいました。
1月の公演「右手のための小品集」の2倍以上です。
やはり、客席が埋まっていると、劇場の空気感が濃密になりますね。
演技の圧力がグッと上がることを感じました。
「舞台は役者と観客がともに作り上げるもの」とよく言われますが、今回、特にそう思いました。
また、マチネとソワレでお客様の層が違っていたので、演技の質もかなり変わりました。
このあたりが、芝居の魅力なのかもしれません。
暑い中、ご来場下さった皆様!
本当にありがとうございました!
この記事の更新日:2019年8月18日 09:45 | コメント(0) | トラックバック(0)
「あたま穴」写真
第40回公演「恋に恋して」のオープニングで、脇坂浩司が自作した新作落語「あたま穴」を上演しました。
約20分の社会風刺作品でした。
その写真をご紹介します。
この記事の更新日:2019年8月17日 08:19 | コメント(0) | トラックバック(0)
「走馬灯」は賛否両論
第40回公演のラストに、私・石崎は、マイム作品「走馬灯」を上演しました。
約25分間、ひたすらクルクル回っているだけの前衛的な作品です。
その回転に様々なバリエーションを加え、ゆっくりと変化していきます。
ストーリーはなく、動きの面白さを楽しんで頂くモノでした。
予想通り、お客様の反応は大きく2つに分かれました。
エンタテインメントとして、お芝居を楽しみに来たお客様は「何が何だか分からない」!
舞台を見慣れている人や、何らかの芸術活動を行っている方は「凄い」!
いずれにしても、退屈した様子はあまりなく、最後までしっかりご覧頂けたようです。
「意味が分からない」という方も、僕の演技と同化して呼吸が苦しくなったり、体に力が入って筋肉痛になったりしたそうです。
なかには、深い意味を感じ取った方もいらっしゃいました。
永遠の時!無限の空間!人生の意味!などなど...。
また、自分の経験と重ね合わせた人もいらっしゃいました。
見る人によって、まったく違った作品として映ったようです。
人を選ぶ作品ではありますが、「走馬灯」は舞台ならでは表現だと思っています。
今後も「恋に恋して」のような万人向けの作品とともに、新たな舞台芸術のスタイルを模索していくつもりです。
この記事の更新日:2019年8月13日 09:13 | コメント(0) | トラックバック(0)
「恋に恋して」大好評!
きのうの第40回公演では、松本美由紀の演じる「恋に恋して」が大好評でした。
恋に憧れる年老いた魔女が、17歳の少女に扮して、初めての恋を味わうという物語です。
多重構造となっている上に、魔法を使うなど超自然なシーンを沢山演じなくてはならないため、本当に上演が難しい作品です。
そもそも、35分の大作を一人で演じ切るだけでも、大変です。
それを、松本は努力で克服しました。
毎週末、4時間に渡る長時間稽古に耐え、毎日自主稽古を欠かさず、ゆっくりとレベルアップしていきました。
本番が近づくと急速な進歩を遂げるようになり、見る度に驚くほど上達していました。
そして、きのうの本番では、かつてないほどの完成度で魔女の世界を展開してくれました。
見えない杖を使ったシーン、風を操るシーン、17歳に変身するシーンなど、鬼気迫る迫力でした。
声も非常に美しく、台詞回しも見事でした。
ラストシーンの切なさといったら...。
35分があっという間に思えるほど、素晴らしい作品に仕上げてくれました。
公演後、本人は「発展途上の状態で見せてしまった」と反省していましたが、それは自らの成長を実感している証です。
芸術に完成はありません。
さらなる高みを目指して、今後も劇団の看板女優として頑張ってもらいたいと思っています。
この記事の更新日:2019年8月12日 09:24 | コメント(0) | トラックバック(0)
「恋に恋して」大成功!
きのう、滞りなく第40回公演「恋に恋して」を終えることができました。
おかげさまで、大勢のお客様にお越し頂き、大好評を頂戴しました。
機材トラブルなど不測の事態もありましたが、皆様のお力で、何とか乗り切ることが出来ました。
暑い中、ご来場頂いた皆様!
お手伝い下さった皆さん!
本当にありがとうございました。
今後とも、劇団ぷにぷにパイレーツをよろしくお願いします!
取り急ぎ、御礼まで。
この記事の更新日:2019年8月12日 09:20 | コメント(0) | トラックバック(0)
最後の最後の稽古
第40回公演「恋に恋して」の本番前日のきょう、最後の最後となる稽古を行いました。
直前にダメ出しをしても修正できないので、本来、前日は休養につとめるべきだと思っています。
しかし、出演者の松本美由紀が「どうしても」というものですから、確認程度の稽古をすることにしました。
6日前の前回の稽古と比べると、松本の演技が見違えるほどダイナミックになっていました。
スケール感がアップし、迫力が増していたのです。
そうなると、僕も欲が出てきます。
さらにパワフルになるように、いろいろなアドバイスを送ってしまいました。
僅か1日ですべてが昇華できるとは思いませんが、少しでも生かしてもらえればありがたいです。
稽古は3時間で終わらせて、近所の喫茶店で、松本と制作面の打ち合わせを行いました。
脳が疲れて甘い物を欲していたのか、アイスクリームの入った甘いアイスコーヒーを頂きました。
とても美味しく感じました。
さあ、明日はいよいよ本番です。
皆様のご期待に添えるよう、精一杯頑張って上演したいと思っています。
皆様のご来場を、お待ちしています!
この記事の更新日:2019年8月10日 20:45 | コメント(0) | トラックバック(0)
あす、第40回公演「恋に恋して」開催
いよいよ明日、第40回記念公演「恋に恋して」が開催されます。
3連休の中日、お時間のある方は、ぜひ遊びにいらして下さい。
会場がとても大きいので、空席は十分ございます。
横の座席に荷物を置いて、ゆったりとご覧頂けます
事前にご連絡を頂く必要もなく、ぶらりとご来場頂ければ大丈夫です。
上演時間も70分で、ちょうど良い長さだと思います。
内容も、社会風刺落語あり、ロマンティックなラブストーリーあり、アートなマイム作品ありで、バラエティに富んでいて飽きません。
会場の「あかいくつ劇場」は、横浜・山下公園の向かいで、中華街のすぐそばです。
夏の思い出作りにいかがでしょうか?
皆様のご来場を、心よりお待ちしております。
あらためまして、公演の概要をご紹介させて頂きます。
●劇団ぷにぷにパイレーツ第40回記念公演「恋に恋して」
日にち:2019年8月11日(日・山の日)
開演時間:13:00(マチネ)、15:00(ソワレ)
開場時間:開演の30分前
上演時間:約70分を予定
会場:横浜人形の家・あかいくつ劇場
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町18
(みなとみらい線・元町中華街駅4番出口より徒歩3分)
料金:2500円
上演作品:「あたま穴」「恋に恋して」「走馬灯」
出演:脇坂浩司、松本美由紀、石崎一気
作・演出:脇坂浩司、石崎一気
この記事の更新日:2019年8月10日 09:17 | コメント(0) | トラックバック(0)
第40回公演「恋に恋して」まで2日
11日(日)の第40回公演「恋に恋して」が、2日後に迫ってきました。
きのう、会場となる"あかいくつ劇場"の担当者の方と、最終打ち合わせを行いました。
お客様にお配りするパンフレットの印刷も終えました。
本番で使用する様々なモノも、すでに整っています。
準備は順調に進んでいます。
「こんなに簡単で良いのか!」
毎回、公演前に、このような不安を抱いてしまいます。
想像以上に、準備が楽なんです。
劇団ぷにぷにパイレーツは、セットや大道具はもちろん、小道具さえ使いません。
照明も地灯りだけで、特別な演出は行いません。
ひたすら、役者の肉体で表現していくスタイルをとっています。
ですから、公演前にやることが少ないんです。
例えば今回、「恋に恋して」という作品で、松本美由紀は年老いた魔女役を演じます。
当然、魔法を使うシーンが何度もあります。
他の劇団でしたら音響、照明、早変わり、宙乗り、プロジェクションマッピングなどをフル稼働して魔法を表現すると思います。
しかし、うちの劇団は、そんなモノを一切使いません。
松本の演技だけで勝負します。
その方がカッコいいと思うからです。
しかも、予算、人手、手間、リスク等もカット出来るのです。
いいことずくめではありませんか!
そんなわけで、残された2日間は、稽古に専念することができます。
短い時間なので大したことは出来ないかもしれませんが、やらないよりはマシでしょう!
精一杯、頑張りたいと思っています。
この記事の更新日:2019年8月 9日 08:36 | コメント(0) | トラックバック(0)
助け合い
劇団ぷにぷにパイレーツでは、これまで、普段着のような衣装を身につけることが多かったんです。
しかし、8月11日(日)の第40回公演「恋に恋して」では、出演者全員が衣装らしい衣装を着用する予定です。
そのうち、私・石崎は、非常に抽象的な作品を上演します。
何を着ても問題ないだけに、逆に、どんな格好をすれば良いか悩んでしまいます。
非日常な衣装を着たいのですが、そんな洋服は高くて手が出ません。
そんななか、出演者の松本美由紀が僕のために、既製の服を舞台用にアレンジしてくれました。
おかげで、ちょっとアートな雰囲気の衣装が出来上がりました。
私の持ち味を生かした、なかなかの見栄えになっているはずです。
このように、劇団員同士で助け合い、支え合い、励まし合うことで、演劇の公演は成り立っています。
どんなに優秀な人でも、自分一人だけでは上演できないのです。
劇団員全員が一丸となって取り組むことが重要です。
感謝の心を忘れず、誠実に本番を務めたいと思っています。
この記事の更新日:2019年8月 8日 08:34 | コメント(0) | トラックバック(0)
観劇される皆様にお願い
11日(日)の第40回公演「恋に恋して」にご来場下さる皆様に、お願いがございます。
必ず、上に羽織るものをお持ち下さい。
劇場の空調をどう感じるかには、個人差があります。
また、客席の前の方は照明のせいで暑く、後ろの方は寒くなることがあります。
さらに、空調の吹き出し口の真下にいると、相当寒く感じられてしまいます。
ですので、恐れ入りますが、寒がりな方は上着やブランケットなどをお持ち下さい。
また、楽な服装でお越し頂くことをお勧めいたします。
オシャレすぎるファッションですと、70分間、座ったままの姿勢は辛いものです。
(アンケートに「スカートのウエストがきつくて集中できなかった」と書いてあったことがあります)
ぜひ、くつろげる格好でご来場下さい。
この記事の更新日:2019年8月 7日 08:37 | コメント(0) | トラックバック(0)
最後の稽古
きのう、第40回公演「恋に恋して」の事実上最後となる稽古を行いました。
出演する松本美由紀のほか、公演を手伝ってくれる塩沼千雅も来てくれました。
本番で照明等を担当する塩沼は、事前にイメージトレーニングをしておきたかったようです。
また、人の稽古を見て何かを学ぼうという高い意識も持っているんです。
私・石崎が一言アドバイスすると、松本の演技が劇的に変わっていく様を、面白そうに見つめていました。
実際、きのうの4時間の稽古で、松本の芝居はかなりレベルアップしたように思います。
また、私の作品「走馬灯」も、塩沼に見て貰いました。
二十数分の作品の上演を終えたとき、塩沼はもちろん、何度も見ている松本まで唖然としていました。
しばらくは言葉も出なかったようです。
後で感想を聞いたら、二人とも同じようなことを言っていました。
「胸が苦しくなる」
「息が出来ない」
「現実に戻ってこられなくなる」
「宇宙空間に浮かんでいるようだった」
「時というものを目で見ることができた」などなど...
感受性豊かな二人だからこそ、そう感じたのかもしれません。
芸術性とともに、エンタテインメントとしても楽しんでもらえたようです。
最後の稽古を終えたので、残る6日間、出演者各自でさらなる努力を重ねていくことになります。
案外、最後の最後で、作品のクオリティは大幅に上がったりするモノです。
さらに緻密に、練習を続けていきたいと思います。
この記事の更新日:2019年8月 5日 08:57 | コメント(0) | トラックバック(0)
第40回公演「恋に恋して」まで1週間
8月11日(日)の第40回公演「恋に恋して」まで、きょうで1週間となりました。
連日、たくさんのご予約の連絡を頂き、嬉しい悲鳴を挙げているところです。
皆様の熱いご期待に添えるよう、懸命に努力を重ねております。
きのうも4時間に渡って、松本美由紀と「恋に恋して」の稽古を行いました。
毎週、長時間の稽古を続けてきたせいか、松本はすごいレベルに到達しています。
ご覧になったら、きっと驚かれることと思いますよ。
きのうの稽古では、ちょっとした指先の表情や、足先の向く角度などを調整しました。
そうした些細なことが気になってしまうほど、高い次元の演技となっているんです。
かなりカッコいい芝居に仕上がっています。
こんなにロマンチックな作品は滅多にありません。
できるだけ多くの方に、ご覧頂きたいと思っています。
皆様のご予約を、お待ちしています!
この記事の更新日:2019年8月 4日 09:59 | コメント(0) | トラックバック(0)
最後の正念場
8月に入り、11日(日)の第40回公演「恋に恋して」が近づいて参りました。
この週末の稽古が、最後の正念場となります。
これまで以上に負荷をかけて、本番の厳しいプレッシャーに耐えられるように導いていきたいと思っています。
あらためまして、公演の概要をご紹介させて頂きます。
●劇団ぷにぷにパイレーツ第40回記念公演「恋に恋して」
日にち:2019年8月11日(日・山の日)
開演時間:13:00(マチネ)、15:00(ソワレ)
開場時間:開演の30分前
上演時間:約70分を予定
会場:横浜人形の家・あかいくつ劇場
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町18
(みなとみらい線・元町中華街駅4番出口より徒歩3分)
料金:予約2500円、当日3000円
上演作品:「あたま穴」「恋に恋して」「走馬灯」
出演:脇坂浩司、松本美由紀、石崎一気
作・演出:脇坂浩司、石崎一気
本公演では、出演者全員がさらなるレベル・アップを目指して、大胆な挑戦を試みています。
3年ぶりに舞台復帰の脇坂浩司は、社会風刺落語「あたま穴」を自作自演。
看板女優・松本美由紀は、劇団史上、最高難度の一人芝居「恋に恋して」を上演。
座長・石崎一気は、たった一つの単純なモチーフだけで、中編のマイム作品「走馬灯」を構成。
いずれも自らの限界に挑む超実験的な作品です。
笑いあり、涙あり、芸術ありと、バラエティに富んだ内容となっています。
ご予約は「公演予約」のボタンからお願いします。
公演日・8月11日は、3連休の中日にあたります。
皆様のご来場を、心よりお待ちしております。
この記事の更新日:2019年8月 3日 11:23 | コメント(0) | トラックバック(0)
第40回公演「恋に恋して」まで2週間
8月11日(山の日・日)の第40回公演「恋に恋して」まで、きょうで2週間となりました。
公演が近づいてきたためか、最近、毎日のように、ご予約のご連絡を頂いております。
本当にありがたいことです。
皆様のご期待に添えるよう、残された僅かな時間を有意義に過ごしていきたいと思っています。
きのう、松本美由紀と、今回の公演のメインディッシュにあたる「恋に恋して」を稽古しました。
このところ、松本の演技がどんどん良くなっています。
正直、ここまでレベルアップするとは思っていませんでした。
素晴らしい成長ぶりです。
でも、出来るようになればなったで、演出担当の僕にも欲が出てきます。
さらに分かりやすく、さらに面白く、さらにカッコ良く、さらに感動的になって欲しい!
そんなわけで、きのうも4時間の長きに渡って、沢山のアドバイスをしてしまいました。
パワフルな松本も、さすがに最後は疲れて倒れ込んでいましたね。
でも、こうした過酷な稽古を通して、精神的なスタミナをつけることも大事です。
プレッシャーのかかる本番でも、堂々たる芝居を見せてくれるに違いありません。
ご予約下さった皆様!
楽しみにしていて下さいね!
この記事の更新日:2019年7月28日 09:04 | コメント(0) | トラックバック(0)
「Noism」設立15周年記念公演
昨夜、「Noism」設立15周年記念公演を拝見してきました。
「Noism」は、日本初の公共劇場専属舞踊団として、15年前に「りゅーとぴあ・新潟市民芸術文化会館」で設立されました。
芸術監督は金森穣さんで、オーディションで選ばれた舞踊家が世界中から新潟に移り住み、年間を通して活動しています。
公共の劇場が専属の芸術集団を持つことは欧米では当たり前ですが、日本の劇場ではほとんどありません。
新潟市と「りゅーとぴあ」は、首都圏や海外の作品を新潟に招聘する予算を劇場専属舞踊団の運営に充てることで「Noism」を運営しています。
地方都市の文化政策のモデルケースとしても「Noism」は注目を集めています。
今回、オムニバス作品『Mirroring Memories』と、最新作『FratresⅠ』が上演されました。
実に素晴らしかったですね。
金森さんが師事したモーリス・ベジャールの作品のように演劇性が高く、感情を揺さぶられるダンスの連続でした。
「愛と死」をテーマにした作品ばかりで、いずれもドラマチックでしたね。
死や運命、本能など抗いがたい力を象徴して物語を牽引していく黒衣(黒子)の存在が効果的で、とても面白く感じました。
圧倒的なパワーとエネルギーを全身で浴びることができ、僕の創作意欲が大いに刺激されました。
(きのう、たまたま最前列で見ることができたので、よりパワフルに感じられたのかもしれません)
こうした芸術を満喫すると「生きていて良かった」と心から思いますね。
「Noism」設立15周年記念公演は、きょう(27日)は17:00から、あす(28日)は15:00から、「めぐろパーシモンホール」で開催されます。
上演時間は約90分です。
当日券は5500円で、開演の1時間前から劇場受付で販売されます。
コンテンポラリーダンスに関心がある方は、ぜひ、ご覧下さい。
この記事の更新日:2019年7月27日 08:42 | コメント(0) | トラックバック(0)
もう一度見たい!
8月11日(山の日)の第40回公演「恋に恋して」で、私・石崎は「走馬灯」を上演します。
この作品は、5月に開かれたアートマイムの勉強会で上演したものです。
その初演をご覧下さったダンサーの方が、第40回公演に来場して下さいます。
「"走馬灯"をもう一度見たい」とのことです。
こんな嬉しいことはありません。
是非とも、そのご期待にお応えしなくては!
ただ「走馬灯」は、2ヶ月前の初演とは全く別の作品になってしまいました。
振り付けは変わっていませんが、質感がものすごく深くなったように思っています。
上演時間も、2倍近く長くなりました。
先週、僕の稽古を見た劇団員の松本は「目が離せない!一瞬たりとも見逃せない!」と興奮気味に語っていました。
具体的なストーリーはありませんが、ご覧になった皆さんが、それぞれ自分で物語を紡ぐ作品となっています。
ぜひ、見にいらして下さい。
この記事の更新日:2019年7月26日 09:16 | コメント(0) | トラックバック(0)
開運まんじゅう
8月11日(山の日)の第40回公演まで、ちょうど3週間となりました。
きょうの稽古では、松本美由紀に「恋に恋して」を通してもらいました。滞りなくきちんと通せたので、まずは一安心です。さらに感動的な上演にするために、きょうは、ドラマチックなシーンを抜き出して稽古しました。意識すべきポイントを指摘すると、松本はたちどころに改善させ、シーンが数十倍面白くなります。そのクオリティで毎回演じられるよう、稽古を重ねてもらいたいと思っています。
日光に行ってきた松本が、おみやげに饅頭を買ってきてくれました。これで運が開けて、お客様が沢山来てくれるかも...。
この記事の更新日:2019年7月21日 20:16 | コメント(0) | トラックバック(0)
倍以上面白い!
8月11日(日)の第40回公演「恋に恋して」で、私・石崎はマイム作品の「走馬灯」を上演します。
この作品は、5月のアートマイムの勉強会で発表したものです。
その際、好評だったので、広く皆様にご覧頂くことにしました。
5月の時点で、一旦、完成を迎えた作品です。
しかし、探究心旺盛な私!
その後も、毎朝の稽古の中で、試行錯誤を重ねています。
すると、どんどん、作品が変わっていきました。
基本的な振り付けは同じなのですが、演技に深みが出てきたんです。
分かりやすく言えば、5月の時点の倍以上、面白くなりました。
ストーリーのない抽象的な作品ですけど、芸術性とともに、エンタテインメント性が豊かになったのです。
どなたにでもお楽しみ頂けること、請け合いです。
本番まで、3週間あります。
まだまだ改良の余地があると感じていますので、さらに面白くなるはずです。
ぜひ、ご期待下さい。
この記事の更新日:2019年7月20日 11:23 | コメント(0) | トラックバック(0)
存在しない人間が存在する
8月11日(日)の第40回公演で、松本美由紀は一人芝居の「恋に恋して」を上演します。
一人芝居では、舞台上には実在しない人物に話しかける形で劇が進行していくのが一般的です。
お客さんがその暗黙のルールを理解しないと「おかしな人が舞台上で独り言を言っている」状態になってしまいます。
ところが、最近の松本の稽古では、実在しない人物が見えるようになってきました。
もちろん、姿かたちが、はっきり見えるわけではありません。
「そこに人間が存在する」という"オーラ"というか、"気のかたまり"のようなものがあることを感じさせるようになってきたのです。
特にクライマックスシーンでは、実在しない人物の存在感が際立ち、松本自身を凌駕するほどになりました。
ただし、雑な演技をしたり集中力が落ちたりすると、一瞬にして、その人物の姿が消えてしまいます。
今後は、いないはずの人物の存在感をどこまで高めることができるかが、ポイントとなります。
本番まで約1か月!
舞台に真摯に取り組む松本ですから、相当、レベルを上げてくれることと思います。
どうぞ、ご期待下さい!
この記事の更新日:2019年7月14日 10:33 | コメント(0) | トラックバック(0)
「恋に恋して」まで1ヶ月弱
第40回公演「恋に恋して」まで、1ヶ月を切りました。
現在、出演者3人が、それぞれのレベル、それぞれのペースで、作品の完成を目指して頑張っています。
本番までにどこまでレベルアップできるかは分かりませんが、各自が最大値を発揮できるよう、努力を重ねていくつもりです。
今回の公演は、誰もが楽しめるバラエティに富んだものとなっています。
まず、オープニングでは、社会風刺落語「あたま穴」で大いに笑って頂きます。
続く「恋に恋して」では、甘酸っぱい恋の物語に、感動の涙を流すことになるでしょう。
そして、ラストの「走馬灯」では、前衛的なコンテンポラリー・アートを満喫して下さい。
内容だけでなく、表現のスタイルもまったく違う3作品となっています。
上演時間は70分ですが、沢山の公演を見たのと同じぐらいの満足感を味わえるはずです。
一般的な演劇に比べると、相当、分かりやすい公演だと思います。
夏の3連休の中日にあたる祝日「山の日」は、ぜひ、あかいくつ劇場にお越し下さい。
あらためて、公演情報をお知らせします。
●劇団ぷにぷにパイレーツ第40回記念公演「恋に恋して」
日にち:2019年8月11日(日・山の日)
開演時間:13:00(マチネ)、15:00(ソワレ)
開場時間:開演の30分前
上演時間:約70分を予定
会場:横浜人形の家・あかいくつ劇場
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町18
(みなとみらい線・元町中華街駅4番出口より徒歩3分)
料金:予約2500円、当日3000円
上演作品:「あたま穴」「恋に恋して」「走馬灯」
出演:脇坂浩司、松本美由紀、石崎一気
作・演出:脇坂浩司、石崎一気
本公演では、出演者全員がさらなるレベル・アップを目指して、大胆な挑戦を試みています。
3年ぶりに舞台復帰の脇坂浩司は、社会風刺落語「あたま穴」を自作自演。
看板女優・松本美由紀は、劇団史上、最高難度の一人芝居「恋に恋して」を上演。
座長・石崎一気は、たった一つの単純なモチーフだけで、中編のマイム作品「走馬灯」を構成。
いずれも自らの限界に挑む超実験的な作品です。
笑いあり、涙あり、芸術ありと、バラエティに富んだ内容となっています。
ご予約は、このHPの「公演予約」のボタンからお願いします。
公演日・8月11日は、3連休の中日にあたります。
皆様のご来場を、心よりお待ちしております。
この記事の更新日:2019年7月13日 09:30 | コメント(0) | トラックバック(0)
地球が見えた!
おとといの日曜日、2週間ぶりに第40回公演「恋に恋して」の稽古を行いました。
ほとんどの時間を、松本美由紀の一人芝居「恋に恋して」に費やしました。
しかし、4時間ぶっ続けでは、松本の集中力と体力が持ちません。
毎回、2時間経ったところで、休憩を取ることにしています。
休憩時間をただボンヤリ過ごすのは勿体ない!
そこで今回、私・石崎のマイム作品「走馬灯」を、松本に見て貰うことにしました。
作・演出・出演を一人で行う場合、客観的な意見を聞くことが非常に重要なのです。
「走馬灯」は、まったくストーリーのない15分ほどの作品です。
松本は呆気にとられながらも、食い入るように僕の演技に見入っていました。
そして上演を終えると、堰を切ったように感想を話してくれました。
「これは芸術だ!」
「浮遊感が凄い!」
「自分が宇宙空間に漂っているように感じた!」
「地球が見えた!」
僕は、地球を表現したりしていないのですが...。
一方、さまざまな気付きも語ってくれました。
特に、舞台を見慣れていない人にとって難しい演出があることを指摘してくれたのは、ありがたかったですね。
言われてみれば、必要以上に不安を煽る可能性があるのは間違いありません。
そこで、若干の修正を加えることにしました。
一人で稽古していたら、絶対に気づかないことです。
こうして、厳しい意見を言ってくれるのは、本当にありがたいですね。
日々の稽古で、「走馬灯」は、どんどんブラッシュアップしています。
8月11日(日)の本番までに、どこまで完成度を高めることが出来るのでしょうか?
自分自身、楽しみで仕方ありません。
この記事の更新日:2019年7月 9日 10:15 | コメント(0) | トラックバック(0)
女優が演じる「恋に恋して」
8月11日(日)の第40回公演で、松本美由紀は「恋に恋して」という一人芝居を上演します。
この作品は、2013年夏の公演「ぷにぷに!夜想曲集」で初演されたものです。
「恋に恋して」は、とてもロマンチックな一人芝居です。
年老いた魔女が、恋に憧れるという物語です。
思い付いたアイディアがあまりに良かったので、一気呵成に書き上げた記憶があります。
しかし、当時、劇団に女優がいませんでした。
しかたないので、私・石﨑が魔女役を演じました。
老婆とはいえ、僕のようないかつい男が女役を演じるのは無理があります。
上演後、作品は大好評を博しましたが、「いつか女優さんで上演してみたい」と思い続けてきました。
ただ、この「恋に恋して」の演技は本当に難しいんです。
劇団で上演したセリフ劇の中では、最高難度といって間違いないでしょう。
数ヶ月間の稽古だけでは、とてもお客様にお見せすることはできません。
長期間に渡って、まめに稽古に参加してくれる女優さんの登場を、ずっと待ち望んでいました。
その点、松本美由紀は、この作品に最適でした。
真面目な性格なので、毎週きちんと稽古に参加してくれるだけでなく、毎日、自主稽古を続けてくれます。
メンタルが強いので、僕の厳しいダメ出しに挫けることなく、前向きに取り組んでくれます。
そして何より、この作品の魅力を、心から理解してくれているようなんです。
ですから、僕の想定以上に成長が早く、どんどん上手くなっています。
本番でどんな素晴らしい演技を見せてくれるか、本当に楽しみです。
6年前に僕の上演を見た方にも、ぜひ、松本が演じる「恋に恋して」をご覧頂きたいと思っています。
演出はもちろん、解釈が大きく変わっているところがあります。
見終わった後、なんとも甘酸っぱい思いが、あなたの胸に残ることをお約束します。
この記事の更新日:2019年7月 6日 09:06 | コメント(0) | トラックバック(0)
虎穴に入らずんば虎子を得ず
8月11日(山の日)の公演「恋に恋して」で、私・石﨑は「走馬灯」と題したマイム作品を上演します。
今、マイム作品と書きましたが、皆さんがイメージするパントマイムとは似ても似つかぬものです。
壁を触ったり、ロープを引っ張るような、具体的な所作は一切ありません。
それどころか、ストーリーさえありません。
もちろん、セリフは一言もありません。
具体的な状況は一切提示されず、何をやっているか良く分からないかもしれません。
しかし、だからこそ見えてくるモノがあると思うんです。
観客の心の奥底に眠っている何かが、立ち上がってくるはずなんです。
皆さんは僕の抽象的な動きを通して、自分自身を見つめることになります。
おそらく皆さんの視界から、私・石﨑の姿は消えてしまうことでしょう。
当然、なかには「訳が分からん」という方もいらっしゃると思います。
でも、誰もが面白いと思うモノって、案外、物足りなく感じたりしませんか?
虎穴に入らずんば虎児を得ず!
他では絶対に味わうことのできない斬新な舞台表現です。
ぜひ、見にいらして下さい。
お待ちしています!
この記事の更新日:2019年6月30日 09:09 | コメント(0) | トラックバック(0)
「あたま穴」脚本完成
8月11日(日)の公演「恋に恋して」のトップ・バッターを、脇坂浩司が務めます。
今回、脇坂君は、新作落語「あたま穴」を自作自演します。
その「あたま穴」の台本が、このほど、ようやく完成しました。
かなり面白く仕上がっていますよ。
笑いの要素をふんだんにちりばめながら、強烈な社会風刺も効いています。
展開もダイナミックで、終盤の急転直下の勢いは手に汗を握るほどです。
聞き終えた後、社会に対して何かアクションを起こしたくなる内容となっています。
上演時間は15分程度だと思います。
脚本は申し分ないので、あとは演出と演技をどうするかです。
笑いが取れるかどうかは、脚本の出来ではなく、演者の力量にかかっています。
また、この台本の圧倒的なスピード感を生かして上演するのも大変そうです。
基本的に、演出・演技も脇坂君に任せることにしています。
どんな社会風刺落語になるのか、僕自身、とても楽しみにしています。
この記事の更新日:2019年6月29日 08:34 | コメント(0) | トラックバック(0)
せっかち
せっかちな私!
来年、開催を予定している公演の演目を決めてしまいました。
それどころか、台本まで仕上げてしまいました。
まだ、8月11日(日)の公演「恋に恋して」が終わっていないというに!
何かが僕に降りてきてしまったので、書かないわけにはいかなかったんです。
我ながら、とても良い出来です。
上演は随分先になりますが、どうぞ、ご期待下さい!
この記事の更新日:2019年6月27日 08:09 | コメント(0) | トラックバック(0)
稽古熱心
きょうは、8月11日(日)の第40回公演に向けた稽古でした。
一人芝居「恋に恋して」を上演する松本美由紀と、みっちり4時間練習しました。
やはり、稽古熱心な人は上達が早い!
見るたびに上手くなっていきます。
いくつもの難しい演技が、とてもカッコ良く出来るようになっていました。
そんなわけで、細かい技術的な稽古は、きょうでおしまい!
次回からは、全体の流れを重視した稽古になります。
ここからが本当の稽古です。
松本には、ぜひ、頑張って頂きましょう!
この記事の更新日:2019年6月23日 21:41 | コメント(0) | トラックバック(0)
微細な動き
8月11日(日)の第40回公演「恋に恋して」では、出演者全員が、自らの可能性の拡大を目指して大胆な挑戦を行っています。
座長の私・石崎は、「走馬灯」と題した新作で新境地の開拓に挑んでいます。
無言劇の「走馬灯」には、セリフはもちろん、ストーリーもありません。
ただひたすら、動きの面白さをお楽しみ頂くものです。
しかも、動きのモチーフは、たった一つだけ!
そのモチーフの微細な変化のみで、約15分の作品が構成されています。
かすかな動きにお客様が自分自身を投影して頂き、何かを感じてもらうという形の作品です。
こんな前衛的な作品を上演する劇団は、多分、他にはありません。
ちょっと変わった作品を見てみたい方や、新しい舞台表現に接してみたい方にお勧めです!
皆さんを幻想的な世界に誘う「走馬灯」を、是非、見に来て下さい!
この記事の更新日:2019年6月22日 08:56 | コメント(0) | トラックバック(0)
すべてが難しい!
8月11日(日)の第40回公演では、出演者3人が、それぞれ大胆な挑戦を行っています。
看板女優・松本美由紀は、公演タイトルにもなっている作品「恋に恋して」に挑んでいます。
「恋に恋して」は、今から6年前に初演された一人芝居です。
僕はこれまで100本近いオリジナル脚本を書きましたが、その中で、上演が最も難しい作品の一つだと思います。
何が難しいって、本当にすべてが難しいんです。
メインのキャラクターである年老いた魔女を演じる難しさ!
魔女から、瞬時に別のキャラクターに変わる難しさ!
魔法をかける際、巨大なエネルギーを全身から放出する難しさ!
ロマンティックで甘酸っぱい恋の表現の難しさ!
業を背負って生き続けなくてはならない悲しみを描く難しさ!
そして何より、それらを美しい台詞回しと動きで伝えていく難しさ!
上記のどれか一つを実現するだけでも、想像を絶するほど難しいんです。
ただ、松本には、ガッツがあります。
当然、稽古は厳しくなりますが、必死で食らいつきます。
稽古が長時間に及んでも、集中力を切らさず、立ち向かっていきます。
その甲斐あって、少しずつ、演技が良くなってきました。
ハッと目を見張る程、迫力のあるシーンも出てきました。
この調子で稽古を重ねていけば、本番で、素晴らしい演技を見せてくれるはずです。
皆さん、大いに期待して下さい!
この記事の更新日:2019年6月15日 10:03 | コメント(0) | トラックバック(0)
眠気
きょうは、第40回公演に向けた稽古でした。
いつものように、看板女優・松本美由紀と「恋に恋して」の練習を行いました。
松本は、毎日、地道に努力しているんでしょうね。
先週とは比べものにならないほど、上手になっていました。
「作品をやっている」というより、「作品の中で生きている」といった感じになってきました。
また、所作も台詞回しも随分、綺麗になりました。
8月11日(日)の本番までおよそ2ヶ月ですが、現時点で、かなり仕上がっています。
さらに、きょうは「恋に恋して」の衣装合わせも行いました。
僕が用意した衣装を松本に試着して貰いましたが、思いのほか、しっくりきましたね。
というわけで、すんなり衣装も決定!
すべてにおいて、順調に推移しています。
きょうはおやつを買っていかなかったので、稽古終了後、おなかがペコペコになりました。
たまらず、稽古場の近くのハンバーガーショップで、栄養補給!
疲れと満腹で、たちまち眠くなってしまいました。
この記事の更新日:2019年6月 9日 22:25 | コメント(0) | トラックバック(0)
挑戦
8月11日(日)の「恋に恋して」は、劇団ぷにぷにパイレーツにとって、記念すべき第40回公演にあたります。
節目の本公演のコンセプトは"挑戦"です。
出演者各自が、さらなるレベルアップを目指して、思い切った挑戦をしています。
脇坂浩司は、かねてから夢見ていた、社会風刺落語の自作自演に挑戦中です。
作品タイトルは「あたま穴」です。
お笑いの脚本を書くのは本当に難しくて、身も心もすり減ってしまうような作業です。
ましてや、面白い演出を想定しながらセリフを考えていくのは、想像を絶するほど厳しいものです。
お客様にとって分かりやすく、しかも先が予想できない展開に持ち込むには、相当な努力が必要です。
練りに練った構成!
緻密な伏線!
エスプリの効いたギャグ!
切れ味鋭い社会批判!
衝撃のラスト!
脇坂君は、それらをすべて満たした作品を作り上げることができるのでしょうか?
注目です!
この記事の更新日:2019年6月 8日 08:24 | コメント(0) | トラックバック(0)
かりんとまんじゅう
きょう(6月2日)は、8月11日の公演に向けた稽古を行いました。
看板女優の松本美由紀が、4時間ほぼ休みなしで、大作「恋に恋して」に挑みました。
稽古も回を重ねてきたので、きょうは、ラストシーンを中心に練習しました。
セリフも動きも信じられないほど難しい場面なので、集中力を維持するのが大変です。
松本は、途中で頭が痛くなったそうです。
しかし、辛抱して稽古を続けていくと、徐々に良い感じになっていきました。
「おっ!いいじゃん!」と思うシーンがたくさん見られるようになってきました。
作品全編を通してそう思って頂けるように、さらに稽古を重ねていきますね。
きょうの稽古のおやつは、"和菓子処みよしの"の「かりんとまんじゅう」です。
外側がかりんとう風味の香ばしいおまんじゅうで、底の焦げ加減が素晴らしく、サクサク感を満喫できます。
これは当たりでした。
6個、一気食いです!
この記事の更新日:2019年6月 2日 19:35 | コメント(0) | トラックバック(0)
第40回公演「恋に恋して」概要
劇団ぷにぷにパイレーツの次回公演の概要が決まりましたので、ご紹介させて頂きます。
●劇団ぷにぷにパイレーツ第40回記念公演「恋に恋して」
日にち:2019年8月11日(日・山の日)
開演時間:13:00(マチネ)、15:00(ソワレ)
開場時間:開演の30分前
上演時間:約70分を予定
会場:横浜人形の家・あかいくつ劇場
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町18
(みなとみらい線・元町中華街駅4番出口より徒歩3分)
料金:予約2500円、当日3000円
上演作品:「あたま穴」「恋に恋して」「走馬灯」
出演:脇坂浩司、松本美由紀、石崎一気
作・演出:脇坂浩司、石崎一気
本公演では、出演者全員がさらなるレベル・アップを目指して、大胆な挑戦を試みています。
3年ぶりに舞台復帰の脇坂浩司は、社会風刺落語「あたま穴」を自作自演。
看板女優・松本美由紀は、劇団史上、最高難度の一人芝居「恋に恋して」を上演。
座長・石崎一気は、たった一つの単純なモチーフだけで、中編のマイム作品「走馬灯」を構成。
いずれも自らの限界に挑む超実験的な作品です。
笑いあり、涙あり、芸術ありと、バラエティに富んだ内容となっています。
ご予約は、劇団HPの「公演予約」のボタンからお願いします。
公演日・8月11日は、3連休の中日にあたります。
皆様のご来場を、心よりお待ちしております。
この記事の更新日:2019年6月 1日 08:12 | コメント(0) | トラックバック(0)
凄い迫力
先週土曜日の稽古の一コマです。
凄い迫力ですね。
普段着が衣装に見えるから不思議です。
この記事の更新日:2019年5月28日 09:58 | コメント(0) | トラックバック(0)
3種の肉の盛り合わせ
きのうは午前中に、第40回公演に向けた稽古を行いました。
稽古は朝に限りますね。
高い集中力で臨むことができました。
正午に稽古が終わったので、珍しく、劇団員とランチにいきました。
3種の肉の盛り合わせです。
激ウマのお肉を頂きながら、公演の制作面について話し合いました。
真面目でやる気満々の劇団員がいると、稽古も制作も順調に進んでいきます。
清々しい気持ちになりました。
この記事の更新日:2019年5月26日 08:46 | コメント(0) | トラックバック(0)
濃い稽古
昨夜、第40回記念公演に向けて稽古を行いました。
2時間ほどと、いつもよりは短めでしたが、内容の濃い稽古となりました。
すごく難しい作品に挑戦してもらっているので大変なのですが、着実に前進しています。
本番までの時間は限られていますので、毎回の稽古を有意義に行っていきたいと思っています。
この記事の更新日:2019年5月20日 09:40 | コメント(0) | トラックバック(0)
過去最高レベルの発表会
昨夜は、JIDAI一門のアートマイムの発表会でした。
僕も含め、合わせて5人が新作を上演しましたが、いずれも素晴らしかったですね。
多分、過去最高レベルの発表会だったのではないでしょうか?
