ぷにぷにパイレーツ

ブログ

「恋に恋して」まで1ヶ月弱


第40回公演「恋に恋して」まで、1ヶ月を切りました。
現在、出演者3人が、それぞれのレベル、それぞれのペースで、作品の完成を目指して頑張っています。
本番までにどこまでレベルアップできるかは分かりませんが、各自が最大値を発揮できるよう、努力を重ねていくつもりです。

今回の公演は、誰もが楽しめるバラエティに富んだものとなっています。
まず、オープニングでは、社会風刺落語「あたま穴」で大いに笑って頂きます。
続く「恋に恋して」では、甘酸っぱい恋の物語に、感動の涙を流すことになるでしょう。
そして、ラストの「走馬灯」では、前衛的なコンテンポラリー・アートを満喫して下さい。
内容だけでなく、表現のスタイルもまったく違う3作品となっています。
上演時間は70分ですが、沢山の公演を見たのと同じぐらいの満足感を味わえるはずです。
一般的な演劇に比べると、相当、分かりやすい公演だと思います。
夏の3連休の中日にあたる祝日「山の日」は、ぜひ、あかいくつ劇場にお越し下さい。

あらためて、公演情報をお知らせします。


●劇団ぷにぷにパイレーツ第40回記念公演「恋に恋して」

日にち:2019年8月11日(日・山の日)
開演時間:13:00(マチネ)、15:00(ソワレ)
開場時間:開演の30分前
上演時間:約70分を予定

会場:横浜人形の家・あかいくつ劇場
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町18
(みなとみらい線・元町中華街駅4番出口より徒歩3分)

料金:予約2500円、当日3000円

上演作品:「あたま穴」「恋に恋して」「走馬灯」
出演:脇坂浩司、松本美由紀、石崎一気
作・演出:脇坂浩司、石崎一気

本公演では、出演者全員がさらなるレベル・アップを目指して、大胆な挑戦を試みています。
3年ぶりに舞台復帰の脇坂浩司は、社会風刺落語「あたま穴」を自作自演。
看板女優・松本美由紀は、劇団史上、最高難度の一人芝居「恋に恋して」を上演。
座長・石崎一気は、たった一つの単純なモチーフだけで、中編のマイム作品「走馬灯」を構成。
いずれも自らの限界に挑む超実験的な作品です。
笑いあり、涙あり、芸術ありと、バラエティに富んだ内容となっています。

ご予約は、このHPの「公演予約」のボタンからお願いします。
公演日・8月11日は、3連休の中日にあたります。
皆様のご来場を、心よりお待ちしております。

地球が見えた!


おとといの日曜日、2週間ぶりに第40回公演「恋に恋して」の稽古を行いました。
ほとんどの時間を、松本美由紀の一人芝居「恋に恋して」に費やしました。
しかし、4時間ぶっ続けでは、松本の集中力と体力が持ちません。
毎回、2時間経ったところで、休憩を取ることにしています。
休憩時間をただボンヤリ過ごすのは勿体ない!
そこで今回、私・石崎のマイム作品「走馬灯」を、松本に見て貰うことにしました。
作・演出・出演を一人で行う場合、客観的な意見を聞くことが非常に重要なのです。

「走馬灯」は、まったくストーリーのない15分ほどの作品です。
松本は呆気にとられながらも、食い入るように僕の演技に見入っていました。
そして上演を終えると、堰を切ったように感想を話してくれました。
「これは芸術だ!」
「浮遊感が凄い!」
「自分が宇宙空間に漂っているように感じた!」
「地球が見えた!」
僕は、地球を表現したりしていないのですが...。

一方、さまざまな気付きも語ってくれました。
特に、舞台を見慣れていない人にとって難しい演出があることを指摘してくれたのは、ありがたかったですね。
言われてみれば、必要以上に不安を煽る可能性があるのは間違いありません。
そこで、若干の修正を加えることにしました。
一人で稽古していたら、絶対に気づかないことです。
こうして、厳しい意見を言ってくれるのは、本当にありがたいですね。

日々の稽古で、「走馬灯」は、どんどんブラッシュアップしています。
8月11日(日)の本番までに、どこまで完成度を高めることが出来るのでしょうか?
自分自身、楽しみで仕方ありません。

女優が演じる「恋に恋して」


8月11日(日)の第40回公演で、松本美由紀は「恋に恋して」という一人芝居を上演します。
この作品は、2013年夏の公演「ぷにぷに!夜想曲集」で初演されたものです。

「恋に恋して」は、とてもロマンチックな一人芝居です。
年老いた魔女が、恋に憧れるという物語です。
思い付いたアイディアがあまりに良かったので、一気呵成に書き上げた記憶があります。
しかし、当時、劇団に女優がいませんでした。
しかたないので、私・石﨑が魔女役を演じました。
老婆とはいえ、僕のようないかつい男が女役を演じるのは無理があります。
上演後、作品は大好評を博しましたが、「いつか女優さんで上演してみたい」と思い続けてきました。

ただ、この「恋に恋して」の演技は本当に難しいんです。
劇団で上演したセリフ劇の中では、最高難度といって間違いないでしょう。
数ヶ月間の稽古だけでは、とてもお客様にお見せすることはできません。
長期間に渡って、まめに稽古に参加してくれる女優さんの登場を、ずっと待ち望んでいました。
その点、松本美由紀は、この作品に最適でした。
真面目な性格なので、毎週きちんと稽古に参加してくれるだけでなく、毎日、自主稽古を続けてくれます。
メンタルが強いので、僕の厳しいダメ出しに挫けることなく、前向きに取り組んでくれます。
そして何より、この作品の魅力を、心から理解してくれているようなんです。
ですから、僕の想定以上に成長が早く、どんどん上手くなっています。
本番でどんな素晴らしい演技を見せてくれるか、本当に楽しみです。

6年前に僕の上演を見た方にも、ぜひ、松本が演じる「恋に恋して」をご覧頂きたいと思っています。
演出はもちろん、解釈が大きく変わっているところがあります。
見終わった後、なんとも甘酸っぱい思いが、あなたの胸に残ることをお約束します。

月別アーカイブ

カテゴリー