みんなの技術が上がってきたので、各自の内的世界がはっきり表れるようになってきたように思います。
僕が絶対思いつかない、独特の表現をたくさん見ることが出来ました。
マイムの可能性がどんどん広がっているように感じました。
僕もみんなに負けないように、さらなるスキルアップを目指していきますね。
この記事の更新日:2019年5月19日 10:05 | コメント(0) | トラックバック(0)
3倍
次回・第40回公演のチラシを印刷屋さんに発注しました。
1月の公演「右手のための小品集」の3倍の枚数です。
出演者が3倍なので、3倍にしてみました。
お客様の数も、3倍になると良いな...。
この記事の更新日:2019年5月18日 09:09 | コメント(0) | トラックバック(0)
AIスピーカー
遅ればせながら、AIスピーカーを導入してみました。
最初期のものは誤作動が多かったそうですが、「Echo Dot」も第3世代になると賢いですね。
ほぼ、こちらの意図を汲み取ってくれます。
(たまに、予想外の返事をしてくるのも面白いのですが...)
音質も、形状から想像するものより遙かに良かったです。
これで3240円なら安い買い物です。
主に、アラームやタイマーで使うことになると思います。
有効に活用していきますね。
この記事の更新日:2019年5月12日 12:00 | コメント(0) | トラックバック(0)
胃の腑が!
次回・第40回公演に向けて、きょうは節目の日です。
残りの日数を考えると、緊張で胃の腑がギュッとなります。
気を引き締めて、頑張っていきましょう!
その前に、近日、僕はアートマイム作品の新作を発表しなくてはなりません。
何かと忙しいぞ!
この記事の更新日:2019年5月11日 08:23 | コメント(0) | トラックバック(0)
10連休中
きのうの午前中、またまた、次回公演に向けた稽古を行いました。
10連休中に3回も稽古をしたことで、参加した劇団員は見違えるほど良くなりました。
変な癖が消えて、シンプルにキャラクターを表現できるようになったんです。
短期間に集中して稽古した効果があらわれました。
ここからは、シーンに応じた演技を模索する段階に入ります。
演劇を作るうえで、最も面白いところです。
劇団員には、楽しみながら、じっくり取り組んでもらいたいと思っています。
この記事の更新日:2019年5月 7日 08:59 | コメント(0) | トラックバック(0)
柏餅
きのう、第40回公演に向けた稽古を行いました。
キャリアの浅い劇団員にすごく難しい作品に挑戦してもらっているので、稽古がいつもより厳しくなります。
4時間ぶっ通しの稽古に疲れて、その劇団員は何度も床に倒れていました。
でも、そこから何とか立ち上がって、よく頑張ってくれました。
その甲斐あって、演技がちょっとずつ良くなってきているように思います。
本番までに、どこまでレベルアップできるのか、楽しみです。
今回も、脳の血糖値をあげるために、おやつを買っていきました。
稽古場の近くにある和菓子屋さんで、柏餅をチョイス!
稽古に来た劇団員はあんこが苦手だということなので、買ってきた3個を僕一人で完食しました。
手作り感がすごい柏餅で、こどもの頃食べた時の食感を思い出しました。
大満足です!
この記事の更新日:2019年5月 4日 08:31 | コメント(0) | トラックバック(0)
大福
きょうは、第40回公演に向けた稽古でした。
さすがに、4時間ぶっ続けでマンツーマンの稽古すると、頭が疲れてきます。
そんな時には、甘いものが一番です!
以前から、稽古場に向かう途中にある和菓子屋さんが気になっていました。
きょうは、そこで2種類の大福を買っていきました。
稽古が2時間たった時点でちょっとだけ休憩を取り、大福を頬張りました!
最高でーす!
脳に栄養が回り、再び稽古に集中することができました。
次回の稽古の時は、最中だな...。
この記事の更新日:2019年4月28日 21:02 | コメント(0) | トラックバック(0)
片手間に
改元に当たり何かと忙しく、新作の制作が一向に進んでいません。
芸術作品は、片手間に作れるモノではありません。
心の中に、悠久の時、無限の空間、そして何より、静けさがなくてはならないのです。
この記事の更新日:2019年4月27日 09:17 | コメント(0) | トラックバック(0)
呪いの作品
新作のアイディアが浮かびました。
多分、誰もやったことがない、画期的な作品になると思います。
まだ構想の段階ですが、試しに動いてみました。
すると、たちまち気分が悪くなってしまいました。
無理してもう一度やってみると、明らかに体調が悪化しました。
それほど激しい動きではないのですが、この作品を演じると、確実に具合が悪くなってしまうようです。
きっと、この演出のどこかに、呪いの動きが入っているのだと思います。
1度なら何とか耐えられるのですが、続けて2回やると吐き気がします。
少し時間を空けて3度目に挑戦したら、頭から血の気が引いて寒気がしました。
何と恐ろしい作品なんでしょう!
見た目はすごく地味なのに、上演するのがこんなに大変では効率が悪すぎます!
もし、1日に4回やったりしたら、どうなってしまうのでしょう?
恐ろしくて、試す気にもなりません。
この作品を没にすべきなのか?
はたまた、命がけで上演すべきなのか?
決断の時が迫っています。
この記事の更新日:2019年4月20日 08:07 | コメント(0) | トラックバック(0)
「守破離」の「守」
きのう、次回・第40回公演に向けた2回目の稽古を行いました。
参加者は、僕を除けば1名のみ。
4時間に渡って、1つの作品を徹底的に練習していきました。
稽古って、本当に大事ですね。
わずか4時間の間に、見違えるように演技が良くなっていきました。
この女優さんはメンタルが強いので、疲れても挫けずに頑張ってくれます。
(稽古終了後「腰が痛くなった」と言って、倒れていましたが...)
また、継続的に稽古と公演に参加しているだけに、飲み込みが早いんです。
「一を聞いて十を知る」感じになってきました。
まさに「守破離」の「守」の段階ですが、ここをしっかりやっておくことが重要なんですね。
今後、稽古のペースが上がっていきます。
本番までにどこまで成長してくれるのか、楽しみです。
この記事の更新日:2019年4月15日 09:15 | コメント(0) | トラックバック(0)
近況
新年度に入ってから、なにかと忙しくて、新作の制作が一向に進んでいません。
イメージする時間が少ないと、作品が発展していかないんですね。
作品の世界観の中でどれだけ過ごすことができるかが、ポイントなんです。
この記事の更新日:2019年4月13日 11:59 | コメント(0) | トラックバック(0)
キス・アンド・クライ
ちょうど都合が合ったので、"テアトル・エコーSIDE B"の公演「キス・アンド・クライ」を拝見してきました。
「キス・アンド・クライ」は、3つの短編が微妙な形でつながっているユニークな作品です。
劇団HPから、内容を引用させて頂きますと...
*第1話「キス・アンド・クライ」
キス・アンド・クライで得点を待つフィギュアスケート選手、木下梨奈。
華やかに見える世界の中、彼女の表情の裏にはどんな葛藤が隠れているのか...?
*第2話「今宵あなたに」
FMラジオ番組が打ち切りになると聞いたDJ・水無月あおばは、今日もオープニングトークの話題を探している。
そんなあおばの前に現れた謎の男、播磨とは...
*第3話「ぷちぷち」
小説家、国松アキラと脚本家、国松つばさは、知る人ぞ知る作家夫婦。
2DKでは手狭なのか、明日はここからお引越し。
引っ越し前日の国松家で、何が起こっているのか!?
誰もが楽しめる、心温まるコメディー3連発です。
脚本も、演出も、演技も緻密かつ丁寧に仕上げられていて、素晴らしい出来映えでした。
演劇の初心者にお勧めしたい公演ですが、それ以上に、ある程度演劇に取り組んできた人にこそ見て頂きたい!
基本を大切にした、まさに"楷書の演劇"です。
こういう上質なお芝居を見ると、初心に戻ることができ、清々しい気分を味わうことが出来ます。
「キス・アンド・クライ」は、恵比寿の"テアトル・エコー5階・第一稽古場"で、7日(日)まで上演されます。
この記事の更新日:2019年4月 5日 21:51 | コメント(0) | トラックバック(0)
学芸大学駅周辺
先日、東横線の学芸大学駅周辺を散策する機会がありました。
この地域には、甘党の僕にとって見逃せないお店がたくさんあるんです。
まずは『HIGUMA Doughnuts』!
北海道の小麦粉、牛乳、バターと砂糖にこだわり、食材の良さをいかしたドーナツを堪能できます。
種類も、基本のプレーンをはじめ、シナモンシュガー、チョコレート、ラズベリージャム、そして季節限定のハニーマスカルポーネ味など豊富です。
つづいて、鯛焼きで有名な『目黒ひいらぎ』へ!
ここでは、北海道から仕入れた小豆を4時間ほど煮て、毎日、新鮮なあんこを作っています。
あんこができあがると、皮に落とし込み、30分ほどかけてじっくりと焼いていきます。
すると外はサクサク、中はふわふわ、そしてあんこがぎっしり詰まった鯛焼きが完成するそうです。
お店の前にベンチがあるので、できればサクサク感が残っているうちに召し上がって頂きたいですね。
そのほか、何軒か巡って、最後は1952年創業のケーキの名店『マッターホーン』!
このお店はバームクーヘンで有名ですが、予約しても約1ヶ月後にならないと入手できないので、断念!
もう一つの売りがバタークリームとのことなので、ロールケーキを買ってみました。
派手さはないものの、昔ながらの丁寧な作りで、質の良さを感じさせる絶品でございました。
しかも、価格が230円とリーズナブル!
いつもレジ前に行列が出来ているのも当然ですね。
このほか、おしゃれなカフェやパン屋さん、こだわりのレストラン、個性を打ち出した居酒屋など、素敵なスポットをたくさんあります。
皆さんも、春の休日に、学芸大学駅周辺で食べ歩きをしてみてはいかがでしょうか?
この記事の更新日:2019年4月 2日 09:11 | コメント(0) | トラックバック(0)
ハードル上げすぎ
自分でハードルを上げすぎているせいで、新作作りが難しくなってきました。
最近は面白さや感動などはどうでもよくて、新しいかどうかが基準になっています。
しかし、新機軸の表現が次々に生まれるはずがありません。
どこかで見たようなモノだったり、過去の自作の焼き直しになったりしがちです。
今は、画期的なアイディアが降りてくるのを待っているところです。
この記事の更新日:2019年3月30日 11:01 | コメント(0) | トラックバック(0)
最初の稽古
本日、次回・第40回公演に向けた最初の稽古を行いました。参加した劇団員は1名のみ!4時間、ほぼ休みなく、作品の稽古に取り組みました。
マンツーマンで4時間というと、とんでもなく長い感じがするかもしれません。しかし、演出を付ける僕としては、4時間ではまったく足りません。あっという間に終わってしまった印象です。
ただ、成果は上々でした。僅か1回の稽古で、想定以上の成果を上げることが出来ました。その劇団員は毎月の基礎稽古会に参加しているため、飲み込みが早くなっているように思いました。やはり、稽古は裏切りませんね。
稽古終了後、公演の細かい打ち合わせのため、喫茶店に行きました。そこで、不足してしまった血糖を補給!(僕は、杏のケーキです)おかげで、有意義な話し合いが出来ました。
この記事の更新日:2019年3月24日 19:38 | コメント(0) | トラックバック(0)
節目の40回
劇団ぷにぷにパイレーツは、次回で節目の第40回公演となります。
実は、その日時、会場、出演者はすでに決定しています。
上演作品が決まった時点で、詳細をお伝えしたいと思っています。
いましばらく、お待ち下さい。
この記事の更新日:2019年3月23日 08:43 | コメント(0) | トラックバック(0)
環境整備
怒濤の8週連続のパフォーマンスが終了しました。
さしあたり、猛稽古しなくてはならない作品はありません。
毎朝早起きして練習に励む日々が続いていただけに、物足りないというか、怠けているような感覚に陥ります。
とはいえ、本当に何もしていないわけではありません。
少し間は空きますが、今後もまだまだパフォーマンスの予定が入っています。
具体的な日時や会場が決まっているものも、幾つかあります。
それに向けて、新作を作り上げていかなくてはなりません。
現在は、そのアイディアを考えているところです。
一連のパフォーマンスの余韻が覚めやらぬ中、無理矢理作品を作ろうとすると、以前のモノと似てしまいがちです。
上演が好評であればあるほど、それにソックリな作品を作ってしまうものです。
ですから、こういう時期は慌ててはいけません。
以前の作品から距離を置けるよう、頭を冷やす作業が重要になります。
力尽くでアイディアを絞り出すより、ボンヤリとしたイメージが自然に浮かんでくるのを待つ方が、斬新な作品を作れます。
今は、イメージが浮かびやすい環境を整えることに集中しています。
この記事の更新日:2019年3月21日 08:48 | コメント(0) | トラックバック(0)
信号待ち
きのう、神奈川芸術劇場(KAAT)で舞台を見てきました。
「WAITING FOR THE SIGNAL! (信号待ち!)」という作品です。
KAATと"カンパニーデラシネラ"の小野寺修二さんによるベトナムと日本の共同製作プロジェクトの第2弾に当たり、ベトナム人ダンサーと日本のアーティスト3人が出演します。
会場はKAAT1階のアトリウムで、上演時間は約30分でした。
演出の小野寺修二さんは、この作品のコンセプトについて次のようにコメントされています。
「待つ男と待つ女。あるいは。二人の間には距離があり、二度と触れることは出来ない。しかし互いに存在を思っている。視線の先にはっきり見えている。待っているのか、あるいは。目に見えているものと存在の不確かさ、確信についての考察」
小野寺さんはパントマイム出身の演出家です。
本作品も、声を挙げるシーンはありますが、台詞は一切ありません。
ダンスとパントマイムと無言劇を合わせたような作品となっていました。
面白いアイディアやハッとするシーンが幾つもあり、同じく台詞のない作品を作っている僕にとって大変参考になるものでした。
特に複数の人間の動かし方や、机や椅子などの道具の扱いは見事でした。
きょう・17日(日)も、16:30から公演があります。
観劇は無料ですし予約も不要なので、興味のある方は是非!
この記事の更新日:2019年3月17日 08:55 | コメント(0) | トラックバック(0)
劇団名
ことし開催した「右手のための小品集」や「星空の下の朗読会」に来場された皆様から、次のような指摘を受けています。
「上演作品と劇団名が乖離している!」
まったくその通りです。
上演作品に"ぷにぷに"したところは、一切ありません。
観客に媚びることなく、僕が良いと思うことしかやっていません。
先進的な作品しか上演したくないので、お客様にご理解頂けなくても仕方ないと思っています。
"ぷにぷにパイレーツ"という劇団名からお気楽な作品を楽しみに来場された方は、期待を裏切られることになります。
今すぐ劇団名を変えることはできませんので、どこかのタイミングで変更することを検討したいと思います。
どんな名称が良いでしょうね?
この記事の更新日:2019年3月16日 08:21 | コメント(0) | トラックバック(0)
「バリエーションズ#2」舞台写真
1月14日の第38回公演「右手のための小品集」のラストに、「バリエーションズ#2」という作品を上演しました。
セリフもストーリーも一切なく、動きのバリエーションをお楽しみ頂くモノでした。
終始、激しく動いている作品なので、スチール写真では今一つ面白さが伝わりませんね。
雰囲気だけでも味わってみて下さい。
この記事の更新日:2019年3月10日 11:08 | コメント(0) | トラックバック(0)
PCを新調
パソコン(PC)を10年ぶりに新調しました。
「右手のための小品集」や「星空の下の朗読会」などの公演活動が一段落!
確定申告も終わったこのタイミングで、新しくしてみました。
前のPCもまだ使えなくはないのですが、如何せん、動作が遅くなってきました。
FACEBOOKやTwitterの画面で下にスクロールしようとすると、その都度、何分か待たないといけません。
また、書き上げた台本を保存する際、瞬時に消えてしまうことも増えてきました。
次の公演に向けた本格的な準備が始まる前に、買い換えておくことにしたのです。
インターネット通販で買うほどItに詳しくないので、家電量販店に行ってみました。
10年前に比べると、PC売り場は随分小さくなっていましたね。
廉価なものは、その地位をスマホに譲り渡してしまったようです。
店頭には、主に15万円を超える比較的高価な商品が並べられていました。
10年は使うつもりでいること!
映像や音源の編集などを行うこと!
そういった理由から、ちょっと高めの機種を選択しました。
色も、使う部屋の雰囲気に合わせて白にしてみました。
早速使ってみましたが、最近のPCはセットアップも簡単ですね。
画面に表示される指示通りにやれば、あっという間に完了しました。
Googleアカウントに様々なパスワードが保存されているので、すぐに自分用にカスタマイズされていきました。
当然のことですが、新品は動作が速い!
入力する速度が、従来の2倍以上になったように思います。
これなら、ストレスなく、台本を書くことができそうです。
(以前は、PCの反応を待っているうちに、書く内容を忘れていましたから...)
というわけで、きょうはここまで、スムーズに文章を書き上げることができました。
ただ、PCは新しくなっても、使う人が新しくなったわけではありません。
結局、素早く脚本を書き上げることはできないのです。
次回・第40回公演に向けて、じっくり腰を据えて取り組んでいきたいと思っています。
この記事の更新日:2019年3月 9日 09:34 | コメント(0) | トラックバック(0)
ヴァイオリンの力
3月2日の「星空の下の朗読会」で、いとこの石崎浩二さんとの初共演が実現しました。
浩二さんは、長年に渡って、ドイツ・オルデンブルク劇場オーケストラのヴァイオリニストとして活躍!
このほど定年を迎え、日本に帰国されました。
浩二さんのヴァイオリン演奏の力で、朗読会が素晴らしいものになりました。
朗読に表情がつき、シーンがドラマチックに展開されるようになったのです。
今回ほど、1時間の上演時間が短く感じられたことはありません。
公演の最後に、バッハ作曲「ブーレ」の独奏がありましたが、圧巻でした。
やはり音楽は偉大ですね。
この記事の更新日:2019年3月 7日 11:01 | コメント(0) | トラックバック(0)
羅生門
3月2日(土)の夜、「星空の下の朗読会」に出演させて頂きました。
この朗読会は、品川区立図書館が毎年春に開催しているものです。
最近は、五反田プラネタリウムが会場となっています。
大人気の企画だそうで、毎回、観覧希望の人が多く、抽選が行われています。
今回、僕は、芥川龍之介の「羅生門」を読みました。
過去10回、この朗読会に参加させて頂いていますが、今回が一番評判が良かったように思います。
クライマックスの老婆のセリフでは、客席からどよめきが起こりました。
朗読が終わった瞬間、ほうぼうから「面白かったね」という声が漏れていました。
終演後「教科書で読んだことはあったけど、きょう初めて、本当の意味が理解できました」という感想を伝えて下さった方もいらっしゃいました。
「朗読なのに、音楽を聴いているようでした」というご意見もありました。
継続して練習を続けることで、少しずつ僕のレベルが上がっているのかもしれませんね。
こうした貴重な機会を頂けるのは、実にありがたいことです。
今後もさらに上手くなれるように、努力を重ねていきたいと思っています。
ご来場下さった皆様、ありがとうございました。
この記事の更新日:2019年3月 5日 10:12 | コメント(0) | トラックバック(0)
奴隷のリズム
作曲家でピアニストの高橋悠治さんのエッセイは、いつも僕に刺激を与えてくれます。
今月のコラムのラストの文章があまりに凄かったので、引用させて頂きます。
規則的なアクセントは奴隷のリズム
そう書かれているものは
崩し揺らして不規則にする
すると行間の不服従がにじみ出す
規則のなかに垣間見る例外
書かれることばに書けない響きをのせる
この記事の更新日:2019年3月 4日 09:49 | コメント(0) | トラックバック(0)
8週連続パフォーマンス
1月14日の「右手のための小品集」以来、8週連続で何らかのパフォーマンスを行ってきました。
そのすべてが異なる内容です。
ようやく、昨夜の上演で、この流れが一段落しました。
大変だけど、非常に充実した2か月間でした。
公演にご来場下さった皆様!
イベントに参加された皆様!
本当にありがとうございました。
この記事の更新日:2019年3月 3日 08:19 | コメント(0) | トラックバック(0)
バカウケ

先日、こんな会場でパフォーマンスさせて頂きました。
あたたかいお客様に恵まれ、バカウケでした。

この記事の更新日:2019年3月 2日 08:09 | コメント(0) | トラックバック(0)
方言指導
本日、NHK‐FM開局50周年を記念して「今日は一日"ありがとうFM50"三昧 クラシック編」が放送されます。
なつかしの名番組から今も続く番組まで、50年の歴史を振り返り、その魅力を解きほぐす番組です。
その中に、「よみがえる<夜の停車駅>」というコーナーがあります。
僕は俳優の渡辺徹さんに、広島弁の方言指導をさせて頂いております。
とは言っても、直接お会いしたわけではありません。
僕が吹き込んだ音声を渡辺さんが繰り返し聞いて練習し、ナレーションに臨まれたそうです。
どんな広島弁になっているのか、非常に楽しみです。
長時間に渡る生放送なので、何時に放送されるか分かりません。
お時間のある方は、お聞きになって下さい。
●NHK FM「今日は一日"ありがとうFM50"三昧 ~クラシック編~」
2019年3月1日(金) 午後1時00分~午後6時50分、午後7時30分~午後11時00分
この記事の更新日:2019年3月 1日 08:12 | コメント(0) | トラックバック(0)
お座敷がかかる
1月14日の公演以降、毎週末、何かしらの催しでパフォーマンスを行っています。
多忙ではありますが、お座敷がかかるのは良いことです。
このペースは、まだしばらく続きます。
頑張って乗り切っていきましょう!
この記事の更新日:2019年2月23日 08:10 | コメント(0) | トラックバック(0)
「僕はまだ君の夢を見る」舞台写真
第38回公演「右手のための小品集」の2本目に、「僕はまだ君の夢を見る」という作品を上演しました。
約17分のマイム作品です。
大きな動きはなく、かすかに揺れているシーンがほとんどです。
繊細だけどエネルギッシュな表現をお楽しみ頂く作品でした。
そのため、舞台写真がとても地味になってしまいました。
数枚、ご紹介させて頂きます。
この記事の更新日:2019年2月22日 09:44 | コメント(0) | トラックバック(0)
「右手」舞台写真
第38回公演「右手のための小品集」のオープニングとして、「右手」という作品を上演しました。
約35分の中編セリフ劇です。
右手が意志を持って、勝手に動き始めるという物語です。
その舞台写真をご紹介します。
この記事の更新日:2019年2月 9日 09:01 | コメント(0) | トラックバック(0)
変化のとき
先日、サインを頂戴した作曲家&ピアニスト・高橋悠治さんの「変化のとき」と題した最新のコラムが素晴らしい!
特に、最後のくだりが最高なので、引用させて頂きます。
今後の創作の指針といたします。
流れが土地の傾きに沿って
自然にすこしずつ向きを変え
それとは知らずに
思ってもみなかった景色のなかで目覚めるのは
偶然のわずかな偏り(clinamen)にかかっている
目標をもった直線ではなく
始まりも終わりもなく
いつも途中でしかない曲線をたどっていくしかない
この記事の更新日:2019年2月 4日 09:52 | コメント(0) | トラックバック(0)
慟哭
昨夜、アートマイムの発表会が開かれました。
あわせて5人が、個性的な作品を上演しました。
僕は、7分の新作を発表しました。
仮のタイトルは「慟哭」です。
例によって、ストーリーは一切ありません。
ひたすら悲しみに包まれる内容です。
エモーションとパワーだけを見せる作品に挑戦してみました。
この作品を思い付いたのが、上演の3日前の夜です。
「右手のための小品集」の公演を終えたばかりのうえ、仕事も忙しかったので、全然時間がなかったのです。
実質2日間で、なんとか作品の形に仕立てられたので、ホッとしました。
ただ、さすがに稽古不足は明らかで、振付を思い出しながら上演するレベルでした。
(上演の直前まで、台本を見ていたぐらいです)
その結果、自ら生み出した感情に体が引っ張られて、カッコよくないシーンが生まれてしまいました。
終演後、出演者同士が互いに批評し合う時間がありましたが、手厳しい感想を頂戴しました。
自分が「完成度が低い」と思っているところは、間違いなく指摘を受けます。
ただ問題が技術的な点だったので、その指摘を真摯に受け止めて、改善していきたいと思っています。
なかには面白い意見もありました。
「タイトルが"慟哭"だとそのままだから、"笑い"の方が良い」ですって!
参考にさせて頂きます!
この記事の更新日:2019年1月27日 08:44 | コメント(0) | トラックバック(0)
音楽が生まれる瞬間
仕事柄、一流のアスリートや有名芸能人と頻繁にお会いします。
ですから、最近は誰と会っても、心が動くようなことはありません。
しかし、昨日はある方を前にして、久しぶりに胸が高鳴ってしまいました。
昨夜、浜離宮朝日ホールで開かれた、高橋悠治さんのトークイベント「音楽が生まれる瞬間」に行ってきました。
高橋さんは、現代音楽演奏の第一人者として世界的に知られています。
また、ピアノとコンピュータによる即興演奏や日本の伝統楽器と声のための作曲など、様々な形で音楽活動を続けていらっしゃいます。
きのうのイベントの前半は、「高橋悠治という怪物」の著者でピアニストの青柳いづみこさんとの対談です。
録音や映像を使いながら、孤高の巨人・高橋悠治さんの音楽遍歴をたどるものでした。
後半は「音楽が生まれる瞬間~作曲、演奏、即興」と題した講演でした。
作曲をするために脳内に音楽が生まれる瞬間。演奏するために鍵盤を押して音楽が生まれる瞬間。そして、演奏しながら新たな音楽が生まれる即興。
それぞれの局面について、ピアノ演奏もまじえて高橋さんが語りました。
前半、後半ともに、素晴らしいお話でした。
目からうろこが落ちるとは、このことです。
古代ギリシャの哲学者・エピクロスの話では、僕の価値観が覆されてしまいました。
そのほか、今後の自分の活動において参考になることばかりでした。
前衛芸術を志向する僕に、ある種の指針を示して頂いたような気がしています。
イベントの最後に短い即興演奏を披露して下さいましたが、最高にカッコいい音楽でした。
緊張感に満ち溢れ、不純物が一切混じっていない究極の美を感じました。
とても御年80歳とは思えないパワーとエネルギーです。
自分もまだまだ老け込んでいる場合ではないと思いました。
僕は中学生の頃から、高橋さんの大ファンです。
ジョン・ケージの「プリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード」など、現代音楽の名曲を高橋さんの演奏で聞き続けてきました。
演奏だけでなく、文筆や行動においても、僕は大きな影響を受けていると思います。
東京に出てきてからは、高橋さんと前衛音楽家との即興演奏を聞きに、ライブハウスへ良く行っていました。
高橋さんは、僕にとって憧れの人なのです。
きのうの会場のロビーでは、高橋さんのCDや著作が多数販売されていました。
現在、入手困難なものもあったので、クセナキス、メシアン、湯浅譲二の作品集などを大人買いしてしまいました。
終演後、高橋さんのサイン会があるというので、購入したCDのブックレットに直筆サインを頂戴しました。
高橋さんを目の前にして、僕は大緊張!
こんな興奮は、いつ以来でしょうか?
今、買ったばかりのCDを聞いていますが、やはり難解です。
でも、それが良いのです。
一度接しただけですべてが分かってしまうような底の浅いものに興味はありません。
聞き込んでいくうちに、新たな世界が広がっていく...。
そんな芸術を目指したいものです。
この記事の更新日:2019年1月26日 09:54 | コメント(0) | トラックバック(0)
先頭
「右手のための小品集」では、かつてないほど挑戦的な作品を揃えました。
これまで誰もやったことのない尖った表現に挑んでみたつもりです。
舞台活動をしている方々から「攻めるねー」と、感心されたのか、呆れられたのか良く分からない反応をされました。
実際、難解過ぎて良く分からなかったというお客様も、少なからずいらっしゃいました。
でも、僕には、この流れは止められません。
前に進むことしか興味がないからです。
今後も動員数は減り続けると思います。
しかし、そんなことは気にせず、自分のやりたいことを貫いていきたいと思っています。
上手さや人気では一番になれなくても、せめて先頭を進み続けたい!
そんな姿勢で取り組んでいきます。
この記事の更新日:2019年1月25日 08:29 | コメント(0) | トラックバック(0)
揺れ
「右手のための小品集」のマチネ公演の最中に、地震があったそうです。
かなり強い揺れが、長時間続いたようなんです。
僕は、その地震にまったく気づきませんでした。
ちょうど「右手」という作品の半ばで、激しい痙攣を起こす場面だったからです。
お客様のなかには「演技の力で、体に揺れを感じた!」と思った方もいらっしゃったそうです。
残念ながら、僕にはまだ、そこまでの力はありません。
この記事の更新日:2019年1月24日 09:03 | コメント(0) | トラックバック(0)
不思議な力
「右手のための小品集」をご覧下さった何人かのお客様に、直接、感想をうかがうことができました。
やはり、多くの方が、いわゆる"スピリチュアルな体験"をされたようなんです。
最も多いのが、「色が変わる」という声です。
僕が全身からオーラを出していて、青、赤、紫など、オーラの色が刻々と変化していくそうなんです。
地灯りのままですから、照明の色は一切変えていません。
きっと、お客様のイメージの中で、色が変わっているのでしょうね。
また、「僕の周りに磁場のようなものが見える」とおっしゃる方も少なくありません。
僕が動くと、舞台の空間がひん曲がっていくそうなんです。
なかには「舞台の床が液状になり、波打っている」という方もいらっしゃいました。
さらに、僕の周りで不思議なことが起こるだけでなく、自分自身に変化を感じるという方もいらっしゃいます。
「自分が宇宙空間を漂っていて、無重力状態になっていた」
「暗黒の中を、どこまでもどこまでも落ちていった」
そのほか、いろいろなタイプの奇妙な体験をされた方が多かったようです。
僕自身は、お客様に"スピリチュアルな体験"をしてもらおうと思って作品を作っているわけではありません。
普通に、見て面白い作品を目指しているだけです。
何がそうさせるのか分かりませんが、年々、その不思議な力が強まっているのは間違いなさそうです。
この記事の更新日:2019年1月23日 08:32 | コメント(0) | トラックバック(0)
「右手のための小品集」スタッフ写真
「右手のための小品集」の終演後に、スタッフと記念写真を撮りました。
タイトルにちなんで、右手を強調してみました。
たったこれだけのメンバーで、演劇の公演ができるって凄いでしょ?
この記事の更新日:2019年1月22日 09:12 | コメント(0) | トラックバック(0)
「右手のための小品集」から1週間
14日の「右手のための小品集」から、きょうで1週間!
本来なら、少しゆっくりして体と頭と心を休めるべきなんでしょうが、そうはいきません。
今週末に、アートマイムの新作を発表しなくてはならないのです。
ここまでの数か月、「右手のための小品集」に全精力を注いできました。
ですから、今のところ、新しいアイディアは一切浮かんでいません。
これからの数日間で、なんとか絞り出さなくてはいけません。
きのう、試しにいろいろ動いてみましたが、ガッカリすることばかりでした。
というのも、先週、自分なりに完成度の高い作品を上演したばかりです。
それと比べると、当然のことながら、レベルが遥かに低く感じらてしまうんです。
また、公演では、かなり先進的かつ攻撃的な作品を上演しました。
今さら一般的なマイムに戻るのは、自分に負けたような気がして嫌なんです。
まだ誰もやったことのないことを、僅かな時間で構築していくのは至難の業です。
作品作りは、そんな甘いモノではありません。
そこで今回は、考え方を改めて臨むことにしました。
完成度を求めるのは諦めます。
代わりに、画期的なアイディアを試してみることにします。
その発想が、今後、発展させるに相応しいものかどうか、見る人の反応で判断したいと思っています。
まずは、その新しいアイディアを思い付かなくては...。
この記事の更新日:2019年1月21日 09:23 | コメント(0) | トラックバック(0)
泣いてどうする!
「右手のための小品集」を手伝ってくれたのは、脇坂君だけではありません。
劇団員の塩沼千雅と松本美由紀も協力してくれました。
去年1月の公演「ぷにぷに!1/2成人式」に出演した2人です。
今回、塩沼と松本には、受付と客席係を担当してもらいました。
上演中は、劇場内で、遅れてきたお客様の対応をお願いしました。
なのに、両人とも「僕はまだ君の夢を見る」という作品を見て、涙腺が崩壊してしまったそうです。
それも、マチネ・ソワレの2回とも!
スタッフなのに、お客様より泣いてどうする!!
この記事の更新日:2019年1月20日 22:31 | コメント(0) | トラックバック(0)
ノー・ストレス
「右手のための小品集」は、かつてないほど無駄なストレスや疲れを感じることのない公演でした。
その要因として、2点が挙げられます。
一つは、"あかいくつ劇場"での上演だったことです。
以前の公演では、小屋入りしたら、まず大掃除!
続いて客席を設営し、照明・音響の故障を直すなどしているうちに、場当たり前からクタクタになっていたものでした。
一方、"あかいくつ劇場"は環境がすべて整っていて、準備にほとんど手間がかからないんです。
せいぜい、受付のテーブルの位置を動かす程度です。
劇場入り後、すぐにリハーサルを行えます。
セット・大道具・小道具をまったく使わないからではありますが、本番までゆとりをもって過ごすことができました。
もう一つの要因は、劇団員の脇坂浩司君が手伝ってくれたことです。
脇坂君は、一流大学の出身で、非常に頭が良いのです。
演劇に明るいわけではありませんが、状況を見ながら真摯に取り組んでくれました。
みなまで言わなくてもすぐに概要を把握してくれるので、本当に楽でした。
何のメリットもないのに、せっかくの休日をつぶして朝から手伝いに来てくれる心意気が嬉しいですよね。
そんなわけで、今回の公演では全精力を上演に注ぐことができ、好評を博すこととなりました。
演劇は、沢山の人の支えがあって、初めて成立する芸術です。
そうした方々への感謝の気持ちを忘れてはいけませんね。
この記事の更新日:2019年1月19日 08:44 | コメント(0) | トラックバック(0)
2回見るべきだった...
「2回見るべきだった...」
"右手のための小品集"のソワレをご覧下さった何人かのお客様が、こう呟いていらっしゃいました。
「再演はしないのですか?」
「後で、映像で見ることはできますか?」
そんな声もありました。
もう一度見たいと思って頂けるのは、何より嬉しいことです。
(ちなみに、映像は撮っていません)
公演を手伝ってくれた2人の劇団員は、試演を含め、3回作品を見ています。
そのうち、3回目が一番面白く感じたそうです。
今後も、見るたびに発見のある作品作りを心がけていきたいと思っています。
この記事の更新日:2019年1月17日 09:13 | コメント(0) | トラックバック(0)
決断、というか覚悟
第38回公演「右手のための小品集」は、その芸術性で高い評価を頂戴しました。
その一方で「難しくて良く分からなかった」という声もありました。
劇団創設当初のような分かりやすいコントを希望されていたようです。
実際、どなたにでも楽しんで頂ける作品作りをやめてから、動員数が目に見えて落ちています。
しかし、それは仕方のないことです。
主催者の決断、というか覚悟ですよね。
僕は常に自分のできる最大限を求めていきたいので、過去のスタイル戻ることはできないんです。
たとえお客さんが少なくても、先進的な取り組みを続けていきたいと思っています。
この記事の更新日:2019年1月16日 09:41 | コメント(0) | トラックバック(0)
スピリチュアル
昨日の「右手のための小品集」をご覧頂いたお客様から、感想のメールなどがたくさん届いています。
いずれも長文で、様々な想いが綴られていました。
興味深いことに、メールを下さったほとんどの方が、スピリチュアルな体験をされたようです。
「空間が歪み、ねじ曲がった」
「オーラの色がどんどん変わっていった」
「宇宙空間に浮かんでいるような錯覚を覚えた」
「自分が舞台上で動いている感覚になった」
などなど、不思議な経験をされたようなんです。
きっと、感受性が豊かな方々なんでしょうね。
それだけ真剣にご覧頂いたということだと思います。
あらためまして、ご来場下さった皆様!
本当にありがとうございました!
この記事の更新日:2019年1月15日 09:16 | コメント(0) | トラックバック(0)
「右手のための小品集」終わりました!
本日、滞りなく第38回公演「右手のための小品集」を終えることができました。
寒い中、ご来場頂いた皆様!
お手伝い下さった皆さん!
本当にありがとうございました。
今回の公演は、かつてないほど大好評のようです。
実験的な作品ばかりでしたので楽しんで頂けるか心配でしたが、杞憂だったようです。
今後も、さらに挑戦的な作品に取り組んでいきたいと思っています。
これからも、劇団ぷにぷにパイレーツをよろしくお願いします!
この記事の更新日:2019年1月14日 23:15 | コメント(0) | トラックバック(0)
「右手のための小品集」に来て下さい!
いよいよ明日、「右手のための小品集」を開催します。
3連休の最終日、お時間のある方は遊びにいらして下さい。
会場が巨大なため、空席はいくらでもございます。
(特に15時開演のソワレは、ほぼ無人状態です)
横の座席に荷物を置いて、ゆったりとご覧頂けます
事前の連絡や予約は不要ですので、ぶらりとご来場頂ければ大丈夫です。
上演時間も70分で、長すぎません。
全編、ほぼパントマイムです。
舞台でマイムを見たことのない方は、ぜひ、この機会にご覧下さい。
よろしくお願いします。
●ぷにぷにパイレーツ第38回公演「右手のための小品集」
日にち:2019年1月14日(月・成人の日)
開演時間:13:00(マチネ)&15:00(ソワレ)
開場時間:開演の30分前
会場 横浜人形の家・あかいくつ劇場
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町18
(みなとみらい線・元町中華街駅4番出口より徒歩3分)
料金:2500円
上演作品:「右手」「僕はまだ君の夢を見る」「Variations#2」
作・演出・出演:石崎一気
劇団ぷにぷにパイレーツは、写実と前衛を兼ね備えた手法で、人間の愚かさや滑稽さ、悲しさをデフォルメし印象的に表現する短編作品をオムニバス形式で上演しています。
今回、3本の一人芝居を上演いたします。
どれも幻想的な作品なので、公演終了後、悪夢から醒めたような不思議な感覚に陥るはずです。
これまで以上に実験的かつ前衛的な手法を用いているため、ほかの劇団では決して味わうことのできない"奇妙な味"を満喫して頂けます。
本公演の会場「あかいくつ劇場」は、人形劇を中心とした児童文化活動の推進を目的として設置された、座席数147席の本格的設備を持つ劇場です。
快適な環境の下、ご観劇頂けるはずです。
横浜マリンタワーの並びにあり、日本郵船・氷川丸の斜め前になります。
横浜中華街や山下公園の観光がてら、是非、遊びにいらして下さい。
この記事の更新日:2019年1月13日 23:25 | コメント(0) | トラックバック(0)
PRが難しい!
14日(月)の「右手のための小品集」の本番が迫ってきました。
もっと大々的にPRしなくてはならないのでしょうが、どうも難しい...。
僕は演出家気質のためか、改善すべき点ばかり目についてしまいます。
手放しで「傑作!」とか「面白い!」と褒めることができないんですよね。
やはり、宣伝を担当する人と作品を作る人は分けるべきですね。
特に、今回の公演は、万人向けとは言えないものです。
「誰が見ても面白い」とは断言できないんです。
ただ、新しい表現スタイルを見たいという方には、きっとご満足頂けると思います。
好き嫌いはともかく、斬新な演出法であることは保証いたします。
なかでも、実際に舞台表現を行っている方に、是非、ご覧頂きたいですね。
幻想的でファンタジックな世界を身体一つで描く挑戦的な公演となっています。
この記事の更新日:2019年1月11日 08:01 | コメント(0) | トラックバック(0)
あす「右手のための小品集」を開催
第38回公演「右手のための小品集」が明日に迫ってきました。この期に及んでまだまだ発見が続いていて、きのう、何か所も演出を変更しました。稽古すればするほど作品が良くなっていくので、あす、本番を終えてしまうのが残念なぐらいです。きょうの最終稽古でも、きっと、さまざまな気付きがあることでしょう。
きのう、何人かのお客様からご予約の連絡を頂きました。今回の公演のお客様のほぼ全員が、リピーターの方々となっています。僕の作品を評価して下さっているということだと思いますので、本当にありがたいです。心より、御礼申し上げます。
そんななか、おひとりだけ、初めての方が予約をして下さいました。ほとんど日本語が話せない外国の方です。今回の公演はセリフがちょっとしかなく、70分の公演中10分程度しか喋りません。ほぼ全編、動きだけで進行していきます。きっと、問題なく理解し、楽しんで下さることと思います。パントマイムは世界共通です。
本公演で僕が披露するパントマイムは、皆さんのイメージを大きく覆すものになっています。ピエロが滑稽な演技をするものではなく、芸術性あふれる幻想的なマイムです。パントマイムに限らず、舞台芸術の可能性を切り開く画期的な表現になっていると自負しています。前衛的でありながら、どなたでも楽しめるように構成してみました。芸術を愛する方や、新しいものが好きな方には、お薦めの公演です。予定調和なところは一切ありません。刺激的な体験となることを保証いたします。ぜひ、ご来場下さい。
この記事の更新日:2019年1月11日 08:01 | コメント(0) | トラックバック(0)
大発見
今朝の稽古で大発見!
「バリエーションズ#2」という作品のはなし!
思い付きで、気(エネルギー)の流れを逆にしてみたら、驚くべき変化が!
面白さと、華やかさと、美しさが一気に倍増!
何でも試してみる価値あり!
最後の瞬間まで、チャレンジあるのみ!
この記事の更新日:2019年1月10日 23:26 | コメント(0) | トラックバック(0)
高校生以下無料
「右手のための小品集」は、高校生以下の方は、無料でご覧頂けます。
何名様でも大丈夫です。
事前予約は必要ありません。
当日、直接、"横浜人形の家・あかいくつ劇場"の受付にお越し下さい。
座席も、お好きなところにお座り頂いて結構です。
なお、未就学児の入場は、固くお断りさせて頂きます。
よろしくお願いします。
この記事の更新日:2019年1月 9日 07:49 | コメント(0) | トラックバック(0)
「静中動 動中静」
来週月曜日の「右手のための小品集」では、3本の新作を上演します。
その全作品の試演を見た劇団員に、今回の公演の印象を、漢字一文字で表すようにお願いしました。
すると「2つの漢字が同時に頭に浮かんだ」というのです。
その漢字とは「動」と「静」!
意味が真逆の対義語です。
一体、どういうことでしょう?
「静中動 動中静」という言葉をご存知ですか?
これは、主に武道などで使われるものです。
「静中動在り」は、じっとしているときにも常に周りの状況を読み、いつでも動けるように心構えをしておくこと。
「動中静在り」は、動いているときにも、心穏やかに周りの状況を把握することです。
僕の作品は武道ではありませんので、そういった意味ではなさそうです。
多分、動きの中に静けさを感じ、静けさの中に動きを見たというニュアンスでしょう。
それは、僕が目指す究極の境地です。
多くのお客様に「静中動 動中静」を感じ取ってもらえるよう、本番は集中して臨みたいと思っています。
この記事の更新日:2019年1月 8日 08:23 | コメント(0) | トラックバック(0)
あかいくつ劇場へのアクセス
14日(月・成人の日)の「右手のための小品集」まで、1週間となりました。きょうは、「右手のための小品集」の会場"あかいくつ劇場"への行き方をご紹介させて頂きます。
東急・東横線と直通運転をしている"みなとみらい線"を利用されるのが最も分かりやすいと思います。その終点が、"元町・中華街"という駅です。電車を降りたら、ホーム内の案内を確認して頂いて、"4番出口"にお進み下さい。エスカレーターに乗って、"4番出口"から出るのが最大のポイントです。
"4番出口"から地上に出たら、後ろを振り返ってみて下さい。すると、ビルの間から、"横浜マリンタワー"のてっぺんが見える筈です。"マリンタワー"に向かって進んで行きますと、右手に"メルパルク横浜"があります。その"メルパルク"の右隣のビルが、"横浜人形の家"です。
"横浜人形の家"の1階には、"Cafe Elliott Avenue"という喫茶店があります。その並びに、シースルー・エレベーターがあります。そのエレベーターに乗って、4階にお上がり下さい。そこが"あかいくつ劇場"のホワイエで、奥に受付があります。
道が分からなくなったら、上を見上げて、山下公園の前の"横浜マリンタワー"を探してみて下さい。海に向かって"マリンタワー"から2軒右隣が「横浜人形の家」ですから、すぐ分かります。
皆様のご来場を、心よりお待ちしています。
この記事の更新日:2019年1月 7日 08:59 | コメント(0) | トラックバック(0)
国際化の時代
「右手のための小品集」で、3本の新作を上演します。
そのうちの2本は、無言劇です。
唯一のセリフ劇「右手」も、セリフがあるのは10分程度です。
70分の公演のなかで、60分は喋りません。
ほぼ動きだけで見せていきます。
日本語が分からない人でも十分お楽しみ頂けます。
国際化の時代にピッタリの公演となっております。
この記事の更新日:2019年1月 6日 08:20 | コメント(0) | トラックバック(0)
衣装決め
成人の日の「右手のための小品集」まで9日!
演出は固まってきましたので、そろそろ衣装を決めなくてはいけません。
今回の公演は、とにかくキツイ動きが多いんです。
ですから、動きやすさを最優先しなくてはなりません。
また、普遍的な人物が抽象的なシーンを演じる作品ばかりなので、何かを特定するような衣装は避けたいところです。
それだけに、選ぶのが難しいんですよね。
「目立った特徴さえなければ何でもいい」となると、逆にセンスが問われます。
とにかく動きやすくて印象に残らない衣装をじっくり考えたいと思っています。
この記事の更新日:2019年1月 5日 08:04 | コメント(0) | トラックバック(0)
右手のためのパンフレット
「右手のための小品集」のパンフレットを作りました。
僕は必要ないと思っていましたが、劇団員たちが「絶対にあった方が良い」と言うので、慌てて作成しました。
「自分が観客だったら、簡素なモノでもあった方が嬉しい」のだそうです。
劇場の受付でお配りしますので、お受け取り下さい。
この記事の更新日:2019年1月 3日 20:59 | コメント(0) | トラックバック(0)
右手のための?
今月14日(成人の日)に開催する第38回公演のタイトルは「右手のための小品集」です。「右手のため」なんて、一風変わった題名だと思いませんか?皆さんに、命名の理由を訊かれるものと思っていました。ところが、そんな質問を受けたことは一度もありません。公演タイトルに関心がある方は少ないのかもしれませんね。
今回の公演では、題名通り、右手が大活躍します。演出をする際、徹底的に右手を意識しました。体の一部位だけをフィーチャーする演劇なんて、滅多にありません。多くの方にご覧頂きたいと思っています。
この記事の更新日:2019年1月 3日 08:36 | コメント(0) | トラックバック(0)
一年の計は元旦にあり!
一年の計は元旦にあり!
元日のきのうは、朝からみっちり稽古を行いました。
気が付けば、14日(成人の日)の「右手のための小品集」まで2週間を切っています。
あっという間に、本番を迎えることになりそうです。
現時点でも、まだまだ演出を変更しています。
完成度が高まって、初めて分かることがたくさんあるからです。
また演技がどんどん緻密になるので、尺が少しずつ長くなってきました。
「バリエーションズ#2」を少しカットしなくてはなりません。
最低2分は切らなくては!
まだまだ悩みは尽きません。
この記事の更新日:2019年1月 2日 09:17 | コメント(0) | トラックバック(0)
あけましておめでとうございます!
あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いします。
2019年は、公演を3回開催しようと考えています。
もし3回開くことができれば、劇団の公演数がついに40回の大台に乗ります。
回数が多ければ良いというものではありませんが、弱小劇団にしては大したものだと思います。
ひとえに、皆様の応援のおかげです。
心より感謝しております。
ことしの第1弾となる公演が、今月14日(成人の日)の「右手のための小品集」です。
新春早々恐縮ですが、PRさせて下さい。
よろしくお願いします!
●第38回公演「右手のための小品集」
日にち:2019年1月14日(月・成人の日)
開演時間:13:00(マチネ)&15:00(ソワレ)
開場時間:開演の30分前
会場 横浜人形の家・あかいくつ劇場
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町18
(みなとみらい線・元町中華街駅4番出口より徒歩3分)
http://www.doll-museum.jp/
料金:予約2500円、当日3000円
上演作品:「右手」「Variations#2」「僕はまだ君の夢を見る」
作・演出・出演:石崎一気
劇団ぷにぷにパイレーツは、写実と前衛を兼ね備えた手法で、人間の愚かさや滑稽さ、悲しさをデフォルメし印象的に表現する短編作品をオムニバス形式で上演しています。
今回の公演は、一昨年8月の「夢のあとに」以来、およそ1年半ぶりとなる石崎一気の単独公演です。今回、3本の一人芝居を上演いたします。どれも幻想的な作品なので、公演終了後、悪夢から醒めたような不思議な感覚に陥るはずです。これまで以上に実験的かつ前衛的な手法を用いているため、ほかの劇団では決して味わうことのできない"奇妙な味"を満喫して頂けます。
本公演の会場「あかいくつ劇場」は、人形劇を中心とした児童文化活動の推進を目的として設置された、座席数147席の本格的設備を持つ劇場です。快適な環境の下、ご観劇頂けるはずです。横浜マリンタワーの並びにあり、日本郵船・氷川丸の斜め前になります。横浜中華街や山下公園の観光がてら、是非、遊びにいらして下さい。
ご予約は、このHPの「公演予約」のボタンからお願いします。
この記事の更新日:2019年1月 1日 08:20 | コメント(0) | トラックバック(0)
大晦日です!
大晦日です。
ことしも、多くの皆様に"ぷにぷにパイレーツ"を応援して頂きました。
心より、御礼申し上げます。
2018年、"劇団ぷにぷにパイレーツ"は、2回の公演を実施しました。
①第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」1月8日(成人の日)出演:塩沼千雅、松本美由紀、石崎一気
②第37回公演「星空の朗読会」3月3日(土) 出演:石崎一気
両公演ともに満席となり、評判も上々でした。
どちらも劇場ではない会場での開催でしたが、違和感なくお楽しみ頂けたようです。
劇団創立10年ということで、旧作の再演が中心の、過去を総括するような1年となりました。
来年は、年明け早々、1月14日(成人の日)に「右手のための小品集」という公演を開催します。
オリジナルの新作を3本上演します。
これまでの10年間で上演した作品とは全く違った、新しい価値観のモノばかりです。
クオリティも、これまでの作品とは比べ物になりません。
自信を持って、過去最高の公演になると断言できます。
新感覚の舞台表現を、ぜひ、その目でご覧頂きたいと思っています。
2019年は、「右手のための小品集」をはじめ、3回の公演を実施する予定です。
来年は、劇団にとって、さらに意味のある年にしたいと思っています。
皆様にとって、素晴らしい一年でありますように!
では、良いお年をお迎えください。
この記事の更新日:2018年12月31日 09:25 | コメント(0) | トラックバック(0)
35分の大作
1月14日(成人の日)に開催する「右手のための小品集」の上演時間は70分です。
冒頭で上演する「右手」という作品は、そのちょうど半分にあたる35分の大作です。
当初は20分ぐらいのつもりで作ったのに、気が付けば、1.5倍以上に伸びていました。
台本は変えていないので、演出的要素が増えて、長くなってしまったんですね。
でも、その長くなったところが魅力の作品となりました。
ストーリーも相当面白いのですが、それ以上に演出が凄い!
斬新かつ画期的な演出が目白押しです。
一切モノを用いず、しかも一人で上演するからこそ実現するユニークな表現ばかりです。
恐らく、舞台を見慣れていない方には、ごく自然に見えると思います。
でも、演劇通の方が目を見張るような演出が、たくさん隠されているのです。
どんな作品になっているか、是非、劇場でご覧頂きたいと思っています。
この記事の更新日:2018年12月30日 08:12 | コメント(0) | トラックバック(0)
「バリエーションズ#2」
第38回公演「右手のための小品集」のラストに、「バリエーションズ#2」という作品を上演します。
この作品を、どう説明すれば良いのでしょう?
実験的?
前衛的?
芸術的?
これこそ、かつて誰もやったことのない舞台表現だと思います。
ストーリーもセリフもないので、いわゆる演劇ではありません。
パントマイムのテクニックは用いていますが、マイム的要素は微塵もありません。
人物を演じていますので、ダンスでもありません。
ジャンル自体、僕が生み出したものと言えそうです。
なんだか難しそうに思われるかもしれませんが、かなり面白い作品に仕上がっていると自負しています。
どことなく滑稽で、ニコニコしながら楽しめるモノにしてみました。
お客様には、ハッピーな気持ちでお帰り頂けると思います。
目くるめく熱狂と、冷静さが共存した不思議な作品です。
ぜひ、劇場でご覧ください!
この記事の更新日:2018年12月29日 08:30 | コメント(0) | トラックバック(0)
予約数が...
僕なりに、来月14日(成人の日)の公演「右手のための小品集」のPRを行っています。
しかし、結果は芳しくなく、予約数が全然伸びません。
かなり面白い作品が出来上がっているだけに残念です。
過去に僕の作品を見たことのある方は、余程のことがない限り、劇場に足を運んで下さいます。
以前の公演のことも良く覚えていらして、いまだに、その感想を熱く語って下さいます。
今回も公演のご案内をしたところ、ほぼ全員が、その場で予約をして下さいました。
一方、まだ僕の作品をご覧になったことのない方からは、一切、反応がありません。
かなり前衛的な手法を用いていますので、万人にお楽しみ頂けるとは思っていません。
出演者も一人だけですし、派手なセットや衣装を用いませんので、地味に見えてしまうのも事実です。
でも、なかには、新しい舞台表現がお好きな方もいらっしゃるはずです。
一度ご覧頂ければ気に入って頂けると思うのですが、そうした方々とのマッチングはどうすれば良いのでしょう?
しかし、そんなことを嘆いても何も変わりません。
今、僕にできるのは、質の高い作品を仕上げることだけです。
PRをやめるわけではありませんが、しっかり稽古を重ねていきますね。
この記事の更新日:2018年12月28日 09:14 | コメント(0) | トラックバック(0)
舞台興行の現実
TVでお馴染みのお笑い芸人さんが、若手漫才コンビを迎えてトークライブを開催したところ、お客さんが一人しか来なかったそうです。
その漫才コンビは、ネタが非常に面白くて、ライブでは必ずバカ受けとなる実力者です。
大手事務所のコンクールでも優勝を飾っていて、次代を担うホープとされています。
結局、ネタで笑う人が多くても、パーソナルな部分に興味を持たれないと、集客は出来ないということのようです。
これが現代の舞台興行の現実です。
厳しい時代ですね。
この記事の更新日:2018年12月25日 13:48 | コメント(0) | トラックバック(0)
「右手のための小品集」まで3週間
1月14日(月)の公演「右手のための小品集」まで、きょうで3週間となりました。
毎朝早起きして、稽古を行っています。
その稽古が楽しくてたまりません。
発見!発見!また発見!
発見の目白押しです。
演技について最も学べるのが、演出が決まったこの時期なのだと思います。
ただ、そこで気付くことのほとんどは、基本の大切さです。
演技をしようとすると、結果を求めるあまり、目に見えることばかりやろうとしてしまいます。
それだと、最も大切なものが消えてしまうのです。
演劇とは、言葉で言い尽くせないもの、目に見えないものを伝えていく芸術だと思っています。
そんな不可能を可能にするためには、やはり基本が重要だと、稽古が気付かせてくれるのです。
おかげで、毎日、目に見えて作品の質が向上しています。
残りの3週間で、どこまでレベルアップできるか、自分でも楽しみです。
頑張っていきますね。
この記事の更新日:2018年12月24日 09:13 | コメント(0) | トラックバック(0)
「僕はまだ君の夢を見る」
1月14日(成人の日)の「右手のための小品集」の2本目として、パントマイム作品を上演します。
タイトルは「僕はまだ君の夢を見る」です。
パントマイムといっても、この作品で、僕はほとんど動きません。
完全に静止することはありませんが、ほぼ微細な動きだけで表現していきます。
最少の動きで最大の効果を挙げる作品を目指しています。
しかし、この作品の試演を見た人の多くは、僕がほとんど動いていないことに気付きません。
ものすごく動いている印象を持つようです。
丁寧に構成すると、小さな動きの中に、大きな心の変化を読み取ることができるのだと思います。
この作品をご覧になって涙を流す方も少なからずいらっしゃいました。
ストーリーは皆無ですが、自らの心象風景と重なってしまうのが要因のようです。
記憶の奥底に眠っていた悲しみを掘り起こしてしまう作品です。
こんな作品は、人類史上、かつて上演されたことはないと思います。
まったくの新ジャンルなので、説明のしようがありません。
ぜひ、舞台でご覧頂きたいと思っています。
この記事の更新日:2018年12月23日 20:02 | コメント(0) | トラックバック(0)
「右手」
来月14日(成人の日)の公演「右手のための小品集」では、3本の作品を上演します。
まず冒頭にご覧頂くのは「右手」です。
「右手」は、今回の公演で、唯一ストーリーがある作品です。
セリフがあるのも、この作品だけです。
とはいえ、喋るのは全体の3分の1程度です。
主要な場面は、動きだけで進行していきます。
「右手」は、ジャンルでいえばSFになります。
大胆な展開と、衝撃のどんでん返しが売りの作品です。
なので、詳しい説明は避けますが、シンプルゆえに驚きの多い物語になっています。
一方、演出は凝りに凝っていて、分かる人にだけ分かる仕掛けが満載です。
特に、伏線を重層的に張った緻密な構成は、僕の得意とするところです。
演技の流動的な変化も、見どころとなっています。
面白さでいえば、過去最高の作品だと思います。
上演時間は約35分です。
でも、ご覧になると一瞬で終わってしまったという印象になるはずです。
見ていて思わず息が苦しくなったり、手に力が入ってしまう作品です。
他では絶対に見ることができないスタイルの演劇です。
ぜひ、ご覧ください!
この記事の更新日:2018年12月22日 08:33 | コメント(0) | トラックバック(0)
「右手」試演
きのう、ことし最後の劇団の稽古会を行いました。
何度も練習してきたことを、みんなすっかり忘れていて、僕は"劇おこプンプン丸"!
でも、繰り返し復習すると、以前の何倍も上手くできるようになりました。
一度やったものは、頭では忘れていても、体の中で発酵していくものなんですね。
稽古が終わった後、次回公演の冒頭で上演する「右手」という一人芝居を、みんなに見てもらいました。
非常に前衛的な手法を用いた作品なので、分かりにくいところや退屈なところはないか、確認しておきたかったのです。
上演を終えた瞬間、見ていた全員が大口をあんぐり開けていました。
あまりに斬新な演出だったので、驚いていたようです。
劇団員たちは冷静さを取り戻すと、堰を切ったように感想を述べ始めました。
かなり長い作品ですが「一瞬で終わってしまった」とのことなので、楽しんで貰えたようですね。
ストーリーについては「怖い!怖い!」と怯えていましたが、それ以上に演出が面白かったようですね。
「こんな芝居見たことがない!」と言いながら、僕の行った演技を真似しようとしていました。
演出の大枠は問題ないようです。
来月14日(成人の日)の本番まで、まだおよそ1か月あります。
ここからは、演技の精度を上げていくことになります。
本当に繊細で地味ですが、最も重要な稽古です。
毎日、丁寧に取り組んでいくつもりです。
この記事の更新日:2018年12月17日 08:09 | コメント(0) | トラックバック(0)
痛み
来月14日(成人の日)の「右手のための小品集」の冒頭に、「右手」という作品を上演します。
間違いなく、僕のセリフ劇の中では最高傑作です。
予想外の展開!
驚愕のどんでん返し!
衝撃のラスト!
すべての瞬間が面白く、また美しい作品となっています。
一方、「右手」は、上演がとんでもなく痛い作品でもあります。
過去、体力的にきつい作品は多々ありましたが、こんなに痛い作品は初めてです。
「ヒー!」と悲鳴を上げたくなるほど痛いです。
でも、僕が痛みを感じれば感じるほど、作品のクオリティが上がっていきます。
痛みが減少することはないと思うので、たくさん練習して、痛みに対する耐性をつけていくしかありません。
ただし、ご覧になっている皆様は、どこが痛いのか全然分からないと思いますが...。
この記事の更新日:2018年12月16日 07:40 | コメント(0) | トラックバック(0)
「右手のための小品集」のチラシ完成
「右手のための小品集」のチラシが出来上がったので、印刷屋さんから引き取ってきました。
最近は、公演に来場して頂く以前に、チラシを受け取ってもらうことも難しくなっています。
去年の公演より大幅に枚数を減らしましたけど、それでもかなり余ってしまいそうです。
まずは、頑張ってチラシをお渡しするところからスタートです。
この記事の更新日:2018年12月15日 23:06 | コメント(0) | トラックバック(0)
「右手のための小品集」まで1か月
来月14日(成人の日)の公演「右手のための小品集」まで、きのうで丁度1か月!
作品は順調に仕上がっていて、ここから微調整の段階に入ります。
上演する3つの作品のバランスを整えていくことになります。
面白さは、すでに過去最高のところまで来ていると思います。
今後は、さらなる美しさを追求していくつもりです。
作品作り以上に頑張らないといけないのが、動員です。
お客さんが少ないことには定評がありますが、今回は本当に酷いんです。
一人しか出演しない公演なのに、観客とマンツーマンになってしまいそうです。
はなから赤字は覚悟の上ですが、見る人が少ないと作品がかわいそうです。
どうすればお客さんに足を運んで頂けるか分かりませんが、努力を惜しんではいけません。
頑張って、宣伝していきますね!
この記事の更新日:2018年12月15日 08:26 | コメント(0) | トラックバック(0)
劇団ぷにぷにパイレーツの3つの特長
劇団ぷにぷにパイレーツの作品には、3つの大きな特長があるようです。
多くのお客様が、観劇後、口を揃えて同じような感想をおっしゃるのです。
僕自身、意識しているものもありますし、無意識のうちにそうなってしまうものもあります。
まだ公演をご覧になったことのない方のために、きょうは、その3つの特長をご紹介させて頂きます。
①「静か」
劇団ぷにぷにパイレーツの作品は、とにかく静かです。
大声を出したり、声を荒げることは、絶対にありません。
そもそも、最近は、セリフのない作品の方が多くなってきました。
また、舞台上を駆け回ったり、飛んだり跳ねたりすることもありません。
なめらかで穏やかな動きを中心に、演出しています。
こけおどしで観客の興味を繋ぐのではなく、作品の本質で魅了することを目指しているのです。
②「ロマンティック」
劇団ぷにぷにパイレーツは、短めの作品をオムニバス形式で上演しています。
ですから、作品ごとに、ジャンルを変えるようにしています。
しかし、それがホラーであっても、コメディであっても、前衛であっても、なぜかロマンティックな雰囲気に包まれてしまうのです。
最近、公演の最後に、しっとりした作品を上演していますが、多くのお客様が涙を流されます。
気品のある作風や、美しい表現にこだわっているからかもしれません。
③「面白い」
僕は、演劇において、面白さのプライオリティはそれほど高くないと思っています。
面白いことで損なわれてしまうものがあるからです。
しかし、僕が作ると、なぜか面白くなってしまうようです。
わざと面白くない作品を上演した時も、皆さんから「面白かった」という評価ばかり頂戴しました。
先日も、演技の技術的な面だけを追求した、ありえないぐらい地味な作品を上演したのですが、結局「面白い」と言われてしまいました。
どうやっても面白くなってしまうのが、僕の特質のようです。
来月14日(成人の日)に開催する第38回公演「右手のための小品集」は、その3つの特長がさらに強まった作品ばかりになりそうです。
皆様に、是非、ご覧頂きたいと思っています。
よろしくお願いします。
●劇団ぷにぷにパイレーツ 第38回公演「右手のための小品集」
日にち:2019年1月14日(月・成人の日)
開演時間:13:00(マチネ)&15:00(ソワレ)
開場時間:開演の30分前
上演時間:約70分を予定
会場 横浜人形の家・あかいくつ劇場
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町18
(みなとみらい線・元町中華街駅4番出口より徒歩3分)
料金:予約2500円、当日3000円
上演作品:「右手」「Variations#2」「僕はまだ君の夢を見る」
作・演出・出演:石崎一気
この記事の更新日:2018年12月 8日 09:00 | コメント(0) | トラックバック(0)
5回
きょうの稽古は、足の各所があわせて5回攣ったところで終了!
急遽、メニューを、イメージトレーニングに変更しました。
この記事の更新日:2018年12月 2日 19:25 | コメント(0) | トラックバック(0)
進捗状況
12月に入り、来月14日の「右手のための小品集」まで1か月半を切りました。
準備をますます本格化させなくてはなりません。
現在の進捗状況をお伝えします。
「Variations#2」「僕はまだ君の夢を見る」の2作品は、ほぼ演出が確定しています。
細かい部分は最後まで見直し続けると思いますが、いつ本番が来ても大丈夫なレベルに達しています。
「右手」に関しては、まだ演出が決まっていない部分が多々あります。
次々に面白いことを思い付いてしまうので、なかなか決めきれないのです。
また、やりたいこととできることは違うので、ひと月半の練習で克服可能なのか見積もっていく必要があります。
理想を追い求めつつも、現実を見極める!
今後は、冷静な判断が求められます。
この記事の更新日:2018年12月 2日 08:26 | コメント(0) | トラックバック(0)
劇団ぷにぷにパイレーツとは?
今、この文章を読んでいるほとんどの方が、劇団ぷにぷにパイレーツの公演を見たことがないはずです。
来月14日(成人の日)の第38回公演「右手のための小品集」を前に、あらためて、どんな劇団なのかご紹介したいと思います。
ぷにぷにパイレーツでは、役者の肉体がすべてを表現します。
舞台上には何もなく、セット、大道具、小道具を一切用いません。
衣装も、役柄を特定するようなものは着用しません。
照明も地灯りのみで、光に色をつけたり、ピンスポットを使ったりしません。
出演者もなるべく少なくしていて、今回の公演では僕一人で70分間上演します。
徹底的に無駄を削った演劇になっています。
お客様と作品の質だけで真っ向勝負する、超ストイックな劇団です。
確かに、見るものは役者の体しかありません。
しかし実際には、ありもしない様々なものをご覧になることでしょう。
これぞまさにイリュージョン!
かなり不思議な体験となるはずです。
何もない舞台だからこそ、何でも生み出すことができるのです。
人によっては、途方もないものを見てしまうようです。
お客様ご自身の人生が、作品に投影されてしまうのです。
日本では類を見ないスタイルの劇団です。
この機会に、是非、ご覧ください。
●劇団ぷにぷにパイレーツ 第38回公演「右手のための小品集」
日にち:2019年1月14日(月・成人の日)
開演時間:13:00(マチネ)&15:00(ソワレ)
開場時間:開演の30分前
上演時間:約70分を予定
会場 横浜人形の家・あかいくつ劇場
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町18
(みなとみらい線・元町中華街駅4番出口より徒歩3分)
料金:予約2500円、当日3000円
上演作品:「右手」「Variations#2」「僕はまだ君の夢を見る」
作・演出・出演:石崎一気
この記事の更新日:2018年12月 1日 08:21 | コメント(0) | トラックバック(0)
印刷発注
来年1月14日(成人の日)に開催する第38回公演「右手のための小品集」のチラシ印刷を発注してきました。
一般的なA4サイズは大きすぎて扱いにくいので、ポストカード型です。
枚数は、去年の「夢のあとに」の半分にしておきました。
最近、あまりチラシを受け取ってもらえないので...
完成したら、頑張って配りたいと思っています。
この記事の更新日:2018年11月28日 20:38 | コメント(0) | トラックバック(0)
誰も見たことのない舞台芸術
来年1月14日(成人の日)に、第38回公演「右手のための小品集」を開催します。
この公演は、舞台芸術の新たな境地を切り開くものです。
誰も見たことのない斬新、かつ攻撃的な作品を上演します。
しかも、作品ごとにまったく違うスタイルで、そのいずれもが画期的な表現形態となっています。
何人かの方に試演を見て頂きましたが、皆さん、口を揃えて「攻めますね!」とおっしゃいます。
「舞台芸術の新たな可能性を生み出した」とおっしゃった方もいらっしゃいました。
万人に面白い公演ではないかもしれません。
でも、「今の演劇界はマンネリに陥っていてつまらない」と思っている方には、きっとご満足頂けると思います。
ぜひ、ご来場下さい!
●劇団ぷにぷにパイレーツ 第38回公演「右手のための小品集」
日にち:2019年1月14日(月・成人の日)
開演時間:13:00(マチネ)&15:00(ソワレ)
開場時間:開演の30分前
上演時間:約70分を予定
会場 横浜人形の家・あかいくつ劇場
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町18
(みなとみらい線・元町中華街駅4番出口より徒歩3分)
料金:予約2500円、当日3000円
上演作品:「右手」「Variations#2」「僕はまだ君の夢を見る」
作・演出・出演:石崎一気
この記事の更新日:2018年11月24日 08:04 | コメント(0) | トラックバック(0)
第38回公演の概要が決まりました!
劇団ぷにぷにパイレーツの次回公演の概要が決定しましたので、ご紹介させて頂きます。
寒い時期ではございますが、是非、劇場まで足をお運びください。
よろしくお願いします!
●劇団ぷにぷにパイレーツ 第38回公演「右手のための小品集」
日にち:2019年1月14日(月・成人の日)
開演時間:13:00(マチネ)&15:00(ソワレ)
開場時間:開演の30分前
会場 横浜人形の家・あかいくつ劇場
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町18
(みなとみらい線・元町中華街駅4番出口より徒歩3分)
http://www.doll-museum.jp/
料金:予約2500円、当日3000円
上演作品:「右手」「Variations#2」「僕はまだ君の夢を見る」
作・演出・出演:石崎一気
劇団ぷにぷにパイレーツは、写実と前衛を兼ね備えた手法で、人間の愚かさや滑稽さ、悲しさをデフォルメし印象的に表現する短編作品をオムニバス形式で上演しています。
今回の公演は、一昨年8月の「夢のあとに」以来、およそ1年半ぶりとなる石崎一気の単独公演です。今回、3本の一人芝居を上演いたします。どれも幻想的な作品なので、公演終了後、悪夢から醒めたような不思議な感覚に陥るはずです。これまで以上に実験的かつ前衛的な手法を用いているため、ほかの劇団では決して味わうことのできない"奇妙な味"を満喫して頂けます。
本公演の会場「あかいくつ劇場」は、人形劇を中心とした児童文化活動の推進を目的として設置された、座席数147席の本格的設備を持つ劇場です。快適な環境の下、ご観劇頂けるはずです。横浜マリンタワーの並びにあり、日本郵船・氷川丸の斜め前になります。横浜中華街や山下公園の観光がてら、是非、遊びにいらして下さい。
なお、公演の性質上、小学生以下のお子様の入場はお断りしております。
ご予約は、劇団公式HPの「公演予約」のボタンからお願いします。
この記事の更新日:2018年11月14日 10:15 | コメント(0) | トラックバック(0)
思案中
最近、僕が作っている作品のジャンルが分かりません。
セリフやストーリーがなく、ただ動きだけを見せるものなので、演劇ではありません。
具体的な状況やモノを提示しないので、パントマイムでもありません。
音楽に合わせて動くわけでもないので、ダンスでもありません。
エンタテインメント性も兼ね備えているので、舞踏でもないのです。
既成のどのジャンルには当てはまらないパフォーマンスとなっているのです。
実際に、僕の作品をご覧になった方に訊くと、皆さん「もはや"表現"としか言いようがない」とおっしゃいます。
しかし「近々"表現"の公演をやります」と宣伝しても、誰も来てくれないのではないでしょうか?
どうしたものか、思案中!
この記事の更新日:2018年11月 3日 08:26 | コメント(0) | トラックバック(0)
これ何?
おとといの日曜日、劇団の稽古を行いました。
台本や文章の読み取り方を、丁寧に練習していきました。
かなり頭を使うので、参加者全員、クタクタに疲れ切っていました。
稽古終了後、僕が現在制作中の最新作を、劇団員に見てもらいました。
例によって、セリフはもちろん、ストーリーや具体的なシチュエーションなど、具体的な描写が一切ない作品です。
前衛的な手法を用いていますので、難解で退屈なものになっていないかどうか、反応を見ておきたかったんです。
劇団員の反応がどうだったかといいますと、前回同様、大口を開けて唖然とした表情!
目を見開いて、相当な衝撃を受けているようでした。
しかし、後半にさしかかるとニコニコし始め、最後の方では笑いをかみ殺していました。
上演を終えて感想を聞いてみると、譫言のように「これ何?」「これ何?」と繰り返していました。
かなり楽しんでもらえたようです。
本当にアートな作品なので、見る人を選ぶことは間違いありません。
まったく意味が分からない人も、少なくないでしょう。
でも、芸術に興味のある方なら、きっと楽しめるはずです。
これからじっくり仕上げていきますので、是非、ご期待ください。
次回・第38回公演で上演する予定です。
この記事の更新日:2018年10月30日 21:19 | コメント(0) | トラックバック(0)
明るい雰囲気
今週は仕事が忙しく、作品作りに取り組む時間がほとんど取れませんでした。そうした中、新作の構想だけは固めることができました。イメージ通り、明るい雰囲気の作品になりそうです。ただ、僕の演技には圧力があるので、結局、重苦しくなってしまうかも...。
この記事の更新日:2018年10月27日 08:50 | コメント(0) | トラックバック(0)
明るい作品
僕はこれまで、およそ100本のオリジナル作品を上演してきました。
そのすべてに共通した特徴があります。
とにかく、重苦しい!
5分程度の短い作品でも、笑いの多いコントであっても、やたら重いんです。
はっきり言って、軽妙で明るい作品はひとつもありません。
僕自身は、いつも、軽い作品を書こうと思っています。
しかし、出来上がってみると、重厚なものになっているのです。
僕の人間性が反映されているのかもしれませんね。
そこで、次回公演では、何とかして、軽い作品を上演しようと思っています。
少なくとも、明るい雰囲気の作品にしてみたい!
難しい挑戦ではありますが、頑張ってみます。
この記事の更新日:2018年10月20日 12:06 | コメント(0) | トラックバック(0)
タイトル決め
年々、僕が作る作品の抽象性が高まっています。
基本的にストーリーはなく、主人公が誰だか、場所がどこだか、全然分からない作品ばかりになってきました。
そうなると、タイトルをつけるのが、本当に難しいんです。
具体的な言葉を選ぶと、イメージが固定されてしまい、世界観が小さくなってしまいます。
逆に、抽象的な題名にすると、お客様の興味を引くことができなくなります。
面白そうで、覚えやすくて、しかも限定的でないタイトルは、なかなか思いつきません。
いっそ、クラシック音楽の「交響曲第3番」や「ピアノソナタ第7番」のように数字にしてしまおうかとも考えています。
さすがに、それでは、愛想がなさすぎるかな...。
この記事の更新日:2018年10月14日 09:28 | コメント(0) | トラックバック(0)
ゼロから
マイムの発表が終わったので、次回の劇団本公演に向けて、準備を始めようと思いました。
そこで、予め作っておいた作品を久々に取り出してみたら、どうもいけません。
まったく、やる気がしないんです。
作品に問題は一切ありません。
そのまま上演しても、多分、評判は良いと思います。
ただ、僕自身が成長したせいか、もっともっと出来るような気がするんです。
過去の自分に合わせた作品を、今さらやりたいとは思えないんですよね。
そんなわけで、またゼロから作品を作ることになります。
時間は限られているので、少し頑張らないといけませんね。
でも、僕は作品を考えるのが一番好きなので、苦にはなりませんが...。
この記事の更新日:2018年10月 6日 09:05 | コメント(0) | トラックバック(0)
大口&大泣き
きのうは、劇団の稽古日でした。
参加者は、僕を除いて2名。
具体的な作品の稽古ではなく、演劇の基本中の基本を丁寧に練習しました。
約2時間の稽古でしたが、2人とも頭がくたくたに疲れたようです。
大変充実した良い稽古ができました。
劇団員からリクエストがあったので、稽古を始める前に、一昨日初演したマイム作品を披露してみました。
15分の上演が終わった後、感想を尋ねてみましたが、2人ともなかなか喋ろうとしません。
一人は、大口をあんぐり開けて呆然!
もう一人は、涙をボロボロ流しながら大泣き!
今後の参考にするため、しつこく感想を求めても「言葉になりません」としか言ってくれません。
余程、インパクトが強かったんでしょうね。
ところが、稽古が終わった後は、2人とも堰を切ったように熱く熱く感想を話してくれました。
「座長の周りの色が変わった!」
「時間と空間が歪んだ!」
「草原の中に白いワンピースを着た綺麗な女性が立っているのが見えた!」
などなど、非現実的な世界を楽しんでくれたようです。
わずか1週間で作った作品とは思えない成果を挙げられて、本当に良かったです。
今後、より一層努力していきたいと思いました。
マイムの発表が終わったので、これから本格的に、劇団の次回公演に向けて準備を進めていきます。
この記事の更新日:2018年10月 1日 09:42 | コメント(0) | トラックバック(0)
泣きそうに
昨夜、アートマイムの発表会が開かれました。
全部で6人が、それぞれ個性的な作品を上演しました。
僕は、約15分の新作を発表しました。
非常に実験的で、かつて誰もやったことのないスタイルの作品です。
いわゆるストーリーは、一切ありません。
まったく新しい、芸術の形にトライしてみました。
おかげさまで、好評を博すことができました。
観客のなかには「泣きそうになりました」という方もいらっしゃいました。
「15分の上演時間が、数分に感じられた」という声もありました。
1週間前に面白いところをすべてカットし、ストイックな作品に仕上げたのが良かったようです。
大胆な挑戦が結果となってあらわれたので、満足しています。
僕を除く5人の作品を見せて頂きましたが、お世辞抜きに、どれも素晴らしかったですね。
みんなとにかく美しい!
ハッと目を見張るほどカッコいいシーンを、たくさん見ることが出来ました。
観客としても大満足です。
僕も負けないように、さらにカッコいい作品を作っていきたいですね。
この記事の更新日:2018年9月30日 10:09 | コメント(0) | トラックバック(0)
背水の陣
アートマイムの新作から、面白いところをすべてカットしてみました。
当然のことながら、面白くなくなりました。
この作品を最後まで鑑賞して頂くには、レベルの高い演技を披露し続けなくてはなりません。
まさに、背水の陣!
この覚悟が、僕を磨き上げてくれるはずです。
この記事の更新日:2018年9月24日 22:30 | コメント(0) | トラックバック(0)
無謀
アートマイムの発表を目前にしたこのタイミングで、作品に大きな改訂を施すことにしました。
面白いところを、すべてカットしたのです。
無謀でしょ?
この記事の更新日:2018年9月23日 22:15 | コメント(0) | トラックバック(0)
アイディア
アートマイム作品の発表まで、あと半月となりました。
しかし、全然、作品が出来上がりません。
僕の場合、アイディアが浮かばないということはありません。
むしろ、次々にアイディアが湧いてくるので、収拾がつかなくなっています。
正直言って、困っているんです。
アイディアが上演に相応しいか判断するために、毎日1本、台本の形にしています。
異常なペースですよね?
どの台本も、以前に比べれば、相当マシなレベルになっていると思います。
でも、いずれも、決め手に欠けるんです。
また、自分の演技力の幅を超えてしまっているモノも少なくありません。
「よし!これでいこう」と、なかなか決断できないんです。
セリフ劇なら論理で押し切れますが、アートマイムは論理的に作ると面白くないんですよね。
うーん!実に難しい...。
仕方ないので、あと半月間、粘ってみることにいたしましょう。
この記事の更新日:2018年9月15日 08:54 | コメント(0) | トラックバック(0)
先走り
きょう、すごい演出を思い付きました!
滅茶苦茶カッコいい、画期的なシーンです。
早速、自分で試してみました。
しかし、すぐに、そんな演技は人間には不可能であることが判明しました。
長時間、空中に浮いていなければならないのです。
イメージだけが先走り!
この記事の更新日:2018年9月 9日 21:54 | コメント(0) | トラックバック(0)
動かない
9月になりました。
今月末に、アートマイムの新作を発表しなくてはなりません。
そろそろ、本腰を入れて、作品作りに取り組まねば!
毎年、春と秋の恒例となった発表会では、実験的なことに取り組むようにしています。
今回のテーマは、「なるべく動かない」!
動きをできるだけ少なく、できるだけ小さくすることを心がけます。
それで、どこまでの表現ができるか、挑戦してみます。
この記事の更新日:2018年9月 1日 08:19 | コメント(0) | トラックバック(0)
スタート地点
次回本公演で上演する作品のセリフを、すべて暗記しました。
時々、間違えますけど、かなり高速で言えるようになりました。
ここが稽古のスタート地点です。
徐々に動きを加えて、演出の詳細を決めていきます。
この記事の更新日:2018年8月25日 10:49 | コメント(0) | トラックバック(0)
食べていくのは...
先日、あるお笑いライブに行ってきました。
テレビでお馴染みの漫才やコントの6つのグループが一堂に会するものです。
料金も前売り1700円と、豪華なラインナップにしては格安です。
劇場は新宿駅の近くで、アクセスも最高でした。
もちろん、内容も素晴らしく、見応え十分でした。
しかし、平日の夜だったせいか、観客数は意外なほど少なかったんです。
ざっと見たところ、50人ぐらいだったでしょうか。
会場の約半分は空席でした。
有名なタレントさんが12人揃っても、観客が50人とはどうしたことでしょう?
全然利益が上がっていないではありませんか!
出演者がノーギャラでも、会場費やスタッフ費で赤字になっているはずです。
お笑い芸人さんたちの生活はかなり苦しいと聞いています。
「M1」や「キング・オブ・コント」などの賞レースのファイナリストクラスでも、アルバイトを続けている人が多いそうです。
舞台で食べていくのは、本当に難しいんですね。
"ぷにぷにパイレーツ"は、観客が少ないことではどこにも負けません。
しかし、そんなことは、もうどうでもよろしい!
お金は他で稼ぐことにして、劇団では自分のやりたいことを追求したいと思っています。
この記事の更新日:2018年8月18日 10:19 | コメント(0) | トラックバック(0)
京都西陣アップス珈琲 東京・雪が谷大塚
8月5日にオープンしたばかりのお店「京都西陣アップス珈琲 東京・雪が谷大塚」に行ってきました。
僕が長年に渡ってお世話になっている女性アナウンサーのご主人が、脱サラして始めたコーヒー豆の販売店です。
コーヒー愛好家の多い街・京都で愛されている「京都西陣アップス珈琲」の味が、東京で楽しめるようになりました。
お店は、東急・池上線の雪が谷大塚駅を出てすぐ、スーパーのオオゼキの前にあります。
開店したばかりとあって店内は清潔感にあふれていて、スペースをゆったりとった贅沢な空間になっていました。
店の右側の壁には、所狭しとコーヒー豆の入った樽が並んでいます。
世界各地の豆があって、値段も高いものと安いものでは10倍以上の差がありました。
せっかくなので、僕も2種類の豆を購入してみました。
ブラジル・ミナス地区産の「イエローブルボン」と、ホロ苦コクブレの「オールドタイム」です。
早速「イエローブルボン」を試してみましたが、絶品でした。
不純な感じがまったくなく、苦みがやわらかで、フルーティな香りです。
砂糖を入れなくても、ほんのり甘い味がします。
これまで飲んできたコーヒーとは、まったく別物でした。
店長さんのお話によれば「コーヒーの多くは完熟すると真っ赤なコーヒーチェリーになるが、イエローブルボンは黄色になる」とのことでした。
僕は、コーヒーの世界のごく一部しか知らなかったんですね。
今後、もっといろいろな豆を試してみたいと思いました。
「京都西陣アップス珈琲 東京・雪が谷大塚」は、大田区南雪谷2-2-13の"Wiz"の1階にあります。
定休日は水曜日だそうです。
店長さんが親切に相談にのってくれますので、コーヒー好きな方は是非、ご利用ください。
この記事の更新日:2018年8月12日 21:06 | コメント(0) | トラックバック(0)
讃岐うどん
先日、横浜・曙町のビリヤード場、「MECCA YOKOKAMA」にお邪魔しました。
でも、僕は一回も球を撞いていません。
ただ、うどんを食べるために行ってきたのです。
「MECCA YOKOHAMA」の2階エントランスの横に、バーカウンターがあります。
そこでは、本格的な讃岐うどんが提供されています。
JPBA=日本プロポケットビリヤード連盟の元東日本ブロック長・横田英樹プロが、うどんを作っているんです。
香川県出身の横田プロは、うどんに並々ならぬこだわりがあるようです。
番組で共演させて頂いていた頃、収録終わりで、都内各地の讃岐うどん店に調査に行かれていました。
そうした研究の成果が、しっかり味に現れていました。
まず、麺が違います。
歯ごたえ、喉越し、香り、旨味、どれを取っても一級品です。
さらに、出汁が美味い!
ぜひ、かけうどんで試してみてください。
トッピングのかき揚げも絶品でした。
これだけレベルの高い讃岐うどんは、関東では、滅多に食べられません。
それなのに、値段は立ち食い店とそんなに変わりません。
飲食だけの来店も歓迎とのことですので、ぜひ、うどんを食べに行ってみてはいかがでしょうか?
ポケットビリヤードテーブルが14台に、ダーツと卓球も備えていますので、横浜で遊びたい方にもおすすめです。
この記事の更新日:2018年8月10日 10:41 | コメント(0) | トラックバック(0)
満開
うちのテラスの百日紅が満開になっています。
満開を通り越して、ジャングルのように生い茂っています。
毎朝、脚の長い鮮やかな黄色の蜂が、蜜を採取しています。
猛暑に負けず、自然界は頑張っていますね。
僕は暑さを理由にして、このところ、動きの演技の稽古を怠っていました。
でも、百日紅や蜂を見習って頑張らなければ!
人間は、部屋に冷房をかけることができるんです。
今月中に、アートマイムの新作の大枠を作り上げるつもりです。
この記事の更新日:2018年8月 7日 09:22 | コメント(0) | トラックバック(0)
やり直し
次回本公演で上演する作品のセリフが、かなり頭に入ってきました。
それと同時に、演じる役柄の人間性が僕に降りてきます。
すると、セリフの細かいところに違和感を感じ始めるんです。
「このキャラクターだったら、そんなことは考えない」
「この人が、こんな言い回しをするはずがない」
「途中から、性格が微妙に変わっている」
などなど、台本を文字で読んでいる時には分からないズレが、猛烈に気になってしまうんです。
一度気になり始めると、もう駄目です。
看過することはできません。
脚本を書き直し、また暗記のやり直しです。
いつになったら覚えられるのでしょうか?
この記事の更新日:2018年8月 3日 08:56 | コメント(0) | トラックバック(0)
高額かき氷
先日、オジンオズボーンの単独ライブを見てきました。タイトルは「シャッフル男爵vsクライザー三世」です。途中休憩なしで約100分の公演でしたが、本当に素晴らしかった!基本的には漫才なのですが、そのバリエーションの多さには舌を巻きました。構成が緻密で、転換用の映像も短い中にきちんと意味を持っていて、効果を挙げていました。すべるギャグもあるのですが、それが伏線になって後で大きな笑いを生んだりするのです。企画、台本、パフォーマンス、会場でのホスピタリティ、どれを取ってみても完璧でした。演劇人は、こうしたレベルの高いお笑い芸人から、もっと学んだ方が良いと思います。
エンディング・トークは撮影が許可されていたので、写真を掲載しておきます。中央に写っているのは、ゲストのアクセルホッパーこと永井佑一郎さんです。
猛暑の中、劇場に向かう途中、甘味処でこんなディスプレーを見かけました。かき氷が1000円以上するなんて、さすが東京!
この記事の更新日:2018年7月27日 09:33 | コメント(0) | トラックバック(0)
80分がベスト
「演劇80分がベスト説」
スポーツ新聞のコラムに、こんな記事が掲載されていました。
演劇人を多く抱える舞台制作大手の社長さんが「客席数250規模の劇場では上演時間80分がベスト」と考えているという内容でした。
劇場内の飲食や、トイレへの出入りが自由な映画に比べると、演劇は肉体的負担が多いため、上演時間を短くすべきだという論です。
しかし、実際には3時間サイズの芝居が多く、4時間に迫るケースも少なくありません。
では、なぜ、演劇がこんなに長くなってしまうのでしょうか?
あくまで推測ですが、以下のような理由が考えられます。
「いろいろな要素を盛り込んで長くした方が観客が喜ぶ」と制作者が考えている!
他の劇団の公演を見て「3時間が標準だ」と思い込んでしまう!
チケット売りさばくために出演者を増やし、それぞれにもれなく見せ場を与えるため、長尺化する!
プランを立てずに思い付きで脚本を書き始めてしまい、収拾がつかなくなって、どんどん長くなる!
「質より量」といった考え方が演劇界を支配していて、それが芝居をいたずらに長くしているように思います。
皆さんはどちらのお店に行きたいですか?
「不味い料理を食べきれないほど大量に出すレストラン」と「美味しい料理を適量出すレストラン」!
僕自身の感覚からすれば「満腹にすらならないレストラン」の方が、より美味しさが増すように思います。
「もうちょっと食べたかったな...」という印象を与えるべきなんです。
つまり「上演時間80分がベスト」だとすれば、実際には、それよりもっと短い方が良いということです。
「ええ!もう終わり!もっと見たかったな...」という思いを、観客に持ち帰ってもらうことが重要です。
「いつまでやってんだ...」と思ったお客さんが、何度も時計で時間を確認するようでは大失敗です。
最近、僕は、公演を60分で設計するようにしています。
(実際にはロスタイムが発生するので、70分程度になってしまいますが...)
かなり短い方だと思いますが、お客様は口を揃えて「上演時間がちょうど良い」とおっしゃいます。
これは作品の出来云々より、同じ姿勢を続けられる時間の限界だと思うんです。
腰やお尻が痛くなってしまったら、どんなに素晴らしい作品でも集中できませんからね。
次に僕が目指すのは、さらに短い公演です。
上演時間が1分以内なのに、お客様が全員満足して帰る!
そんなクオリティの作品を生み出してみたいものです。
この記事の更新日:2018年7月21日 08:34 | コメント(0) | トラックバック(0)
進展なし
次回本公演に向けて、ひたすら、セリフを暗記しています。
しかし、記憶力が著しく低下しているせいか、全然、覚えられません。
この1週間で、進展はほとんどありませんでした。
残念...。
この記事の更新日:2018年7月14日 09:45 | コメント(0) | トラックバック(0)
次々回公演
次の次の公演の日時と場所が決まりました。
内容はこれから考えます。
来年前半は、公演活動で忙しくなりそうです。
この記事の更新日:2018年7月 8日 08:47 | コメント(0) | トラックバック(0)
暗記作業
次回本公演に向けて、ついに、セリフの暗記作業に入りました。
公演はかなり先になりますが、早めにセリフを覚えてしまいたいのです。
上演があまりに難しい作品のため、たっぷり稽古期間を取る必要があります。
また、記憶力が劣化してきていて、なかなか頭に入らないので時間が必要なのです。
原稿用紙1枚覚えるだけでも相当な努力が求められるので、ついつい心が折れそうになります。
でも、逃げずに取り組めば、必ず覚えられるものです。
焦らず、気長に向き合っていきたいと思っています。
この記事の更新日:2018年6月30日 10:05 | コメント(0) | トラックバック(0)
改訂作業
次回本公演で上演するセリフ劇の脚本の改訂作業を行っています。
脚本家の僕は「こうなったら良いだろうな」と思うことを、沢山盛り込んでしまいます。
当然、そのまま上演することはできません。
人間には絶対できないような演出ばかりですから、かなり修正しなければならないのです。
脚本は、執筆するより、修正する方が大変です。
ものすごく手間と時間が掛かります。
気長に取り組んでいきますね!
この記事の更新日:2018年6月23日 12:44 | コメント(0) | トラックバック(0)
契約
次回本公演を開催する劇場と、正式な契約を結びました。
これで、日程と会場は確定しました。
あとは、内容を詰めるのみ!
時間はたっぷりあるので、じっくり取り組んでいきたいと思っています。
この記事の更新日:2018年6月16日 08:19 | コメント(0) | トラックバック(0)
しまなみ海道
かなり前になりますが、"しまなみ海道"でサイクリングを楽しんできました。
サイクリストの聖地とされる"しまなみ海道"は、広島県尾道市と愛媛県今治市を7本の橋で結ぶ人気の観光スポットです。
景色、街並み、光、風、食、人柄、どれをとっても最高です!
橋を自転車で渡るにはかなりの体力が必要ですが、頑張る価値はあります。
機会があれば、是非!
この記事の更新日:2018年6月14日 09:32 | コメント(0) | トラックバック(0)
過去最高の難易度
次回本公演で上演するセリフ劇の脚本は、すでに完成しています。
とてつもなく演技が難しい作品になってしまいました。
難易度でいえば、過去最高です。
僕は、こんなとんでもないお芝居を、見たことも聞いたこともありません。
もちろん、ちゃんとしたストーリーはあります。
しかし、そんなものはどうでもよろしい!
「演技を見せるために、便宜上、物語を作りました」といった感じです。
この作品を完璧に上演できる人間はいるのでしょうか?
脚本を読み返すたびに、僕は戦慄を覚えます。
でも、怯んでいてはいけません。
少しでもこの作品の魅力をお伝えできるように、時間をかけて取り組んでいきたいと思っています。
この記事の更新日:2018年6月 9日 08:58 | コメント(0) | トラックバック(0)
シンプル
僕がこれまでに書いた100本近い脚本の特長は、"緻密さ"です。
凝りに凝った構成!
張りめぐらされた伏線!
衝撃のどんでん返し!
一字たりとも忽せにできないほどこだわって、完成度を求めてきました。
そうした緻密な作品は、見ている時は本当に面白いモノです。
しかし、構造が複雑すぎて、見終わった後、すぐに忘れ去られてしまうという欠点があるようです。
確かに、僕自身、過去に上演した作品の粗筋を話そうとしても、ややこしくて上手く説明できないことがあります。
緻密な作品は、エンタテインメントとしては上質でも、芸術性に欠ける可能性があります。
そこで、僕は現在、シンプルな作品作りを目指しています。
「単純であればあるほど良い」という感覚です。
ストーリーの面白さを求めるのではなく、シーンの美しさやインパクトを追求する作品を作りたいと思っています。
これまでとは発想を180度転換しなくてはならないので、本当に難しい!
ストーリー展開に頼るのは得意なので、ついつい、そっちに傾きそうになります。
しかし、それでは、自分の能力を高めることにつながりません。
気を引き締めて、シンプルさにこだわった作品を考えていくつもりです。
この記事の更新日:2018年6月 2日 08:28 | コメント(0) | トラックバック(0)
劇場難民
劇場が、全然、空いていません。
最近、閉館するところが増えているせいでしょうか?
どこも激混みです。
元々、都心部で劇場を押さえるのは大変だったのですが、ここ数年でさらに拍車がかかりました。
ことしの晩夏に次回公演を開催したかったのですが、とてもできそうにありません。
1年のスパンでは、劇場を確保できない時代に突入したようです。
「人気の劇場は3年前に予約しないダメ」という話を聞いたことがあります。
うちのような弱小劇団は出演者が直前まで確定しないので、なかなか事前に予約できません。
劇場難民となって、あちこちを放浪するしかなさそうです。
この記事の更新日:2018年5月26日 08:50 | コメント(0) | トラックバック(0)
夜遅い公演
最近、夜遅い時間に開演する公演が増えてきましたね。
そのおかげで、僕も時々、舞台を見ることが出来ます。
今から30年前には、18:30開演が一般的でした。
それがいつしか、19時が普通になり、今では20時以降も珍しくなくなってきました。
皆さんの終業時間が遅くなっている影響かもしれません。
また、時間の縛りのないスペースで公演を開催することが増えたのも一因だと思います。
(そういう会場の方が、いわゆる劇場より、レンタル費用が安いんです)
開演時間が遅い公演は、大概、上演時間が短いんです。
これは見る側からすれば、本当に有難いですね。
ダラダラ長いより、無駄を省いた濃密な作品の方が心に残るものですから。
ざっくりした印象で恐縮ですが、開演時間が遅めの公演は、実験的かつ挑戦的なものが多いように感じています。
娯楽を求める方には、不向きかもしれません。
でも、アート系の作品がお好きな方や、未知の世界を味わいたい方にはお勧めできます。
肌に合わなくて失敗することも多いと思いますが、それもまた思い出に残るものです。
(毒にも薬にもならない無難な舞台を見るより、意味があると思うのですが...)
しかも、遅い時間の公演は、料金が普通より少し安めだったりします。
舞台を選ぶ際、開演時間にも注目してみてはいかがでしょうか?
この記事の更新日:2018年5月19日 09:07 | コメント(0) | トラックバック(0)
自分の器
現在、必死になって、新作のアイディアを考えています。
具体的な上演予定は、今のところ、ありません。
しかし、いつ上演するかを決めずにさまざまな可能性を探るのは、クリエイターにとって非常に重要な作業だと思っています。
特定の条件下の上演を想定すると、作品は確実にスケールダウンします。
出来そうなことしか思い付かなくなるからです。
せめて脳内では、限界を遥かに超えていきたい!
そのためにも、常に作品のことを考え続けていかなくてはなりません。
自分の器は、自分で大きくするしかないのです。
この記事の更新日:2018年5月12日 12:06 | コメント(0) | トラックバック(0)
小さな会場
小さな公演ができる会場を探しています。
照明や音響の設備は完備していなくても構いません。
演技できるスペースと、客席さえ確保できれば十分です。
舞台の背景に余計なものが置いてなくて、変な匂いや雑音などがなければなお良いですね。
理想は、中に何もない直方体です。
しかし、そんな会場の方が、案外割高だったりするんです。
また、手頃なレンタル料のところはすでに予約がいっぱいで、なかなか空いていません。
首都圏には、本格的な公演にふさわしい劇場は沢山あります。
しかし、ちょっとした発表会や勉強会をやろうとするのは大変です。
結局、大掛かりな公演と同じぐらい、費用が掛かってしまいます。
劇団員のスキルを上げるための機会を作りたいと思っているのですが、会場の確保が難しくてままなりません。
貧乏劇団の座長としては、地道に探し続けるしかないですね。
どこか良いところがあれば、教えて下さい!
この記事の更新日:2018年5月 5日 08:44 | コメント(0) | トラックバック(0)
難しいことにチャレンジ
きのう、約3か月ぶりに「演劇基礎講座」を開催しました。
参加者は2名のみでしたが、お二人とも意識の高い人でしたので、あえて難しいことにチャレンジしてもらいました。
前半の1時間は、人前での緊張=いわゆる"あがる"状態の最大の要因を取り去る練習を行いました。
どなたでも、大勢の前で話すとき、体が硬直し、呼吸が苦しく、視野が狭まり、頭が真っ白になった経験があると思います。
その緊張を一瞬にして解除する方法の存在は、あまり知られていません。
一般的に「自信を持てば大丈夫!」とか「成功したシーンをイメージして!」という指導が行われていますが、それでは上手くいきません。
もっと本質的なところを変えていかなくてはならないのです。
ですから、そう簡単には体得できるものではありません。
きのう参加したお二人には、今後も、繰り返し練習して頂きたいですね。
後半の1時間は、長文読解に挑戦してもらいました。
全体の構成を考えてもらうことで、文章の真意をより深く理解し、音読する時に感情が自然に高まることを実感して頂きました。
これも、とんでもなく難しいパズルを解くような作業なので、とてつもない集中力が要求されます。
また、文法をきちんと理解し、長文の中に埋もれている鍵を握る単語を見つけ出すには、地道なトレーニングが必要です。
私たちは、毎日、さまざまな形でさまざまな文章に接します。
それらを、きのう学んだポイントを意識して丁寧に読んでいくことで、長文読解はみるみる上達していくはずです。
どちらも面白おかしいものではありませんが、日常生活の中でいくらでも練習できることです。
毎日をどう生きるかで、結果は大きく違ってきます。
自分のパーソナリティは、自分でプロデュースするものなのです。
この記事の更新日:2018年4月29日 09:02 | コメント(0) | トラックバック(0)
心を鬼に
新作脚本の第一稿を書き終えました。
なるべく短くするつもりだったのに、結局、原稿用紙50枚ほどになってしまいました。
まだ細かい演出を決めていませんので、それを書き加えると、多分80枚前後になると思います。
このままでは、また大長編になってしまいます。
思い切って、短くしなくては!
面白いシーンしかないので、心を鬼にしてカットせざるをません。
少し冷却期間をおいて、冷静に判断するつもりです。
この記事の更新日:2018年4月14日 08:20 | コメント(0) | トラックバック(0)
鋼のように
現在、新作の脚本を執筆中です。
活動が目立たない、最も地味な段階です。
外から見ると、止まっているかのように感じられるかもしれません。
実際、脚本を書く作業は、信じられないぐらい時間が掛かります。
お客様の中には「湧いて出てくるセリフを書き留めているだけ」と思っている方もいらっしゃいます。
しかし、現実は、そんな甘いものではありません。
(世の中には、スラスラ脚本を書き進められる天才もいらっしゃいますが、少なくとも僕は違います)
下っ腹に力を入れて、脂汗を垂らしながら、絞り出している感じです。
何度も何度も書き直しているのに、ちっとも良くなりません。
自分の無能さに、絶望的な気持ちになります。
書き進めているうちに、前進しているのか、後退しているのか、自分でも分からなくなります。
それでも挫けずに、原稿用紙やPCに向かう!
一文字も書けない日があったとしても、投げ出さずに作品に向かい続ける!
とにかく、気持ちが折れたら負けです!
「絶対に完成させる」という気概を持って戦い続けるしかないんです。
そこから立ち上がってきた作品は、鋼のように強いものになるのです。
この記事の更新日:2018年4月 7日 08:26 | コメント(0) | トラックバック(0)
声
今月3日の「星空の朗読会」では、不思議なことがありました。
僕が朗読している最中、何人かのお客さんが声を出すのです。
キャラクターを演じ分けると「うまっ!」
主人公の意外な行動に「うぉっ!」
クライマックス・シーンで「うわっ!」
物語に合わせて、客席から、押し殺したような歓声が上がりました。
また、朗読が終わった後、少し間を取ってから「ありがとうございました」とお礼を言っても、拍手が一切起こりませんでした。
来場した劇団員にその理由を訊くと「頭の中で物語の世界がまだ続いていて、終わったことに気が付かなかった」と言っていました。
こんな経験は初めてです。
それだけ、皆さんが、朗読に集中して下さっていたということだと思います。
本当にありがたいことです。
さらに充実した朗読をお届けできるよう、今後も努力していくつもりです。
この記事の更新日:2018年3月24日 08:43 | コメント(0) | トラックバック(0)
閉店
今年1月8日の「ぷにぷに!1/2成人式」は、元住吉の"ida cafe"をお借りして開催しました。
その"ida cafe"が、建て替えのため、4月末日をもって閉店する事になったそうです。
サイズが手ごろな上に、小綺麗で天井も高く、なによりレンタル料金が安いのが気に入っていただけに残念です。
"ぷにぷにパイレーツ"が利用した会場が、次々になくなっていきます。
常に、新たなスペースを探し続けなくてはならないようです。
この記事の更新日:2018年3月17日 09:04 | コメント(0) | トラックバック(0)
第38回公演に向けて
1月の「ぷにぷに!1/2成人式」!
2月のアートマイム!
3月の「星空の朗読会」!
先週末で、3か月連続の作品発表が終わりました。
これで、ことし前半の活動は一段落です。
ここからは、劇団の第38回公演に向けて、本格的な準備を進めていきたいと思っています。
具体的な時期は決めずに、良い作品が出来る目途がたった時点で、公演プランを練るつもりです。
いつになるかは分かりませんが、目標は年内の開催です。
気長にお待ち頂ければ、幸いです。
この記事の更新日:2018年3月10日 08:46 | コメント(0) | トラックバック(0)
星空の朗読会
きのう、「星空の朗読会」を終えました。
品川区立図書館が主催するもので、五反田文化センター・プラネタリウムが会場です。
毎年3月に開催され、満天の星空の下、日本文学の古典を朗読しています。
ことしは、新美南吉の作品から、僕が「おじいさんのランプ」、黒澤明子さんが「狐」を読みました。
「狐」には、山口美穂さんの篠笛も加わりました。
例年人気の企画ですが、ことしはとりわけ観覧希望が多かったらしく、かなりの数の人をお断りしたそうです。
演目が、親しみやすい有名な作品だったからでしょう。
お子様連れのご家族の姿が目につきました。
暗闇の中での朗読なので、お客さんの反応は良く分かりません。
しかし、終演後のロビーで、何人かの方が、僕に話しかけて下さいました。
皆さん、異口同音に「素敵でした!」とおっしゃっていました。
(毎年そうなのですが、「楽しかった」でも「面白かった」でもなく、「素敵でした」という表現をして下さるですよね)
なかには「すごく感動しました」と褒めて下さった方もいらっしゃいました。
新美南吉についての豆知識もご紹介したのですが、「それが良かった」と思われた方も少なくなかったようです。
まずは大成功と言って良いのではないでしょうか。
きのうは、品川ケーブルテレビの取材のカメラが入っていました。
品川区にお住いの方なら、朗読会の様子を見ることができるかもしれません。
よろしければ、ご覧くださいね。
この記事の更新日:2018年3月 4日 08:20 | コメント(0) | トラックバック(0)
ヴァリエーションズ
きのう、アートマイムの発表会が開かれました。
5人が作品を上演しましたが、いずれも本当にレベルが高い!
初めて作品を作ったという人も、素晴らしい世界観を描き切っていました。
ここまで粒ぞろいのマイム公演は、滅多にありません。
一瞬たりとも目が離せない、充実した内容でした。
僕は、「ヴァリエーションズ」という15分強の新作を上演しました。
恐らく誰もやったことのない、まったく新しい形のマイム作品です。
あまりに斬新なので、冒頭で呆気にとられた人もいたようです。
しかし、多くの方から「マイムに新たな可能性を切り開いた」という評価を頂戴しました。
まったくのオリジナルスタイルなので、今後どう発展させるのが正解なのか、分かりません。
また、マイム技術が高くないと成り立たないタイプの作品です。
いつの日か、皆さんにお目に掛けられるように、今後さらに磨きをかけていきたいと思っています。
この記事の更新日:2018年2月25日 08:36 | コメント(0) | トラックバック(0)
うっちゃりフェス
先週末、浅草・花やしき内のホールで行われた「うっちゃりフェス」というトークイベントに行ってきました。
僕が仕事でお世話になっているお笑いタレントの"瞬間メタル"と"みよこ"さんが主催しています。
2か月に1回、相撲好き芸人たちが集まって、現役の関取を迎えて大いに語る「うっちゃりトーク」の特別版です。
今回は4部構成で、13:00から20:30までの大イベントとなっていました。
第1部に正代関、第2部に豪風関がゲスト出演し、ここでなければ聞けないぶっちゃけトークを披露してくれました。
正代関が土俵際で粘らないのは、平和主義だから!
春場所で十両に陥落する、まもなく39歳の豪風関が現役続行宣言!
などなど、注目の発言が目白押し!
大いに楽しむことができました。
井筒部屋直伝のちゃんこ鍋も頂きましたよ!
次回は、いつもの「うっちゃりトーク」に戻って、春場所後に行われます。
相撲ファンの方は、是非、足をお運びください!
●大相撲トークライブ「瞬間メタルとみよこのうっちゃりトーク五十場所目」
3月31日(土) 開場18時30分 開演19時00分
チケット2000円(ワンドリンク+お土産付)
@浅草待合室
この記事の更新日:2018年2月21日 08:06 | コメント(0) | トラックバック(0)
心がけ
大学時代の友人が、先日、僕が主催する「演劇基礎講座」に参加してくれました。
彼は某地方都市の観光を演劇で活性化する取り組みを続けていて、すでに、かなりの成果を収めています。
観光のプロではあるのですが、演劇のことをあまり知らないため、自分でも演技を体験してみたいと思ったそうです。
僕の伝える内容は、彼がイメージする演劇とまったく違っていたのでしょう。
何度も口をあんぐり開けて、呆然としていました。
質問を繰り返し、詳細をメモしていました。
一度の受講でどれだけ理解できるかは分かりませんが、演技の底知れぬ難しさを味わってもらうことは出来たと思います。
彼は役者ではなく、脚本を担当しています。
しかし、「脚本を書くには演技のことを知っておいた方が良い」と考えたそうです。
立派な心がけです。
この記事の更新日:2018年2月18日 09:59 | コメント(0) | トラックバック(0)
作品テーマ
物語性の排除。
意味の剥奪。
有機的な演技による無機質。
現在、それらをテーマに、新作を考えているところです。
この記事の更新日:2018年2月11日 09:12 | コメント(0) | トラックバック(0)
毛穴から
舞台に立つとき、まずは透明な自分でありたいと思っています。
しかし、昨夜のアートマイムのクラスで、みんなから「常に強い光を放っている」と指摘されました。
そこで、体の光を消し、静謐な状態になるよう意識してみました。
自分としては、すべての動きが止まり、静けさを感じられるようになりました。
しかし、仲間の一人が、すかさずこんな忌憚のない意見を言ってくれました。
「表面上は静かだけど、すべての毛穴から鋭い光が漏れ出ていますよ」
まだまだ、完全に心のエンジンを切ることは出来ないようです。
修行の日々は続く...。
この記事の更新日:2018年2月 4日 07:55 | コメント(0) | トラックバック(0)
ブログの更新について
劇団の旗揚げから10年以上、毎日休みなくブログを更新してきました。
本日をもちまして、毎日更新するのはやめることにいたします。
そもそも、10年前にブログを始めたのは、皆さんに劇団について知ってもらうためです。
いわば、公演の宣伝のために、毎日時間をかけて文章を書き続けてきました。
しかし、このところ観客数は減少の一途を辿り、ブログの効果はまったく現れていません。
それどころか、公演に来場して下さる方のほとんどが、このブログを読んでいないのです。
むしろ、この文章のせいで、観客動員が減っているのかもしれません。
それ以前に、このブログを読んでいる人の数は少なく、反応もほとんど届きません。
あまり意味のないことを、わざわざ手間と時間をかけてやる必要はありません。
そこで、劇団旗揚げ10周年記念公演を終えたこのタイミングで、毎日ブログを更新するのをやめることにしました。
今後は、ブログを書くための時間を、作品の制作や稽古に使っていきたいと思っています。
とはいえ、発信しなければならない情報があれば、随時、掲載していきます。
気が向いたとき、時々チェックして頂ければ幸いです。
この記事の更新日:2018年1月28日 07:47 | コメント(0) | トラックバック(0)
稽古開始
「ぷにぷに!1/2成人式」を終えた翌日、僕は次の公演に向けた稽古を始めました。
毎朝、約25分の作品を練習しています。
また、2月下旬に発表する新しいマイム作品も作っています。
さらに、夏以降に上演を考えているセリフ劇の構成も考えているところです。
むしろ、「1/2成人式」を終えてからの方が忙しくなっています。
でも、それが良いのです。
のんびりなんかしていても、得るものはありません。
常に向上心を持って、さらなる高みを目指していきたいと思っています。
この記事の更新日:2018年1月27日 08:10 | コメント(0) | トラックバック(0)
10年を振り返る公演
「ぷにぷに!1/2成人式」は、劇団創立10周年を記念した公演でした。
これまでの10年を振り返る意味をこめて、比較的初期の作品を中心に再演してみました。
当時は、すべてのお客様が楽しめるように、分かりやすい作品作りを心がけていました。
また、結果が見えるように、観客から笑いや涙が出るような仕掛けをたくさん取り入れていました。
初演から8~9年たった今再演しても、会場は爆笑に包まれ、多くのお客様が涙を流されていました。
若書きのところが散見される作品ばかりでしたが、普遍的な力を持っていたことが確認できました。
しかし、今回の公演をもって、過去の10年間とは決別しようと思っています。
新たな10年に向けて進んでいくつもりです。
お客様に受ける作品を作るのではなく、演劇の新たな可能性を求めていきます。
より過激に!より斬新に!
観客動員はさらに減っていくかもしれませんが、そんなことはどうでもいい!
自分の能力を高め、領域を広げるために、努力を惜しまないつもりです。
この記事の更新日:2018年1月26日 08:01 | コメント(0) | トラックバック(0)
「赤毛のアン」舞台写真
「ぷにぷに!1/2成人式」のアンコールで上演した「赤毛のアン」の舞台写真です。
出演は、松本美由紀と塩沼千雅です。
この記事の更新日:2018年1月25日 07:34 | コメント(0) | トラックバック(0)
経験が生きた
「ぷにぷに!1/2成人式」は、劇団ぷにぷにパイレーツ創立10周年を記念する公演でした。
去年の梅雨どきに、創立記念日周辺の12月で会場を探しましたが、適当な会場がまったく空いていませんでした。
最近は劇場を確保するのが、本当に大変なんです。
なんとか今年の1月中に開催するため、レンタルスペースの"ida cafe"で開催する運びになりました。
("ida cafe"を予約したのは、去年の7月なんですよ)
劇場ではないので舞台はなく、出演者が姿を隠す袖もありません。
キャパも少なく、多くのお客様をお迎えすることもできません。
外光が差し込む明るい会場なので、照明効果はまったく使えません。
そこで、小さいけれど濃密な世界観の作品だけを集めてお届けすることにしました。
演出も繊細なものに変更して上演しました。
また、客席数が少ないので、上演時間を70分にして公演回数を3回に増やしました。
そのほか、さまざまな工夫を施した結果、ほぼすべてのお客様にご満足頂ける公演とすることができました。
やはり公演を行う上で最も大切なのは、コンセプト作りだということを再確認いたしました。
作品は公演の一要素に過ぎないのです。
旗揚げから10年間で計36回の公演を開催してきた経験が大いに生きたイベントだったと思います。
この記事の更新日:2018年1月25日 07:31 | コメント(0) | トラックバック(0)
「風船」舞台写真
「ぷにぷに!1/2成人式」で上演した「風船」の舞台写真です。
出演は石崎一気です。
この記事の更新日:2018年1月23日 07:46 | コメント(0) | トラックバック(0)
「運だめし」舞台写真
「ぷにぷに!1/2成人式」で上演した「運だめし」の舞台写真です。
出演は塩沼千雅です。
この記事の更新日:2018年1月22日 08:24 | コメント(0) | トラックバック(0)
「執行人」舞台写真
「ぷにぷに!1/2成人式」で上演した「執行人」の舞台写真です。
出演は松本美由紀です。
この記事の更新日:2018年1月21日 07:18 | コメント(0) | トラックバック(0)
「蝶」舞台写真
「ぷにぷに!1/2成人式」の冒頭で上演した「蝶」の舞台写真です。
出演は、塩沼千雅です。
この記事の更新日:2018年1月20日 08:02 | コメント(0) | トラックバック(0)
休む暇なし
「ぷにぷに!1/2成人式」の公演は終わりましたが、僕にゆっくりしている暇はありません。
すでに、次の予定が迫っています。
まだ情報公開が許されていないので詳細はお知らせできませんが、春に大きなイベントが待っています。
気持ちを切り替えて、創作や練習に取り組んでいきたいと思っています。
この記事の更新日:2018年1月19日 07:35 | コメント(0) | トラックバック(0)
「赤毛のアン」
「ぷにぷに!1/2成人式」のアンコールとして、「赤毛のアン」を上演しました。
この作品は、2009年6月の第6回公演「ぷにぷに号泣祭り」で初演されたものです。
笑って頂くためだけに作ったもので、本当に下らない作品です。
劇団創設当時は、こうしたナンセンス・コントを良く上演していたものです。
今回は、松本美由紀と塩沼千雅の2人が出演しました。
初めて女性が演じましたので、ラストを女性向けに変更しておきました。
さすがに、「赤毛のアン」は良く受けますね!
役者が登場するだけで、客席のクスクス笑いが止まらなくなります。
衝撃のどんでん返しでは、各回、大爆笑が巻き起こっていました。
この作品を上演するコツは2点!
恥ずかしいと思わないこと!
タイミングを合わせること!
それさえクリアできれば、絶対に受けます。
2度と再演することはないと思いますが、劇団創立10周年記念公演で皆様にお目に掛けることができて本当によかったです。
この記事の更新日:2018年1月18日 07:36 | コメント(0) | トラックバック(0)
ハンカチが動く
「ぷにぷに!1/2成人式」で、僕は「風船」という10分ほどの作品を上演しました。
本当に沢山の方に泣いて頂きました。
冒頭数分間はセリフがなく動きを見せるだけなのですが、そこでもう涙を拭いている方がいらっしゃいました。
無言のシーンが終わったあとの最初のセリフで、涙腺が決壊したお客様もいたそうです。
ラストの方では、客席のあちこちで、涙を拭くためのハンカチが動いているのが見えました。
脚本を書いたり、演出を決めたりするときには、お客様に感動して頂くことを想定しています。
しかし、一度演技の稽古を始めると、僕は役柄に入ってしまいます。
役の人物は他人に泣いてもらうために生きているわけではないので、なぜ観客が泣いているのか、不思議な気分になります。
公演が終わってから、「そういえば、お客さんが泣いていたな」と思い出して、ようやく手ごたえを感じる程度です。
今回、特に嬉しかったのは、セリフのないところで感動して頂いたことです。
むしろ、動きだけのパートの方が、お客様の心が動いていたようです。
作品を作る時、「観客を泣かせよう」として感動的なセリフを詰め込みがちになりますけど、それは逆効果になるということです。
いかにセリフを減らして、スペースを空けておくか?
いかに役の心情を的確に身体で表現するか?
その大切さを、あらためて学んだ上演となりました。
この記事の更新日:2018年1月17日 07:35 | コメント(0) | トラックバック(0)
演出家が客席にいる理由
「ぷにぷに!1/2成人式」で、僕は出番以外の時間は、ずっと客席にいました。
お客様の反応を、ごく間近で観察することができました。
今回、すごく勉強になりましたね。
舞台上で起こることと、観客の心理の関係性が良く分かりました。
どの瞬間にお客さんの心理が変わり、客席内でのシンクロニシティがいつ生じるのかなど、肌で感じることができました。
これは、今後の財産になります。
多くの演出家が、本番を客席の最後部でチェックするのは、そんな理由だったんですね。
でも、僕は、いつも制作も兼ねるので、なかなか客席にいることが出来ない...。
この記事の更新日:2018年1月16日 07:28 | コメント(0) | トラックバック(0)
松本美由紀は天才?
「ぷにぷに!1/2成人式」で「執行人」を上演した松本美由紀は天才かもしれません。
同じ作品でも、上演するたびに演技がまったく違うのです。
お客様の醸し出す雰囲気や反応によって、芝居がどんどん変わっていきます。
3回の公演の中でどんどんコツをつかんでいき、最後の回では物凄い芝居をやっていました。
クサいといえばクサいのですが、クサい芝居が出来るのは力がある証拠です。
観客をあっという間に自分の世界に引き込んでいき、笑いに結びつける手腕は見事なものでした。
今後は、この持ち味を消すことなく、演劇の本質的な部分を深めていってもらいたいと思っています。
また、松本は、公演の制作部門の能力も凄いんです。
決断力と行動力があって、どんな作業も面倒くさがらずに、率先して取り組みます。
"ぷにぷにパイレーツ"には、過去大勢の劇団員が去来しましたが、ここまで仕事が好きな人はいませんでした。
いまや、劇団には欠かせない人材です。
たとえ舞台に出演しなくても、公演には何らかの形で参加して貰いたいと思っています。
この記事の更新日:2018年1月15日 07:38 | コメント(0) | トラックバック(0)
脇坂君
「ぷにぷに!1/2成人式」のスタッフはたった1人!
脇坂浩司君です。
出演者3人と脇坂君だけで3回回しの公演が出来てしまうんですから、凄いでしょ?
脇坂君はプライベートが充実しているため、ここ2年ほど劇団の公演には出演していません。
しかし、何かあるたびに、お手伝いに来てくれます。
今回も、快く音響の仕事を引き受けてくれました。
バイト代が出るわけでもないのに、観客から拍手がもらえるわけでもないのに、真摯に取り組む脇坂君は本当にありがたい存在です。
でもきっと、脇坂君は舞台に出たいはずです。
今回のように場内が爆笑に包まれるところを目の当たりにしたら、彼の血が騒がないはずがない!
脇坂君のやる気が沸点に達した頃、公演を考えることにいたしましょう。
この記事の更新日:2018年1月14日 07:52 | コメント(0) | トラックバック(0)
打ち上げが苦手
「ぷにぷに!1/2成人式」の終演後、元住吉駅前の鳥専門店で打ち上げを行いました。
僕は、公演後の打ち上げが苦手です。
いつも盛り上がることが出来ず、大人しくなってしまいます。
僕が公演の全責任を負うため、終演後は気が抜けて、疲れ切ってしまっています。
また、座長として反省すべき点が多々あるので、はしゃぐ気になれません。
さらに、終わってしまった作品に対しダメ出ししても意味がないので、話題を思い付かないんですね。
そしてなんといっても、今後、同じ座組で同じ作品を稽古することがない淋しさに包まれてしまっているのが大きいですね。
「終わった」という解放感はなく、お別れ会のような感じになってしまうんです。
やはり、演劇人は、未来の公演に向かって前進しているときが一番幸せなのです。
この記事の更新日:2018年1月13日 08:48 | コメント(0) | トラックバック(0)
小さな空間
「ぷにぷに!1/2成人式」は、元住吉の"ida cafe"というレンタルスペースでの開催でした。
小さな空間なので、役者と観客の距離がとても近い!
「迫力を感じた」「細かいところまで見ることができた」と、多くのお客様が喜んで下さいました。
一方、「作品の世界観に対して空間が小さい」「会場の大きさに対して演技の情報が過多」という意見もありました。
そもそも僕は大きな空間で演技をするのが好きで、脚本や演出も舞台面が広い設定で作り上げています。
今回の公演の作品はすべて再演で、"ida cafe"向けに作ったものではないので、狭苦しく感じた面があったのかもしれません。
ただ、"ida cafe"は天井がとても高いので、風船を空に飛ばす「風船」という作品にはピッタリでした。
あらためて、演劇公演における会場選びの重要性を感じさせて頂きました。
この記事の更新日:2018年1月12日 07:39 | コメント(0) | トラックバック(0)
塩沼千雅の成長
「ぷにぷに!1/2成人式」を通して、塩沼千雅は大きな成長を遂げました。
去年9月の初期の稽古では、心を開いて感情を表現することが、あまり上手くできませんでした。
出来ないというより、心の動きを見せることに抵抗があったように思います。
しかし、徐々に僕の考え方を理解してくれて、心が動くようになっていきました。
心が動くからセリフを言う!
心が動くから体も動く!
ここにきて、そんな感覚をようやく分かってくれたようです。
本番では、素晴らしい演技を見せてくれました。
ここからが一気に伸びるときなのですが、公演が終わってしまって残念です。
でも、実は、公演準備をしていない時の稽古の方が重要です。
基本の練習をどれだけ繰り返せるかで、成長の度合いは違ってきます。
今回の公演で学んだことを、ぜひ、今後に生かしてもらいたいと思っています。
この記事の更新日:2018年1月11日 07:29 | コメント(0) | トラックバック(0)
「ぷにぷに!1/2成人式」の一日を振り返る
第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」を開催した1月8日を振り返ります。
本番当日、塩沼千雅、松本美由紀、そして僕の出演者3人は、朝9時に"ida cafe"に集合しました。
すぐに、会場の設営にあたりました。
普段はカフェとして営業している場所をどのように劇場に変えれば良いのか、試行錯誤しながら決めていきました。
こんな時、松本は高い能力を発揮します。
どんどんアイディアを出し、テキパキと動きます。
また、いろんなことに良く気付くんです。
一人で数人分の仕事をこなしていたのではないでしょうか?
あっという間に、会場の設営は終わりました。
やがて、音響担当の脇坂浩司が現れました。
早速、場当たりや、きっかけのチェックを行いました。
派手な演出はないので、これも順調に進みました。
軽く昼食を摂ることにしましたが、用意した"イクミママのどうぶつドーナツ"が大人気!
"だるまワンコ"にするか、"ぽんぽこ"にするか、"パンダさん"にするか、みんな真剣に悩んでいました。
たちまち、初回公演の開場時間の11:30が訪れ、あとは怒涛の3回公演!
ほぼ休みなしに、走り抜けていきました。
なにせ終演した10分後に、次の回の開場時間が訪れるのです。
ゆっくりしている暇は、一切ありませんでした。
開演時間を決めたのは誰だ?
17:30に最後の送賓を終え、一気に片付けに突入!
カフェの形に復帰させ、18:20に"ida cafe"を退出しました。
打ち上げは、出演者3人と脇坂君の4人で元住吉駅前の居酒屋で開催しました。
公演の打ち上げは解散式みたいなものなので、なんとも寂しいものです。
4か月間に渡った稽古を振り返るとともに、各自の今後の課題について話し合いました。
今回の経験を、是非、役立ててもらいたいと思っています。
この記事の更新日:2018年1月10日 07:53 | コメント(0) | トラックバック(0)
「ぷにぷに!1/2成人式」大成功!
きのう、無事、第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」を終えました。
おかげさまで、12時、14時、16時とも満員となり、大変な盛り上がりとなりました。
各回とも良いお客様ばかりで、上演しやすい雰囲気を作って下さいました。
コントでは大爆笑が巻き起こり、ヒューマンドラマでは多くの方が涙を流していらっしゃいました。
お客様にのせられて役者たちはどんどんテンションが上がっていき、稽古場では見せたことがないほどの熱演となっていました。
あらためて、演劇はお客様が作るものだということを実感しました。
ほとんどの方が、アンケートに「また見たい」と書いて下さったのも、大きな励みとなっています。
雨の中、わざわざ会場まで足を運んで下さった皆様!本当にありがとうございました。
今後とも、よろしくお願いします!
この記事の更新日:2018年1月 9日 08:50 | コメント(0) | トラックバック(0)
本日「ぷにぷに!1/2成人式」開催
本日、劇団ぷにぷにパイレーツ第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」を開催します。
約4か月に渡って緻密な稽古を行ってきましたので、なかなかの完成度になっています。
きのうの最後の稽古で、さらに深みが増しました。
全作品、お話も面白く、また分かりやすいので、どなたにでも十分お楽しみ頂けるはずです。
3連休の最終日、リラックスしてお楽しみ頂ければ幸いです。
会場は"ida cafe"ですが、ドリンクやフードは販売しておりません。
でも、持ち込みは自由ですので、各自でご用意下さいね。
なお、本公演はすでに全席完売となっているため、当日券はお出しできません。
ご了承下さい。
では、元住吉の"ida cafe"でお待ちしています!
●劇団創立10周年記念公演「ぷにぷに!1/2成人式」
日にち:2018年1月8日(成人の日)
開演時間:12:00、14:00、16:00(全3回)
開場時間:開演の30分前
上演時間:約70分を予定
会場:"ida cafe"
〒211-0034 川崎市中原区井田中ノ町33-9
東急・東横線・元住吉駅の西口エスカレーターを下りて左折。
ブレーメン通りを10分ほど直進。
"川崎市民クラブ"の角を左折。
川崎市立井田小学校・正門前。
作・演出:石崎一気
出演:松本美由紀、塩沼千雅、石崎一気
上演作品:「蝶」「執行人」「運だめし」「風船」ほか
この記事の更新日:2018年1月 8日 06:44 | コメント(0) | トラックバック(0)
あす「ぷにぷに!1/2成人式」開催
いよいよ明日(8日)、第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」を開催します。
それに向けて、きょうは最後の稽古を行います。
さすがに、きょうは、ダメ出しをしないつもりです。
いまさら細かいことを言っても、混乱するだけですから...。
その代わり、全作品を通しでやって、出演者たちに本番の雰囲気をつかんでもらおうと思っています。
着替えやスタンバイするタイミングなどを事前にイメージしておくのは、大事なことです。
また、本意気で演技をすると、衣装が乱れたり、眼鏡やカツラが取れたりしがちです。
その辺も、きちんとチェックしていきたいですね。
また、きょうは、制作面の最終の準備も行わなくてはなりません。
予約されたお客様のリストを作るほか、受付周りの様々なものを整えておく必要があります。
なんだか、やるべきことが沢山ありますね。
早速、取り掛かります!
この記事の更新日:2018年1月 7日 08:30 | コメント(0) | トラックバック(0)
どうぶつドーナツ
あさって・8日の第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」は、"ida cafe"というレンタルスペースで開催します。
東横線・元住吉駅から"ida cafe"に向かう途中に、"イクミママのどうぶつドーナツ"の本店があります。
穴の開いたいわゆるドーナツに、可愛い動物の顔が描かれていて、人気となっているお店です。
『ミケ』『こぶた』『タイガー』『ぱんだ』などが定番です。
先月は、『トナカイ』『サンタ帽付どうぶつ』『リース白・緑』といったクリスマス仕様のものも店頭に並んでいました。
材料は、全国各地からこだわりのものだけを取り寄せているとのことなので、お値段はちょっと高くて1個300円以上します。
でも、せっかく元住吉まで足を運ばれるのなら、この機会にぜひ、どうぶつドーナッツを味わってみてください。
ちなみに、8日は、普段買えない商品が販売されるようです。
『だるまワンコ』『みかんミケ』『ぽんぽこ』が店頭に並びます。
ただし、手作りなので、同じ『こぶた』でも、ひとつひとつ顔が違います。
買うとき、お店の人に「お好きな顔をお選び下さい」と言われてしまいます。
それが、ちょっと恥ずかしい...。
この記事の更新日:2018年1月 6日 08:07 | コメント(0) | トラックバック(0)
4か月
8日(成人の日)に、劇団創立10周年記念公演「ぷにぷに!1/2成人式」を開催します。
この公演に向けて、去年9月から稽古を始め、4か月に渡って準備を進めてきました。
小劇場劇団としては異例の長さです。
しかし、最近、劇団員たちから「時間が足りない!」「あと半年稽古したい!」といった声が挙がっています。
これは実に良いことで、向上心を持てるようになった証拠だと思っています。
実際、出演者の松本美由紀、塩沼千雅ともに、この4か月間で相当に上達しました。
まだまだ未熟な点はいっぱいありますが、初期の稽古と比べれば格段の進歩です。
過去、僕の厳しい演出に心が折れて稽古に来られなくなった劇団員が沢山いましたが、この2人は喰らい付いてきました。
普段から、相当、努力しているのだと思います。
「ぷにぷに!1/2成人式」の舞台をご覧になれば、松本、塩沼の気迫が伝わってくるはずです。
わずか70分ほどの公演ですが、ご覧になればグッタリ疲れるぐらい密度が濃くなっています。
ご予約頂いた皆様!ご期待下さい!
この記事の更新日:2018年1月 5日 07:27 | コメント(0) | トラックバック(0)
暖かい衣装
1月8日の第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」に向けて、準備を進めています。
しかし、まだ決まっていないことが...。
僕が本番で着用する衣装について考えることを忘れていました。
何を着ても問題ない作品だけに、逆に、迷ってしまいます。
衣装として羽織るものは買ったのですが、中に着るものとズボンはまだ決定していません。
ただ一つ気にしなければいけないのは、暖かい服装にすること!
僕は、暑さには結構強いのですが、極端に寒がりです。
今回上演する「風船」は、激しい動きがありません。
上演時間も10分弱なので、待っている時間の方が遥かに長いのです。
特に、下半身を冷やさないようにしなくては!
もちろん客席は暖房で暖かいのですが、僕は制作スタッフとして屋外など寒いところに出る機会が多いのです。
モコモコせずに暖かい衣装を検討していきたいと思います。
この記事の更新日:2018年1月 4日 07:39 | コメント(0) | トラックバック(0)
"ida cafe"への道順
今月8日(成人の日)に開催する「ぷにぷに!1/2成人式」の会場は"ida cafe"です。
住所でいいますと、神奈川県川崎市中原区井田中ノ町33‐9になります。
皆さん、初めて訪れる場所でしょうから、具体的な道順をご紹介しましょう。
まず、東急東横線の元住吉駅で下車して下さい。
改札を出て左側に進むと、西口エスカレーターがあります。
そのエスカレーターで下りて、下の道"ブレーメン通り"を左の方に進みます。
"ブレーメン通り"を真っ直ぐ10分ほど歩くと、左側に"川崎市民クラブ"があります。
その角を左折すると、"川崎市立井田小学校"の正門が見えます。
正門の手前の左側に、"ida cafe"があります。
活気あふれる商店街"ブレーメン通り"から左に曲がってすぐなので、間違えることはないと思います。
ただ、10分も真っ直ぐ歩き続けるので、途中で不安になったり、"川崎市民クラブ"を見落としたりする可能性があります。
左側に"有田こどもクリニック"と"秋山薬局"が見えたら、次の角だと思って下さい。
ここまで、"右"という文字は1回も登場していません。
ポイントは"左"です"
寒い時期ですし、10分も歩くことになります。
ぜひ、暖かくしてお出かけ下さい。
皆様のご来場を、心よりお待ちしています!
この記事の更新日:2018年1月 3日 08:00 | コメント(0) | トラックバック(0)
意識の差
「意識の差が結果の差、目標あって結果あり」
これは、リオ五輪・レスリング女子フリースタイル48キロ級の金メダリスト・登坂絵莉選手の座右の銘だそうです。
登坂さんが小学校の卒業文集で書いた作文のタイトルは「目標あって結果あり」!
なんと意識の高い小学生でしょう!
しかし、子供の頃の登坂選手が、そんなことを一人で気付くはずがありません。
お父さんの修さんの影響のようです。
修さんが営業を担当していた時、ライバル社の優秀な営業部員に、こんなことを言われました。
「流れ星に願い事をすると、なぜかなうか分かるか?1秒くらいの間に願い事をするには、常にその事を強く意識していないとできないだろ?」
ですから、初詣に行って絵馬に願い事を書いたりするのは良いことなのです。
僕も、ことしは高い意識と目標を持って頑張っていきたいと思っています。
この記事の更新日:2018年1月 2日 07:44 | コメント(0) | トラックバック(0)
2018年の抱負
明けましておめでとうございます。
新しい年、2018年が訪れました。
本年もよろしくお願いします。
先月、劇団ぷにぷにパイレーツは、創立10周年を迎えました。
大きな節目となることし、劇団の方向性を大きく転換しようと思っています。
これまでの10年間は、基本的に拡大路線で考えてきました。
なるべく、公演回数、上演作品数を多くする!
劇団員やスタッフ、観客動員の数を増やす!
すべてにおいて、規模を大きくすることをベースに、活動を続けてきました。
確かに、僅か10年の間に35回の公演を開催し、133本の作品を上演できました。
1年に1回公演を実施できる小劇場劇団さえ少ない中、これは驚異的なペースです。
僕がコントロールできる部分に関しては、十分な成果を収めたと思っています。
しかし、観客動員は一向に伸びないばかりか、このところ減少の一途を辿っています。
また、劇団員もほとんど定着せず、ここ数年、すべての公演に参加・協力してくれているのは、僕を除けばたった一人だけです。
残念ながら、拡大路線は失敗に終わったようです。
そこで、劇団ぷにぷにパイレーツは、ことしからミニマム路線を歩むことにしました。
公演回数をグッと減らして、本当に質の高い作品だけを上演する!
動員を一切気にせず、自分がやりたいことだけを追求する!
真摯に演劇に取り組む人だけを劇団員として採用する!
「量より質」を求めて、さらにストイックに!
世間から注目されなくても構いません。
僕の作品を心から愛して下さる方のためだけに、演劇活動を行っていきます。
今月8日の第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」が、従来路線に則った最後の公演になります。
今回は、劇団創立当初の作品を中心に構成しました。
非常に分かりやすいので、シンプルに笑ったり泣いたりできると思います。
すでに全席完売となっていますが、ご予約頂いた皆様にはきっとご満足頂けるはずです。
どうぞ、ご期待下さい!
この記事の更新日:2018年1月 1日 07:23 | コメント(0) | トラックバック(0)
2017年の"ぷにぷにパイレーツ"
2017年、"劇団ぷにぷにパイレーツ"は、全3回の公演を実施しました。
①第33回公演「星空の朗読会」3月4日(土) 出演:石崎一気
②第34回公演「虫干しの会」3月19日(日) 出演:松本美由紀、緒方朋恵
⑤第35回公演「夢のあとに」8月20日(日) 出演:石崎一気
公演回数は、例年よりちょっと少なめです。
僕の単独公演を開催すると、その準備にすごく時間がかかってしまうため、回数が減ってしまうんです。
その分、「夢のあとに」は、本当に高い評価を頂戴しました。
過去最高といっても間違いないぐらい好評でした。
自分でも、去年の「天使の組曲」の公演とは別次元に行けたように感じています。
約半年の準備と稽古を経て、これまでとはまったく違った表現方法を手に入れました。
僕だけのオリジナルスタイルを構築できたように思います。
ここからが本当のスタートという感じがします。
さらに芸術に特化した作品を作りたくて、うずうずしています。
公演回数もそうですが、ことしは、いろいろなものが減ってしまいました。
観客動員は激減!
惨憺たる興行成績に終わってしまいました。
また、これまで公演に参加していた劇団員が離れていき、参加メンバーの数も減ってしまいました。
これは本人の自由ですから止めようがありません。
新規で参加を希望する人も現れませんので、劇団としては規模の縮小を余儀なくされています。
ことしは、質は大いに向上したけれども、様々な面で量が減ってしまった一年だったと言えると思います。
それも良いではありませんか!
恐らく来年も、ことしと同様の方向で進んでいくことになります。
意識の高いお客様をお迎えして、意識の高いメンバーとだけ、公演を開催していくつもりです。
とにかく質にこだわって、作品作りに邁進していきたいと思っています。
この記事の更新日:2017年12月31日 06:13 | コメント(0) | トラックバック(0)
劇団忘年会&視察
来月8日(成人の日)に開催する「ぷにぷに!1/2成人式」の会場は、元住吉の"ida cafe"です。
昨夜、会場の最終視察と劇団の忘年会を兼ねて、"ida cafe"に行ってきました。
とはいえ、塩沼千雅が仕事の都合で参加できなかったので、集まったのは僕と松本美由紀の2人だけ!
忘年会の雰囲気はまったくなく、ほぼ会場のセッティングの話をしておりました。
前回、"ida cafe"を訪れたのは7月です。
その時とは店内の配置が微妙に変わっていたので、演出をちょっとだけ変更しなくてはならないことが分かりました。
また、イメージより奥行きがあり、横幅が短かいことを確認できたのも大きかったですね。
カフェを管理している方とお話できたのも良かったです。
新たに準備すべきことも見つかりましたし、有意義な視察となりました。
きのう、たまたま、"ida cafe"で、永瀬晋さんのアコースティック・ライブが開かれました。
元住吉を地元とする超絶技巧のギタリストです。
せっかくですから拝聴しましたが、物凄かったです。
とんでもない速弾きです。
「たった一人で、これだけの世界を描き切れるんだ」と驚いてしまいました。
また、ブルース・ハープ(ハーモニカ)&ギターのGenさんも出演されましたが、滅茶苦茶カッコいい!
ハーモニカとギターでまったく違うリズムやメロディを演奏するなんて、頭の中はどうなっているのでしょう?
本当にカッコよかった!
お二人とも、ライブ活動を行うだけでなく、元住吉の"Souleave Music School"で教えていらっしゃるそうです。
僕がもう少し若かったら、習いに行ったかもしれないぐらい良かったです。
年の瀬に素晴らしい演奏を聞くことができて、幸せでした。
僕たちも、彼らに負けないように、素晴らしい舞台を作り上げなくてはならないと思いました。
この記事の更新日:2017年12月30日 08:26 | コメント(0) | トラックバック(0)
詩人
詩人は「言葉を紡ぐ人」と思われています。
しかし、詩人のヨシフ・ブリツキーは、「言葉を削る人」と定義しています。
削って削って、残された言葉はリズムも香りも内容も素晴らしい!
それが詩人の仕事だとしています。
僕は、劇作家や演出家も同様だと思っています。
セリフも動きも、セットも大道具も小道具も衣装も、音響も照明も削りに削っていく。
それでも残ってしまうものだけを採用すべきです。
装飾が目につくのではなく、本質のみが心に染み入る。
そんな舞台を目指したいですね。
この記事の更新日:2017年12月29日 07:32 | コメント(0) | トラックバック(0)
アンコール
来年1月8日(成人の日)の第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」では、4本の作品を上演する予定です。
抒情劇「蝶」、社会風刺コント「執行人」、ダーク・ファンタジー「運だめし」、パントマイム劇「風船」の順にご覧いただきます。
ただし、もしお客様からのご要望があれば、アンコールとしてごく短いコントを上演させて頂きます。
アンコール・コントは毎公演大好評で、必ず爆笑が巻き起こっています。
よろしければ、終演後、暖かい拍手をお願いします。
この記事の更新日:2017年12月28日 08:04 | コメント(0) | トラックバック(0)
全席完売
おかげさまで、第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」のチケットは、すべて完売となりました。
12時、14時、16時、いずれの回も満員です。
本番2週間前に予約でいっぱいになるなんて、異例のことです。
ご予約下さった皆様には、本当に感謝しております。
大勢のお客様にご満足頂けるよう、ますます努力していかなくてはなりません。
これから年末年始を挟みますが、そんなことは関係ありません。
稽古に励んでいきたいと思っています。
この記事の更新日:2017年12月27日 07:30 | コメント(0) | トラックバック(0)
クリスマス・プレゼント
きのうはクリスマスでした。
渋谷の街は大混雑!
歩道を歩くことができないぐらい、カップルであふれかえっていました。
かつてはクリスマス・イブが終われば日常に戻っていましたが、最近は25日も賑わうんですね。
さて、事前に注文していた自分へのクリスマス・プレゼントが、きのう届きました。
僕が最も好きなチェロ奏者、ミッシャ・マイスキーの11枚組のCDボックスセットです。
バッハの無伴奏チェロ組曲。
サンサーンス、ショスタコーヴィッチ、ドボルザークらのチェロ協奏曲。
フランスやロシアの作曲家の小品等が収録されています。
早速、エルガーのチェロ協奏曲を聞いてみましたが、物凄い!
なんという圧力!
充満する気迫!
これぞ絶唱!
ミッシャの内的世界が、宇宙の中心にあるといった感じです。
こんなスケール感のある作品を、僕も作ってみたい!
おおまかな方向性としてはそちらに進んではいるのですが、まだまだ甘いです。
ミッシャの演奏を聞き込んで、一歩でも近づけるように頑張ります!
クリスマスっぽいことと言えば、先週末、Bリーグの川崎対大阪の試合を取材に行ってきました。
チアだけでなく、川崎の選手もサンタの帽子や白いひげをつけたりして、ファンサービスに努めていました。
人気獲得のためにチームをあげて頑張っているんですね。
観客の多くも、チームの呼びかけに応じて、サンタの帽子をかぶって来場していました。
まだ2シーズン目のBリーグではありますが、着実に地域の文化として定着しつつあります。
なお、おとといの稽古の際、劇団員からクリスマス・プレゼントとして、靴下を頂戴しました。
ありがたいことです。
代わりに、僕からは、厳しいダメ出しのプレゼントを贈っておきました。
この記事の更新日:2017年12月26日 07:27 | コメント(0) | トラックバック(0)
残り1席
きのう、第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」のことし最後の稽古を行いました。
出演する塩沼千雅、松本美由紀ともに、この1週間で、劇的に向上していたのでビックリしました。
自主稽古を良くやっていることが分かります。
とはいえ、修正すべき点はまだまだあります。
そのうち、本番までの2週間で改善できそうなところを選んで、きのうは稽古しました。
ダメ出しの効果は絶大です。
僕がアドバイスしたところは、みちがえるように良くなります。
演じている役の人物が躍動し、エネルギーに満ち溢れ、場の空気が一変します。
分かりやすくいえば、そのパートだけ群を抜いて面白くなるのです。
稽古時間は限られているので、すべての部分を丁寧にやるわけにはいきません。
塩沼も松本も、きのう稽古して実感したことを、作品の全編通して実践できるように練習して頂きたいですね。
さて、「ぷにぷに!1/2成人式」のご予約が好調で、いよいよ残り席が少なくなりました。
12時と14時の回は、すでに完売!
16時の回は、残り1席となりました。
早い者勝ちですので、観劇ご希望の方はお急ぎください!
この記事の更新日:2017年12月25日 07:40 | コメント(0) | トラックバック(0)
「風船」のご紹介
第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」のラストで僕が上演する「風船」についてご紹介します。
「風船」の初演は、2009年12月に行われた第8回公演「ぷにぷに冬のパン祭り」です。
このときは、"ぷにぷにパイレーツ"の全8公演にご来場下さった2人のお客様に、白いお皿をプレゼントさせて頂きました。
まだ、お客様に喜んで頂くことを主目的に、公演を行っていたんですね。
「風船」も、まさに、お客様ファーストで作った作品です。
最近は芸術性をメインに作品作りをしていますので、逆に新鮮な感じがします。
でも、「ぷにぷに!1/2成人式」には、演劇にあまり馴染みのない方が大勢来場される予定です。
「風船」のような抒情的な作品は、きっと喜んで頂けることと思います。
上演時間もちょうど10分と、非常に見やすいものです。
8年ぶりの上演を、お見逃しのないように!
この記事の更新日:2017年12月24日 07:35 | コメント(0) | トラックバック(0)
客観視
来月8日の第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」の残り席が僅かになりました。
12時の回が2席。
14時と16時は1席のみとなっています。
観劇ご希望の方は、ご予約をお急ぎ下さい!
さて、きのう、スポーツ新聞で良い話を読みました。
西武ライオンズの菊池雄星投手が、昨オフ、個人トレーナーから「薔薇って漢字知ってる?」と訊かれました。
「知ってる」と答えたら、「書いてみて」と言われ、菊池投手は書けなかったんです。
「自分の中で知っていると思っていても、書けないのであれば知らないのと同じ。投球も、なぜその球がそこにいったのかを説明できなければ、技術とは言えない。そのために必要なのは、いかに自分を客観視できるか。今年はそれをテーマに置いてやってきました」と語っています。
その結果が、今季16勝6敗、防御率1.97。
まさに、日本を代表する投手になりました。
演劇でも、同様のことが言えますね。
観客から演技が好評だった時、「なぜ感動を呼んだのか」を自分できちんと説明できなければ、それは単なる偶然に過ぎないのです。
何度でも再現できる技術を身につけなくてはなりません。
いかに自分を客観視できるか?
すべては、それにかかっています。
この記事の更新日:2017年12月23日 07:45 | コメント(0) | トラックバック(0)
準備が本格化
来月8日(成人の日)の「ぷにぷに!1/2成人式」に向けた準備が本格化してきました。
まず、会場でお客様にお配りするパンフレットの原稿を書き上げました。
また、お客様にご記入頂くアンケート用紙も作りました。
あとは、来場される人数に応じて、印刷をするだけです。
劇団を旗揚げして10年になりますが、こうした準備にはなかなか慣れませんね。
いつも、何かを忘れているような気がします。
出来れば僕は作品作りだけに集中したいのですが、相応しい人材がいないので仕方ありません。
制作業務に、丁寧に向き合っていきますね。
この記事の更新日:2017年12月22日 07:35 | コメント(0) | トラックバック(0)
長尺化
劇団ぷにぷにパイレーツの10年の歴史を振り返って、面白いことに気が付きました。
年々、作品が長尺化しているんですね。
初期の公演では、一度に5~6本の作品を上演していました。
一番多い時は、1公演で9本の新作短編を発表しています。
長い作品でも20分程度。
短い作品は5分ぐらいでした。
それが、今では、1公演3本がスタンダードになりました。
1本あたりの上演時間も長くなり、40分を超えるものも少なくありません。
最も長かったのは、第16回公演「ぷにぷに!愛の劇場」で上演した「貝殻」で、50分も掛かっていました。
いくらなんでも、長すぎますね。
最近は、作品を短めにまとめるように意識しています。
無駄を徹底的に排除して、必要なことだけで作品を構成することを重視しています。
目標は、60秒の作品を1本上演しただけなのに、お客さんが全員満足して帰っていくことです。
この記事の更新日:2017年12月21日 07:37 | コメント(0) | トラックバック(0)
とんでもなく難しい
劇団ぷにぷにパイレーツの10年間を振り返っていて、面白いことに気付きました。
初期の作品は、物語を上手く伝えるために、演出や演技を考えていました。
しかし、最近の作品は、演出や演技を見せるために、物語を作り出しているのです。
ですから、時代が後になればなるほど、上演が難しくなっています。
8月の公演「夢のあとに」の作品なんて、「一体、誰が演じられるんだ?」というぐらい難易度が上がっています。
来年1月8日に開催する「ぷにぷに!1/2成人式」で上演するうち、「運だめし」は比較的最近の作品です。
ストーリーは分かりやすく、大きなどんでん返しもあり、とても面白いと思います。
しかし、演技がとんでもなく難しいんです。
登場の仕方からして、信じられない難易度です。
続いて舞台ツラを移動するのですが、それがありえないぐらい難しい!
それ以降は、頭と体がバラバラになるほど厳しいものとなっています。
でも、ご覧になっている方には、「難しそうにやっている」と思われたくはないですよね。
自然に、カッコよく、エネルギッシュに、かつ軽快に演じたいものです。
上演時間は10分強ですが、一度やったらクタクタになってしまうはずです。
役者にとって、本当にやりがいのある作品です。
今回上演する塩沼千雅は四苦八苦していますが、気合いを入れて取り組んでもらいたいですね。
この記事の更新日:2017年12月20日 07:27 | コメント(0) | トラックバック(0)
動員の歴史
劇団ぷにぷにパイレーツでは、旗揚げからの10年間で、35回の公演を行ってきました。
その間、着実に観客数が減っていき、今年8月の第35回公演「夢のあとに」では惨憺たる結果となってしまいました。
そこで、過去の公演を、動員面から、改めて振り返ってみました。
旗揚げ公演から第10回公演までは、毎回、客席は超満員でした。
早々に予約で満席になり、座席を追加するのに苦労するほどでした。
当日、予約を入れていない人が沢山来場されて、仕方なく舞台にお客さんを上げてご覧頂いたこともあります。
アンケートも、「座席がきつい」「お尻が痛い」といった内容が大半でした。
第11回公演から第20回公演の辺りは、少し大きめの会場を使うようにしたせいか、ちょうど満員ぐらいの動員になりました。
しかし、公演のコンセプトによって観客数が大きく変動するようになり、すいている回も生じるようになってきました。
ただ、アンケートに、「混み過ぎていて辛い」という批判は見受けられなくなりました。
問題は、第21回公演以降です。
客席がガラガラなのが標準になり、毎度大きな赤字が発生するようになりました。
ひどい時には、お客さんが一人だけということもありました。
最近はお客さんが少ないのに慣れてしまって、もはや何も感じなくなってしまいました。
なぜ、このように、観客が減少していったのか?
答えははっきりしています。
お客様に受ける作品作りを、徐々に、やめていったからです。
軽く笑えて誰にでも楽しめるコントを上演せず、芸術性の高い難解なモノにシフトしていったんですね。
意識の高い人からは熱烈な支持を受けますが、週末の娯楽として来場される方にご満足頂けなくなったんです。
また、快適な上演環境を求めて、劇団の活動エリアを神奈川に移したのも大きかったかもしれません。
東京都内で公演を行っていた頃の、約半分に観客が減ってしまいました。
確かに、千葉県や埼玉県にお住いの方が、横浜まで足を運ぶのは大変ですからね。
しかし、都内でそれなりの劇場を借りようとすると、莫大な費用が掛かってしまいます。
当分は、神奈川をベースに活動することになりそうです。
今後、僕は、さらに芸術性を求めていくつもりです。
当然、ますますお客さんは減っていくものと思われます。
構うものか!
別にこれで生計を立てているわけでなし!
自分のやりたいことを突き詰めていきたいと思っています。
この記事の更新日:2017年12月19日 07:37 | コメント(0) | トラックバック(0)
「ぷにぷに!1/2成人式」まで3週間
きのうは、第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」の稽古でした。
まず、各作品を通してもらい、特に問題のあるところを重点的に見ていきました。
「執行人」を上演する松本美由紀は、この1週間でグッと腕を上げましたね。
見違えるほど良くなっていました。
全体的にクオリティが上がっているので、逆に、物足りないところがはっきり分かるようになっていました。
でも、コツを伝授するとすぐに修正できるので、まだまだいくらでも改善できるはずです。
あとは、精神と体力のスタミナがちょっとしたことで切れてしまうのが課題です。
基本的な馬力をつけていってもらいたいと思います。
「蝶」と「運だめし」を上演する塩沼千雅も、ようやく形が見えてきました。
特に、「蝶」はバタバタしたところが減って、スッキリしてきました。
ただ、まだ一本調子になりがちな面があるので、心の動きを丁寧に感じてもらいたいと思っています。
「運だめし」は、動きの質と空間の表現を、さらに緻密に行う必要があります。
自分に厳しく自主稽古を進めてもらわなくてはなりません。
1月8日の本番まで、きょうでちょうど3週間です。
時間はあるようで、意外に短い!
毎日集中して、稽古を続けて頂きたいですね。
この記事の更新日:2017年12月18日 07:50 | コメント(0) | トラックバック(0)
最終台本
1月8日に開催する「ぷにぷに!1/2成人式」の最終台本を作りました。
稽古の様子などを見ながら、演出を微調整しておきました。
スタッフの動き等も、細かく記されています。
当日のリハーサルで多少の変更は出ると思いますが、基本的には、この最終台本に沿って上演していきます。
今回は、照明の操作がないので、スタッフワークもいたってシンプルです。
多分、円滑に公演は進んでいくと思います。
あとは、役者の演技のクオリティを上げていくだけです。
頑張っていきましょう!
この記事の更新日:2017年12月17日 06:50 | コメント(0) | トラックバック(0)
劇団創立10周年
劇団ぷにぷにパイレーツの旗揚げ公演「第1回ぷにぷに祭り」から、きょう・12月16日でちょうど10年となります。
あっという間の10年ではありましたが、当時のことを思い出すと、遥か昔に感じます。
第1回公演は、今はなき、乃木坂のシアター・レストランで開催しました。
当日券のお客様が大勢来場され、追加の座席を用意するのに苦労したことを覚えています。
お客様から差し入れをたくさん頂戴し、持って帰るのが本当に大変でした。
満員のお客様が大爆笑したり、涙をボロボロ流されていたのを、はっきり記憶しています。
自分の想定を遥かに超える成功を収め、劇団活動を本格化させていくことを固く決意しました。
それから10年たちました。
劇団としては、相当レベルアップしたように思います。
誰もが楽しめる作品ばかり上演していた初期。
圧倒的なボリュームと迫力を前面に打ち出していた中期。
主に、芸術性と普遍性を追求する現在。
時期によって傾向は変わりますが、どの公演、どの作品をとってみても、クオリティは非常に高いと思っています。
10年という時間を、最大限、利用できたのではないでしょうか?
今後、ぷにぷにパイレーツがどうなっていくかは、僕も分かりません。
さらに芸術性を求めて、限界に挑戦していくのか?
もう一度、お客様に喜んで頂ける作品作りに戻るのか?
はたまた、劇団活動をやめてしまうのか?
10年後どうなっているかは、神のみぞ知る!ですね。
この記事の更新日:2017年12月16日 08:08 | コメント(0) | トラックバック(0)
残席僅かです!
来年1月8日(成人の日)の第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」のご予約が、ますます好調です。
各回、残席が僅かになっています。
12:00開演の回は、残り5席。
14:00開演の回は、残り3席。
16:00開演の回は、残り4席となりました。
会場(元住吉"ida cafe")の特性上、追加席はご用意できません。
観劇をご希望の方は、ご予約をお急ぎください。
よろしくお願いします。
この記事の更新日:2017年12月15日 07:23 | コメント(0) | トラックバック(0)
「運だめし」のご紹介
第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」の3本目で、塩沼千雅が上演する「運だめし」についてご紹介します。
「運だめし」の初演は、2013年8月に行われた第10回公演「ぷにぷに!夜想曲集」です。
「夜間飛行」、「恋に恋して」という2つの超大作に挟まれて、地味な印象だったかもしれません。
しかし、芝居に詳しい人からは、好評でしたね。
特に、演出面のユニークさは、高評価を受けました。
上演時間わずか10分の作品にしては、展開もあり、衝撃のオチも効いています。
我ながら、良くできた小品だと思っています。
この作品は、キャラクターも立っていて、ストーリーも面白いので、上演は簡単だと思っていました。
しかし、今回、塩沼に稽古をつけていて、「すごく難しい作品だなぁ...」と感じているところです。
役者に圧倒的なパワーが求められるんですね。
細かい技術もいろいろ必要ですが、エネルギー量の方がポイントになります。
塩沼には、相当な覚悟で臨んでもらいたいですね。
この記事の更新日:2017年12月14日 07:47 | コメント(0) | トラックバック(0)
啐啄の機
「啐啄(そったく)の機」という言葉をご存知でしょうか?
雛がかえろうとするとき、卵の内側からつつく「啐」と、母鳥が外からつつく「啄」が同時に行われて、はじめて雛は卵から出られるそうです。
両者のタイミングが一致していることが重要で、親鳥のサポートが早すぎても遅すぎても、雛は死んでしまいます。
つまり、「人を育てる際には、機(タイミング)が大事」ということです。
現在、僕は、第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」に向けて、劇団員たちに指導を行っています。
早く上手くなってもらいたいので、まだ機が熟していないのに、ついつい難しいことを求めすぎてしまいます。
これでは、雛は死んでしまうかもしれません。
焦ったら逆効果です。
「教える」と「育つ」が同時進行するためには、指導者には「待つ」ことが求められます。
的確にタイミングをはかっていくことを、さらに意識していきたいと思います。
この記事の更新日:2017年12月13日 07:12 | コメント(0) | トラックバック(0)
デザート
おとといの稽古の際、出演者の松本美由紀がドーナツを持ってきてくれました。
先週の稽古では、自家製の焼き芋。
その前は、チョコレート。
毎回、何かデザートを持参してくれます。
実にありがたいですね!
稽古では、頭も体もフル回転させます。
疲れた時には、甘いものが一番ですからね。
しかし、いくら甘いものを食べても、稽古は甘くなりません。
むしろ、回復した分、厳しさが増していますよ!
この記事の更新日:2017年12月12日 08:22 | コメント(0) | トラックバック(0)
通し稽古
きのう、「ぷにぷに!1/2成人式」の稽古を行いました。
すでに、1月8日(成人の日)の本番まで1か月を切っています。
そこで、きのうから、各作品を通して演じてもらう形の稽古に切り替えました。
演出家の前で通すのは初めてとあって、松本美由紀、塩沼千雅ともに、ヘトヘトになっていました。
テンションやペース配分が上手くコントロールできず、終盤、スタミナが切れていました。
でも、これも経験です。
本番に近い形での稽古をすることで、問題点が明確になっていきます。
今後は、各自、最後の最後まで集中力を切らさない、精神的なスタミナをつける稽古をして頂きたいですね。
また、前回、重点的に稽古したところは圧倒的に面白いのですが、それ以外のところが薄っぺらく見えてしまいます。
稽古時間には限りがあるため、すべてのシーンを均一に行うことはできません。
全編、面白さが持続するように、作品作りを頑張ってもらいたいと思っています。
僕との稽古も、残すところ、あと3回!
2人とも、きのうの稽古終了後「ヤバい!ヤバい!」と騒いでいました。
基本はできているので、ここからは自分で味付けをする段階に入ります。
最終的に、どんな作品が仕上がるのか?
僕も楽しみにしています。
この記事の更新日:2017年12月11日 08:37 | コメント(0) | トラックバック(0)
イルミネーション
僕はお酒を飲まないため、夜、繁華街に出かけることは滅多にありません。
もっぱら、マイムの稽古をしたり、ボクシングを練習したり、自分を磨くことに夜の時間を遣っています。
しかし、先週の後半は、珍しく、2日続けて夜に出かけました。
木曜日は、アートマイムの関係者と忘年会のような懇親会。
金曜日は、銀座に「タイタン・シネマ・ライブ」を見に行きました。
いずれも、収穫がいっぱい!
特に、懇親会では、印象的な言葉を沢山聞くことができました。
もちろん一人で腕を磨くことは重要ですが、外からの刺激を得ることも大切ですね。
今の自分の立ち位置を確認するためにも、もっといろいろなアーティストと交流をしなくてはならないと感じました。
そもそも、街がイルミネーションに彩られていることにさえ気が付いていなかったくらいですから...。
さて、きょうは、1月8日の「ぷにぷに!1/2成人式」に向けた稽古を行います。
今回も、稽古の進行が僕の想定より遅れています。
大事なところをスルーするわけにもいかず、どんどん工程表からずれていくのです。
そろそろ現実を踏まえて、演出を簡単にしたり、難しいところをカットしたりする時期に差し掛かってきました。
いつまでも、理想を追うわけにもいかないので...。
この記事の更新日:2017年12月10日 08:08 | コメント(0) | トラックバック(0)
「執行人」のご紹介
第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」の2本目の作品として、松本美由紀が上演する「執行人」についてご紹介します。
「執行人」の初演は、2009年1月に行われた第4回公演「初笑い!ぷにぷにコント祭り」です。
この公演では、全部で6本のコントを上演し、大爆笑が連続しました。
しかし、「執行人」だけは笑いが一切起こらず、劇場が異様な緊張感に包まれたのを覚えています。
ところが、終演後の話題は「執行人」に集中し、時間が経つにつれて、どんどん評価が上がっていきました。
コントでお客さんが笑っているようではまだまだで、本当に面白い時には誰も笑わなくなるのだということを知った作品でもあります。
この作品の後半は動きも多く、起伏も大きいので、普通にやれば面白くなると思います。
問題は前半で、猛烈な毒を放つ長台詞をどう乗り切るかがポイントになります。
この前半に、人間の狂気や愚かさを観客に体感させることができなければ、台無しです。
松本は、稽古を重ねる度に、目に見えて集中力を上げてきています。
来年1月8日の本番では、きっと、素晴らしい演技を見せてくれることと思います。
この記事の更新日:2017年12月 9日 07:35 | コメント(0) | トラックバック(0)
段ボール6箱
要らない本を処分しようと選別したら、段ボール6箱分になってしまいました。
5年前に25箱分も廃棄したのに、まだまだ出てきますね。
最近は、なるべく電子書籍しか買わないようにしていたのに、それでも紙の本も入手していたんですね。
本当はもっと捨てられるんですけど、僕の心が負けてしまいました。
今回は、ここまでにしておきましょう。
さあ、次はCDの処分だ!
この記事の更新日:2017年12月 8日 07:39 | コメント(0) | トラックバック(0)
ほぼ女性
劇団ぷにぷにパイレーツは、今月、創立10周年を迎えます。
これまで35回の公演を行ってきましたが、いずれも、お客様は女性中心でした。
男性は数人程度で、客席はほぼ女性!
どこの劇団もその傾向はあるようですが、ぷにぷにパイレーツはとりわけ顕著なんです。
来年1月8日(成人の日)に開催する「ぷにぷに!1/2成人式」に、すでにたくさんのご予約を頂戴しています。
今回も、また、お客様は女性ばかりになりそうです。
現時点で、男性の方からのご予約は、わずか6%!
なぜ、男の人から人気がないのでしょう?
ぷにぷにパイレーツの脚本は、基本的に、僕が書いています。
当然、男性目線の作品が多くなります。
絶対に、男性でも楽しめるはずなのですが...。
この記事の更新日:2017年12月 7日 07:26 | コメント(0) | トラックバック(0)
なんで?
「なんで立っちゃうの?」
水泳を教えているとき、つい、こんな言葉を口にしてしまいます。
泳ぎの理屈はいくらでも説明できるのですが、相手がなかなか上達しないと我慢できずに「なんで?」と言ってしまうのです。
「なんで?」と訊かれても、答えられるはずがないのに...。
むしろ、強いプレッシャーを与えることになってしまいます。
これは、鉄棒の逆上がりや自転車の運転の指導でも同様ですね。
さらに、演劇でも同じです。
結局、水泳も、逆上がりも、自転車も、演技も、できるかどうかは本人次第です。
周りの人はコツを伝えることしかできません。
成長には個人差があります。
指導者は、決して苛立つことなく、根気よく付き合っていくしかないのです。
この記事の更新日:2017年12月 6日 07:38 | コメント(0) | トラックバック(0)
面白いだけ
「ただ面白いだけ!」
「お客さんが爆笑すればいいというものではない!」
劇団創設当初、お客様から、こんなご批判を良く頂戴しました。
当時は、「面白ければ良いではないか」と思っていました。
でも、今は、おっしゃっている意味が分かります。
最近は、面白さを求めるのではなく、結果的に面白くなってしまうような作品作りを心がけています。
舞台作品には、面白さ以上に大切なものがあるのです。
この記事の更新日:2017年12月 5日 07:42 | コメント(0) | トラックバック(0)
ダメ出しするたびに
昨夜は、第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」の稽古でした。
1月8日の本番まで約1か月と迫り、これまで以上に細かく厳しい稽古になりました。
さすがにこの段階になりますと、ダメ出しするたびに、演技が劇的に良くなっていきます。
ちょっとしたことで、面白さが何倍にもなります。
でも、少し気を抜いたり、ポイントになることを忘れたりすると、たちどころに退屈な芝居になってしまいます。
一瞬たりとも気を抜かず、一切ミスをしない!
それが演劇を上演する最低条件となりますけど、案外、難しいものなんですよ。
残された時間は短いですが、各自稽古に励んで、精神力と体力を向上させて貰いたいと思います。
きのうの稽古で、松本も塩沼も、見違えるように演技が良くなりました。
次の稽古まで、その水準をキープできるのか?
あるいは、さらにレベルアップさせてくるのか?
非常に楽しみです。
この記事の更新日:2017年12月 4日 07:38 | コメント(0) | トラックバック(0)
驚異的なペース
劇団ぷにぷにパイレーツは、今月、創立10周年を迎えます。
これまで35回の公演を実施し、133本の作品を上演しました。
そのうち、オリジナル作品は91本を数えます。
我ながら驚異的なペースです。
約3か月半に1回公演を行い、1年に13本以上の作品を上演!
40日に1本、新作の脚本を書きあげているわけです。
上演本数が多いからといって、内容に手抜きは一切していません。
全作品、全力投球しています。
今読み返すと甘い作品も少なくありませんが、その時点でできる限りの努力をしています。
逆に、現在の僕では絶対に書けないような作品も沢山あるんです。
年齢とともに、成長している部分と、退化している部分があるんでしょうね。
こんなに沢山オリジナル作品があるのに、それらが眠ったままになっているのは残念な気がします。
決して出来が悪いわけではないので、チャンスがあれば、活用したいと思っています。
僕の旧作を上演したい方はいらっしゃいませんか?
この記事の更新日:2017年12月 3日 08:21 | コメント(0) | トラックバック(0)
「蝶」のご紹介
来月8日の第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」の冒頭で、塩沼千雅が上演する「蝶」についてご紹介します。
「蝶」の初演は、2010年6月に行われた第10回公演「ぷにぷに!印象派祭り」です。
前後に上演した「穴」と「幸せ箱」の2作品が強烈すぎて、その時にはあまり話題になりませんでした。
しかし、時間が経つにつれ、徐々に評判が上がっていきました。
後には、セリフをすべてなくして、マイム作品として上演したこともあります。
テーマは、ズバリ、"恋"!
それも、若い頃の純粋な恋です。
こんな物語が嫌いな人は滅多にいませんよね。
特に、女性のお客様から喜ばれたように思います。
また、上演時間が10分弱と、短いのも良いですね。
ダラダラしたところがなく、スパッと面白いシーンだけを切り取っています。
ただし、上演はとんでもなく難しいんです。
お客様の期待値が高いテーマなのに、さらに、それを上回る演技をしなくてはなりません。
感情表現と状況描写を、同時に的確に行う必要があるのです。
相当な集中力が求められます。
果たして、塩沼が、「蝶」の世界観をキチンと描くことが出来るのか?
ぜひ、会場でお確かめ下さい!
この記事の更新日:2017年12月 2日 07:58 | コメント(0) | トラックバック(0)
お一人様
きょうから12月!
ことしも、残すところ1か月です。
第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」までは39日!
さらに頑張っていきましょう。
さて、ふと思ったのですが、"ぷにぷにパイレーツ"の開演前って、静かですよね。
ここ数年、客席やロビーで喋っている人を見たことがありません。
その理由は、ほとんどのお客様が「お一人様」だからだと思います。
2人以上で来場されるのは、各公演1組程度です。
それが、動員が伸びない最大の要因になっているように感じています。
お客様の満足度は高く、一度来場されるとほとんどの方がリピーターになって下さいます。
しかし、新規のお客様が少ないため、動員数が頭打ちになっているのです。
ひょっとしたら、"ぷにぷにパイレーツ"の公演には、家族や友人を誘いにくい雰囲気があるのかもしれませんね。
確かに、緊張感を強いる作品が中心ですから、みんなでワイワイ楽しむことはできません。
その辺が、今の時代に逆行している可能性がありますね。
「ぷにぷに!1/2成人式」には、ぜひ、お友だちやご家族を誘ってお越しくださいね。
この記事の更新日:2017年12月 1日 07:54 | コメント(0) | トラックバック(0)
演出変更
第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」で上演する「運だめし」のラストシーンの演出を大きく変えることにしました。
僕の当初のプランは、上演する塩沼千雅に合わないように感じたからです。
セットや大道具がない舞台は、演出変更が簡単でいいですね。
あとは、塩沼がどこまでカッコよく演じてくれるかにかかっています。
この記事の更新日:2017年11月29日 07:37 | コメント(0) | トラックバック(0)
初心
「初心忘るべからず」
能を大成した観阿弥、世阿弥が残した言葉です。
一般的には、「何かを始めた時の初々しい気持ちを忘れてはいけない」という意味で捉えられています。
しかし、世阿弥自身は、そんな意味で使ったわけではないようです。
初心の「初」という文字を分解すると、衣偏に刀になります。
つまり、衣を刀で断つという意味を持っています。
ですから、世阿弥の言う「初心」は、「過去の自分を断ち切ること」を指します。
「初心忘るべからず」とは、「常に新たな自分として生まれ変わり続けなさい」という教えなのです。
物事が上手くいっているときは、過去の成功例をなぞりがちです。
そういうときこそ、古い自分を断ち切る勇気を持たなくてはいけません。
この記事の更新日:2017年11月28日 08:31 | コメント(0) | トラックバック(0)
予約好調
来年1月8日(成人の日)に"ida cafe"で開催する第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」のご予約が好調です。
12:00、16:00開演の回は、残り10席ほどとなっています。
14:00開演の回は、あと7席のみです。
限られたスペースなので、追加のお席をお出しすることはできません。
観劇ご希望の方は、お早めにご予約下さい。
よろしくお願いします。
この記事の更新日:2017年11月27日 07:43 | コメント(0) | トラックバック(0)
世界観ありき
きのう、第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」の稽古を行いました。
塩沼千雅の「蝶」を徹底的に練習しました。
「蝶」は世界観ありきの作品です。
技術的な指導は後回しにして、描くべきイメージを丁寧に伝えていきました。
すると、所どころではありますが、キラリと輝くシーンが見られるようになりました。
それを、作品通して安定させるのが次のステップになります。
1月8日の本番まで、約1か月半です。
緻密かつパワフルな演技を目指して、頑張って稽古してほしいと思います。
この記事の更新日:2017年11月26日 08:23 | コメント(0) | トラックバック(0)
上手くなりたいから
「ぷにぷに!1/2成人式」に出演する松本美由紀、塩沼千雅に、参加の動機を訊いてみました。
言葉は微妙に違いましたが、二人とも同じようなことを言っていました。
要は、「上手くなりたいから」だそうです。
お金を儲けたい!
人気者になりたい!
沢山、舞台に出たい!
そんな人に"ぷにぷにパイレーツ"は向いていません。
じっくり自分に向き合いたい人に、お勧めしたい劇団です。
結果を求めるのではなく、修行の過程を重視する人に集まってもらいたいと思っています。
そんな人は滅多にいませんけど、価値観を共有できなければ、お互いが不幸になるだけです。
世の中に劇団は沢山ありますから、他所へどうぞ!
この記事の更新日:2017年11月24日 07:44 | コメント(0) | トラックバック(0)
恐ろしいお知らせ
ちょっと前に、恐ろしいお知らせが届きました。
来年2月末に、僕は、新作のパントマイム作品を発表しなくてはいけないそうです。
9月に上演したばかりなのに...。
でも、頑張るしかありません。
前回とはまったく違った趣向の作品を考えることにいたしましょう!
さて、本日、僕のアートマイムの先生、JIDAIさんの公演があります。
"夜のアートマイム劇場"というタイトルですが、昼間の開催です。
お時間のある方は、ぜひ、劇場に足をお運び下さい。
★『マイミクロスコープ 〜夜のアートマイム劇場 第十六夜〜』
・日時:11月23日(木・祝) 14時開演(16時終演)
・料金:1000円(全席自由)
・劇場:シアターX(カイ)
東京都墨田区両国2-10-14 Tel:03-5624-1181
・上演作品:新作『雫』、リクエスト作品『牛』
この記事の更新日:2017年11月23日 08:30 | コメント(0) | トラックバック(0)
食事の時間
"ぷにぷにパイレーツ"では、稽古が終わった後、みんなで食事にいくことは滅多にありませんでした。
お茶を飲むことさえなく、あっという間に解散していました。
ところが、現在行われている第36回公演の稽古では、結構、食事に行ったりしているんですよね。
なんとなく、劇団の雰囲気が変わってきたように思います。
演出を施す僕からすると、食事やお茶の時間を持てるのは本当にありがたいです。
稽古中は僕だけが意見を言って、劇団員はそれに従う形になってしまいます。
でも、劇団員の現状や思いを聞きながら稽古を進めた方が、絶対良いはずです。
居酒屋などのさっくばらんな場所で本音を語ってもらうと、今後の稽古の進め方を決める上で大いに参考になります。
また、具体的な作品のシーンについてだけではなく、演劇のあり方そのものを伝えることもできるんです。
稽古後の時間は、本当に大切だと思います。
ただ、赤字続きの劇団としては、食事にあまりお金を掛けられません。
そこで、僕は、事前に稽古場周辺の安い店を探して回るようにしています。
なんて用意周到な座長なんでしょう!
この記事の更新日:2017年11月22日 07:42 | コメント(0) | トラックバック(0)
立ち稽古開始
1月8日の「ぷにぷに!1/2成人式」には、僕も、ちょっとだけ出演します。
上演時間約10分の小品「風船」を、8年ぶりに舞台にかけようと思っています。
セリフ中心の劇なのでのんびり構えていましたが、さすがにそろそろ稽古を本格化させなくてはならなくなりました。
そこで、ついに、立ち稽古を開始しました。
いざ動いてみると、案外難しいものですね。
というのも、8年前の上演レベルでは、僕は満足できなくなっているんです。
さらに、質を上げていかなくては、気がおさまりません。
そんなわけで、演出を一から練り直しております。
予想以上に大変な作業になってしまいました。
でも、それが楽しいんです。
じっくり緻密に作り上げていきたいと思っています。
この記事の更新日:2017年11月21日 07:09 | コメント(0) | トラックバック(0)
一番きつい時期
きのうは、第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」の稽古でした。
稽古を始めて2か月半が過ぎ、今が一番きつい時期だと思います。
僕も、相当厳しく稽古に臨みました。
きのうは、特に、松本美由紀の成長に驚きましたね。
1週間前の稽古と比べて、かなり良くなっています。
普段、しっかり稽古をしていることが分かりました。
また、毎年続けて公演に参加している効果が、今、形になった現れているのだと思います。
1月8日の本番では、きっと素晴らしい演技を見せてくれるはずです。
ご期待下さい!
この記事の更新日:2017年11月20日 07:47 | コメント(0) | トラックバック(0)
引き寄せる
「ぷにぷに!1/2成人式」の稽古で劇団員たちに演出をつけていると、いつも、面白い現象が起こります。
稽古が進むにつれ、役者たちが、僕に近づいてくるんです。
いくら「舞台中央でやって!」と注文しても、徐々に接近してきます。
僕が正面にいたら、どんどん前に出てきます。
下手側に逃げたら、ちゃんと下手寄りに移動してくるのです。
ひどいときには、稽古中ずっと、僕の目を見ながら演技しているんです。
役者の顔が、僕の顔の30センチ以内に接近してきたこともあります。
恋人同士の役だとしても、近すぎますよね!
普通、役者は、演出家を恐れるものです。
ダメ出しをくらわないように、演出家と目を合わせないようにしたり、遠くにいるようにしがちです。
でも、うちの劇団は逆なんですよね。
でも、これは、最近始まったことではなく、10年間ずっとそうなんです。
ほとんどの役者が同様の動きを見せますから、原因は僕にあるのだと思います。
一体、何が役者を引き寄せるのか?
まったく分かりません。
この記事の更新日:2017年11月19日 08:36 | コメント(0) | トラックバック(0)
塩沼千雅のご紹介
来年1月8日(成人の日)の公演「ぷにぷに!1/2成人式」に出演する塩沼千雅をご紹介します。
塩沼は、2010年11月に開催した第11回公演「ぷちぷちパイレーツ "STOP!温暖化"」で、"ぷにぷにパイレーツ"に初参加しました。
しかし、その後しばらく、ブランクがあきます。
2回目の出演は、2015年1月の第24回公演「ぷにぷに!新進新人女優新春逡巡ショー」になります。
今回で、3回目の出演になります。
塩沼を一言で言えば、とにかく真面目!
一度始めれば、一所懸命に取り組みます。
例えば、僕との稽古は録音し、家で聞き直して復習しています。
僕との世間話も、どんどんメモを取っていきます。
まさに向上心の塊です。
今回、塩沼は、まったくタイプに違う「蝶」と「運だめし」の2作品を上演します。
どちらも、演技力がものをいう作品です。
塩沼には、さらなる高みを目指して、頑張ってもらいたいと思います。
この記事の更新日:2017年11月18日 08:05 | コメント(0) | トラックバック(0)
半分カット
現在、1月8日の第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」の稽古を行っています。
それと同時に、第37回以降の公演の準備も進めています。
きのう、一度仕上げた台本を、大幅に改訂しました。
オリジナルの約半分をカットしたのです。
すると、非常にスッキリした上に、カッコよくなりました。
たくさん説明があると分かりやすいように思いますが、説明しないからこそ分かるものもあるのです。
万人向けではなく、ある程度、意識の高い人向けになりました。
僕自身、すごく良くなったように感じています。
とはいえ、まだまだ完成ではありません。
さらに、何度も、推敲を重ねていきます。
この記事の更新日:2017年11月17日 08:20 | コメント(0) | トラックバック(0)
3回公演
1月8日に開催する「ぷにぷに!1/2成人式」は、3回公演となっています。
開演時間は、12:00、14:00、16:00です。
僕の予想では、早い時間から順に人気があると思っていました。
しかし、いまのところ、14時と16時に予約が集中していて、12時にはほとんど予約が入っていません。
これは意外でしたね。
実際に蓋を開けてみないと分からないものです。
ただ、16時の回は、僕のお客様が中心となっています。
芸術好きの人たちが多いので、独特の空気に包まれることが予想されます。
おそらく、各回ごとに、会場の雰囲気がまったく違うんでしょうね。
どのように変わっていくのか、僕自身、すごく楽しみです。
この記事の更新日:2017年11月16日 08:11 | コメント(0) | トラックバック(0)
下手
1月8日の「ぷにぷに!1/2成人式」では、会場の関係で、役者は上手側から登退場しなくてはなりません。
上手側から登場する練習をしていますが、気持ちの悪いものですね。
すごく違和感を感じます。
これまで、僕は、特殊なケースを除いて、下手側からの登場にこだわってきました。
大人数のミュージカルならまだしも、少人数のお芝居は、下手から登退場するのが自然だと思います。
考えてみれば、能舞台の橋掛かりは必ず下手側についています。
歌舞伎の花道も、大概、下手側です。
やはり、下手から登退場するのが、理にかなっているのでしょうね。
でも、今回の公演は、上手側で頑張るしかありません。
たくさん稽古して、慣れていくことにいたしましょう!
この記事の更新日:2017年11月15日 08:14 | コメント(0) | トラックバック(0)
食事会
12日の「ぷにぷに!1/2成人式」の稽古は、久しぶりに、日曜午後に行いました。
そこで、稽古終了後、軽く食事に行きました。
しかし、ふと気が付けば、4時間が経過!
あっという間に、時間が過ぎ去っておりました。
演劇が大好きで、意識が高い人だけが集まりましたから、話題がぶれません。
一度、あんころ餅の話をした以外、話題はずっとお芝居限定でした。
しかも、数ある劇団の中で、あえて"ぷにぷにパイレーツ"を選んだメンバーです。
僕の価値観に近い人ばかりで、話が大いに盛り上がりました。
今回のメンバーは、みんな、非常にストイックです。
観客に受けたり、評価されたりすることより、自らを高めることを重視しているようです。
ですから、僕が厳しいことを言っても、むしろ喜んで受け止めていました。
こういう人は上手くなります。
食事会の時間すら、稽古にしてしまうのですから...。
この記事の更新日:2017年11月14日 08:23 | コメント(0) | トラックバック(0)
真摯な態度
きのうは、「ぷにぷに!1/2成人式」の稽古でした。
今回出演する松本、塩沼ともに、真摯な態度で稽古に取り組んでくれるので、気分が良いですね。
まず、約束の時間をきちんと守る!
稽古時間中、気を抜いたり、諦めたり、言い訳したりしない!
そして何より、僕と稽古しない日も、一人でしっかり稽古する!
いずれも当たり前のことのようですが、案外そうでもないんですよ。
稽古は正直です。
二人とも、ゆっくり着実に成長しています。
特に、空気感のようなものが変わってきました。
今後、演技に混じっている雑味を取り去っていけば、さらに良い雰囲気になると思います。
本番まで2か月を切っていますから、ますます厳しく稽古に取り組んでいきますね!
この記事の更新日:2017年11月13日 08:56 | コメント(0) | トラックバック(0)
松本美由紀のご紹介
来年1月8日(成人の日)に開催する公演「ぷにぷに!1/2成人式」には、3人が出演し、それぞれ一人芝居を披露します。
そのうち、社会風刺コント「執行人」を上演するのが、いまや劇団の中心メンバーとなった松本美由紀です。
松本は、2015年8月の第27回公演「ぷにぷに in 人形の家」で、"ぷにぷにパイレーツ"に初参加しました。
以後、すべての"ぷにぷに"の公演に協力してくれていて、出演は今回で6回目となります。
明るく元気な性格で、難しいことにも怯まずに挑戦し続ける劇団員向きの性格です。
また、裏方の仕事などにも積極的に取り組み、良く働いてくれるので、本当に助かっています。
稽古も熱心にやる方なので、じわりじわりと実力をつけてきています。
このまま続けていけば、相当なコメディエンヌになると思います。
今回、松本が挑戦する「執行人」は、僕の初期の代表作とされるブラック・コメディです。
振幅が大きく、場面場面で表情を変える作品です。
面白いんだけど、ゾッとするという、複雑な構造になっています。
厚みのあるこの作品を、松本がどう料理するか?非常に楽しみです。
この記事の更新日:2017年11月12日 07:45 | コメント(0) | トラックバック(0)
「ぷにぷに!1/2成人式」の構成
来年1月8日(成人の日)に開催する「ぷにぷに!1/2成人式」はバラエティに富んだ構成になっています。
ロマンティックなラブストーリー!
どす黒い社会風刺コント!
背筋の凍るゴシック・ホラー!
悲しみにあふれた感動作!
まったくタイプの違う4作品をお目に掛けます。
また、とりわけ分かりやすい作品を取り揃えましたので、どなたにでもお楽しみ頂けるはずです。
ご期待ください!
この記事の更新日:2017年11月11日 07:38 | コメント(0) | トラックバック(0)
再演
劇団ぷにぷにパイレーツは、再演をほとんど行っていません。
ごくたまにやることもありますが、それは、僕が初演した作品を他の人に演じてもらう形になります。
自分が過去に上演した作品を、自分でもう一度やる気にはならないんです。
再演するのは、初演で評判が良かった演目になります。
つまり、成功が約束された作品です。
それを、今一度上演して評判が良くても、所詮、予定調和にすぎません。
お客様は喜ばれるかもしれませんが、上演する側にワクワク感が生じないのです。
役者を変えるか、演出を大幅に変更しない限り、再演の意味を感じないんですよね。
どうせ手間を掛けるのなら、新しいことにチャレンジしたい!
そう思って、再演を控えてきました。
しかし、次回公演「ぷにぷに!1/2成人式」は、劇団創立10周年を祝うものです。
過去に上演して好評だった作品を集めてお送りします。
公演のコンセプト上、僕も再演をせざるをえません。
せっかくですから、初演から数段レベルアップさせて、お目に掛けたいと思っています。
この記事の更新日:2017年11月10日 07:36 | コメント(0) | トラックバック(0)
難しい脚本
来年1月8日に開催する第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」に向けた稽古の中で、気付いたことがあります。
僕の書く作品は、上演が本当に難しいんですね。
演技そのものも難しいのですが、それ以上に、脚本を読み取ることが本当に難しいようです。
僕は、脚本を書くとき、可能な限り無駄を排除します。
本来なら書いておくべきことをあえて書かず、演技で補うようにすることもしばしばです。
ですから、セリフを額面通り受け取るだけでは、脚本の真の面白さは理解できないんです。
また、セリフ自体も相当難しいと思います。
僕は、韻律が整えたり、母音を揃えたり、音の響きをすごく重視しています。
倒置法を多用しますし、尻切れになっているセリフも少なくありません。
そして、なんといっても、リフレインが多い!
詩のように、何度も何度も同じフレーズが繰り返されます。
例えば、8月に上演した「巻貝」では、劇の冒頭とラストで、まったく同じ長セリフを言います。
言葉は同じでも、観客には全然違った内容に聞こえるように工夫してあるのです。
(ラストのセリフで、冒頭のセリフの本当の意味が分かり、涙がこぼれるように作ってみました)
僕の書くセリフは、意味を把握するのが難しく、さらに音楽のように語るのも難しいのです。
そんな大変な脚本に、現在、2人の女優が挑戦中です。
脂汗を垂らしながら四苦八苦していますが、この経験は、必ず役に立つはずです。
頑張って、立ち向かって頂きましょう!
この記事の更新日:2017年11月 8日 07:13 | コメント(0) | トラックバック(0)
ラヴェル
ラヴェルは、ミケランジェリの弾く自作のピアノ・コンチェルトを聞いて、こう言ったそうです。
「私は、こんなに良い曲を書いたのか!」
作者の想定を、パフォーマンスが上回る!
僕も、一度でいいから、そんな経験をしてみたいものです。
この記事の更新日:2017年11月 6日 07:32 | コメント(0) | トラックバック(0)
厳しすぎる?
きのうは、「ぷにぷに!1/2成人式」の稽古でした。
塩沼千雅の「運だめし」と、松本美由紀の「執行人」を、各2時間ずつ稽古しました。
僕が厳しすぎるからでしょうか?
2人とも、2時間で僅か5分のシーンしか稽古できませんでした。
全然、先に進みません。
稽古前、「あまり細かくチェックしてはダメ」と、自分に言い聞かせてはいるんです。
でも、ちょっとでも妙な演技があると、看過できない性分なんです。
ついダメ出しをしてしまい、それを修正するのにかなりの時間を費やしてしまいます。
あっという間に、稽古終了の時刻になってしまいました。
終わった後、塩沼も松本もヘトヘトに疲れていました。
塩沼は、「集中しすぎて、頭が痛くなった」とも言っていました。
でも、厳しく稽古をしたら、その分だけ上手くなっていきます。
今は辛いかもしれませんが、本番を終えた時には、その何倍もの満足感を得られるはずです。
さらに頑張ってもらいたいと思います。
この記事の更新日:2017年11月 5日 08:50 | コメント(0) | トラックバック(0)
「ぷにぷに!1/2成人式」
次回・第36回公演に関して、詳細情報の問い合わせが相次いでおります。
そこで、当初の予定より早く、本日、公演の概要を発表させて頂きます。
寒い時期ではございますが、是非、ご来場頂きたいと思っています。
皆様のご予約をお待ちしています。
●劇団創立10周年記念公演「ぷにぷに!1/2成人式」
日にち:2018年1月8日(成人の日)
開演時間:12:00、14:00、16:00(全3回)
開場時間:開演の30分前
上演時間:約60分を予定
会場:"ida cafe"
〒211-0034 川崎市中原区井田中ノ町33-9
東急・東横線・元住吉駅の西口エスカレーターを下りて左折。
ブレーメン通りを10分ほど直進。
"川崎市民クラブ"の角を左折。
川崎市立井田小学校・正門前。
料金:予約2000円、当日2500円
定員:各回20名様限定
作・演出:石崎一気
出演:松本美由紀、塩沼千雅、石崎一気
上演作品:「蝶」「執行人」「運だめし」「風船」ほか
*概要
劇団ぷにぷにパイレーツは、2017年12月をもちまして創立10周年を迎えます。それを記念して、第36回公演は、過去10年に上演した作品の中から、特に好評だったものを選りすぐってお届けします。
ブラック・ユーモアたっぷりの社会風刺コントや、詩情を漂わせたラブ・ストーリー、涙が頬をつたう感動作など、バラエティに富んだ構成となっています。また、とりわけ分かりやすい作品ばかり取り揃えましたので、どなたにでもお楽しみ頂けます。
会場は、元住吉のオシャレなカフェ"idacafe"です。舞台と客席の距離がとても近いので、迫力満点の演技を間近でお楽しみ頂けます。
ご予約は、劇団公式HPの"公演予約"のボタンからお願いします。
この記事の更新日:2017年11月 4日 08:09 | コメント(0) | トラックバック(0)
ご予約が入るように
まだきちんとした情報発信をしていないのに、次回公演「ぷにぷに!1/2成人式」のご予約が入るようになりました。
本当にありがたいことです。
来年1月8日の「ぷにぷに!1/2成人式」は、どなたにでもお楽しみ頂ける内容になっています。
上演作品はどれも短く、大変見やすいと思います。
また、作品ごとに作風がまったく違うので、飽きずにお楽しみ頂けるはずです。
さらに、料金も、いつもより格安です。
ぜひ、演劇初心者の方に、ご覧頂きたいですね。
この記事の更新日:2017年11月 3日 07:48 | コメント(0) | トラックバック(0)
琴線
先日、8月に開催した第35回公演「夢のあとに」をご覧頂いた方と、お話する機会がありました。
改めて感想を語って下さったのですが、途中から目を潤ませ、最後には涙を流されていました。
「夢のあとに」では、泣くようなお話は上演していません。
でも、何かが、その方の琴線に触れたのでしょう。
しかも、上演から随分時間が経っているのに...。
前から思っていたことですけど、芸術を理解するには、ある程度時間が必要なのかもしれません。
見ている時以上に、見終わってからが面白い!
そんな作品作りを心がけていきたいと思っています。
この記事の更新日:2017年11月 2日 08:05 | コメント(0) | トラックバック(0)
きょうから11月
きょうから11月!
今年も残すところ2か月となりました。
第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」まで、2か月と8日です。
より一層、頑張っていきましょう!
日曜日の稽古の際に、役者たちに公演のチラシを渡しておきました。
本公演は、1日に3回やりますが、各回定員わずか20名です。
印刷屋さんに発注するほど大量のチラシは必要ありません。
そこで、今回は、僕の手作りチラシとなっています。
いわゆる"仮チラシ"のような感じですが、これで十分でしょう。
満席になるように、動員も頑張っていきましょう!
この記事の更新日:2017年11月 1日 08:04 | コメント(0) | トラックバック(0)
始めます
さあ、そろそろ僕も、次回・第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」の準備を始めなくては!
今回、僕は、ごく短い一人芝居を上演します。
まずは、そのセリフの暗記から始めます。
本番まで時間はたっぷりあるので、ゆっくり取り掛かりたいと思っています。
8年前に、この作品を初演した際には大好評でした。
それを上回ることができるように、頑張ります!
この記事の更新日:2017年10月31日 07:28 | コメント(0) | トラックバック(0)
大雨の中
昨夜は、大雨の中、第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」の稽古を行いました。
稽古期間も中盤に差し掛かり、さらに厳しい稽古となりました。
2か月に渡って稽古を続けている中編の一人芝居は、より面白く見せるポイントを中心に練習しました。
超細かいダメ出しの雨あられです。
神は細部に宿る!
短編の黒いコントは、きのうが初稽古でした。
どうセリフを言い、どう動くか、基本的な演出をつけて終わりました。
僕の作品の中では比較的簡単な作品だと思いますが、他人に指導をするのは難しい!
まずは、役者さんに日々練習してもらって、作品を身につけて頂きましょう!
きのうで、第36回公演の稽古の折り返し地点を迎えました。
ここから、精度を上げていく段階に入ります。
役者にとっては、一番辛く、また上手くなれる時期です。
頑張ってもらいたいですね。
この記事の更新日:2017年10月30日 08:49 | コメント(0) | トラックバック(0)
アダム
2012年7月に開催した第16回公演「ぷにぷに!愛の劇場」に、サックス奏者の田口雄太君が出演してくれました。
その田口君ら、昭和音楽大学出身の4人が2015年に結成したサクソフォン四重奏団「アダム」が、話題になっています。
東京で開かれた「ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール2015」でサクソフォン四重奏団として初の第1位を受賞。
この受賞で獲得したヨーロッパへの演奏旅行を機に結束を固め、その後、様々な場所で公演を続けています。
「アダム」では、赤、青、黄、緑と色違いのポロシャツを着た4人が、それぞれ形の違ったサクソフォンを吹きます。
演奏するのは、ロシアの作曲家・アレクサンドル・グラズノフ(1865~1936年)の「サクソフォン四重奏曲作品109」!
きのう、「Adamサクソフォンスペシャルデーvol.2」と題したコンサートを"ヤマハ銀座コンサートサロン"で開催しました。
その記事が、日経電子版に掲載されていますので、ぜひご一読下さい。
演奏も一部聞くことができます。
"ぷにぷにパイレーツ"にかかわった人が活躍するのは、とても嬉しいことです。
僕も負けないように頑張ります。
軽快で洒脱 サクソフォン四重奏団「アダム」の挑戦
この記事の更新日:2017年10月29日 07:44 | コメント(0) | トラックバック(0)
「ぷにぷに!1/2成人式」の内容
来年1月8日(成人の日)に開催する第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」は、劇団創立10周年を記念したものです。
せっかくですから、過去10年間を総括するような公演にしたいと思っています。
劇団ぷにぷにパイレーツは、これまで、あまり再演を行ってきませんでした。
僕が、新作脚本を書くのが大好きで、どんどん新しい作品が生まれてくるので、再演をする枠がなかったんですね。
今回は、あえて新作を書くのをやめて、旧作を引っ張り出してこようと思っています。
劇団ぷにぷにパイレーツは、これまでの10年間で、延べ133本の作品を上演してきました。
そのうち91本が、僕のオリジナル作品です。
そのうち、上演して評判が悪かったのは初期の2本だけで、あとはおしなべて好評でした。
ただ、社会風刺コントのほとんどは時代の変化とともに風化してしまって、再演できなくなってしまいました。
また、上演時間が40分を超えるものが多くて、気軽に再演することが出来ません。
さらに、上演が技術的に難しすぎたり、主人公にピッタリの役者が見当たらない作品も少なくないんです。
今回使えそうな脚本は、それほど多くはないんですよね。
今回は、91本のオリジナル作品のなかから、とりわけ評判の良かった作品を選りすぐってお届けします。
20分以下のタイプの違う小品を集めることにしています。
できれば、劇団の初期の作品をお目に掛けたいと思っています。
芸術性を追求する最近の作品とはまったく違うスタイルなので、面白いですよ!
この記事の更新日:2017年10月28日 07:30 | コメント(0) | トラックバック(0)
決断のとき
今後、"ぷにぷにパイレーツ"はどうあるべきか考えています。
前回・第35回公演「夢のあとに」は、来場された皆様から大好評でした。
過去最高の評価を頂戴したことは間違いありません。
内容的には、大きな成果を残すことができたと思っています。
一方、動員面では、惨憺たる結果に終わってしまいました。
アート好きな方以外には、まったく関心を持って頂けなかったようです。
大きな赤字を出してしまいました。
質にこだわって、意識の高い少数のお客様に向けた公演を続けていくべきなのか?
お客様に喜んで頂ける作品を並べて、動員増加に務めるべきなのか?
これを機に、劇団をやめてしまうべきなのか?
悩ましいところです。
来年の夏に本公演を行うなら、今から準備にとりかからなくてはなりません。
そのためには、予め、劇団の方向性を決めておく必要があります。
要は、僕の覚悟次第です。
決断のときが迫りつつあります。
この記事の更新日:2017年10月27日 07:33 | コメント(0) | トラックバック(0)
体は嘘をつかない
僕は、脚本を書くとき、なるべくセリフを少なくしたいと思っています。
その代わりに、身体で表現する作品になるように心がけています。
言葉なら簡単に嘘をつけますけど、体は嘘をつけないからです。
そのため、第36回公演に出演する2人の女優は、大変苦労しています。
セリフで言っていないことを、きちんと体で表さなければいけないのです。
しかし、自分の体を思いのままにコントロールするのは、本当に難しいものです。
例えば、「このセリフをきっかけに、右を向いて歩き出してほしい」という指示を出すと、ありえないぐらい奇妙な歩き方になったりするんです。
どうかすると、顔は右を向いていますが、歩き出すのは斜め右前方になったりします。
そんな普通の動きでさえそうですから、特殊な動きを要求すると、さらに大変なことになったりします。
役者たちは「どうすればできるようになりますか?」と質問してきますが、芝居に特効薬はありません。
公演に間に合わせるには、愚直に稽古を繰り返して貰うしかないのです。
簡単な動きができないと、役者たちの心は簡単に折れてしまいます。
しかし、どんな簡単な動きでも、観客に見せるレベルにまでもっていくのは、本当に大変です。
「とてつもなく難しいことに取り組んでいるんだ」という意識を持って、粘り強く立ち向かって頂きたいですね。
この記事の更新日:2017年10月26日 07:16 | コメント(0) | トラックバック(0)
早朝演劇
劇団ぷにぷにパイレーツでは、最近、夜の公演を行っていません。
時間が遅いと、まったくお客さんが来てくれないのです。
一日に2回公演を行う場合、早い時間の方が圧倒的に観客数が多いんです。
これは、ぷにぷにパイレーツに限った話ではなく、大手の商業演劇でも同様だそうです。
午前中に開演して、昼食休憩をまたいで、午後の早い時間に終演する公演が人気となっています。
しかし、そんなものは生ぬるいことが分かりました。
なんと、平日毎日午前7時30分に開演する演劇公演があり、話題となっているようなんです。
(土日は、9時30分開演です)
"朝劇"と呼ばれるもので、『おいしい朝食とお芝居で1日の幕開けを!』というコンセプトで行われています。
会場は、日本橋のお洒落なカフェです。
舞台があるわけではないので、役者と観客が非常に近く、臨場感が味わえるとのこと。
あまりに好評なので、今では、下北沢や西新宿、渋谷などでも行われているそうです。
無念!
先を越されてしまった!
でも、もう4年もやっているそうですから、一時のブームではありませんね。
この流れにのった方が良いのか?悩ましいところです。
この記事の更新日:2017年10月25日 07:37 | コメント(0) | トラックバック(0)
才能とは
「才能とは何か。それはパッションと知性である」
旧ソ連のピアニスト、ゲンリヒ・ネイガウスの言葉です。
自分のパフォーマンスを向上させるポイントは2つ。
膨大な知識を得ると同時に、強烈なパッションを持たなくてはなりません。
この記事の更新日:2017年10月24日 07:44 | コメント(0) | トラックバック(0)
SOLTI
ムフフフフ!
こんなものを買ってしまいました。
CD7枚組です。
バルトークは別の演奏家でBOXセットを持っていましたが、こっちの方が骨太で筋肉質!
良いぞ!
聞き込んで、僕の体質をより筋肉質にします!
この記事の更新日:2017年10月23日 07:33 | コメント(0) | トラックバック(0)
各2時間
来年1月8日の第36回公演に向けて、劇団員の2人の女優が稽古に励んでいます。
劇団としての稽古は大体4時間なので、2人で割って、各2時間ずつとなります。
稽古をつけている僕からすると、2時間なんてあっという間です。
でも、稽古をつけられる方にとっては、とんでもなく長い時間に感じられるのではないかと思っていました。
先日、女優たちに、直接訊いてみました。
すると「疲れますが、すごく短く感じます」と答えてくれました。
効率よく、充実した稽古ができているということだと思います。
その証拠に、稽古のたびに、2人の演技がどんどん良くなっています。
前回の稽古とは比べ物にならないぐらい、向上しているのです。
僕の演出は相当厳しいとは思いますが、これだけ結果が出れば、指導法に間違いはなかったと確信出来ます。
本番が近付くにつれ、僕の指導はさらに厳しくなっていくと思います。
ぜひ、それに耐え抜いて、素晴らしい舞台を作り上げて頂きたいですね。
この記事の更新日:2017年10月22日 08:33 | コメント(0) | トラックバック(0)
劇団創立10周年記念公演
劇団ぷにぷにパイレーツは、2007年12月に旗揚げをしました。
今度の12月で、創立10周年を迎えます。
それを記念して、来年1月8日(月)に開催する次回・第36回公演は、特別なものにしようと思っています。
公演タイトルは、劇団創立10周年記念公演「ぷにぷに!1/2成人式」です!
「2分の1成人式」は、成人の2分の1の年齢である10歳を迎えたことを記念する行事です。
最近、小学校の課外活動の一環として行われるようになってきました。
小学4年生を対象に、校長や保護者代表による祝いの言葉、「2分の1成人証書」の授与、合唱等が行われます。
1月か2月に開催することが多いようです。
劇団ぷにぷにパイレーツも、間もなく、成人の2分の1にあたる10周年を迎えます。
しかも、公演開催日が「成人の日」!
これは、「2分の1成人式」を盛大に祝うしかないでしょう!
それで、公演タイトルを「ぷにぷに!1/2成人式」に決定いたしました。
しかし、小学校で行われる「2分の1成人式」は、必ずしも評判が良いわけではないようです。
「親への感謝を強要される」「離婚、再婚、里親、養親、施設などの子どもをどう考えるのか」などの批判が渦巻いています。
なんとも、難しい時代ですね...。
この記事の更新日:2017年10月21日 07:58 | コメント(0) | トラックバック(0)
「夢のあとに」から2か月
8月20日に開催した第35回公演「夢のあとに」から2か月が過ぎました。
この公演をご覧頂いた方にお会いすると、皆さんがほぼ同じ感想を述べて下さいます。
「もう1回見たい!」
「"巻貝"の、あの場面の動きを、再度チェックしたい」
「"夢のとき"の冒頭の不思議な動きがどうなっていたのか、確認したい」
などなど、かなり具体的な場面について話して下さいます。
2か月たった今も、詳細に渡って作品の内容を覚えて頂けているようです。
ストーリーのない動きだけの作品の細かい部分を記憶してもらえるなんて、本当にうれしいことです。
僕は、新作を作るのが大好きなので、「夢のあとに」で上演した作品を再演をすることはまずないと思います。
その代わりに「もう1回見たい!」と思って頂けるような作品を、次々に生み出していきたいですね。
この記事の更新日:2017年10月20日 07:38 | コメント(0) | トラックバック(0)
笑いの絶えない稽古場
他の劇団の稽古ブログを拝見しますと、みんな楽しそうにしていますね。
劇団員同士和気あいあいで、笑顔がはち切れんばかりです。
一方、"ぷにぷにパイレーツ"の稽古場は、緊張感でいっぱいです。
笑顔は、まず見ることはできません。
稽古後は、みんなガス欠になり、グッタリ。
這うようにして、稽古場から帰っていきます。
僕は楽しい劇団活動を目指しているのですが、なぜか厳しい雰囲気に包まれてしまいます。
稽古場で冗談を言っても、みんな青い顔をして、頷くばかりです。
作風のせいなのか、僕の演出が厳しすぎるせいなのか、理由は分かりません。
でも、僕自身ではコントロールできないので、このままやり続けるしかありません。
良い作品を作り上げて、公演終了後、笑顔になれるように頑張るばかりです。
この記事の更新日:2017年10月19日 07:58 | コメント(0) | トラックバック(0)
僕のこと好き?
来年1月の第36回公演に出演する2人の女優に、冗談で質問してみました。
「僕のことが好きだから"ぷにぷにパイレーツ"に参加しているんでしょ?」
しかし、2人ともすぐに返答せず、しばらく考え込んでしまいました。
そして、意を決したように、こんなことを言いました。
「石崎さんの人柄ではなく、作品が素晴らしいから参加しています!」
うーん!
褒められたのか?そうでないのか?
微妙なところです...。
この記事の更新日:2017年10月17日 07:38 | コメント(0) | トラックバック(0)
辛いのは当然
きのう、来年1月8日に開催する第36回公演に向けた稽古を行いました。
全員が稽古開始10分以上前に集合し、とても気分が良いです。
当たり前の話ではあるのですが...。
きのうから、稽古のギアを一段上げてみました。
出演者たちは、その難しさにヒーヒー言っていましたね。
心がボキボキ折れたはずです。
厳しすぎて、申し訳ない!
でも、我々は仲良しグループではありません。
楽しむのは観客であって、役者ではない!
辛いのは当然と思って、頑張って乗り越えてもらいたいと思います。
この記事の更新日:2017年10月16日 08:47 | コメント(0) | トラックバック(0)
タイタンシネマライブ
金曜の夜、『爆笑問題withタイタンシネマライブ#49』を拝見してきました。
2ヶ月に1度、東京・銀座で行われているお笑いライブで、全国のTOHOシネマズの映画館でも同時生中継されるものです。
タイタン所属の爆笑問題、長井秀和、ゆりありく、日本エレキテル連合、ウエストランド、脳みそ夫、XXCLUB。
そして、ゲストとして、BOOMER、パックンマックン 、友近、トップリードが出演しました。
また、シークレット特別ゲストとして、北野武さんも漫談&落語を披露されました。
TVでお馴染みの方々ですけど、ライブだと全然違いますね。
タイタンのライブということで、内容がかなり過激でした。
特に、選挙の時期と重なっていたせいもあって、きわどいネタが多かったですね。
社会風刺コントを得意とする僕としては、大変勉強になりました。
また、ライブでお笑いを見ると、芸人さんの真の実力をうかがうことが出来ます。
特に、観客との呼吸の合わせ方などは、どなたも実に見事だと思いました。
この辺は、舞台の役者は、もっと学んだ方が良いと思います。
下手な芝居を見るぐらいなら、お笑いライブの方が安くて質が高いことが多いのでお勧めです。
最近、優秀な人材は、演劇ではなくお笑いを選ぶ傾向があるようですからね。
"変わり者"と思われる演劇より、お金が儲かって人気者になれるお笑いを選択するのは当然のことですが...。
意外だったのは、北野武さんが、ピンでちゃんとネタを披露されたことです。
あんなに多忙なのに、しっかり準備されていて、相当長い時間喋っていらっしゃいました。
やはり、客前に立つというのは、芸人さんにとって特別なものなのでしょう。
「また出ようかな?ライブに出たいと思っているうちは、まだ大丈夫なんだよ」ともおっしゃっていました。
この記事の更新日:2017年10月15日 07:53 | コメント(0) | トラックバック(0)
5本廃棄
8月の第35回公演「夢のあとに」に向けて、過酷な稽古をしたせいでしょうか?
下半身が、かなり太くなってしまったようです。
衣替えで秋冬用のズボンを出して履いてみたら、腿やお尻の辺りかなりきつく感じられます。
逆に、ウエストはユルユルになっていました。
そんなわけで、このほど、思い切って5本のズボンを廃棄しました。
代わりに、3本のズボンを購入しました。
ウエストが細くなったので、サイズが高校生の頃に戻りました。
その代わり、ストレッチのよくきいた素材にして、足の太さをカバーしています。
半額セールだったとはいえ、結構な出費です。
公演のたびに体型が変わっていては、たまりません。
ただでさえ公演は赤字なのに、余計なお金まで掛かってしまうとは...。
この記事の更新日:2017年10月15日 07:51 | コメント(0) | トラックバック(0)
俳優さんに質問
きょうは、俳優さん向けの内容です。
絵を描くとき、まず最初に何をしますか?
彫刻を彫るとき、何から取り掛かるでしょうか?
小説を書くとき、どこから書き始めるでしょうか?
交響曲を作曲をするとき、オーケストラのパート譜から着手しますか?
では、改めてうかがいます。
演技を設計するとき、まず最初に何をしますか?
この記事の更新日:2017年10月13日 07:18 | コメント(0) | トラックバック(0)
酷い舞台
酷い舞台を見てしまいました。
ただつまらないだけなら慣れっこになってしまっていますから、まったく平気です。
寝るなり、他のことを考えるなりして、なんとか対処します。
しかし、観客をなめ切った公演だけは許しがたい!
芸術のふりをして誤魔化そうとする作品!
内輪だけで楽しんでいる団体!
集客や収益さえ上げれば良いと思っている主宰者!
そのほか、自分のためにやっている芝居を見ると、温厚な僕も頭にきてしまいます。
腹が立って、公演が終わるまで不愉快な時間を耐え忍ぶことになります。
そういう公演を見た後、僕は大概、体調を崩してしまいます。
貧血の時のように血の気が引いていき、寒気がしてきます。
胃の辺りがムカムカして、吐き気を覚えることさえあります。
頭がボーっとして、目の焦点が合わなくなります。
下半身に力が入らず、フワフワした状態になり、ちょっとしたことで躓いてしまったりします。
ひどい時には、そのまま風邪をひいたり、熱が出たりすることもあるんです。
意識の低い芝居を見ると、とんでもないストレスを引き起こすんでしょうね。
一所懸命取り組んで、公演がつまらなくなってしまうのは仕方がありません。
しかし、質を上げることを放棄してしまっている輩だけは、断じて許さない!
自分の健康を守るためにも、今後は、公演の途中に憤然と席を立って帰ることにします!
なーんて、出来れば良いのですが、実際には、いろいろお付き合いもございまして...。
この記事の更新日:2017年10月12日 07:20 | コメント(0) | トラックバック(0)
ソクーロフ
ロシアの映画監督、アレクサンドル・ソクーロフの言葉です。
歴史は何が起きたかを語り、芸術は起きたかもしれないことを語る
恐らく、すべてを包み込む愛は現実の世界にはない
だが、芸術の世界に愛が存在する可能性も...
この記事の更新日:2017年10月11日 07:29 | コメント(0) | トラックバック(0)
感心、感心!
きのう、第36回公演の稽古を行いました。
参加した2人とも、毎日良く練習しているようで、前回よりかなりレベルアップしていました。
感心、感心!
さらに良くなるように、きのうは、芝居の基本中の基本を徹底的に反復して貰いました。
これをきちんと身に付ければ、飛躍的に演技が美しくなるはずです。
頑張って頂きましょう!
この記事の更新日:2017年10月10日 07:47 | コメント(0) | トラックバック(0)
「壜」の評判
第35回公演「夢のあとに」で上演した「壜」という作品の評判がすこぶる良いようです。
観劇した役者さんは、口を揃えて絶賛して下さいます。
「あんな作品をやってみたい」ともおっしゃいます。
そこで僕は「脚本をお貸ししますので、是非上演して下さい」と申し上げるのですが、皆さん「それは無理です」と言われるのです。
どうやら、「難しすぎる」と思われているようなんですね。
確かに簡単ではありませんが、僕が上演しているぐらいですから、無理ではないはずです。
上演時間は30分。
セリフ量は原稿用紙60枚強。
僕は激しく動く演出にしましたが、動きを抑えて静かに演じるプランもありだと思います。
ストーリーは面白いので、やってみる価値はあります。
このままお蔵入りになってしまうのは勿体ないので、やる気のある方はご相談下さい。
この記事の更新日:2017年10月 9日 08:11 | コメント(0) | トラックバック(0)
第36回公演概要
次回、第36回公演「ぷにぷに!1/2成人式」の大枠はすでに決まっています。
日にちは、来年(2018年)1月8日、月曜日です。
祝日の「成人の日」にあたり、3連休の最終日になります。
ひょっとしたら、この日までお正月休みという方がいらっしゃるかもしれませんね。
会場は、今回初めてお借りする場所です。
東急・東横線の元住吉駅から歩いて10分ほどのところにある"idacafe(イダカフェ)"です。
住所は、川崎市中原区井田中ノ町33-9になります。
カフェとはいっても、実際にはこじんまりとしたレンタルスペースです。
建物は古いですが、内装はとてもキレイで、しかも使い勝手が良さそうです。
舞台と客席の距離が近くなるので、迫力満点の演技を間近でお楽しみ頂けるはずです。
客席のスペースがあまり取れないので、各回20名様限定となってしまいます。
開演時間、出演者、上演作品等については、改めてこのページでお知らせします。
"ぷにぷにパイレーツ"を応援して下さる皆様は、来年1月8日のスケジュールを空けておいて下さいね!
この記事の更新日:2017年10月 8日 08:28 | コメント(0) | トラックバック(0)
「巻貝」舞台写真
第35回公演「夢のあとに」の3本目に上演した「巻貝」の舞台写真です。
この記事の更新日:2017年10月 7日 07:32 | コメント(0) | トラックバック(0)
残酷
齢を重ねるとともに、欲がなくなってきました。
欲しいものもなし!
食べたいものもなし!
行きたいところもなし!
日々、平穏無事に過ごせれば十分と思うようになってきました。
ただ、芸術に対する欲求だけは、猛烈に高まってきています。
美しいものを生み出したい!
自分の能力を上げたい!
それを発表する場を作りたい!
こんなことしか、考えられなくなってきました。
しかし、神様は残酷です。
"美"の表現だけが人生の目標になってきた頃には、肉体が衰えてしまっています。
体力が落ちるだけでなく、容貌も冴えなくなってきました。
無理してトレーニングや稽古をすると、かえって体を痛めてしまうこともあります。
そうなると、自分を生かせる作品作りに特化しなくてはなりませんし、効率の良い稽古を進める必要があります。
ある程度年を取ると、理想を追うのではなく、現実を認識することが重要になってくるのです。
幸いなことに、経験を重ねたことで、知恵はついてきました。
戦力を蓄えることより、戦術を整えることで、芸術を希求していきたいと思っています。
この記事の更新日:2017年10月 6日 07:45 | コメント(0) | トラックバック(0)
小道具
次回・第36回公演で使う小道具を購入しました。
小道具を準備するのも、使用するのも、約2年ぶりです。
第37回公演以降は、多分、小道具を使うことはなくなると思います。
これが、最後の小道具になるかと思うと、なんだかバカバカしい...。
この記事の更新日:2017年10月 5日 08:06 | コメント(0) | トラックバック(0)
さんま祭り
アートマイム作品の発表が終わって、なんだか気が抜けてしまいました。
第35回公演「夢のあとに」から続いた緊張感から解放されたからでしょうか。
疲れが、一気に出てきました。
こんなときは頑張っちゃダメ!
今週ぐらいは、ゆっくりすることにいたしましょう。
さて、うちの比較的近所の公園で「さんま祭り」をやっているというので、見に行ってきました。
「さんま祭り」といえば、落語でお馴染みの目黒や、全国有数のサンマの水揚げを誇る女川のイメージがあります。
しかし、今は、あちこちでやっているんですね。
きのうは好天に恵まれたせいか、大変な賑わいでした。
さんまを求める人たちが、大行列を作っていました。
また、小さなお子さん向けの遊具もあって、こども達は大喜び!
秋の日曜日を満喫している様子でした。
この記事の更新日:2017年10月 2日 09:17 | コメント(0) | トラックバック(0)
意義を見出す
「人間の主な関心事とは喜びを得ることでも痛みを避けることでもなく、自分の人生に意義を見出すこと」
精神科医のヴィクトール・フランクルが書いた『夜と霧』の一説です。
ナチスの強制収容所に収監され、ガス室を前にした極限状態で紡いだ言葉です。
演劇人、特に、俳優を志す人には、覚えておいてほしいですね。
この記事の更新日:2017年9月28日 07:35 | コメント(0) | トラックバック(0)
成長
「他人の育成を手掛けない限り、あなたに成長はない」
ピーター・ドラッカーの言葉です。
僕が劇団の形態を崩さない理由は、ここにあります。
人に成長を促すことで、その何倍もの成長をさせてもらっているのです。
この記事の更新日:2017年9月27日 07:56 | コメント(0) | トラックバック(0)
真空
作品を作る時、「作ろう!作ろう!」と頑張ると、上手くいかないものです。
自分自身が飽和状態となり、ただただカオスが広がっていくだけです。
むしろ、引き算で考えた方が良いようです。
自分の中に無を!
何もない空間を広げていく!
そうすると、生まれたスペースに、重要なことが浮かび上がってきます。
作品作りで大切なのは、自分を真空にすることです。
この記事の更新日:2017年9月26日 07:36 | コメント(0) | トラックバック(0)
確定
次回・第36回公演で上演する作品が確定しました。
全部で4つの作品をやります。
タイプの違うものを集めましたので、バリエーション豊かで、楽しい公演となりそうです。
比較的短い作品ばかりですから、飽きずにご覧頂けることと思います。
ご期待ください!
この記事の更新日:2017年9月25日 07:34 | コメント(0) | トラックバック(0)
呼び捨て
これまで僕は、稽古の際、劇団の女優たちを苗字で呼んでいました。
「山田さん」「田中さん」というように、丁寧に「さん」付けまでしていました。
劇団員に対しても礼を失しないように心がけていたのです。
しかし、最近、劇団の女性たちから反発の声が挙がってきました。
「下の名前で、呼び捨てにしてほしい!」
それは、照れ屋の僕には、なかなかハードルが高いことです。
しかし、みんながみんな、口を揃えてリクエストするわけですから、従うしかありません。
意を決して、次回・第36回公演の稽古から、女優たちを下の名前で呼び捨てにすることにしました。
下の名前で呼んだところ、彼女たちは違和感なく受け入れています。
むしろ、喜んでいる様子です。
距離感が近くなる感じが良いのでしょうか?
僕はいまだに抵抗がありますけど、徐々に慣れていくしかなさそうです。
この記事の更新日:2017年9月24日 08:11 | コメント(0) | トラックバック(0)
「夢のとき」舞台写真
第35回公演「夢のあとに」の2本目に上演した「夢のとき」の舞台写真をご紹介します。
この記事の更新日:2017年9月23日 08:31 | コメント(0) | トラックバック(0)
弱い自分
大相撲秋場所も、いよいよ大詰めを迎えました。
今場所、僕は、昭和生まれの力士として最年長大関を目指す、西関脇の嘉風に注目していました。
首痛の影響からか、初日から4連敗したときには、大変心配しておりました。
しかし、そこから見事立て直し、相撲内容も充実してきました。
さすがはベテランです。
そんな嘉風のコメントが秀逸でしたので、ご紹介させて頂きます。
難しいことにチャレンジしようとする人には、きっと参考になると思います。
出番までが長いと「変化しようか」とか、弱い自分が出てくる。
これは、打ち消すとダメ。
強力になって、やってくる。
だから、抱きかかえてやるんです。
弱い自分も仲間なんです。
この記事の更新日:2017年9月22日 07:55 | コメント(0) | トラックバック(0)
叱る
何度同じ過ちを繰り返せば気が済むんだ!
まったく成長していないじゃないか!
呆れて、ものも言えない!
などと、自分自身を叱っているところです。
現在、マイム作品を作っているのですが、自分の愚かさに嫌気がさしてしまいます。
今回もいつもと同じ失敗をしていて、結局、構想は破たん!
そんな演劇的発想でマイム作品を作っていたら、上手くいくわけがないのです。
もちろん、没!
これまでかけてきた時間が、すべて無駄になってしまいました。
でも、間違いに気付いて良かった!
大いに反省して、まったく違った作り方で、新たな作品を考えていきたいと思っています。
残された時間は僅か!
気合いを入れていきましょう!
この記事の更新日:2017年9月21日 07:48 | コメント(0) | トラックバック(0)
「夢のあとに」から1か月
第35回公演「夢のあとに」から、きょうでちょうど1か月となりました。
時のたつのは、本当に速いですね!
この1か月、大したことはできませんでしたね。
序盤は、「夢のあとに」の残務処理に追われました。
続いて、次回・第36回公演の出演者を確定。
その脚本の改訂や整備。
公演に向けた稽古を2回。
劇団員の結婚披露パーティに出席。
そんなところでしょうか。
こうして列挙してみると、いろいろやっていますね。
今後、第36回公演の稽古が本格化していきます。
それと同時に、第37回以降の公演に向けた脚本の執筆も進めていくつもりです。
遊んでいる暇はありません。
この記事の更新日:2017年9月20日 08:01 | コメント(0) | トラックバック(0)
当たり前のこと
次回・第36回公演に向けて、きのう、2週間ぶりに稽古を行いました。
台風の襲来が心配される中、2名が参加。
4時間に渡って、みっちり稽古しました。
今回の出演者は、やる気満々です。
遅刻をしない!
途中で勝手にやめたりしない!
稽古場の準備や後片づけを積極的にやる!
どれも、当たり前のことですねぇ。
でも、これまでは、それさえできない人が多かったものですから、僕は猛烈に感動しております。
いつも思うことですが、稽古は正直です。
わずか4時間の稽古で、二人とも見違えるように良くなっていきました。
ハッとするようなシーンが、いくつか生まれてきたのです。
しかし、所どころ良い場面があるようでは、まだまだ!
作品通してずっと良くなるように、さらに磨き上げていかなくてはなりません。
本番までまだ時間はありますが、やるべきことは無尽蔵にあります。
毎回の稽古を、ますます充実させていきたいと思っています。
稽古終了後、近くのピザ屋さんで、反省会を行いました。
大好きな芸術、特に芝居の話ができて、僕は大満足!
意識が高いメンバーだと、レベルの高い内容を話せるので、楽しくて仕方ありません。
メンバーの一人は、食事しながら、メモをとっておりました。
非常に有意義な食事会となりました。
この記事の更新日:2017年9月18日 08:00 | コメント(0) | トラックバック(0)
努力
大相撲秋場所の前半戦で思ったような結果を出せなかった豪風(たけかぜ)関の言葉が心に沁みております。
よく稽古し、よくトレーニングし、よくケアもして、家族と一緒にいた時間なんてなかった。
でも、努力しても、簡単に結果は出ないということ。
努力が習慣になったときに、初めて結果が出る。
そして、努力して、人は成長するんです。
大ベテランの豪風関ですら、まだ努力が足りないと思っているんです。
僕も含めて、ぷにぷにパイレーツの劇団員は、さらに努力しなくてはいけませんね。
この記事の更新日:2017年9月17日 07:36 | コメント(0) | トラックバック(0)
「壜」舞台写真
第35回公演「夢のあとに」の冒頭で、「壜」という作品を上演しました。その舞台写真を数枚ご紹介します。
この記事の更新日:2017年9月16日 07:56 | コメント(0) | トラックバック(0)
百害あって一利なし
人気女優さんが、主演・初演出する某舞台が話題になっていますね。
初日直前に、出演予定の女優2人が、演出家からの土下座の強要など、人道にもとる数々の行為を受けたという理由で降板したとされています。
演出家本人は「人格を否定するようなこと、罵声を浴びせた事実はありません」と否定しています。
今回のケースが実際どうだったかは分かりません。
しかし、日本の演劇界では、セクハラ、パワハラは当たり前!
暴力ですら、正当化されてしまっています。
若い頃にそうした指導を受けてしまうと、自分が指導する側に回ったときに同じことをしてしまいがちです。
それしか方法を知らないわけですから...。
かつて"ぷにぷにパイレーツ"に在籍した女優さんから、こんなことを言われたことがあります。
「石崎さんは、本気で私を指導してくれていない。殴ったり、蹴ったりしないから...」
悪いことをしていない人に暴力をふるうなんて、僕にはできませんよ。
演出のやり方を知らないと、恐怖で役者を支配するしかなくなってしまいます。
表面的には円滑に稽古が進むかもしれませんが、ロボットのような役者を生み出すことにつながります。
そんなやり方では、輝くような舞台を作ることは絶対にできません。
演劇の稽古は密室で行われますので、演出家のやりたい放題になりがちです。
なかには、ストレス発散のために怒鳴り散らしている演出家もいるようです。
そんな演出家と仕事をするのは、百害あって一利なし!
役者は、本当に尊敬できる演出家を選んでいかなくてはなりません。
そうしないと、芝居の魅力を見失ってしまったり、心が病んでしまう可能性がありますから...。
この記事の更新日:2017年9月15日 07:37 | コメント(0) | トラックバック(0)
造花
第35回公演「夢のあとに」では、お客様にアンケートへのご協力をお願いしませんでした。
終演直後は心の整理がつかないものですし、紙に文章を書くとなると冷静になり過ぎてしまって本音を伝えていないケースが多いからです。
公演から1週間以上時間を空けて、あらためて直接お話をうかがうのが、実相を知る最も良い方法だと思っています。
これまでの公演すべてがそうでしたが、終演直後と時間を置いてからでは、お客様の感想が全然違います。
終演後のアンケートや、ロビーでの会話ではまったく話題にならなかった作品の評価が、時と共に上昇することが多いんです。
逆に、多くのお客様が感動の涙を流された作品が、いつの間にか忘れ去られてしまうこともしばしばです。
演劇作品というものは、上演が終わった瞬間が、本当の開演のように思います。
上演とは、お客様の心に、植物の種を植え付けるようなものです。
その種が時間とともに成長していき、いつか花を咲かせる!
どんな花が咲くかは、見た人次第!
畑や生育環境によって、咲く花の色や形が違ってきます。
途中で枯れてしまったとしても、仕方ありません。
そのお客様に合わなかったというだけです。
我々演劇人にできるのは、良い種を適切に植えつけることだけ!
観客に造花を押し付けるような芝居をしてはいけないのです。
この記事の更新日:2017年9月14日 07:23 | コメント(0) | トラックバック(0)
コインランドリー
最近、コインランドリーの数が増えているそうですね。
うちの近所に、こんな店ができました。
凄いネーミングです。
明日もまた洗ってくれるかな?
この記事の更新日:2017年9月13日 07:42 | コメント(0) | トラックバック(0)
見せない面白さ
第35回公演「夢のあとに」で上演した4作品は、すべて、舞台ならではの表現で成り立っています。
どんなCGを用いても、あの味わいは再現できません。
どんな魅力かを具体的に言えば、"見せない面白さ"です。
セットも、大道具も、小道具さえも使わないからこそ、大切なものを見せないという演出が成立するのです。
見せないことにより、観客は必死になって、見ようとします。
それでも見えないので、自らイメージを作り出すしかなくなってしまうのです。
そこで見えたものは、お客様一人一人で違っています。
その人にとって最も適切なものが見えているはずです。
中途半端なものを見せるぐらいなら、いっそ、見せない方が良いのです。
この記事の更新日:2017年9月12日 07:41 | コメント(0) | トラックバック(0)
結婚披露パーティ
きのう、結婚披露パーティに出席してきました。
新郎は、なんと、劇団ぷにぷにパイレーツの看板俳優・脇坂浩司君です!
お相手は、なんとなんと、20歳も若い女性です!
一体どうなっているのか?
ぷにぷにパイレーツからは、僕を含めて4人がお祝いに駆けつけました。
そのうち、僕と立川志獅丸君が、パーティの司会を務めさせて頂きました。
おかげさまで、大いに盛り上がりましたね。
とても良い雰囲気で、パーティは進行していきました。
ぷにぷにパイレーツに入団すると、結婚したり、妊娠したりする人が多いんです。
感受性が豊かになり、意識が全身に及ぶので、魅力的になっていくのかもれませんね。
そんなことはともかく、脇坂君!結婚おめでとうございます。
末永く、お幸せに!
この記事の更新日:2017年9月11日 07:38 | コメント(0) | トラックバック(0)
大相撲秋場所
きょうから、大相撲秋場所が始まります。
白鵬、稀勢の里、鶴竜の3横綱が初日から休場という、寂しい場所になってしまいました。
しかし、逆に言えば、大関以下の力士にとっては願ってもないチャンスです。
大関昇進2場所目の高安が、悲願の初優勝を果たすのか?
昭和生まれ以降では史上最高齢の関脇となる35歳5か月の嘉風が、大関獲りの足掛かりとするか?
富山県出身では22年ぶりの幕内力士となる朝乃山が、どんな相撲を見せるのか?
などなど、注目点の多い場所となりました。
先日、元・関脇の隆乃若さんと、お仕事でご一緒させて頂きました。
写真をご覧ください。
僕とのサイズの違いはいかがですか?
僕もかなりがっちりしている方ですけど、痩せて見えますね。
って言うより、子どものようです。
隆乃若さんは、身長190㎝。
引退から10年たった今、体重がかなり減って115キロだそうです。
とにかく、厚みが凄いんです。
こんな人と戦っても、絶対勝てないなと思ってしまいました。
でも、人柄はマイルドで、とても紳士的な方でした。
現役当時、イケメン力士として人気を集めていましたが、今でも十分カッコいいですよ!
お話も面白く、大相撲の知られざる一面を語って下さいました。
今後はちょくちょくお会いすることになりますので、さらに深いお話をうかがっていきたいと思っています。
この記事の更新日:2017年9月10日 07:41 | コメント(0) | トラックバック(0)
「夢のあとに」
第35回公演「夢のあとに」のアンコールとして、とても短いマイム作品を上演しました。
作品タイトルは、公演タイトルと同じく「夢のあとに」です。
わざわざ劇場に足を運んで下さったお客様への感謝の気持ちと、別れを惜しむ気持ちの両方を込めて演じました。
上演時間は、驚異の1分58秒!
なんと2分を切っています。
もちろん、劇団の最短記録です。
これ以上短い作品を作るのは難しいのではないでしょうか?
これこそ、まったくストーリーがない作品です。
ただ、別れのシーンをシンプルに演じているだけです。
この作品の感想は、誰からも聞くことができませんでした。
皆様、いかがでしたでしょうか?
お客様の評判はともかく、僕自身、「こういう作り方もあるんだなあ」と勉強になった作品でした。
舞台芸術に、新たな可能性を感じました。
この路線は、まだまだ掘り下げられそうです。
今後、さらに純度の高い作品作りを心がけていきたいと思っています。
この記事の更新日:2017年9月 9日 08:24 | コメント(0) | トラックバック(0)
「巻貝」
第35回公演の3本目に「巻貝」という、抒情詩のような作品を上演しました。
海に潜って、大きな巻貝を探すお話です。
僕の海中の演技を楽しんで頂くことがメインの作品です。
上演時間約20分。
しかし、セリフは3回しか出てきません。
しかも、そのうちの2回は、まったく同じセリフです。
オープニングとラストに置かれているのですが、それぞれ、まったく違った意味で聞こえたはずです。
オープニングでは、セリフの額面通りの意味に。
ラストでは、主人公の万感の思いを強く受け止めながら聞けたのではないかと思っています。
作品の終盤、客席のあちこちから、一斉に鼻を啜る大きな音が聞こえてきました。
僕は上演しながら「空調が寒いのかな?」と思っていました。
しかし実際は、皆さん、泣いていらっしゃったんですね。
「胸がジーンとして、目頭が熱くなった」とおっしゃって下さった方が、大勢いらっしゃいました。
本当にありがたいことです。
照明を担当したうちの劇団員も作品に見入ってしまい、ラストで鳥肌が立ちまくってしまったそうです。
そのせいで暗転することを忘れて、僕は本来より長く演技を続けなくてはなりませんでした。
逆に、良い余韻になったかもしれませんね。
この記事の更新日:2017年9月 8日 07:38 | コメント(0) | トラックバック(0)
連環の計
第35回公演「夢のあとに」は、"ぷにぷにパイレーツ"の本公演のうち、最もお客様が少ないものになってしまいました。
結局、大きな赤字が出てしまいました。
でも、そんなの、別に大したことではありません。
これからしばらく、僕が節約を心がければ済む話です。
あれだけ素晴らしい経験をさせて頂いたことを考えれば、安いものです。
どんなお金の遣い方よりも、意味があります。
千冊の本を読むより、一万の舞台を見るより、絶対に勉強になります。
こんな安価で成長する機会を頂いたことを、感謝しなくてはなりません。
しかし、あまりに観客が少ないと、お客様が動揺されるかもしれません。
そこで、僕は、ある計略を練りました。
名付けて、「連環の計」です。
ちなみに、「連環の計」は、三国志の中で最も有名なエピソードです。
赤壁の戦いにおいて、孫権・劉備連合軍が、敵対する曹操軍の船団の火攻めに成功した作戦のことです。
僕が「連環の計」として、具体的に何をしたかは言えませんが、そのはかりごとは実に上手くいきました。
来場された皆様が、まるで客席が混みあっているかのような錯覚を覚えたはずです。
この作戦は使えます。
今後も動員には苦労し続けるでしょうから、あたかも会場が混んでいるかのように見える作戦を、次々に編み出していきたいと思っています。
本当は、お客様が増える秘策を考えるべきなのでしょうが...。
この記事の更新日:2017年9月 7日 07:35 | コメント(0) | トラックバック(0)
サルスベリ
うちのテラスのサルスベリが、また新たな花をつけていました。
ことし最初に咲いたのは、6月でしたでしょうか?
サルスベリは、漢字で「百日紅」と書くように、初夏から秋までの長い間、花を咲かせます。
一つ終わっても、すぐ次の花が咲きます。
僕も、先日、公演を終えたばかりですが、すぐに次の作品を作らなくてはなりません。
サルスベリにあやかって、次々に美しい作品を生み出せるよう、頑張っていきますね。
この記事の更新日:2017年9月 6日 07:40 | コメント(0) | トラックバック(0)
「夢のとき」
第35回公演「夢のあとに」の2本目に、「夢のとき」というパントマイム作品を上演しました。
セリフは一切なく、ストーリーもありません。
ただ、僕の動きを見て頂くことを主眼にした、ストイックな作品です。
ストーリーはありませんが、テーマ性は設けていたつもりです。
抑圧する人と抑圧される人。
それが入れ替わりで次々に登場し、切れ目なく人格が変化し続けるというものです。
虚実皮膜を感じた方もいらっしゃれば、最近の不安定な世界情勢に想いを馳せた方もいらっしゃいました。
ただただ僕の動きに見入ったという方、僕の出す気迫に圧倒されたという方もいらしたようです。
ありがたいことに、意味が分からず退屈した人はほとんどいらっしゃらなかったようです。
あらためて、演劇で大事なのはストーリーではなく、演技だということを確認できました。
劇団創立11周年となる来年からは、さらに作品から意味を剥奪していこうと思っています。
演劇に理屈を持ち込むのは、僕の感覚からするとダサい!
抽象性は高いけれど、圧倒的に面白い作品を目指していきたいと考えています。
この記事の更新日:2017年9月 5日 07:55 | コメント(0) | トラックバック(0)
第36回公演の稽古スタート
「夢のあとに」の公演が終わってまだ2週間しか経っていませんが、のんびりしている暇はありません。
きのう、次回・第36回公演の初めての稽古を行いました。
先月末をもって正式に出演者が決まったので、顔合わせを兼ねて集まってもらったんです。
今回の出演者は3人です。
2人は、"ぷにぷにパイレーツ"のレギュラーメンバー!
もう1人は、過去に"ぷにぷに"への出演歴があり、「夢のあとに」を見てもう一度参加したいと思った若手です。
まったくタイプの異なる3人なので、バリエーション豊かな公演となりそうです。
動きを重視する"ぷにぷにパイレーツ"では、初回から立ち稽古を行います。
初回から濃厚な稽古を行い、わずか1分のシーンに2時間もかけてしまいました。
僕は、どんなささやかな場面でも、超緻密な演技を要求しますので、役者は大変だと思います。
でも、気の抜けたところを一瞬たりとも観客に見せてはいけません。
厳しく、でも楽しく、稽古を進めていきたいと思っています。
4時間の稽古終了後、近くのカフェで、決起集会を行いました。
お洒落なお料理やドリンクに舌鼓を打ちながら、次回公演の詳細を詰めていきました。
また、演劇や芸術についての話にも花が咲きました。
真面目な人ばかりなので、なかなか良いチームワークが生まれそうです。
とても有意義な飲み会となりました。
この記事の更新日:2017年9月 4日 08:43 | コメント(0) | トラックバック(0)
「夢のあとに」から2週間
きのう、久しぶりに、後楽園ホールでボクシングの試合を見てきました。
僕が練習している北澤ジムの選手が出場したので、応援に行ったのです。
死力を尽くして懸命に戦っているところを見ると、刺激を受けますね。
僕らも負けないように必死に頑張らなくては!
さて、第35回公演「夢のあとに」から、きょうでちょうど2週間です。
たった2週間しか経っていないのに、遥か昔のことのように感じられます。
すでに、次の公演に向けて準備を始めているからでしょうか?
車を走らせているとき、バックミラーを通して後ろを見ると、とても小さく感じられるのと似ていますね。
この1週間で、「夢のあとに」にご来場頂いた何人かのお客様にお会いすることができました。
皆さん、熱く熱く感想を語って下さいました。
でも、作品のストーリーについて触れる人は一人もいませんでした。
全員が、僕が出していた"気"のことばかり話されるんです。
「石崎さんの放つ"気"が、劇場全体を覆いつくしていました!」
「"気"が、客席にいた私にまで襲い掛かってきたんです!」
「"気"って、目に見えるものなんですね!」
本番直後にも「体から赤い光が見えた」とか、「空間が歪んでいた」という感想を頂戴しました。
不思議な"光"や"色"について話される方が多いんですよね。
僕自身は意識していませんが、どうやら超能力を発揮していたようです。
こうした特殊な経験を出来ることこそ、舞台の醍醐味です。
お客様をさらなる"夢"の世界にお連れできるよう、ますます努力していくつもりです。
今後とも、よろしくお願いします!
この記事の更新日:2017年9月 3日 08:01 | コメント(0) | トラックバック(0)
「壜」
第35回公演「夢のあとに」のオープニングに、「壜」という人間喜劇を上演しました。
死を極端に恐れる男が、病気に備えてありとあらゆる薬を集めていき、壁いっぱいの棚に薬壜を並べているというお話です。
基本的には、ラストの衝撃の"どんでん返し"をお楽しみ頂くものです。
途中で何度も登場人物の人格が入れ替わるところも、見どころとなっています。
上演時間は、ジャスト30分!
脚本の量は、原稿用紙60枚ちょっとです。
無言のシーンも多いので、セリフを言うときには超高速で、息つく間もなくまくし立てている感じです。
アナウンサーの仲間から「あのスピードで、噛まずに喋れるだけでも凄い!」と言われました。
息を吸えるところも限られるので、予め、呼吸のポイントを決めておかなくてはならないほどでした。
稽古を始めた頃は、頻繁に酸素不足に陥って、頭が真っ白になっていたものです。
この作品には、とんでもない数の伏線や、細かい"どんでん返し"が入れ込んであります。
上演中に小爆発が何度も何度もあり、最後に大爆発が起こります。
見終わった後に「そういえば...」と、序盤に仕掛けた罠に気付くようになっています。
何人かの方が2回ご覧になりましたが、そこで初めて分かる落とし穴も沢山あるんです。
僕の作品らしい、うるさいぐらい緻密に練り上げた、黒い喜劇となっています。
「壜」の評判は、本当に良かったですね。
感想をうかがえた方全員から、「すごく面白かった」と言って頂けました。
ストーリーの展開を楽しまれた方、ユニークな演出を満喫された方、人間の愚かさや悲しさを痛感された方などなど、人によって味わい方は様々でした。
我ながら、厚みのある作品を作ることが出来たと自負しています。
これだけ評判の良い作品を作ってしまうと、次回にプレッシャーがかかってしまいますね。
「壜」を超える作品を作れるように、頑張っていきますね。
この記事の更新日:2017年9月 2日 07:45 | コメント(0) | トラックバック(0)
涼しい
9月に入ると同時に、一気に涼しくなりましたね。
「先月20日が、これぐらい涼しかったらよかったのに...」なんて思ってしまいます。
というのも、第35回公演「夢のあとに」の最大の反省点は、暑さ対策なんです。
晩夏の開催ということで、暑さを想定して稽古を重ねました。
冷房はつけない!
長袖を着る!
休みなしに何度も続ける!
そのほか、暑さに慣れるための工夫をいろいろ行ってきました。
しかし、予想外だったのは、8月上旬と中旬の涼しさです。
毎日雨が降り、気温もそれほど上がりませんでした。
ですから、冷房を付けないだけでは不十分だったんですね。
本番時、照明のあまりの暑さに、滝のように汗が出てしまいました。
自分の汗で、何度も足が滑ってしまいました。
目に大量の汗が入り、痛いやら、痒いやら...。
「壜」の途中から頭が痛くなってきましたが、あれは熱中症だったに違いありません。
僕の想定は、全然甘かったんですね。
テニスの沢松奈生子さんは、「猛暑の全豪オープン前は、サウナで素振りを行っていた」とご本人からうかがったことがあります。
真夏に公演を開く場合、僕も、サウナで稽古しなくてはいけませんね!
この記事の更新日:2017年9月 1日 07:38 | コメント(0) | トラックバック(0)
早起き
第35回公演「夢のあとに」に向けて、およそ3か月間、毎朝早起きをして稽古を続けてきました。
それがすっかり習慣となってしまって、必要ないのに、いまだに早く起きてしまいます。
早く起きてもやることがないので、本を読んだりしていますが、なんだか虚しい...。
稽古の充実感には及ばないのです。
やはり、僕は稽古が一番好きなんですね。
稽古のモチベーションや集中力を上げるために、本番を設定しているような感じです。
公演が終わると、すぐに次の公演をやりたくなってしまうのはそのためです。
のんびりしていても、僕は全然楽しくありません。
自らを磨いている時が、最も幸せなのです。
この記事の更新日:2017年8月31日 07:37 | コメント(0) | トラックバック(0)
契約完了
第35回公演「夢のあとに」が終わったばかりですが、すでに第36回公演の日時と会場は決まっています。
会場との契約も完了しています。
年々、劇場の数が減っていて、演劇の上演の場所を確保するのが難しくなっています。
それなりの会場を押さえるには、半年前では遅いくらいです。
まずは場所を確保して、それから内容を考えるのがスタンダードになりつつあります。
下北沢や新宿辺りの人気の劇場だと、3年前に予約しないとダメという話を聞いたことがありますよ。
3年後、劇団がどうなっているかなんて分かりっこないのに...。
今回契約したのは初めてお借りするところなのですが、なかなか使い勝手が良さそうで気に入っています。
これまでとは雰囲気の違った、新しい魅力を発揮することが出来そうです。
「夢のあとに」の後始末が終わり次第、第36回公演の準備に入りたいと思っています。
休んでいる暇は、ありませんね。
この記事の更新日:2017年8月30日 07:37 | コメント(0) | トラックバック(0)
連合稽古
第35回公演「夢のあとに」が終わったので、少し余裕が出ました。
この時期、色々な公演や催しを見て、勉強しておきたいものです。
そこで、先日、"お江戸両国亭"で開かれた「相撲芸人来舞 連合稽古」を見に行ってきました。
相撲をネタにする芸人さんたちによる、寄席のようなお笑いライブです。
僕が、放送の仕事でお世話になっている方も出演していたので、応援も兼ねて出かけました。
会場は満員で、観客の大半は若い女性たちです。
開演前は、みんな超マニアックな相撲トークで盛り上がっていました。
相撲好き女子=スー女が急増と良く言われますが、想像以上でした。
一方、男性客は、みんなでかい!
背も高く、体重も100㌔を超えそうな人ばかりです。
間違いなく、元力士ですね。
出演は、あかつ、マービンJr、キンボシ、ゆんぼだんぷ、オオイチョウの5組です。
力士出身の芸人さんが2人!
上半身裸で出演したのが4人!
本当に、見た目が暑苦しいライブでした。
でも、芸は練り上げられていて、かなり面白かったです。
特に、あかつさんの「関取の付け人モノマネ」は下らないけど凄かった!
動きがキレキレで、バカバカしいけどキレイなんですよね。
やっぱり、舞台に出るものは美しくなくてはいけません。
あらためて、そう思いました。
この記事の更新日:2017年8月29日 07:39 | コメント(0) | トラックバック(0)
まさに「夢のあとに」
第35回公演「夢のあとに」が終わって、少し時間がたちました。
あらためて、メールで感想を送って下さる方がいらっしゃいます。
その方々が、皆さん、同じようなことを書いて下さっています。
「公演を見終えた今、まさに"夢のあとに"といった感じです」
今回の公演は、全作品、夢がテーマでした。
また、夢を見ているかのような幻想的な舞台を心がけました。
それが上手くいったということかもしれません。
最近、僕は、世知辛い世の中をリアルに描く作品を作っていません。
演技や演出のスケールを大きくするために、あえて非現実的な世界を設定しています。
どちらも僕の持ち味だと思っていますので、出演者に応じて適切に使い分けていきたいですね。
この記事の更新日:2017年8月28日 07:34 | コメント(0) | トラックバック(0)
まだ何も...
きのう、「夢のあとに」の公演を見てくれたアートマイムの仲間と会うことができました。
演者の立場からの感想を聞くことが出来て、大変参考になりました。
作品作りの大変さを知っている人たちだけに、70分の舞台を一人で務めたことをすごく褒めてくれましたね。
演技が雑になる瞬間がなかったこと、足のつま先まで抜けがなく気が通っていたことなども、絶賛してもらいました。
なかでも、2本目に上演したマイム作品「夢のとき」に話題が集中していましたね。
「私がやりたい作品」と言う人もいました。
「ストーリーがないから、かえって動きに集中できる」という意見も面白かったですね。
こんなに評判が良いのなら、今後の公演でも、マイム作品をしっかりやっていこうと思います。
実は、来月末に、新作のアートマイム作品を発表することになっています。
しかし、これまでずっと「夢のあとに」に集中してきたので、まだ何も考えていません。
使えそうなアイディアは、すべて「夢のあとに」でやってしまいました。
これは、ヤバいぞ!
大急ぎで作品作りに取り組まなくては!
この記事の更新日:2017年8月27日 08:17 | コメント(0) | トラックバック(0)
バールの賛歌
第35回公演「夢のあとに」が終わっても、僕は、性格的にゆっくりできません。
休む間もなく、次の公演の準備を始めています。
要は、大好きな稽古を、早くまたスタートさせたくて仕方ないんです。
しかし、公演の詳細が決まらないと、演目も演出も確定できませんよね。
まずは外枠を固めて、稽古できる環境を整えたいと思っています。
さて、きのう、"東京演劇集団風"の公演『バールの賛歌~バールを愛した女』を見に行ってきました。
僕が最も影響を受けた劇作家・ブレヒトが20歳のときに執筆した処女作『バール』と、その冒頭の詩「偉大なバールの賛歌」から生まれた新作だそうです。
ひとりの"女"が愛した、放埒で野性的な詩人バール。
暗い胎内から生まれ、 消滅し腐敗していくバールを見つめる女が、閃光のような彼の〈死と生命〉を語る。
「彼は空を愛し、酒を飲み、女を抱き、ギターを手に歌う-」と。
〈言葉と身体〉が共振する場所-「詩劇」
僕も、詩のようなセリフと、詩のような身体表現を融合させた「詩劇」を目指しています。
やり方は違いますけど、"風"の進もうとしている方向性はとても素晴らしいものだと思います。
特に『バールの賛歌』では、エロチックな表現が重要なパートになっていましたが、参考にさせて頂きたい演出が沢山ありました。
面白おかしい作品ではないので、どなたにでもお勧めできるわけではありませんが、芸術を愛される皆さんには是非ご覧頂きたいと思っています。
上演時間が約80分で、見やすいですよ。
きのう(25日)が初日で、9月3日(日)まで、毎日上演されています。
会場は、東中野の"レパートリーシアターKAZE"になります。
この記事の更新日:2017年8月26日 09:03 | コメント(0) | トラックバック(0)
目玉が飛んでくる
第35回公演「夢のあとに」は、前半、後半の2部構成でした。
前半の「壜」は、どんなお客様にでも楽しんで頂けるようなエンタテインメント作品です。
後半の3作品は、難解かもしれないけど、自分の今の演技の力量を最大限発揮できるようなものを並べてみました。
公演前、僕は「前半は盛り上がるけど、後半は一部退屈する人が出るかもしれない」と予想していました。
しかし、実際は、そうではありませんでした。
確かに、前半は会場が盛り上がり、皆さん、とても楽しそうに舞台をご覧になっていらっしゃいました。
ところが、後半に入ると、お客様全員の集中力が一気に上がったんです。
前半、地面に対して垂直だった皆さんの背筋が前に倒れ、前傾姿勢でご覧になる方が増えたんです。
舞台への視線の圧力が増し、皆様の目玉がこっちに飛んでくるのではないかと心配になるほどギラギラしていました。
特に「巻貝」では、お客様の体が僕の動きにつられて揺れてしまっていました。
僕が海面から顔を出す演技をしたとき、客席のほうぼうから、大きく息をする音が聞こえてきたのには驚きました。
相当、感情移入されていたんでしょうね。
今回の公演を通して感じたことですが、分かりやすい作品が面白いわけではないんです。
ストーリーの出来より、演技の質の方が遥かに重要です。
この10年間、僕は面白い物語を作ることに力を注いできましたが、そろそろ方向転換する時期が訪れたようです。
今後は、演技の魅力を生かすことを第一に考えて、脚本を書いていこうと思っています。
この記事の更新日:2017年8月25日 07:49 | コメント(0) | トラックバック(0)
赤いオーラ
感受性の豊かな方って、凄いですね。
第35回公演「夢のあとに」をご覧になって、想像を超える感想をおっしゃって下さったお客様がいらっしゃいました。
「石崎さんは、手のひらや指先から強い光を放っていた」
「ラストの方では、背後に赤いオーラのようなものが漂っていた」
「全身から"気"が出ていて、それが波のように広がっていくのがはっきりと目に見えた」
などなど、ありえないものをご覧になった方が少なくないんです。
僕はそんなスピリチュアルな体験をしたことがないので、自分では見たことがありません。
でも、これこそが演劇の魔術なのだと思います。
見えるものを見せているようでは、映画など他のメディアには勝ち目がありません。
見えないものを見せられるからこそ、演劇に存在価値があるのです。
そんな奇跡を起こすには、やはり役者の鍛錬は欠かせません。
心と体と技のすべてのレベルを上げていくことが求められます。
僕なんか、まだまだ、その入り口に立っただけです。
さらに自分に厳しく、練習を続けていきたいと思っています。
この記事の更新日:2017年8月24日 07:40 | コメント(0) | トラックバック(0)
キレイ
第35回公演「夢のあとに」の終演後、たくさんのお客様とお話をすることが出来ました。
ありがたいことに、皆様、公演の感想を熱く熱く語って下さったんです。
「こんなに熱心に見て頂けたんだ!」と、感激いたしました。
なかでも、最も多かった声は「キレイな舞台でした」というものでした。
動きがキレイ!
セリフがキレイ!
ストーリーがキレイ!
世界観がキレイ!
登場人物の心がキレイ!
劇場がキレイ!(あれっ?)
などなど、ほぼ全員のお客様が「キレイ」とおっしゃって下さいました。
本当に光栄なことです。
実は、僕自身、演劇の中で最も重要な要素は「美しさ」だと思っています。
「面白さ」なんかより、断然、「美しさ」の方が重要です。
「面白さ」は台本を配っても伝わると思いますが、「美しさ」は上演しなければ実現できません。
同じ台本でも、役者や演出によって、美しくなったり汚くなったりします。
総合芸術である演劇のアイデンティティは、「美しさ」なのです。
今回、2本目に上演した「夢のとき」は、非常に難解な作品でした。
何人かのお客様から「良く分からなかった。でもキレイだった」という感想を頂戴しました。
なんて嬉しい言葉でしょう!
分からないのに楽しめるなんて、最高じゃありませんか!
その「美しさ」を実現するためには、やはり鍛錬が必要です。
体や声を自在にコントロールできるように、日々、トレーニングを行わなければなりません。
僕なんか、まだまだ未熟者です。
公演が終わっても気を抜くことなく、練習を続けたいと思っています。
この記事の更新日:2017年8月23日 07:12 | コメント(0) | トラックバック(0)
「夢のあとに」の一日を振り返る
第35回公演「夢のあとに」を開催した20日(日)を振り返ります。
出演者とスタッフは、劇場に、朝9時30分に集合しました。
とはいっても、出演者は僕一人。
スタッフは、照明と音響の担当者が一人ずつ。
合わせて3人だけでした。
劇場に入って、すぐに灯りと音のチェックを行いました。
続いて、場当たり。
通しリハは行わず、きっかけのある所だけ、丁寧に確認を行いました。
11時30分に、受付と場内整理の担当者が2名到着。
段取りを説明し、ロビーを整えて、正午に準備は終了しました。
急いで昼食を摂り、12時30分にマチネの開場。
13時に開演し、予定通り14時10分に公演を終えました。
終演後、ロビーでお客様にご挨拶をしていたら、あっという間にソワレの開場時間の14時30分に!
慌てて開場し、15時に2回目の開演!
今度も予定通り16時10分に終わりました。
送賓し、後片付けを行い、劇場の最終チェックを受けて清算を済ませたのが16時45分でした。
そのまま、横浜マリンタワーの1階にある屋外ビヤガーデンに移動。
手伝ってくれたスタッフや、応援に来てくれた劇団員たち、合わせて10人で盛大に打ち上げを行いました。
肉食べ放題、ドリンク飲み放題、座長の悪口言い放題!
大いに盛り上がりました。
こうしてみると、無駄な時間がまったくなく、かといって不足しているところもない、実に効率の良いスケジュールだったように思います。
劇場入りから開演まで、わずか3時間半!
終演から劇場を出るまで、たった35分!
こんな演劇公演がどこにあるでしょう?
今回、まず最初にスケジュールを考えて、それから作品を作ったので、効率よく公演を開催することができました。
結局、ものごとが上手くいくかどうかは、準備次第なんですよね。
あらためて、そんなことを感じた一日でした。
この記事の更新日:2017年8月22日 08:13 | コメント(0) | トラックバック(0)
「夢のあとに」大成功!
きのう、無事、第35回公演「夢のあとに」を終えることができました。
おかげさまで、当日券のお客様が、大勢来場して下さいました。
公演の内容も、過去最高の高評価を頂戴しました。
上演中の盛り上がりは、本当にものすごいものがありました。
こんなに場内がグルーヴする公演は、滅多にありません。
芸術を味わえる意識の高いお客様が多かったのが、最大の要因だと思っています。
観劇して下さった皆様!
公演を手伝ってくれた仲間たち!
本当にありがとうございました。
この記事の更新日:2017年8月21日 07:06 | コメント(0) | トラックバック(0)
本日「夢のあとに」開催
本日・20日(日)、劇団ぷにぷにパイレーツ第35回公演「夢のあとに」を開催いたします。
我ながら、すごい舞台を作り上げることができました。
ぜひ、皆様にご覧頂きたいと思っています。
空席はたっぷりございますので、たまたま今日予定がないという方は、お気軽に劇場にお越しください。
では、"横浜人形の家・あかいくつ劇場"でお待ちしています!
●劇団ぷにぷにパイレーツ 第35回公演「夢のあとに」
日にち:2017年8月20日(日)
開演時間:13:00(マチネ)&15:00(ソワレ)
開場時間:開演の30分前
上演時間:約70分
会場:横浜人形の家・あかいくつ劇場
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町18
(みなとみらい線・元町中華街駅4番出口より徒歩3分)
料金:当日3000円
上演作品:「夢のとき」「壜」「巻貝」
作・演出・出演・制作:石崎一気
劇団ぷにぷにパイレーツは、写実と前衛を兼ね備えた手法で、人間の愚かさや滑稽さ、悲しさをデフォルメし印象的に表現する短編作品をオムニバス形式で上演しています。
今回の公演は、昨年1月の「天使の組曲」以来、およそ1年半ぶりとなる石崎一気の単独公演です。今回は、3本の一人芝居を上演いたします。どれも幻想的な作品なので、公演終了後、悪夢から醒めたような不思議な感覚に陥るはずです。普通の演劇では決して味わうことのできない、奇妙な味を満喫して頂けます。
本公演の会場「あかいくつ劇場」は、人形劇を中心とした児童文化活動の推進を目的として設置された、座席数147席の本格的設備を持つ劇場です。快適な環境の下、ご観劇頂けるはずです。横浜マリンタワーの並びにあり、日本郵船・氷川丸の斜め前になります。横浜中華街や山下公園の観光がてら、是非、遊びにいらして下さい。
なお、公演の性質上、小学生以下のお子様の入場はお断りしております。また、晩夏の公演のため、劇場内の冷房が寒く感じられる場合もございます。念の為、羽織るものをお持ち下さい。
この記事の更新日:2017年8月20日 06:49 | コメント(0) | トラックバック(0)
「夢のあとに」あす開催
第35回公演「夢のあとに」が、明日に迫ってきました。
きょうは、舞台監督と打ち合わせや簡単なリハーサルを行います。
また、お客様のリスト作りや、受付の準備など、制作の仕事もしなくてはなりません。
できれば、本番に備えて、髪も切っておきたいところです。
本番直前ほど、稽古はできないものです。
さて、あすご来場下さる皆様に、お願いがあります。
普通のお芝居では、客席の真ん中の最前列から埋まっていきます。
しかし、"ぷにぷにパイレーツ"の場合、一番後ろと両サイドの席に座る方が多いんです。
オセロゲームではないので、角や端っこの列を取ってもあまり意味がありません。
「全体を見たいから後ろに座る」という方もいらっしゃいますが、今回は一人しか舞台に登場しません。
後ろや端に座ると、ただ遠いだけだと思います。
特に、"あかいくつ劇場"は、舞台と最前列の座席の間に、結構距離があります。
一番前でご覧になっても、全体が良く見渡せます。
また、「前に座ると、役者から見られてしまうのでは?」と心配されるケースもあります。
舞台上からは、照明がまぶしくて、お客様の表情は全然見えませんのでご安心下さい。
全席自由ですので、ぜひ、前の真ん中のお席にお座り下さい。
また、今回はお客様がすごく少ないので、すごくゆったりお座り頂けます。
荷物を両隣の椅子に置いて頂いて構いません。
横になってご覧頂いても結構です。
ラグジュアリーな雰囲気でお楽しみ下さい。
まだまだ本日中はご予約を承っております。
お気軽にお申し付け下さい。
この記事の更新日:2017年8月19日 08:15 | コメント(0) | トラックバック(0)
あさって「夢のあとに」開催
「夢のあとに」の公演が、あさってに迫ってきました。
さすがに、ここ数日、たくさんのお客様からご連絡を頂戴しています。
結局、常連の方々は、ほとんど来て下さるようです。
過去に僕の作品を見て下さった皆さんは、すごく期待して下さっているんですね。
本当にありがたいことです。
感謝の念でいっぱいです。
今回、来場される皆様の期待を裏切ることはないと思います。
アーティスティックな表現が満載で、単なる娯楽の枠を超えた圧倒的な作品の連続となっています。
また、エンタテインメントとしても、十分お楽しみ頂けると思います。
前半の大作「壜」は、一人芝居のメリットを最大限生かした作品です。
古典劇のようなセリフ回しは、音の美しさに徹底的にこだわったものです。
また、ラストのどんでん返しは、僕の作品の中では最大の面白さだと思います。
一方、後半の35分には、セリフが3回しかありません。
こんな演劇、ほかにあるでしょうか?
マイムなどの身体表現がお好きな方なら、何倍もお楽しみ頂けるはずです。
まさに、目のご馳走、耳のご馳走といえる公演です。
アート好きな方にこそ、是非、ご覧頂きたいですね。
明日いっぱい、ご予約を受け付けております。
皆様のご来場を、心よりお待ちしています。
この記事の更新日:2017年8月18日 09:13 | コメント(0) | トラックバック(0)
観劇の服装
20日(日)の第35回公演「夢のあとに」にご来場下さる皆様に、お願いがございます。
必ず、上に羽織るものを一枚お持ち下さい。
劇場の空調をどう感じるかは、個人差があります。
また、客席の前の方は照明のせいで暑く、後ろの方は寒くなることもあります。
さらに、空調の吹き出し口の真下にいると、相当寒く感じられてしまいます。
要は、お客様全員が快適な空調はありえないのです。
しかし、終演後の苦情の大半は空調に関するものです。
それも、「寒すぎる」というご意見と、「暑すぎる」という声が半々だったりするんです。
申し訳ありませんが、寒がりな方に上着をお持ち頂くしか対処の方法がありません。
それから、ぜひ、楽な服装でお越し下さい。
「足が痛くてたまらなかった」
「お腹が苦しくて集中できなかった」
細いズボンや、ウエストがきつめのスカートで来場された方から、こんなご意見を寄せられることがあります。
70分間、着席した状態で過ごすことをご理解頂いた上で、服装をお選び下さい。
この記事の更新日:2017年8月17日 06:58 | コメント(0) | トラックバック(0)
最小限
8月20日の「夢のあとに」の公演は、"横浜人形の家・あかいくつ劇場"で開催します。
劇場の担当の方と、本番前の最後の打ち合わせを行いました。
その際、お客様が大勢来場された時のポイントも教えて下さいました。
しかし、今回の公演には、お客様はちょっとしか来場されません。
「そのアドバイス、必要ないんですけど...」と思いながら、黙って頷いておりました。
無念...。
今回、動員増に関しては、事実上、諦めました。
「本番直前になったら、たくさん連絡が入りますよ」と、気休めを言って下さる方もいらっしゃいます。
しかし、そんなことは絶対にありません。
むしろ、本番直前には、キャンセルの連絡が次々に入ってくるものです。
期待すればするほど、失望が大きくなります。
観客が少ないことを嘆くのではなく、楽しみにして下さる方が一人でもいらっしゃることを誇りに思いましょう!
その期待を絶対に裏切らないように、誠意を持って、真摯に舞台に取り組みましょう!
作品の質は本当に高いと思うので、ご覧になった方々の心にいつまでも残るように頑張りましょう!
出演者も、スタッフも最小限の公演なので、観客も最小限で!
お互いに少数精鋭で、張り切っていきましょう!
この記事の更新日:2017年8月16日 06:58 | コメント(0) | トラックバック(0)
大きいぞ!
「あれ?大きいぞ!」
最近、洋服を着るたびに、そう思うようになりました。
靴もすべてブカブカになり、紐をきつく締め直さないと脱げてしまいそうです。
どうやら、僕は、かなり痩せてしまったようです。
毎朝欠かさず、20日(日)の「夢のあとに」に向けて稽古を続けています。
90分ほど練習すると、床に水たまりができるほどの汗をかいています。
夜も北澤ボクシングジムで体作りを行っていて、こちらでも大量の汗を流しています。
痩せない方がおかしいですね。
本番が近付いてくると、精神的なプレッシャーで痩せてしまう人がいるそうです。
その点は、僕はまったく心配がありません。
本番が楽しみで仕方ないんです。
これからの数日で、僕はどこまで行けるのか?
自分自身、興味津々です!
この記事の更新日:2017年8月15日 06:39 | コメント(0) | トラックバック(0)
アンコールのご紹介
第35回公演「夢のあとに」の終演後、もしお客様からご要望があれば、アンコール作品を上演いたします。
ごくごく短いマイム作品です。
具体的なストーリーはありません。
僕の特長とされる、ロマンチックな作風です。
暑い中わざわざご来場下さった皆様へ、感謝の気持ちを込めてお送りします。
どうぞ、ご期待下さい。
この記事の更新日:2017年8月14日 06:56 | コメント(0) | トラックバック(0)
「夢のあとに」まで1週間
20日(日)の第35回公演「夢のあとに」まで、きょうで1週間となりました。
きのう、スタッフ用の台本や、公演パンフレットを作りました。
本番で使用する音源のCD-Rも完成しました。
衣装も決定済みで、あとはマチネ用とソワレ用をそれぞれパッケージするのみです。
(今回の公演はすごく汗をかくので、同じ衣装を続けて着ることができないのです)
着々と、制作の仕事を進めています。
一方、稽古も順調で、どんどん作品の質が上がっているように感じています。
特に、この1週間は無理やり時間を作って、毎日2回ずつ通稽古を行いました。
最初は肉体的にも精神的にもへとへとになっていましたが、今では軽々とやれるようになりました。
むしろ、2回目の方が集中力が高くなり、楽に演じられるぐらいです。
練習の成果が、形になって現れるようになってきました。
これからの1週間は徐々にペースを落としていき、体力を温存する方向に持っていきたいと思っています。
すでに僕は劇中の人物と同化していますので、客観的に作品を見ることが難しくなっています。
でも、たまに脚本を読み直してみると、上演する3作品とも、滅茶苦茶面白い物語なんですよね。
公演冒頭の「壜」や、ラストで上演する「巻貝」の強烈などんでん返しには、自分でも感心してしまいます。
すべてのセリフが伏線となっていて、それらが後になって有機的に絡み合っていくところは、本当に見事だと思います。
しかも、そのセリフが、美しい音律を伴いながら、キャラクターの個性を浮き彫りにしているんです。
それなのに、難しい言葉は一つも出てきません。
演劇初心者でも上級者でも楽しめる、素晴らしい脚本だと思います。
「過去に芝居を見たことはあるけど、つまらなかった」という方にこそ、是非、ご覧頂きたいですね。
演劇のイメージを変えてみせる自信があります。
さあ、きょうも2回、通し稽古を行います。
暑くなりそうですから、汗だく必至!
でも、稽古できるのは、きょうを含めて7日しかありません。
貴重な時間を、十分に楽しみたいと思っています。
この記事の更新日:2017年8月13日 09:29 | コメント(0) | トラックバック(0)
沈潜する舞台
20日の「夢のあとに」を手伝ってくれるスタッフを1名新たに確保しましたが、本当はもう1人欲しいところです。
しかし、志願する人がいない以上、どうしようもありません。
やむなく、音響や照明などの演出をシンプルなものに変更することにしました。
なるべくスタッフに負担を掛けない舞台にしないと、失敗する確率が上がってしまいます。
怪我の功名ではありますが、演出をシンプルにして良かったように思います。
目先の面白さは減ってしまったかもしれません。
でも、作品の本質が、より浮き彫りになったように感じています。
派手な演出では、ほかの劇団に勝ち目はありません。
なるべく演出をシンプルにして、役者の肉体や声を磨き上げていった方が、心に残るものになるはずです。
見ている時間より、見終わった後の時間の方が遥かに長いのです。
心に沈潜するような舞台を目指したいですね。
この記事の更新日:2017年8月12日 08:09 | コメント(0) | トラックバック(0)
「巻貝」のご紹介
8月20日(日)に開催する第35回公演「夢のあとに」のラストに、「巻貝」というマイム作品を上演します。
「巻貝」には、セリフがほとんどありません。
最初と最後にごく短いセリフが入るだけです。
そのセリフも詩のようなもので、美しい言葉がリフレインされていきます。
途中の約16分間は、動きだけによって表現がなされていきます。
セリフの音も、体の動きも、まさに抒情詩のような作品です。
しかし、「巻貝」には、ハッキリしたストーリーがあります。
ぷにぷにパイレーツが得意とする、純愛の物語です。
その中でも、とりわけピュアな恋を描いていると思います。
ご覧になった後、甘酸っぱい想いで、胸がキュンとなること間違いなしです。
以前、初期段階の「巻貝」を、アートマイムの仲間たちに見て貰ったことがあります。
すごく好評で、「私が演じてみたい」「愛と優しさに満ち溢れた作品ですね」などの感想を頂きました。
それから、じっくり時間をかけて作品を熟成させたので、さらに迫力のあるものになってきたように感じています。
また、アートマイムに馴染みのない方でも良く分かるように、さまざまな工夫をしてみました。
公演のラストを飾るのにふさわしい感動作に仕上がっています。
ぜひ、ご覧下さい。
この記事の更新日:2017年8月11日 08:09 | コメント(0) | トラックバック(0)
「夢のあとに」まで10日
第35回公演「夢のあとに」まで、きょうで10日となりました。
あと10日しかないという焦りより、あと10日しか今回の作品に関われないという寂しさの方が強くなっています。
本格的に稽古を始めて以降、毎日が充実し、時間がとても速く過ぎ去っていきました。
稽古を通して技術も相当上がりましたし、体力もついたように感じています。
それに伴って、作品のクオリティが想定以上に高いものになってきました。
間違いなく、"ぷにぷにパイレーツ"史上、最高の舞台になると思います。
コントのように、その場で軽く笑える作品はありません。
数年たっても心に残っている、そんな公演です。
心ある方々にご覧頂くことを望んでいます。
皆様のご予約、ご来場をお待ちしています。
以下、公演の概要です。
●劇団ぷにぷにパイレーツ 第35回公演「夢のあとに」
日にち:2017年8月20日(日)
開演時間:13:00(マチネ)&15:00(ソワレ)
開場時間:開演の30分前
会場:横浜人形の家・あかいくつ劇場
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町18
(みなとみらい線・元町中華街駅4番出口より徒歩3分)
料金:予約2500円、当日3000円
上演作品:「夢のとき」「壜」「巻貝」
作・演出・出演・制作:石崎一気
劇団ぷにぷにパイレーツは、写実と前衛を兼ね備えた手法で、人間の愚かさや滑稽さ、悲しさをデフォルメし印象的に表現する短編作品をオムニバス形式で上演しています。
今回の公演は、昨年1月の「天使の組曲」以来、およそ1年半ぶりとなる石崎一気の単独公演です。今回は、3本の一人芝居を上演いたします。どれも幻想的な作品なので、公演終了後、悪夢から醒めたような不思議な感覚に陥るはずです。普通の演劇では決して味わうことのできない、奇妙な味を満喫して頂けます。
本公演の会場「あかいくつ劇場」は、人形劇を中心とした児童文化活動の推進を目的として設置された、座席数147席の本格的設備を持つ劇場です。快適な環境の下、ご観劇頂けるはずです。横浜マリンタワーの並びにあり、日本郵船・氷川丸の斜め前になります。横浜中華街や山下公園の観光がてら、是非、遊びにいらして下さい。
なお、公演の性質上、小学生以下のお子様の入場はお断りしております。また、晩夏の公演のため、劇場内の冷房が寒く感じられる場合もございます。念の為、羽織るものをお持ち下さい。
この記事の更新日:2017年8月10日 07:56 | コメント(0) | トラックバック(0)
優秀なスタッフ
以前、「第35回公演"夢のあとに"のスタッフが足りない」と書きました。
ようやく、優秀なスタッフが見つかったんです。
いつも、"ぷにぷにパイレーツ"を応援して下さっていて、毎公演、会場まで足を運んで下さっている女性です。
普段は、別の団体で、真摯に演劇に取り組んでいらっしゃいます。
できれば"ぷにぷにパイレーツ"に移籍して頂きたいのですが、うちは弱小劇団なのでメリットがあまりないかも...。
とにかく、真面目な方に手伝って頂くことが決まって、ホッとしているところです。
スタッフ・ワークだけは、ちゃらんぽらんな人に任せるわけにはいきませんからね。
少数精鋭で、頑張っていきます!
この記事の更新日:2017年8月 9日 08:00 | コメント(0) | トラックバック(0)
「夢のとき」のご紹介
8月20日(日)の第35回公演「夢のあとに」の2本目に、「夢のとき」を上演します。
上演時間は、約13分です。
「夢のとき」は、セリフが一言もない無言劇です。
ストーリーもありません。
人間の潜在意識の流れを、象徴的に表現していきます。
ご覧になると、まるで悪夢を見ているかのような感覚に陥るはずです。
見る人によって受け取り方が異なる、いわば観客の"心の鏡"のような作品です。
でも、一貫したテーマもあり、決して難しくはないので、安心してご覧ください。
あなたは「夢のとき」を見て、悲しみを感じるのか?
恐怖を覚えるのか?
はたまた、笑ってしまうのか?
自分の心理のリトマス試験紙となる作品だと思います。
ぜひ、ご覧頂きたいと思います。
この記事の更新日:2017年8月 8日 08:21 | コメント(0) | トラックバック(0)
異様な空気感
汗をたらしながら、日々、「夢のあとに」の稽古に取り組んでいます。
自分の動きを鏡で見てチェックしたりしているのですが、自分でも時々、ハッとすることがあります。
僕の周りに、異様な空気感が漂っているんです。
僕の体を透明なゼリーのようなものが覆っていて、動くとそのゼリーにさざ波が立つような感じがするんです。
僕の肉体が動くというより、舞台空間全体が動いているイメージです。
僕の放つ"気"が、世界を覆いつくしていくような舞台です。
実際に過去にご覧頂いた方の多くが、「舞台が異常な緊張感に満ち溢れていた」とおっしゃっています。
こればかりは、いくら言葉で説明しても絶対に伝わりませんね。
是非、生で見て頂きたいと思います。
この記事の更新日:2017年8月 7日 07:57 | コメント(0) | トラックバック(0)